JPH10145160A - 自動出力制御回路 - Google Patents

自動出力制御回路

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Publication number
JPH10145160A
JPH10145160A JP30441796A JP30441796A JPH10145160A JP H10145160 A JPH10145160 A JP H10145160A JP 30441796 A JP30441796 A JP 30441796A JP 30441796 A JP30441796 A JP 30441796A JP H10145160 A JPH10145160 A JP H10145160A
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JP
Japan
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signal
level
gain
output
unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30441796A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Kodama
保彦 児玉
Hiroshi Ando
浩 安藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力レベルの制御範囲を広げ、出力レベルの
温度変動を小さくする。 【解決手段】 入力信号vinは増幅器PW1〜3で増幅
され、方向性結合器DCP1、2の主伝送路Mに入力さ
れる。第1分波部3はこの出力信号を副伝送路S1に分
波利得−15[dB]程度で分波し、また第2分波部4はS
2に分波して増幅器PW4で増幅し、この合成分波利得
は0[dB]程度である。オペアンプOPは基準電圧Vref
と出力検出電圧Vdtc の差分に応じてPW2、3の利得
を制御する。モード切換信号VMTが”H”の通常モード
では、検波ダイオードD1のみが順方向バイアスされ、
第1分波部3の分波信号が第1検波部5で検波されてV
dtcが生成される。またVMTが”L”の低出力モードで
は、PW1の利得は通常モード時よりも15[dB]程度小
さく設定され、検波ダイオードD2のみが順方向バイア
スされ、第2分波部4の分波信号が第2検波部6で検波
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動無線機等に用
いられる自動出力制御(APC:Automatic Power Cont
rol )回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の自動出力制御回路の一例を
示すものである。図3に示す自動出力制御回路は、利得
制御電圧Vcontに応じた利得で入力信号を増幅する可変
利得増幅部101と、方向性結合器DCPを用いて可変
利得増幅部101からの出力信号を分波する分波部10
2と、検波ダイオードDを用いて分波信号をピーク検波
する検波部103と、オペアンプOPにより上記の検波
電圧と基準電圧Vref との差分電圧に応じた利得制御電
圧Vcontを生成する増幅利得制御手段104とを備え、
出力信号を基準電圧Vref によって決まる所定のレベル
に制御するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動出力制
御回路がEIA IS−94A規格に準拠した移動無線
機に搭載された場合を例にとると、この移動無線機にお
いては、−28〜−8[dB]の通常送信出力制御に加
え、−40〜−32[dB]の低送信出力制御が必要と
なる。また常温(通常25[℃])における送信出力に
対し、−30[℃]〜+60[℃]で公称値+2/−4
[dB](通常送信出力制御時)、公称値+2/−6
[dB](低送信出力制御時)であることが必要であ
る。
【0004】しかしながら、上記従来の自動出力制御回
路では、低送信出力制御時に、利得制御電圧を最小にし
て可変利得増幅部の増幅利得を最小に制御しても、増幅
器の順方向アイソレーション等により、出力レベルが決
定されてしまい、所望する出力レベルに制御できない。
