JPH10148497A - 玩具用打揚げ煙火 - Google Patents
玩具用打揚げ煙火Info
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- JPH10148497A JPH10148497A JP32352496A JP32352496A JPH10148497A JP H10148497 A JPH10148497 A JP H10148497A JP 32352496 A JP32352496 A JP 32352496A JP 32352496 A JP32352496 A JP 32352496A JP H10148497 A JPH10148497 A JP H10148497A
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- toy
- wing
- smoke
- propellant
- toys
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 落下時の興趣を増大させ、打揚げた放出体の
回収も容易で、回収後、玩具として遊興可能な玩具用打
揚げ煙火を提供する。 【解決手段】 本発明の玩具用打揚げ煙火1は、玩具用
打揚げ煙火1は、図2に示すように、内部に充填された
発射薬2と、外部に導出され発射薬2に着火するための
点火用導火線3とを有し、先端が開口した外筒4と、外
筒4内に収納され発射薬2の発火により外筒4の先端開
口から打ち揚げられる放出体5とを有し、放出体5は、
軸6を中心として回転させるための翼部7を備え、回転
により浮力を得て落下する。
回収も容易で、回収後、玩具として遊興可能な玩具用打
揚げ煙火を提供する。 【解決手段】 本発明の玩具用打揚げ煙火1は、玩具用
打揚げ煙火1は、図2に示すように、内部に充填された
発射薬2と、外部に導出され発射薬2に着火するための
点火用導火線3とを有し、先端が開口した外筒4と、外
筒4内に収納され発射薬2の発火により外筒4の先端開
口から打ち揚げられる放出体5とを有し、放出体5は、
軸6を中心として回転させるための翼部7を備え、回転
により浮力を得て落下する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、花火遊戯に供され
る玩具用打揚げ煙火に関する。より詳しくは、主として
昼間に打ち揚げて遊興する昼間用打揚げ玩具煙火に関す
る。
る玩具用打揚げ煙火に関する。より詳しくは、主として
昼間に打ち揚げて遊興する昼間用打揚げ玩具煙火に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、内部に充填された発射薬と、
外部に導出され前記発射薬に着火するための点火用導火
線とを有し、先端が開口した外筒と、該外筒内に挿入さ
れ前記発射薬の発火により前記先端開口から打ち揚げら
れる内筒とからなる、いわゆる玩具用打揚げ煙火が種々
提案されている。そして、この種の打揚げ煙火は、上空
に打揚げられた内筒が内部にパラシュートを備えてお
り、このパラシュートにより低速で落下するように構成
されている。
外部に導出され前記発射薬に着火するための点火用導火
線とを有し、先端が開口した外筒と、該外筒内に挿入さ
れ前記発射薬の発火により前記先端開口から打ち揚げら
れる内筒とからなる、いわゆる玩具用打揚げ煙火が種々
提案されている。そして、この種の打揚げ煙火は、上空
に打揚げられた内筒が内部にパラシュートを備えてお
り、このパラシュートにより低速で落下するように構成
されている。
【0003】しかし、パラシュートによる低速落下はそ
れ自体古くから行われており、風を受けて遠方に流され
ることがあるため、遊戯者が見失うこともあり、回収も
困難でゴミとして放置されることもしばしあった。
れ自体古くから行われており、風を受けて遠方に流され
ることがあるため、遊戯者が見失うこともあり、回収も
困難でゴミとして放置されることもしばしあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本願発明者
は、花火遊戯の興趣を増大させる新たな低速落下方法を
想起し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明の課
題は、主として落下時の興趣を増大させ、風の影響を強
く受け遠方に流されることもなく回収も容易で、さらに
回収後、玩具として遊興可能な玩具用打揚げ煙火を提供
することにある。
は、花火遊戯の興趣を増大させる新たな低速落下方法を
想起し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明の課
題は、主として落下時の興趣を増大させ、風の影響を強
く受け遠方に流されることもなく回収も容易で、さらに
回収後、玩具として遊興可能な玩具用打揚げ煙火を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するもの
は、内部に充填された発射薬と、外部に導出され前記発
射薬に着火するための点火用導火線とを有し、先端が開
口した外筒と、該外筒内に収納され前記発射薬の発火に
より前記外筒の先端開口から打ち揚げられる放出体とを
有し、該放出体は、軸を中心として回転させるための翼
部を備え、回転により浮力を得て低速で落下することを
特徴とする玩具用打揚げ煙火である。
は、内部に充填された発射薬と、外部に導出され前記発
射薬に着火するための点火用導火線とを有し、先端が開
口した外筒と、該外筒内に収納され前記発射薬の発火に
