JPH10147319A - 包装機におけるヒートシール装置 - Google Patents
包装機におけるヒートシール装置Info
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- JPH10147319A JPH10147319A JP8306068A JP30606896A JPH10147319A JP H10147319 A JPH10147319 A JP H10147319A JP 8306068 A JP8306068 A JP 8306068A JP 30606896 A JP30606896 A JP 30606896A JP H10147319 A JPH10147319 A JP H10147319A
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- bag
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 包装機械の内部側に配設されるヒートシール
部材に埋設したヒータの交換や、ヒートシール部材の表
面に貼り付けたヒータ線やテフロンテープなどの交換な
どのメンテナンスを良好に行うことのできるヒートシー
ル装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 包装機に設けられた本体フレーム1と、
この本体フレーム1の一部あるいは本体フレーム1を覆
うカバーの一部を構成する取付パネル部材7と、被包装
物Bを包装する予め製袋された袋Pあるいはフィルムを
製袋しつつ被包装物Bを収納して包装する袋Pをヒート
シールするヒートシール装置5とを備え、前記取付パネ
ル部材7に前記ヒートシール装置5を取り付け固定した
ことを特徴とする包装機におけるヒートシール装置であ
る。
部材に埋設したヒータの交換や、ヒートシール部材の表
面に貼り付けたヒータ線やテフロンテープなどの交換な
どのメンテナンスを良好に行うことのできるヒートシー
ル装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 包装機に設けられた本体フレーム1と、
この本体フレーム1の一部あるいは本体フレーム1を覆
うカバーの一部を構成する取付パネル部材7と、被包装
物Bを包装する予め製袋された袋Pあるいはフィルムを
製袋しつつ被包装物Bを収納して包装する袋Pをヒート
シールするヒートシール装置5とを備え、前記取付パネ
ル部材7に前記ヒートシール装置5を取り付け固定した
ことを特徴とする包装機におけるヒートシール装置であ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被包装物を予め製袋さ
れた袋あるいはフィルムを製袋しつつ収納して包装する
際、前記製袋された袋あるいはフィルムの製袋時にヒー
トシールするヒートシール装置に関するものである。
れた袋あるいはフィルムを製袋しつつ収納して包装する
際、前記製袋された袋あるいはフィルムの製袋時にヒー
トシールするヒートシール装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】この種のヒートシール装置として、たとえ
ば特開平7ー327487号公報などで知られているよ
うに、予め製袋された包装袋内に被包装物である培養基
を収容し、この培養基に種菌を接種した後に袋口をヒー
トシール装置によってヒートシールするようにしたり、
あるいは横ピロー包装機などの包装機では、たとえば特
開平1ー226506号公報などで知られているよう
に、帯状フィルムを連続して引き出しながらフィルムの
側端部を二つ折りに折り返して製袋しつつ、この二つ折
り帯状フィルム内に被包装物を収納し、その後フィルム
の進行と同期させて二つ折り帯状フィルムの開口部を横
方向にヒートシール装置によってヒートシールした後、
被包装物を包装した筒状の包装用フィルムを、各被包装
物毎にその前後において縦方向にヒートシール装置によ
ってヒートシールを施した後に切断するようにしてい
る。
ば特開平7ー327487号公報などで知られているよ
うに、予め製袋された包装袋内に被包装物である培養基
を収容し、この培養基に種菌を接種した後に袋口をヒー
トシール装置によってヒートシールするようにしたり、
あるいは横ピロー包装機などの包装機では、たとえば特
開平1ー226506号公報などで知られているよう
に、帯状フィルムを連続して引き出しながらフィルムの
側端部を二つ折りに折り返して製袋しつつ、この二つ折
