JPH10150424A - フレーム同期方法およびそれを用いた多重化装置 - Google Patents

フレーム同期方法およびそれを用いた多重化装置

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JPH10150424A
JPH10150424A JP8307719A JP30771996A JPH10150424A JP H10150424 A JPH10150424 A JP H10150424A JP 8307719 A JP8307719 A JP 8307719A JP 30771996 A JP30771996 A JP 30771996A JP H10150424 A JPH10150424 A JP H10150424A
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JP8307719A
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Toku Tsukada
徳 塚田
Michiko Tajimi
道子 多治見
Yoichi Kitamura
洋一 北村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送データの損失がなく、処理が簡単で、既
存の多重化装置と整合性のよいフレーム同期方法を提供
する。 【解決手段】 フレーム内にパリティ付加データとパリ
ティチェックビットを含み、1フレームが8×n(nは
正の整数)ビットで構成されるデータを送信側で複数の
ブロックに分割して伝送し、受信側において受信したブ
ロックからフレームを構成するフレーム同期方法であっ
て、送信側は、パリティ付加データとパリティが同一の
ブロックに含まれるようにデータ1フレームをm(mは
正の整数)ビットずつ複数のブロックに分割して送信
し、受信側は、受信した各ブロックに対してパリティ計
算を行い、その計算結果に基づいてフレーム同期を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルデータ
のフレーム同期方法およびそれを用いた多重化装置に係
り、特に、送信側においてあるビット数からなるデータ
を複数のブロックに分割して送信し、受信側において元
の長さのデータを生成するための同期を行うフレーム同
期方法およびそれを用いた多重化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の技術について、図12およ
び図13を用いて説明する。
【0003】図12は、従来のフレーム同期を行うため
同期ビットを挿入した伝送データの図である。
【0004】図13は、従来のフレーム同期における受
信側の同期検出のフローチャートである。
【0005】ここでは、音声符号化方式のひとつである
LD−CELP(Low Delay Code-Excited Linear Pred
iction)を例にとって、送信側においてあるビット数か
らなるデータを複数のブロックに分割して送信し、受信
側で元の長さのデータを生成する同期方法について説明
する。以下従来の技術、発明の詳細な説明においては、
複数のブロックに分割する前のデータの単位をフレーム
と呼ぶことにする。
【0006】LD−CELPは、ITU(Internationa
l Telecommunication Union:国際電気通信連合)にお
いてG.728として標準化されている伝送速度16k
bpsの音声符号化方式であり、符号化のアルゴリズム
と符号化したデータを160ビットを1単位としたフレ
ームにどのように配置するかを規定した規格である。
【0007】LD−CELPに基づいて符号化した音声
データを伝送する場合、伝送の制約上160ビットのフ
レームのままでは送ることができない。そこで1フレー
ムを複数のブロックに分割して送信し、受信側で受信し
たブロックを結合して元の160ビットのフレームを生
成している。
【0008】そのため送信側では、受信側でフレーム同
期位置が検出できるように、160ビットからなるフレ
ームのある決まった位置に同期検出パターンを挿入す
る。これはビットスチールと呼ばれている方法で、本来
はデータを格納するためのビットを同期検出用のビット
に割り当て、同期検出パターンを挿入する。従って、同
期ビットの挿入位置としてはフレーム内のデータのうち
比較的重要度の低いデータが格納されるビット位置を選
ぶことになる。そしてそのビット位置に、データの値に
関わらず強制的に同期検出パターンを挿入する。図12
は、フレームの先頭ビットが比較的重要度の低いデータ
が格納されるビット位置であるとして、フレームの先頭
に必ず1を挿入した例を示している。
【0009】受信側においては、図13に示したような
手順で受信したブロックのうちどのブロックが先頭ブロ
ックであるかを判定し、フレームを生成する。ここで、
1フレームは10個のブロックに分割して送信する。
【0010】まず、伝送されてきたブロックを受信し
(S1301)、受信した1つめブロックの先頭ビット
の値を1番目のシフトレジスタに、2番目のブロックの
先頭ビットの値を2番目のシフトレジスタに、同様にし
て10番目のブロックの先頭ビットの値は10番目のシ
フトレジスタにそれぞれ格納し、11番目のブロックの
先頭ビットはまた1番目のシフトレジスタに、12番目
