JPH10151942A - 空気調和装置のフィルタ装置 - Google Patents

空気調和装置のフィルタ装置

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JPH10151942A
JPH10151942A JP8313940A JP31394096A JPH10151942A JP H10151942 A JPH10151942 A JP H10151942A JP 8313940 A JP8313940 A JP 8313940A JP 31394096 A JP31394096 A JP 31394096A JP H10151942 A JPH10151942 A JP H10151942A
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JP
Japan
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filter
terminal
differential pressure
air conditioner
elastic body
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Application number
JP8313940A
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English (en)
Inventor
Yasuhito Ogawara
靖仁 大河原
Toshio Suzuki
登志雄 鈴木
Toshio Ohashi
利男 大橋
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部振動の影響を受けにくく、フィルタ取付
精度も要求されず、フィルタ目詰りの検出精度が良好
で、構造が簡単な小型軽量でコスト的にも有利な「空気
調和装置のフィルタ装置」を提供する。 【解決手段】 送風通路を構成するケース(14)内に設け
られた熱交換器(15)の前面又は背面に、フィルタ本体(1
9)及び当該フィルタ本体(19)を保持する枠体(18)からな
るフィルタ装置(17)を前記ケース(14)に着脱自在に取り
付けた空気調和装置において、前記フィルタ本体(19)が
目詰りすることにより生じる該フィルタ本体(19)の上流
側と下流側の差圧を検出する差圧検出器(20)を前記枠体
(18)に組み込んだことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に組
み込まれ塵埃等を除去するフィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空気調和装置あるいは家庭用の
空気調和装置(以下、空気調和装置と総称)は、空気中
の塵埃等をフィルタ装置により除去し、浄化した空気を
車室内あるいは室内に吹き出すようにしている。そし
て、このフィルタ装置が目詰りすると、これを定期的に
交換することになる。
【0003】このフィルタ装置の交換時期を知らしめる
手段として、従来から種々の装置が提案されている(例
えば、特開昭56−42043号、実開昭52−214
02号、実開昭62−50719号、実開平3−107
319号、実開平2−150017号)。
【0004】例えば、実開昭52−21402号のフィ
ルタ目詰り検出装置は、図7に示すように、送風通路1
を構成するケース2内にモータファン3が配設され、こ
のモータファン3の前面に支持板4を設け、当該支持板
4の中央部に案内棒5を配置するとともに当該案内棒5
にばね6により弾撥されたフィルタ7を取り付けたもの
である。
【0005】そして、フィルタ7に目詰りが生じると、
このフィルタ7が受ける動圧が増大し、これがばね6の
弾撥力に打ち勝つと、フィルタ7はモータファン3側に
移動することになり、フィルタ7の後面がマイクロスイ
ッチ8の作動片9を押圧し、当該マイクロスイッチ8の
発する電気信号によりフィルタ7の目詰りを検出するよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このフィル
タ7の目詰り検出手段は、フィルタ自体が摺動して作動
片9と接触するので、外部振動等によりフィルタ7が移
動すると、マイクロスイッチ8がオンし、警報を発する
