JPH1014560A - 微生物試験自動試験装置 - Google Patents

微生物試験自動試験装置

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JPH1014560A
JPH1014560A JP18866196A JP18866196A JPH1014560A JP H1014560 A JPH1014560 A JP H1014560A JP 18866196 A JP18866196 A JP 18866196A JP 18866196 A JP18866196 A JP 18866196A JP H1014560 A JPH1014560 A JP H1014560A
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needle
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JP18866196A
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English (en)
Inventor
Kiyoji Hashimoto
紀代治 橋本
Mamoru Shiratori
衛 白鳥
Masato Ichikawa
正人 市川
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KASEN ENG KK
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
KASEN ENG KK
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】微生物試験等の自動試験装置において、アンプ
ル容器の処理方法をより確実にし、またより小さな容器
にも対応が出来るようにし、汎用性を拡大するものであ
る。更に試験環境を向上させ、試験結果に対する信頼性
の向上と安全性の向上を目指したものである。 【構成】アンプルの処理方法の改善、溶解液充填チュー
ブユニットの針の小口径対応可能化、無菌試験操作法の
洗浄操作の改善、試験環境クリーン化のより高性能化、
設備安全性をより向上させた微生物試験等の自動試験装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用区分】メンブランフィルター法等によ
り、粉末注または液注のバイアル等からなる検体中の細
菌および真菌の有無を判定するために、該検体の培地サ
ンプルを作る作業は、一般にバイアル等の無菌試験と称
され、知られている。本発明は、このバイアル等の無菌
試験装置、より正確には無菌試験のための操作装置とし
て、その効果を最大限に発揮し得る装置に関するもので
ある。しかし本発明は無菌試験装置に限られるものでは
なく、無菌試験のための環境および操作と同様の条件、
操作を行う微生物試験全般の自動試験装置として、また
不溶性微粒子試験の自動試験装置としても一部の変更、
追加をするだけで同様に適用でき、さらにまた類似した
試験環境、操作法を必要とする試験、例えば化学分析試
験、化学反応試験のための自動試験装置としても適用で
きるものであることは以下の説明で理解されるであろ
う。もっとも以下においては、本発明の装置をその代表
的な適用対象としての無菌試験の自動試験装置として構
成し、適用する場合を例として説明する。
【0002】即ち、その第一の基本的な発明は、本発明
者らが開発し先に出願した自動無菌試験装置の使用機材
・操作法の改善によって、試験精度の向上、汎用性の拡
大を図り、且つミスのない信頼性の高い作業を行わんと
する自動化装置に関するものである。また第二の発明
は、装置自体で消毒手段を備え、クリーンな環境を維持
し、該クリーンな環境下で必要な操作全てを自動で行っ
て、第一発明の効果にさらに人手を介することによる再
汚染の全く心配のない試験精度の信頼性の高い検体等の
サンプルを作ることができる自動化且つ環境無菌化試験
装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、メンブランフィルター法による菌
の有無判定のためのサンプル作りは、特開昭63−23
0077号の従来法を説明した図面(第24図)に示さ
れているように、注射器、フラスコ、ロト等を用いた吸
引式で、手動操作で行われていた。ところで、この吸引
式はクリーンルーム内で人手により操作するのが前提で
あるから操作員によるクリーンルーム内の汚染を完全に
防ぐことは難しい。即ち、該吸引式では周囲の環境の空
気をそのまま検体中に吸い込む可能性があるため、偽陽
性の問題を生ずる可能性があり、試験精度の信頼性上問
題がある。
【0004】この問題を解決するために、吸引針と、2
本の培養管に各々連通する2本のチューブを備えた加圧
濾過方式によるステリテストユニットが開発され、試験
操作中における作業環境に起因する菌の混入は大幅に改
