JPH10150548A - 画像入力装置及び画像処理システム - Google Patents

画像入力装置及び画像処理システム

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JPH10150548A
JPH10150548A JP8320930A JP32093096A JPH10150548A JP H10150548 A JPH10150548 A JP H10150548A JP 8320930 A JP8320930 A JP 8320930A JP 32093096 A JP32093096 A JP 32093096A JP H10150548 A JPH10150548 A JP H10150548A
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真也 園田
Ikuro Kinoshita
郁朗 木下
Koichi Omae
浩一 大前
Yoritsugu Hiraishi
順嗣 平石
Hitoshi Nakamura
仁 中村
Mitsuru Matsumura
満 松村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルカメラ等の画像入力装置において、
撮像した画像データ中に検出対象物が含まれているか否
かを検出できるようにすること 【解決手段】 被写体10をレンズ11,12を介して
CCD13上に結像させて撮像する。このとき、距離算
出部20を用いて計測した被写体と画像入力装置間の距
離と、ズームスイッチ18から得られるズーム量に基づ
いて拡大縮小率算出部22にて撮像した画像データの拡
大縮小率を求める。そして、画像データは、拡大縮小部
21に与えられ、そこにおいて拡大縮小率に基づいて辞
書24に記録された基準データと等倍の基準画像サイズ
に正規化し、認識部23にて辞書に記憶された基準デー
タとマッチングをとることにより、検出対象物か否かを
判定し、対象物の場合には、画像加工部14に検出信号
を送り、画像データを抹消したり、画質を劣化させる等
の加工を行った後、記録媒体15aに記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種のカメラ等の
画像入力装置及び画像処理システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年のフルカラー複写機等の画像形成装
置の開発により、複写画像の画質は原画像と肉眼では見
分けがつかないレベルにまで達し、係る忠実な複写が手
軽に得られるようになった。それにともない紙幣、有価
証券等の本来複写が社会的に禁止されているものの偽造
に悪用される危険性が増大すると考える必要があり、係
る危険性を未然に防止するための偽造防止装置が種々開
発されている(例えば特開平2−210481号公報に
開示された画像処理装置等)。
【0003】そして、これら各種の装置は、予め紙幣等
の複写禁止物に関する画像を登録しておき、入力画像中
に係る画像が含まれているか否かを認識判定(具体的な
認識手法は、種々開発されて異なる)するようになって
いる。そして、係る画像を認識した場合には、コピー紙
全面を黒く塗り潰して出力したり、或いは、複写処理自
体を停止するなど種々の複写禁止手段を採るようになっ
ている。
【0004】ところで複写機は、紙幣等の複写禁止物を
除き原稿台上に載置された物体(原稿)を忠実に原寸通
り或いは所定の倍率で複写出力することが原則であるた
め、仮に紙幣に似た画像(紙幣ではなく、法律的にも複
写可能な画像)が入力された場合には、紙幣ではないと
認識してそのまま通常の複写処理を行う必要がある。よ
って、認識判定を行う際の一致度(判定基準のしきい
値)は、必然的に高くなってしまう。
【0005】すると、複写機の変倍機能により縮小或い
は拡大して複写処理をすると、複写機本体側から画像処
理装置に与えられる画像データの大きさ(形状)が、予
め登録していた基準データ(等倍:変倍率100%)の
ものと異なるので、一致度が低下し、紙幣ではないと認
識されるおそれがある。
【0006】そして、その変倍率の偏差が数%〜10数
%程度では、本物の紙幣と直接対比して比較すればその
大きさが異なるためすぐにわかるが、偽造コピーされた
(大きさの異なる)もののみを単体で見た場合にはわか
りにくく、ましてや普段見慣れていない外国の紙幣など
ではなおさらとなる。
【0007】そこで、従来係る変倍に対応するための装