すなわち、低送信出力制御時に可変利得増幅部の送信出
力レベルを上記規格値に制御できないという問題があっ
た。また、送信出力レベルが下がり、分波信号レベルが
低くなるに従い、検波ダイオードの順方向電圧の温度変
動が大きくなるので、低送信出力制御時に上記の送信出
力の温度変動規格値を満たすことができないという問題
があった。
【0005】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、出力レベルの制御範囲が広く、出力レベル
の温度変動が小さい自動出力制御回路を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の自動出力制御回路は、利得制御信号のレベ
ルに応じた増幅利得で信号を増幅する可変利得増幅部を
有する信号増幅手段と、前記信号増幅手段からの出力信
号を分波し、この分波信号を検波することにより、出力
検出信号を生成する出力検出手段と、前記出力検出信号
と外部入力される基準信号のレベル差に応じた利得制御
信号を前記信号増幅手段に供給する増幅利得制御手段と
を備え、前記信号増幅手段は、外部入力されるモード切
換信号が第1レベルのとき、第1の変換利得で外部入力
信号をレベル変換し、また前記モード切換信号が第2レ
ベルのとき、第2の変換利得で前記外部入力信号をレベ
ル変換する入力レベル変換部を有し、前記入力レベル変
換部からの信号を前記可変利得増幅部によって増幅する
ものであり、前記出力検出手段は、前記モード切換信号
が第1レベルのときは、第1の分波利得で前記出力信号
を分波し、また前記モード切換信号が第2のレベルのと
きは、第2の分波利得で前記出力信号を分波するもので
あることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の自動出力制御回路は、前記
入力レベル変換部が、前記可変利得増幅部の前段に設け
られ、制御電極に印加される電圧レベルに応じた利得で
前記外部入力信号を増幅する入力レベル変換増幅器と、
前記制御電極に印加する電圧レベルを変えることによ
り、前記モード切換信号が第1レベルのときは、前記入
力レベル変換増幅器の利得を前記第1の変換利得に設定
し、また前記モード切換信号が第2レベルのときは、前
記入力レベル変換増幅器の利得を前記第2の変換利得に
設定する入力レベル設定回路とを有することを特徴とす
る。
【0008】請求項3記載の自動出力制御回路は、前記
出力検出手段が、前記信号増幅手段の出力信号を前記第
1の分波利得で分波する第1の分波部と、前記出力信号
を前記第2の分波利得で分波する第2の分波部と、前記
モード切換信号が第1のレベルのとき、前記第1の分波
部からの信号を検波して前記出力検出信号を生成し、ま
た前記モード切換信号が第2のレベルのとき動作停止す
る第1の検波部と、前記モード切換信号が第2のレベル
のとき、前記第2の分波部からの信号を検波して前記出
力検出信号を生成し、また前記モード切換信号が第1レ
ベルのとき動作停止する第2の検波部とを有することを
特徴とする。
【0009】請求項4記載の自動出力制御回路は、請求
項3において、前記第1の分波部は、前記出力信号を分
波する第1の方向性結合器を有し、前記第2の分波部
は、前記出力信号を分波する第2の方向性結合器と、前
記第2の方向性結合器からの分波信号を増幅する分波レ
ベル変換増幅器とを有し、前記第1の検波部は、前記第
1の分波部からの信号が入力される第1の検波ダイオー
ドと、前記モード切換信号が第1のレベルのとき、前記
第1の検波ダイオード信号を順方向バイアスし、また前
記モード切換信号が第2のレベルのとき、前記第1の検
波ダイオード信号を逆方向バイアスする第1のバイアス
設定回路とを有し、前記第2の検波部は、前記分波レベ
ル変換増幅器からの信号が入力される第2の検波ダイオ
ードと、前記モード切換信号が第1のレベルのとき、前
記第2の検波ダイオードを逆方向バイアスし、また前記
モード切換信号が第2のレベルのとき、前記第2の検波
ダイオードを順方向バイアスする第2のバイアス設定回
路とを有することを特徴とする。
【0010】請求項5記載の自動出力制御回路は、前記
出力検出手段が、前記信号増幅手段の出力信号を前記第
1の分波利得で分波する第1の分波部と、前記出力信号
を前記第2の分波利得で分波する第2の分波部と、前記
モード切換信号が第1レベルのときは、前記第1の分波