善された。しかし、該ステリテストユニットを用いて
も、一連の作業をクリーンルーム内で手動操作で行う場
合は人による環境の汚染を防止することは困難で、菌の
混入の絶滅は期待できない。又、操作手順ミス、試験効
率の悪さ、コスト高等の問題はそのまま持ち越したまま
になっていた。
【0005】これらの問題を解決するための手段とし
て、前記特開昭63−230077号のバイアルの自動
無菌試験装置が開発されるに至ったが、該装置にも下記
のような問題を有し、無菌試験操作に求められている諸
問題の根本的な解決には至っていない。 イ)人による試験環境の汚染 ロ)コンタミ ハ)段取り変えが煩雑 ニ)装置の占有設置面積が大 ホ)作業手順が固定 ヘ)操作法の変更・追加=設備改造・追加 ト)バイアル専用機
【0006】これらの問題を解決するために、本発明者
らは先のバイアル等の自動無菌試験操作装置の更なる検
討・実用化を進めた結果、下記のような問題点が顕在化
するに至った。 1)クリーンルームの既存無菌化技術をそのまま適用し
てもクリーン度および安全性に問題がある。 2)ステリテストユニットのピンチバルブを長時間閉じ
た状態にした後開放しても、チューブが密着したままの
状態になる。 3)洗浄操作時培養管の液面を制御する必要がある。 4)アンプルの倒立セット方法は万能ではない。 5)既存の充填針および吸引針では小口径の容器には対
応が出来ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来技術の問題を解消しようとするもので、その第一の
課題は安全性の向上・確保で有り、第二は試験精度の向
上で有り、第三は汎用性の更なる拡大である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1発明
は、微生物試験に必要な操作のハンドリング手段にロボ
ットを用い、サンプル毎に取り替える必要がある機材1
式を同一のワークベースに載せ、該ロボットの操作範囲
へ供給し、サンプルが替わるごとに該ワークベース単位
で該操作範囲への取り替えが出来るようにした微生物試
験自動試験装置おいて、小物アンプルを処理対象とする
手段を、一旦下向きの針にて吸引し、上向き針にてバイ
アル容器に充填した後、該バイアル容器を下向きの針の
方に装填し直し、上向き針の方に希釈液を装填し、アン
プル吸引時と逆方向にポンプを回転させ、該溶解液充填
用チューブユニット内に残留している検体溶液を該バイ
アル容器内に送液するように構成したことを特徴とする
微生物試験自動試験装置である。
【0009】本発明の請求項2発明は、請求項1発明に
記載した溶解液充填用チューブユニットの両端に取り付
けられている呼吸用針と容器内の液を吸引または充填す
る針の2本を、該2本の針の長手方向に接触させ、且つ
該接線部分に各々の針の先端部が来るように構成したこ
とを特徴とする微生物試験自動試験装置である。
【0010】本発明の請求項3発明は、微生物試験に必
要な操作のハンドリング手段にロボットを用い、サンプ
ル毎に取り替える必要がある機材1式を同一のワークベ
ースに載せ、該ロボットの操作範囲へ供給し、サンプル
が替わるごとに該ワークベース単位で該操作範囲への取
り替えが出来るようにした微生物試験自動試験装置にお
いて、ワークベースに取り付けられている培養管へ洗浄
液を注入し、濾過するとき、該培養管の固定されている
上方に取り付けられている排気口開閉装置を作動させ
て、該培養管の上部に設けられている排気口の開閉を制
御して、該培養管内の洗浄操作時の液面を制御するよう
にしたことを特徴とする微生物試験自動試験装置であ
る。
【0011】本発明の請求項4発明は、微生物試験に必
要な操作のハンドリング手段にロボットを用い、サンプ
ル毎に取り替える必要がある機材1式を同一のワークベ
ースに載せ、該ロボットの操作範囲へ供給し、サンプル
が替わるごとに該ワークベース単位で該操作範囲への取
り替えが出来るようにした自動微生物試験装置におい
て、各ワークベースの入出のための密閉可能な入出部を
備え、ロボットのハンドリング操作範囲を囲んで密閉す
る区画室を構成し、該区画室上部にはフィルタユニット
を、下部または側面には排気口をそれぞれ設け、ロボッ
トをクリーンブース機能を備えた室内で操作させるよう
に構成した該区画室内に殺菌線を出すUVランプとオゾ
ンを発生させるランプを備えたことを特徴とする微生物
試験自動試験装置である。
【0012】本発明の請求項5発明は、請求項4発明に
記載した装置の前段にワークベースをストックする装置
を設け、該ストック装置から各ワークベースを、前記装
置に供給するように構成した装置において、各ワークベ
ースの入出のための密閉可能な入出部を備え、ストック
装置を囲んで密閉する区画室を構成し、該区画室内に消
毒液を噴霧する手段を備え、該消毒液に強酸性イオン水
を用いることを特徴とする微生物試験自動試験装置であ
る。
【0013】即ち、本発明の大意は操作法の確立であ
