JPH10145825A - 試験弾器 - Google Patents

試験弾器

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Publication number
JPH10145825A
JPH10145825A JP31691096A JP31691096A JPH10145825A JP H10145825 A JPH10145825 A JP H10145825A JP 31691096 A JP31691096 A JP 31691096A JP 31691096 A JP31691096 A JP 31691096A JP H10145825 A JPH10145825 A JP H10145825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
slit terminal
peg
exchange
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31691096A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Sasaki
秀範 佐々木
Kazuhiko Arai
一彦 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terada Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Terada Electric Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Terada Electric Works Co Ltd filed Critical Terada Electric Works Co Ltd
Priority to JP31691096A priority Critical patent/JPH10145825A/ja
Publication of JPH10145825A publication Critical patent/JPH10145825A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチ接続が一層可能であり、しかも場合に
よっては試験弾器本体からUスリット端子接続部を除去
することを可能とした試験弾器を提供する。 【構成】 試験弾器本体に設けてある弾器部1に対して
抜き差し自在に挿着するペグ5の頂部に、Uスリット端
子6を連設する。このUスリット端子6によって一層の
マルチ接続を可能にすると共に、コネクタ接続部7を有
する試験弾器本体の場合にはUスリット端子接続部を除
去しても回線分岐、分断及び並列接続に対応できるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信用ケーブルの線
路と交換機、その他の各種通信装置の間に付設され、回
線や局外の線路等を試験するための試験弾器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電話局々内に設備されている交換機、そ
の他の各種通信装置の更改、あるいは布設回線の入替え
等で、回線の分岐、分断、接続等により回線を試験し
て、回線状態が正しいものかどうか電気的な導通チェッ
クにより試験確認を行うため、交換機等と線路の間にス
イッチ機能を有する弾器部を具えた試験弾器を付設して
いる。
【0003】図3は従来の試験弾器の一例を示すもの
で、図中10は弾器部、11はUスリット端子接続部を
示す。この従来例によった場合、通常は加入者側のケー
ブルを試験弾器の一方のUスリット端子接続部11に接
続すると共に、他方のUスリット端子接続部11に交換
機側のケーブルを接続して加入者側線路から交換機に到
る回路が形成されている。
【0004】そして、交換機、その他の各種通信装置を
変更したり、布設回線を入替えたりする場合、回路が正
常かどうかのチェックを行う必要があり、その操作は弾
器部10内にペグ12を挿入し、加入者側と交換機側を
切り離したり、あるいは弾器の接点部を介して信号を取
り出したり、入力したりして各種チェックを行ってい
る。
【0005】Uスリット端子はマルチ接続が可能な端子
であり、Uスリット端子を用いることにより線路の切替
え、あるいは局側通信装置の変更の場合、一時的に迂回
回路を形成することが可能となる。すなわち、例えば現
用交換機から新装置に変更するようなとき、現運用中の
通信が停止することなく、新装置に切替えるために、現
用試験弾器のほかに変更用として新たに試験弾器を付設
してその弾器部にあらかじめ断線ペグを挿入しておき、
互いのUスリット端子同士をマルチ接続して、工事が完
了した時点で変更用試験弾器の弾器部に挿着してある断
線ペグを抜き取って新設の通信装置に切り換える際等に
使用されている。
【0006】図4は前記Uスリット端子接続部11のほ
かに、コネクタ接続部13を具えた従来の試験弾器の概