部からの信号を検波し、また前記モード切換信号が第2
レベルのときは、前記第2の分波部からの信号を検波す
る検波部とを有することを特徴とする。
【0011】請求項6記載の自動出力制御回路は、請求
項5において、前記第1の分波部は、前記出力信号を分
波する第1の方向性結合器を有し、前記第2の分波部
は、前記出力信号を分波する第2の方向性結合器と、前
記第2の方向性結合器からの分波信号を増幅する増幅器
とを有し、前記検波部は、検波ダイオードと、前記モー
ド切換信号が第1レベルのときは、前記第1の分波部か
らの信号を選択して前記検波ダイオードに入力し、また
前記モード切換信号が第2レベルのときは、前記第2の
分波部からの信号を選択して前記検波ダイオードに入力
する入力選択回路とを有することを特徴とする。
【0012】請求項7記載の自動出力制御回路は、前記
出力検出手段が、前記モード切換信号が第1レベルのと
きは、前記電力増幅部の出力信号を前記第1の分波利得
で分波し、また前記モード切換信号が第2レベルのとき
は、前記出力信号を前記第2の分波利得で分波する分波
部と、前記分波部からの信号を検波する検波部とを有す
ることを特徴とする。
【0013】請求項8記載の自動出力制御回路は、請求
項7において、前記分波部は、前記出力信号を分波する
方向性結合器と、前記可変利得増幅部の前段に設けら
れ、制御電極に印加される電圧レベルに応じた利得で前
記方向結合器からの信号を増幅する分波レベル変換増幅
器と、前記制御電極に印加する電圧レベルを変えること
により、前記モード切換信号が第1レベルのときは、前
記方向性結合器との合成分波利得が前記第1の分波利得
になるように、前記分波レベル変換増幅器の利得を設定
し、また前記モード切換信号が第2レベルのときは、前
記合成分波利得が前記第2の分波利得となるように、前
記分波レベル変換増幅器の利得を設定する分波レベル設
定回路とを有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
自動出力制御回路である。この自動出力制御回路は、E
IA IS−94A規格に準拠する移動無線機に搭載さ
れる。図1に示す自動出力制御回路は、入力レベル変換
部1と、可変利得増幅部2と、第1分波部3と、第2分
波部4と、第1検波部5と、第2検波部6と、増幅利得
制御手段7と、バンドパスフィルタ11と、アンテナ1
2とを有する。
【0015】入力レベル変換部1は、入力レベル変換増
幅器PW1と、抵抗R1およびR2と、スイッチSW1
とを有し、回路の入力端子INに入力された信号vinを
レベル変換する。スイッチSW1は、直流電源VDDに接
続する主端子1aと、主端子1bと、移動無線機の制御
部(図示せず)からのモード切換信号VMTが入力される
制御端子1cと、npn型トランジスタTr1と、pn
p型トランジスタTr1と、バイアス抵抗R3〜R6と
を有し、モード切換信号VMTが”H”レベルのとき、主
端子間を短絡させ、またモード切換信号VMTが”L”レ
ベルのとき、主端子間を開放する。トランジスタTr1
において、ベース電極は抵抗R3を介して制御端子1c
に接続され、ベース電極とエミッタ電極間の間には抵抗
R4が設けられ、エミッタ電極は接地されている。トラ
ンジスタTr2において、ベース電極は、抵抗R5を介
してトランジスタTr1のコレクタ電極に接続され、ベ
ース電極とエミッタ電極間の間には抵抗R6が設けら
れ、またエミッタ電極は主端子1aに接続され、コレク
タ電極は主端子1bに接続されている。
【0016】入力レベル変換増幅器PW1は、回路の信
号入力端子INに接続する入力電極1dと、出力電極1
eと、制御電極1fとを有し、制御電極1fに印加され
た電圧に応じた利得で入力信号vinを増幅する(印加電
圧が大きいほど利得は大きくなるものとする)。また、
抵抗R1は制御電極1fと直流電源VDDとの間に挿入さ
れており、抵抗R2は制御電極1fとスイッチSW1の
主端子端子1bとの間に挿入されている。スイッチSW
1の開放時に制御電極1fに印加される電圧は、スイッ
チSW1の導通時に制御電極1fに印加される電圧より
も小さくなり、従って、増幅器PW1の増幅利得は、ス
イッチSW1の導通時よりスイッチSW1の開放時のほ
うが小さくなる。この入力レベル変換増幅器PW1の増
幅利得は、入力レベル変換部1の変換利得となり、スイ