り、使用機材の改善であり、適正殺菌装置の提案であ
り、適正消毒液の提案である。
【0014】
【作用】本発明は、上記のような、アンプル吸引法技術
の確立、小口径検体容器対応可能な充填針および吸引針
の開発、培養管への確実な分注システムを確立、装置全
体の無菌化技術の開発により、試験精度の向上を図り、
偽陽性の問題を生ずる可能性を極力抑え、設備の信頼性
を高め、従来不可能とされていた汎用性を一気に拡大す
ることが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面に示す無菌試験装置の実
施例により詳細に説明するが、前記のように本発明はこ
の実施例の装置に限定されるものではなく、本発明の精
神に従がう範囲内において適宜その構成ならびにその適
用対象を変更し得るものである。
【0016】本発明は図1(装置全体の平面図)及び図
2(図1のM−M矢視図)に示す例では、ワーク着脱テ
ーブル(A)、ワークストッカー(B)、ワーク操作テ
ーブル(C)、ワーク操作補助テーブル(D)、ワーク
操作ロボット(E)及びワークベース(F)により構成
されている。
【0017】ワークベース(F)は、図3(ワークベー
ス構成図)に示すように、その作業に必要で且つサンプ
ル毎に取り替えの必要な機材、即ち、容器ケースF1
と、溶解液等を充填するためのチューブユニットを装填
した溶解液充填ポンプユニットF2と、各種溶液を充填
するためのステリテストユニットを装填した各種溶液充
填ポンプユニットF3と、これ等機材を載せたワークパ
レットF4により構成されている。
【0018】容器ケースF1はワークパレットF4に対
して着脱可能になっており、溶解液充填ポンプユニット
F2と各種溶液充填ポンプユニットF3はワークパレッ
トF4に固定されている。
【0019】溶解液充填ポンプユニットF2は、図4
(溶解液充填ポンプユニット平面図)に示すように、溶
解液送液ポンプF5、溶解液吸引針固定台F6及び溶解
液充填針固定台F7により構成されており、該溶解液充
填ポンプユニットF2に溶解液充填チューブユニットF
8がセットされている。
【0020】溶解液充填チューブユニットF8は、図5
(溶解液充填チューブユニット構成図)に示すように、
溶解液吸引針F8−1、溶解液充填針F8−2及び接続
チューブF8−3で構成されている。該溶解液吸引針F
8−1にはフィルタ(1)F8−4がチューブ(1)F
8−5を介して接続され、該溶解液充填針F8−2には
フィルタ(2)F8−6がチューブ(2)F8−7を介
して接続されている。該溶解液吸引針F8−1にはキャ
ップ(1)F8−8が被せられており、該溶解液充填針
F8−2にはキャップ(2)F8−9が被せられてい
る。
【0021】この溶解液充填チューブユニットF8の溶
解液吸引針F8−1は、図4及び図6(図4M−M矢視
図)に示すように、溶解液吸引針固定台F6に、また溶
解液充填針F8−2は溶解液充填針固定台F7に、接続
チューブF8−3は溶解液送液ポンプF5に、それぞれ
セットされている。
【0022】各種溶液充填ポンプユニットF3は、図7
(各種溶液充填ポンプユニット平面図)に示すように、
各種溶液送液ポンプF9、各種溶液吸引針固定台F1
0、ピンチバルブ(1)F11、ピンチバルブ(2)F
12及び培養管固定台F13により構成されており、該
各種溶液充填ポンプユニットF3にステリテストユニッ
トF14がセットされている。
【0023】該ステリテストユニットF14は、図8
(ステリテストユニット構成図)に示すように、各種溶
液吸引針F14−1、培養管(1)F14−2、培養管
(2)F14−3及び接続チューブ(1)F14−4、
接続チューブ(2)F14−5で構成されている。該各
種溶液吸引針F14−1には各種溶液吸引針キャップF
14−7が被せられ、フィルタF14−6が接続されて
いる。培養管(1)F14−2及び培養管(2)F14
−3の上部排気口(1)F14−12および上部排気口
(2)F14−13には上部キャップ(1)F14−8
及び上部キャップ(2)F14−9が被せられており、
またそれぞれの下部排水口には底キャップ(1)F14
−10及び底キャップ(2)F14−11が取り付けら
れている。
【0024】図7、図8及び図9(図7M−M矢視図)
に示すように、該ステリテストユニットF14の各種溶
液吸引針F14−1は各種溶液吸引針固定台F10に、
接続チューブ(1)F14−4、接続チューブ(2)F
14−5は各種溶液送液ポンプF9にそれぞれセットさ
れ、各種溶液吸引針固定台F10と各種溶液送液ポンプ
F9の中間部で接続チューブ(1)F14−4はピンチ
バルブ(1)F11に、接続チューブ(2)F14−5
はピンチバルブ(2)F12にセットされ、培養管
(1)F14−2及び培養管(2)F14−3は培養管
固定台F13にセットされている。
【0025】ワーク操作テーブル(C)は、図11(ワ
ーク操作テーブル平面図)に示すように、ワークベース