置として、例えば各変倍率に応じた基準パターンを複数
種用意しておき、実際の複写処理時に複写機本体から変
倍率情報を取得し、その取得した変倍率に応じた基準パ
ターンに基づいてマッチング処理をするようにしたもの
がある。
【0008】また、特開平6−237379に示すよう
に、変倍率情報に基づいて画像データに対して間引き処
理をし(拡大率が大きいものほど間引く数を増やす)、
間引き後の画像を一定の大きさになるようにし、その間
引き後の画像と基準パターンとのマッチングを図るよう
にしたものもある。これにより、比較対象の画像(間引
き後)の大きさが変倍率に関係なく一定となるので、基
準パターンも1種類用意すれば良くなる。そして、間引
き処理をする際の間引きパターンを、巡回型のシフトレ
ジスタを用いて生成するようにしている。
【0009】一方、最近ではプリンタ(カラープリン
タ)の解像度も向上し、また、パソコン等のコンピュー
タ及びそれに接続された画像入力装置の解像度も向上し
てきたことにともない、例えば画像入力装置で紙幣等を
読み取るとともにそれをパソコン内のメモリ(記録媒
体)に格納し、その後、係るメモリに格納された画像デ
ータをプリンタに出力することにより、紙幣,有価証券
等を偽造されるおそれがでてくる。
【0010】さらに、コンピュータに接続される高解像
度の画像入力装置としては、スキャナーと称される装置
が一般化されているが、最近では、CCDの高解像度化
並びに画像処理技術の向上により、デジタルスチルカメ
ラやデジタルビデオカメラの高画質化が進んでいる。そ
して、係るカメラは、コンピュータに接続することによ
って、そのカメラで撮像した画像データ(デジタル)を
容易にコンピュータに取り込むことができる。よって、
係るカメラで撮像した画像データをコンピュータに格納
し、そのコンピュータに接続されたプリンタを用いて用
紙にプリントアウトするような画像処理システムにおい
て、効果的な上記偽像等に対する対策を採る必要があ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た画像処理システムの場合には、以下に示す種々の理由
から、従来各種の対応策が採られている複写機における
偽造防止用の画像処理装置をそのまま適用することはで
きない。
【0012】すなわち、複写機の場合には、図1に示す
ように原稿を読み取る読取部1と読み取った画像を形成
し出力する画像形成部2とが同一の装置内に組み込まれ
ているため、複写処理をする場合には、まず原稿台にお
かれた原稿を読取部1にて読み取り、その読み取った画
像データを画像形成部2とともに認識部3に送り、リア
ルタイムで所定の認識処理を行い、原稿が複写禁止物等
の特定原稿と認識した場合には、上記した所定の複写禁
止処理を行うようになっている。なお、各部の動作は、
制御部4により制御されている。
【0013】そして、係る複写機を用いて偽造を行う場
合には、原稿台には偽造対象についての「本物」が置か
れることがほとんどである。そして、上記したように読
み取るとともに画像形成して出力することから、等倍で
複写したのか或いは変倍処理したのか、また、変倍の場
合には何%に拡大/縮小したのかの情報も複写機本体の
制御部4がわかっているので、認識部3は、係る情報を
制御部4から取得することにより、倍率に応じた認識処
理をすることができ、認識は容易かつ高精度で行うこと
が可能となる。
【0014】しかし、プリンタの場合には、出力する画
像データは、すでにコンピュータ等のメモリ内に格納さ
れているものの、その画像が元の原稿(被写体)に対し
て何%の状態になっているかがわからないため、上記し
たように変倍対応の認識処理により所定の画像が出力処
理中であることを認識することはできない。
【0015】さらに、画像入力装置として本発明が対象
とするカメラを用いた場合には、カメラと被写体(原
稿)までの物理的な距離や、ズーム機能を使用した場合
にはそのカメラの倍率によって、入力された画像データ
の拡大縮小率が変動し、しかも、取得した画像データの
拡大縮小率自体が不明であるので、正確な認識処理を行
うことができない。
【0016】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、各種のカメラを用いた画像入力装置を用いて取得し
た画像データであっても、最終的に特定パターンを有す
るものか否かを確実に認識・抽出することができ、禁止
すべき画像は正常な状態での出力を禁止し、通常の画像
