JPH10149059A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH10149059A
JPH10149059A JP8326025A JP32602596A JPH10149059A JP H10149059 A JPH10149059 A JP H10149059A JP 8326025 A JP8326025 A JP 8326025A JP 32602596 A JP32602596 A JP 32602596A JP H10149059 A JPH10149059 A JP H10149059A
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toner
process cartridge
photosensitive drum
laser beam
signal
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幸正 ▲よし▲田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジが取外された状態で、
しかも本体カバーが開けられた状態であっても、プロセ
スカートリッジの装着状態を、高圧を給電することな
く、安全に且つ簡単に検出できるような画像記録装置を
提供すること。 【解決手段】 トナーが存在しないときには、レーザ光
発生器で発射されたレーザ光をポリゴンミラーで走査
し、受光センサからそのレーザ光によるBD信号が発生
しないときには、プロセスカートリッジが装着されてい
ないことを検出でき、このときには、帯電器や現像ロー
ラに給電する接点に、高圧が給電されないので、操作者
が誤ってこれらの接点に接触したとしても、感電するこ
とがなく、更にレーザ光発生器で出射されたレーザ光で
目を傷めることもないので、安全性を高めることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置に関
し、特にプロセスカートリッジの装着状態を、メインモ
ータを駆動させることなく、つまり帯電器などへ高圧を
給電することなく安全に検出できるようにしたものに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ページプリンタやファクシミリ装
置や複写機などの画像記録装置においては、高速記録が
可能で、画像が綺麗なレーザプリンタを用いたものが一
般に普及している。このレーザプリンタは、レーザスキ
ャナユニットや、トナーや感光ドラムなどを一体化した
着脱可能なプロセスカートリッジに加えて、熱定着機構
などを備え、1頁毎に画像記録するようになっている。
即ち、供給された画像データやイメージデータについて
ドットイメージデータに展開処理し、そのドットイメー
ジデータに基づいて半導体レーザ発生器で出射されたレ
ーザ光を、回転させるポリゴンミラーで走査しながら感
光ドラムの表面に露光して静電潜像を形成し、その静電
潜像に付着させたトナー画像を記録用紙に転写すること
で記録するようになっている。
【0003】前記プロセスカートリッジには、感光ドラ
ムの表面を帯電用高圧で帯電させる帯電器、静電潜像を
形成する感光ドラム、感光ドラムにトナーを供給する現
像ローラ、感光ドラム上のトナーを用紙に転写する転写
ローラなどが一体的にコンパクトに収容されたもので、
装置本体内の収容部に着脱可能に装着されている。この
プロセスカートリッジは、収容したトナーがなくなった
とき、或いは感光ドラムが消耗したときには、本体カバ
ーを空けて新品と交換可能になっている。そして、プロ
セスカートリッジを装着したときには、感光ドラムや現
像ローラや転写ローラなどは、装置本体側の駆動機構に
連結されて、メインモータの回転により、駆動機構を介
して回転可能になっている。
【0004】更に、装置本体内の収容部の仕切り壁に
は、高圧回路からの帯電用高圧をプロセスカートリッジ
内の帯電器に給電する為の帯電用接点や、高圧回路から
の現像バイアス用高圧をプロセスカートリッジ内の現像
ローラに給電する為のバイアス用接点などが露出状に設
けられ、プロセスカートリッジをその収容部に取付けた
状態で、メインモータを駆動したときには、帯電器には
その帯電用接点を介して、また現像ローラにはそのバイ
アス用接点を介して、高圧回路からの高圧が夫々給電さ
れるようになっている。
【0005】一方、プロセスカートリッジの装着状態
と、そのプロセスカートリッジ内のトナーボックス内の
トナーの有無を検出する為に、夫々の検出の為に検出セ
ンサを専用に設ける場合には、コスト高になることか
ら、最近では、実施形態の図2・図4に示すように、1
つのトナー検出センサ88で、これらプロセスカートリ
ッジの装着状態と、トナーの有無とを検出するようにな
っている。即ち、メインモータの駆動により回転される