のブロックの先頭ビットは2番目のシフトレジスタにと
いうように、受信した各ブロックの先頭ビットを10個
のシフトレジスタに次々と格納する(S1302)。そ
して、各レジスタに格納された値が1になる確率を求め
る(S1303)。すると、あるi番目のブロックは先
頭ビットが1である確率が1となり、その他のブロック
はほぼ2分の1となる。そこで、i番目のブロックがフ
レームの先頭のブロックであると検出し(S130
4)、i番目のブロックを先頭にして10個のブロック
からフレームを生成する(S1305)。
【0011】以上述べたビットスチールを用いたフレー
ム同期方法は、送信の単位がフレームを分割したブロッ
クである場合の従来例である。これ以外にフレーム単位
でシリアル伝送されるデータのフレーム区切りを検出す
る方式として、特開昭62−53039に記載されたよ
うなものがある。特開昭62−53039は、シリアル
伝送されたデータをあるビット数からなるフレーム毎に
区切る際の、フレームの開始位置を検出する同期方式で
ある。フレーム開始位置の検出には、フレーム内のデー
タ誤り検出用に各フレームに付加されたパリティビット
を利用することが開示されている。同様な同期方式は、
特開昭62−216539、特開平3−245630に
おいても述べられている。
【0012】以上述べた従来の技術のうちビットスチー
ルによる同期方法においては、同期検出用のビットには
比較的重要度の低いデータを格納するビットを選んだと
しても、強制的に特定のパターンを挿入するので約50
%の確率で誤りのデータが伝送されるという問題があっ
た。また、送信するデータに情報圧縮処理が施されて低
い伝送レートで送信される場合には、伝送するデータは
冗長度を削減した重要な情報のみからなるデータであ
り、たとえ1ビットであってもデータをつぶして同期ビ
ットのために使用することが望ましくないという問題が
あった。
【0013】また、フレーム内のデータ誤り検出用に各
フレーム毎に付加されたパリティビットを利用する同期
検出方式は、1フレームが複数のブロックに分割されて
伝送されるようなシステムにおいては、パリティ付加デ
ータおよびパリティチェックビットの格納位置とは無関
係に1フレームを複数のブロックに分割して伝送してい
たため、受信側においては受信したブロックのうちのど
のブロックにパリティ付加データおよびパリティビット
が格納されているか特定ができない。また、受信したブ
ロックを暫定的に1フレーム分集めてパリティ付加デー
タおよびパリティビットの位置を特定しようとすると、
1フレームのビット数が大きい場合はフレーム開始位置
を特定するためのパリティ計算を膨大な回数繰り返さな
ければならなくなるという問題があった。例えば1フレ
ームが160ビットである場合、フレームの先頭を仮定
してパリティ演算を行い、1ビットずつその位置をずら
しながらパリティ演算を行ってフレーム開始位置を検出
しようとすると160回の演算が必要となる。さらには
検出の精度を高めるために数フレームにわたって同期検
出を行うと、その数倍、千回を超える演算量を要するこ
とになる。
【0014】さらに、上記特開昭62−53039にお
いては、疑似同期検出の発生確率を低く抑えるために、
シフトレジスタを縦続接続させることが開示されている
が、オール1のデータなど、データが異常であるにもか
かわらずパリティチェック結果が常に正しいと判断され
てしまうような特定のパターンが入力された場合には、
誤りのない正常なデータが伝送されてきているとして処
理を継続してデータの再生をおこなってしまうという問
題点があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するためになされたもので、その目的は、送信側で
1フレームを複数のブロックに分割して伝送し、受信側
でブロックからフレームを構成する際、同期検出のため
に伝送データを損失することのないフレーム同期方法お
よびそれを用いた多重化装置を提供することにある。ま
た、その目的は同期検出のための処理が簡単なフレーム
同期方法およびそれを用いた多重化装置を提供すること
にある。さらにその目的は既存の伝送路でのデータ通信
に用いられている多重化装置と整合性のよいフレーム同
期方法およびそれを用いた多重化装置を提供することに
ある。またその目的は異常データであるにもかかわらず
同期が検出され続けることが回避できるフレーム同期方
法およびそれを用いた多重化装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のフレーム同期方法は、フレーム内の特定の位
置にパリティ付加データとそのパリティ付加データに対
するパリティチェックビットを含み、1フレームが8×
n(nは正の整数)ビットで構成されるデータを送信側
で複数のブロックに分割して伝送し、受信側において受
信したブロックからフレームを構成するフレーム同期方
法であって、送信側は、パリティ付加データとパリティ
チェックビットがともに第i(iは正の整数)番目のブ
ロックに含まれるように前記データ1フレームをm(m
は正の整数)ビットずつ複数のブロックに分割して送信
し、受信側は、受信した各ブロックに対してパリティ計
算を行い、計算結果に基づいてフレーム同期を行うよう
にしたものである。
【0017】また別のフレーム同期方法は、フレーム内
