JPH10146287A - 調理用おろし器 - Google Patents

調理用おろし器

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JPH10146287A
JPH10146287A JP32346196A JP32346196A JPH10146287A JP H10146287 A JPH10146287 A JP H10146287A JP 32346196 A JP32346196 A JP 32346196A JP 32346196 A JP32346196 A JP 32346196A JP H10146287 A JPH10146287 A JP H10146287A
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Japan
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JP32346196A
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English (en)
Inventor
Teruyuki Kaneshiro
輝幸 金城
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SANROOLA KK
Original Assignee
SANROOLA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被おろし部材を摩り動かし易く、しかも、安全
に摩りおろし操作し得る調理用おろし器を提供する。 【解決手段】おろし器本体3の上面における中央部に形
成されたおろし部6と、おろし部6の前方側に形成され
た助走部4と、おろし部6の後方側に形成された小抵抗
部5とを備えている。おろし部6は、複数の突起61a
…61bによって形成されたおろし刃62…62を備え
ている。助走部4は、平滑状に形成され、助走部4に沿
っておろし部6まで滑らすことがでるようになされてい
る。小抵抗部5は、複数の小突起51a…51bによっ
て形成された小おろし刃52を備えている。又、この小
突起51a…51bの突出高さが、おろし部6の突起6
1a…61bの突出高さより小さく設定され、被おろし
部材を摩り動かす際の抵抗をおろし部6における抵抗よ
り小さくなるようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、野菜や果物等の
被おろし部材を摩りおろす調理用おろし器の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、野菜や果物等の被おろし部材
を摩りおろす調理用おろし器は、広く知られている。こ
の従来の調理用おろし器は、おろし器本体の上面の略全
体に渡って上方に突設させた複数の突起を備えることに
より、上面全体におろし部を形成したものである。そし
て、おろし部を前後方向に沿って被おろし部材を摩り動
かすことにより、被おろし部材をおろすことができるよ
うにしたものである。しかしながら、上面全体に複数の
突起を設けておろし部を形成したのでは、被おろし部材
を摩り始める際、突起の食い込んだ静止状態の被おろし
部材を押圧しなければならず、抵抗が大きく、被おろし
部材を摩り動かし難い。又、突起による抵抗によって被
おろし部材が摩り動かない場合に、更に力を加えて被お
ろし部材を摩り動かそうとすると摩り動かずにおろし部
を転がってしまい、その結果、被おろし部材を把持して
いる手が突起に当たってけがをしてしまう場合があり、
危険であるという課題を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、以上の実
情に鑑み提案されたもので、被おろし部材を摩り動かし
易く、しかも、安全に摩りおろし操作し得る調理用おろ
し器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】おろし器本体の上面を前
後方向に、被おろし部材を摩り動かすことにより、被お
ろし部材を摩りおろすことができるようにした調理用お
ろし器において本願発明は、以下の特徴を有するものを
提供することにより上記課題を解決する。本願第1の発
明は、おろし器本体3の上面に、前後方向に所定長さを
有するおろし部6と、おろし部6の前方又は後方側の少
なくとも一方側に前後方向に所定長さを有する助走部4
とが備えられる。おろし部6は、おろし器本体3の上面
から上方に突設された複数の突起61a、61bによっ
て形成されたおろし刃62を備えることにより、被おろ
し部材がこのおろし部6の通過に伴って摩りおろされる
ようになされる。助走部4は、平滑状をなすことによ
り、被おろし部材を助走部4に沿っておろし部6まで滑
らすことができるようになされたものである。
【0005】本願第2の発明は、本願第1発明に係るお
ろし器本体3の上面に、おろし部6と、おろし部6の前