(F)をワークストッカー(B)から該ワーク操作テー
ブル(C)の所定の位置まで取り出したり、該ワーク操
作テーブル(C)の所定の位置からワークストッカー
(B)へ格納するためのワークベース取り出し格納装置
C1、該ワークベース(F)を溶解液操作側で受けるた
めの溶解液側操作テーブルC13、該ワークベース
(F)を各種溶液操作側で受けるための各種溶液側操作
テーブルC14、該ワークベース(F)を各該溶解液側
操作テーブルC13で固定するようになっているワーク
ベース位置決め装置(1)C5、該ワークベース(F)
を各種溶解液側操作テーブルC14で固定するようにな
っているワークベース位置決め装置(2)C12、溶解
液吸引針固定台F6のセット位置の上部に設置されてい
る溶解液容器把持昇降装置C2、溶解液充填針固定台F
7のセット位置の下部に設置されている検体容器把持昇
降装置C3、溶解液送液ポンプF5のセット位置の下部
に設置されている溶解液送液ポンプ回転装置C4、各種
溶液吸引針固定台F10のセット位置の上部に設置され
ている各種溶液容器把持昇降装置C6、サポートC7−
1、水平移動用シリンダC7−2、爪C7−3で構成さ
れる各種溶液吸引針キャップ取り外し補助装置C7(図
9に示す)、ピンチバルブ(1)F11のセット位置の
上部に設置されているピンチバルブ開閉装置(1)C
8、ピンチバルブ(2)F12のセット位置の上部に設
置されているピンチバルブ開閉装置(2)C9、各種溶
液送液ポンプF9のセット位置の下部に設置されている
各種溶液送液ポンプ回転装置C10及び培養管(1)F
14−2と培養管(2)F14−3の底キャップ(1)
F14−10及び底キャップ(2)F14−11を着脱
するための培養管底キャップ着脱装置C11により構成
されている。
【0026】ワークベース取り出し格納装置C1は、図
12(図11M−M矢視図)に示すように、架台C1−
1、水平移動用シリンダC1−2、支持枠C1−3、昇
降用シリンダC1−4及びピンC1−5により構成さ
れ、該昇降用シリンダC1−4が上昇することによって
該ピンC1−5がワークパレットF4に設けられている
把手の隙間に入り込み、該ワークベース(F)をワーク
ストッカー(B)からワーク操作テーブル(C)の方へ
取り出したり、ワーク操作テーブル(C)からワークス
トッカー(B)へ格納することが出来るようになってい
る。
【0027】溶解液容器把持昇降装置C2は、図6(図
4M−M矢視図)に示すように、溶解液側操作テーブル
C13に設置された昇降用シリンダC2−1、溶解液容
器支持ベースC2−2、水平移動用シリンダC2−3及
び把持爪C2−4により構成され、ワーク操作ロボット
(E)によって溶解液容器F1−4が該溶解液容器把持
昇降装置C2の所まで運ばれてくると水平移動用シリン
ダC2−3の作動により把持爪C2−4が閉じ、該溶解
液容器F1−4のキャップ部が把持され、該昇降用シリ
ンダC2−1が下降し、溶解液吸引針固定台F6にセッ
トされている溶解液吸引針F8−1が該キャップに差し
込まれるようになっている。
【0028】検体容器把持昇降装置C3は、図13(図
4N−N矢視図)に示すように、溶解液側操作テーブル
C13に設置されており、昇降用シリンダC3−1、検
体容器支持ベースC3−2、水平移動用シリンダC3−
3及び把持爪C3−4により構成され、ワーク操作ロボ
ット(E)によって検体容器F1−4が該検体容器把持
昇降装置C3の所まで運ばれてくると水平移動用シリン
ダC3−3の作動により把持爪C3−4が閉じ、該検体
容器F1−1の胴部が把持され、該昇降用シリンダC3
−1が上昇し、溶解液充填針固定台F7にセットされて
いる溶解液充填針F8−2が該検体容器F1−1のキャ
ップに差し込まれるようになっている。
【0029】溶解液送液ポンプ回転装置C4は、図13
に示すように、溶解液側操作テーブルC13に設置され
た、昇降用シリンダC4−1、回転装置支持ベースC4
−2、回転装置C4−3及びカップリングC4−4によ
り構成され、昇降用シリンダC4−1の上昇によりカッ
プリングC4−4が溶解液送液ポンプF5の回転軸と接
続され該溶解液送液ポンプF5が回転するようになって
いる。
【0030】各種溶液容器把持昇降装置C6は、図9
(図7M−M矢視図)に示すように、各種溶液側操作テ
ーブルC14に設置された昇降用シリンダC6−1、各
種溶器支持ベースC6−2、水平移動用シリンダC6−
3及び把持爪C6−4により構成され、ワーク操作ロボ
ット(E)によって各種溶液容器が該各種溶液容器把持
昇降装置C2の所まで運ばれてくると、水平移動用シリ
ンダC6−3の作動により把持爪C6−4が閉じ、該各
種溶液容器のキャップ部が把持され、該昇降用シリンダ
C2−1が下降し、各種溶液充填針固定台F10にセッ
トされている各種溶液吸引針F14−1が該各種溶液容
器のキャップに差し込まれるようになっている。
【0031】ピンチバルブ開閉装置(1)C8は、図9
及び図10に示すように、各種溶液側操作テーブルC1
