JPH10148672A - コンバット通信システム - Google Patents

コンバット通信システム

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JPH10148672A
JPH10148672A JP9277148A JP27714897A JPH10148672A JP H10148672 A JPH10148672 A JP H10148672A JP 9277148 A JP9277148 A JP 9277148A JP 27714897 A JP27714897 A JP 27714897A JP H10148672 A JPH10148672 A JP H10148672A
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ペーター・ゲルバー
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    • G01S17/74Systems using reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. IFF, i.e. identification of friend or foe
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  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 「敵味方識別」(演習時の戦闘シミュレーシ
ョン)と、夜間射撃に対する照準との少なくともいずれ
かに使用されれるコンバット通信システムを提供する。 【解決手段】 各戦闘員は、兵器に据え付けられたレー
ザアセンブリ4とともに、光検出器5と制御ユニット5
0からなるハーネス2、3を装着する。戦闘シミュレー
ションまたは認識のために、戦闘員は、兵器を架空のタ
ーゲットに向け、レーザ信号を送る。ターゲットがハー
ネス2、3を装着した他の戦闘員のとき、ハーネス2、
3は無線、超音波または光信号により応答する。応答信
号のキャリア周波数はレーザビームに対して検索ユニッ
トにより決定され、送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンバット通信装置
および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】演習および戦闘時の兵士間の通信は最も
重要なものである。特に、片方または双方向通信が、I
FF(敵味方識別)および戦闘シミュレーション(模擬
戦闘)システムのオペレーションに対して要求される。
【0003】戦闘シミュレーションに関連した通信シス
テムは、例えば、潜在的なターゲットに対して光検出器
を起動する、火器に取付けられたレーザ照射器を有す
る。レーザにより起動された検出器はそれぞれの火器か
らの発射の効果を示す。
【0004】欧州特許出願EP 0 254 197号に
開示された公知のIFFシステムにおいては、レーザ信
号および無線信号は同時に潜在的なターゲットに送信さ
れる。ターゲットは、この2つの信号を受信すると、そ
のID(身元)を確認するための応答無線信号を発生す
る。
【0005】独国特許出願DE 2 215 295号お
よびDE 2 215 463号に開示されたシステムで
は、変調されたレーザ信号が潜在的な敵に照準を合わせ
るとともに、無線またはレーザビームにより応答できる
ようにしている。同様のシステムは動物の識別にも用い
られ、この点に関しては、欧州特許出願EP 0 108
643号に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの公知のシステ
ムは操作が難しく、また、同時通信オペレーション間で
好ましくない干渉を引き起こしやすい。
【0007】そこで、本発明は、IFFに好適なコンバ
ット通信と、安全および保証されたオペレーションを可
能とする単純な戦闘シミュレーションとの少なくともい
ずれかに好適なコンバット通信装置および方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および効果】今、本発明の
コンバット通信装置は以下の特徴を有してなる。すなわ
ち、コンバット通信装置は、照会ユニットと応答ユニッ
トとを備え、照会ユニットのそれぞれは、照会ビームを
出力するレーザ照射器と、上記照会ビーム中の照会デー
タを符号化する変調器と、応答信号を受信する受信器と
からなり、応答ユニットのそれぞれは、少なくとも1つ
の、上記照会ビームを受信する検出器と、少なくとも1
つの、上記照会データを復号する復号器と、選択可能な
出力キャリア周波数で上記応答信号を発生する信号出力
器とを有する。ここで、上記出力キャリア周波数は上記
照会データ中の周波数コードにより設定される。
【0009】照会ユニットと応答ユニット間のコンバッ
ト通信方法は、上記照会ユニットにおいて空きキャリア
周波数を決定し、光学的照会ビームを上記照会ユニット
から上記応答ユニットまで送信し、上記照会ビームを変
調し、上記空き周波数を符号化し、上記照会ビームを上
記応答ユニットで受信し、上記空きキャリア周波数を決
定するために上記照会ビームを復調し、上記空きキャリ