は出力を許容することができるようにする画像入力装置
を提供することにある。さらに、画像入力装置・コンピ
ュータ・画像形成装置(プリンタ)のように独立した装
置間で画像データを転送した場合であっても、所定の装
置で正確に認識処理を行い画像データ中に特定パターン
を有するものを検出できる画像処理システムを提供する
ことも目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る画像入力装置では、被写体を撮像
する撮像手段(実施の形態では、「各レンズ11,12
及びCCD13」等により実現される)と、その撮像手
段を介して取得した画像データを外部装置(実施の形態
では、「パソコン」に対応する)に出力する手段(外部
インタフェース等)とを備えた画像入力装置において、
前記取得した画像データの画像サイズを検出するサイズ
検出手段(実施の形態では、「ズームスイッチ18,被
写体との距離算出部20,拡大縮小率算出部22」で実
現される)と、そのサイズ検出手段で求めた情報に基づ
いて前記画像データに所定の処理を行う画像処理手段と
を備えて構成した(請求項1)。
【0018】そして、前記サイズ検出手段における検出
アルゴリズムは各種のものを用いることができるが、一
例を示すと、例えば、被写体と画像入力装置間の距離
と、前記撮像手段におけるズーム量に基づいて拡大縮小
率を求めるようにすることができる(請求項2)。
【0019】サイズ検出手段により、撮像した画像デー
タの画像サイズ(元の原稿・被写体に対する倍率等)が
わかるので、被写体との距離等に関係なく特定パターン
との比較等が行える。
【0020】また、上記画像処理手段における具体的な
画像処理も各種のものを実現することができるが、一例
を示すと、前記画像データ中に特定パターンがあるか否
かの認識処理をするものとすることができる(請求項
3)。つまり、画像データの大きさ(画像サイズ)がわ
かっているので、辞書との比較も精度よく行うことがで
きるため、認識率も向上する。すなわち本発明では、画
像データの画像サイズを検出することができるので、画
像データ中の特定パターンの大きさもわかる。よって、
例えば領域抽出するエリア(大きさ)もほぼ過不足なく
設定でき、また基準データとの比較・認識・判定処理
も、画像サイズがわかっているため、使用する認識アル
ゴリズムも1つで済み、不要な情報が入り込む可能性が
可及的に抑制でき、確実に特定パターンを検出できると
ともに、誤検出・みすぎとなることがない。
【0021】そして、求めた画像サイズの情報に基づく
処理の具体例としては、例えば請求項4や5に示すもの
があり、それ以外でももちろんよい。一例としては、前
記画像処理手段は、基準画像サイズに対応する基準デー
タを記憶した辞書を備えるとともに、前記サイズ検出手
段から与えられる画像サイズ情報に基づいて、前記画像
データを前記基準画像サイズに正規化するとともに、そ
の正規化したデータと前記辞書(実施の形態では「辞書
24」)に格納された基準データとのマッチングをとる
ようにすることができる(請求項4)。これを実現した
のが、第1の実施の形態に詳しく説明されている。この
ように所定の基準画像サイズに正規化することにより、
基準データの種類を削減でき、メモリ容量が削減でき
る。
【0022】また、別の手段としては、異なる画像サイ
ズに応じた基準データを記憶した辞書(実施の形態では
「辞書24a〜24c」)を備えるとともに、前記サイ
ズ検出手段から与えられる画像サイズ情報に基づいて、
前記複数種類の中から使用する基準データを選択し、そ
の選択した基準データと、前記画像データとのマッチン
グをとるようにすることもできる(請求項5)。これを
実現したのが、第2の実施の形態に詳しく説明されてい
る。このように、基準データを複数種類備えた場合に
は、その分メモリの使用量は増えるものの、実際に使用
する基準データは、画像サイズがわかるので1つで済
み、認識率は低下しない。また、正規化する処理も不要
となるので、認識処理工程が削減される。
【0023】そして、上記の請求項3〜5に記載の認識
処理機能を有する前記画像処理手段の場合に、撮像した
前記画像データを加工する機能をさらに備え、前記認識
処理をした結果特定パターンがあると判断した場合に画
像データに対して所定の加工を行うようにするとよい
(請求項6)。この加工する機能は、実施の形態では、
画像加工部14により実現される。そして、ここで行う
加工としては、実施の形態で示したように、データ自体
を抹消・削除して出力させない場合と、画質の劣化等を