より前記外筒の先端開口から打ち揚げられる放出体とを
有し、該放出体は、軸を中心として回転させるための翼
部を備え、回転により浮力を得て低速で落下することを
特徴とする玩具用打揚げ煙火である。
【0006】前記放出体は、重心が存在する先端部と、
該先端部より延出したシャフト部とを有した本体部と、
該本体部に設けられた前記翼部とからなるものであるこ
とが好ましい。前記本体部は、発泡体により形成されて
いることが好ましい。前記先端部は、内部に錘を備えて
いることが好ましい。前記先端部は、外形が流線形に形
成されていることが好ましい。
該先端部より延出したシャフト部とを有した本体部と、
該本体部に設けられた前記翼部とからなるものであるこ
とが好ましい。前記本体部は、発泡体により形成されて
いることが好ましい。前記先端部は、内部に錘を備えて
いることが好ましい。前記先端部は、外形が流線形に形
成されていることが好ましい。
【0007】前記翼部は、前記軸に対して対称の位置に
設けられた第1の翼部および第2の翼部よりなることが
好ましい。前記第1の翼部および第2の翼部は、一枚の
シート材により形成されていることが好ましい。前記シ
ート材は、中央に打ち抜き部を有し、該打ち抜き部に前
記シャフト部の先端を貫通させることにより前記本体部
に取り付けられていることが好ましい。前記シート材
は、両端部付近にそれぞれ脆弱部を有し、該脆弱部を屈
曲或いは湾曲させることにより、回転させるための捩れ
が設けられていることが好ましい。前記脆弱部は、切り
込み部、凹部或いはスリットであることが好ましい。前
記翼部は、打揚げ時には空気抵抗を受けて閉じ、落下時
には回転による遠心力を受けて略水平方向に開くもので
あることが好ましい。前記翼部は、可撓性を有した樹脂
材料により形成されていることが好ましい。
設けられた第1の翼部および第2の翼部よりなることが
好ましい。前記第1の翼部および第2の翼部は、一枚の
シート材により形成されていることが好ましい。前記シ
ート材は、中央に打ち抜き部を有し、該打ち抜き部に前
記シャフト部の先端を貫通させることにより前記本体部
に取り付けられていることが好ましい。前記シート材
は、両端部付近にそれぞれ脆弱部を有し、該脆弱部を屈
曲或いは湾曲させることにより、回転させるための捩れ
が設けられていることが好ましい。前記脆弱部は、切り
込み部、凹部或いはスリットであることが好ましい。前
記翼部は、打揚げ時には空気抵抗を受けて閉じ、落下時
には回転による遠心力を受けて略水平方向に開くもので
あることが好ましい。前記翼部は、可撓性を有した樹脂
材料により形成されていることが好ましい。
【0008】
【作用】本発明の玩具用打揚げ煙火は、翼部を備えた放
出体が打ち揚げられ、上昇時には翼部が空気抵抗を受け
て閉じ、落下時には翼部の作用で放出体が回転しながら
浮力を得て低速で落下するため、花火遊戯の興趣を増大
させる。また、パラシュートのように風の影響を強く受
け遠方に流されることもなく、回収が容易である。さら
に回収後、落下させて玩具として遊興することも可能で
ある。
出体が打ち揚げられ、上昇時には翼部が空気抵抗を受け
て閉じ、落下時には翼部の作用で放出体が回転しながら
浮力を得て低速で落下するため、花火遊戯の興趣を増大
させる。また、パラシュートのように風の影響を強く受
け遠方に流されることもなく、回収が容易である。さら
に回収後、落下させて玩具として遊興することも可能で
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の玩具用打揚げ煙火
を図面に示した一実施例を用いて説明する。図1は、本
発明の玩具用打揚げ煙火の一実施例の正面概略図であ
り、図2は、図1のA−A線端面図であり、図3は、図
2のB−B線断面図であり、図4は、図2のC−C線断
面図であり、図5は、内筒形成部材を展開させた展開図
であり、図6は、翼部を形成するシート材の平面図であ
り、図7は、本発明の玩具用打揚げ煙火の作用を説明す
るための説明図である。
を図面に示した一実施例を用いて説明する。図1は、本
発明の玩具用打揚げ煙火の一実施例の正面概略図であ
り、図2は、図1のA−A線端面図であり、図3は、図
2のB−B線断面図であり、図4は、図2のC−C線断
面図であり、図5は、内筒形成部材を展開させた展開図
であり、図6は、翼部を形成するシート材の平面図であ
り、図7は、本発明の玩具用打揚げ煙火の作用を説明す
るための説明図である。
【0010】この実施例の玩具用打揚げ煙火1は、図2
に示すように、内部に充填された発射薬2と、外部に導
出され発射薬2に着火するための点火用導火線3とを有
し、先端が開口した外筒4と、外筒4内に収納され発射
薬2の発火により外筒4の先端開口から打ち揚げられる
放出体5とを有し、放出体5は、軸6を中心として回転
させるための翼部7を備え、回転により浮力を得て落下
することを特徴とする玩具用打揚げ煙火である。以下、
各構成について順次詳述する。
に示すように、内部に充填された発射薬2と、外部に導
出され発射薬2に着火するための点火用導火線3とを有
し、先端が開口した外筒4と、外筒4内に収納され発射
薬2の発火により外筒4の先端開口から打ち揚げられる
放出体5とを有し、放出体5は、軸6を中心として回転
させるための翼部7を備え、回転により浮力を得て落下
することを特徴とする玩具用打揚げ煙火である。以下、
各構成について順次詳述する。
【0011】外筒4は、放出体5を収納し垂直方向に打
揚げるためのものであり、図1に示すように、据え置き
台8上に固着され、垂直方向に立設されている。なお、