4に設置されたサポートC8−1、昇降用シリンダC8
−2及びバルブ押し棒C8−3により構成され、該バル
ブ押し棒C8−3の昇降によりピンチバルブ(1)F1
1の開閉を行うようになっている。
【0032】ピンチバルブ開閉装置(2)C9も、図9
及び図10に示すように、各種溶液側操作テーブルC1
4に設置されたサポートC9−1、昇降用シリンダC9
−2及びバルブ押し棒C9−3により構成され、該バル
ブ押し棒C9−3の昇降によりピンチバルブ(2)F1
2の開閉を行うようになっている。
【0033】各種溶液送液ポンプ回転装置C10は、図
14(図7N−N矢視図)に示すように、各種溶液側操
作テーブルC14に設置された昇降用シリンダC10−
1、回転装置支持ベースC10−2、回転装置C10−
3及びカップリングC10−4により構成され、昇降用
シンリダC10−1の上昇によりカップリングC10−
4がワークパレットF4に固定されている各種溶液送液
ポンプF9の回転軸と接続され各種溶液送液ポンプF9
が回転するようになっている。
【0034】培養管底キャップ着脱装置C11は、図1
4および図15(図7P−P矢視図)に示すように、各
種溶液側操作テーブルC14に設置されたサポートC1
1−1、水平移動用シリンダベースC11−2、水平移
動用シリンダC11−3、昇降用シリンダC11−4、
キャップ着脱装置用ベースC11−5、培養管底キャッ
プ着脱装置(1)C11−6、培養管底キャップ着脱装
置(2)C11−7、排水管(1)C11−8及び排水
管(2)C11−9により構成され、該水平移動用シリ
ンダC11−3、該昇降用シリンダC11−4、該培養
管底キャップ着脱装置(1)C11−6及び該培養管底
キャップ着脱装置(2)C11−7を作動させることに
よって培養管(1)F14−2の底キャップ(1)F1
4−10及び培養管(2)F14−3の底キャップ
(2)F14−11を着脱格納したり、装着したりす
る。該底キャップ(1)F14−10及び底キャップ
(2)F14−11を着脱格納しているときは該培養管
(1)F14−2の排水口及び培養管(2)F14−3
の排水口の下に該排水管(1)C11−8及び排水管
(2)C11−9がきて排水を受けるようになってい
る。
【0035】ワークストッカー(B)は、図2(ストッ
カー室正面図)に示すように、全体がカバー類(1)G
1(図示せず)で囲まれ、密閉構造になっており{以下
ストッカー室(S)と言う}、ダンパー装置G12を介
して後述するロボット室のフィルタユニット(2)G8
からのクリーンエアの一部の供給を受け、排気口G3よ
り排気するようになっており、該ストッカー室(S)内
がクリーンブース機能を有するようになっている。
【0036】ストッカー室(S)内には噴霧ノズル
(1)G6−1を有した消毒液噴霧装置G6(図示せ
ず)が設置されており、ワークベース(F)を含めて該
ストッカー室(S)内を消毒できるようになっている。
【0037】更に図2(ロボット室正面図)に示すよう
に、ワーク操作テーブル(C)、ワーク操作補助テーブ
ル(D)及びワーク操作ロボット(E)が設置されてい
る周囲も全体がカバー類(2)G7で囲まれ、密閉構造
になっており{以下ロボット室(R)と言う}、上部に
フィルタユニット(2)G8が取り付けられ、下部側面
に排気口G9が設けられ、正面には保全用扉G10が設
けられている。
【0038】次に本発明の詳細について説明する。本発
明者らが先に発明し出願した方法でアンプルを処理する
場合、即ち、上部が開放になっていて、下部にゴム栓が
取り付けてある補助容器を使用する場合はアンプル容器
の形状および液量によっては倒立時に液漏れを生ずる。
更に、倒立時にロボットハンドE1が該補助容器の真上
に位置することになり、試験精度の信頼性から見て好ま
しくないので、次のような方法でこの問題を解決した。
【0039】図16に示すようにロボットハンドE1に
把持された状態で、ヒゲ部を切断し、開放された検体容
器(アンプル)F1−1の開放部に溶解液充填針F8−
2を差し込み、溶解液容器把持昇降装置C2の把持爪C
3−4に空のバイアル容器(予備洗浄液に利用した空容
器を流用してもよい)F1−9をセットし、該バイアル
容器F1−9に溶解液吸引針F8−1を差し込み、溶解
液送液ポンプF5を逆回転させ、図17のようにバイア
ル容器F1−9に検体液を吸い上げる。この時は溶解液
充填針F8−2と溶解液吸引針F8−1は名称とは逆の
機能を果たしている。
【0040】図17の状態では溶解液充填チューブユニ
ットF8の溶解液吸引針F8−1と溶解液充填針F8−
2と接続チューブF8−3の内部に検体の液が滞留して
いるので該バイアル容器F1−9を検体容器把持昇降装
置C3に、追い出し液F1−2を溶解液容器把持昇降装
置C2の把持爪C3−4にセットし、溶解液送液ポンプ
F5を正回転させ、残留液を該バイアル容器F1−9内
に追い出す(図18の状態から図19の状態にする)。