行い一目で偽物と分かるような状態に修正して出力する
場合等がある。このようにすると、外部装置側で再加工
等しても元の本物のような画像を再生することができ
ず、外部装置側で特に認識機能がなくても、偽造等を効
果的に防止できる。
【0024】なお、このように加工するのではなく、認
識結果(特定パターンがあるか否かの判断結果や、適合
度・類似度等)を対にして外部装置に出力するようにす
ることもできる。
【0025】一方、前記画像処理手段は、上記したよう
に認識処理を行うものに限られず例えば、前記サイズ検
出手段から与えられる画像サイズに関する情報を、前記
画像データに付加させるようにし(実施の形態では「拡
大縮小率挿入部26」で実現されている)、前記外部装
置に前記画像データを出力するに際し、前記付加された
情報を対にして出力するようにすることもできる(請求
項7)。これを実現したのが、第3の実施の形態に詳し
く説明されている。このようにすると、画像入力装置側
に付加する装置類が少なくなり、上記した認識機能を付
加したものに比べてコストの低下並びに小型化を図るこ
とができる。そして、係る構成の装置は、請求項8に規
定するような画像処理システムにおける入力装置として
使用されるのがよい。
【0026】また、本発明に係る画像処理システムで
は、上記した請求項7に記載の画像入力装置と、その画
像入力装置から出力される画像データを直接または他の
装置を介して受け取る外部装置とを有し、前記外部装置
は、画像データとそれについての画像サイズの情報を対
にして取得するとともに、前記画像サイズの情報に基づ
いて、前記画像データ中に特定パターンがあるか否かの
認識処理をする画像認識手段を備えて構成することであ
る(請求項8)。外部装置は、実施の形態ではパソコン
(図6)30に対応するが、プリンタであってもよい。
このようにすると、画像入力装置からは、撮像した画像
データとともに、その画像サイズに関する情報も併せて
転送されてくるので、請求項3〜5に記載の認識処理と
同様の理由により、精度よく認識処理をすることができ
る。
【0027】なお、画像処理手段や認識処理手段におけ
るマッチング処理は、パターンマッチング・テンプレー
トマッチングや特徴量を抽出しそれと比較する等の他、
各種の処理が行え、一般に認識処理等と称されるものも
含む。
【0028】また、各装置で取得される画像データ・画
像サイズ情報は、実施の形態で説明したように、その装
置に付随する記録媒体に一旦格納保持されるようにして
もよく、或いは格納することなく別の装置に転送出力を
するようにしてもよい。そして、装置に付随するとは、
装置内のメモリ・ハードディスク等のように内部に一体
化しているものと、外部の独立した記憶装置等も含む。
【0029】
【発明の実施の形態】図2は、本発明に係る画像入力装
置の第1の実施の形態としてのデジタルカメラの内部構
造を示している。同図に示すように、被写体10が、ズ
ームレンズ11,ピント調整レンズ12を介してCCD
13上に結像されるようになっている。
【0030】すなわち、ズームレンズ11は、モータ及
びそのモータの回転力を直進往復動に変換する動力伝達
系とを備えたズームレンズ調整機構16により、レンズ
を光軸方向に移動させてレンズ間距離を変えることによ
り所望のズーム量になるようにしている。そして、係る
ズーム量は、使用者が操作するズームスイッチ18から
送られる制御命令にしたがって決定される。
【0031】一方、ピント調整レンズ12は、モータ及
びそのモータの回転力を直進往復動に変換する動力伝達
系とを備えたピント調整機構19により、レンズを光軸
方向に移動させてレンズ間距離を変えることによりピン
トが合うようにしている。そして、被写体との距離算出
部20により、被写体10とカメラとの距離が自動計測
されるため、係る距離データに基づいては、ピントが合
うようになっている。そして、被写体との距離算出部2
0は、超音波を利用したり光学的な測量を用いたりして
実現される。
【0032】また、CCD13では、結像された画像を
電気信号に変換し、その電気信号を次段の画像加工部1
4に出力するようになっている。なお、図示するCCD
13のブロック内では、標本化,量子化,符号化等の各
種の画像処理を行い、RGBデジタルデータを生成する
機能も付加されており、係るデジタルの画像データが出
力されるようになっている。
【0033】そして、従来のデジタルカメラでは、CC
D13から出力される画像データを画像記録部15に与