この実施例の外筒4は円筒形状に形成されているが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、多角柱形状、断
面楕円形状等、後述する放出体を収納し打揚げることが
できる筒状体であればどのような形状であってもよい。
揚げるためのものであり、図1に示すように、据え置き
台8上に固着され、垂直方向に立設されている。なお、
この実施例の外筒4は円筒形状に形成されているが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、多角柱形状、断
面楕円形状等、後述する放出体を収納し打揚げることが
できる筒状体であればどのような形状であってもよい。
【0012】外筒4の下部内部には、図2に示すよう
に、放出体5を打揚げるための火薬である発射薬2が充
填或いは収納されている。そして、発射薬2の近傍に
は、発射薬2に着火するための点火用導火線3の一端3
aが設けられ、点火用導火線3の他端3bは外筒4の側
部を貫通して外部に導出されている。
に、放出体5を打揚げるための火薬である発射薬2が充
填或いは収納されている。そして、発射薬2の近傍に
は、発射薬2に着火するための点火用導火線3の一端3
aが設けられ、点火用導火線3の他端3bは外筒4の側
部を貫通して外部に導出されている。
【0013】外筒4の内部空間(発射薬2が収納されて
いる空間の上部空間)は、放出体5を収納するための収
納空間であり、外筒4の先端は、放出体5を外部上方に
打揚げる際の打揚げ口9として開口している。
いる空間の上部空間)は、放出体5を収納するための収
納空間であり、外筒4の先端は、放出体5を外部上方に
打揚げる際の打揚げ口9として開口している。
【0014】外筒4の内部空間には、放出体5が収納さ
れており、この放出体5は、軸6を中心として回転させ
るための翼部7を備え、回転により浮力を得て低速で落
下するように構成されている。即ち、本発明の玩具用打
揚げ煙火は、このような放出体を有しているので、落下
時に翼部の作用で放出体が低速で落下するため、特に落
下時において花火遊戯の興趣を増大させることができ
る。また、パラシュートのように風の影響を強く受ける
こともなく遠方に流されず回収も容易である。さらに回
収後、放出体を落下させるなどして玩具として遊興する
ことも可能である。なお、本願において「低速」とは、
翼部の回転による浮力を得ないで自然落下させた場合の
落下速度に比して遅い速度であることを意味する。
れており、この放出体5は、軸6を中心として回転させ
るための翼部7を備え、回転により浮力を得て低速で落
下するように構成されている。即ち、本発明の玩具用打
揚げ煙火は、このような放出体を有しているので、落下
時に翼部の作用で放出体が低速で落下するため、特に落
下時において花火遊戯の興趣を増大させることができ
る。また、パラシュートのように風の影響を強く受ける
こともなく遠方に流されず回収も容易である。さらに回
収後、放出体を落下させるなどして玩具として遊興する
ことも可能である。なお、本願において「低速」とは、
翼部の回転による浮力を得ないで自然落下させた場合の
落下速度に比して遅い速度であることを意味する。
【0015】具体的には、この実施例の放出体5は、図
2および図7に示すように、重心が存在する先端部10
と、先端部10より延出したシャフト部11とを有した
本体部12と、本体部12に設けられた翼部7とから構
成されている。
2および図7に示すように、重心が存在する先端部10
と、先端部10より延出したシャフト部11とを有した
本体部12と、本体部12に設けられた翼部7とから構
成されている。
【0016】そして、先端部10は、図2に示すよう
に、一端が閉塞し他端が開口した円筒体である先端部形
成部材13と、錘14と、後述するシャフト部形成部材
15の嵌入部16により構成されている。
に、一端が閉塞し他端が開口した円筒体である先端部形
成部材13と、錘14と、後述するシャフト部形成部材
15の嵌入部16により構成されている。
【0017】先端部形成部材13の外形は、流線形に形
成されており、打揚げ時の空気抵抗を軽減させ放出体5
がより高く上昇するように考慮されている。ただし、先
端部形成部材13の外形はこのような形状が好ましい
が、これに限定されるものではなく、どのような形状で
あってもよい。
成されており、打揚げ時の空気抵抗を軽減させ放出体5
がより高く上昇するように考慮されている。ただし、先
端部形成部材13の外形はこのような形状が好ましい
が、これに限定されるものではなく、どのような形状で
あってもよい。
【0018】先端部10の内部には、錘14(六角ボル
ト)が収納されており、放出体5の重心が先端部10に
存在するように構成されている。このように、放出体5
の先端部10を他の部位より重く形成することにより、
打ち揚げ時の姿勢制御が可能となり、放出体を略垂直方
向により正確に打揚げることができる。即ち、放出体
は、重力の影響を受けて重心が存在する部位を先頭にし
て上昇或いは落下するため、打揚げ時に、放出体が偏向
することなく先端部より上昇する。そして、落下時に
は、反転して先端部が下向きとなり下降する。なお、錘
14は先端部10内部に収納され、外部に露出していな
いため安全で、かつ容易に重心を先端部10に移行させ
る方法として好ましい。ただし、この方法に限定される
ものではなく、重心が先端部に存在する構造となってい
ればどのような方法でもよく、例えば先端形成部材13
をシャフト部形成部材15より比重が大きい材料で形成
してもよい。また、錘は六角ボルトでなく、棒状材等ど