駆動軸に板状の作動板36が取付けられ、トナーボック
ス35に形成した2つの凹部35b,35cにトナー検
出センサ88の検出部88a,88bが対応させて嵌ま
り込んでいる。
【0006】そして、トナー検出センサ88からは、プ
ロセスカートリッジ30が装着され且つトナーボックス
35内にトナー5が存在するときには、実施形態の図6
(a)に示すように、検出部88aに設けた発光素子か
らの光がトナー5で遮断されて、検出部88bに設けた
受光素子で受光されないことから「L」レベルの検出信
号が出力され、またプロセスカートリッジが装着されて
おらず且つトナー5が存在しないときには、図6(b)
に示すように、「H」レベルの検出信号が出力される。
【0007】一方、プロセスカートリッジ30が装着さ
れ且つトナー5が存在しないときには、図6(c)に示
すように、トナー検出センサ88からは、回転する作動
板36がトナー検出センサ88の検出部88a,88b
を通過する時にのみ「L」レベルとなる検出信号が出力
される。このように、メインモータを駆動させて、1つ
のトナー検出センサ88からの検出信号により、プロセ
スカートリッジの装着状態と、トナーの有無とを検出で
きるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、レー
ザプリンタを備えた画像記録装置において、プロセスカ
ートリッジの装着状態とトナーの有無とを1つのトナー
検出センサで検出するようにした場合に、トナー検出セ
ンサから「L」レベルの検出信号が出力されたときに
は、プロセスカートリッジとトナーとが存在することが
判明するが、「H」レベルの検出信号が出力されたとき
には、プロセスカートリッジの装着状態を確実に判定で
きないことから、メインモータを駆動して作動板を回転
させて、検出信号が定期的に「L」レベルとなるか否か
で、プロセスカートリッジが装着されているか否かを判
別する。
【0009】即ち、この場合には、装置本体内の収容部
の仕切り壁に露出状に設けられた帯電用接点やバイアス
用接点などに高圧回路からの高圧が給電されることにな
り、このときに本体カバーを開けて、プロセスカートリ
ッジを取り出した状態のときには、操作者がこれら接点
に触れる可能性があり、危険な場合がある。本発明の目
的は、プロセスカートリッジが取外された状態で、しか
も本体カバーが開けられた状態であっても、プロセスカ
ートリッジの装着状態を、高圧を給電することなく、安
全に且つ簡単に検出できるような画像記録装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の画像記録装置
は、装置本体と、レーザ光発生器と、ポリゴンミラー
と、感光ドラムとトナー収容部と現像ローラと転写ロー
ラと帯電器等を含み装置本体に着脱自在に装着されるプ
ロセスカートリッジと、感光ドラムやローラ類を駆動す
るメインモータと、ポリゴンミラーを駆動するポリゴン
モータと、主走査開始端側のレーザ光を受光してBD信
号を発生させる受光センサとを備え、感光ドラムの表面
に帯電後露光して静電潜像を形成しその静電潜像に付着
させたトナーを記録媒体に転写する画像記録装置におい
て、受光センサによりBD信号に変換されるレーザ光の
光通路を開閉可能で、プロセスカートリッジの装着・非
装着に応じて開位置・閉位置に切換えられるシャッター
手段と、プロセスカートリッジのトナー収容部内のトナ
ーの有無を検出するトナーセンサと、メインモータの起
動に際してトナーセンサの検出信号からトナー無しを判
別した場合に、ポリゴンモータとレーザ光発生器を作動
させ、その作動状態で受光センサがBD信号を発生させ
ないときには、メインモータと帯電器の作動を禁止する
作動禁止手段とを備えたものである。
【0011】レーザ光発生器で発生されたレーザ光はポ
リゴンモータで駆動されるポリゴンミラーで走査されて
感光ドラムの表面に静電潜像が形成されるが、このと
き、受光センサは、レーザ光の主走査開始端側のレーザ
光を受光してBD信号を発生させる。ここで、シャッタ
ー手段は、プロセスカートリッジの装着時には、受光セ
ンサによりBD信号に変換されるレーザ光の光通路を開
位置に切換える一方、プロセスカートリッジの非装着時
には、そのレーザ光の光通路を閉位置に切換えてレーザ
光の通過を遮断する。また、トナーセンサは、プロセス
カートリッジのトナー収容部内のトナーの有無を検出す
るので、作動禁止手段は、メインモータの起動に際し
て、トナーセンサの検出信号からトナー無しを判別した
場合に、ポリゴンモータとレーザ光発生器を作動させ、
その作動状態で受光センサがBD信号を発生させないと
きには、メインモータと帯電器の作動を禁止する。
【0012】即ち、トナーが存在しないときには、レー
ザ光発生器で発射されたレーザ光をポリゴンミラーで走
査し、受光センサからそのレーザ光によるBD信号が発
生しないときには、レーザ光の光通路がシャッター手段