ア周波数の上記照会ビームに応じて応答信号を発生する
ステップを有する。
【0010】本発明の以下の態様では、照会ユニットか
らのレーザビームは、所望の応答キャリア周波数を示す
照会信号を送信するために変調される。照会信号はま
た、照会ユニットのIDと位置の両方またはいずれかの
ような追加情報を提供することができる。所望の応答キ
ャリア周波数を送信することにより、同時のIFFオペ
レーション間の干渉を避けることができる。さらに、送
信の安全性が増加する。
【0011】本発明の別の態様では、コンバット通信装
置は、照会ユニットと応答ユニットとを備える。照会ユ
ニットのそれぞれは、照会ビームを出力する超音波出力
器と、上記照会ビーム中の照会データを符号化する変調
器と、超音波応答信号を受信する超音波受信器とからな
る。応答ユニットのそれぞれは、少なくとも1つの上記
照会ビームを受信する検出器と、少なくとも1つの、上
記照会ビームを復号する復号器と、上記照会ビームに応
じて上記応答信号を発生する超音波出力器とからなる。
【0012】超音波、すなわち、20kHzより高い周
波数を有する音波は、検出が困難で、かつ、存在する通
信システムへの干渉を回避できる。
【0013】本発明のさらに、別の態様では、コンバッ
ト通信装置は、照会ユニットと応答ユニットとを備え
る。照会ユニットのそれぞれは、照会ビームを出力する
レーザ照射器と、上記照会ビーム中の照会データを符号
化する変調器と、応答信号を受信する光受信器とからな
る。応答ユニットのそれぞれは、少なくとも1つの、上
記照会ビームを受信する検出器と、少なくとも1つの、
上記照会ビームを復号する復号器と、少なくとも1つ
の、上記照会ビームに応じて上記応答信号を発生する拡
散出力光源とからなる。
【0014】応答信号に対して拡散光ビームを用いるこ
とは、応答ユニットが照会ユニットの位置を知る必要が
ないという利点がある。そのようなシステムの範囲を最
適化するために、照会ユニットは、光受信器上に応答ユ
ニットを撮像するように、レーザ照射器と平行に撮像光
学機器を備えることが好ましい。
【0015】本発明に係る照会ユニットおよび応答ユニ
ットは、IFFと戦闘シミューレーションとに対して使
用することができる。両用途において、照会ユニットは
最初にレーザビームすなわち変調されたレーザビームを
ターゲットに送信する。変調されたレーザビームは好ま
しくは所望の応答周波数を符号化する。レーザビーム受
信後、好ましくは、応答ユニットは、応答周波数を復号
し、その信号送信器の周波数を設定し、応答信号を出力
する。応答信号には、応答ユニットの識別コードが含ま
れてもよいし(IFFに対して)、又はいずれの検出器
が命中したかを識別するのに使ってもよく(戦闘シミュ
レーションに対して)、あるいは、両方を兼ね備えても
よい。
【0016】さらに、同時通信オペレーション間の干渉
は、応答ユニットに、応答信号を送信する前にランダム
遅延を決定するランダム遅延発生器を付加することによ
り、低減することができる。
【0017】好ましくは、通常1.5μmまたは905
nmで動作するレーザを有する光学式レンジファインダ
との衝突を避けるために、レーザは、赤外線波長、特に
2000nmより短い波長(好ましくは、780−90
5nmの近赤外線波長)で動作する。また、連続波レー
ザ(CWレーザ)を用いること、および、単一パルスに
おいて出力パワーの振幅を変調することも望ましいこと
が判明している。そのようなレーザは、通常CWレーザ
でない、1.5μmで動作する固有パルス半導体レーザ
(inherently pulsed semiconductor lasers)よりもよ
り正確に変調できる。変調品質の向上は、良好な信号対
雑音比(SN比)を維持しつつ信号強度を低減する。こ
れは、ナイトビジョンシステムにおける視認性、要求さ
れるレーザ照射および目を害する危険性を減少する。
【0018】照会ユニットには、有効な応答信号が受信
されたか否かを示す「敵−味方」ディスプレイが備わっ
ていてもよい。ディスプレイ等に加えて、IFFオペレ
ーションの結果は、適当なランプ(LEDのような)で
表示され、かつ、音声信号により知らされるか、また
は、それらのいずれかにより通知されるようにしてもよ
い。
【0019】戦闘シミュレーションにおいて本システム
を使用するときは、各照会ユニットに複数の検出器を用
いる。そのとき、応答信号は、レーザビームを送信する
照会ユニットがレーザビームによって命中された検出器
(これにより、本体の一部)を決定する、活動中の検出
器上に情報を搬送する。この情報は要求者の狙撃熟練度
のフィードバックしたものとして表示されることができ
る。
【0020】好ましくは、レーザは火器に取付けられ、
動作させるためのレバーを有してもよい。
【0021】さらに、レーザ照射器は、ターゲット距離
と、所望のオペレーション(IFF、戦闘シミュレーシ
ョンまたは照準)との少なくともいずれかにレーザビー
ムを調整するための拡散光学機器を備える。
【0022】本発明は、また、システムから独立しても
また使用可能な、そのマスタ制御ユニットおよびそのレ
ーザアセンブリのような通信装置の個々の構成部品につ
いても述べている。特に、レーザアセンブリは、例え
ば、簡単な戦闘シミュレーション、目標補足、または、
通信装置の信号受信器と応答ユニットの少なくともいず