等の誤作動が生じることがある。
【0007】このため、車両等のような振動する部分に
搭載することは好ましくなく、また、フィルタ7が円滑
に摺動するように構成するには、フィルタ部分に対して
取付精度が要求され、しかもフィルタが摺動するための
スペースも必要となり、省スペースを図る上からは不利
となる。
【0008】また、特開昭56−42043号、実開平
2−150017号、実開昭62−50719号などの
ように、フィルタを摺動させず、フィルタの前後の差圧
を検知して、フィルタの目詰りや寿命を知らせたりある
いは通過風量の低減を防止するようにしているものもあ
る。
【0009】しかし、これらフィルタ装置は、フィルタ
の前後の差圧を検知するに当たり、フィルタの周囲に差
圧検知用の部材を取り付ける必要があるため、フィルタ
の周辺部分が複雑な構造となり、装置が大型化し、コス
ト的に不利となる。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、外部振動の影響を受けにくく、フィルタ取付精度も
要求されず、フィルタ目詰りの検出精度が良好で、構造
が簡単な小型軽量でコスト的にも有利な空気調和装置の
フィルタ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の発明は、空気が流通する送風通路を構成す
るケース内に設けられた熱交換器の前面又は背面に、フ
ィルタ本体及び当該フィルタ本体を保持する枠体からな
るフィルタ装置を着脱自在に取り付けた空気調和装置に
おいて、前記フィルタ本体が目詰りすることにより生じ
る該フィルタ本体の上流側と下流側の差圧を検出する差
圧検出器を前記枠体に組み込んだことを特徴とする。
【0012】このようにすれば、フィルタ本体を支持す
る枠体に、差圧検出器を設けているので、フィルタ本体
は摺動せず、このためフィルタの取付精度を要求される
ことなく、取付誤差による検出精度のバラツキを防ぐこ
とができ、外部振動が生じてもその影響を受けにくい。
また、フィルタの枠体を利用するので、フィルタ周辺部
の構成が複雑化せず、小型軽量となり、コスト的にも有
利となる。
【0013】請求項2に記載の発明では、前記差圧検出
器は、前記枠体に設けられ空気が流通する通風孔が開設
された一対の支持板と、当該支持板間に組み込まれた弾
性変形し得る多孔質弾性体と、この多孔質弾性体の前記
空気の流れ方向上流側端部に取り付けられた第1端子
と、当該多孔質弾性体の前記空気の流れ方向下流側所定
位置に取り付けられた第2端子と、当該多孔質弾性体が
前記空気により所定量圧縮され前記第1端子と前記第2
端子が通電されると所定の表示をする表示回路とを備え
たことを特徴とする。
【0014】このようにすれば、フィルタ本体が目詰り
し、交換すべき状態となると、多孔質弾性体も目詰り状
態となり、空気の動圧により多孔質弾性体が圧縮され、
第1端子が第2端子に接触し、表示回路の警告ランプ等
を点灯し、フィルタ本体の交換時期を警告する。
【0015】請求項3に記載の発明では、前記多孔質弾
性体は、前記フィルタ本体と同程度の通気率を有するこ
とを特徴とする。
【0016】このようにすれば、フィルタ本体が目詰ま
り状態となると同時に、この差圧検出器が警告を出すこ
とになり、フィルタ本体の交換時期と差圧検出器が警告
を出す時期が一致し、フィルタ本体のメンテナンスを行
ないやすいものとなる。
【0017】請求項4に記載の発明では、前記差圧検出
器は、前記枠体より内方に向かって突出するように設け
られた支持板と、当該支持板に取り付けられた第2端子
と、この第2端子の空気の流れ方向上流側近傍に設けら
れ、前記フィルタ本体の一端部と連結された揺動部材
と、この揺動部材に固着され前記第2端子と接触通電可
能な第1端子と、前記フィルタ本体の前後で所定の差圧
が生じることにより前記揺動部材が揺動し前記第2端子
と第1端子が通電されると所定の表示をする表示回路と
を備えたことを特徴とする。
【0018】このようにすれば、フィルタ本体の変位を
直接感知できるので、フィルタの目詰まりの管理精度が
向上し、フィルタ本体のメンテナンスがさらに行ないや
すいものとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明による空気調和装
置の全体断面図、図2はフィルタ装置の斜視図、図3は
