JPH10145331A - 微弱信号検出装置及び距離測定装置 - Google Patents
微弱信号検出装置及び距離測定装置Info
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- JPH10145331A JPH10145331A JP30019496A JP30019496A JPH10145331A JP H10145331 A JPH10145331 A JP H10145331A JP 30019496 A JP30019496 A JP 30019496A JP 30019496 A JP30019496 A JP 30019496A JP H10145331 A JPH10145331 A JP H10145331A
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Abstract
出すると共に、伝送路の距離(長さ)を精度よく算出す
る。 【構成】 所定のクロック周期を有するクロック信号に
同期するデジタルのPNパターン信号と搬送波信号とが
信号合成されて送信された信号を受信して、この受信信
号から元のPNパターン信号を検出する微弱信号検出装
置において、受信信号を搬送波信号を用いて復調する復
調器32と、復調器から出力された復調信号を前記クロ
ック周期より短いサンプリング周期でA/D変換するA
/D変換器34と、PNパターン信号を遅延する遅延回
路37と、サンプリング周期毎にA/D変換された復調
信号と遅延された遅延PNパターン信号に対して積和演
算を行い、前記クロック周期が経過する毎に、この積和
演算値を出力していくデジタル相関器36とを備えてい
る。
Description
信信号から微弱な信号成分を検出する微弱信号検出装置
及び信号の伝送路の長さを測定する距離測定装置に関す
る。
動体通信システムや光ファイバを用いた国際通信システ
ム等においては、伝送路の距離が長い、また出力電力が
大きくできない等の種々の理由にて、受信側装置で受信
された受信信号は、信号レベルが低く、高いレベルの雑
音が混入し、S/N比が大幅に低下している。
ら微弱信号を検出する手法として、スペクトラム拡散通
信方式(SSC Spread Spectum Communication)が採
用される。このスペクトラム拡散通信方式においては、
周知の通り、情報の送信局は、送信すべき情報信号のス
ペクトラムを例えば擬似ランダム信号(PNパターン信
号)等により広い周波数帯に亘って拡散して伝送路へ送
信する。
を受信すると、この受信信号のスペクトラムを逆拡散
(収束)し、元の情報信号に復元する。さらに、復元さ
れた信号に対して相関処理を行うことによって、S/N
比を向上できる。
通信システムや光ファイバ通信システムにおける伝送路
の品質を試験する試験項目のなかには、伝送路の距離
(長さ)を測定する項目がある。このような伝送路の距
離を測定する距離測定装置においは、送信側から例えば
PNパターン信号を被測定伝送路へ送信し、この被測定
伝送路を経由したPNパターン信号を受信して、送信P
Nパターン信号と受信PNパターン信号との時間差から
距離を算出する。
受信PNパターン信号と、送信PNパターン信号を遅延
回路で遅延時間τだけ遅延させた遅延PNパターン信号
との相関係数Rを算出する。そして、遅延時間τを順次
変化させていって、最大相関係数Rmax が得られる遅延
時間τを前記送信PNパターン信号と受信PNパターン
信号との時間差と決定し、この時間差に信号の伝送速度
を乗算して距離を算出する。
た距離測定装置の概略構成を示す。また、図10に同距
離測定装置の動作を示すタイムチャートを示す。
フトレジスタと1個の排他的論理和ゲートとから構成さ
れ、図10に示すように、クロック発生器14から入力
される所定のクロック周期T0 (周波数f0 )を有する
クロック信号cに同期して、(2N −1)のデータ周期
を有するM系列のPNパターン信号aを出力する。
パターン信号aは搬送波発振器3から出力された搬送波
周波数fC (周期TC fC ≧2f0 )を有する搬送波
信号bと信号合成器(ミキサ)2で信号合成される。信
号合成器(ミキサ)2から出力された合成信号dは増幅
器4で増幅された後、例えばアンテナ5を介して電波放
射される。
波が受信側のアンテナ6で受信された受信信号gはバン
ドパスフィルタ(BPF)7で帯域制限された後、増幅
器8で増幅される。増幅器8で増幅された受信信号hは
次のアナログ相関器9へ入力される。
たPNパターン信号aは信号合成器(ミキサ)2へ入力
されると共に、遅延回路10へ入力される。遅延回路1
0で外部から指定された遅延時間τ1 だけ遅延された遅
延PNパターン信号a1 は、前記信号合成器2と同一構
成の信号合成器11で搬送波信号bと信号合成されて、
遅延合成信号d1 としてアナログ相関器9へ入力され
る。
bとで構成されている。乗算器9aには増幅器8からの
受信信号hと遅延合成信号d1 とが入力される。乗算器
9aは、受信信号hと遅延合成信号d1 とをアナログ的
に乗算して、乗算信号iを次の積分器9bへ送出する。