ッチSW1の導通時の増幅利得は第1の変換利得に対応
し、スイッチSW1の開放時の増幅利得は第2の変換利
得に対応する。ここでは、第2の変換利得が第1の変換
利得よりも15[dB]程度小さくなるように、抵抗R
1およびR2の値を設定する。尚、スイッチSW1と抵
抗R1およびR2とは、モード切換信号VMTが”H”レ
ベルのとき、増幅器PW1の増幅利得を第1の変換利得
に設定し、モード切換信号VMTが”L”レベルのとき、
増幅器PW1の増幅利得を第2の変換利得に設定する入
力レベル設定回路を構成している。
【0017】可変利得増幅部2は、直列接続された可変
利得増幅器PW2およびPW3を有する。それぞれの可
変利得増幅器は、入力電極と出力電極と制御電極とを有
し、制御電極に印加された電圧に応じた利得で入力信号
を増幅する(印加電圧が大きいほど利得は大きくなるも
のとする)。可変利得増幅器PW2の入力電極は入力レ
ベル変換増幅器PW1の出力電極1eに接続され、可変
利得増幅器PW2の出力電極と可変利得増幅器PW3の
入力電極とが接続されている。可変利得増幅器PW2お
よびPW3の制御電極は共通接続され、この共通接続さ
れた制御電極には利得制御電圧Vcontが入力される。
尚、入力レベル変換部1と可変利得増幅部2は、信号増
幅手段を構成する。
【0018】第1分波部3は、方向性結合器DCP1
と、カップリングコンデンサC1とを有し、利得可変増
幅部2の出力信号を第1の分波利得で分波する。また、
第2分波部4は、方向性結合器DCP2とカップリング
コンデンサC2と、分波レベル変換増幅器PW4とを有
し、利得可変増幅部2の出力信号を第2の分波利得で分
波する。方向性結合器DCP1およびDCP2は、スト
リップラインからなる主伝送路と副伝送路を近接配置し
て副伝送路の一端を終端し、主伝送路に入力された信号
を副伝送路に分波し、分波信号が副伝送路の一方向に伝
搬するようにしたものである。方向性結合器DCP1と
DCP2の主伝送路Mは一体型となっており、主伝送路
Mの信号入力側4aは、可変利得増幅器PW3の出力電
極に接続され、信号出力側4aはバンドパスフィルタ1
1に接続されている。尚、この主伝送路Mにおける信号
損失は無視できる。方向性結合器DCP1は、主伝送路
Mと、副伝送路S1と、副伝送路S1の一端を終端する
抵抗R7とを有し、副伝送路S1の非終端側から分波信
号を出力する。副伝送路S1の非終端側は、コンデンサ
C1を介して、第1分波部3の分波信号出力端子3bに
接続される。また、方向性結合器DCP2は、主伝送路
Mと、副伝送路S2と、副伝送路S2の一端を終端する
抵抗R8とを有する。副伝送路S2の非終端側は、コン
デンサC2を介して、分波レベル変換増幅器PW4の入
力電極に接続されている。ここでは、方向性結合器DC
P1の結合度(DCP1の分波利得)を−15[dB]
程度に設定し、方向性結合器DCP2の結合度(DCP
2の分波利得)を−30[dB]程度に設定する。
【0019】分波レベル変換増幅器PW4は、上記の入
力電極と、第2分波部4の分波信号出力端子4bに接続
された出力電極と、制御電極4cとを有し、制御電極4
cに電圧が印加されているとき、所定の利得で入力信号
を増幅し、制御電極4cに電圧が印加されていないとき
は動作停止する。ここでは、分波レベル変換増幅器PW
4の動作時の増幅利得を30[dB]程度に設定する。
方向性結合器DCP2と分波レベル変換増幅器PW4の
合成分波利得は、第2の分波利得となり、ここでは0
[dB]程度である。また、方向性結合器DCP1の分
波利得は、第1の分波利得となり、ここでは−15[d
B]程度である。
【0020】第1検波部5は、検波ダイオードD1と、
スイッチSW2と、抵抗R9および10と、コンデンサ
C3およびC4とを有し、モード切換信号VMTが”H”
レベルのとき、第1分波部3からの分波信号を検波して
出力検出電圧Vdtc を生成し、この出力検出電圧Vdtc
を出力端子D−OUTから出力し、またモード切換信号
VMTが”L”レベルのとき動作停止する。また、第2検
波部6は、検波ダイオードD2と、スイッチSW3と、
抵抗R10および11と、コンデンサC4とを有し、モ
ード切換信号VMTが”L”レベルのとき、第2分波部4
からの分波信号を検波して出力検出電圧Vdtc を生成
し、この出力検出電圧Vdtc を出力端子D−OUTから