図2の差圧検出器部分を示す正面図、図4は図3の4−
4線に沿う拡大断面図、図5は本発明の他の実施の形態
を示す図2と同様の図、図6は図5における6−6線に
沿う拡大断面図である。
【0020】図1において、本実施形態の空気調和装置
10は、家庭用のもので、吸気口11と吹出口12とを
連絡する送風通路13をケース14内に形成している。
【0021】このケース14内には、熱交換器15と送
風ファン16が設けられ、熱交換器15の前面にはフィ
ルタ装置17がケース14に対して着脱可能に設けられ
ている。このフィルタ装置17は、図2に示すように、
枠体18内にフィルタ本体19が支持され、この枠体1
8の隅部に差圧検出器20が当該枠体18と一体に設け
られている。
【0022】この差圧検出器20は、図3,4に示すよ
うに、フィルタ本体19を流れる空気流の流れ方向と直
交する一対の支持板21,22を前記枠体18より所定
間隔aをもって突設するとともに当該支持板21,22
間に多孔質弾性体24を介装し、この支持板21,22
に同軸的に開設された通風孔21a,22aから流入す
る空気流中の塵埃等により多孔質弾性体24が目詰まり
すると、当該多孔質弾性体24が弾性変形して第1端子
25と第2端子26が導通し、表示回路27の表示部材
28、例えば警告ランプによりフィルタ本体19の交換
時期を知らせるようにしたものである。
【0023】つまり、フィルタ本体19に目詰り状態
を、差圧検出器20の多孔質弾性体24というフィルタ
本体19と同質で小型のものを用いて検知し、空気の流
通抵抗からしても、また装置の構成からあるいは作り勝
手等からしても問題のないフィルタの目詰り感知手段と
している。
【0024】したがって、フィルタの目詰りを感知する
多孔質弾性体24は、フィルタ本体19と同質のもの、
例えば、不織布等を使用することが好ましいが、より安
価に得られるものとしては発泡ウレタンが好ましく使用
される。また、ガラス繊維、パームやし、紙等のよう
な、ある程度弾性を有する多孔質材料も使用できる。
【0025】前記第1端子25は、多孔質弾性体24の
空気の流れ方向上流側端部に取り付けられた可動端子で
あり、当該多孔質弾性体24の外径よりも大きな外径を
有しており、中央に前記通風孔21aと同一の開口25
aが同軸的に開設されている。また、第2端子26は、
当該多孔質弾性体24の空気の流れ方向下流側端部に設
けられた固定端子であり、当該第2端子26は、ほぼU
字状をしたもので、先端部分が一部切除され離間したも
ので、端部が前記枠体18より外部に突出され、前記表
示回路27と接続されている。
【0026】これら両端子25,26は、当該多孔質弾
性体24が目詰まり状態となり、多孔質弾性体24が前
後の差圧により加圧され所定量圧縮変形すると、相互に
接触して、前記表示回路27の警告ランプ等の表示部材
28を点灯するようにしている。
【0027】ここにおいて、前記多孔質弾性体24とフ
ィルタ本体19とを同一の材料により構成すれば、つま
り、同程度の通気率を有するものにより構成すれば、フ
ィルタ本体19が目詰まり状態となると同時に、この差
圧検出器20が警告を出すことになり、フィルタ本体1
9の交換時期と差圧検出器20が警告を出す時期が一致
し、フィルタ本体19のメンテナンスを行ないやすいも
のとなるが、本発明は、必ずしもこのようにする必要は
なく、フィルタ本体19と異種の材料を用い、フィルタ
本体19の目詰まり状態よりも早めに警告を出すように
しても良く、またフィルタ本体19をより長期間使用す
る場合には、フィルタ本体19の目詰まり状態よりも遅
めに警告を出すようにしても良い。
【0028】次に、作用を説明する。送風ファン16に
より、外気が吸気口11からフィルタ装置17のフィル
タ本体19を通して熱交換器15に取り入れられると、
熱交換された冷風若しくは温風は、吹出口12から室内
等に吹き出される。
【0029】フィルタ本体19に目詰りが生じない初期
状態では、多孔質弾性体24もまだ目詰りせず、差圧検
出器20は作動しない。しかし、空気中の塵埃などによ
りフィルタ本体19に目詰りが生じると、フィルタ本体
19の上流側と下流側とで差圧が生じはじめる。特に、
フィルタ本体19と同程度の通気率を有する多孔質弾性
体24の場合には、フィルタ本体19の目詰りと同様の
目詰り状態となり、多孔質弾性体24は、次第に圧縮さ