で構成され、乗算信号iの電荷をコンデンサに蓄積す
る。そして、積分器9bはコンデンサの端子電圧を相関
係数jとして出力する。なお、この積分器9bにおける
積分時間TI は予め外部から与えられている。
jは次のA/D変換器12で所定のサンプリング周期f
S (fS 》f0 )でA/D変換されて次のデータ処理部
13へ入力される。
定された遅延時間τ1 が入力されている。そして、例え
ば、操作者が遅延回路10に設定する遅延時間τ1 を順
次変更していった場合における各相関係数jを算出す
る。
得られる遅延時間τs を決定し、この遅延時間τs をア
ンテナ5,6相互間で構成される伝送路の信号の伝送所
要時間とし、この遅延時間τs に信号の伝送速度Vを乗
算することによって、伝送路の距離L(=τs ×V)を
算出する。
受信信号hと遅延合成信号d1 との相関係数jを算出す
ることは、受信信号hに全く雑音が含まれない場合は遅
延合成信号d1 は受信信号hに対して遅延時間τs だけ
遅れた信号となるので、アナログ相関器9は受信信号h
の自己相関係数を算出していることになる。一般に、信
号の自己相関係数を算出することによって、この信号に
含まれる周波数成分を有しない雑音成分を除去すること
が可能である。
受信信号hに信号レベルを大きく越えるレベルの雑音が
混入していたとしても、この受信信号hと元の合成信号
dとの間の時間差を正確に測定でき、正しい伝送路の距
離Lが得られる。
示す距離測定装置においても、まだ解消すべき次のよう
な課題があった。
て、伝送路の距離Lが精度よく算出される条件は、最大
相関係数jm が得られる遅延時間τs を精度よく決定す
ることである。
係数jは、図9に示すように、アナログの乗算器9aの
計算精度とアナログの積分器9bの計算精度に依存す
る。一般に、アナログの乗算器9aは二つの入力信号
h,d1 相互間に大きなレベル差が存在した場合は、大
きな乗算誤差が発生する懸念がある。この乗算誤差は出
力される乗算信号iのオフセット(直流バイアス分)と
なって現れる。
h,d1 が入力したとしても、周囲温度等に起因して、
出力される乗算信号iに直流ドリフトが発生する懸念が
ある。乗算器9aから出力される乗算信号iに直流ドリ
フトが発生すると、前述した抵抗やコンデンサ等で構成
されたアナログの積分器9bの積分結果としての相関係
数jにこの直流ドリフトがそのまま残る。
周囲温度等に起因して、出力される積分結果に直流ドリ
フトが発生する懸念がある。
/N比を上昇させるためには、積分器9bにおける積分
時間(測定時間)TI を長くする必要があるが、この積
分時間TI を長くすると、乗算信号iに含まれる直流ド
リフトが相関係数jに含まれることになり、アナログ相
関器9を用いる限りにおいては、正しい相関係数jを得
ることが困難であった。
っても異なる相関係数jが得られ、最大相関係数jm が
得られる遅延時間τs を正確に決定することが困難であ
り、結果的に、伝送路の距離測定精度が低下する。
アナログの乗算器9aや積分器9bは極めて高価でかつ
回路構成も複雑化する問題がある。
ものであり、アナログの相関器の代りに、デジタル相関
器を用いることによって、大きな雑音が含まれる受信信
号から信号を検出でき、かつ常に正しい相関係数が得ら
れ、伝送路の距離を正確に測定できる微弱信号検出装置
及び距離測定装置を提供することを目的とする。
に、請求項1の発明は、所定のクロック周期を有するク
ロック信号に同期するデジタルのPNパターン信号と搬
送波信号とが信号合成されて送信された信号を受信し
て、この受信信号から元のPNパターン信号を検出する
微弱信号検出装置において、受信信号を前記搬送波信号
を用いて復調する復調器と、この復調器から出力された
復調信号をクロック周期より短いサンプリング周期でA
/D変換するA/D変換器と、PNパターン信号を遅延
する遅延回路と、サンプリング周期毎にA/D変換され
た復調信号と遅延回路より出力された遅延PNパターン
信号に対して積和演算を行い、クロック周期が経過する
毎に、この積和演算値を出力していくデジタル相関器と
を備えている。
は、デジタルのPNパターン信号を発生するPNパター
ン発生器と、このPNパターン発生器から出力されたP
Nパターン信号と搬送波信号とを信号合成して被測定伝
送路へ送信する信号送信処理部と、被測定伝送路を経由
した信号を受信して搬送波信号を用いて元のPNパター
ン信号へ復調する信号受信処理部と、この信号受信処理
部から出力された復調PNパターン信号をA/D変換す
るA/D変換器と、PNパターン発生器から出力された
PNパターン信号を遅延する遅延回路と、A/D変換さ
れた復調PNパターン信号と遅延された遅延PNパター
ン信号との相関係数を算出するデジタル相関器と、この
デジタル相関器で算出される相関係数が最大値になるよ
うに遅延回路における遅延時間を制御する遅延時間制御
手段と、この遅延時間制御手段にて制御された遅延時間
に基づいて被測定伝送路の距離を算出する距離算出手段
とを備えている。
は、デジタルのPNパターン信号を発生するPNパター
ン発生器と、このPNパターン発生器から出力されたP
