JPH10150492A - 障害管理装置 - Google Patents

障害管理装置

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Publication number
JPH10150492A
JPH10150492A JP8307747A JP30774796A JPH10150492A JP H10150492 A JPH10150492 A JP H10150492A JP 8307747 A JP8307747 A JP 8307747A JP 30774796 A JP30774796 A JP 30774796A JP H10150492 A JPH10150492 A JP H10150492A
Authority
JP
Japan
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message
patch
exchange system
analysis
problem management
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8307747A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ichikawa
浩 市川
Tsutomu Sawada
勉 沢田
Mitsuo Yamamoto
光男 山本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH10150492A publication Critical patent/JPH10150492A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遠隔地に散在する交換局の交換機システム等が
出力するメッセージ情報を収集する障害管理装置に関
し、現局交換機システムに障害が発生した場合、自動的
に問題管理システムで障害情報が登録され、解析担当者
が自動的に割り当てられるようにし、且つ問題管理者が
現局交換機システムでのパッチ実行状況を把握できるよ
うにする。 【解決手段】問題管理システム4が、現局交換機システ
ム1又は集中保守交換機システム2から受信したメッセ
ージ情報に応じて問題管理処理を行い、その処理結果を
データベースに登録する。また、解析グループ又は解析
担当者も自動的に割り当てられる。さらには、問題管理
者は現局交換機システム1又は集中保守交換機システム
2でのパッチ実行状況も把握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は障害管理装置に関
し、特に遠隔地に散在する交換局の交換機システム等が
出力するメッセージ情報を収集する障害管理装置に関す
るものである。
【0001】交換局の交換機システム(以下、現局交換
機システムと称する)等においては、常にシステムファ
イルの機能追加が行われており、このシステムファイル
にソフトバグが有った場合は、当面の対処方法としての
パッチをシステムファイルに提供するとともにソースモ
ジュールを修正し次版の提供にソースで対処可能とする
必要がある。
【0002】
【従来の技術】従来の障害管理装置においては、現局交
換機システムのシステムファイルに障害が発生すると、
交換局から集中保守交換機システム(集中保守センタ
ー)を介して問題管理者に連絡し、その問題管理者が問
題管理システムに登録する。
【0003】そして、登録された障害を解析担当者に依
頼するとき、問題管理者は、登録された問題の内容から
判断し、解析担当者を割り当てていた。
【0004】また、解析担当者が問題を解析した後、パ
ッチを集中保守交換機システムに送付すると集中保守交
換機システムにおいてパッチを確認した後、パッチを交
換局に送付し、交換局で投入する。交換局でのパッチ投
入状況については、集中保守交換機システムまでは通知
されるが、問題管理システムまでは通知されないように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
障害管理装置における問題管理システムでは、次のよう
な問題点があった。
【0006】現局交換機システムにおいて障害が発生す
ると、現局交換機システムから問題管理者に連絡し、問
題管理者が障害情報を手入力で登録しているため、登録
漏れがある。
【0007】また、問題管理者が、登録された障害の内
容を参照して解析担当者を割り当てているため、障害が
発生してから問題管理システムに登録され、解析依頼さ
れるまでに時間がかかり、交換局において発生した障害
の対処が遅れる。