の特定の位置にパリティ付加データとそのパリティ付加
データに対するパリティチェックビットを含み、1フレ
ームが8×n(nは正の整数)ビットで構成されるデー
タを送信側で複数のブロックに分割して伝送し、受信側
において受信した該ブロックからフレームを構成するフ
レーム同期方法であって、送信側は、パリティ付加デー
タとパリティチェックビットがk個(kは正の整数)の
ブロックに含まれるように前記データ1フレームをm
(mは正の整数)ビットずつ複数のブロックに分割して
送信し、受信側は、受信した各ブロックのうちk個のブ
ロックを選択し、選択したk個のブロックに対してパリ
ティ計算を行い、該計算結果に基づいてフレーム同期を
行うようにしたものである。
【0018】また、上記目的を達成するために本発明の
多重化装置は複数の端末からのディジタルデータを多重
化してディジタル回線で送受信する多重化装置であっ
て、ディジタルデータの伝送速度を複数の伝送速度のう
ちから選択するスイッチと、ディジタルデータを前記選
択した伝送速度に変換する伝送速度変換部と、伝送速度
を変換したディジタルデータを他の端末のディジタルデ
ータと多重化して前記ディジタル回線へ送出または他の
多重化装置から送出された多重化データを受信して多重
化されているデータを分離する多重分離部を有し、伝送
速度変換部より出力されたディジタルデータのデータ長
を第一のデータ長から第二のデータ長に変換して多重分
離部に送信または該多重分離部を介して受信した第二の
データ長のデータを第一のデータ長のデータを生成する
フレーム同期部を備え、前記フレーム同期方法にもとづ
いて、データ長の変換を行うようにしたものである。
【0019】また、上記目的を達成するために本発明の
多重化装置の別の構成は、複数の端末からのディジタル
データを多重化してディジタル回線で送受信する多重化
装置であって、ディジタルデータの伝送速度を複数の伝
送速度のうちから選択するスイッチと、ディジタルデー
タを選択した伝送速度に変換する伝送速度変換部と、伝
送速度を変換したディジタルデータを他の端末のディジ
タルデータと多重化してディジタル回線へ送出または他
の多重化装置から送出されたディジタルデータを受信し
て多重化されたデータを分離する多重分離部を有し、多
重化装置は、受信した信号が予め設定された特定のパタ
ーンと一致することを検出する信号検出部と、伝送速度
変換部から出力された信号に無音処理を施す無音処理部
と、無音処理部を制御する無音制御部とをさらに有し、
信号検出部の検出結果に基づいて伝送速度変換部を制御
するとともに、無音処理部を、信号検出部の検出結果に
基づいて出力される無音制御部からの無音制御信号に従
い動作させるようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフレーム同期方法
およびそれを用いた多重化装置に係る各実施形態を、図
1ないし図11を用いて説明する。
【0021】まず始めに多重化装置について図1および
図2を用いて説明する。
【0022】図1は、本発明を適用する多重化装置を含
む通信システムの構成図である。
【0023】図2は、本発明を適用する多重化装置の構
成図である。
【0024】図1のシステムでは、ある地点間をディジ
タル回線で接続し、各種のディジタルデータを多重化し
て伝送する。このシステムにおいては、電話101a,
101b、ファクシミリ102a等の端末から、各種デ
ータがPBX(構内交換機)104aに送信される。P
BX104aは各端末に接続された回線の交換とデータ
のディジタル化を行い、ディジタル化したデータを多重
化装置105aに送信する。多重化装置105aにはP
BX104a以外にもいくつかのPBXが接続されてい
る。また、PBXを介さずに接続された端末103aも
ある。多重化装置105aは複数の電話やファクシミリ
などからのディジタルデータを多重化してディジタル回
線106で他地点の多重化装置105bに伝送し、電話
機等の端末にディジタルデータを送信する。このように
多重化装置は、データや端末の種類毎に回線を用意する
ことなく、ディジタル回線を効率良く使用できるように
するものである。
【0025】多重化装置105aの内部の構成を図2に
示す。多重化装置105aは複数のPBXに対するイン
タフェースと直接データ端末に接続するインタフェース
を有している。多重化装置の内部は、各入力インタフェ
ースごとにスイッチ201a,201b…を有する。そ
して、入力されたディジタル音声データをそのまま伝送
する場合には64kbpsのデータをそのまま多重化部
204に入力する。多重化部204は、基本単位を8ビ
ットとしてディジタル回線を介してデータを送受信す
る。さきの64kbpsのデータは、他の端末からのデ
ータとともに8ビットを基本単位として多重化され、デ
ィジタル回線へ出力される。
【0026】多重化装置105aにおいては、64kb
psのデータをそのまま多重化部204に入力する以外
に、スイッチ201aを切り替えることにより音声符号
化復号処理部202a,202bにおいて圧縮処理を施
し、16kbpsあるいは8kbpsでのデータ伝送を
選択することもできる。圧縮処理を用いると、音質はほ
とんど劣化させずにデータ量を削減でき、ユーザは通信
の用途やコストによりデータ伝送の速度を使い分けるこ
とができる。
【0027】例えば16kbpsの符号化としては従来