出力し、またモード切換信号VMTが”H”レベルのとき
動作停止する。すなわち第1検波部5と第2検波部6と
は、抵抗10とコンデンサC4とを共有し、さらに出力
端子D−OUTを共有している。
【0021】スイッチSW2は、直流電源VDDに接続す
る主端子5aと、主端子5bと、モード切換信号VMTが
入力される制御端子5cと、npn型トランジスタTr
3と、pnp型トランジスタTr4と、バイアス抵抗R
12〜R15とを有し、モード切換信号VMTが”H”レ
ベルのとき主端子間を短絡させ、モード切換信号VMT
が”L”レベルのとき主端子間を開放する。トランジス
タTr3において、ベース電極は抵抗R12を介して制
御端子5cに接続され、ベース電極とエミッタ電極間の
間には抵抗R13が設けられ、エミッタ電極は接地され
ている。トランジスタTr4において、ベース電極は、
抵抗R14を介してトランジスタTr3のコレクタ電極
に接続され、ベース電極とエミッタ電極間の間には抵抗
R15が設けられ、またエミッタ電極は主端子5aに接
続され、コレクタ電極は主端子5bに接続されている。
【0022】スイッチSW3は、直流電源VDDに接続す
る主端子6aと、主端子6bと、モード切換信号VMT
が入力される制御端子6cと、pnp型トランジスタT
r5と、バイアス抵抗R16とを有し、モード切換信号
VMTが”H”レベルのとき主端子間を開放し、モード切
換信号VMTが”L”レベルのとき主端子間を短絡させ
る。トランジスタTr5において、ベース電極は制御端
子6cに接続され、ベース電極とエミッタ電極間の間に
は抵抗R16が設けられ、またエミッタ電極は主端子6
aに接続され、コレクタ電極は主端子6bに接続されて
いる。
【0023】スイッチSW2の主端子5bは、バイパス
コンデンサC3を介して接地されるとともに、バイアス
抵抗R9を介して検波ダイオードD1のアノード電極に
接続されており、検波ダイオードD1のアノード電極は
さらに分波信号出力端子3bに接続されている。また、
スイッチSW3の主端子6bは、分波レベル変換増幅器
PW4の制御電極4cに接続されるとともに、バイアス
抵抗R11を介して検波ダイオードD2のアノード電極
に接続されており、検波ダイオードD2のアノード電極
はさらに分波信号出力端子4bに接続されている。検波
ダイオードD1とD2のカソード電極は共通接続されて
検出信号出力端子D−OUTに接続されており、さらに
この共通接続されたカソード電極は、コンデンサC4お
よび抵抗R10によって接地されている。検波ダイオー
ドD1とコンデンサC4と抵抗R10とは、第1検波部
5においてピーク検波回路を構成しており、また検波ダ
イオードD2とコンデンサC4と抵抗R10とは、第2
検波部6においてピーク検波回路を構成している。尚、
スイッチSW2は、第1のバイアス設定回路に相当し、
モード切換信号VMTが”H”レベルのとき検波ダイオー
ドD1を順方向バイアスし、モード切換信号VMTが”
L”レベルのとき検波ダイオードD1を逆方向バイアス
する。また、スイッチSW3は、第2のバイアス設定回
路に相当し、モード切換信号VMTが”H”レベルのとき
検波ダイオードD2を逆方向バイアスし、モード切換信
号VMTが”L”レベルのとき検波ダイオードD2を順方
向バイアスする。また、第1分波部3、第2分波部4、
第1検波部5、および第2検波部6は、出力検出手段を
構成している。
【0024】増幅利得制御手段7は、反転入力電極が第
1検波部4および第2検波部6の共通出力端子D−OU
Tに接続され、非反転入力電極に基準電圧Vref が印加
され、出力電極が可変利得増幅器PW2およびPW3の
制御電極に接続されたオペアンプOPを有し、出力検出
電圧Vdtc と基準電圧Vref の差分電圧に応じた利得制
御電圧Vcontを可変利得増幅部2に供給する。
【0025】次に、図1に示す自動出力制御回路回路の
動作について説明する。回路の入力端子INに入力され
た信号vinは、入力レベル増幅器PW1によりレベル変
換され、可変利得増幅器PW2およびPW3によって電
力増幅され、第2分波部4および第1分波部5の主伝送
路Mを通過し、バンドパスフィルタ11によって不要帯
域成分を除去されて、アンテナ12から放射される。こ
の自動出力制御回路には、−28〜−8[dB]送信時
の通常送信出力制御モードと、−40〜−32[dB]