【0008】さらに、パッチを現局交換機システムで投
入後、投入したことを示すメッセージは、集中保守交換
機システムまでは、送付されるが問題管理システム(問
題管理者) までは通知されないので、問題管理者は現局
交換機システムでのパッチの投入状況(パッチ投入済/
未) を把握することができない。
【0009】したがって本発明は、現局交換機システム
に障害が発生した場合、自動的に問題管理システムでは
障害情報がファイル単位に登録され、解析担当者が自動
的に割り当てられるようにし、且つ問題管理システムで
のパッチ実行状況を把握できるようにすることを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る障害管理装置は、現局交換機システム
が集中保守交換機システムに接続され、該集中保守交換
機システムに通信回線を介して問題管理システムが接続
された障害管理装置であって、該現局交換機システム
が、メッセージ情報を該集中保守交換機システムへ送信
する送受信部を有し、該集中保守交換機システムが、該
現局交換機システムからの該メッセージ情報を該通信回
線を介して該問題管理システムへ送信するメッセージ送
受信部を有し、該問題管理システムが、該集中保守交換
機システムから受信した該メッセージ情報に応じて問題
管理処理を行う問題管理処理部と、該問題管理処理部に
よる処理結果を登録する問題管理データベースと、を有
することを特徴としたものである。
【0011】上記の集中保守交換機システムに、自局の
メッセージ情報を該問題管理システムに送信する送受信
部を設けることができる。
【0012】また、上記の問題管理データベースは、該
メッセージ情報が障害情報であるとき、その障害情報に
対応したメッセージ番号に対する解析グループ又は解析
担当者を記憶しており、該問題管理処理部が、該データ
ベースを参照して該メッセージ番号に対応した該解析グ
ループ又は解析担当者を割り当てて電子メールにより該
解析担当者に知らせるとともに各解析グループ又は解析
担当者別に解析中の問題管理件数を該データベースに登
録し、該問題管理件数が一定値を越えたときは他の解析
担当者を割り当てることができる。
【0013】さらに、上記のメッセージ情報は該現局交
換機システムから送信されたものであり、該問題管理処
理部が、問題解析の結果、パッチ対処が必要な場合に作
成されたパッチ関連情報を該データベースに登録すると
ともに該当する現局交換機システムに送信し、該現局交
換機システムは、該パッチ関連情報を受けてパッチを実
行するパッチ実行部を有し、該パッチ実行部が該パッチ
を実行したときにパッチ実行メッセージが該送受信部よ
り送信され、該パッチ実行メッセージを該集中保守交換
機システムを介して受信した該問題管理処理部が、該デ
ータベースに該パッチが実行された現局交換機システム
の局名を登録することができる。
【0014】また、上記のメッセージ情報は該集中保守
交換機システム自体から送信されたものであり、上記の
問題管理処理部は、問題解析の結果、パッチ対処が必要
の場合に作成されたパッチ関連情報を該データベースに
登録するとともに該当する集中保守交換機システムに送
信し、該集中保守交換機システムは、該パッチ関連情報
を受けてパッチを実行するパッチ実行部を有し、該パッ
チ実行部が該パッチを実行したときにパッチ実行メッセ
ージが該送受信部より送信され、該パッチ実行メッセー
ジを受信した該問題管理処理部が、該データベースに該
パッチが実行された集中保守交換機システム名及び現局
交換機システムの局名を登録することができる。
【0015】さらに、上記のメッセージ情報は、該現局
交換機システム又は該集中保守交換機システムの局名と
システムファイル名とメッセージ番号とメッセージ内容
とを含んでおり、該データベースが、システムファイル
名と局名との対応テーブルと、該メッセージ番号とメッ
セージ種別との対応テーブルと、該局名とシステムファ
イル名とメッセージ番号とをロギングするための障害情
報ロギングエリアと、各システムファイルに対する局名
と該解析グループ又は解析担当者と問題原因と解析結果
とを含む問題管理票を登録するテーブルと、各システム
ファイルに対する該解析結果のパッチ対応テーブルと、
パッチ投入済局管理テーブルと、を含むことができる。
【0016】また、上記のメッセージ情報は、障害メッ
セージとパッチ実行メッセージとIPL(イニシャル・
プログラム・ローディング)メッセージとを含んでお
り、該問題管理データーベースは、該メッセージ情報が
IPLメッセージ情報であるとき、そのIPLメッセー
ジ情報に対応する局名及びファイル版数を記憶してお
り、該問題管理処理部が該データベース参照して該ファ