の技術で説明したLD−CELP方式が、8bps符号
化方式にはITUの勧告G.729に規定された国際標
準の音声符号化方式であるCS−ACELP(Conjugat
e Structure - Algebraic Code-Excited Linear Predic
tion)方式がある。
【0028】以下、CS−ACELP方式で符号化され
たデータを伝送する場合について本発明の実施の形態を
説明する。
【0029】CS−ACELPは、符号速度8kbps
の音声符号化アルゴリズムと、符号化したデータを80
ビットを1単位としたフレームにどのように配置するか
を規定した国際標準である。
【0030】図3は、CS−ACELPの1フレーム分
のデータフォーマットを示す図である。
【0031】CS−ACELPでは、図3に示す1フレ
ーム分b1〜b80までの80ビットのデータのうち、
特に重要な情報に割り当てられてるb19〜b24に対
して、受信側で誤りを検出するためのパリティチェック
ビットを設定している。パリティチェックビットはb2
7に配置され、その値はb19〜b24の排他的論理和
をとり、さらにその補数をとった値である。
【0032】〔実施形態1〕まず、本発明に係る第一の
実施形態を、前に示した図2および図3と、図4ないし
図6を用いて説明する。
【0033】図4は、本発明の第一の実施形態における
分割ブロックの構成図である。
【0034】図5は、本発明の第一の実施形態における
受信側のフレーム同期部の構成図である。
【0035】図6は、本発明の第一の実施形態における
受信側の同期検出のフローチャートである。
【0036】図2の音声符号化復号処理部202bでC
S−ACELP方式により圧縮された音声データは、図
3に示すように80ビットからなるフレーム単位で出力
される。
【0037】本発明においては、図2のフレーム同期部
203bで図4に示すように、1フレームのデータに含
まれる80ビットのデータを、第1ビットから第16ビ
ットまでで構成される第1ブロックと、第17ビットか
ら第32ビットまでで構成される第2ブロックと、第3
3ビットから第48ビットまでで構成される第3ブロッ
クと、第49ビットから第64ビットまでで構成される
第4ブロックと、第65ビットから第80ビットまでで
構成される第5ブロックの5つのブロックに分割する。
【0038】1フレームを5つのブロックに分割する
と、特に重要な情報に割り当てられてるb19〜b24
と、それに対する誤りを検出するパリティチェックビッ
トであるb27が、すべて同一ブロック、すなわち第2
ブロックに含まれることになる。
【0039】このような構成に分割した16ビットから
なる5つのブロックを多重化部204で多重化し、ディ
ジタル伝送路へ送出する。
【0040】受信側の多重化装置では、まず多重化部に
おいて伝送されてきたデータから各ブロック分離し、図
5に示すフレーム同期部に送る。フレーム同期部におい
て、入力受信部501に入力された各ブロックは、パリ
ティ抽出部503とデータ保持部502に送られる。パ
リティ抽出部503では、ブロック内の第3ビットから
第8ビットまでの排他的論理和と第11ビットとの排他
的論理和をとり、その計算結果を同期検出部504に送
る。同期検出部504においては、受け取ったパリティ
計算結果基づいてどのブロックがパリティ付加データと
パリティチェックビットを含む第2ブロックであるかを
検出する。そして、その同期検出結果に基づいて、デー
タ保持部502で保持していたブロックからフレームを
構成してフレーム同期部から出力する。
【0041】図6においては、フレーム同期方法をフロ
ーチャートで説明する。
【0042】まず、伝送されてきたブロックを受信し
(S601)、受信した1つめのブロックがフレームを
構成したときに第2ブロックにあたると仮定してパリテ
ィ計算を行う(S602)。つまり、受信ブロックの第
3ビットから第8ビットまでの排他的論理和をとり、さ
らに第11ビットとの排他的論理和をとる。そしてその
結果を1番目のシフトレジスタに格納する。続いて2番
目のブロックのパリティ計算結果を2番目のシフトレジ
スタに、3番目のブロックのパリティ計算結果を3番目
のシフトレジスタに、5番目のブロックまでパリティ計
算結果を5番目のシフトレジスタにそれぞれ格納し、6
番目のブロックのパリティ計算結果はまた1番目のシフ
トレジスタに、7番目のブロックのパリティ計算結果は
2番目のシフトレジスタにというように、受信した各ブ
ロックのパリティ計算結果を5個のシフトレジスタに順
々に格納する(S603)。これを例えば125ブロッ
ク(25フレーム分のデータ)にわたって行う。そし
て、各レジスタに格納された25個のパリティ計算結果
が誤りなしを示す1の値となる確率を求める(S60
4)。すると、あるi番目のブロックはパリティ計算結
果が誤りなしの値となる確率がほぼ1となり、その他の
ブロックは誤りなしとなる場合の確率が約2分の1とな
る。そこで、パリティ計算結果が誤りなしとなる確率が
最も高いi番目のブロックをフレームの第2ブロックと
し(S605)、この計算結果を根拠としてi番目のブ
ロックを第2番めとして5個のブロックからフレームを
生成する(S606)。
【0043】このようにして生成されたフレームは、音
声符号化復号処理部において復号処理が施され、端末へ
伝送される。
【0044】第一の実施形態においては、フレームの同