えるようにしているが、本発明では、その途中に画像加
工部14を設け、係る画像加工部14を介して画像デー
タを画像記録部15に与えるようにしている。そして、
画像記録部15では、与えられた画像データを記録媒体
15aに格納するようになっている。なお、記録媒体1
5aとしては、メモリカードや、磁気テープ等が用いら
れる。
【0034】ここで、画像加工部14は、通常は与えら
れた画像データをスルーして画像記録部15に送るよう
にしているが、後述する認識処理の結果、被写体10が
複写等禁止物と判断された場合に、画像データを抹消し
たり、最終的に印刷されても複写物であることがわかる
ように画質を劣化させたり、「写し」等のマークを合成
する等の処理を行うようになっている。
【0035】さらに、上記の認識処理をする機能とし
て、本形態では以下のようになっている。つまり、CC
D13の出力を画像加工部14と並列的に拡大縮小部2
1に与え、そこにおいて与えられた画像データを所定の
変倍率(拡大縮小率)で拡大または縮小して所定の基準
画像サイズに変倍処理させた後、認識部23に送る。
【0036】そして、認識部23では、辞書24に格納
された検出対象である特定パターン等の複写禁止物の特
徴を読み出し、それと画像データ(基準画像サイズ)と
を比較し、撮像した画像データが複写等禁止物であるか
否かを判断する。そして、認識した結果複写等禁止物と
判断した場合には、検出信号を画像加工部14に送るよ
うになっている。なお、ここで行う認識処理は、パター
ンマッチング・テンプレートマッチングや特徴量を抽出
しそれと比較する等の他、従来用いられている各種のも
のを用いることができる。そして、この認識部23での
認識率を向上させるためには、辞書24に格納されたデ
ータと等倍或いはそれに近い大きさである必要があるの
で、上記した基準画像サイズは、係るデータと等倍にな
るような大きさである。従って、必ずしも原稿(本物)
の大きさと等倍になっているとは限らない。
【0037】そして、係る等倍になるように変倍処理を
する際の拡大縮小部21での拡大縮小率は、拡大縮小率
算出部22からの制御信号により決定される。すなわ
ち、この拡大縮小率算出部22は、上記した各レンズ1
1,12を動作させる基準となる、ズームスイッチ18
と被写体との距離算出部20に接続されている。そし
て、ズームスイッチ18からはズーム量が与えられ、ま
た被写体との距離算出部20からは被写体10とカメラ
との間の距離データを取得する。そして、係るズーム量
と距離データから、撮像して得られた画像データの倍率
(原稿の大きさに対する倍率)を求める。そして、係る
倍率を、拡大縮小部21に与え、拡大縮小部21では、
係る倍率に基づいて撮像した画像データの大きさを知る
ことができるので、その大きさが上記した辞書に対して
等倍になるように変倍処理をすることになる。
【0038】係る構成にすると、被写体10が複写等禁
止物の場合には、認識部23でそれを検知し、画像加工
部14に検出信号(制御信号)を送る。そして、画像加
工部14では、その信号に基づいて撮像された画像デー
タに対して所定の加工(削除,画質劣化処理等)を行う
ため、記録媒体15aに画像が記録されないか、仮に記
録されたとしても画質が劣化しているので、その後にコ
ンピュータを介してプリンターでプリントアウトして
も、一目で偽物とわかる。しかも、ズーム量と距離に基
づいて撮像した画像データの大きさ(倍率)がわかるた
め、精度よく基準画像サイズに変倍処理でき、1種類の
大きさ(基準画像サイズ)についての辞書のみでもって
高精度に認識処理をすることができる。
【0039】図3は、本発明に係る画像入力装置の第2
の実施の形態を示している。上記した第1の実施の形態
では、撮像した画像データを基準画像サイズに正規化す
ることにより、辞書24に格納するデータを1種類につ
き1サイズのデータを格納した辞書24を用いて比較す
ることにより、辞書として使用するメモリ容量の削減を
図るようにしたが、本実施の形態では、異なるサイズに
対応した辞書を複数用意しておき、撮像した画像データ
の大きさ・倍率にあった辞書を択一的に選択して使用す
るようにしている。
【0040】すなわち、CCD13の出力をそのまま基
準画像サイズに正規化することなく認識部23に与える
ようにしている。また、複数のサイズに応じた辞書24
a〜24cを用意している。つまり、撮像された画像デ
ータが拡大されている場合用の辞書(大)24aと、等
倍用の辞書(中)24bと、縮小されている場合用の辞
書(小)24cの3種類のサイズに応じたものを用意し