により遮断されているとき、つまりプロセスカートリッ
ジが装着されていないことを検出でき、このときには、
プロセスカートリッジの帯電器や現像ローラに給電する
接点であって、プロセスカートリッジの収容部に露出状
に設けられた複数の接点に、高圧が給電されないので、
例えば、本体カバーが開けられた状態で、操作者が誤っ
てこれらの接点に接触したとしても感電することがな
く、更にレーザ光発生器で出射されたレーザ光がその光
通路で確実に遮断されて目を傷めることもなく、安全性
を高めることができる。
【0013】請求項2の画像記録装置は、請求項1の発
明において、前記作動禁止手段は、前記作動の禁止を報
知する報知手段を有するものである。この場合には、メ
インモータや帯電器の作動が禁止されたことを報知手段
により報知されるので、作動の禁止が容易に分かる。そ
の他、請求項1と同様の作用を奏する。
【0014】請求項3の画像記録装置は、請求項1また
は2の発明において、前記メインモータへの駆動電圧と
帯電器への高圧とは同期して給電されるものである。こ
の場合には、メインモータへの駆動電圧と、帯電器への
高圧とは同期して給電される、つまりメインモータへの
駆動電圧の給電を停止させるだけで、これに同期して帯
電器への高圧の給電も停止されるので、作動の禁止を簡
単化することができる。その他、請求項1または2と同
様の作用を奏する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本実施形態は、レーザプリ
ンタやイメージスキャナを備え、受信したファクシミリ
データを記録し、原稿のイメージ情報を送信するなどの
通常のファクシミリ機能を実現できるとともに、電話機
能やサウンド機能などを有し、接続ケーブルを介してパ
ーソナルコンピュータを接続したマルチファンクション
装置1(画像記録装置に相当し、以下、MFDとする)
に本発明を適用した場合のものである。
【0016】先ず、レーザプリンタ3について、図1に
基づいて説明する。本体ケース2内には、画像記録に供
する定型カット用紙4を給紙するフィーダユニット10
と、レーザスキャナユニット20と、感光ドラム31な
どを有するプロセスカートリッジ30などが設けられて
いる。
【0017】最初に、フィーダユニット10について簡
単に説明すると、本体ケース2の後端部の上部のフィー
ダ部ケース2a内には、圧縮バネ12により上側に弾性
付勢された用紙押圧板11が配設されるとともに、その
用紙押圧板11を跨ぐように、定形カット紙からなる用
紙4を複数枚収容した給紙カセット13が傾斜状に着脱
自在に装着され、給紙ローラ14が図示外の駆動機構に
より、所定の給紙タイミングで回転駆動され、給紙カセ
ット13に収容された用紙4が1枚ずつ、給紙ローラ1
4の半径拡大部分による所定量の送り込みにより給紙さ
れ、1対のレジストローラ15により、その給紙された
用紙4の先端がレジストされる。
【0018】レーザスキャナユニット20は、後述する
プロセスカートリッジ30の下側に配設され、感光ドラ
ム31上に静電潜像を形成する為のレーザ光LSを発生
する半導体レーザ発光器21(レーザ光発生器に相当す
る)、回転駆動されるポリゴンミラー(5面体ミラー)
22、1対のレンズ23,24、1対の反射ミラー2
5,26などから構成され、感光ドラム31を図示の回
転方向へ回転駆動しながら、半導体レーザ発光器21か
ら出射されたレーザ光LSは、回転するポリゴンミラー
22により主走査され、これらレンズ23,24及び反
射ミラー25,26により複数回反射して、支持板17
に設けられたガラス板27を通過して斜め上方に投射さ
れて、感光ドラム31上に静電潜像が形成される。ここ
で、ポリゴンミラー22によるレーザ光LSの主走査の
開始は、受光センサ89で検出され、水平同期信号、つ
まりBD信号(ビーム・ディテクト信号)として出力さ
れる。
【0019】次に、着脱自在に装着されるプロセスカー
トリッジ30について、図1〜図2、図4〜図5に基づ
いて説明する。このプロセスカートリッジ30は、レー
ザスキャナユニット20から出射されるレーザ光LSで
静電潜像が形成される感光ドラム31と、帯電器32
と、その感光ドラム31にトナー5を供給する現像ロー
ラ34及び供給ローラ33と、トナーボックス35(ト
ナー収容部に相当する)と、転写ローラ38と、クリー
ニングローラ39などがコンパクトに一体的に収納され
たものである。
【0020】感光ドラム31は、円筒状でアルミ製の円
筒スリーブの外周部に、ポリカーボネートに光導電性樹
脂を分散させた所定厚さ(例えば、約20μm)の光導
電層を形成した中空状のものであり、カートリッジケー
ス30aに回転自在に枢支されている。即ち、感光ドラ
ム31上に形成されたプラス極性の静電潜像に対して、
プラス極性に帯電したトナー5を反転現像方式で現像す
るように構成されている。