り帯状フィルム内に被包装物を収納し、その後フィルム
の進行と同期させて二つ折り帯状フィルムの開口部を横
方向にヒートシール装置によってヒートシールした後、
被包装物を包装した筒状の包装用フィルムを、各被包装
物毎にその前後において縦方向にヒートシール装置によ
ってヒートシールを施した後に切断するようにしてい
る。
【0003】前記従来例構造におけるヒートシール装置
にあっては、一般的にその包装機械の本体フレーム側に
前記ヒートシール装置を取り付け固定しており、この場
合フィルムを両側から挟んでヒートシールする一対のヒ
ートシール部材の内部にヒータを埋設してヒートシール
装置を形成したり、また使用条件によっては前記ヒート
シール部材の表面にヒータ線を引き回し配設し、このヒ
ータ線の表面に耐熱性のテフロンテープを貼り付けてイ
ンパルスシール装置を構成している。
にあっては、一般的にその包装機械の本体フレーム側に
前記ヒートシール装置を取り付け固定しており、この場
合フィルムを両側から挟んでヒートシールする一対のヒ
ートシール部材の内部にヒータを埋設してヒートシール
装置を形成したり、また使用条件によっては前記ヒート
シール部材の表面にヒータ線を引き回し配設し、このヒ
ータ線の表面に耐熱性のテフロンテープを貼り付けてイ
ンパルスシール装置を構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ヒート
シール装置は、前述したように包装機械の本体フレーム
側に取り付け固定されているため、前記ヒータ線の断線
やテフロンテープの劣化などがあった場合、本体フレー
ムを覆うカバーを取り外し、本体フレームの内部側に設
置されたヒートシール部材に埋設したヒータを交換した
り、ヒータ線やテフロンテープを交換したりしなければ
ならず保守管理作業が厄介であるという問題があった。
シール装置は、前述したように包装機械の本体フレーム
側に取り付け固定されているため、前記ヒータ線の断線
やテフロンテープの劣化などがあった場合、本体フレー
ムを覆うカバーを取り外し、本体フレームの内部側に設
置されたヒートシール部材に埋設したヒータを交換した
り、ヒータ線やテフロンテープを交換したりしなければ
ならず保守管理作業が厄介であるという問題があった。
【0005】そこで本発明は包装機械の内部側に配設さ
れるヒートシール部材に埋設したヒータの交換や、ヒー
トシール部材の表面に貼り付けたヒータ線やテフロンテ
ープなどの交換などのメンテナンスを良好に行うことの
できるヒートシール装置を提供することを目的とする。
れるヒートシール部材に埋設したヒータの交換や、ヒー
トシール部材の表面に貼り付けたヒータ線やテフロンテ
ープなどの交換などのメンテナンスを良好に行うことの
できるヒートシール装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、包装機に設け
られた本体フレームと、この本体フレームの一部あるい
は本体フレームを覆うカバーの一部を構成する取付パネ
ル部材と、被包装物を包装する予め製袋された袋あるい
はフィルムを製袋しつつ被包装物を収納して包装する袋
をヒートシールするヒートシール装置とを備え、前記取
付パネル部材に前記ヒートシール装置を取り付け固定し
たことを特徴とする包装機におけるヒートシール装置で
ある。また、前記取付パネル部材を前記ヒートシール装
置とともに前記本体フレームに対して回動可能に設けた
設けたことを特徴とする包装機におけるヒートシール装
置である。また、前記取付パネル部材を前記ヒートシー
ル装置とともに前記本体フレームに対してスライド移動
可能に設けた設けたことを特徴とする包装機におけるヒ
ートシール装置である。また、前記取付パネル部材を前
記ヒートシール装置とともに前記本体フレームに対して
着脱可能に設けた設けたことを特徴とする包装機におけ
るヒートシール装置である。
られた本体フレームと、この本体フレームの一部あるい
は本体フレームを覆うカバーの一部を構成する取付パネ
ル部材と、被包装物を包装する予め製袋された袋あるい
はフィルムを製袋しつつ被包装物を収納して包装する袋
をヒートシールするヒートシール装置とを備え、前記取
付パネル部材に前記ヒートシール装置を取り付け固定し
たことを特徴とする包装機におけるヒートシール装置で
ある。また、前記取付パネル部材を前記ヒートシール装
置とともに前記本体フレームに対して回動可能に設けた
設けたことを特徴とする包装機におけるヒートシール装
置である。また、前記取付パネル部材を前記ヒートシー
ル装置とともに前記本体フレームに対してスライド移動