れかを有しない支援システムにおいて使用することがで
きる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明に係るコンバット通信システムの実施の形態を説明す
る。
【0024】図1に、好ましい実施の形態のIFF/シ
ミュレーション装置のハーネスセットの基本的な構成部
品を示す。これらの構成部品には、マスタ制御ユニット
1と、2つの腕ハーネス2と、ヘルメットハーネス3
と、レーザアセンブリ4とがある。マスタ制御ユニット
1、腕ハーネス2およびヘルメットハーネス3は、それ
ぞれ、少なくとも1つの、レーザアセンブリで出力され
る光の波長で検出する光検出器5を備えている。本実施
形態において、腕ハーネス2は、腕の両側に配置された
2つの検出器と1つの制御回路50とを備えている。ヘ
ルメットハーネス3は4つの検出器と制御回路50とを
備えており、各検出器は少なくとも90度の範囲をカバ
ーするようになっている。
【0025】レーザアセンブリ4の機械的な構成を図2
から図5までに示す。レーザアセンブリ4は、底部8と
蓋部9を有するハウジングからなる。クランプ10(完
全には見えていない)は、ハウジングを火器に固定する
ために、ハウジングの底側に取付けられている。
【0026】レーザアセンブリ4は、第1のヒンジ14
により接続される第1の部品12と第2の部品13とに
より構成されるレバー11をさらに含む。このレバー
は、レーザアセンブリの起動、IFF手順の開始、照
準、または、以下に述べる疑似射撃の発射のために使用
される。レバー11は符号16により示される安全なオ
フ位置を有する。このオフ位置では、レバー11はハウ
ジング8、9の側面上にあり、第2の部品13は第1の
ヒンジ14を中心としてU型の第1の部品12の内側に
くるように折りたたまれる。レバー11をオン位置に動
かすとき、第1の部品12は外側に向かって矢印17で
示すように、第2のヒンジ19を中心として回転し、第
2の部品13は外側に向かって矢印18で示すように、
第1のヒンジ14を中心として回転する。このように、
レバー11は第1の非活動オン位置21に持ってこられ
る。この位置では、レバー11はレーザアセンブリ4か
ら下側へ伸びる。部品12と13の端面は、互いに接し
ており、それにより、第2の部品13は第1の部品12
のまわりをさらに回転できないようになっている。矢印
22が示す方向に沿って火器に向かって第2の部品13
を押下したとき、レバー11全体はヒンジ19を中心と
して、バネ(図示せず)の力に反して、マイクロスイッ
チ(図示せず)を付勢し、以下に述べるIFFとシミュ
レーション手順の少なくとも1つを起動する位置である
活動オン位置16Aに回転する。
【0027】ここに示すレバー11は、兵器の取り扱い
の邪魔にならない、安全な、引き締まったオフ位置を有
する。レバー11はユーザによって容易にオン位置に達
するようになっており、また、システムを活性化するた
めに押される。レーザアセンブリ4が兵器上に取付けら
れ、レバー11はそのオフからオン位置まで回転させる
ことができ、それにより装置の扱いが簡単になる。
【0028】レーザアセンブリ4は、さらに、信号送受
信器と、外部アンテナ26(図3)とともにハウジング
の底部8に配置されるレーザドライバ回路25(図5参
照)とを有する。これらの部分の動作を以下に説明す
る。
【0029】ハウジングの上部9は、一つはダイオード
レーザと電子回路に電力を供給するバッテリ28を収容
し、他の1つはレーザ源と電子回路を収容する、2つの
半筒状の平行なチェンバを形成している。チェンバ間に
形成される奥まった所により、ターゲットを自由に見る
ことができる。
【0030】図5にレーザ源の構成を示す。その構成
は、半導体レーザ30と、レンズ31〜33を含む視準
用の光学機器と、ホログラフィック回折格子34と、出
力ウインドウ35とからなる。レンズは0.2〜0.5
mradの発散ビームを発生するために従来の構成部品が選
択されている。ホログラフィック回折格子34はヒンジ
35を軸としてハウジング8、9の外側に配列されたノ
ブ(図示せず)により回転可能である。それが水平位置
34Aに移動したとき、ビームに影響を与えない。その
水平位置まで回転したときは、ビームの発散を10mrad
まで増加する。
【0031】レンズ32とレンズ33の間にビーム分離
器39Aが設けられており、このビーム分離器39Aは
レーザアセンブリの出力側からの光を、検出器39Bに
投影するように配置されている。ビーム分離器39Aに
対して対称に配置されたプレート39Cは、ビーム分離
器39Aにより導かれるビームオフセットを補償する。
ビーム分離器39Aおよび検出器39Bは、ウンイドウ
35上のほこり若しくは出力ビーム中の葉のようなじゃ
まもののような、光ビームの経路中にある物体を検出す
るために用いられる。そのような物体はレーザ光の一部
を映し出し、検出器39B中で信号を生じ、ユーザに対
して警告する。さらに、以下に示すように検出器39B
を応答信号の受信に用いてもよい。
【0032】半導体レーザ30は、820nmまたは他
の任意の波長(好ましくは780〜905nm)で動作
するCW装置であり、例えば、50mWの出力パワーを
有する。ホログラフィック回折格子34を用いてレーザ
源を操作したとき、すなわち、出力ビームが10mradの
発散のとき、それは近似的に2kmの領域を有し、一