方又は後方側の一方側に配位された助走部4と、おろし
部6の前方又は後方側の他方側に配位された小抵抗部5
が備えられたものである。又、この小抵抗部5は、おろ
し器本体3の上面を、前後方向に所定の長さ範囲に渡っ
て被おろし部材を摩り動かす際の抵抗をおろし部6にお
ける抵抗より小さくなるように形成したものである。
【0006】本願第3の発明は、本願第2発明に係る小
抵抗部5が、おろし器本体3の上面から上方に突設され
た複数の小突起51a、51bによって形成された小お
ろし刃52を備えたものである。又、これらの各小突起
51a、51bにおけるおろし器本体3の上面からの突
出高さが、おろし部6の突起61a、61bにおけるお
ろし器本体3の上面からの突出高さより小さくなされた
ものである。
【0007】本願第4の発明は、本願第2発明に係る小
抵抗部5が、おろし器本体(3) の上面を平滑状に形成し
たものである。
【0008】本願第1の発明においては、おろし部6の
前方又は後方側の少なくとも一方側に平滑状をなす助走
部4を備えるため、被おろし部材を助走部4からおろし
部6に向かって摩り動かせば、助走部4を摩り動かす際
には被おろし部材にほとんど抵抗を受けることがなく、
助走部4を滑らせながらおろし部6に搬入させることが
できる。これにより、被おろし部材を、加速度を有する
状態でおろし部6のおろし刃62に当接させることがで
き、おろし刃62から受ける抵抗を小さくできる。従っ
て、おろし部6を容易に通過させて被おろし部材を摩り
おろすことができ、おろし刃62の抵抗によって被おろ
し部材を摩り動かし難くなるようなことを防止できる。
又、従来のように、おろし刃62の抵抗によって被おろ
し部材がおろされずにおろし部6を転がってしまい、被
おろし部材を押圧している手がおろし刃62に当たって
手にけがをするようなことを防止できる。
【0009】本願第2の発明においては、被おろし部材
を小抵抗部5からおろし部6に向かって摩り動かす場合
においても、小抵抗部5を、被おろし部材を摩り動かす
際の抵抗をおろし部6における抵抗より小さくなるよう
に形成しているため、小抵抗部5を滑らせながらおろし
部6に搬入させることができる。これにより、被おろし
部材を、加速度を有する状態でおろし部6のおろし刃6
2に当接させることができ、おろし刃62から受ける抵
抗を小さくできる。従って、被おろし部材を小抵抗部5
からおろし部6に向かって摩り動かす場合もおろし部6
を容易に通過させて被おろし部材を摩りおろすことがで
きる。
【0010】本願第3の発明においては、小抵抗部5
を、おろし器本体3の上面から上方に突設された複数の
小突起51a、51bによって形成された小おろし刃5
2を備え、又、これらの各小突起51a、51bにおけ
るおろし器本体3の上面からの突出高さを、おろし部6
の突起61a、61bにおけるおろし器本体3の上面か
らの突出高さより小さくしたものとする。こうすること
により、本願第2の発明と同様に、小抵抗部5を滑らせ
ながらおろし部6に搬入させることができる。又、細か
く摩りおろす必要のある場合は、この小抵抗部5の小お
ろし刃52で行うことができる。
【0011】本願第4の発明においては、小抵抗部5
を、おろし器本体の上面を平滑状に形成するため、被お
ろし部材を小抵抗部5からおろし部6に向かって摩り動
かす場合も、助走部4からおろし部6に向かって摩り動
かす場合と同様に被おろし部材にほとんど抵抗を受ける
ことなく、小抵抗部5を滑らせながらおろし部6に搬入
させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の調
理用おろし器の一実施形態を説明する。図1は、本願発
明の一実施形態の調理用おろし器の正面図、図2は、調
理用おろし器の縦断面図である。
【0013】本願発明の調理用おろし器1は、おろし器
本体3と、おろし器本体3の上面における中央部に形成
されたおろし部6と、おろし器本体3の上面におけるお
ろし部6の前方側に形成された助走部4と、おろし器本
体3の上面におけるおろし部6の後方側に形成された小
抵抗部5とを備えている。
【0014】おろし器本体3は、合成樹脂製の略長方形
の板状をなし、前端にこのおろし器本体3を把持するた
めの本体把持用孔31が穿設されている。
【0015】おろし部6は、被おろし部材を摩りおろす
部分をなすもので、複数の突起61a…61bによって
形成されたおろし刃62…62を備えている。本実施形
態における各突起61a、61bは、略三角錐形状をな
し、おろし器本体3の上面から上方に1mm程度の高さ
で突設されたものからなる。又、これらの突起61a…
61bは、一側面が前方側を向いた前突起61a…61
aと、一側面が後方側を向いた後突起61b…61bと
の2種類のものから構成されている。そして、これらの
前突起61a…61aと後突起61b…61bとで一対
をなして一つのおろし刃62が形成され、又、そのおろ
し刃62が前後に複数の列をなすことによりおろし部6