該バイアル容器F1−9内に追い出し液を入れて増量す
ることは次の濾過操作の分注精度を向上させる効果をも
目的とするものである。
【0041】従来の溶解液吸引針F8−1およひ溶解液
充填針F8−2は図20に示すように2本の針が分離さ
れているため、針を差し込むことが出来る最小径はH2
−1である。またロボットハンドE1で容器の芯合わせ
をする場合2本の針間H1 −1の間に容器の端部が来た
場合は、芯合わせが失敗に終わりトラブルになる。
【0042】そこで図21に示すように針を該2本の針
が長手方向に接触させ、且つ接線部分に各々の針の先端
部が来るようにすることによって、図20の(H
1)が(H2 −2)になるだけでなく、(H1 −1)=
0となり針の先端部が容器の針差し込み部の内径内にあ
れば、針の斜め部分がガイドの役目をして自動調芯機能
を有すようになる。
【0043】ステリテストユニットF14に洗浄液を移
送して洗浄操作をする場合、該ステリテストユニットF
14の培養管(1)F14−2および培養管(2)F1
4−3の液面をその検体の最適な条件に制御する必要が
ある。この制御方法について説明する。図22に示すよ
うに洗浄操作に入る前に上部排気口(1)F14−12
および上部排気口(2)F14−13を閉じていた排気
口押さえ(1)D13−2および排気口押さえ(1)D
14−2をシリンダ(1)D13−1およびシリンダ
(2)D14−1を作動させて上昇し、一旦開放する。
開放した状態で所定の液面まで洗浄液を注入したら(図
23の状態)、図24のように排気口押さえ(1)D1
3−2および排気口押さえ(1)D14−2を下降させ
上部排気口(1)F14−12および上部排気口(2)
F14−13を閉じる。この様にすることによって、洗
浄操作時の液面をその検体に最適な条件で行うことが出
来る。
【0044】ストッカー室に消毒液を噴霧出来るように
なっているが、消毒液の対象に当初はヒビデン、ホルマ
リン、過酸化水素ガス、オゾン、アルコール等を考慮し
ていた。実際に実用テストをしてみた結果下記のような
問題点が顕在化した。ヒビデンは液の揮発後残留物が残
り、順次堆積して行く。ホルマリン残留物の追い出しに
時間がかかりセット毎に噴霧したり、燻蒸出来ない。過
酸化水素ガスおよびオゾンは発生装置および分解装置が
別途必要になる。ロボット室との扉を開く前にストッカ
ー室の雰囲気を元の状態に戻す必要があるが、ホルマリ
ン、過酸化水素ガス、オゾンを短時間に消去出来ない。
アルコールが設備的には比較的取り扱いやすいが、噴霧
するので爆発の危険性があり安全上使用できない等それ
ぞれに問題を有している。いろいろな消毒液を検討し、
試験した結果、強酸性電解液を使用することによって上
記問題をすべて解決することが出来た。
【0045】ロボット室もストッカー室と同様に消毒液
を噴霧出来るようになっているが、ストッカー室と同様
にヒビデン、ホルマリン、過酸化水素ガス、オゾン、ア
ルコール等を使用することは出来ない。ストッカー室と
同様に強酸性電解液を使用した場合はロボット室に配置
されている各機器類に耐蝕性が要求されるが、現状の技
術レベルとコストのバランス上から適用は困難である。
そこでUVおよびオゾン発生装置G13を図2に示すよ
うにロボット室(R)内に組み込み、本装置を使用しな
いとき(休止中)に該UVおよびオゾン発生装置G13
を作動させて、ロボット室(R)内の消毒を行うように
すれば上記問題を解消できる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は微生物試験等の自動試験装置での試験精度の向上と取
扱可能な容器の範囲をより広く汎用性に富んだものにし
ようとするもので、従来の技術で記した諸問題を下記の
ように解決したものである。 イ)ストッカー室の殺菌方法を消毒剤の噴霧システムを
採り入れ、対象消毒液に強酸性電解液を採用したことに
より、試験環境の無菌化設備が非常にシンプル化し、安
全性に対して全く懸念が無くなった。 ロ)培養管排気口の開閉を各々同時および単独いずれで
も可能なようにしたため、チューブ密着の有無にかかわ
らず任意量だけ液を注入出来るようになった。 ハ)特に洗浄操作をするときは、培養管内の液面の高さ
が洗浄効果に大きく影響をするが、該培養管の排気口の
開閉の時期を制御することによって、その検体に最適の
液面条件で試験することが出来る。 ニ)アンプルを集液するとき、倒立セット不可のものが
あったが、吸引集液後同じステーションを使用して、ポ
ンプを逆転するだけで集液とチューブユニット内に残留
していた検体の液も全て回収出来るようになった。 ホ)従来の溶解針の構造では内径が10 mm 程度までし
か対応できなかったが、本発明の針構造にすることによ
って小口径の容器にもトラブルなく対応が出来るように
なり、汎用性だけでなく設備の信頼性が大幅に向上し
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体の平面図
【図2】図1のM−M矢視図