【0021】一方、感光ドラム31上のレーザ光LSが
照射される位置よりも、回転方向進角側の位置には、感
光ドラム31の表面を均一に帯電処理する為に、タング
ステンなどからなる帯電用ワイヤからコロナ放電を発生
させるスコロトロン型の帯電器32が設けられ、その帯
電器32よりも更に回転方向進角側の位置には、感光ド
ラム31の表面をクリーニングするクリーニングローラ
39が接触状に設けられている。
【0022】前記トナーボックス35は、回転駆動され
る駆動軸35aに固着された板状の作動板36及びアジ
テータ37と、電気絶縁性を有する絶縁性のトナー5と
を収容した2重円筒状である。そのトナーボックス35
の前側には、トナーボックス35に形成されたトナー供
給口を介してアジテータ37の回転により供給されたト
ナー5を収容するトナー貯蔵室40が形成され、そのト
ナー貯蔵室40には、供給ローラ33が回転可能に枢支
され、更にそのトナー貯蔵室40の前側を仕切るように
且つ供給ローラ33と感光ドラム31とに夫々接するよ
うに、現像ローラ34が回転可能に枢支されている。
【0023】ここで、前記トナー5は、その粒径を7〜
10μmとする合成樹脂製であり、また供給ローラ33
と現像ローラ34とは、導電性を有するゴム製である。
一方、カートリッジケース30aには、ステンレス製ま
たはリン青銅製の薄い板状の弾性を有する層厚規制ブレ
ード41が下向きに取り付けられ、その下端部に形成さ
れた屈曲部が現像ローラ34に押圧状に接触しており、
供給ローラ33から供給されて現像ローラ34の表面に
層状に付着したトナー5の層厚が、この層厚規制ブレー
ド41で規制される。
【0024】そして、感光ドラム31、供給ローラ3
3、現像ローラ34などが駆動機構により夫々所定回転
方向に駆動されるので、トナー5の各トナー粒子は、供
給ローラ33と現像ローラ34との擦り付けにより、ま
た層厚規制ブレード41の現像ローラ34への押圧摩擦
によりプラス極性に帯電され、このプラス極性に帯電し
たトナー5が、レーザ光LSにより感光ドラム31上に
形成された静電潜像に付着して、反転現像方式で現像さ
れる。
【0025】次に、導電性を有するゴム製の転写ローラ
38は、感光ドラム31の上側に接するように設けられ
てカートリッジケース30aに回転自在に枢支され、転
写用バイアス電圧が印加されたときに、感光ドラム31
上のトナー画像がこの転写ローラ38により、用紙4に
確実に転写されるようになっている。次に、プロセスカ
ートリッジ30の前側、つまり感光ドラム31よりも搬
送方向下流側に設けられた定着ユニット45は、ハロゲ
ンランプなどの定着ヒータ46を内蔵した加熱用ローラ
47と押圧ローラ48とからなり、用紙4の下面に転写
されたトナー画像が押圧と同時に加熱されて用紙4に定
着される。
【0026】次に、プロセスカートリッジ30の装着状
態と、トナー5の有無を検出するトナー検出センサ88
について、図2〜図4に基づいて説明する。前記トナー
ボックス35の後端部の下側で、左右方向の略中央部に
は、2つの凹部35b、35cが近接して形成されると
ともに、1つの凸部35dが、これら凹部35b、35
cの間に形成されている。そして、プロセスカートリッ
ジ30を支持する支持板17には、略コ字状で斜め前方
向きのトナー検出センサ88が取付けられており、その
トナー検出センサ88の検出部88aが凹部35bに嵌
まり込むとともに、検出部88bが凹部35cに嵌まり
込んでいる。
【0027】そして、検出部88aの内部には発光素子
が設けられ、検出部88bの内部には受光素子が設けら
れている。更に、前記作動板36は、駆動軸35aの回
転により、凸部35d内を通過するように回転する。即
ち、トナー検出センサ88からは、プロセスカートリッ
ジ30が装着され且つトナーボックス35内にトナー5
が存在するときには、図6(a)に示すように、発光素
子からの光がトナー5で遮断されることから「L」レベ
ルの検出信号が出力され、またプロセスカートリッジ3
0が装着されておらず且つトナー5が存在しないときに
は、図6(b)に示すように、「H」レベルの検出信号
が出力される。
【0028】一方、プロセスカートリッジ30が装着さ
れ且つトナー5が存在しないときには、図6(c)に示
すように、トナー検出センサ88からは、回転する作動
板36がトナー検出センサ88を通過する時にのみ
「L」レベルとなる検出信号が出力される。次に、半導
体レーザ発光器21から出射されたレーザ光LSを遮断
するシャッター機構50について、図3、図5に基づい
て説明する。前記支持板17の下側のトナー検出センサ
88の直ぐ右側の位置に形成された枢支部17aに、枢
支軸部51aを回動可能に枢支されたシャッター部材5
1が設けられている。このシャッター部材51には、枢
支軸部51aから前方に延びるシャッター部51bと、
枢支軸部51aから支持板17の上側に湾曲状に突出す
る突出部51cとが一体的に形成されている。