方、格子34を取り外し、発散を0.2mradまで低減す
ることは領域を10kmより大きくする。2kmより小
さい距離で動作するとき、挿入された回折格子で照準を
定めることは容易である。
【0033】近赤外線(すなわち、2000nm)にお
けるレーザを用いることは、種々の利点がある: −この波長での半導体レーザはCWモードで動作させる
ことができる。それ故、半導体レーザは容易に正確に変
調され得る。これは、出力ビームのSN比を増加させ
る。 −レンジファインダ(約1.5μmで動作する)におい
て使用されるレーザでの衝突が避けられる。レンジファ
インダの存在を検出する装置は起動されない。しかしな
がら、本発明は任意の波長のレーザ(あるいは他の光
源)動作によっても実現できるのは言うまでもない。
【0034】図5は、半導体レーザ30が調整ネジ36
〜38で整合操作されることを示している。
【0035】LCDディスプレイ40はハウジングの蓋
部9の後方の壁に配置される。このディスプレイの機能
は以下に詳細に説明する。
【0036】図6は、第1の好ましい実施の形態のレー
ザアセンブリ4に含まれる電子回路のブロック図であ
る。それは、LCDディスプレイ40に接続される制御
回路42と、コントロールとセンサ43(レバー11と
検出器39Bを含む)、無線送受信器44、レーザダイ
オード30に対する変調器/ドライバ45およびローカ
ル通信ポート46からなる。すべての電子回路と装置は
バッテリ28により電力が供給される。
【0037】無線送受信器44はデジタルメッセージの
送信および受信を行い、従来の適当な変調器回路と復調
器回路とからなる。受信器と送信器の周波数(すなわ
ち、無線チャネル)は制御回路42により設定され得
る。本実施形態において、送受信器44は異なる無線チ
ャネル上でメッセージの送受信を行うように設計されて
いる。
【0038】ローカル通信ポート46は、マスタ制御ユ
ニット1、腕ハーネス2およびヘルメットハーネス3間
の接続を確立し、維持する。この目的のため、ローカル
通信ポート46は、赤外線、超音波、誘導、有線または
無線通信に適した受信器および送信器に装備される。同
様の通信ポートが、個別のハーネス2、3上に、また、
マスタ制御ユニット1中に配置される。
【0039】本システムの動作を説明する前に、簡単
に、ハーネス2、3およびマスタ制御ユニット1の構成
について説明する。
【0040】各ハーネス2、3は、例えば、バックルや
マジックテープ(図示せず)のような端が開放可能に接
続されたベルトを有する。ベルトは、少なくとも1つ
の、制御ユニット50と、レーザアセンブリ4によって
出力される光に対して感度のよい検出器5とを備える。
各制御回路50は、レーザアセンブリ4の通信ポート4
6に類似のローカル通信ポートを有する。さらに、ユー
ザは、マスタ制御ユニット1を所持し、また、それは光
検出器5および通信ポートも備えている。
【0041】本実施形態において、ユーザは腕とヘルメ
ットに別々のハーネスを所持し、また、マスタ制御ユニ
ット1はその服に別に固定されている。この装置によ
り、兵士はバックパックや他の装備を携帯しているとき
でも、より簡単にハーネスの脱着ができる。しかし、腕
ハーネスとマスタ制御ユニット1とを1つのハーネスに
組み合わせることもできる。また、より多くの検出器
を、例えば脚に、追加することもできるし、また、検出
器とハーネス部の少なくともいずれかを少なくして、動
作させることもできる。
【0042】以下では、図7と図8の簡略化されたフロ
ーチャートを参照して図1〜図6に示すシステムの基本
動作について説明する。
【0043】以下の説明において、レーザビームを送信
する兵士の装備を「照会ユニット」と呼び、レーザビー
ムを受信する兵士の装備を「応答ユニット」と呼ぶ。し
かしながら、本実施形態において、各兵士の装備には応
答ユニットと照会ユニットとの全ての構成要素が含まれ
ている。すなわち、各兵士は照会されることができると
ともに照会することができる。
【0044】前述のように、本システムは、IFF、戦
闘シミュレーションおよび照準に用いることができる。
IFFおよび戦闘シミュレーションにおいては、基本的
な動作は同じである。最初に、照会ユニットを装備した
兵士は、潜在的なターゲットに対して、レーザアセンブ
リ4を向けることにより選択する。次に、兵士はレバー
11を、その非活動オン位置から活動オン位置16A
(図2)までそれを押すことによって操作する。これ
は、図7のステップS55に示すように連続的にレバー
11の状態をサンプリングする、レーザアセンブリ4の
制御回路42により検出される。一旦、レバー11の付
勢が確認されると、レーザダイオード30は活性化さ
れ、照会ビームが照射される(ステップS56)。
【0045】照会ビームすなわち照会信号は、バイナリ
メッセージを含むためにパルス変調される。このメッセ
ージは以下の照会データを含む: −周波数コード:所望の応答チャネル −照会ユニットの識別コード −兵士番号(オプション) −余分のデータ(オプション)
【0046】周波数コードは、所望の応答チャネル、す
なわち、RFキャリア周波数(その周波数で応答ユニッ
トがその応答の送信が予期される)を定義する。適正な
キャリア周波数を決定するために、照会ユニットは連続
的に全ての利用可能RF周波数を走査し、現在の空きチ