可能に設けた設けたことを特徴とする包装機におけるヒ
ートシール装置である。また、前記取付パネル部材を前
記ヒートシール装置とともに前記本体フレームに対して
着脱可能に設けた設けたことを特徴とする包装機におけ
るヒートシール装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】包装機の外周側に面した本体フレ
ームの一部あるいは本体フレームを覆うカバーの一部を
構成する取付パネル部材にヒートシール装置を取付固定
することにより、従来の包装機の本体内部側に組み込ま
れた内部機器の調整あるいは部品交換などの保守作業に
比べて容易にその作業を行うことができ、この際、前記
取付パネル部材にヒートシール装置を取付固定すること
によって、包装機の本体フレームに対して取付パネル部
材を介して回動可能に、またはスライド移動可能に、あ
るいは着脱可能にヒートシール装置を設けることで、包
装機の外部側にてヒートシール装置の保守管理を行うこ
とができる。
ームの一部あるいは本体フレームを覆うカバーの一部を
構成する取付パネル部材にヒートシール装置を取付固定
することにより、従来の包装機の本体内部側に組み込ま
れた内部機器の調整あるいは部品交換などの保守作業に
比べて容易にその作業を行うことができ、この際、前記
取付パネル部材にヒートシール装置を取付固定すること
によって、包装機の本体フレームに対して取付パネル部
材を介して回動可能に、またはスライド移動可能に、あ
るいは着脱可能にヒートシール装置を設けることで、包
装機の外部側にてヒートシール装置の保守管理を行うこ
とができる。
【0008】
【実施例】本発明の対象とするヒートシール装置は、被
包装物を包装する予め製袋された袋あるいはフィルムを
製袋しつつ被包装物を収納して包装する袋をヒートシー
ルするタイプのいずれの包装機に対しても実施可能であ
るから、本実施例では、予め製袋された袋内に被包装物
である培養基を収容し、この培養基に種菌を接種した後
に袋口をヒートシール装置によってヒートシールする包
装機を例にして詳述する。
包装物を包装する予め製袋された袋あるいはフィルムを
製袋しつつ被包装物を収納して包装する袋をヒートシー
ルするタイプのいずれの包装機に対しても実施可能であ
るから、本実施例では、予め製袋された袋内に被包装物
である培養基を収容し、この培養基に種菌を接種した後
に袋口をヒートシール装置によってヒートシールする包
装機を例にして詳述する。
【0009】以下本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。培養基充填包装袋としては、従来から用いら
れている角袋タイプと同様の構造のものを例にして説明
するが、図1に示すように、プラスチック製の角状の包
装袋P内に培養基Bを充填し、その培養基Bを充填した
角状の包装袋Pの袋口P1の四方をガゼット折りし、そ
のガゼット折りされた袋口P1を包装袋Pの外側の側方
に折り返した状態にて包装袋Pごと培養基Bを加熱殺菌
処理して構成している。
説明する。培養基充填包装袋としては、従来から用いら
れている角袋タイプと同様の構造のものを例にして説明
するが、図1に示すように、プラスチック製の角状の包
装袋P内に培養基Bを充填し、その培養基Bを充填した
角状の包装袋Pの袋口P1の四方をガゼット折りし、そ
のガゼット折りされた袋口P1を包装袋Pの外側の側方
に折り返した状態にて包装袋Pごと培養基Bを加熱殺菌
処理して構成している。
【0010】また、加熱殺菌処理された前記包装袋P
は、次の工程である包装袋P内に種菌を接種した後、接
種された培養基Bに雑菌が侵入しないように包装袋Pの
袋口P1をヒートシールするようにしており、この場
合、包装袋P内に種菌を接種した後においては、きのこ
類の菌糸の成長のため包装袋P内の空気と外気との流通
性を保った状態で包装袋Pを密封する必要があるため、
包装袋Pの袋口P1側に空気を通過し雑菌を通過させな
いフィルターFを貼り付けて培養基充填包装袋Pを構成
している。
は、次の工程である包装袋P内に種菌を接種した後、接
種された培養基Bに雑菌が侵入しないように包装袋Pの
袋口P1をヒートシールするようにしており、この場
合、包装袋P内に種菌を接種した後においては、きのこ
類の菌糸の成長のため包装袋P内の空気と外気との流通
性を保った状態で包装袋Pを密封する必要があるため、
包装袋Pの袋口P1側に空気を通過し雑菌を通過させな
いフィルターFを貼り付けて培養基充填包装袋Pを構成
している。
【0011】図2から図4は本発明の第1実施例を示す