【0029】即ち、プロセスカートリッジ30が装着さ
れていないときには、そのシャッター部材51は、図5
に2点鎖線で示すように、その自重により下方に揺動し
た傾斜状の閉位置に切換えられる一方、プロセスカート
リッジ30が装着されたときには、図5に実線で示すよ
うに、突出部51cがプロセスカートリッジ30で押圧
されて下方に移動することで、シャッター部51bが上
方に移動した略水平状の開位置に切換えられる。ここ
で、シャッター部材51が閉位置に切換えられたときに
は、そのシャッター部51bが、半導体レーザ発光器2
1から投射されたレーザ光LSがポリゴンミラー22に
投射される光経路に位置することから、そのレーザ光L
Sが遮断される。しかし、シャッター部材51が開位置
に切換えられたときには、レーザ光LSの光経路がシャ
ッター部51bで遮断されることはない。
【0030】次に、原稿7の画像を読み取るイメージス
キャナ55について、簡単に説明する。前記本体ケース
2の前側の上部には、液晶ディスプレイ6aや、テンキ
ーなどのキー及び各種の機能キーが設けられたキーボー
ド6bを有する操作パネル6が設けられ、その操作パネ
ル6の下側に、原稿7に記録されている画像を読み取る
イメージスキャナ55が設けられている。イメージスキ
ャナ55においては、図示外の原稿搬送機構により原稿
7が原稿受け56に沿って所定の読取り位置まで搬送さ
れると、図示外の光源により原稿7に光が照射され、原
稿7からの反射光をミラー57,58により反射させ、
複数個のCCD(電荷結合素子)を配列した受光素子か
らなる読取りヘッド59に受光させて、原稿7上の画像
を1ラインずつ読み取るようになっている。
【0031】ところで、図1に示すように、前記フィー
ダユニット10やイメージスキャナ55などから、図示
外のヒンジにより上下に揺動可能なカバー体2bが構成
されており、そのカバー体2bを手動操作で2点鎖線で
図示のように上側に揺動させることで、プロセスカート
リッジ30を取外し又は装着可能になっている。そし
て、そのカバー体2bの開閉状態は、カバー検出センサ
90(図8参照)により検出されるようになっている。
【0032】即ち、プロセスカートリッジ30が装着さ
れる支持板17の上面には、図3に示すように、高圧回
路91から給電される帯電用高圧を供給する為の帯電用
接点92と、高圧回路91から給電される現像バイアス
用高圧を供給する為のバイアス用接点93とが夫々設け
られており、プロセスカートリッジ30が装着されたと
きには、その帯電用接点92を介して帯電器32に帯電
用高圧が供給され、またそのバイアス用接点93を介し
て現像ローラ34に現像バイアス用高圧が供給されるよ
うになっている。
【0033】次に、MFD1の制御系について、図7に
基づいて説明する。基本的には、制御部60を有するコ
ントロールユニット70と、このコントロールユニット
70に接続された操作パネル6と、レーザプリンタ3
と、イメージスキャナ55と、音声等のサウンドを出力
するスピーカ80などから構成されている。
【0034】前記制御部60は、基本的に、CPU61
と、このCPU61にデータバスなどを含むコモンバス
66で接続されたROM62と、EEPROM(電気的
に消去して書換え可能なROM)63と、RAM64
と、DMAコントローラ65などで構成されている。ま
た、コモンバス66には、イメージ情報の短縮(圧縮)
化の為に符号化する符号化部及び符号化により短縮され
ている通信データを復号化する復号化部を有するCOD
EC71と、ハードロジック回路からなる入出力用AS
IC(アプリケーション・スペシフィック・インテグレ
ーテッド・サーキット)72とが接続されている。
【0035】更に、コモンバス66には、スピーカ80
を駆動する音声増幅器(AMP)73と、音声などのサ
ウンドデータにも対応可能なファクシミリ通信用のモデ
ム74と、バッファ76と、パーソナルコンピュータ9
に接続ケーブルLを介して接続されたセントロニクス対
応の通信用インターフェース(通信用I/F)77とが
夫々接続されている。
【0036】また、モデム74には、電話回線8及びハ
ンドセット71に接続されたNCU(ネットワーク・コ
ントロール・ユニット)75が接続されている。更に、
入出力用ASIC72には、複数の文字や記号を表示可
能なディスプレイ6aとキーボード6bとを有する操作
パネル6と、レーザプリンタ3とが接続されるととも
に、DRAM(ダイナミックRAM)78を介してイメ
ージスキャナ55が接続されている。即ち、DRAM7
8には、イメージスキャナ55で読み込まれた2〜3ド
ットライン分のドットデータがイメージ情報として一時
的に記憶されるとともに、そのイメージ情報は入出力用
ASIC72により読み出される。
【0037】レーザプリンタ3においては、図8に示す
ように、ポリゴンミラー22を回転駆動する直流モータ