期検出をパリティ計算結果が1になる確率から求める場
合について述べたが、ただ単にパリティ計算結果を集計
して集計値が他のブロックと比較して大きくなるものを
選択する方法も考えられる。
【0045】以上述べた第一の実施形態では、80ビッ
トからなる1フレームのデータを16ビットずつ5つの
ブロックに分割するので、誤り検出の対象となる重要情
報ビットとパリティチェックビットがすべて同一ブロッ
クに含まれるようにブロックを構成できるという効果が
ある。また、重要情報ビットとパリティチェックビット
が同じブロックに含まれるため、受信側においてそれら
の情報を簡単な処理で同期検出に利用することができ、
伝送データの損失なしにフレーム同期処理を行うことが
できる。さらに、1ブロックのデータ長が16ビットで
あるため、8ビットを基本単位として、8ビットあるい
は16ビット単位でデータを取り扱っている多重化装置
と非常に整合性がよいという効果も得られる。
【0046】〔実施形態2〕次に、本発明に係る第二の
実施形態を、図7および図8を用いて説明する。
【0047】図7は、本発明の第二の実施形態における
分割ブロックの構成図である。
【0048】図8は、本発明の第二の実施形態における
受信側の同期検出のフローチャートである。
【0049】本発明においては、図7に示すように1フ
レームに含まれる80ビットのデータを、第1ビットか
ら第8ビットまでで構成される第1ブロックと、第9ビ
ットから第16ビットまでで構成される第2ブロック
と、第17ビットから第24ビットまでで構成される第
3ブロックと、第25ビットから第32ビットまでで構
成される第4ブロックと、第33ビットから第40ビッ
トまでで構成される第5ブロックと、第41ビットから
第48ビットまでで構成される第6ブロックと、第49
ビットから第56ビットまでで構成される第7ブロック
と、第57ビットから第64ビットまでで構成される第
8ブロックと、第65ビットから第72ビットまでで構
成される第9ブロックと、第73ビットから第80ビッ
トまでで構成される第10ブロックの10個のブロック
に分割する。
【0050】1フレームを10個のブロックに分割する
と、特に重要な情報に割り当てられているb19〜b2
4が同一のブロックすなわち第3ブロックに、それに対
する誤りを検出するパリティチェックビットであるb2
7が続くブロックすなわち第4ブロックに含まれること
になる。
【0051】このような構成に分割した8ビットからな
る10個のブロックを多重化部204で多重化し、ディ
ジタル伝送路へ送出する。
【0052】受信側の多重化装置のフレーム同期部の構
成は図5と同様であり、図8に示すような手順でフレー
ムを生成する。
【0053】まず、伝送されてきたブロックを受信し
(S801)、一つ前のブロックと組にして16ビット
とする(S802)。そして、ブロックの組が第3ブロ
ックと第4ブロックの組であると仮定してパリティ計算
を行う(S803)。つまり組にした2つのブロックの
うち前のブロックの第3ビットから第8ビットまでの排
他的論理和をとり、さらにの後のブロックの第3ビット
との排他的論理和をとる。そしてパリティ計算結果を1
番目のシフトレジスタに格納する。続いて2番目のブロ
ックとその前のブロックと組をつくり1番目と同様にし
て計算したパリティ計算結果を2番目のシフトレジスタ
に、3番目のブロックとその前のブロックとの組をつく
り計算したパリティ計算結果を3番目のシフトレジスタ
に、10番目のブロックまでパリティ計算結果をそれぞ
れのシフトレジスタに格納し、11番目のブロックとそ
の前のブロックとの組のパリティ計算結果はまた1番目
のシフトレジスタに、12番目のブロックとその前のブ
ロックとの組のパリティ計算結果は2番目のシフトレジ
スタにというように、受信した各ブロックのパリティ計
算結果を10個のシフトレジスタに次々と格納する(S
804)。そして、各レジスタに格納されたパリティ計
算結果が誤りなしを示す1の値となる確率を求める(S
805)。すると、あるi番目のブロックはパリティ計
算結果が誤りなしの値となる確率がほぼ1となり、その
他のブロックは誤りなしとなる確率がほぼ2分の1とな
る。そこで、パリティ計算結果が誤りなしとなる確率が
最も高いブロックの組であるi番目のブロックの組が第
3ブロックと第4ブロックであるとして検出し(S80
6)、この計算結果を根拠としてi番目のブロックを第
4ブロックとして10個のブロックからフレームを生成
する(S807)。
【0054】以上、受信したブロックとその前のブロッ
クと組み合わせてフレーム同期位置を検出する場合につ
いて説明したが、受信したブロックの後ろのブロックと
組み合わせても同様にフレーム同期位置を検出できる。
【0055】第二の実施形態においては、パリティ計算
結果が1になる確率からフレーム同期を検出する場合に
ついて述べたが、ただ単にパリティ計算結果を集計し、
集計値が他のブロックの組と比較して大きくなるものを
選択する方法も考えられる。
【0056】以上述べた第二の実施形態では、80ビッ
トからなる1フレームのデータを8ビットずつ10個の
ブロックに分割するので、誤り検出の対象となる重要情
報ビットはすべて同一ブロックに含まれるように構成で
き、またパリティチェックビットがそれに続くブロック
に含まれるので、2つのブロックを組にすると重要情報