ている。それを辞書切替部25により択一的に選択し、
所定の辞書に格納したデータを認識部23に送るように
なっている。そして、辞書切替部25は、拡大縮小算出
部22から送られる倍率情報に基づいて切替制御するよ
うになっている。つまり、例えば拡大縮小算出部22で
求めた倍率がほぼ等倍の場合には辞書(中)24bを選
択することになり、拡大されている場合には辞書(大)
24aを選択し、縮小されている場合には辞書(小)を
選択するようになっている。
【0041】これにより、撮像された画像データを直接
認識処理をするため、第1の実施の形態のように画像デ
ータを拡大縮小する処理がないので、処理工程が削減さ
れてより高速かつ正確な処理が可能となる。但し、辞書
を複数用意することから、メモリ消費量が多く必要とな
る。また、設置する辞書数が少ないと、画像サイズとの
一致の度合いがずれるおそれがあるので、第1の実施の
形態のように基準画像サイズに正規化するほうが認識率
が向上する。なお、設置する辞書の数は任意であり、認
識率を向上させるためには、より多くの異なるサイズに
応じた辞書を用意すれば良い。なお、その他の構成並び
に作用効果は、上記した第1の実施の形態と同様である
ため、対応する部材に同一符号を付し、各部の詳細な説
明を省略する。
【0042】図4は、本発明に係る画像入力装置の第3
の実施の形態を示している。本実施の形態では、上記し
た各実施の形態と相違し、被写体が複写等禁止物である
か否かの認識処理は行わないようにしている。そして、
撮像した画像データに倍率(拡大縮小率)に関する情報
を対にして格納するようにしている。
【0043】つまり、CCD13の出力を拡大縮小率挿
入部26に接続する。またこの拡大縮小率挿入部26に
は、拡大縮小率算出部22の出力(拡大縮小率)も与え
られるようになっている。そして、撮像した画像データ
を一旦拡大縮小率挿入部26に与えることにより、ここ
において画像データに拡大縮小率算出部22で求めた拡
大縮小率データを加え、画像記録部15に与え、そこに
おいて画像データと拡大縮小率データとを関連づけた状
態で記録媒体15aに格納するようにしている。
【0044】そして、記録媒体15aに格納されるデー
タ構造としては、例えば図5に示すように先頭に大きさ
(x,y軸方向のドット数)と拡大縮小率を挿入し、そ
の後ろに通常の各色成分の画像データを格納するように
している。なお、係る拡大縮小率の挿入方法は、上記し
たように画像データの先頭等に独立して格納するように
しても良いが、例えば暗号化して画像データの中に紛れ
込ませるようにしても良い。そのようにすると、拡大縮
小率を直接修正することが困難となり、防犯上より好ま
しくなる。
【0045】このように画像データに拡大縮小率に関す
る情報を関連付けて格納し、それをコンピュータ側に転
送することにより、コンピュータ側では、デジタルカメ
ラから与えられた画像データであってもその倍率を知る
ことができるので、所定の認識処理を行うことができ
る。
【0046】図6は、係る認識処理を行うためのコンピ
ュータ(パソコン)30の一例を示しており、このパソ
コン30とプリンタ40並びに図4に示すデジタルカメ
ラにより画像処理システムが構築される。つまり、本画
像処理システムはデジタルカメラで被写体(原画像)を
撮像して得られた画像データに拡大縮小率を関連付けた
データを、そのデジタルカメラに接続されたパソコン3
0に対して転送され、そのパソコン30内の記録媒体に
格納される。そして、記録媒体に格納された画像データ
は、パソコン30に接続されたプリンタ40に出力さ
れ、そこにおいて所定の用紙に画像形成されてプリント
アウトされる。
【0047】また、出力される画像は、パソコン30に
与えられた画像(記憶装置に格納された画像)をそのま
ま出力する場合もあるし、パソコン30にて各種の画像
処理を行い加工されている場合もある。さらに、各装置
間は直接ケーブルで接続される場合はもちろんのこと、
各種の通信回線を介して接続される場合もある。また、
画像データの転送は、上記の他に各種の記録媒体(F
D,MO等)を介して行われることもある。
【0048】そして、本発明との関係におけるパソコン
30の内部構造は、図6に示すようにデジタルカメラか
ら送られる転送フレームに基づいて画像データ+拡大縮
小率に関する情報を記録媒体31aに記録するようにし
ており、この記録媒体31aに格納されたデータを画像
読み出し部31にて読み出し可能となっている。
【0049】そして、画像読み出し部31にて読み出さ