イル版数に対応した局名をファイル局名対応テーブルに
登録することができる。
【0017】上記の本発明の動作原理を図1を参照して
説明する。現局交換機システム1の送受信部11からメ
ッセージ情報として障害メッセージ、IPLメッセー
ジ、又はパッチ実行メッセージが送信されるが、障害が
発生した時、送受信部11により、障害を示すメッセー
ジ情報としてのメッセージ番号が集中保守交換機システ
ム2に送信される。
【0018】集中保守交換機システム2では、送受信部
21により、該メッセージ情報を受信し、さらに通信
回線3を介して問題管理システム4に転送する。
【0019】これは、集中保守交換機システム2の送受
信部21から発信されるメッセージ情報についても同
様である。
【0020】問題管理システム4における問題管理処理
部41では、メッセージ番号を判別し、障害メッセージ
であれば、問題管理データベース42に予め用意したテ
ーブルから解析グループ又は解析担当者a,b,…,n
を自動的に割り当て、そして電子メールで通知する。
【0021】これにより、現局交換機システム1又は集
中保守交換機システム2において障害が発生したとき、
問題管理システム4の問題管理データベース42に自動
的に登録されると同時に解析グループ又は解析担当者も
問題管理システム4において自動的に割り当てられるの
で、障害発生から解析依頼までにかかる時間が短縮され
る。
【0022】解析グループ又は解析担当者が障害を解析
した結果、パッチが必要なら、問題管理システム4から
集中保守交換機システム2の現局パッチ送信部22を経
由して現局交換機システム1又は集中保守交換機システ
ム2自体にパッチ関連情報を送付する。現局交換機シ
ステム1又は集中保守交換機システム2のパッチ実行部
12,23では、現局交換機システム1又は集中保守交
換機システム2においてパッチを実行する。
【0023】現局交換機システム1のパッチ実行部12
又は集中保守交換機システム2のパッチ実行部23でパ
ッチを実行するとパッチ実行メッセージが問題管理シ
ステム4に送信される。
【0024】そして、問題管理システム4におけるデー
タベース42においてパッチ実行結果が自動登録される
こととなる。
【0025】したがって、現局交換機システム1又は集
中保守交換機システム2でのパッチ投入状況が問題管理
システムに送付されることにより、問題管理者が、現局
交換機システムでのパッチ投入状況を把握することが可
能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】図2及び図3は、図1に示した本
発明に係る障害管理装置における問題管理システム4の
構成例を示したもので、問題管理処理部41は、ファイ
ル出荷時局名追加手段411と、メッセージ判定手段4
12と、IPL実施時ファイル版数設定手段413と、
メッセージロギング手段414と、解析グループ割当手
段415と、解析担当者割当手段416と、未回答問題
管理(以下、問管と略称する)件数判定手段417と、
問管登録手段418と、解析依頼通知手段419と、問
管受信手段4110と、回答入力手段4111と、パッ
チ情報入力手段4112と、パッチ情報送信手段411
3と、パッチ投入状況管理手段4114と、回答通知手
段4115とで構成されている。
【0027】また、問題管理データベース42は、ファ
イル−局名対応テーブル421と、ロギング対象メッセ
ージテーブル422と、障害情報ロギングエリア423
と、メッセージ番号−解析グループ対応テーブル424
と、メッセージ番号−解析担当者対応テーブル425
と、解析者毎の未回答問管件数管理テーブル426と、
ファイル−問管対応テーブル427と、解析者毎のメー
ルアドレス管理テーブル428と、未回答問管テーブル
429と、ファイル−パッチ対応テーブル4210と、
パッチ投入済局管理テーブル4211とで構成されてい
る。
【0028】次に、このような問題管理システム4にお
ける問題管理処理動作について図4〜図20を参照して
順を追って説明する。
【0029】(1)まず、現局交換機システム1にシス
テムファイルを出荷時、問題管理システム4に居るファ
イル管理者は問題管理システム4のファイル出荷時局名
追加手段411により、ファイル−局名対応テーブル4
21に出荷したファイル版数を手入力する(図4)。
【0030】ここでシステムファイルについて説明す
る。図5に示す如く、システムファイルSFはソースモ
ジュールSMをコンパイル/アセンブルしてオブジェク
トモジュールOMを作成し、このオブジェクトモジュー
ルOMをさらにリンケージしてロードモジュールLMを
システムファイルとして作成し、現局交換機にIPLさ