ビットとパリティチェックビットがすべて含まれるよう
に構成できるという効果がある。また、受信側において
受信したブロックを前または後ろのブロックと組する
と、ブロックの組に含まれる情報を簡単な処理で同期検
出に利用することができ、伝送データの損失なしにフレ
ーム同期処理を行うことができる。さらに、1ブロック
のデータ長が8ビットであるため、8ビットを基本単位
として8ビットあるいは16ビット単位でデータを取り
扱っている多重化装置と非常に整合性がよいという効果
も得られる。
【0057】〔特定パターンの検出〕以上に述べた実施
形態においては、送信側でフレームを複数のブロックに
分割して伝送し、受信側においてはパリティチェックビ
ットを利用してパリティ計算結果が誤りなしとなる確率
が高いブロックを検出してフレーム同期を行うフレーム
同期方法について説明した。
【0058】しかし、受信されたブロックのデータの値
がすべて1である場合など、音声以外の異常データが入
力された場合、フレーム同期部が異常を検出するまでに
は例えば上記実施の形態では25フレーム分のデータを
受信する以上の時間を要する。従って同期がはずれて初
めて異常データであることを判断していたのでは、その
間に復号された音声データは異常音となって端末から出
力されてしまうことになる。以下、本発明の多重化装置
が特定の異常データを検出し無音制御処理を行う場合の
実施の形態を図9ないし図11を用いて説明する。
【0059】図9は、本発明の無音制御処理を説明する
ブロック図である。
【0060】図10は、無音制御処理を行う本発明のフ
レーム同期部の構成図である。
【0061】図11は、無音制御処理における各ブロッ
クの入出力信号の時間変化を示した図である。
【0062】図9には、多重化装置内の多重化部等は記
載を省略している。
【0063】受信側のフレーム同期部203cは、符号
化されて送信された音声データを受信する。ここで、図
9および図10にAで示した受信データは、図11に示
したように正弦波の符号化データが時刻t0まで続いた
あと、異常データとなり時刻t2まですべて1のパター
ンが続き、そのあと再び正常な正弦波の符号化データに
戻ったとする。
【0064】フレーム同期部203cの構成を図10に
示す。受信データはまず入力受信部501に送られると
ともに、信号検出部1001に入力される。信号検出部
1001においては、受信データが連続してn(nは正
の整数)ワードすべて1であることを検出した時点で特
定パターンが入力されたと判定する。すなわち図10に
示したBにおいては、図11のBに示すようにnフレー
ム分のわずかな遅延のあと、時刻t1において特定パタ
ーンが入力されたことを検出する。信号検出部1001
の出力Bは、正常なデータが入力されている状態では1
とし、特定パターンを検出した時刻t1からは0とす
る。そして再び正常なデータが入力され始めると、すべ
てのビットが1ではないワードが入力されるためすぐに
特定パターンが終了したことを検出し、出力を1に戻
す。
【0065】一方、入力受信部501に送られた受信デ
ータは16ビットまたは8ビットからなるブロックを単
位とするもので、それをデータ保持部502で保持する
とともに、第一および第二の実施形態で述べたようにし
て、パリティ抽出部503でパリティを計算を行い、同
期検出部504においてフレーム同期位置を検出し、検
出したフレーム同期位置に基づいてデータ保持部502
で保持していたデータをフレーム(80ビット)単位で
出力する。この出力Cは図11に示すように受信データ
を80ビット単位にしたものである。
【0066】図11のBに示した信号検出部1001か
らの出力は、同期検出部504に入力される。同期検出
部504は、パリティ計算結果に基づく同期検出が正常
に行われている場合は同期状態を示す1を出力し、同期
検出異常が発生すると非同期状態を示す0を出力する。
しかし、同期検出が正常に行われている場合でも、信号
検出部1001から特定パターン検出を示す0の値が出
力されると、図11Dに示すように出力をリセットして
非同期状態を示す0の値を出力する。そして信号検出部
1001からの信号が正常データを示す値に戻ると、同
期検出部の出力も同期検出の状態を示す値に戻される。
【0067】同期検出部504から出力される同期状態
を示す信号により、音声符号化復号部202cは制御さ
れ、非同期状態を示す0が出力されると復号を中止す
る。従って復号した音声データFは図11のFに示すよ
うになり、特定データが復号され異常音が出始めると時
刻t1において動作を停止して無音を出力し、正常デー
タが入力されはじめる時刻t2で復号を再開する。しか
し、復号処理が安定するまでに少し時間を要する。
【0068】図9の無音制御部901は、同期検出部5
04からの同期情報を受けてミュート部を制御する信号
Eを出力する。その際、復号処理が安定するまでの時間
を加味し、非同期状態の区間をその分延長した信号を出
力する。
【0069】この制御信号Eに基づいてミュート部90
2は復号音声にミュートをかける。従って、最終的に出
力される音声データは、図11にGで示したように復号
処理が安定するまでミュートされる。
【0070】以上に述べた特定パターンの検出は、受信
データがすべて1の場合について説明したが、その他の
特定のパターンを検出して同様にミュート制御を行うこ
とも可能である。