Nパターン信号と搬送波信号とを信号合成して被測定伝
送路へ送信する信号送信処理部と、被測定伝送路を経由
した信号を受信し、分岐器で2つの受信信号に分岐し、
第1の復調器では分岐された一方の受信信号を搬送波信
号で復調し、第2の復調器では分岐された他方の受信信
号を、90°移相器で搬送波信号の位相を90°移相し
た搬送波信号で復調する信号受信処理部と、この信号受
信処理部から出力された一対の復調信号をそれぞれA/
D変換する一対のA/D変換器と、PNパターン発生器
から出力されたPNパターン信号を遅延する遅延回路
と、A/D変換された一方の復調信号と遅延された遅延
PNパターン信号との相関係数を算出する第1のデジタ
ル相関器と、A/D変換された他方の復調信号と遅延さ
れた遅延PNパターン信号との相関係数を算出する第2
のデジタル相関器と、第1,第2のデジタル相関器で得
られた各相関係数をベクトル演算するベクトル演算手段
と、このベクトル演算手段で得られたベクトル相関係数
の値が最大値になるように遅延回路における遅延時間を
制御する遅延時間制御手段と、この遅延時間制御手段に
て制御された遅延時間に基づいて被測定伝送路の距離を
算出する距離算出手段とを備えている。
は、デジタルのPNパターン信号を発生するPNパター
ン発生器と、PNパターン発生器から出力されたPNパ
ターン信号と搬送波信号とを信号合成して被測定伝送路
へ送信する信号送信処理部と、被測定伝送路を経由した
信号を受信し、分岐器で2つの受信信号に分岐し、分岐
された一方の受信信号は第1の復調器にて搬送波信号を
用いて復調し、分岐された他方の受信信号は90°移相
器で位相を90°移相し、第2の復調器にて搬送波信号
を用いて復調する信号受信処理部と、この信号受信処理
部から出力された一対の復調信号をそれぞれA/D変換
する一対のA/D変換器と、PNパターン発生器から出
力されたPNパターン信号を遅延する遅延回路と、A/
D変換された一方の復調信号と遅延された遅延PNパタ
ーン信号との相関係数を算出する第1のデジタル相関器
と、A/D変換された他方の復調信号と遅延された遅延
PNパターン信号との相関係数を算出する第2のデジタ
ル相関器と、第1,第2のデジタル相関器で得られた各
相関係数をベクトル演算するベクトル演算手段と、この
ベクトル演算手段で得られたベクトル相関係数の値が最
大値になるように遅延回路における遅延時間を制御する
遅延時間制御手段と、この遅延時間制御手段にて制御さ
れた遅延時間に基づいて被測定伝送路の距離を算出する
距離算出手段とを備えている。
装置においては、受信側において、大きい雑音成分を含
む受信信号が先ず搬送波信号で復調されて元のPNパタ
ーン信号に対応する復調信号が得られる。この復調信号
には前述した大きな雑音成分とこの大きな雑音成分に埋
もれるように微小なPNパターン信号成分とが含まれ
る。この復調信号がサンプリング周期でA/D変換器で
A/D変換される。一方、元のデジタルのPNパターン
信号は遅延回路で遅延され遅延PNパターン信号とな
る。
る毎に、A/D変換された復調信号と遅延された遅延P
Nパターン信号との相関係数がデジタル相関器で算出さ
れて再生パターン信号として出力される。
信号の各信号値と遅延PNパターン信号の各信号値とを
乗算して、前記クロック周期の継続期間内において、乗
算値を加算して、加算値(積和演算値)を一つのデータ
値として出力する。
瞬時値は正負の極性を含めて種々の値に分散する。一
方、信号成分は一定値を維持しているので、図5(a)
に示すように、この積和演算過程で復調信号における雑
音成分は低減し、S/N比は向上する。また、図5
(b)に示すように、信号成分が大きくなると、雑音成
分も大きくなる場合においても、前述した同様の理由で
積和演算過程において、S/N比は向上する。
らこの雑音成分に埋もれた微弱信号が検出される。
度はA/D変換器の変換精度で定まるので非常に高い演
算精度を維持できる。すなわち、アナログ相関器のよう
にアナログの乗算器やアナログの積算器が組込まれてい
ないので、たとえ長時間に亘って積和演算を実施したと
しても、直流ドリフトが発生することはない。
信号検出装置の動作原理を応用して被測定伝送路の距離
を測定する。
ン信号とアナログの搬送波信号とを合成したアナログの
合成信号が被測定伝送路へ送信される。受信信号処理部
は受信した合成信号を搬送波信号で復調して元のPNパ
ターン信号に対応する復調信号を得て、A/D変換す
る。
対応する復調信号と遅延PNパターン信号との相関係数
がデジタル相関器で算出される。そして、最大の相関係
数が得られるように遅延PNパターン信号における遅延
時間が制御される。そして、この制御された遅延時間及
び被測定伝送路の信号の伝送速度から被測定伝送路の距
離が自動的に算出される。
定精度に依存するが、前述したように、相関係数の算出
精度はデジタル相関器における相関係数を算出する場合
のサンプリングデータ数に対応する。しかし、デジタル
相関器においては、サンプリングデータ数を増加(デー
タ採取期間)したとしても、直流ドリフトが発生するこ
とはないので、相関係数の算出精度を上昇でき、結果と