れるものである。
【0031】すなわち、システムファイルSFは図6に
示すように複数のグループA〜Cでソフトの開発を行っ
ており、各グループのソースモジュールを統合して、シ
ステムファイルSFが作成されている。システムファイ
ルSFは、ファイル識別子とファイル版数で構成されて
いる。
【0032】データベース42での管理単位は、ファイ
ル識別子単位に行われ、システムファイルABC001
版に機能追加を行った場合、ABC002版として公開
する。
【0033】したがって、システムファイルSFにソフ
トバグが有った場合は、当面の対策として、システムフ
ァイルSFにパッチを提供すると同時にソースモジュー
ルSMを修正し次版の提供にソースで対処可能とする。
【0034】図7においては、最新ファイルABC00
3版が局名6,7,8で運用されていることを示し、局
1,2,3及び局4,5は、将来ABC003版のファ
イルを入れ換えることになる。
【0035】(2)システムファイルABC003版
が、局名1の現局交換機システムでIPLが実施される
と、局名1より、集中保守交換機システム2及び通信回
線3経由で問題管理システム4に、局名(局名1)とシ
ステムファイル版数(ABC003版)情報が送信され
る(図8)。問題管理システム4のIPL実施時、ファ
イル版数設定手段413により、ファイル版数を設定す
る。
【0036】問題管理システム4は、図9に網掛け部分
で示すように、ファイルABC001テーブルより局名1を削
除し、ファイルABC003に局名1を追加する。
【0037】このように、問題管理システム4では、常
時、どの局が何版のファイルで運用しているかを把握し
ている。
【0038】(3)現局交換機システム1において障害
が発生すると、集中保守交換機システム2経由で問題管
理システム4にメッセージ情報としての障害メッセージ
と解析補助データが送信される(図10)。
【0039】メッセージ判定手段412は、該メッセー
ジ情報が障害メッセージであることを判定し、メッセー
ジロギング手段414により障害情報ロギングエリア4
23に障害メッセージと解析補助データを格納する。
【0040】ここで、メッセージ情報は、図11に具体
例が示されているように、局名とメッセージ番号とファ
イル名と障害メッセージタイトルと日付及び時刻と解析
補助情報とで構成されている。
【0041】この例では、局名1で障害(MSGNO.202)が
発生すると、集中保守交換機を経由して問題管理システ
ムに上記障害メッセージが送信されて来る。
【0042】問題管理システム4は、図10に示したロ
ギング対象メッセージテーブル422を参照し、MSGNO.
202 が障害メッセージであることを認識すると、障害情
報ロギングエリア423に障害メッセージをロギングす
ると同時に, 該当するファイルに問題管理票として登録
する。既に問管番号2まで登録されている場合は、問管
番号3として新規に登録する(図12)。
【0043】(4)解析グループ割当手段415は、障
害情報ロギングエリア423の障害についてメッセージ
番号−解析グループ対応テーブル424を参照し解析グ
ループを自動的に割り当てる(図13)。
【0044】(5)或いは解析担当者割当手段416
が、メッセージ番号−解析担当者対応テーブル425を
参照して解析担当者を割り当てる(図13)。
【0045】すなわち、図12に示したように新しい問
管番号3(MSGNO.202)が登録されると、問題管理システ
ム4は、MSGNO.202 をキーワードにしてメッセージ番号
−解析グループ対応テーブル424で解析グループ”
A”を決定すると同時に、メッセージ番号−解析担当者
対応テーブル425により担当者1,2 を解析可能担
当者と認識する。
【0046】(6)未回答問管件数判定手段417は、
解析者毎の未回答問管件数管理テーブル426を参照し
て解析担当者に割当てられている未回答問管数を集計す
る(図13)。未回答問管数が一定数以上のときは、メ
ッセージ番号−解析担当者対応テーブル425を参照し
他の解析担当者に割り当てる。
【0047】すなわち、解析者毎の未回答問管件数管理
テーブル426により担当者1の解析中問管件数をチェ
ックし(図14)、一定値以下の場合は、そのまま解析
担当者として割り付け、解析中問管件数を更新(+1)
する。一定値以上の場合は、担当者2の問管件数をチェ
ックし、一定値以下の場合は、解析担当者として割り付
け、解析中問管件数を更新(+1)する。全担当者が一
定値以上の問管を割付られている場合は、問題管理シス
テムよりアラームを出してもよい。
【0048】(7)解析担当者が決定されると問管登録
手段418により、障害情報がファイル−問管対応テー