もので、培養基Bを充填した包装袋Pに種菌を接種し袋
口P1をヒートシールする包装機としては、包装機の本
体フレーム1に、予め製袋されたプラスチックフィルム
により形成された角状の包装袋P内に米糠や大鋸屑など
の被包装物である培養基Bを充填した袋ごと加熱殺菌し
た包装袋Pを搬送する搬送装置2が設けられ、この搬送
装置2に設けられた搬送コンベア3により所定位置に搬
入し、次いで搬送コンベア3の途上に包装袋Pの袋口P
1の開口部より種菌を接種する接種装置4が設けられ、
この接種装置4によって接種された包装袋Pの袋口P1
をヒートシールするヒートシール装置5が前記接種装置
4の後工程として構成されている。
もので、培養基Bを充填した包装袋Pに種菌を接種し袋
口P1をヒートシールする包装機としては、包装機の本
体フレーム1に、予め製袋されたプラスチックフィルム
により形成された角状の包装袋P内に米糠や大鋸屑など
の被包装物である培養基Bを充填した袋ごと加熱殺菌し
た包装袋Pを搬送する搬送装置2が設けられ、この搬送
装置2に設けられた搬送コンベア3により所定位置に搬
入し、次いで搬送コンベア3の途上に包装袋Pの袋口P
1の開口部より種菌を接種する接種装置4が設けられ、
この接種装置4によって接種された包装袋Pの袋口P1
をヒートシールするヒートシール装置5が前記接種装置
4の後工程として構成されている。
【0012】本発明の実施例では、包装機にはヒートシ
ール装置5に加えて、その前段階にて培養基充填包装袋
Pの袋口P1の開口部から種菌を接種する接種装置4が
一連の機械装置として組み込まれて構成されているが、
ここでは本願発明の主要部であるヒートシール装置5を
主体にして説明する。
ール装置5に加えて、その前段階にて培養基充填包装袋
Pの袋口P1の開口部から種菌を接種する接種装置4が
一連の機械装置として組み込まれて構成されているが、
ここでは本願発明の主要部であるヒートシール装置5を
主体にして説明する。
【0013】包装機の本体フレーム1に前記搬送装置2
の搬送コンベア3が設けられ、この搬送コンベア3の後
段に前記ヒートシール装置5が設けられており、このヒ
ートシール装置5は、本体フレーム1の上方側に位置
し、前記搬送コンベア3の両側に支持部材からなる脚部
6を介して本体フレーム1の一部を兼ねて構成する取付
パネル部材7となる取付板8と取付パネル9とがそれぞ
れ水平に掛け渡されて配設され、前記取付板8は前記脚
部6に固定ビス10によって固定保持されるとともに、
前記取付パネル9の一端側は前記取付板8の端部との間
で蝶番などのヒンジ部材11を介して上方へ回動可能に
連結され、取付パネル9の他端側は前記脚部7上に載置
されネジ込みによる着脱ノブ12を介して固定されてお
り、また取付パネル9の下面側には、搬送コンベア3に
よって搬送されてくる包装袋Pの袋口P1に対応した所
定長さを有し、包装袋Pの袋口P1を両側から挟んでヒ
ートシールする一対の挟着板からなるヒートシール部材
13が設けられている。
の搬送コンベア3が設けられ、この搬送コンベア3の後
段に前記ヒートシール装置5が設けられており、このヒ
ートシール装置5は、本体フレーム1の上方側に位置
し、前記搬送コンベア3の両側に支持部材からなる脚部
6を介して本体フレーム1の一部を兼ねて構成する取付
パネル部材7となる取付板8と取付パネル9とがそれぞ
れ水平に掛け渡されて配設され、前記取付板8は前記脚
部6に固定ビス10によって固定保持されるとともに、
前記取付パネル9の一端側は前記取付板8の端部との間
で蝶番などのヒンジ部材11を介して上方へ回動可能に
連結され、取付パネル9の他端側は前記脚部7上に載置
されネジ込みによる着脱ノブ12を介して固定されてお
り、また取付パネル9の下面側には、搬送コンベア3に
よって搬送されてくる包装袋Pの袋口P1に対応した所
定長さを有し、包装袋Pの袋口P1を両側から挟んでヒ
ートシールする一対の挟着板からなるヒートシール部材
13が設けられている。
【0014】この場合、一方のヒートシール部材13の
表面には絶縁性で耐熱性を有するテフロンテープTが貼
り付けられて形成されており、他方のヒートシール部材
13には、その表面の長手方向に沿ってヒータ線14が
引き回し配設されるとともに、そのヒータ線14の表面
を覆って前記絶縁性で耐熱性のテフロンテープTが貼り
付けられてインパルスシール装置を形成している。
表面には絶縁性で耐熱性を有するテフロンテープTが貼
り付けられて形成されており、他方のヒートシール部材
13には、その表面の長手方向に沿ってヒータ線14が
引き回し配設されるとともに、そのヒータ線14の表面