【図3】ワークベース構成図
【図4】溶解液充填ポンプユニット平面図
【図5】溶解液充填チューブユニット構成図
【図6】図4のM−M矢視図
【図7】各種溶液充填ポンプユニット平面図
【図8】ステリテストユニツト構成図
【図9】図7のM−M矢視図
【図10】ピンチバルブ側面図
【図11】ワーク操作テーブル平面図
【図12】図11のM−M矢視図
【図13】図4のN−N矢視図
【図14】図7のN−N矢視図
【図15】図7のP−P矢視図
【図16】本発明のアンプル処理方法説明図(1)
【図17】本発明のアンプル処理方法説明図(2)
【図18】本発明のアンプル処理方法説明図(3)
【図19】本発明のアンプル処理方法説明図(4)
【図20】従来の溶解針構造図
【図21】本発明の溶解針構造図
【図22】本発明の培養管液面制御法説明図(1)
【図23】本発明の培養管液面制御法説明図(2)
【図24】本発明の培養管液面制御法説明図(3)
【符号の説明】
(A) ワーク着脱テーブル (B) ワークストッカー (C) ワーク操作テーブル C1 ワークベース取り出し格納装置 C1−1 架台 C1−2 水平移動用シリンダ C1−3 支持枠 C1−4 昇降用シリンダ C1−5 ピン C2 溶解液容器把持昇降装置 C2−1 昇降用シリンダ C2−2 溶解液容器支持ベース C2−3 水平移動用シリンダ C2−4 把持爪 C3 検体容器把持昇降装置 C3−1 昇降用シリンダ C3−2 検体容器支持ベース C3−3 水平移動用シリンダ C3−4 把持爪 C4 溶解液送液ポンプ回転装置 C4−1 昇降用シリンダ C4−2 回転装置支持ベース C4−3 回転装置 C4−4 カップリング C5 ワークベース位置決め装置(1) C6 各種溶液容器把持昇降装置 C6−1 昇降用シリンダ C6−2 各種容器支持ベース C6−3 水平移動用シリンダ C6−4 把持爪 C7 各種溶液吸引針キャップ取り外し補助装置 C7−1 サポート C7−2 水平移動用シリンダ C7−3 爪 C8 ピンチバルブ開閉装置(1) C8−1 サポート C8−2 昇降用シリンダ C8−3 バルブ押し棒 C9 ピンチバルブ開閉装置(2) C9−1 サポート C9−2 昇降用シリンダ C9−3 バルブ押し棒 C10 各種溶液送液ポンプ回転装置 C10−1 昇降用シリンダ C10−2 回転装置支持ベース C10−3 回転装置 C10−4 カップリング C11 培養管底キャップ着脱装置 C11−1 サポート C11−2 水平移動用シリンダベース C11−3 水平移動用シリンダ C11−4 昇降用シリンダ C11−5 キャップ着脱装置用ベース C11−6 培養管底キャップ着脱装置(1) C11−7 培養管底キャップ着脱装置(2) C11−8 排水管(1) C11−9 排水管(2) C12 ワークベース位置決め装置(2) C13 溶解液側操作テーブル C14 各種溶液側操作テーブル C15 吸引継手(図示せず) (D)ワーク操作補助テーブル D13 培養管排気口開閉装置(1) D13−1シリンダ D13−2排気口押さえ D14 培養管排気口開閉装置(2) D14−1シリンダ D14−2排気口押さえ (E) ワーク操作ロボット E1 ロボットハンド E2 ロボット室フレーム (F) ワークベース F1 容器ケース F1−1 検体容器 F1−9 バイアル容器 F2 溶解液充填ポンプユニット F3 各種溶液充填ポンプユニット F4 ワークパレット F5 溶解液送液ポンプ F6 溶解液吸引針固定台 F7 溶解液充填針固定台 F8 溶解液充填チューブユニット F8−1 溶解液吸引針 F8−2 溶解液充填針 F8−3 接続チューブ F8−4 フィルタ(1) F8−5 チューブ(1) F8−6 フィルタ(2) F8−7 チューブ(2) F8−8 キャップ(1) F8−9 キャップ(2) F9 各種溶液送液ポンプ F10 各種溶液吸引針固定台 F11 ピンチバルブ(1) F12 ピンチバルブ(2) F13 培養管固定台 F14 ステリテストユニット F14−1 各種溶液吸引針 F14−2 培養管(1) F14−3 培養管(2) F14−4 接続チューブ(1) F14−5 接続チューブ(2) F14−6 フィルタ F14−7 吸引針キャップ F14−8 管上部キャップ(1) F14−9 上部キャップ(2) F14−10 底キャップ(1) F14−11 底キャップ(2) F14−12 上部排気口(1) F14−13 上部排気口(2) F15 アンプル充填補助容器 (G) 環境設備 G1 カバー類(1) G3 排気口 G6 消毒液噴霧装置(1) G6−1 噴霧ノズル(1) G7 カバー類(2) G8 フィルタユニット(2) G9 排気口 G10 保全用扉 G12 ダンパー装置 G13 殺菌装置 (R) ロボット室 (S) ストッカー室

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微生物試験に必要な操作のハンドリング