【0071】また、特定のパターンの検出に受信済みの
ブロックのデータを使用しても同様にミュート制御を行
うことができる。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、伝送データを格納すべ
きビットに同期検出のための情報を強制的に挿入してデ
ータを損なうことなく、すべてのデータを伝送可能なフ
レーム同期方法およびそれを用いた多重化装置を提供す
ることができる。また、同期検出のために用いるパリテ
ィ付加データおよびパリティチェックビットが特定のブ
ロックに含まれるようにフレームを分割するので、同期
検出のための処理が簡単なフレーム同期方法およびそれ
を用いた多重化装置を提供することができる。さらにそ
の目的は既存の伝送路でのデータ通信に用いられている
多重化装置と整合性のよいフレーム同期方法およびそれ
を用いた多重化装置を提供することができる。また異常
データであるにもかかわらず同期が検出され続けること
が回避できるフレーム同期方法およびそれを用いた多重
化装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する多重化装置を含む通信システ
ムの構成図である。
【図2】本発明を適用する多重化装置の構成図である。
【図3】CS−ACELPの1フレームのデータフォー
マットの構成図である。
【図4】本発明の第一の実施形態における分割ブロック
の構成図である。
【図5】本発明の第一の実施形態における受信側の構成
図である。
【図6】本発明の第一の実施形態における受信側の同期
検出のフローチャートである。
【図7】本発明の第二の実施形態における分割ブロック
の構成図である。
【図8】本発明の第二の実施形態における受信側の同期
検出のフローチャートである。
【図9】本発明の無音制御処理を説明するブロック図で
ある。
【図10】無音制御処理を行う本発明のフレーム同期部
の構成図である。
【図11】無音制御処理における各ブロックの入出力信
号の時間変化を示した図である。
【図12】同期ビットを挿入した従来の技術におけるフ
レームの構成図である。
【図13】従来の技術における受信側の同期検出のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
101a,101b,101c,101d…電話、10
2a,102b…ファクシミリ、103a,103b…
ディジタルデータ端末、104a,104b,104
c,104d…PBX、105a,105b…多重化装
置、106…ディジタル回線、201a,201b…ス
イッチ、202a,202b,202c…音声符号化復
号処理部、203a,203b,203c…フレーム同
期部、204…多重化部、501…入力受信部、502
…データ保持部、503…パリティ抽出部、504…同
期検出部、901…無音制御部、902…ミュート部、
1001…信号検出部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム内の特定の位置にパリティ付加
    データと該パリティ付加データに対するパリティチェッ
    クビットを含み、1フレームが80ビットで構成される
    データを送信側で複数のブロックに分割して伝送し、受
    信側において受信した該ブロックからフレームを構成す
    るフレーム同期方法であって、 送信側は、該パリティ付加データとパリティチェックビ
    ットがともに第i(iは1以上5以下の整数)番目のブ
    ロックに含まれるように前記データ1フレームを16ビ
    ットずつ5ブロックに分割して送信し、 受信側は、該受信した各ブロックに対してパリティ計算
    を行い、該計算結果に基づいてフレーム同期を行うこと
    を特徴とするフレーム同期方法。
  2. 【請求項2】 フレーム内の特定の位置にパリティ付加
    データと該パリティ付加データに対するパリティチェッ
    クビットを含み、1フレームが80ビットで構成される
    データを送信側で複数のブロックに分割して伝送し、受
    信側において受信した該ブロックからフレームを構成す
    るフレーム同期方法であって、 送信側は、該パリティ付加データが第i(iは1以上1
    0以下の整数)番目のブロックに、また該パリティチェ
    ックビットが第j(jは1以上10以下の整数)番目の
    ブロック含まれるように前記データ1フレームを8ビッ
    トずつ10ブロックに分割して送信し、 受信側は、受信した各ブロックと、該各ブロックが第i
    番目のブロックである場合に第j番目のブロックに対応
    するブロックに対してパリティ計算を行い、該計算結果
    に基づいてフレーム同期を行うことを特徴とするフレー
    ム同期方法。
  3. 【請求項3】 フレーム内の特定の位置にパリティ付加
    データと該パリティ付加データに対するパリティチェッ
    クビットを含み、1フレームが8×n(nは正の整数)
    ビットで構成されるデータを送信側で複数のブロックに
    分割して伝送し、受信側において受信した該ブロックか
    らフレームを構成するフレーム同期方法であって、 送信側は、該パリティ付加データとパリティチェックビ
    ットがともに第i(iは正の整数)番目のブロックに含
    まれるように前記データ1フレームをm(mは正の整