して、相関係数の最大値が得られる遅延時間を精度よく
算出できる。
受信処理部において、受信信号は2つの受信信号に分岐
される。分岐された一方の受信信号は搬送波信号で元の
PNパターン信号に対応する復調信号に復調されたのち
A/D変換される。
れた搬送波信号で元のPNパターン信号を90°移相さ
れたPNパターン信号に対応する復調信号に復調された
のちA/D変換される。
は、それぞれ個別に個別に遅延PNパターン信号との相
関係数が算出される。
トル合成されて、そのベクトル相関係数が最大値となる
ように前記遅延時間が設定される。
とえ位相ずれ等が発生したとしても、ベクトル合成する
ことによって、算出された相関係数に位相ずれに起因す
る誤差が抑制される。
受信処理部において、受信信号は2つの受信信号に分岐
される。分岐された一方の受信信号は搬送波信号で元の
PNパターン信号に対応する復調信号に復調されたのち
A/D変換される。
れたのち搬送波信号で元のPNパターン信号を90°移
相されたPNパターン信号に対応する復調信号に復調さ
れたのちA/D変換される。
は、それぞれ個別に個別に遅延PNパターン信号との相
関係数が算出される。
トル合成されて、そのベクトル相関係数が最大値となる
ように前記遅延時間が設定される。
とえ位相ずれ等が発生したとしても、ベクトル合成する
ことによって、算出された相関係数に位相ずれに起因す
る誤差が抑制される。
定装置の概略構成を示すブロック図である。また、図2
は同距離測定装置の動作を示すタイムチャートである。
ターン発生器1と同一構成であり、図2に示すように、
クロック発生器22から入力される所定のクロック周期
T0(周波数f0 )を有するクロック信号cに同期し
て、(2N −1)のデータ周期を有するデジタルのPN
パターン信号aを出力する。
ジタルのPNパターン信号aは信号送信処理部23内に
おいて、搬送波発振器25から出力された搬送波周波数
fC(周期TC fC ≧2f0 )を有する搬送波信号b
と信号合成器(ミキサ)24で信号合成される。具体的
には、信号合成器(ミキサ)24は、PNパターン信号
aの[1]レベル又は[0]レベルのレベル変化に応じ
て、搬送波信号bの位相を180°変更する。
合成信号dは増幅器26で増幅された後、例えばアンテ
ナ27を介して電波放射される。
処理部23のアンテナ27から電波放射された電波をア
ンテナ29を介して受信する。
と信号受信処理部28のアンテナ29との間が被測定伝
送路になるが、実際の測定においては、この被測定伝送
路は通信衛星までの往復経路や、都市相互間に敷設され
た光ファイバの往復経路であるので、信号送信処理部2
3と信号受信処理部28とは同一のケースに収納されて
いる。したがって、信号送信処理部23と信号受信処理
部28との間の信号の時間遅れはない。
ンドパスフィルタ(BPF)30で帯域制限された後、
増幅器31で増幅される。増幅器31で増幅された受信
信号は次の復調器32へ入力される。
から出力された搬送波信号bで元のPNパターン信号に
対応する信号に復調する。復調器32から出力された復
調信号はローパスフイルタ(LPF)33で高周波雑音
成分が除去され、新たな復調信号h1 としてA/D変換
器34へ入力される。
子35から入力される周波数fS (周期TS )を有する
サンプリング信号kに同期して、入力された復調信号h
1 を例えば正負の符号を最上位ビットに設定される8ビ
ットデータにA/D変換する。A/D変換器34から出
力されたデジタルの復調信号h2 は次のデジタル相関器
36へ入力される。
れたPNパターン信号aは信号送信処理部23へ入力さ
れると共に、遅延回路37へ入力される。遅延回路37
は入力されたPNパターン信号aを制御部39から指定
された遅延時間τ1 だけ遅延して遅延PNパターン信号
a1 として次のデジタル相関器36へ送出する。
信号kに同期して復調信号h1 と遅延PNパターン信号
a1 との間で(1) 式に基づいて積和演算を行なって、相
関係数R(τ1 )を算出する。
(τ1 )を算出する場合の採取データ数mに対応する測
定時間TM は、PNパターン信号aのクロック周期T0
の整数の倍数Mの形で操作者にて与えられる。
数R(τ1 )は次の制御部39へ入力される。制御部3
9は一種のマイクロコンピュータで構成されており、内
部のアプリケーションプログラム上にソフト的に構成さ
れた遅延時間制御部40と距離算出部41とが構成され
ている。
6から出力される相関係数R(τ1)が最大値になるよ
うに遅延回路37における遅延時間τ1 を制御する。具
体的には、操作者による測定開始指令に応動して、同じ
く操作者が指定したクロック周期T0 の倍数Mから得ら
れる測定時間(測定周期)TM 経過する毎に、遅延回路
37に送出する遅延時間τ1 を予め定められた最小値τ
1minから最大値τ1maxまで所定間隔毎に、順番に増加し
ていく。
る毎に、デジタル相関器36から出力される相関係数R
(τ1 )の大小を順番に比較していき、最大相関係数R
(τ1 )max が得られる遅延時間τ1Sを決定する。
間τ1Sをアンテナ27,29相互間で構成される被測定