からなるポリゴンモータ85、給紙ローラ14やレジス
トローラ15や感光ドラム31や図示外の搬送ローラな
どを駆動するメインモータ86、半導体レーザ発光器2
1、定着ヒータ46、給紙ローラ14の回転駆動を開始
させる為の給紙ソレノイド87、トナー検出センサ8
8、受光センサ89、カバー検出センサ90などは入出
力用ASIC62からの駆動信号で駆動される。一方、
帯電器32には、帯電用接点82を介して高圧回路91
からの帯電用高圧が給電され、また現像ローラ34に
は、バイアス用接点93を介して高圧回路91からの現
像バイアス用高圧が給電される。
【0038】前記ROM62には、レーザプリンタ3又
はイメージスキャナ55を作動させてイメージ情報を電
話回線8を介して外部のファクシミリ装置(図示略)に
対して送受信制御するとともに、記録制御及び画像読込
み制御するファクシミリ機能を実現する制御プログラ
ム、イメージスキャナ55で読み込んだ原稿7のイメー
ジ情報を記録するコピー機能を実現する制御プログラ
ム、パーソナルコンピュータ9から受信したプリントデ
ータを記録するプリンタ機能を実現する制御プログラ
ム、イメージスキャナ55で読み込んだ原稿7のイメー
ジ情報をパーソナルコンピュータ9に送信するイメージ
リーダ機能を実現する制御プログラム、後述するプロセ
スカートリッジ検出制御の制御プログラムなどが格納さ
れている。
【0039】ここで、このMFD1においては、前記C
PU61は、それに接続されているクロックからのクロ
ック信号をハード的にカウントする時分割用割込みタイ
マ(内蔵タイマ)による時分割割り込みを受け付け可能
になっている。そして、例えば、ファクシミリ機能のう
ちのファクシミリデータ送信制御プログラムとプリンタ
機能の制御プログラムとを並行処理するなど、複数組の
制御プログラムを並行処理する場合には、CPU61が
例えば、約1/60秒(約16msec)の時分割割り込み
を受け付ける毎に、これら複数組の制御プログラムをそ
の割当てられた約1/60秒毎に時分割方式で順次切換
えながら並行処理することにより、複数の機能を同時に
実現できるようになっている。
【0040】前記EEPROM63には、ファクシミリ
機能を実現するときの各種の設定モード、プリンタ機能
を実現するときの印字位置や印字濃度に関する各種の設
定データが変更可能に記憶されるとともに、複数の送信
先の電話番号などが記憶されている。前記RAM64に
は、受信したファクシミリデータを格納する受信データ
メモリや印字データやサウンド情報などを一時的に格納
するメモリや、ファクシミリ機能やコピー機能などの複
数の機能を実現する制御プログラムの実行に必要な各種
のメモリやバッファなどが設けられている。
【0041】次に、MFD1の制御部60で行なわれる
プロセスカートリッジ検出制御のルーチンについて、図
9のフローチャートに基づいて説明する。尚、以降に説
明するフローチャートの符号Si(i=10、11、1
2・・・)は各ステップである。電源が投入されたとき
に初期処理を実行するとき、或いは記録動作を開始する
ときには、メインモータの起動に際してこの制御が実行
される。
【0042】この制御が開始されると、先ずトナー検出
センサ88からの検出信号が読み込まれ(S10)、検出
信号が「L」レベルのとき、つまり図6(a)に示すよ
うに、プロセスカートリッジ30が装着された状態で且
つトナーボックス35内にトナー5が存在するときには
(S11:Yes )、メインモータ86の起動を許可する指
令が出力され(S12)、この制御を終了してメインルー
チンにリターンする。その結果、メインモータ86が起
動されるときに、このメインモータ86の起動に同期し
て、帯電器32に帯電用高圧が給電されるとともに、定
着ヒータ46にも給電されて、ヒータ切れでないことを
確認するなどの初期処理、又は記録動作が実行される。
【0043】一方、検出信号が「H」レベルのとき(S
11:Yes )、つまり図6(b)に示すように、プロセス
カートリッジ30が装着されておらず且つトナー5が存
在しないとき、又は図6(c)に示すように、プロセス
カートリッジ30が装着されているが、トナー5が存在
しないときには、ポリゴンモータ85が駆動され(S1
3)、ポリゴンミラー22の回転が所定回転数に達した
ときに、レーザ光LSがテスト的に、例えば約1秒間だ
け出射され(S14)、受光センサ89で水平同期信号
(BD信号)が検出されたときには(S15:Yes )、シ
ャッター部材51が開位置に切換えられた状態、つまり
図3、図5に示すように、プロセスカートリッジ30が
装着されているときなので、S12を経て、同様にリター
ンする。
【0044】ところで、受光センサ89で水平同期信号
(BD信号)が検出されないときには(S15:No)、シ
ャッター部材51が閉位置に切換えられている状態、つ
まりプロセスカートリッジ30が装着されていないとき