全体が構成されている。詳しくは、一つのおろし刃62
は、おろし器本体3の幅方向に沿って所定間隔毎に並設
された複数の前突起61a…61aと、前突起61a…
61aから所定間隔だけ隔てた後方側におろし器本体3
の幅方向に沿って所定間隔毎に並設された複数の後突起
61b…61bとから構成されている。又、このように
して構成されたおろし刃62が、おろし器本体3の前後
方向に所定間隔毎に4〜6列に並設されており、これら
のおろし刃62…62によっておろし器本体3の上面の
中央部に、幅全体に前後方向に所定の長さに渡っておろ
し部6が形成されている。
【0016】又、本実施形態では、おろし部6における
各おろし刃62の前及び後に、落とし用孔63…63が
設けられている。これらの落とし用孔63…63は、お
ろし刃62、62で摩りおろされた被おろし部材を下方
に落とすためのもので、おろし器本体3の上面から下面
に貫通するようにして穿設されている。尚、この落とし
用孔63…63の形状や数量等は、図示した形態のもの
に限らず、例えば一つだけ設け、或いは、全く設けない
ようにしても良く、適宜変更し得る。
【0017】助走部4は、おろし器本体3の上面の前端
側を、幅全体に前後方向に所定の長さ範囲に渡って平滑
にすることにより形成されており、野菜や果物等の被お
ろし部材を助走部4に沿っておろし部6まで滑らすこと
ができるようになされている。
【0018】小抵抗部5は、本実施形態では、複数の小
突起51a…51bを備えた小突起部から構成し、被お
ろし部材を摩り動かす際の抵抗をおろし部6における抵
抗より小さくなるように形成して被おろし部材を細かく
摩りおろすことができるようになされたものである。こ
の小抵抗部5における各小突起51a、51bは、上述
のおろし部6の突起61a、61bと同形状をなしてい
るが、おろし器本体3の上面からの突出高さがおろし部
6の突起61a、61bの突出高さに比して小さく設定
されている。本実施形態では、おろし部6の突起61の
突出高さに対して小突起51の突出高さが1/2程度と
されている。尚、これらの小突起51a…51bは、お
ろし部6の突起61a…61bと同様に配位されてい
る。詳しくは、一側面が前方側を向いた前小突起51a
…51aと、一側面が後方側を向いた後小突起51b…
51bとの2種類のものから構成され、これらの前小突
起51a…51aと後小突起51b…51bとで一対を
なして一つの小おろし刃52が形成されており、又、そ
の小おろし刃52…52が前後に複数の列をなすことに
より、おろし器本体3の上面の後端側に、幅全体に前後
方向に所定の長さに渡って小抵抗部5が形成されてい
る。
【0019】尚、小突起51a…51bの大きさや形状
等は、この形態のものに限らず、被おろし部材を摩り動
かす際の抵抗をおろし部6における抵抗より小さくなる
ような形態のものであれば良く、適宜変更し得る。
【0020】以上のように構成した本実施形態の調理用
おろし器1で被おろし部材を摩りおろすには、被おろし
部材を助走部4からおろし部6に向かって摩り動かせ
ば、助走部4が平滑面に形成されているため、助走部4
を摩り動かす際には被おろし部材にほとんど抵抗を受け
ることがなく、助走部4を滑らせながらおろし部6に搬
入させることができる。これにより、被おろし部材を、
加速度を有する状態でおろし部6のおろし刃62に当接
させることができ、おろし刃62から受ける抵抗を小さ
くできる。従って、おろし部6を容易に通過させて被お
ろし部材を摩りおろすことができ、おろし刃62の抵抗
によって被おろし部材を摩り動かし難くなるようなこと
を防止できる。又、従来のように、おろし刃62の抵抗
によって被おろし部材がおろされずにおろし部6を転が
ってしまい、被おろし部材を押圧している手がおろし刃
62に当たって手にけがをするようなことを防止でき、
安全におろし操作できるものとなる。
【0021】そして、おろし部6を通過して小抵抗部5
に入ると小おろし刃52によって細かくおろされる。
【0022】一方、被おろし部材を小抵抗部5の後端側
まで摩り動かした後は、被おろし部材を、上記とは逆方
向に小抵抗部5からおろし部6に向かって摩り動かせば
良い。その際、小抵抗部5の小おろし刃52によって被
おろし部材に抵抗がかかるが、この小おろし刃52をな
す小突起51…51の高さを小さくして、被おろし部材
を摩り動かす際の抵抗をおろし部6における抵抗より小
さくなるようにしているため、助走部4からおろし部6
に向かって摩り動かす場合と同様に、被おろし部材を、
小抵抗部5を滑らせながらおろし部6に搬入させること
ができ、被おろし部材を、加速度を有する状態でおろし
部6のおろし刃62に当接させることができる。従っ
て、おろし部6を容易に通過させて被おろし部材をおろ
すことができ、おろし刃62の抵抗によって被おろし部
材を摩り動かし難くなってしまったり、おろし部6を転
がってしまうようなことを防止でき、安全におろし操作
できるものとなる。
【0023】又、小抵抗部5を設けておくことで、細か