のようなものであってもよい。
ト)が収納されており、放出体5の重心が先端部10に
存在するように構成されている。このように、放出体5
の先端部10を他の部位より重く形成することにより、
打ち揚げ時の姿勢制御が可能となり、放出体を略垂直方
向により正確に打揚げることができる。即ち、放出体
は、重力の影響を受けて重心が存在する部位を先頭にし
て上昇或いは落下するため、打揚げ時に、放出体が偏向
することなく先端部より上昇する。そして、落下時に
は、反転して先端部が下向きとなり下降する。なお、錘
14は先端部10内部に収納され、外部に露出していな
いため安全で、かつ容易に重心を先端部10に移行させ
る方法として好ましい。ただし、この方法に限定される
ものではなく、重心が先端部に存在する構造となってい
ればどのような方法でもよく、例えば先端形成部材13
をシャフト部形成部材15より比重が大きい材料で形成
してもよい。また、錘は六角ボルトでなく、棒状材等ど
のようなものであってもよい。
【0019】先端部10の内部には、シャフト部形成部
材15の嵌入部16が下部開口から嵌入され固着されて
いる。嵌入部16の上端部は、図2に示すように、錘1
4に当接して錘14を移動不能に固定している。
材15の嵌入部16が下部開口から嵌入され固着されて
いる。嵌入部16の上端部は、図2に示すように、錘1
4に当接して錘14を移動不能に固定している。
【0020】シャフト部11は、底面部17で受けた発
射薬2の爆圧を放出体5全体に伝達し、放出体5を上昇
させるためのものであり、この実施例では、図2ないし
図4に示すように、段差を有した略四角柱形状のシャフ
ト部形成部材15の下部で構成されている。ただし、シ
ャフト部は、このような形状に限定されるものではな
く、ある程度の長さを有する長尺状のものであればよ
く、例えば円柱体等であってもよい。
射薬2の爆圧を放出体5全体に伝達し、放出体5を上昇
させるためのものであり、この実施例では、図2ないし
図4に示すように、段差を有した略四角柱形状のシャフ
ト部形成部材15の下部で構成されている。ただし、シ
ャフト部は、このような形状に限定されるものではな
く、ある程度の長さを有する長尺状のものであればよ
く、例えば円柱体等であってもよい。
【0021】本体部12(先端部形成部材13およびシ
ャフト部形成部材15)は、発泡体により形成されてお
り、放出体5が落下して遊戯者に接触しても安全なもの
に形成されている。特に、錘がこの発泡体で被包されて
いるので安全である。
ャフト部形成部材15)は、発泡体により形成されてお
り、放出体5が落下して遊戯者に接触しても安全なもの
に形成されている。特に、錘がこの発泡体で被包されて
いるので安全である。
【0022】発泡体としては、発泡ポリスチレン(発泡
スチロール)が好適に使用できるが、これに限定される
ものではなく、その他の発泡体を使用してもよい。な
お、このように、本体部12は、発泡体で形成されてい
ることが好ましいが、これに限定されるものはなく、本
体部12が、他の合成樹脂、紙材、木材などで形成され
たものも本発明の範疇に包含される。
スチロール)が好適に使用できるが、これに限定される
ものではなく、その他の発泡体を使用してもよい。な
お、このように、本体部12は、発泡体で形成されてい
ることが好ましいが、これに限定されるものはなく、本
体部12が、他の合成樹脂、紙材、木材などで形成され
たものも本発明の範疇に包含される。
【0023】翼部7は、軸6を中心として放出体5全体
を回転させるためのものであり、また、回転により浮力
を得て放出体5を低速で落下させるためのものである。
この実施例の翼部7は、図2に示す本体部12の中心部
を縦方向に延びる軸6(一点鎖線で図示)を中心とし
て、図7に示すように、主として落下時に、重力Gを受
けて、放出体5をF方向に回転させるように作用する。
を回転させるためのものであり、また、回転により浮力
を得て放出体5を低速で落下させるためのものである。
この実施例の翼部7は、図2に示す本体部12の中心部
を縦方向に延びる軸6(一点鎖線で図示)を中心とし
て、図7に示すように、主として落下時に、重力Gを受
けて、放出体5をF方向に回転させるように作用する。
【0024】より具体的には、この実施例の翼部7は、
軸6に対して対称の位置に設けられた第1の翼部7aお
よび第2の翼部7bからなっている。このように、二つ
の翼部7a,7bを軸6に対して対称な位置に設けるこ
とにより、バランスのよい翼部を構成することができ、
放出体を回転させながら略垂直方向に低速で落下させる
ことができる。なお、翼部7は必ずしも2つの翼部7
a,7bからなるものに限定されず、3以上の翼部が例
えば等角度離間した位置に設けられたものであってもよ
い。
軸6に対して対称の位置に設けられた第1の翼部7aお
よび第2の翼部7bからなっている。このように、二つ
の翼部7a,7bを軸6に対して対称な位置に設けるこ
とにより、バランスのよい翼部を構成することができ、
放出体を回転させながら略垂直方向に低速で落下させる
ことができる。なお、翼部7は必ずしも2つの翼部7
a,7bからなるものに限定されず、3以上の翼部が例
えば等角度離間した位置に設けられたものであってもよ
い。
【0025】そして、この第1の翼部7aおよび第2の
翼部7bは、図6に示すような一枚のシート材18によ
り形成されている。このような一枚のシート材で形成さ
れることにより、部品点数を少なくすることができ、翼
部の形成を容易なものとすることができる。ただし、本
発明の翼部はこれに限定されるものではなく、複数の別