なので、プロセスカートリッジ30を装着するように促
すとともに、メインモータ86の作動を禁止する旨のエ
ラーメッセージがディスプレイ6aに表示される(S1
6)。次に、メインモータ86の起動を禁止する指令が
出力され(S17)、同様にリターンする。このときに
は、メインモータ86が起動されることがなく、初期処
理や記録動作が実行されることはない。ここで、S16と
S17が作動禁止手段に相当し、特にS16が報知手段に相
当する。
【0045】即ち、メインモータ86が起動されないと
きには、帯電器32に帯電用高圧が給電されず、更に現
像ローラ34にも現像バイアス用高圧が給電されないの
で、図1に示すように、カバー体2bが上側に開いた状
態であるにも拘わらず、カバー検出センサ90でカバー
体2bが開いた状態を検出できないときで、しかもプロ
セスカートリッジ30が取外されているときには、高圧
回路91からの高圧が帯電用接点92やバイアス用接点
93に給電されないので、これらの接点92,93に操
作者の手が触れるようなことがあっても、感電すること
がなく安全である。更に、プロセスカートリッジ30が
取外されているときには、ガラス板27を通してレーザ
光LSが出射されないので、操作者の目にレーザ光LS
が入ることがなく安全である。
【0046】以上説明したように、半導体レーザ発光器
21と、ポリゴンミラー22と、本体ケース2に着脱自
在に装着されるプロセスカートリッジ30と、感光ドラ
ム31や搬送ローラなどを駆動するメインモータ86
と、ポリゴンモータ85と、主走査開始端側のレーザ光
LSを受光してBD信号を発生させる受光センサ89と
を備え、感光ドラム31の表面に帯電後露光して静電潜
像を形成しその静電潜像に付着させたトナー5を用紙4
に転写するMFD1において、シャッター機構50と、
トナー検出センサ88などを設け、トナー検出センサ8
8でトナー5を検出できないときには、半導体レーザ発
光器21で発射されたレーザ光LSをポリゴンミラー2
2で主走査したときに、トナー検出センサ88からその
レーザ光LSによるBD信号が発生しないときには、レ
ーザ光LSの光通路がシャッター部材51により遮断さ
れているときであり、つまりプロセスカートリッジ30
が装着されていないことを検出でき、このときには、プ
ロセスカートリッジ30の帯電器32や現像ローラ34
に給電する接点であって、支持板17の上面に露出状に
設けられた接点92,93に高圧が給電されないので、
例えば、カバー体2bが空けられた状態で、操作者が誤
ってこれらの接点92,93に接触したとしても感電す
ることがなく、更に半導体レーザ発光器21で出射され
たレーザ光LSがその光通路で確実に遮断されて目を傷
めることもなく、安全性を高めることができる。
【0047】また、プロセスカートリッジ30が装着さ
れていないときには、メインモータ86の作動を禁止す
る旨のエラーメッセージがディスプレイ6aに表示され
るので、作動の禁止が容易に分かる。更に、メインモー
タ86への駆動電圧と帯電器32への高圧とは同期して
給電されるので、メインモータ86への駆動電圧の給電
を停止させるだけで、これに同期して帯電器32への高
圧の給電も停止されることができる。
【0048】ここで、前記実施形態の変更態様として、
シャッター機構50は、プロセスカートリッジ30の装
着に応動してシャッター部材を上下動させることで光経
路を遮断するように構成したり、またプロセスカートリ
ッジ30に取付けたシャッター部材で直接に光経路を遮
断することも可能である。また、パーソナルコンピュー
タ9としては、通信機能を装備したノート型やラップト
ップ型の携帯用のものであってもよく、複数台のパーソ
ナルコンピュータ9を接続するようにしてもよい。更
に、電話機能やファクシミリ機能や留守番電話機能など
の複数機能を実現可能で、赤外光又は赤色系の可視光を
発する多数の発光ダイオード素子を直線状に配列したL
EDアレイで感光ドラムや感光ベルト上に静電潜像を形
成するようにした記録機構を備え、各種のネットワーク
に接続されたマルチファンクション装置、更には複写機
やファクシミリ装置などの種々の画像記録装置に本発明
を適用するようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】請求項1の画像記録装置によれば、装置
本体と、レーザ光発生器と、ポリゴンミラーと、感光ド
ラムとトナー収容部と現像ローラと転写ローラと帯電器
等を含み装置本体に着脱自在に装着されるプロセスカー
トリッジと、感光ドラムやローラ類を駆動するメインモ
ータと、ポリゴンミラーを駆動するポリゴンモータと、
主走査開始端側のレーザ光を受光してBD信号を発生さ
せる受光センサとを備え、感光ドラムの表面に帯電後露
光して静電潜像を形成しその静電潜像に付着させたトナ
ーを記録媒体に転写する画像記録装置において、シャッ
ター手段と、トナーセンサと、作動禁止手段とを設け、