くおろすして使用する被おろし部材の場合は、小抵抗部
5だけを使用しておろすことができ、使用便利なものに
できる。
【0024】次に、他の実施形態について、図3に基づ
いて説明する。図3に示す実施形態の調理用おろし器1
は、先の実施形態のものと同様に、おろし器本体3と、
おろし器本体3の上面における前端側に形成された助走
部4と、おろし器本体3の上面における後端側に形成さ
れた小抵抗部5と、おろし器本体3の上面における助走
部4と小抵抗部5との間に形成されたおろし部6とを備
えてたものであり、おろし器本体3、助走部4、及びお
ろし部6は、先の実施形態のものと同構成を採るが、小
抵抗部5が先の実施形態のものとは異なる構成を採って
いる。
【0025】この実施形態における小抵抗部5は、助走
部4と同様に、おろし器本体3の上面における後方側
を、幅全体に前後方向に所定の長さに渡って平滑面にす
ることにより、被おろし部材を摩り動かす際の被おろし
部材を摩り動かす際の抵抗をおろし部6における抵抗よ
り小さくなるように形成されている。従って、この実施
形態の調理用おろし器1で、小抵抗部5からおろし部6
に向かって摩り動かす場合には、助走部4からおろし部
6に向かって摩り動かす場合と同様に、小抵抗部5を摩
り動かす際には被おろし部材にほとんど抵抗を受けるこ
とがなく、小抵抗部5を滑らせながらおろし部6に搬入
させることができ、おろし部6を容易に通過させて被お
ろし部材を摩りおろすことができる。
【0026】尚、調理用おろし器1は、上述の実施形態
のようにおろし器本体3のみ単独で使用する形態のもの
に限らず、例えば図4に示すような受け部材2を付設し
て使用するようにしても良い。詳しくは、この図3に示
す調理用おろし器1は、おろし器本体3と、おろし器本
体3の下方側に配位された受け部材2とを備えており、
おろし器本体3は、図1に示す実施形態のものと同構成
を採り、板状をなすおろし器本体3の上面に、平滑面に
形成された助走部4と、複数の突起61…61によって
形成されたおろし刃62…62及び落とし用孔63…6
3を有するおろし部6と、複数の小突起51…51によ
って形成された小おろし刃52…52を有する小抵抗部
5とを有する。受け部材2は、上面の開口された箱体状
をなし、内部におろし部6で摩りおろされた被おろし部
材を収納し得るようになされている。又、受け部材2の
上端における内周部には、おろし器本体載置部21が形
成されており、このおろし器本体載置部21におろし器
本体3が上方側から嵌挿されて載置し得るようになさ
れ、又、その載置した状態のおろし器本体3上で被おろ
し部材を摩りおろすことができるようになされている。
受け部材2の前端には、受け部材把持用孔22が、載置
したおろし器本体3の本体把持用孔31と合致し得るよ
うに穿設されており、合致したおろし器本体3の本体把
持用孔31と受け部材2の受け部材把持用孔22とに手
を通すことにより、全体を把持し得るようになされてい
る。そして、おろし器本体載置部21におろし器本体3
を載置した状態で、被おろし部材をおろし器本体3の上
面上を滑り動かせれば、おろし部6でおろした被おろし
部材を落とし用孔63…63から受け部材2内に落とし
ながら行うことができるようになされている。
【0027】又、本実施形態では、助走部4を、おろし
部6の前方側に、小抵抗部5を、おろし部6の後方側に
配設しているが、この形態のものに限らず、おろし部6
の前方側に小抵抗部5を配し、おろし部6の後方側に助
走部4を配するようにしても良く、適宜変更し得る。
【0028】
【発明の効果】以上、本願の第1の発明は、助走部4を
摩り動かす際には被おろし部材にほとんど抵抗を受ける
ことがなく、助走部4を滑らせながらおろし部6に搬入
させることができ、被おろし部材を、加速度を有する状
態でおろし部6のおろし刃62に当接させることができ
る。これにより、おろし刃62から受ける抵抗を小さく
でき、おろし部6を容易に通過させて被おろし部材を摩
りおろすことができる。従って、おろし刃62の抵抗に
よって被おろし部材を摩り動かし難くなるようなことを
防止でき、又、従来のように、おろし刃62の抵抗によ
って被おろし部材がおろされずにおろし部6を転がって
しまい、被おろし部材を押圧している手がおろし刃62
に当たって手にけがをするようなことを防止でき、安全
に摩りおろすことができる。
【0029】本願第2の発明は、被おろし部材を小抵抗
部5からおろし部6に向かって摩り動かす場合において
も、小抵抗部5を、被おろし部材を摩り動かす際の抵抗
をおろし部6における抵抗より小さくなるように形成し
ているため、小抵抗部5を滑らせながらおろし部6に搬
入させることができ、被おろし部材を、加速度を有する
状態でおろし部6のおろし刃62に当接させることがで
き、おろし刃62から受ける抵抗を小さくできる。従っ
て、被おろし部材を小抵抗部5からおろし部6に向かっ
て摩り動かす場合もおろし部6を容易に通過させて被お