部材からなる翼部で形成されていてもよく、さらに、同
様の作用を奏することができるものであれば、本体部と
翼部が一体物で形成されたものも本発明の範疇に包含さ
れる。
翼部7bは、図6に示すような一枚のシート材18によ
り形成されている。このような一枚のシート材で形成さ
れることにより、部品点数を少なくすることができ、翼
部の形成を容易なものとすることができる。ただし、本
発明の翼部はこれに限定されるものではなく、複数の別
部材からなる翼部で形成されていてもよく、さらに、同
様の作用を奏することができるものであれば、本体部と
翼部が一体物で形成されたものも本発明の範疇に包含さ
れる。
【0026】シート材18は、図6に示すように、中央
に打ち抜き部19を有し、この打ち抜き部19にシャフ
ト部の先端(嵌入部16の端部)を貫通させ、嵌入部1
6の肩部20で係止させた状態で先端部10内に固着さ
れ、本体部12に取り付けられている。このような方法
で、翼部7が本体部12に設けられることにより、翼部
が本体部から分離してしまうことがなく、容易かつ確実
に本体部に取り付けることができる。ただし、本発明の
翼部の取付方法はこれに限定されるものでなく、本体部
と分離しない方法であればどのような方法であってもよ
い。
に打ち抜き部19を有し、この打ち抜き部19にシャフ
ト部の先端(嵌入部16の端部)を貫通させ、嵌入部1
6の肩部20で係止させた状態で先端部10内に固着さ
れ、本体部12に取り付けられている。このような方法
で、翼部7が本体部12に設けられることにより、翼部
が本体部から分離してしまうことがなく、容易かつ確実
に本体部に取り付けることができる。ただし、本発明の
翼部の取付方法はこれに限定されるものでなく、本体部
と分離しない方法であればどのような方法であってもよ
い。
【0027】また、シート材18は、両端部付近にそれ
ぞれ脆弱部21を有し、この脆弱部21部分で屈曲或い
は湾曲させることにより、図7に示すような回転するた
めの捩れが容易に形成できるようになっている。この実
施例の脆弱部21は、シート材18の一面側にそれぞれ
設けられた6本の凹状線であり、この線が長手方向に対
して斜めに設けられることにより、この線に沿って屈曲
或いは湾曲させて、翼部7に捩れを形成することができ
る。ただし、脆弱部は、切り込み部やスリットなどで形
成されていてもよく、また、必ずしもこのような脆弱部
を設ける必要はなく、外筒4内に収納した際に、何らか
の方法で翼部が捩れを有していればよい。なお、翼部の
捩れは、一方向(例えば図7のF方向)に回転させるた
めに、それぞれの翼部が水平方向に対して略同一の角度
の捩れを有していることが必要となる。このような捩れ
は、例えば前述したシート材18のように、両端部付近
にそれぞれ同一方向に斜行する脆弱部21を形成し、そ
れらに沿って屈曲等させることにより容易に形成するこ
とができる。
ぞれ脆弱部21を有し、この脆弱部21部分で屈曲或い
は湾曲させることにより、図7に示すような回転するた
めの捩れが容易に形成できるようになっている。この実
施例の脆弱部21は、シート材18の一面側にそれぞれ
設けられた6本の凹状線であり、この線が長手方向に対
して斜めに設けられることにより、この線に沿って屈曲
或いは湾曲させて、翼部7に捩れを形成することができ
る。ただし、脆弱部は、切り込み部やスリットなどで形
成されていてもよく、また、必ずしもこのような脆弱部
を設ける必要はなく、外筒4内に収納した際に、何らか
の方法で翼部が捩れを有していればよい。なお、翼部の
捩れは、一方向(例えば図7のF方向)に回転させるた
めに、それぞれの翼部が水平方向に対して略同一の角度
の捩れを有していることが必要となる。このような捩れ
は、例えば前述したシート材18のように、両端部付近
にそれぞれ同一方向に斜行する脆弱部21を形成し、そ
れらに沿って屈曲等させることにより容易に形成するこ
とができる。
【0028】また、翼部7は、打揚げ時には空気抵抗を
受けて閉じ、落下時には、図7に示す回転による遠心力
Lを受けて略水平方向に開くものであることが好まし
い。このため、翼部は、ある程度可撓性および弾力性を
有した樹脂材料により形成されている。なお、この実施
例では、翼部7はセル板で形成されており、翼部7をこ
のような材質で形成することにより、打揚げ時の空気抵
抗が軽減され、放出体5をより高く上昇させることがで
きると共に、より低速で落下させることが可能となる。
受けて閉じ、落下時には、図7に示す回転による遠心力
Lを受けて略水平方向に開くものであることが好まし
い。このため、翼部は、ある程度可撓性および弾力性を
有した樹脂材料により形成されている。なお、この実施
例では、翼部7はセル板で形成されており、翼部7をこ
のような材質で形成することにより、打揚げ時の空気抵
抗が軽減され、放出体5をより高く上昇させることがで
きると共に、より低速で落下させることが可能となる。
【0029】また、この実施例の放出体5は、図2に示
すように、内筒22により被包されている。これによ
り、発射薬2の発火により放出体5が燃焼、或いはその
一部が焦げたり、熔解したりすることを防止することが
できる。
すように、内筒22により被包されている。これによ
り、発射薬2の発火により放出体5が燃焼、或いはその
一部が焦げたり、熔解したりすることを防止することが
できる。
【0030】具体的には、内筒22は、筒状に巻回さ
れ、外筒4からの離脱に伴って展開する内筒形成材23
(図6)により構成されている。内筒22をこのような
展開可能なものとすることにより、放出体5が内筒22