    手段にロボットを用い、サンプル毎に取り替える必要が
    ある機材1式を同一のワークベースに載せ、該ロボット
    の操作範囲へ供給し、サンプルが替わるごとに該ワーク
    ベース単位で該操作範囲への取り替えが出来るようにし
    た微生物試験自動試験装置おいて、小物アンプルを処理
    対象とする手段を、一旦下向きの針にて吸引し、上向き
    針にてバイアル容器に充填した後、該バイアル容器を下
    向きの針の方に装填し直し、上向き針の方に希釈液を装
    填し、アンプル吸引時と逆方向にポンプを回転させ、該
    溶解液充填用チューブユニット内に残留している検体溶
    液を該バイアル容器内に送液するように構成したことを
    特徴とする微生物試験自動試験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した溶解液充填用チュー
    ブユニットの両端に取り付けられている呼吸用針と容器
    内の液を吸引または充填する針の2本を、該2本の針の
    長手方向に接触させ、且つ該接線部分に各々の針の先端
    部が来るように構成したことを特徴とする微生物試験自
    動試験装置。
  3. 【請求項3】 微生物試験に必要な操作のハンドリング
    手段にロボットを用い、サンプル毎に取り替える必要が
    ある機材1式を同一のワークベースに載せ、該ロボット
    の操作範囲へ供給し、サンプルが替わるごとに該ワーク
    ベース単位で該操作範囲への取り替えが出来るようにし
    た微生物試験自動試験装置において、ワークベースに取
    り付けられている培養管へ洗浄液を注入し、濾過すると
    き、該培養管の固定されている上方に取り付けられてい
    る排気口開閉装置を作動させて、該培養管の上部に設け
    られている排気口の開閉を制御して、該培養管内の洗浄
    操作時の液面を制御するようにしたことを特徴とする微
    生物試験自動試験装置。
  4. 【請求項4】 微生物試験に必要な操作のハンドリング
    手段にロボットを用い、サンプル毎に取り替える必要が
    ある機材1式を同一のワークベースに載せ、該ロボット
    の操作範囲へ供給し、サンプルが替わるごとに該ワーク
    ベース単位で該操作範囲への取り替えが出来るようにし
    た自動微生物試験装置において、各ワークベースの入出
    のための密閉可能な入出部を備え、ロボットのハンドリ
    ング操作範囲を囲んで密閉する区画室を構成し、該区画
    室上部にはフィルタユニットを、下部または側面には排
    気口をそれぞれ設け、ロボットをクリーンブース機能を
    備えた室内で操作させるように構成した該区画室内に殺
    菌線を出すUVランプとオゾンを発生させるランプを備
    えたことを特徴とする微生物試験自動試験装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載した装置の前段にワーク
    ベースをストックする装置を設け、該ストック装置から
    各ワークベースを、前記装置に供給するように構成した
    装置において、各ワークベースの入出のための密閉可能
    な入出部を備え、ストック装置を囲んで密閉する区画室
    を構成し、該区画室内に消毒液を噴霧する手段を備え、
    該消毒液に強酸性イオン水を用いることを特徴とする微
    生物試験自動試験装置。
JP18866196A 1996-06-28 1996-06-28 微生物試験自動試験装置 Pending JPH1014560A (ja)

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EP97928499A EP0913465A4 (en) 1996-06-28 1997-06-27 AUTOMATIC TEST APPARATUS
PCT/JP1997/002236 WO1998000520A1 (fr) 1996-06-28 1997-06-27 Appareil de test automatique

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11319046A (ja) * 1998-05-13 1999-11-24 Tokyu Car Corp 滅菌方法、滅菌装置及び無菌試験装置
JP2014059288A (ja) * 2012-08-20 2014-04-03 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 撮像装置
CN116235729A (zh) * 2023-02-21 2023-06-09 四川大学华西医院 一种用于模拟深地复合环境的生命实验舱及使用方法

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