ブル427に問題管理票が自動的に登録される(図1
2)。この時、解析者毎の未回答問管件数カウンタが更
新(+1)される(図15)。
【0049】(8)解析依頼通知手段419により、解
析者毎のメールアドレス管理テーブル428を参照し、
解析担当者に電子メールで問題管理票を送付する(図1
6)。
【0050】例えば問題管理票の解析担当者が”担当者
1”に決定されると、解析者毎の電子メールアドレス管
理テーブル428より担当者1のメールアドレス情報を
求め、担当者1に通信回線3を経由して問題管理情報を
メールする。
【0051】(9)解析担当者が問管受信手段4110
によりファイル−問管対応テーブル427を参照する
と、未回答問管テーブル429の内容が画面上に表示さ
れる。解析担当者は、未回答の問題管理票について回答
入力手段4111により回答を手入力する(図17)。
【0052】この時、未回答問管件数判定手段417に
より、解析担当者の未回答問管件数カウンタが更新(−
1)される(図17)。回答通知手段4115により、フ
ァイル管理者に回答したことを通知する電子メールが送
付される。
【0053】(10)解析担当者が問題解析した結果、
パッチ対処が必要な場合は、パッチを作成し、パッチ情
報入力手段4112により、ファイル−パッチ対応テー
ブル4210にパッチとファイルとの対応関係をパッチ
アドレステーブルを形成することによりパッチ内容テー
ブルに登録し(図18)、問管番号によりファイル−問
題管理票対応テーブル427(図12)とリンクさせ
る。
【0054】この結果、どの局のシステムファイルがパ
ッチ処理を必要としているかが分かるようになってい
る。
【0055】パッチ情報送信手段4113により、問題
管理システム4から集中保守交換機システム2にパッチ
関連情報 (パッチ情報、確認手順書、パッチ投入局名リ
スト) を送信する(図19)。
【0056】集中保守交換機システム2において、パッ
チ関連情報を参照し、該当する現局交換機システム1に
パッチを送信する。集中保守交換機システム2用のパッ
チであれば、集中保守交換機システム2でパッチを実行
する。
【0057】(11)現局交換機システム1において、
パッチを受信後、パッチを実行する。パッチを実行した
ことを示すメッセージは集中保守交換機システム2経由
で問題管理システム4に送信される。
【0058】すなわち、図7において、局名1で問題が
発生しシステムファイルABC001にパッチが登録さ
れると、問題管理システム4は、該当パッチを局1,
2,3に対し、パッチを転送し、実行結果を管理する。
【0059】同様に局名7で問題が発生しシステムファ
イルABC003にパッチが登録されると、問題管理シ
ステム4は、該当パッチを局6,7,8に対し、パッチ
を転送し、実行結果を管理する。
【0060】問題管理システム4では、各ファイルがど
この局で運用されているかを把握し、特定のファイルに
問題が有り、そのファイルに対しパッチが発行された場
合、そのファイルが運用されている局に対し、漏れなく
パッチを提供することを管理している。
【0061】そして、問題管理システムのパッチ投入状
況管理手段4114により、パッチ投入済局管理テーブ
ル4211にパッチが実行された局名について、パッチ
実行済データが設定される(図20)。
【0062】なお、以上の実施例では、現局交換機シス
テムからのメッセージ情報を中心として説明したが、集
中保守交換機システムにおいて発生したメッセージ情報
についても同様にして処理することができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る障害管
理装置によれば、問題管理システムが、現局交換機シス
テム又は集中保守交換機システムから受信したメッセー
ジ情報に応じて問題管理処理を行い、その処理結果をデ
ータベースに登録するように構成したので、現局交換機
システム又は集中保守交換機システムにおいて障害が発
生した場合、自動的に問題管理システムで障害情報が登
録されるので問題管理システムでの解析処理が迅速に行
える。さらに解析グループ又は解析担当者も自動的に割
り当てられるため、障害の対処を一層早くすることが可
能である。
【0064】また、問題管理者は現局交換機システム又
は集中保守交換機システムでのパッチ実行状況も把握で
きるため現局交換機システムにおけるパッチの実行を忘
れることがなく、現局交換機システム又は集中保守交換
機システムの保守運用の向上に寄与するところが大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る障害管理装置の構成を原理的に示