ろし部材を摩りおろすことができ、おろし刃62の抵抗
によって被おろし部材を摩り動かし難くなったり、おろ
し部6を転がってけがをするようなことを防止でき、安
全に摩りおろすことができる。
【0030】本願第3の発明は、本願第2の発明と同様
に、小抵抗部5を滑らせながらおろし部6に搬入させる
ことができる。又、細かく摩りおろす必要のある場合
は、この小抵抗部5の小おろし刃52で行うことがで
き、使用便利なものにできる。
【0031】本願第4の発明は、小抵抗部5を、おろし
器本体の上面を平滑状に形成するため、被おろし部材を
小抵抗部5からおろし部6に向かって摩り動かす場合
も、助走部4からおろし部6に向かって摩り動かす場合
と同様に被おろし部材にほとんど抵抗を受けることな
く、小抵抗部5を滑らせながらおろし部6に搬入させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の調理用おろし器の一実施形態の正面
図である。
【図2】本願発明の調理用おろし器の縦断面図である。
【図3】調理用おろし器の他の実施形態の正面図であ
る。
【図4】調理用おろし器の更に他の実施形態の分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 調理用おろし器 2 受け部材 3 おろし器本体 4 助走部 5 小抵抗部 6 おろし部 51a 前小突起 51b 後小突起 52 小おろし刃 61a 前突起 61b 後突起 62 おろし刃

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】おろし器本体の上面を前後方向に、被おろ
    し部材を摩り動かすことにより、被おろし部材を摩りお
    ろすことができるようにした調理用おろし器において、 おろし器本体(3) の上面に、前後方向に所定長さを有す
    るおろし部(6) と、おろし部(6) の前方又は後方側の少
    なくとも一方側に配位された前後方向に所定長さを有す
    る助走部(4) とが備えられ、 おろし部(6) が、おろし器本体(3) の上面から上方に突
    設された複数の突起(61a)(61b)によって形成されたおろ
    し刃(62)を備えることにより、被おろし部材がこのおろ
    し部(6) の通過に伴って摩りおろされるようになされ、 助走部(4) が、平滑状をなすことにより、被おろし部材
    を助走部(4) に沿っておろし部(6) まで滑らすことがで
    きるようになされたものであることを特徴とする調理用
    おろし器。
  2. 【請求項2】おろし器本体(3) の上面に、おろし部(6)
    と、おろし部(6)の前方又は後方側の一方側に配位され
    た助走部(4) と、おろし部(6) の前方又は後方側の他方
    側に配位された小抵抗部(5) とが備えられたものであ
    り、 この小抵抗部(5) が、おろし器本体(3) の上面を前後方
    向に所定の長さ範囲に渡って、被おろし部材を摩り動か
    す際の抵抗をおろし部(6) における抵抗より小さくなる
    ように形成したものであることを特徴とする請求項1記
    載の調理用おろし器。
  3. 【請求項3】小抵抗部(5) が、おろし器本体(3) の上面
    から上方に突設された複数の小突起(51a)(51b)によって
    形成された小おろし刃(52)を備えたものであり、これら
    の各小突起(51a)(51b)におけるおろし器本体(3) の上面
    からの突出高さが、おろし部(6) の突起(61a)(61b)にお
    けるおろし器本体(3) の上面からの突出高さより小さく
    なされたものであることを特徴とする請求項2記載の調
    理用おろし器。
  4. 【請求項4】小抵抗部(5) が、おろし器本体(3) の上面
    を平滑状に形成したものであることを特徴とする請求項
    2記載の調理用おろし器。
JP32346196A 1996-11-18 1996-11-18 調理用おろし器 Pending JPH10146287A (ja)

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JP (1) JPH10146287A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4969729B2 (ja) * 1999-03-26 2012-07-04 シェフン コーポレイション 改良されたおろし器およびおろし装置を作製する方法

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JP4969729B2 (ja) * 1999-03-26 2012-07-04 シェフン コーポレイション 改良されたおろし器およびおろし装置を作製する方法

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