伝送路の信号の伝送所要時間とし、この遅延時間τ1Sに
信号の伝送速度Vを乗算することによって、被測定伝送
路の距離L(=τ1S×V)を算出する。
において、信号受信処理部28にて受信され、復調され
た復調信号h1 から雑音に埋もれた信号成分を相関係数
を算出することによって、高いS/N比で検出できる理
由を前述した図5(a)(b)を用いて詳細に説明す
る。
は、正負の極性に亘り、例えば正規分布等で代表される
広い範囲に分散する。一方、信号成分は一定値を維持し
ているので、図5(a)に示すように、一定の測定期間
TM において(1) 式で示す積和演算の実行過程で雑音成
分は低減するが、信号成分は一定値を維持するので、S
/N比は向上する。
が大きくなると、雑音成分も大きくなる場合について説
明する。
が相関を持つ場合は、(1) 式で示す積和演算をN回実行
すると、S/N比がN1/2 だけ上昇することが知られて
いる。このことを以下に示す。
の相関係数の測定データXi(t)の信号成分をsi 、雑音
成分をni としたとき、N回の測定による信号成分の和
は(2) 式となる。
と雑音の平均振幅である。これにより、積和演算後のS
/NはS/N=Ns/(N1/2 n)=N1/2 (s/n)
…(4)となる。(3) 式において、N回の積和
演算によって、信号成分がN倍になり、雑音成分がN
1/2 倍となり、これらを合計したS/N比が全体として
N1/2 倍となることが理解できる。
らこの雑音成分に埋もれた微弱信号が検出される。
(a)(b)に示すように、測定時間TM (積和演算時
間)の他に、各信号をA/D変換する場合におけるサン
プリング信号の周波数fS を高くして、積和演算を実施
する場合におけるデータ数を増加してもよい。
図2のタイムチャートに示すように、送信信号処理部2
3からアンテナ27を介して送信された合成信号dが、
受信信号処理部28にて受信される被測定伝送路を伝搬
される過程において、大きな雑音が混入して、受信信号
gや復調信号h2 のS/N比が大幅に低下している。し
かし、デジタル相関器36で復調信号h2 と遅延PNパ
ターン信号a1 との相関係数R(τ1 )を算出すること
によって、遅延時間τ1 を変化させた場合における最大
相関係数R(τ1 )max を高い精度で検出できる。
数R(τ1 )の測定時間TM を大きく設定することによ
って、各遅延時間τ1 における相関係数R(τ1 )の測
定精度をより一層向上できるので、最終的に得られる被
測定伝送路の距離Lの測定精度をより一層向上できる。
ン信号及びデジタル相関器36を用いて正確に測定でき
る理由を図3及び図4を用いて説明する。
は(2N −1)のデータ周期を有する周期信号である。
したがって、PNパターン発生器21をクロック信号c
に同期して起動させると、1周期Tは T=TC (2N −1)=Δ(2N −1) 但し、TC =Δとなる。したがって、PNパターン信号
の各データの経過時間tを関数とする自己相関係数R
(t)を算出すると、図3に示すように、データ周期T
経過する毎に鋭い[1]のピーク値が生じる。一方、そ
の他の時間位置では自己相関係数R(t)は[1/n]
である。
つのPNパターン信号相互間の相関係数R(τ1 )は、
両方のPNパターン信号が完全に同期した時点で、図3
に示すように、鋭いピーク値を示す。したがって、この
鋭いピーク値は高い精度で検出でき、この鋭いピーク値
における遅延時間τ1Sを高い精度で特定できる。
の信号合成器24から出力される合成信号dの周波数特
性図である。搬送波抑圧比が十分な場合は、図4(a)
に示すように、合成信号dには搬送波周波数fC の成分
は含まれずに、搬送波抑圧比が不十分な場合は、図4
(b)に示すように、合成信号dに搬送波周波数fC の
成分が含まれる。
C の成分が含まれると、復調された信号h1 ,h2 にお
いて、雑音として特定周波数成分が残るので、たとえデ
ジタル相関器36で相関係数R(τ1 )を算出しても、
この相関係数R(τ1 )において高いS/N比を得るこ
とは困難である。したがって、最適の搬送波抑圧比が得
られるように、搬送波信号bの信号レベルを調整してい
る。
におけるデジタル相関器36の測定時間TM をPNパタ
ーン信号aのクロック周期T0 に設定すると(M=
1)、この距離測定装置を微弱信号検出装置として使用
できる。
の範囲がPNパターン信号aの1データの継続時間T0
となる。この時間T0 内においては、図2に示すよう
に、復調信号h2 の大きな雑音成分に埋もれた信号成分
は一定値を維持するので、測定時間TM 毎、すなわちク
ロック周期T0 に同期してデジタル相関器36から出力
される相関係数R(τ1 )が雑音成分が除去された再生
PNパターン信号そのものになる。
信号をA/D変換器でデジタルの再生PNパターン信号
に変換すればよい。よって、受信信号gから雑音成分に
埋もれた微弱な信号を精度よく検出できる。
比を向上させるには、測定時間TMを増加する代りに、
A/D変換器34におけるサンプリング周波数fS を上
昇させて、積和演算におけるサンプリングデータ数を増
加すればよい。