送信時の低送信出力制御モードの2つの制御モードがあ
り、制御モードはモード切換信号VMTにより切り換えら
れる。すなわち、モード切換信号VMTが”H”レベルの
ときは通常送信出力制御モードで動作し、モード切換信
号VMTが”L”レベルのときは低送信出力制御モードで
動作する。
【0026】まず、通常送信出力制御モード時の動作に
ついて説明する。モード切換信号VMTは、”H”レベル
となるので、トランジスタTr1およびTr2がON
し、スイッチSW1は導通する。同様にトランジスタT
r3およびTr4もONし、スイッチSW2も導通す
る。また、スイッチSW3は、トランジスタTr5がO
FFするので開放となる。
【0027】入力レベル変換部1においては、スイッチ
SW1が導通しており、直流電源電圧VDDを抵抗R1と
R2の並列抵抗で降圧させた電圧が増幅器PW1の制御
電極1fに印加されるので、増幅器PW1は、第1の変
換利得で入力信号vinを増幅する。
【0028】第1分波部5においては、スイッチSW2
が導通しているので、直流電源電圧VDDがバイアス抵抗
R9を介して検波ダイオードD1のアノード電極に供給
され、検波ダイオードD1は順方向バイアスされる。ま
た、第2分波部6においては、スイッチSW3が非導通
なので、検波ダイオードD2にはバイアス電圧が供給さ
れず、検波ダイオードD2は逆方向バイアスされる。
尚、このとき、第2検波部4の分波レベル変換増幅器P
W4の制御電極4cには電圧が供給されず、増幅器PW
4は動作停止している。
【0029】従って、通常送信出力制御モードにおいて
は、第1分波部3からの分波信号が第1検波部5により
検波されて出力検出電圧Vdtc が生成される。第1分波
部3において、方向性結合器DCP1は、可変増幅部2
の出力信号を主伝送路Mから副伝送路S1に分波し、こ
の分波信号をコンデンサC1を介して検波ダイオードD
1のアノード電極へ出力する。この分波信号は、可変増
幅部2の出力信号に対して15[dB]程度減衰したも
のとなる。
【0030】第1検波部5は、上記の分波信号を検波ダ
イオードD1とコンデンサC4と抵抗R5からなる検波
回路によりピーク検波することにより、出力検出電圧V
dtcを生成する。この出力検出電圧Vdtc は、オペアン
プOPの反転入力端子に入力され、オペアンプOPは、
出力検出電圧Vdtc と基準電圧Vref の差分電圧に応じ
た利得制御電圧Vcontを可変利得増幅器PW2およびP
W3の制御電極に供給する。これにより、可変利得増幅
部2の出力信号レベルは、所望の規格値に(−28〜−
8[dB])に制御される。尚、このとき、可変利得増
幅部2の増幅利得は、最小に設定されることはなく、ま
た検波ダイオードD1に入力される分波信号は、温度変
化に対する出力変動規格(−30[℃]〜+60[℃]
で公称値+2/−4[dB])を満足できるレベルであ
ることは言うまでもない。
【0031】次に、低送信出力制御モード時(−32〜
−40[dB]送信時)の動作について説明する。モー
ド切換信号VMTは、”L”レベルとなり、トランジスタ
Tr1およびTr2がOFFするので、スイッチSW1
は開放となる。同様に、トランジスタTr3およびTr
4もOFFするので、スイッチSW2も開放となる。ま
たスイッチSW3は、トランジスタTr5がONするの
で導通する。
【0032】入力レベル変換部1においては、スイッチ
SW1が導通しており、直流電源電圧VDDを抵抗R1
(この抵抗値は抵抗R1とR2の並列抵抗値より大き
い)により降圧させた電圧が増幅器PW1の制御電極1
fに印加されるので、増幅器PW1は、通常送信出力制
御モード時の第1の変換利得より15[dB]程小さな
第2の変換利得で、入力信号vinを増幅する。
【0033】第1分波部5においては、スイッチSW2
が開放なので、検波ダイオードD1にはバイアス電圧が
供給されず、検波ダイオードD1は逆方向バイアスされ
る。また、第2分波部6においては、スイッチSW3が
導通しているので、直流電源電圧VDDがバイアス抵抗R
11を介して検波ダイオードD2のアノード電極に供給
され、検波ダイオードD2は順方向バイアスされる。ま
た、このとき、第2検波部4の分波レベル変換増幅器P
W4の制御電極4cには直流電源電圧VDDが供給され、
増幅器PW4は動作している。
【0034】従って、低送信出力制御モードにおいて