ャネルのリストを保持する。照会信号を送信する前に、
照会ユニットは、所望の応答チャネルとして、これらの
空きチャネルの中から1つのチャネルを選択する。
【0047】識別コードは、送受信器(受信部)が送信
者の識別を可能とするセキュリティ情報とともに各兵士
の装備に割り当てた固有のIDの如く、照会者の識別情
報を含む。
【0048】余分のデータとして、例えば、照会ユニッ
トの位置、火器の種類等の情報がある。もし、兵士の照
準が正確であれば、照会ビームは応答ユニットに命中
し、それが検出器5の1つにより検出される。
【0049】応答ユニットは照会信号の存在に対して、
図8のステップS60に示すようにその検出器を連続的
に走査する。一旦、それが照会信号を受信すると、その
識別コードを確認し、もし、識別がポジティブであれば
(すなわち、もし、照会ユニットが応答ユニットを照会
する権限を有すると分かれば)、応答ユニットは応答を
準備する。それは、照会信号から所望の応答チャネルを
取り出し、したがって、その無線送受信器44(送信
部)のキャリア周波数を設定し、ステップS61に示す
RF応答信号を送信する。
【0050】応答信号は以下の応答データを含む: −応答ユニットの識別コード −照会信号を検出したセンサ(少なくとも1つ)上の情
報(オプション) −さらなるデータ(オプション)
【0051】識別コードは応答ユニットを識別する、確
認可能なコードでもある。
【0052】照会信号を検出した検出器上の情報は、応
答ユニットのどのセンサが信号を検出したかを識別す
る。この情報は特に戦闘シミュレーションのときに有効
である。
【0053】さらなるデータは、応答ユニットの位置に
関する情報、すなわち、戦闘またはシミュレーション時
に有効かもしれない他の適切なデータをも含む。それ
は、また応答ユニットを識別する情報もまた含む。
【0054】応答ユニットが照会信号を検出したとき、
戦闘シミュレーション時以外は、その所有者に警告を行
わない。この場合、この信号は命中のフラグを立てるた
めに用いることができる。命中された兵士は殺されたま
たは負傷させられたものとみなす。応答ユニットが複数
の検出器を、例えば、兵士の胸、腕および頭上に有する
とき、応答ユニットはまた、命中させられた検出器を表
示し、疑似的なダメージのより正確な指示を与えること
ができる。
【0055】照会ユニットはその間、所望の応答チャネ
ルを監視する(ステップS57)。もし、照会信号送信
後に与えられた時間内で応答信号を受信すると、それが
応答ユニットの識別を確認し、また、もし、応答ユニッ
トが味方のユニットであると分かったときは、照会ユニ
ットはステップS58に続く。それがディスプレイ40
を作動させ、照会された実体が「味方」であることを示
す。一方、ステップS59では、照会された実体が
「敵」であることを表示する。
【0056】ディスプレイ40の動作に加えて、また
は、その代わりに、IFF調査の結果は、1つ以上のL
ED上に表示され得るか、または音声信号で示される。
【0057】照会ユニットが味方の応答信号を受信した
とき、レーザビームを介して応答ユニットに対して確認
信号を送信することができる。これは、システムの信頼
性を改善する。もし、応答ユニットがこの確認信号を受
信しなければ、それは応答信号を再度送信することがで
きる。そのような確認信号を用いることは好ましいこと
ではあるが、適切なオペレーションは必要とされず、対
応するステップは図7および図8には示されていない。
【0058】照会データと応答データは比較的短いた
め、照会信号と応答信号も同様に短かくなる。好ましく
は、応答信号は数ミリ秒のオーダの長さを持つのがよ
い。また、別の防止策なしでは、1つの照会信号がいく
つかの応答ユニットに命中したとき、実質的に応答信号
間で干渉することがある。
【0059】この場合のメッセージ衝突を避けるため、
応答ユニットは即座に照会信号に応答せず、その無線発
信器を活性化する前に所定時間の間、待機する。この遅
延時間は乱数アルゴリズムにより選択され、それによ
り、各応答信号はそれ自身の時間に送信される。応答信
号を送信する前に、応答ユニットは最初に所望の応答チ
ャネルが空きであるか否かを調べる。もし、空いていな
ければ、応答は別のランダム時間の間、遅延される。
【0060】図9にディスプレイ40の考えられる構成
を示す。このディスプレイはシステムの状態に対する種
々のインジケータを含み、照会の結果またはシミュレー
ションでの命中を示す。
【0061】照会の結果はシンボル66により示され
る。このシンボルの各部は、応答ユニットが味方である
か敵であるかに依存して、オンまたはオフに切り換えら
れる。シンボル67は命中インジケータである。応答ユ
ニットがどのセンサに命中したかを示す場合、照会ユニ
ット上の対応するシンボルの部分がオフに切り換えられ
る。これで、照会した者の照準の熟練度を示すフィード
バック信号がを即時に得られる。一連のシンボル68
は、ヘルメットハーネス3、腕ハーネス2、レーザハー
ネス4およびマスタ制御ユニット1のようなサブシステ
ムの状態を示すために用いられている。ディスプレイ4
0はさらに、装備IDのような設定情報を入力したとき
に、フィードバックを与えるために使用することができ
る数字または英数字部を有する。このために、マスタ制