する前に、制御部39を起動させて、最大の相関係数R
(τ1 )max が得られる遅延時間τ1Sを遅延回路37に
設定しておくことによって、より再生PNパターン信号
のS/N比を向上できる。
例の距離測定装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す第1実施例装置と同一部分には同一符号が付
してある。したがって、重複する部分の詳細説明は省略
されている。
部28a内に、信号分岐器42及び90°移相器44が
組込まれている。
出力された受信信号は、信号分岐器42で2方向に分岐
される。2方向に分岐された一方の受信信号は、図1に
示す第1実施例装置と同様に、復調器32へ入力され
る。そして、この受信信号は復調器32で搬送波信号b
を用いて復調されて、ローパスフィルタ33を介してA
/D変換器34でA/D変換されて、元のPNパターン
信号aに対応する復調信号h3 として第1のデジタル相
関器としてのデジタル相関器36へ入力される。デジタ
ル相関器36は、遅延回路37で遅延された遅延PNパ
ターン信号a1と前記復調信号h3 との相関係数RX を
算出する。
の受信信号は、別の復調器32aへ入力される。この復
調器32aには搬搬送波信号bの位相を90°移相器4
4で90°移相された搬搬送波信号b1 が入力されてい
る。この他方の受信信号は復調器32aで搬送波信号b
1 を用いて復調されて、ローパスフィルタ33aを介し
て第1のA/D変換器としてのA/D変換器34aでA
/D変換されて、元のPNパターン信号aを90°移相
したPNパターン信号に対応する復調信号h4として第
2のデジタル相関器としてのデジタル相関器36aへ入
力される。
関器36と同一構成を有しており、遅延回路37で遅延
された遅延PNパターン信号a1 と前記復調信号h4 と
の相関係数RY を算出する。
た各相関係数RX ,RY は制御部39aへ入力される。
制御部39a内には、ベクトル演算部43と遅延時間制
御部40aと距離算出部41aとが設けられている。
36,36aから測定時間TM (測定周期)経過毎に入
力される各相関係数RX ,RY をベクトル合成する。こ
のベクトル合成手法を図7を用いて説明する。
が互いに90°異なるので、得られた各相関係数RX ,
RY も互いに90°位相が異なる。
Y を(5)(6)式で定義できる。
(τ1 )は(7) 式となる。
(絶対値)R(τ1 )は(8) 式で示される。
延時間制御部40aへ送出される。
3から測定時間TM 経過毎に入力される相関関数R(τ
1 )が最大相関関数R(τ1 )max になる遅延時間τ1S
を決定して、次の距離算出部41aへ送出する。距離算
出部41aはこの遅延時間τ1Sに信号の伝送速度Vを乗
算することによって、被測定伝送路の距離L(=τ1S×
V)を算出する。
的効果を説明する。
処理部28のアンテナ29の受信方向が変化して、信号
の伝送所要時間に変化を与える場合がある。また、被測
定伝送路が図1.図6に示す電波経路ではなくて、同軸
ケーブルや光ファイバ等の場合は、ケーブルの伸縮等に
より、伝送所要時間に変化を与える場合がある。
信号gを復調した場合において、復調信号に位相ずれが
発生する懸念がある。よって、たとえ遅延回路37にお
いて遅延時間を同一遅延時間τ1 に設定した場合におい
ても、測定するタイミングが異なれば、相関関数R(τ
1 )が異なる値となる不都合が生じる。
のように、受信信号gから互いに位相が90°異なる2
つのPNパターン信号に対応した信号h3 ,h4 に復調
することによって、各相関係数RX ,RY をベクトル合
成することによって、得られるベクトル相関関数R
(τ1 )の絶対値Aは図7に示すように、たとえ両者の
位相が相対的にずれたとしても円周上を移動するので、
常に一定値を維持する。よって、復調器32,32aに
生じる位相ずれに起因する相関関数R(τ1 )が最大相
関関数R(τ1 )max になる遅延時間τ1Sの決定、及び
その後における被測定伝送路に対する距離算出精度が低
下することが未然に防止される。
に係わる距離測定装置の概略構成を示すブロック図であ
る。図6に示す第3実施例装置と同一部分には同一符号
が付してある。したがって、重複する部分の詳細説明は
省略されている。
部28bにおいて、分岐器42にて分岐された一方の受
信信号g1 をそのまま復調器32へ送出し、分岐された
他方の受信信号g2 を90°移相器44aで90°位相
をずらせて他方の復調器32aへ送出している。そし
て、各復調器32,32aには搬送波発振器25から同
一位相の搬送波信号bが入力されている。
も、A/D変換器34,34aから出力される各復調信
号は互いに位相が90°異なる2つのPNパターン信号
に対応する復調信号h3 ,h4 となる。各デジタル相関
器36,36aから出力される相関係数RX ,RY の各
ベクトル相関係数RX ,RY は図7に示すように、
相対的に90°の位相差を維持するので、前述した第3
実施例装置とほぼ同様の効果を得ることができる。
出装置においては、受信側において、大きい雑音成分を
含む受信信号を搬送波信号で復調して元のPNパターン