を覆って前記絶縁性で耐熱性のテフロンテープTが貼り
付けられてインパルスシール装置を形成している。
【0015】またそれぞれのヒートシール部材13の中
央部分はシリンダ15に取り付けられており、このシリ
ンダ15は前記取付パネル9に固定保持され、シリンダ
15によって各ヒートシール部材13がそれぞれ対向し
て進退移動可能に設けられている。
央部分はシリンダ15に取り付けられており、このシリ
ンダ15は前記取付パネル9に固定保持され、シリンダ
15によって各ヒートシール部材13がそれぞれ対向し
て進退移動可能に設けられている。
【0016】上記構成からなる培養基Bを充填した包装
袋Pの袋口P1をヒートシールするヒートシール装置の
作動について説明すると、先ず開封したい培養基充填包
装袋Pを包装機の本体フレーム1に設けた搬送装置2の
搬送コンベア3上に載せると、図示しないスイッチが作
動してその搬送コンベア3が搬出作動して所定位置まで
包装袋Pが供給され、搬送コンベア3の途上に設けられ
た接種装置4によって包装袋Pの袋口P1の開口部より
種菌が接種され、この接種された包装袋Pを搬送コンベ
ア3の作動によってヒートシール装置5へと送られる。
袋Pの袋口P1をヒートシールするヒートシール装置の
作動について説明すると、先ず開封したい培養基充填包
装袋Pを包装機の本体フレーム1に設けた搬送装置2の
搬送コンベア3上に載せると、図示しないスイッチが作
動してその搬送コンベア3が搬出作動して所定位置まで
包装袋Pが供給され、搬送コンベア3の途上に設けられ
た接種装置4によって包装袋Pの袋口P1の開口部より
種菌が接種され、この接種された包装袋Pを搬送コンベ
ア3の作動によってヒートシール装置5へと送られる。
【0017】そして、ヒートシール装置5に送られてき
た包装袋Pの袋口P1は、シリンダ15が作動すること
によって、一対のヒートシール部材13をそれぞれ前進
移動させ、この各ヒートシール部材13が前記袋口P1
を挟圧しつつ加熱圧着し、包装袋Pの袋口P1がヒート
シールされて密封される。
た包装袋Pの袋口P1は、シリンダ15が作動すること
によって、一対のヒートシール部材13をそれぞれ前進
移動させ、この各ヒートシール部材13が前記袋口P1
を挟圧しつつ加熱圧着し、包装袋Pの袋口P1がヒート
シールされて密封される。
【0018】続いて、このヒートシール後において、シ
リンダ15のピストンが後退移動するとともに、包装袋
Pが搬送コンベア3によって搬出され、次の包装袋Pが
供給されるまで待機状態を維持し、この繰り返しによっ
て包装袋Pの袋口P1が次々とヒートシールされて送り
出される。
リンダ15のピストンが後退移動するとともに、包装袋
Pが搬送コンベア3によって搬出され、次の包装袋Pが
供給されるまで待機状態を維持し、この繰り返しによっ
て包装袋Pの袋口P1が次々とヒートシールされて送り
出される。
【0019】ところで、ヒートシール装置5はヒータを
電気的に引き回し形成しているために、加熱により配線
コードやヒータ線14などの劣化や断線あるいはテフロ
ンテープTの剥離や劣化などにより交換する必要がある
場合、着脱ノブ12によって締め付け固定されている取
付パネル9を着脱ノブ12を取り外すことにより、図2
の二点鎖線で示すように、その取付パネル9を蝶番など
のヒンジ部材11を介して反転動作することで簡単に包
装機の本体フレーム1の外部側にて操作することがで
き、これにより部品交換や保守管理を簡便に行うことが
できるという効果がある。
電気的に引き回し形成しているために、加熱により配線
コードやヒータ線14などの劣化や断線あるいはテフロ
ンテープTの剥離や劣化などにより交換する必要がある
場合、着脱ノブ12によって締め付け固定されている取
付パネル9を着脱ノブ12を取り外すことにより、図2
の二点鎖線で示すように、その取付パネル9を蝶番など
のヒンジ部材11を介して反転動作することで簡単に包
装機の本体フレーム1の外部側にて操作することがで
き、これにより部品交換や保守管理を簡便に行うことが
できるという効果がある。
【0020】図5は本発明の第2実施例を示すもので、
ここでは搬送コンベア3の両側に支持部材からなる脚部
6を介して本体フレーム1の一部を兼ねて構成する取付
パネル部材7となる取付板8と取付パネル9とがそれぞ
れ水平に掛け渡されて配設されており、前記取付板8は
前記脚部6に固定ビス10によって固定保持されるとと
もに、取付板8にレール部材Rを設け、前記取付パネル
9は前記取付板8の端部に設けた前記レール部材R上に
てスライド移動可能に配設されており、前述した第1実