略を示すもので、この従来例によった場合、通常はコネ
クタ接続部11を利用して加入者側と交換機等とが導通
状態になっている。Uスリット端子接続部11は1回線
毎の加入者側ケーブルと交換機側を接続する一種のコネ
クタであるが、コネクタ接続部13を具えた試験弾器に
よった場合は、加入者側と交換機側を数回線一括して接
続する。この場合、Uスリット端子接続部11は1回線
毎に試験弾器本体に併設されている。なお、Uスリット
端子接続部11の機能は図3に示す試験弾器の場合と全
く同じである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す従来の試験
弾器によった場合、ジャンパの正常性確認等には充分で
あるとしても、より一層のマルチ接続を行うことはでき
ず、多機能化の要請に応えることができないという問題
点がある。
【0008】また、コネクタ接続部のほかUスリット端
子接続部を併設した図4に示す従来の試験弾器の場合、
Uスリット端子接続部は常時使用されるものではなく、
局内における比較的頻度の少ない交換機、その他の通信
装置等の変更の際に使用されるに過ぎないものであると
しても、その必要性のため削除することができなかっ
た。そのため、試験弾器全体を小型化する際の障害にな
ると共に、コネクタ接続部のほかUスリット端子接続部
を別途設けるためコストアップの要因になるという問題
点がある。
【0009】本発明は前記した従来の試験弾器が有する
問題点を解消することを目的としたもので、従来の試験
弾器に較べてより一層のマルチ接続が可能であり、しか
も場合によっては試験弾器本体からUスリット端子接続
部を取り去ることを可能にした試験弾器を提供すること
を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成を詳述すれば、請求項1に係る発明は、
通信用ケーブルの線路途中に付設されるUスリット端子
接続部を有する試験弾器において、試験弾器本体に設け
てある弾器部に対して抜き差し自在に挿着するペグの頂
部に、Uスリット端子を連設することによりマルチ接続
を可能にしたことを特徴とする試験弾器である。
【0011】また、請求項2に係る発明は、通信用ケー
ブルの線路途中に付設されるコネクタ接続部とUスリッ
ト端子接続部とを有する試験弾器において、試験弾器本
体に設けてある弾器部に対して抜き差し自在に挿着する
ペグの頂部に、Uスリット端子を連設することにより試
験弾器本体にUスリット端子接続部を設けず回線分岐、
分断及び並列接続を可能にしたことを特徴とする試験弾
器である。
【0012】なお、頂部にUスリット端子を連設するペ
グは、全体が一つの導通面となったもののほか、両面が
それぞれ独立して導通面となったもの、あるいは片面の
みが導通面となったもの等種々のものを用いることによ
り、回線を分岐、あるいは分断させたり、並列接続を行
うことも可能となり、回線の入替え作業等を円滑に行う
ことができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明試験弾器の具体的構
成を図示の実施例に基づき詳細に説明する。図1は本発
明試験弾器の一実施例を示す概略図、図2はコネクタ接
続部を有する本発明試験弾器の他の実施例を示す概略図
である。なお、試験弾器に設けられている弾器部は実際
は複数個が並設されているが、図面では説明の便宜上1
個の弾器部のみを示している。
【0014】先ず、図1に示す実施例において、1は一
対の弾器片2,2を互いに内方へ向けて付勢させ接点部
3を形成してなる弾器部、4は前記各弾器片2,2に接
続されているUスリット端子接続部を示す。5は前記弾
器部1内に抜き差し自在に挿着するペグであり、6はこ
のペグ5の頂部に形成したUスリット端子である。
【0015】この実施例の場合、通常はUスリット端子
接続部4にケーブルを挿着して導通させ、加入者側と交
換機等の間を接続状態にしておく。そして、交換機を更
改したり、布設回線を入替えたりする場合には、弾器部
1内にペグ5を差し込んで、ペグ5の頂部に連設してあ
るUスリット端子6に試験用のケーブルを挿着して導通
させ、ジャンパの正常性確認等各種テストを実施するも
のである。
【0016】この実施例によった場合、ペグ5にUスリ
ット端子6が設けられているので、弾器部1の接点3に
対する接続箇所が増加し、例えば局内交換機や伝送装置
等の通信機器と各種制御装置との物理的インターフェー
スとしても利用することができ、マルチ接続に対応する
ことが可能となる。
【0017】次に、図2はコネクタ接続部を介して局内
交換機等に接続できるようにした試験弾器の例を示すも
ので、図中の7は加入者側と交換機側とを一括して接続
するコネクタ接続部を示す。この実施例によった場合、
試験弾器本体にUスリット端子接続部を設けなくても局
内交換機等の更改や布設回線の入替え等の際に対応する
ことができる。
【0018】この実施例の場合、通常はコネクタ接続部
7を介して加入者側と交換機等とを導通状態にしてお
く。すなわち、弾器片2,2は接点部3において接触し