御ユニット1には数字のキーパッド(図示せず)が設け
られている。
【0062】図1は、応答ユニットと照会ユニットとを
含む完全なハーネスセットを装備した兵士を示している
が、戦闘またはシミュレーションに参加した何人かの兵
士は、応答ユニットまたは照会ユニットのみを所持して
もよい。例えば、一般市民は応答ユニットのみを所持し
てもよい。
【0063】ここで示すシステムのレーザアセンブリ
は、前述したようにIFF、戦闘シミュレーションおよ
び射撃に対して利用できる。これに加えて、兵器とター
ゲットとを直線上に置くための照準補助器としても利用
できる。この場合、ユーザは、近赤外線レーザスポット
を見るために、暗視鏡装置を装着する必要がある。
【0064】レーザビームは、測距および通信のために
も利用できる。通信に対しては、マスタ制御ユニット1
は、例えば、1つ以上のメッセージを入力するための適
当なキーボードを備えることができる。
【0065】本システムを使用するとき、特に戦闘シミ
ュレーションで使用する場合、中央局の無線受信器は、
応答ユニットによって出力された信号を監視するととも
に、全ての遭遇戦および災害を表示するために使用でき
るため、戦闘司令部ではこの無線受信器で戦闘シミュレ
ーションを観測できることになる。
【0066】今までに述べてきた構成要素に加えて、各
ハーネスセットはさらにイヤホン51を備えてもよい。
そのようなイヤホンは、例えば、IFFの間に、与えら
れたターゲットが「味方」か「敵」のいずれとして認識
されたかを示す信号を出力することができる。
【0067】IFFについて利用するときは、一旦、そ
の装着者から取り外されると、ハーネスセットにその機
能を無効にする機構を備えるべきである。この目的のた
め、ハーネスセットは、例えば、湿度、温度、脈拍、発
声、または、人間の身体に近いものを示す他のパラメー
タを測定するセンサを備えてもよい。若しくは、ハーネ
スの締め具、マスタ制御ユニットのクリップ等の開放を
示す機械的な検出器を備えてもよい。一旦、これらのセ
ンサまたは検出器が、ハーネス(またはその一部)が元
の装着した者から取り外されたことを検出すると、ハー
ネスの機能は、所定のアクセスコードがマスタ制御ユニ
ットのキーパッドを介して入力されるまで不能になる。
【0068】上記の実施形態では、応答信号は無線周波
数の電磁波信号であった。しかしながら、他のタイプの
応答信号を利用することもできる。
【0069】図10に本発明の第2の実施形態を示す。
図6の実施形態とは対照的に、第2の実施形態では、照
会ユニットおよび応答ユニット間の通信に対して、RF
送受信器の代わりに、受光器144および発光器145
を用いている。
【0070】応答ユニットは照会信号を受信したとき、
応答信号を例えばパルス変調で送信するために発光器を
作動させる。発光器145は、応答ユニットの任意の部
位に配置される、例えば、ヘルメットハーネスや各光検
出器5上のような、1つ以上のLEDや他の拡散光源で
実現できる。
【0071】受光器144は好ましくは検出器39b
(図5参照)からなってもよい。レーザアセンブリ4が
応答ユニットに向けられたとき、レンズ33は、検出器
39b上に応答ユニットを作像する作像光学機器を構成
し、発光器145からの信号を受信する。
【0072】図11に本発明の第3の実施形態を示す。
ここでは、照会ユニットと応答ユニットとの間で、1つ
以上の超音波送信器245と超音波受信器246とを用
いている。
【0073】応答ユニットは照会信号を受信したとき、
例えば、40kHzのパルス変調での応答信号の送信に
対して超音波送信器245を作動する。超音波送信器2
45は応答ユニットの任意の部位に配置される。
【0074】超音波受信器244は好ましくは異方性の
感度を有し、アンテナ26の代わりにレーザアセンブリ
4上に配置されてもよい。それは、応答ユニットの超音
波出力器245により発生させられた信号を受信し、復
調する。
【0075】図10と図11の実施形態において、応答
信号はまたキャリア周波数で送信される。図10の実施
形態において、このキャリア周波数は、発光器145の
別々のパルスの周期的な変調の周波数となり得る。図1
1の実施形態において、このキャリア周波数は、超音波
送信器245により出力された超音波信号の周波数とな
り得る。所望のキャリア周波数は照会信号を出力する前
に、光受信器144または超音波受信器244により決
定され、その後、第1の実施形態で説明したように、照
会信号の周波数コードで応答ユニットに対して送信され
る。与えられたキャリア周波数で応答信号を選択的に受
信するために、照会ユニットの光受信器144および超
音波受信器244に適当なフィルタが与えられる。これ
もまた、同時通信動作における干渉を防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のIFF/シミュレーショ
ン装置を装備した兵士を示す図。
【図2】 図1のライフルに取付けられたレーザアセン
ブリの後面図。
【図3】 レーザアセンブリの側面図。
【図4】 レーザアセンブリの上面図。
【図5】 図4のV−V線に沿った断面図。
【図6】 本発明の第1の実施形態のレーザアセンブリ
のブロック図。
【図7】 照会動作を示すフローチャート。
【図8】 応答動作のフローチャート。
【図9】 装置の可能なLCDディスプレイを示す図。