したブロック図である。
【図2】本発明に係る障害管理装置における問題管理シ
ステムの実施例を示したブロック図(その1)である。
【図3】本発明に係る障害管理装置における問題管理シ
ステムの実施例を示したブロック図(その2)である。
【図4】本発明に係る障害管理装置における実施例の動
作説明図(その1)である。
【図5】本発明に係る障害管理装置に用いるシステムフ
ァイルの説明図(その1)である。
【図6】本発明に係る障害管理装置に用いるシステムフ
ァイルの説明図(その2)である。
【図7】本発明に係る障害管理装置におけるシステムフ
ァイルとIPLとの関係を示したブロック図である。
【図8】本発明に係る障害管理装置における実施例の動
作説明図(その2)である。
【図9】本発明に係る障害管理装置におけるファイル−
局名対応テーブルを示したブロック図である。
【図10】本発明に係る障害管理装置における実施例の
動作説明図(その3)である。
【図11】本発明に係る障害管理装置に用いられるメッ
セージ情報の実施例を示した図である。
【図12】本発明に係る障害管理装置におけるファイル
−問管対応テーブルを示したブロック図である。
【図13】本発明に係る障害管理装置における実施例の
動作説明図(その4)である。
【図14】本発明に係る障害管理装置における実施例の
動作説明図(その5)である。
【図15】本発明に係る障害管理装置における実施例の
動作説明図(その6)である。
【図16】本発明に係る障害管理装置における実施例の
動作説明図(その7)である。
【図17】本発明に係る障害管理装置における実施例の
動作説明図(その8)である。
【図18】本発明に係る障害管理装置における実施例の
動作説明図(その9)である。
【図19】本発明に係る障害管理装置における実施例の
動作説明図(その10)である。
【図20】本発明に係る障害管理装置における実施例の
動作説明図(その11)である。
【符号の説明】
1 現局交換機システム 11 送受信部 12 パッチ実行部 2 集中保守交換機システム 21 送受信部 22 現局パッチ送信部 23 パッチ実行部 3 通信回線 4 問題管理システム 41 問題管理処理部 42 問題管理データベース 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現局交換機システムが集中保守交換機シス
    テムに接続され、該集中保守交換機システムに通信回線
    を介して問題管理システムが接続された障害管理装置で
    あって、 該現局交換機システムが、メッセージ情報を該集中保守
    交換機システムへ送信する送受信部を有し、 該集中保守交換機システムが、該現局交換機システムか
    らの該メッセージ情報を該通信回線を介して該問題管理
    システムへ送信するメッセージ送受信部を有し、 該問題管理システムが、該集中保守交換機システムから
    受信した該メッセージ情報に応じて問題管理処理を行う
    問題管理処理部と、該問題管理処理部による処理結果を
    登録する問題管理データベースと、を有する、 ことを特徴とした障害管理装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該集中保守交換機システムが、自局のメッセージ情報を
    該問題管理システムに送信する送受信部を有することを
    特徴とした障害管理装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 該問題管理データベースは、該メッセージ情報が障害情
    報であるとき、その障害情報に対応したメッセージ番号
    に対する解析グループ又は解析担当者を記憶しており、
    該問題管理処理部が、該データベースを参照して該メッ
    セージ番号に対応した該解析グループ又は解析担当者を
    割り当てて電子メールにより該解析担当者に知らせると
    ともに各解析グループ又は解析担当者別に解析中の問題
    管理件数を該データベースに登録し、該問題管理件数が
    一定値を越えたときは他の解析担当者を割り当てること
    を特徴とした障害管理装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 該メッセージ情報が該現局交換機システムから送信され
    たものであり、 該問題管理処理部が、問題解析の結果、パッチ対処が必
    要な場合に作成されたパッチ関連情報を該データベース
    に登録するとともに該当する現局交換機システムに送信
    し、 該現局交換機システムが、該パッチ関連情報を受けてパ
    ッチを実行するパッチ実行部を有し、該パッチ実行部が