ているので電気信号はコネクタ接続部7及び弾器部1を
介して加入者側と交換機側の間を伝送される。
【0019】そして、局内交換機を更改したり、あるい
は布設回線を入替えたりする場合には、弾器部1内にペ
グ5を差し込んで、ペグ5に設けられているUスリット
端子6にケーブルを挿着させて各種テストを実施するこ
とができる。
【0020】このように、この実施例によった場合は、
ペグ5に設けたUスリット端子6に、従来の試験弾器本
体に併設されていたUスリット端子接続部と同様の作用
を行わせることができるので、試験弾器本体からUスリ
ット端子接続部を除去することが可能となった。
【0021】なお、ペグ5は全体が一つの導通面となっ
たものや、両面がそれぞれ独立して導通面となったも
の、あるいは片面のみが導通面となったもの等種々のも
のを用いることにより、回線を分岐、あるいは分断させ
たり、並列接続を行うことも可能となり、回線の入替え
作業等を円滑に行うことができるものである。
【0022】
【発明の効果】上記したように、本発明試験弾器によれ
ば、従来装置では不可能か、あるいは困難を伴ったより
一層のマルチ接続が可能になると共に、コネクタ接続部
を有する試験弾器においては、試験弾器本体からUスリ
ット端子接続部を取り去ることも可能となり、煩雑な構
造の試験弾器廻りが簡素化すると共に、小型化の要請に
も応えることができ、経済的にも甚だ有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明試験弾器の一実施例を示す概略図であ
る。
【図2】コネクタ接続部を有する本発明試験弾器の実施
例を示す概略図である。
【図3】従来の試験弾器の一例を示す概略図である。
【図4】従来の試験弾器の他の例を示す概略図である。
【符号の説明】
1:弾器部 2:弾器片 3:接点部 4:Uスリット端
子接続部 5:ペグ 6:Uスリット端
子 7:コネクタ接続部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信用ケーブルの線路途中に付設される
    Uスリット端子接続部を有する試験弾器において、試験
    弾器本体に設けてある弾器部に対して抜き差し自在に挿
    着するペグの頂部に、Uスリット端子を連設することに
    よりマルチ接続を可能にしたことを特徴とする試験弾
    器。
  2. 【請求項2】 通信用ケーブルの線路途中に付設される
    コネクタ接続部とUスリット端子接続部とを有する試験
    弾器において、試験弾器本体に設けてある弾器部に対し
    て抜き差し自在に挿着するペグの頂部に、Uスリット端
    子を連設することにより試験弾器本体にUスリット端子
    接続部を設けず回線分岐、分断及び並列接続を可能にし
    たことを特徴とする試験弾器。
JP31691096A 1996-11-14 1996-11-14 試験弾器 Pending JPH10145825A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31691096A JPH10145825A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 試験弾器

Applications Claiming Priority (1)

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JP31691096A JPH10145825A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 試験弾器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10145825A true JPH10145825A (ja) 1998-05-29

Family

ID=18082279

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31691096A Pending JPH10145825A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 試験弾器

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JP (1) JPH10145825A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102289357B1 (ko) 2020-02-14 2021-08-12 건국대학교 산학협력단 블로커 핵산분자를 이용한 g-쿼드러플렉스 구조 기반-표적 핵산의 검출 방법

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Effective date: 20061128

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070717