れた画像データは、画像加工部32と拡大縮小部33に
与えられるようになっている。また、記録媒体31aに
格納された拡大縮小率に関する情報は、拡大縮小率読み
出し部34で読み出され、拡大縮小部33に与えられる
ようにしている。そして拡大縮小部33では、与えられ
た拡大縮小率に基づいて出力しようとする画像データを
拡大または縮小して基準画像サイズに正規化し、認識部
35に与えるようになっている。
【0050】そして、認識部35では、辞書36に格納
された基準データと正規化された画像データとを比較
し、複写等禁止物であるか否かを判断する。そして、複
写等禁止物であると判断した場合には、画像加工部32
に対して検出信号を出力する。すると画像加工部32で
は、出力を停止したり、画質を劣化させたり、一部また
は全部を黒等の色で塗り潰したり、「写し」等のマーク
を合成する等の所定の複写禁止処理を行う。一方、認識
部35から検出信号が与えられない場合には、与えられ
た画像データをそのままスルーする。そして、画像加工
部32の出力は、次段のプリンタインタフェース部37
を介してプリンタ40に転送され、そこにおいて所定の
用紙に印刷されてプリントアウトされる。
【0051】なお、上記した認識するための構成は、第
1の実施の形態と同様のものを用いているが、第2の実
施の形態のように複数の辞書を設けるとともに、読み出
した拡大縮小率に応じて使用する辞書を切り替えるよう
にし、基準画像サイズに正規化する処理を省略するよう
にしてももちろんよい。また、係る認識処理は、プリン
タ40側で行うようにしてももちろんよい。
【0052】また、上記した各実施の形態では、いずれ
もデジタルカメラ内で記録媒体に一旦画像データ等を格
納するようにしたが、本発明は必ずしも係る構成は必須
ではなく、デジタルカメラで撮像した画像データ(画質
の劣化等の加工や、拡大縮小率の追加等を行うことはあ
る)を記録媒体に格納することなく直接パソコン側に転
送するようにしてももちろん良い。
【0053】また、上記した実施の形態では、デジタル
カメラとしたが、これは静止画を撮るためのデジタルス
チールカメラでも動画を撮るためのデジタルビデオカメ
ラでも基本的には同様の構成を採用できる。もちろんデ
ジタルビデオカメラの場合には、音声を取得・記録する
構成は必要となる。また、デジタルではなく、アナログ
方式のカメラにももちろん適用できる。
【0054】さらにまた、デジタルカメラ等において
は、ピント調整レンズを制御するピント調整機構19
が、上記した各実施の形態のように、被写体との距離を
測定し、それに基づいて制御するものではなくCCD出
力を受けて撮像された画像データの像の周波数成分を検
知し、ピントが合うほど高周波になることを利用してオ
ートフォーカスさせる構造のものもある。係る場合に
は、デジタルカメラ自体としては距離測定を行うための
センサが実装されていないタイプもあるが、その場合に
は、別途距離データを取得するためのセンサ(上記実施
の形態の被写体との距離算出部に相当するもの)を設
け、その測定結果に基づいて拡大縮小率を求めるように
すれば良い。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る画像入力装
置及び画像処理システムでは、各種のカメラを用いた画
像入力装置を用いて取得した画像データであっても、そ
の撮像した際に、その画像データについての画像サイズ
の情報も検出するようにしたため、係る情報に基づいて
所定の画像処理を行うことにより、最終的に特定パター
ンを有するものか否かを確実に認識・抽出することがで
きる。その結果、禁止すべき画像は出力禁止し、通常の
画像は出力を許容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の複写機に仮想処理装置(認識部)を実装
した例を示す図である。
【図2】本発明に係る画像入力装置の第1の実施の形態
を示す図である。
【図3】本発明に係る画像入力装置の第2の実施の形態
を示す図である。
【図4】本発明に係る画像入力装置の第3の実施の形態
を示す図である。
【図5】記録媒体に格納されるデータ構造の一例を示す
図である。
【図6】本発明に係る画像処理システムを構成するパソ
コンの内部構造を示す図である。
【符号の説明】