【図10】 本発明の第2の実施形態のレーザアセンブ
リのブロック図。
【図11】 本発明の第3の実施形態のレーザアセンブ
リのブロック図。
【符号の説明】
1…マスタ制御ユニット、 2…腕ハーネス、 3…ヘ
ルメットハーネス、4…レーザアセンブリ、 5…検出
器、 8…ハウジングの底部、 9…ハウジングの蓋
部、 10…クランプ、 11…レバー、 12…第1
の部品、 13…第1の部品、 14…ヒンジ、 16
A…活動オン位置、 30…レーザダイオード、 31
〜33…レンズ、 34…ホログラフィック回折格子、
39A…ビーム分離器、 39C…プレート、 39
B…検出器、 40…ディスプレイ、 42…制御回
路、 44…RF送受信器、 45…レーザ変調器/ド
ライバ、 46…ローカル通信ポート、 50…制御回
路、 144…受光器、 146…発光器、 244…
超音波受信器、 246…超音波送信器。

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照会ユニットと応答ユニットとからなる
    コンバット通信装置において、 照会ユニットのそれぞれは、照会ビームを照射するレー
    ザ照射器と、上記照会ビーム中の照会データを符号化す
    る変調器と、応答信号を受信する信号受信器とからな
    り、 応答ユニットのそれぞれは、少なくとも1つの、上記照
    会ビームを受信する検出器と、少なくとも1つの、上記
    照会データを復調する復調器と、選択可能なキャリア周
    波数を有し、上記キャリア周波数で上記応答信号を発生
    する信号送信器とを備え、上記キャリア周波数は上記照
    会データ中の周波数コードによって設定されることを特
    徴とするコンバット通信装置。
  2. 【請求項2】 上記信号受信器は、上記周波数コードを
    生成するための現在使用されていない周波数を求めるた
    めに調整されたことを特徴とする、請求項1に記載のコ
    ンバット通信装置。
  3. 【請求項3】 上記照会ユニットのそれぞれは上記応答
    信号に対して反応する敵−味方−表示器を備えたことを
    特徴とする、請求項1に記載のコンバット通信装置。
  4. 【請求項4】 上記照会ユニットのそれぞれは、火器上
    に上記レーザ照射器を取付けるためのホルダを備えたこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のコンバット通信装
    置。
  5. 【請求項5】 上記照会ユニットのそれぞれは、上記レ
    ーザ照射器を作動させるトリガを備え、上記トリガは上
    記ホルダ上に取付けられることを特徴とする、請求項4
    に記載のコンバット通信装置。
  6. 【請求項6】 上記トリガは、実質的に上側のオフ位置
    と実質的に下側のオン位置とを有するレバーからなり、
    上記レバーはヒンジにより接続された2つの部品からな
    ることを特徴とする、請求項5に記載のコンバット通信
    装置。
  7. 【請求項7】 上記レーザ照射器は、上記照会ビームの
    発散を選択する発散光学素子からなることを特徴とす
    る、請求項1に記載のコンバット通信装置。
  8. 【請求項8】 上記発散光学素子は、ホログラフィック
    プレートからなることを特徴とする、請求項7に記載の
    コンバット通信装置。
  9. 【請求項9】 上記発散光学素子は、該発散光学素子を
    上記照会ビームから離すことが選択できる可動ホルダを
    備えることを特徴とする、請求項7に記載のコンバット
    通信装置。
  10. 【請求項10】 複数のハーネスセットを備え、ハーネ
    スセットのそれぞれは上記応答ユニットの1つを有し、
    少なくとも上記ハーネスセットの一部は、上記照会ユニ
    ットの1つと上記レーザ照射器の1つとを含むことを特
    徴とする、請求項1に記載のコンバット通信装置。
  11. 【請求項11】 ハーネスセットのそれぞれは複数の上
    記検出器を備え、上記応答信号は上記照会ビームにより
    付勢される検出器に関する情報を含むことを特徴とす
    る、請求項10に記載のコンバット通信装置。
  12. 【請求項12】 上記照会ユニットのそれぞれは、ハー
    ネスの上記検出器のうちのどれが上記照会信号により付
    勢されたかを表示する表示装置を備えたことを特徴とす
    る、請求項11に記載のコンバット通信装置。
  13. 【請求項13】 上記レーザ照射器は赤外線レーザ照射
    であることを特徴とする、請求項1に記載のコンバット
    通信装置。
  14. 【請求項14】 上記レーザ照射器は2000nmより
    小さい波長で光を照射することを特徴とする、請求項1
    3に記載のコンバット通信装置。
  15. 【請求項15】 上記レーザ照射器は780nmから9
    05nmの間の波長で光を照射することを特徴とする、
    請求項14に記載のコンバット通信装置。
  16. 【請求項16】 上記レーザ照射器は、パルス符号変調
    により動作する連続波ダイオードレーザであることを特
    徴とする、請求項1に記載のコンバット通信装置。
  17. 【請求項17】 上記レーザ照射器および上記信号受信