信号に対応する復調信号を得て、さらにこの復調信号を
A/D変換し、A/D変換の復調信号と元のPNパター
ン信号を遅延した遅延PNパターン信号との相関係数を
デジタル相関器で得て、この相関係数を再生PNパター
ン信号としている。
の積分器が組込まれていないので、たとえ長時間に亘っ
て積和演算を実施したとしても、直流ドリフトが発生す
ることはないので、微弱信号の検出精度を向上できる。
自己相関係数が非常に高いPNパターン信号を用い、受
信信号から復調した元のPNパターン信号に対応する復
調信号のA/D変換値と遅延PNパターン信号のA/D
変換値とのデジタル相関係数を算出して、この相関係数
から被測定伝送路の距離を算出している。
(データ採取期間)したとしても、直流ドリフトが発生
することはないので、相関係数の算出精度を上昇でき、
結果として、相関係数の最大値が得られる遅延時間を精
度よく算出でき、被測定伝送路の距離測定精度を向上し
ている。
理部において、受信信号は互いに位相が90°異なる2
つのPNパターン信号に対応する2つの信号へ復調され
る。すなわち、受信信号を復調する場合に、たとえ位相
ずれ等が発生したとしても、ベクトル合成することによ
って、算出された相関係数に位相ずれに起因する誤差が
抑制される。よって、より一層距離の測定精度を向上で
きる。
成を示すブロック図
の自己相関係数を示す特性図
成信号の周波数特性図
おける信号と雑音との関係を示す図
成を示すブロック図
を示す図
成を示すブロック図
の概略構成を示すブロック図
3…信号送信処理装置、24…信号合成器、25…搬送
波発振器、26,31…増幅器、27,29…アンテ
ナ、28…信号受信処理部、30…バンドパスフィル
タ、32,32a…復調器、33,33a…ローパスフ
ィルタ、34,34a…A/D変換器、36,36a…
デジタル相関器、37…遅延回路、39,39a…制御
部、40,40a…遅遅延時間制御部、41,41a…
距離算出部、43…ベクトル演算部、44,44a…9
0°移相器
Claims (4)
- 【請求項1】 所定のクロック周期を有するクロック信
号に同期するデジタルのPNパターン信号と搬送波信号
とが信号合成されて送信された信号を受信して、この受
信信号から元のPNパターン信号を検出する微弱信号検
出装置において、 前記受信信号を前記搬送波信号を用いて復調する復調器
(32)と、 この復調器から出力された復調信号を前記クロック周期
より短いサンプリング周期でA/D変換するA/D変換
器(34)と、 前記PNパターン信号を遅延する遅延回路(37)と、 前記サンプリング周期毎に前記A/D変換された復調信
号と前記遅延回路より出力された遅延PNパターン信号
に対して積和演算を行い、前記クロック周期が経過する
毎に、この積和演算値を出力していくデジタル相関器(3
6)とを備えた微弱信号検出装置。 - 【請求項2】 デジタルのPNパターン信号を発生する
PNパターン発生器(21)と、 このPNパターン発生器から出力されたPNパターン信
号と搬送波信号とを信号合成して被測定伝送路へ送信す
る信号送信処理部(23)と、 前記被測定伝送路を経由した信号を受信して前記搬送波
信号を用いて元のPNパターン信号へ復調する信号受信
処理部(28)と、 この信号受信処理部から出力された復調PNパターン信
号をA/D変換するA/D変換器(34)と、 前記PNパターン発生器から出力されたPNパターン信
号を遅延する遅延回路(37)と、 前記A/D変換された復調PNパターン信号と前記遅延
された遅延PNパターン信号との相関係数を算出するデ
ジタル相関器(26)と、 このデジタル相関器で算出される相関係数が最大値にな
るように前記遅延回路における遅延時間を制御する遅延
時間制御手段(40)と、 この遅延時間制御手段にて制御された遅延時間に基づい
て前記被測定伝送路の距離を算出する距離算出手段(41)
とを備えた距離測定装置。 - 【請求項3】 デジタルのPNパターン信号を発生する
PNパターン発生器(21)と、 このPNパターン発生器から出力されたPNパターン信
号と搬送波信号とを信号合成して被測定伝送路へ送信す
る信号送信処理部(23)と、 前記被測定伝送路を経由した信号を受信し、分岐器(42)
で2つの受信信号に分岐し、第1の復調器(32)では前記
分岐された一方の受信信号を前記搬送波信号で復調し、
第2の復調器(32a) では前記分岐された他方の受信信号
を、90°移相器(44)で前記搬送波信号の位相を90°
移相した搬送波信号で復調する信号受信処理部(28a)
と、 この信号受信処理部から出力された一対の復調信号をそ
れぞれA/D変換する一対のA/D変換器(34.34a)と、 前記PNパターン発生器から出力されたPNパターン信
号を遅延する遅延回路(37)と、 前記A/D変換された一方の復調信号と前記遅延された
遅延PNパターン信号との相関係数を算出する第1のデ
ジタル相関器(36)と、 前記A/D変換された他方の復調信号と前記遅延された
遅延PNパターン信号との相関係数を算出する第2のデ
ジタル相関器(36a) と、 前記第1,第2のデジタル相関器で得られた各相関係数