    数)ビットずつ複数のブロックに分割して送信し、 受信側は、該受信した各ブロックに対してパリティ計算
    を行い、該計算結果に基づいてフレーム同期を行うこと
    を特徴とするフレーム同期方法。
  4. 【請求項4】 フレーム内の特定の位置にパリティ付加
    データと該パリティ付加データに対するパリティチェッ
    クビットを含み、1フレームが8×n(nは正の整数)
    ビットで構成されるデータを送信側で複数のブロックに
    分割して伝送し、受信側において受信した該ブロックか
    らフレームを構成するフレーム同期方法であって、 送信側は、該パリティ付加データとパリティチェックビ
    ットが連続するk個(kは2以上の正の整数)のブロッ
    クにまたがって含まれるように前記データ1フレームを
    m(mは正の整数)ビットずつ複数のブロックに分割し
    て送信し、 受信側は、該受信した各ブロックのうちkブロックを1
    ブロックずつシフトしながら選択し、選択したk個のブ
    ロックについてパリティ計算を行い、該計算結果に基づ
    いてフレーム同期を行うことを特徴とするフレーム同期
    方法。
  5. 【請求項5】 フレーム内の特定の位置にパリティ付加
    データと該パリティ付加データに対するパリティチェッ
    クビットを含み、1フレームが8×n(nは正の整数)
    ビットで構成されるデータを送信側で複数のブロックに
    分割して伝送し、受信側において受信した該ブロックか
    らフレームを構成するフレーム同期方法であって、 送信側は、該パリティ付加データとパリティチェックビ
    ットがk個(kは正の整数)のブロックに含まれるよう
    に前記データ1フレームをm(mは正の整数)ビットず
    つ複数のブロックに分割して送信し、 受信側は、該受信した各ブロックのうちk個のブロック
    を選択し、該選択したk個のブロックに対してパリティ
    計算を行い、該計算結果に基づいてフレーム同期を行う
    ことを特徴とするフレーム同期方法。
  6. 【請求項6】 受信側は、受信した各ブロックに対して
    パリティ計算を行い、該計算結果からパリティ付加デー
    タまたはパリティチェックビットが含まれるブロックを
    特定し、該特定されたブロックを根拠としてフレーム同
    期を行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    記載のフレーム同期方法。
  7. 【請求項7】 複数の端末からのディジタルデータを多
    重化してディジタル回線で送受信する多重化装置であっ
    て、前記ディジタルデータの伝送速度を複数の伝送速度
    のうちから選択するスイッチと、前記ディジタルデータ
    を前記選択した伝送速度に変換する伝送速度変換部と、
    該伝送速度を変換したディジタルデータを他の端末のデ
    ィジタルデータと多重化して前記ディジタル回線へ送出
    または他の多重化装置から送出された多重化データを受
    信して多重化されているデータを分離する多重分離部を
    有する多重化装置において、 前記伝送速度変換部より出力されたディジタルデータの
    データ長を第一のデータ長から第二のデータ長に変換し
    て前記多重分離部に送信または該多重分離部を介して受
    信した第二のデータ長のデータを第一のデータ長のデー
    タを生成するフレーム同期部を備え、該フレーム同期部
    は、請求項1ないし6のいずれか記載のフレーム同期方
    法にもとづいて、データ長の変換を行うことを特徴とす
    る多重化装置。
  8. 【請求項8】 複数の端末からのディジタルデータを多
    重化してディジタル回線で送受信する多重化装置であっ
    て、前記ディジタルデータの伝送速度を複数の伝送速度
    のうちから選択するスイッチと、前記ディジタルデータ
    を前記選択した伝送速度に変換する伝送速度変換部と、
    該伝送速度を変換したディジタルデータを他の端末のデ
    ィジタルデータと多重化して前記ディジタル回線へ送出
    または他の多重化装置から送出されたディジタルデータ
    を受信して多重化されたデータを分離する多重分離部を
    有する多重化装置において、 該多重化装置は、受信した信号が予め設定された特定の
    パターンと一致することを検出する信号検出部と、前記
    伝送速度変換部から出力された信号に無音処理を施す無
    音処理部と、該無音処理部を制御する無音制御部とをさ
    らに有し、前記信号検出部の検出結果に基づいて前記伝
    送速度変換部を制御するとともに、前記無音処理部を、
    前記信号検出部の検出結果に基づいて出力される前記無
    音制御部からの無音制御信号に従い動作させることを特
    徴とする多重化装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1075101A2 (en) * 1999-08-05 2001-02-07 Alcatel Method and system for synchronising frames
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