れる。
【0030】上流側から流れてきた空気は、通風孔21
aを通り、目詰りが生じはじめた多孔質弾性体24内を
通るとき、当該多孔質弾性体24を下流側に圧縮すると
ともに一部空気は両支持板21,22間を通って側方に
逃げる。この圧縮に伴い、第1端子25が第2端子23
に向かって移動することになる。
【0031】そして、フィルタ本体19が、交換すべき
目詰り状態となると、多孔質弾性体24もほぼ同様な目
詰り状態となるので、通風孔21aを通る空気により多
孔質弾性体24が下流側に圧縮され、第1端子25が第
2端子23に接触し、表示回路27の警告ランプ等の表
示部材28を点灯し、フィルタ本体19の交換時期を知
らせることになる。
【0032】フィルタ交換は、フィルタ本体19が一体
となった枠体18全体を外部に取出し、新しいものに交
換する。この場合、差圧検出器20も一緒に取り出すこ
とになるが、当該差圧検出器20は、極めて簡単な構成
で枠体18に組み込まれているので、別途新たなフィル
タ装置17と交換しても多大な費用がかかることはな
く、しかも清潔にフィルタ交換ができる。ただし、場合
によっては、電源や表示部材28と、支持板21,22
や多孔質弾性体24とを接離可能とし、電源や表示部材
28は再利用するようにしても良い。
【0033】このように本実施の形態の差圧検出器20
は、フィルタ本体19の目詰り状態の感知を行なうに当
たり、フィルタ本体19が移動することはなく、所定間
隔aの支持板21,22間に設けられた多孔質弾性体2
4が両支持板21,22間内で圧縮作動されるのみであ
るため、検出精度が向上し、しかも別途検出手段を設け
る必要もないので、小型軽量化でき、またフィルタ装置
17全体も不必要に大型化することもない。
【0034】本発明は、上述した実施の形態のみに限定
されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々
改変することができるものである。例えば、上述した実
施の形態では、差圧検出器20は、多孔質弾性体24の
弾性変形を利用して目詰まり状態を感知するようにした
ものであるが、これのみでなく図5及び図6に示すよう
にしても良い。なお、図5及び図6においては、前記実
施の形態と同一機能を有する部材は同一符号を付してい
る。
【0035】この実施の形態では、フィルタ装置17を
構成する差圧検出器20が次のように構成されている。
すなわち、枠体18側には内方に向かって突出するよう
に一対の支持板30,31が設けられ、この両支持板3
0,31の内の下流側の支持板31には、固定端子であ
る第2端子26が固着されている。また、この両支持板
30,31間には、フィルタ本体19の一端部と連結さ
れ、枠体18に対して揺動可能な揺動部材32が配設さ
れ、当該揺動部材32には、第2端子26と接触通電可
能な可動端子である第1端子25が設けられている。な
お、この揺動部材32は、空気流の影響を受けて揺動し
ないように両支持板30,31内に位置するように設け
ることが好ましい。
【0036】そして、フィルタ本体19が目詰まりする
と、フィルタ本体19が空気流により下流側に向かって
多少変位することになり、揺動部材32が揺動し、第1
端子25と第2端子26が通電し、表示回路27の警告
ランプ等の表示部材28を点灯するようにしている。
【0037】また、前記実施の形態では、差圧検出器2
0を前記枠体18に一体に組み込んでいるが、必ずしも
一体組み付けでなくても良く、枠体18に対して差圧検
出器20を脱着自在としても良く、フィルタ本体19の
取付位置に関しても、必ずしも熱交換器15の前面でな
くても良く、背面側に設けても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明は、フィルタ本体を支持する枠体に、差圧検出器を
設けているので、フィルタ本体は摺動せず、フィルタの
取付精度を要求されず、外部振動が生じてもその影響を
受けにくい。また、フィルタの枠体を利用するので、フ
ィルタ周辺部の構成が複雑化せず、小型軽量となり、コ
スト的にも有利となる。
【0039】請求項2に記載の発明は、フィルタ本体が
交換すべき状態となると、多孔質弾性体も目詰り状態と
なるので、多孔質弾性体の圧縮変形により、フィルタの
交換時期が容易に分かる。
【0040】請求項3に記載の発明は、フィルタの目詰