10 被写体 11 ズームレンズ 12 ピント調整レンズ 13 CCD 14 画像加工部 15 画像記録部 15a 記録媒体 16 ズームレンズ調整機構 18 ズームスイッチ 19 ピント調整機構 20 被写体との距離算出部 21 拡大縮小部 22 拡大縮小率算出部 23 認識部 24,24a〜24c 辞書 26 拡大縮小率挿入部 30 パソコン 31 画像記録部 31a 記録媒体 32 拡大縮小率読み出し部 33 拡大縮小部 35 認識部 26 辞書
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平石 順嗣 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 中村 仁 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 松村 満 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像する撮像手段と、その撮像
    手段を介して取得した画像データを外部装置に出力する
    手段とを備えた画像入力装置において、 前記取得した画像データの画像サイズを検出するサイズ
    検出手段と、 そのサイズ検出手段で求めた情報に基づいて前記画像デ
    ータに所定の処理を行う画像処理手段とを備えたことを
    特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 前記サイズ検出手段は、被写体と画像入
    力装置間の距離と、前記撮像手段におけるズーム量に基
    づいて拡大縮小率を求めるものであることを特徴とする
    請求項1に記載の画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段は、前記画像データ中
    に特定パターンがあるか否かの認識処理をするものであ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の画像入力
    装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段は、基準画像サイズに
    対応する基準データを記憶した辞書を備えるとともに、 前記サイズ検出手段から与えられる画像サイズ情報に基
    づいて、前記画像データを前記基準画像サイズに正規化
    するとともに、その正規化したデータと前記辞書に格納
    された基準データとのマッチングをとるようにしたもの
    であることを特徴とする請求項3に記載の画像入力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記画像処理手段は、異なる画像サイズ
    に応じた複数種類の基準データを記憶した辞書を備える
    とともに、 前記サイズ検出手段から与えられる画像サイズ情報に基
    づいて、前記複数種類の中から使用する基準データを選
    択し、その選択した基準データと、前記画像データとの
    マッチングをとるようにしたものであることを特徴とす
    る請求項3に記載の画像入力装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理手段が、前記認識処理をし
    た結果特定パターンがあると判断した場合に、撮像した
    前記画像データを加工する機能をさらに備えたことを特
    徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の画像入力
    装置。
  7. 【請求項7】 前記画像処理手段は、前記サイズ検出手
    段から与えられる画像サイズに関する情報を、前記画像
    データに付加させるようにしたものであり、 前記外部装置に前記画像データを出力するに際し、前記
    付加された情報を対にして出力するようにしたことを特
    徴とする請求項1または2に記載の画像入力装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像入力装置と、その
    画像入力装置から出力される画像データを直接または他
    の装置を介して受け取る外部装置とを有し、 前記外部装置は、画像データとそれについての画像サイ
    ズの情報を対にして取得するとともに、 前記画像サイズの情報に基づいて、前記画像データ中に
    特定パターンがあるか否かの認識処理をする画像認識手
    段を備えたことを特徴とする画像処理システム。
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