    器は共通のハウジング中に配置されたことを特徴とす
    る、請求項1に記載のコンバット通信装置。
  18. 【請求項18】 上記信号送信器は無線発信器であり、
    上記信号受信器は無線受信器であり、上記応答信号は上
    記キャリア周波数の無線信号であることを特徴とする、
    請求項1に記載のコンバット通信装置。
  19. 【請求項19】 上記信号送信器は光源であり、上記信
    号受信器は光検出器であり、上記応答信号は上記キャリ
    ア周波数で変調された光信号であることを特徴とする、
    請求項1に記載のコンバット通信装置。
  20. 【請求項20】 上記信号送信器は超音波源であり、上
    記信号受信器は超音波検出器であり、上記応答信号は上
    記キャリア周波数の超音波であることを特徴とする、請
    求項1に記載のコンバット通信装置。
  21. 【請求項21】 少なくとも1つの上記検出器を兵士の
    腕に取付ける手段を備えたことを特徴とする、請求項1
    に記載のコンバット通信装置。
  22. 【請求項22】 照会ユニットと応答ユニットとからな
    るコンバット通信装置において、 照会ユニットのそれぞれは、照会ビームを照射するレー
    ザ照射器と、上記照会ビーム中の照会データを符号化す
    る変調器と、超音波応答信号を受信する超音波受信器と
    からなり、 応答ユニットのそれぞれは、少なくとも1つの、上記照
    会ビームを受信する検出器と、少なくとも1つの、上記
    照会ビームを復調する復調器と、上記照会ビームに応じ
    て上記応答信号を生成する超音波発信器とを備えたこと
    を特徴とするコンバット通信装置。
  23. 【請求項23】 照会ユニットと応答ユニットとからな
    るコンバット通信装置において、 照会ユニットのそれぞれは、照会ビームを照射するレー
    ザ照射器と、上記照会ビーム中の照会データを符号化す
    る変調器と、応答信号を受信する受光器とからなり、 応答ユニットのそれぞれは、少なくとも1つの、上記照
    会ビームを受信する検出器と、少なくとも1つの、上記
    照会ビームを復調する復調器と、少なくとも1つの、上
    記照会ビームに応じて上記応答信号を生成し、拡散して
    出力する光源とを備えたことを特徴とするコンバット通
    信装置。
  24. 【請求項24】 上記照会ユニットは、上記応答ユニッ
    トを上記受光器上に撮像する上記レーザ照射器に対して
    一列に配設された撮像光学素子を備えたことを特徴とす
    る、請求項23に記載のコンバット通信装置。
  25. 【請求項25】 照会ユニットと応答ユニット間のコン
    バット通信方法において、 上記照会ユニットにおいて空きキャリア周波数を決定
    し、 光学的照会ビームを上記照会ユニットから上記応答ユニ
    ットへ送信し、上記照会ビームを変調して上記空きキャ
    リア周波数を符号化し、 上記照会ビームを上記応答ユニットで受信し、上記空き
    キャリア周波数を決定するために上記照会ビームを復調
    し、 上記照会ビームに応じて上記空きキャリア周波数で応答
    信号を発生する、ステップからなることを特徴とするコ
    ンバット通信方法。
  26. 【請求項26】 上記照会ビーム受信後に上記応答信号
    の発生を任意の時間だけ遅延させるステップをさらに備
    えたことを特徴とする、請求項25に記載のコンバット
    通信方法。
  27. 【請求項27】 上記応答ユニットを識別する識別コー
    ドを上記応答信号に付加するステップをさらに備えたこ
    とを特徴とする、請求項25に記載のコンバット通信方
    法。
  28. 【請求項28】 上記応答信号は無線信号であることを
    特徴とする、請求項25に記載のコンバット通信方法。
  29. 【請求項29】 上記応答信号は超音波信号であること
    を特徴とする、請求項25に記載のコンバット通信方
    法。
  30. 【請求項30】 上記応答信号は光信号であることを特
    徴とする、請求項25に記載のコンバット通信方法。
  31. 【請求項31】 火器上に取付けられるアセンブリにお
    いて、 ハウジングと、 上記ハウジングの底側において上記ハウジングと上記火
    器とを取付ける手段と、 上記ハウジング内に配設され、長手方向に沿って光ビー
    ムを出力するレーザ光源と、 上記ハウジングの横側または上側に隣接する位置となる
    オフ位置と、上記ハウジングから下側に延在するオン位
    置とを有し、上記ハウジングに旋回可能に接続されたレ
    バースイッチとからなることを特徴とする火器上に取付
    けられるアセンブリ。
  32. 【請求項32】 上記レバーは、上記ハウジングに旋回
    可能に接続された第1の部品と、上記第1の部品に旋回
    可能に接続された第2の部品とからなり、上記オン位置
    において、上記第2の部品は旋回して、上記レバーの長
    さを増加させることが可能なことを特徴とする、請求項
    31に記載の火器上に取付けられるアセンブリ。
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