より容易に離脱することができ、放出体5が上昇する過
程を遊戯者が目視することができる。即ち、内筒22
は、比較的低空で展開し、放出体5と分離する。
れ、外筒4からの離脱に伴って展開する内筒形成材23
(図6)により構成されている。内筒22をこのような
展開可能なものとすることにより、放出体5が内筒22
より容易に離脱することができ、放出体5が上昇する過
程を遊戯者が目視することができる。即ち、内筒22
は、比較的低空で展開し、放出体5と分離する。
【0031】内筒形成材23は、可撓性および弾力性を
有する材料により形成されており、これによって、内筒
形成材23は、外筒4内に筒状に巻回された状態で長時
間収納されていても、外筒4からの離脱に伴って展開す
る。なお、この実施例の内筒形成材23は、厚紙で形成
されているがこれに限定されるものではなく、例えば不
燃性シートやセル板など合成樹脂で形成されていてもよ
い。
有する材料により形成されており、これによって、内筒
形成材23は、外筒4内に筒状に巻回された状態で長時
間収納されていても、外筒4からの離脱に伴って展開す
る。なお、この実施例の内筒形成材23は、厚紙で形成
されているがこれに限定されるものではなく、例えば不
燃性シートやセル板など合成樹脂で形成されていてもよ
い。
【0032】内筒形成材23は、図6に示すように、上
方に向かって幅広となる略扇形に形成されているため、
巻回して形成される内筒22は、図2に示すように、下
方に向かって徐々に縮径する筒状体となる。
方に向かって幅広となる略扇形に形成されているため、
巻回して形成される内筒22は、図2に示すように、下
方に向かって徐々に縮径する筒状体となる。
【0033】また、内筒形成材23の上端中央付近に
は、頂部23aが設けられているため、巻回すると内筒
22の上部には突出部(図示せず)が形成される。この
突出部により、外筒4の上部開口にキャップ24を被嵌
したまま打揚げた場合でも、突出部がキャップ24を押
し出すため、内筒22がキャップ24内に嵌入して打揚
げ不能となることを防止できる。
は、頂部23aが設けられているため、巻回すると内筒
22の上部には突出部(図示せず)が形成される。この
突出部により、外筒4の上部開口にキャップ24を被嵌
したまま打揚げた場合でも、突出部がキャップ24を押
し出すため、内筒22がキャップ24内に嵌入して打揚
げ不能となることを防止できる。
【0034】内筒22の下部は、図2に示すように、凹
状部材25に着脱自在に挿入されている。なお、この凹
状部材25は、凹状内面に放出体5を載置し(具体的に
は、シャフト部11の底面部17が当接している。)、
かつ内筒を筒状に保持するように機能する。さらに、凹
状部材25は、発射薬2の燃焼圧を放出体に伝達する機
能を有する。即ち、発射薬2が、凹状2部材25の下
面、外筒4の内面および据え置き台8の上面で形成され
た密閉空間内に収納されているため、その発火により、
燃焼圧が凹状部材25を介して放出体5に伝達される。
状部材25に着脱自在に挿入されている。なお、この凹
状部材25は、凹状内面に放出体5を載置し(具体的に
は、シャフト部11の底面部17が当接している。)、
かつ内筒を筒状に保持するように機能する。さらに、凹
状部材25は、発射薬2の燃焼圧を放出体に伝達する機
能を有する。即ち、発射薬2が、凹状2部材25の下
面、外筒4の内面および据え置き台8の上面で形成され
た密閉空間内に収納されているため、その発火により、
燃焼圧が凹状部材25を介して放出体5に伝達される。
【0035】なお、この実施例は、放出体5のみ打揚が
るものであるが、放出体5と共に、外筒4内に収納され
たテープ部材、紙吹雪、モール或いは色付粉末が放出さ
れるよう、それらが外筒4内に収納されていてもよい。
るものであるが、放出体5と共に、外筒4内に収納され
たテープ部材、紙吹雪、モール或いは色付粉末が放出さ
れるよう、それらが外筒4内に収納されていてもよい。
【0036】つぎに、図8および図9に示した本発明の
玩具用打揚げ煙火の他の実施例について説明する。この
実施例の玩具用打揚げ煙火と前述した玩具用打揚げ煙火
1との相違は、先端部形成部材およびシャフト部形成部
材の形状(主に外観形状)のみであり、他は同じであ
る。同一構成部分については説明を省略する。即ち、こ
の実施例の玩具用打揚げ煙火は、放出体がトンボの擬態
に形成されており、先端部形成部材31は、図8に示す
ようにトンボの頭部31aおよび胴体部31bの擬態に
形成され、シャフト部形成部材32は、トンボの尾の擬
態に外観が形成されている。
玩具用打揚げ煙火の他の実施例について説明する。この
実施例の玩具用打揚げ煙火と前述した玩具用打揚げ煙火
1との相違は、先端部形成部材およびシャフト部形成部
材の形状(主に外観形状)のみであり、他は同じであ
る。同一構成部分については説明を省略する。即ち、こ
の実施例の玩具用打揚げ煙火は、放出体がトンボの擬態
に形成されており、先端部形成部材31は、図8に示す
ようにトンボの頭部31aおよび胴体部31bの擬態に
形成され、シャフト部形成部材32は、トンボの尾の擬
態に外観が形成されている。
【0037】先端部形成部材31およびシャフト部形成
部材32は共に、発泡体で一体に形成されており、先端
部形成部材31の内部には、シャフト部形成部材32の
嵌入部33を嵌入するための空洞部31cが設けられて
いる。また、シャフト部形成部材32の先端には、錘と
して機能する六角ボルト34を嵌入するための嵌入部3
5が設けられており、部分的に切り欠いて節部36を形
成している。そして、このように、放出体をトンボなど