まりと同時に差圧検出器が警告を出すので、フィルタ本
体のメンテナンスを行ないやすいものとなる。
【0041】請求項4に記載の発明は、フィルタの目詰
まりをフィルタ本体の変位により直接感知できるので、
フィルタの目詰まりの管理精度が向上し、フィルタ本体
のメンテナンスがさらに行ないやすいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による空気調和装置の全体断面図であ
る。
【図2】 同装置のフィルタ装置を示す斜視図である。
【図3】 図2の差圧検出器部分を示す正面図である。
【図4】 図3の4−4線に沿う拡大断面図
【図5】 本発明の他の実施の形態を示す図2と同様の
図である。
【図6】 図5における6−6線に沿う拡大断面図であ
る。
【図7】 従来の空気調和装置の断面図である。
【符号の説明】
13…送風通路、 14…ケース、 15…熱交換器、 17…フィルタ装置、 18…枠体、 19…フィルタ本体、 20…差圧検出器、 21,22…支持板、 21a,22a…通風孔、 24…多孔質弾性体、 25…第1端子、 26…第2端子、 27…表示回路、 30,31…支持板、 32…揺動部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気が流通する送風通路(13)を構成する
    ケース(14)内に設けられた熱交換器(15)の前面又は背面
    に、フィルタ本体(19)及び当該フィルタ本体(19)を保持
    する枠体(18)からなるフィルタ装置(17)を着脱自在に取
    り付けた空気調和装置において、 前記フィルタ本体(19)が目詰りすることにより生じる該
    フィルタ本体(19)の上流側と下流側の差圧を検出する差
    圧検出器(20)を前記枠体(18)に組み込んだことを特徴と
    する空気調和装置のフィルタ装置。
  2. 【請求項2】 前記差圧検出器(20)は、前記枠体(18)に
    設けられ空気が流通する通風孔(21a,22a)が開設された
    一対の支持板(21,22)と、当該支持板(21,22)間に組み
    込まれた弾性変形し得る多孔質弾性体(24)と、この多孔
    質弾性体(24)の前記空気の流れ方向上流側端部に取り付
    けられた第1端子(25)と、当該多孔質弾性体(24)の前記
    空気の流れ方向下流側所定位置に取り付けられた第2端
    子(26)と、当該多孔質弾性体(24)が前記空気により所定
    量圧縮され前記第1端子(25)と前記第2端子(26)が通電
    されると所定の表示をする表示回路(27)とを備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の空気調和装置のフィルタ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記多孔質弾性体(24)は、前記フィルタ
    本体(19)と同程度の通気率を有することを特徴とする請
    求項2に記載の空気調和装置のフィルタ装置。
  4. 【請求項4】 前記差圧検出器(20)は、前記枠体(18)よ
    り内方に向かって突出するように設けられた一対の支持
    板(30,31) と、当該支持板(30,31) の内の下流側の支持
    板(31)に取り付けられた第2端子(26)と、この第2端子
    (26)の空気の流れ方向上流側近傍に設けられ、前記フィ
    ルタ本体(19)の一端部と連結された揺動部材(32)と、こ
    の揺動部材(32)に固着され前記第2端子(26)と接触通電
    可能な第1端子(25)と、前記フィルタ本体(19)の前後で
    所定の差圧が生じることにより前記揺動部材(32)が揺動
    し前記第2端子(26)と第1端子(25)が通電されると所定
    の表示をする表示回路(27)とを備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の空気調和装置。
JP8313940A 1996-11-25 1996-11-25 空気調和装置のフィルタ装置 Withdrawn JPH10151942A (ja)

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