施例と同様にして取付パネル9の下面側には、搬送コン
ベア3によって搬送されてくる包装袋Pの袋口P1に対
応した所定長さを有し、包装袋Pの袋口P1を両側から
挟んでヒートシールする一対の挟着板からなるヒートシ
ール部材13が設けられている。
ここでは搬送コンベア3の両側に支持部材からなる脚部
6を介して本体フレーム1の一部を兼ねて構成する取付
パネル部材7となる取付板8と取付パネル9とがそれぞ
れ水平に掛け渡されて配設されており、前記取付板8は
前記脚部6に固定ビス10によって固定保持されるとと
もに、取付板8にレール部材Rを設け、前記取付パネル
9は前記取付板8の端部に設けた前記レール部材R上に
てスライド移動可能に配設されており、前述した第1実
施例と同様にして取付パネル9の下面側には、搬送コン
ベア3によって搬送されてくる包装袋Pの袋口P1に対
応した所定長さを有し、包装袋Pの袋口P1を両側から
挟んでヒートシールする一対の挟着板からなるヒートシ
ール部材13が設けられている。
【0021】従って、この実施例におけるヒートシール
装置5の保守管理あるいは部品交換作業を行う場合、図
示しないが、着脱ノブなどの固定部材を取り外した後に
取付パネル9をレール部材R上にてスライド移動させて
包装機の本体フレーム1から外側に位置した箇所にて保
守管理等の作業を行うことが可能となり、これにより部
品交換などの作業を簡便に行うことができる。
装置5の保守管理あるいは部品交換作業を行う場合、図
示しないが、着脱ノブなどの固定部材を取り外した後に
取付パネル9をレール部材R上にてスライド移動させて
包装機の本体フレーム1から外側に位置した箇所にて保
守管理等の作業を行うことが可能となり、これにより部
品交換などの作業を簡便に行うことができる。
【0022】また前述した各実施例では、取付パネル部
材7である取付パネル9を回動可能あるいはスライド移
動可能に設けて構成していたが、たとえば簡単に取り外
し可能な着脱ノブ12によって、取付パネル9を包装機
の本体フレーム1側に対し着脱可能に形成してもよいも
のであり、また取付パネル部材7として包装機の本体フ
レーム1の外面を覆うカバーによって形成してもよいも
のであり、また実施例では、予め製袋した袋内に被包装
物を収容し、その包装袋の袋口をヒートシールする例を
示していたが、連続したフィルムを引き出しつつ製袋
し、その製袋した袋内に被包装物を収納して包装する
際、フィルムの製袋時にヒートシールするヒートシール
装置などに適用してもよい。
材7である取付パネル9を回動可能あるいはスライド移
動可能に設けて構成していたが、たとえば簡単に取り外
し可能な着脱ノブ12によって、取付パネル9を包装機
の本体フレーム1側に対し着脱可能に形成してもよいも
のであり、また取付パネル部材7として包装機の本体フ
レーム1の外面を覆うカバーによって形成してもよいも
のであり、また実施例では、予め製袋した袋内に被包装
物を収容し、その包装袋の袋口をヒートシールする例を
示していたが、連続したフィルムを引き出しつつ製袋
し、その製袋した袋内に被包装物を収納して包装する
際、フィルムの製袋時にヒートシールするヒートシール
装置などに適用してもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明は、包装機の外周側に面した本体
フレームの一部あるいは本体フレームを覆うカバーの一
部を構成する取付パネル部材にヒートシール装置を取付
固定することにより、従来の包装機の本体内部側に組み
込まれた内部機器の調整あるいは部品交換などの保守作
業に比べて容易にその作業を行うことができ、この際、
前記取付パネル部材にヒートシール装置を取付固定する
ことによって、包装機の本体フレームに対して取付パネ
ル部材を介して回動可能に、またはスライド移動可能
に、あるいは着脱可能にヒートシール装置を設けること
で、包装機の外部側にてヒートシール装置の保守管理を
簡便に行うことができるという効果がある。
フレームの一部あるいは本体フレームを覆うカバーの一
部を構成する取付パネル部材にヒートシール装置を取付
固定することにより、従来の包装機の本体内部側に組み
込まれた内部機器の調整あるいは部品交換などの保守作
業に比べて容易にその作業を行うことができ、この際、
前記取付パネル部材にヒートシール装置を取付固定する
ことによって、包装機の本体フレームに対して取付パネ
ル部材を介して回動可能に、またはスライド移動可能
に、あるいは着脱可能にヒートシール装置を設けること
で、包装機の外部側にてヒートシール装置の保守管理を