の擬態に形成することにより、遊戯者に観念的なイメー
ジを想起させることができ、花火遊戯の興趣をさらに増
大させることができる。
部材32は共に、発泡体で一体に形成されており、先端
部形成部材31の内部には、シャフト部形成部材32の
嵌入部33を嵌入するための空洞部31cが設けられて
いる。また、シャフト部形成部材32の先端には、錘と
して機能する六角ボルト34を嵌入するための嵌入部3
5が設けられており、部分的に切り欠いて節部36を形
成している。そして、このように、放出体をトンボなど
の擬態に形成することにより、遊戯者に観念的なイメー
ジを想起させることができ、花火遊戯の興趣をさらに増
大させることができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、翼部
の作用で放出体が回転しながら浮力を得て低速で落下す
るため、花火遊戯の興趣を増大させる。また、パラシュ
ートのように風の影響を強く受けることもなく遠方に流
されず、回収も容易である。さらに回収後、放出体を落
下させるなどして玩具として遊興することも可能であ
る。請求項2に記載した発明によれば、放出体の先端部
に重心が存在するため、打ち揚げ時の姿勢制御が可能と
なり、放出体を略垂直方向に打揚げ可能となる。また、
シャフト部を有することにより発射薬の爆圧を放出体全
体に伝達することができる。請求項3に記載した発明に
よれば、本体部を比較的軽くすることができ、法令で定
められた火薬量の範囲内でより高く放出体を上昇させ、
落下時間をより長くすることができると共に、放出物が
落下して遊戯者に接触しても安全なものとすることがで
きる。請求項4に記載した発明によれば、先端部に容易
に重心が存在するように構成でき、表面に錘が露出して
いないため安全なものとなる。請求項5に記載した発明
によれば、打揚げ時に放出体が受ける空気抵抗を軽減す
ることができ、放出体をより高く上昇させることができ
る。請求項6に記載した発明によれば、バランスのよい
翼部を構成することができ、放出体を回転させながら略
垂直方向に低速で落下させることができる。請求項7に
記載した発明によれば、翼部の形成を容易なものとする
ことができる。請求項8に記載した発明によれば、翼部
が本体部から分離してしまうことがなく、より確実かつ
容易に本体部に取り付けることができる。請求項9およ
び10に記載した発明によれば、放出体を回転させるた
めに必要な翼部の捩れを容易に形成することができる。
請求項11および12に記載した発明によれば、打揚げ
時の空気抵抗が軽減し、放出体をより高く上昇させるこ
とができると共に、低速で落下させることができ、花火
遊戯の興趣を増大させることができる。請求項13に記
載した発明によれば、放出体の回転落下をより安定した
ものとすることができる。
の作用で放出体が回転しながら浮力を得て低速で落下す
るため、花火遊戯の興趣を増大させる。また、パラシュ
ートのように風の影響を強く受けることもなく遠方に流
されず、回収も容易である。さらに回収後、放出体を落
下させるなどして玩具として遊興することも可能であ
る。請求項2に記載した発明によれば、放出体の先端部
に重心が存在するため、打ち揚げ時の姿勢制御が可能と
なり、放出体を略垂直方向に打揚げ可能となる。また、
シャフト部を有することにより発射薬の爆圧を放出体全
体に伝達することができる。請求項3に記載した発明に
よれば、本体部を比較的軽くすることができ、法令で定
められた火薬量の範囲内でより高く放出体を上昇させ、
落下時間をより長くすることができると共に、放出物が
落下して遊戯者に接触しても安全なものとすることがで
きる。請求項4に記載した発明によれば、先端部に容易
に重心が存在するように構成でき、表面に錘が露出して
いないため安全なものとなる。請求項5に記載した発明
によれば、打揚げ時に放出体が受ける空気抵抗を軽減す
ることができ、放出体をより高く上昇させることができ
る。請求項6に記載した発明によれば、バランスのよい
翼部を構成することができ、放出体を回転させながら略
垂直方向に低速で落下させることができる。請求項7に
記載した発明によれば、翼部の形成を容易なものとする
ことができる。請求項8に記載した発明によれば、翼部
が本体部から分離してしまうことがなく、より確実かつ
容易に本体部に取り付けることができる。請求項9およ
び10に記載した発明によれば、放出体を回転させるた
めに必要な翼部の捩れを容易に形成することができる。
請求項11および12に記載した発明によれば、打揚げ
時の空気抵抗が軽減し、放出体をより高く上昇させるこ
とができると共に、低速で落下させることができ、花火
遊戯の興趣を増大させることができる。請求項13に記
載した発明によれば、放出体の回転落下をより安定した
ものとすることができる。
【図1】図1は、本発明の玩具用打揚げ煙火の一実施例
の正面概略図である。
の正面概略図である。
【図2】図2は、図1のA−A線端面図である。
【図3】図3は、図2のB−B線断面図である。
【図4】図4は、図2のC−C線断面図である。
【図5】図5は、内筒形成部材を展開させた展開図であ
る。
る。
【図6】図6は、翼部を形成するシート材の平面図であ
る。
る。
【図7】図7は、本発明の玩具用打揚げ煙火の作用を説
明するための説明図である。
明するための説明図である。
【図8】図8は、本発明の玩具用打揚げ煙火の他の実施
例の先端部形成部材の平面図である。
例の先端部形成部材の平面図である。
【図9】図9は、本発明の玩具用打揚げ煙火の他の実施
例のシヤフト部形成部材の平面図である。
例のシヤフト部形成部材の平面図である。
