JPH10148623A - 流体用センサの取り付け構造 - Google Patents

流体用センサの取り付け構造

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Publication number
JPH10148623A
JPH10148623A JP8306429A JP30642996A JPH10148623A JP H10148623 A JPH10148623 A JP H10148623A JP 8306429 A JP8306429 A JP 8306429A JP 30642996 A JP30642996 A JP 30642996A JP H10148623 A JPH10148623 A JP H10148623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
sensor
protective cover
opening
sensor element
Prior art date
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Pending
Application number
JP8306429A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Iwata
洋一 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP8306429A priority Critical patent/JPH10148623A/ja
Publication of JPH10148623A publication Critical patent/JPH10148623A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、製造が簡単で、取り付けの容易な
流体用センサの取り付け構造を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 流路壁1の外側上流側が深く、下流側が
浅くえぐられた凹部2が形成され、凹部2の底面3から
流体側の表面4に向かって、ネジ穴5と、それに連続し
て、ストレート穴6が形成されている。ネジ穴5に係合
する流体用センサ10のネジ部13の端面14から垂直
にセンサ素子15が流体側に向かって延伸し、センサ素
子15の外側には保護カバー16が配置され、保護カバ
ー16はセンサ素子と同じくネジ部13の端面14から
垂直に流体側に向かって、壁面1に形成されたストレー
ト穴6を通って延伸している。保護カバー16はセンサ
素子15を超えて延伸していてその先端には開口部17
が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保護カバーを有す
る流体用センサの取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】流体内に配置され、流体の成分等を検出
する流体用センサにおいて、センサの素子に異物が付着
するのを防止するために、流体を通す開口部を有した保
護カバーでセンサ素子を被うようにしたものが公知であ
る。ところで、この様なセンサは、通常、流体の通路を
形成する壁面から流体中に垂直に突出するように取り付
けられる。そこで、保護カバーは、例えば、基本的に円
筒形状に作られ、開口部は保護カバーの側面に開けられ
ている。(実開平2−135649号公報参照)。そし
て、この開口部が、異物によって、塞がれることがない
ように、開口部が流体の流れ方向に対し下流側になるよ
うに保護カバーは取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、センサはネ
ジによって前記のように流体の通路を形成する壁面に取
り付けられることが多い。この様に、ネジによって取り
付けながら、保護カバーの開口部の開口方向を流体の流
れ方向の下流側に向くように取り付けることは容易では
なく、回り止めを設ける必要があり、位置合わせの工程
も必要になり、コストがかかるという問題がある。そこ
で、保護カバーの周方向に多数の開口部を設け位置合わ
せを不要にする方法もあるが、多数の開口部を設けるた
めに、工数がかかり、また開口部の各一個の大きさは小
さくなり、逆に目詰まりを起こし易くなるという問題が
ある。本発明は上記問題に鑑み、製造が簡単で、取り付
けの容易な流体用センサの取り付け構造を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、センサ素子と、該センサ素子を取り囲み、該センサ
素子へ流体を導く開口部を有した保護カバーを備えた流
体用センサを、流体が流れる流体の通路に取り付けた流
体用センサの取り付け構造において、前記保護カバーに
設けられた開口部が、前記流体用センサの中心軸線に対
し該流体用センサの先端方向に開口するように設けら
れ、且つ、該開口部が前記流体の通路を流れる流体の流
れ方向の下流側に開口するように、前記流体用センサ
を、その中心軸線が前記流体の流れ方向に垂直な方向に
対し傾斜するようにして前記流体の通路に取り付けた流
体用センサの取り付け構造が提供される。この様に構成
された流体用センサの取り付け構造では、取り付けた時
の流体用センサの中心軸線回りの回転位置にかかわらず
開口部は流体の流れの下流側に位置する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態の構
造を示す図である。図1において、1は矢印Aに示され
るように流れる流体の通路を形成している流路壁であ
る。流路壁1の外側(図中上側)には図示されるように
上流側が深く、下流側が浅くえぐられた凹部2が形成さ
れている。凹部2の底面3から流体側の表面4に向かっ
て、ネジ穴5と、それに連続して、ストレート穴6が形
成されている。
【0006】一方、10はエンジンの排気系に設けられ
る酸素濃度センサ等の流体用センサであって、流体用セ
ンサ10は基部11に連続してナット部12が形成さ
れ、ナット12は壁面1に形成されたネジ穴5にネジ部
13を螺合させるために使用する工具が係合される。ネ
ジ部13の端面14から垂直にセンサ素子15が流体側
に向かって延伸している。そして、センサ素子15の外
側には保護カバー16が配置され、保護カバー16はセ
ンサ素子と同じくネジ部13の端面14から垂直に流体
側に向かって、流路壁1に形成されたストレート穴6を
通って延伸している。保護カバー16はセンサ素子15
を超えて延伸していてその先端には開口部17が形成さ
れている。
【0007】この開口部17の開口部平面は流体用セン
サ10の中心軸線20に垂直に形成されており、流体用
センサ10のネジ部13を流路壁1のネジ穴5に螺合す
るために流体用センサ10が何回まわされても流体の流
れに対する角度は変わらない。また、上記のように、流
体用センサ10は、流体の流れに対して、斜めに取りつ
けられ、開口部17の上流側部分17aと下流側部分1
7bの間には図示されるように段差hが形成され、流体
用センサ10の開口部17が流体の流れに対し下流側に
開口することになり、センサ素子15および保護カバー
16の開口部17に流体中の異物が付着することが抑制
される。
【0008】
【発明の効果】本発明の流体用センサの取り付け構造で
は、流体の通路に流体用センサを取り付ける際に流体用
センサの中心軸回りの回転位置がどのような状態であろ
うとも必ず流体用センサの保護カバーの開口部は流体の
流れに対し下流側に開口することとなる。従って、本発
明の流体用センサの取り付け構造では、流体用センサを
流体の通路に取り付ける際に、流体用センサの取り付け
向きを固定する回り止めも不要であるし、また、向きの
調整の工程も不要でコストがかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…流路壁 2…凹部 15…センサ素子 16…保護カバー 17…開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ素子と、該センサ素子を取り囲
    み、該センサ素子へ流体を導く開口部を有した保護カバ
    ーを備えた流体用センサを、流体が流れる流体の通路に
    取り付けた流体用センサの取り付け構造において、 前記保護カバーに設けられた開口部は、前記流体用セン
    サの中心軸線に対し該流体用センサの先端方向に開口す
    るように設けられ、且つ、該開口部が前記流体の通路を
    流れる流体の流れ方向の下流側に開口するように、前記
    流体用センサを、その中心軸線が前記流体の流れ方向に
    垂直な方向に対し傾斜するようにして前記流体の通路に
    取り付けたことを特徴とする流体用センサの取り付け構
    造。
JP8306429A 1996-11-18 1996-11-18 流体用センサの取り付け構造 Pending JPH10148623A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009040641A1 (en) 2007-09-27 2009-04-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Gas sensor fitting structure
JPWO2018179248A1 (ja) * 2017-03-30 2019-07-04 三菱電機株式会社 換気装置

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009040641A1 (en) 2007-09-27 2009-04-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Gas sensor fitting structure
KR101069053B1 (ko) 2007-09-27 2011-09-29 도요타지도샤가부시키가이샤 가스 센서 설치 구조
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JPWO2018179248A1 (ja) * 2017-03-30 2019-07-04 三菱電機株式会社 換気装置

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