簡便に行うことができるという効果がある。
【図1】従来および本発明に適用される培養基充填包装
袋の斜視図である。
袋の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例の包装機を示す正面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第1実施例の包装機を示す側面図であ
る。
る。
【図4】本発明の第1実施例のヒートシール装置を主体
に示した要部の斜視図である。
に示した要部の斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すヒートシール装置の
要部を示す斜視図である。
要部を示す斜視図である。
B 培養基(被包装物) P 包装袋 P1 袋口 T テフロンテープ 1 本体フレーム 2 搬送装置 3 搬送コンベア 4 接種装置 5 ヒートシール装置 7 取付パネル部材 8 取付板 9 取付パネル 11 ヒンジ部材 12 着脱ノブ 13 ヒートシール部材 14 ヒータ線 15 シリンダ
Claims (4)
- 【請求項1】 包装機に設けられた本体フレームと、こ
の本体フレームの一部あるいは本体フレームを覆うカバ
ーの一部を構成する取付パネル部材と、被包装物を包装
する予め製袋された袋あるいはフィルムを製袋しつつ被
包装物を収納して包装する袋をヒートシールするヒート
シール装置とを備え、前記取付パネル部材に前記ヒート
シール装置を取り付け固定したことを特徴とする包装機
におけるヒートシール装置。 - 【請求項2】 前記取付パネル部材を前記ヒートシール
装置とともに前記本体フレームに対して回動可能に設け
た設けたことを特徴とする請求項1に記載の包装機にお
けるヒートシール装置。 - 【請求項3】 前記取付パネル部材を前記ヒートシール
装置とともに前記本体フレームに対してスライド移動可
能に設けた設けたことを特徴とする請求項1に記載の包
装機におけるヒートシール装置。 - 【請求項4】 前記取付パネル部材を前記ヒートシール
装置とともに前記本体フレームに対して着脱可能に設け
た設けたことを特徴とする請求項1に記載の包装機にお
けるヒートシール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8306068A JPH10147319A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 包装機におけるヒートシール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8306068A JPH10147319A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 包装機におけるヒートシール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10147319A true JPH10147319A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17952666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8306068A Pending JPH10147319A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 包装機におけるヒートシール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10147319A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018069861A (ja) * | 2016-10-26 | 2018-05-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子ミラー装置 |
-
1996
- 1996-11-18 JP JP8306068A patent/JPH10147319A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018069861A (ja) * | 2016-10-26 | 2018-05-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子ミラー装置 |
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