    該パッチを実行したときにパッチ実行メッセージが該送
    受信部より送信され、 該パッチ実行メッセージを該集中保守交換機システムを
    介して受信した該問題管理処理部が、該データベースに
    該パッチが実行された現局交換機システムの局名を登録
    することを特徴とした障害管理装置。
  5. 【請求項5】請求項2において、 該メッセージ情報が該集中保守交換機システムから送信
    されたものであり、 該問題管理処理部が、問題解析の結果、パッチ対処が必
    要の場合に作成されたパッチ関連情報を該データベース
    に登録するとともに該当する集中保守交換機システムに
    送信し、 該集中保守交換機システムが、該パッチ関連情報を受け
    てパッチを実行するパッチ実行部を有し、該パッチ実行
    部が該パッチを実行したときにパッチ実行メッセージが
    該送受信部より送信され、 該パッチ実行メッセージを受信した該問題管理処理部
    が、該データベースに該パッチが実行された集中保守交
    換機システム名を登録することを特徴とした障害管理装
    置。
  6. 【請求項6】請求項4において、 該メッセージ情報が、該現局交換機システムの局名とシ
    ステムファイル名とメッセージ番号とメッセージ内容と
    を含んでおり、該データベースが、システムファイル名
    と局名との対応テーブルと、該メッセージ番号とメッセ
    ージ種別との対応テーブルと、該局名とシステムファイ
    ル名とメッセージ番号とをロギングするための障害情報
    ロギングエリアと、各システムファイルに対する局名と
    該解析グループ又は解析担当者と問題原因と解析結果と
    を含む問題管理票を登録するテーブルと、各システムフ
    ァイルに対する該解析結果のパッチ対応テーブルと、パ
    ッチ投入済局管理テーブルと、を含んでいることを特徴
    とした障害管理装置。
  7. 【請求項7】請求項5において、 該メッセージ情報が、該集中保守交換機システムの局名
    とシステムファイル名とメッセージ番号とメッセージ内
    容とを含んでおり、該データベースが、システムファイ
    ル名と局名との対応テーブルと、該メッセージ番号とメ
    ッセージ種別との対応テーブルと、該局名とシステムフ
    ァイル名とメッセージ番号とをロギングするための障害
    情報ロギングエリアと、各システムファイルに対する局
    名と該解析グループ又は解析担当者と問題原因と解析結
    果とを含む問題管理票を登録するテーブルと、各システ
    ムファイルに対する該解析結果のパッチ対応テーブル
    と、パッチ投入済局管理テーブルと、を含んでいること
    を特徴とした障害管理装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至5のいずれかにおいて、 該メッセージ情報が、障害メッセージとパッチ実行メッ
    セージとIPLメッセージとを含んでいることを特徴と
    した障害管理装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、 該問題管理データベースは、該メッセージ情報がIPL
    メッセージ情報であるとき、そのIPLメッセージ情報
    に対応する局名及びファイル版数を記憶しており、該問
    題管理処理部が該データベースを参照して該ファイル版
    数に対応した局名をファイル局名対応テーブルに登録す
    ることを特徴とした障害管理装置。
JP8307747A 1996-11-19 1996-11-19 障害管理装置 Withdrawn JPH10150492A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100331098B1 (ko) * 1999-08-25 2002-04-06 이계철 국간중계경보 실시간 관리 방법
JP2007207169A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Mitsubishi Electric Corp 運用監視業務支援装置
WO2020236117A1 (en) * 2019-05-22 2020-11-26 Turkcell Teknoloji Arastirma Ve Gelistirme Anonim Sirketi A smart task assignment system

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