1 玩具用打揚げ煙火 2 発射薬 3 点火用導火線 4 外筒 5 放出体 6 軸 7 翼部 8 据え付け台 9 打揚げ口 10 先端部 11 シャフト部 12 本体部 13 先端部形成部材 14 錘 15 シャフト部形成部材 16 嵌入部 17 底面部 18 シート材 19 打ち抜き部 20 肩部 21 脆弱部 22 内筒 23 内筒形成部材 24 キャップ 25 凹状部材
Claims (13)
- 【請求項1】 内部に充填された発射薬と、外部に導出
され前記発射薬に着火するための点火用導火線とを有
し、先端が開口した外筒と、該外筒内に収納され前記発
射薬の発火により前記外筒の先端開口から打ち揚げられ
る放出体とを有し、該放出体は、軸を中心として回転さ
せるための翼部を備え、回転により浮力を得て落下する
ことを特徴とする玩具用打揚げ煙火。 - 【請求項2】 前記放出体は、重心が存在する先端部
と、該先端部より延出し前記発射薬2の爆圧を該放出体
全体に伝達するためのシャフト部とを有した本体部と、
該本体部に設けられた前記翼部とからなる請求項1に記
載の玩具用打揚げ煙火。 - 【請求項3】 前記本体部は、発泡体により形成されて
いる請求項1または2に記載の玩具用打揚げ煙火。 - 【請求項4】 前記先端部は、内部に錘を備えている請
求項1ないし3のいずれかに記載の玩具用打揚げ煙火。 - 【請求項5】 前記先端部は、外形が流線形に形成され
ている請求項1ないし4のいずれかに記載の玩具用打揚
げ煙火。 - 【請求項6】 前記翼部は、前記軸に対して対称の位置
に設けられた第1の翼部および第2の翼部よりなる請求
項1ないし5のいずれかに記載の玩具用打揚げ煙火。 - 【請求項7】 前記第1の翼部および第2の翼部は、一
枚のシート材により形成されている請求項6に記載の玩
具用打揚げ煙火。 - 【請求項8】 前記シート材は、中央に打ち抜き部を有
し、該打ち抜き部に前記シャフト部の先端を貫通させる
ことにより前記本体部に取り付けられている請求項7に
記載の玩具用打揚げ煙火。 - 【請求項9】 前記シート材は、両端部付近にそれぞれ
脆弱部を有し、該脆弱部を屈曲或いは湾曲させることに
より、回転するための捩れが設けられている請求項7ま
たは8に記載の玩具用打揚げ煙火。 - 【請求項10】 前記脆弱部は、切り込み部、凹部或い
はスリットである請求項9に記載の玩具用打揚げ煙火。 - 【請求項11】 前記翼部は、打揚げ時には空気抵抗を
受けて閉じ、落下時には回転による遠心力を受けて略水
平方向に開くものである請求項1ないし10のいずれか
に記載の玩具用打揚げ煙火。 - 【請求項12】 前記翼部は、可撓性および弾力性を有
した樹脂材料により形成されている請求項1ないし11
のいずれかに記載の玩具用打揚げ煙火。 - 【請求項13】 前記翼部は、2以上の翼部により形成
されている請求項1ないし12のいずれかに記載の玩具
用打揚げ煙火。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32352496A JPH10148497A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 玩具用打揚げ煙火 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32352496A JPH10148497A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 玩具用打揚げ煙火 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10148497A true JPH10148497A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=18155662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32352496A Pending JPH10148497A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 玩具用打揚げ煙火 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10148497A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006067860A1 (ja) * | 2004-12-24 | 2006-06-29 | Akita Prefecture | 煙火打ち揚げ筒用の環境適合性カバー |
JP2020173053A (ja) * | 2019-04-10 | 2020-10-22 | 有限会社太田紙工 | 打上花火用飛翔体部品及び打上花火用飛翔体 |
-
1996
- 1996-11-18 JP JP32352496A patent/JPH10148497A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006067860A1 (ja) * | 2004-12-24 | 2006-06-29 | Akita Prefecture | 煙火打ち揚げ筒用の環境適合性カバー |
JP2020173053A (ja) * | 2019-04-10 | 2020-10-22 | 有限会社太田紙工 | 打上花火用飛翔体部品及び打上花火用飛翔体 |
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