トナーが存在しないときには、レーザ光発生器で発射さ
れたレーザ光をポリゴンミラーで主走査したときに、ト
ナーセンサからそのレーザ光によるBD信号を発生しな
いときには、レーザ光の光通路がシャッター手段により
遮断されているとき,つまりプロセスカートリッジが装
着されていないことを検出でき、このときには、プロセ
スカートリッジの帯電器や現像ローラに高圧を給電する
為に、プロセスカートリッジの収容部に露出状に設けら
れた複数の接点に高圧が給電されないので、例えば、本
体カバーが空けられた状態で、操作者が誤ってこれらの
接点に接触したとしても感電することがなく、更にレー
ザ光発生器で出射されたレーザ光がその光通路で確実に
遮断されて目を傷めることもなく、安全性を高めること
ができる。
【0050】請求項2の画像記録装置によれば、請求項
1と同様の効果を奏するが、前記作動禁止手段は、前記
作動の禁止を報知する報知手段を有するので、メインモ
ータや帯電器の作動が禁止されたことを報知手段により
報知され、作動の禁止が容易に分かる。請求項3の画像
記録装置によれば、請求項1または2と同様の効果を奏
するが、前記メインモータへの駆動電圧と帯電器への高
圧とは同期して給電されるので、メインモータへの駆動
電圧の給電を停止させるだけで、これに同期して帯電器
への高圧の給電も停止されるので、作動の禁止を簡単化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るマルチファンクション
装置の縦断側面図である。
【図2】プロセスカートリッジとレーザスキャナユニッ
トの部分拡大縦断側面図である。
【図3】プロセスカートリッジを取り外した内部機構の
平面図である。
【図4】トナーボックスの部分断面図である。
【図5】プロセスカートリッジの概略側面図である。
【図6】トナー検出センサからの検出信号を示し、
(a)はプロセスカートリッジとトナーの両方が存在す
るときであり、(b)はプロセスカートリッジとトナー
の両方が存在しないときであり、(c)はプロセスカー
トリッジだけが存在するときである。
【図7】マルチファンクション装置の制御系のブロック
図である。
【図8】レーザプリンタの制御系のブロック図である。
【図9】プロセスカートリッジ検出制御のルーチンの概
略フローチャートである。
【符号の説明】
1 マルチファンクション装置 4 用紙 20 レーザスキャナユニット 21 半導体レーザ発光器 22 ポリゴンミラー 30 プロセスカートリッジ 31 感光ドラム 32 帯電器 34 現像ローラ 35 トナーボックス 38 転写ローラ 50 シャッター機構 51 シャッター部材 60 制御部 61 CPU 62 ROM 64 RAM 85 ポリゴンモータ 86 メインりモータ 88 トナー検出センサ 89 受光センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、レーザ光発生器と、ポリゴ
    ンミラーと、感光ドラムとトナー収容部と現像ローラと
    転写ローラと帯電器等を含み装置本体に着脱自在に装着
    されるプロセスカートリッジと、感光ドラムやローラ類
    を駆動するメインモータと、ポリゴンミラーを駆動する
    ポリゴンモータと、主走査開始端側のレーザ光を受光し
    てBD信号を発生させる受光センサとを備え、感光ドラ
    ムの表面に帯電後露光して静電潜像を形成しその静電潜
    像に付着させたトナーを記録媒体に転写する画像記録装
    置において、 前記受光センサによりBD信号に変換されるレーザ光の
    光通路を開閉可能で、プロセスカートリッジの装着・非
    装着に応じて開位置・閉位置に切換えられるシャッター
    手段と、 前記プロセスカートリッジのトナー収容部内のトナーの
    有無を検出するトナーセンサと、 前記メインモータの起動に際してトナーセンサの検出信
    号からトナー無しを判別した場合に、ポリゴンモータと
    レーザ光発生器を作動させ、その作動状態で受光センサ
    がBD信号を発生させないときには、メインモータと帯
    電器の作動を禁止する作動禁止手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記作動禁止手段は、前記作動の禁止を
    報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1に
    記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記メインモータへの駆動電圧と帯電器
    への高圧とは同期して給電されることを特徴とする請求
    項1または2に記載の画像記録装置。
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