をベクトル演算するベクトル演算手段(43)と、 このベクトル演算手段で得られたベクトル相関係数の値
が最大値になるように前記遅延回路における遅延時間を
制御する遅延時間制御手段(40a) と、 この遅延時間制御手段にて制御された遅延時間に基づい
て前記被測定伝送路の距離を算出する距離算出手段(41
a) とを備えた距離測定装置。 - 【請求項4】 デジタルのPNパターン信号を発生する
PNパターン発生器(21)と、 このPNパターン発生器から出力されたPNパターン信
号と搬送波信号とを信号合成して被測定伝送路へ送信す
る信号送信処理部(23)と、 前記被測定伝送路を経由した信号を受信し、分岐器(42)
で2つの受信信号に分岐し、前記分岐された一方の受信
信号は第1の復調器(32)にて前記搬送波信号を用いて復
調し、前記分岐された他方の受信信号は90°移相器(4
4a) で位相を90°移相し、第2の復調器(32a) にて前
記搬送波信号を用いて復調する信号受信処理部(28b)
と、 この信号受信処理部から出力された一対の復調信号をそ
れぞれA/D変換する一対のA/D変換器(34.34a)と、 前記PNパターン発生器から出力されたPNパターン信
号を遅延する遅延回路(37)と、 前記A/D変換された一方の復調信号と前記遅延された
遅延PNパターン信号との相関係数を算出する第1のデ
ジタル相関器(36)と、 前記A/D変換された他方の復調信号と前記遅延された
遅延PNパターン信号との相関係数を算出する第2のデ
ジタル相関器(36a) と、 前記第1,第2のデジタル相関器で得られた各相関係数
をベクトル演算するベクトル演算手段(43)と、 このベクトル演算手段で得られたベクトル相関係数の値
が最大値になるように前記遅延回路における遅延時間を
制御する遅延時間制御手段(40a) と、 この遅延時間制御手段にて制御された遅延時間に基づい
て前記被測定伝送路の距離を算出する距離算出手段(41
a) とを備えた距離測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30019496A JP2945875B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 距離測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30019496A JP2945875B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 距離測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10145331A true JPH10145331A (ja) | 1998-05-29 |
JP2945875B2 JP2945875B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=17881876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30019496A Expired - Fee Related JP2945875B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | 距離測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2945875B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005210611A (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Seiko Epson Corp | 情報伝送方式および電子機器 |
CN103389126A (zh) * | 2013-07-03 | 2013-11-13 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种微弱信号的处理方法及装置 |
-
1996
- 1996-11-12 JP JP30019496A patent/JP2945875B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2005210611A (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Seiko Epson Corp | 情報伝送方式および電子機器 |
CN103389126A (zh) * | 2013-07-03 | 2013-11-13 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种微弱信号的处理方法及装置 |
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JP2945875B2 (ja) | 1999-09-06 |
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