は、第2分波部4からの分波信号が第2検波部6により
検波されて出力検出電圧Vdtc が生成される。第2分波
部6において、方向性結合器DCP2は、可変増幅部2
の出力信号を主伝送路Mから副伝送路S2に分波し、こ
の分波信号をコンデンサC2を介して分波レベル変換増
幅器PW4に入力し、分波レベル変換増幅器PW4は上
記の分波信号を増幅して検波ダイオードD2のアノード
電極へ出力する。方向性結合器DCP2から出力された
分波信号は可変増幅部2の出力信号に対して30[d
B]程度減衰したものとなるが、これを増幅器PW4で
30[dB]程度増幅するので、検波ダイオードD2へ
出力される分波信号は、可変増幅部2の出力信号と同程
度のレベルを有するものとなる。またこの分波信号は通
常送信出力制御モードにおける分波信号と同等のレベル
となる(分波利得は低送信出力制御モード時のほうが1
5[dB]程度大きいが、可変増幅部2の出力信号のレ
ベルは、増幅器PW1が第2の変換利得に設定されるた
め、低送信出力制御モード時のほうが15[dB]程度
小さくなる)。
【0035】第2検波部6は、上記の分波信号を検波ダ
イオードD2とコンデンサC4と抵抗R5からなる検波
回路によりピーク検波することにより、出力検出電圧V
dtcを生成する。この出力検出電圧Vdtc は、オペアン
プOPの反転入力端子に入力され、オペアンプOPは、
出力検出電圧Vdtc と基準電圧Vref の差分電圧に応じ
た利得制御電圧Vcontを可変利得増幅器PW2およびP
W3の制御電極に供給する。
【0036】このとき、検波ダイオードD2に入力され
る分波信号は、上記したように、通常送信出力制御モー
ド時と同等のレベルとなるので、温度変化に対する出力
変動規格(−30[℃]〜+60[℃]で公称値+2/
−6[dB])を満足できるレベルである。また、増幅
器PW1により可変利得増幅部2への入力信号レベルを
通常送信出力制御モード時よりも小さくしているので、
可変利得増幅部2の増幅利得を通常送信出力制御モード
時と同じ程度に設定しても、可変利得増幅部2の出力信
号レベルを所望の規格値に(−40〜−32[dB])
に制御することができる。
【0037】このように上記実施の形態によれば、可変
利得増幅部2の前段に、送信出力制御モードに応じて入
力信号をレベル変換する入力レベル変換部1を設け、ま
た送信出力制御モードごとに、分波利得の異なる2つの
分波部を設けたことにより、−40〜−8[dB]とい
う広い送信出力範囲で、かつ規格値を満たす小さな出力
レベル温度変動で、送信出力レベルを制御することがで
きる。
【0038】尚、上記実施の形態においては、出力検出
手段を2つの分波部と2つの検波部により構成したが、
図2に示すように、1つの分波部と1つの検波部で構成
しても良い。図2に示す自動制御回路は、図1におい
て、第1分波部3および第2分波部4に替えて分波部2
1を設け、また第1検波部5および第2検波部6に替え
て検波部22を設けたものであり、分波部21と検波部
22とにより出力検出手段を構成する。
【0039】分波部21は、方向性結合器DCP3と、
カップリングコンデンサC5と、分波レベル変換増幅器
PW5と、スイッチSW4と、抵抗R17およびR18
とを有し、モード切換信号VMTが”H”レベルのとき、
可変利得増幅部2からの出力信号を第1の分波利得で分
波し、またモード切換信号VMTが”L”レベルのとき、
可変利得増幅部2からの出力信号を第2の分波利得で分
波する。方向性結合器DCP3の結合度は、ここでは−
30[dB]程度とする。
【0040】スイッチSW4はスイッチSW1と同じ構
成であり、また分波レベル変換増幅器PW5は入力レベ
ル変換増幅器PW1と同じ構成である(ただし、制御電
極に印加される電圧が大きいほど利得は小さくなるもの
とする)。ここでは、増幅器PW5の増幅利得が、スイ
ッチSW4の導通時に15[dB]程度となり、スイッ
チSW4の開放時に30[dB]程度となるように、抵
抗R17およびR18の値を設定する。尚、スイッチS
W4と抵抗R17およびR18とは、分波レベル設定回
路を構成しており、モード切換信号VMTが”H”レベル
のとき、方向結合器DCP3との合成分波利得が第1の
分波利得となるように、増幅器PW5の利得を設定し、
モード切換信号VMTが”L”レベルのとき、上記の合成
分波利得が第2の分波利得となるように、増幅器PW5
の利得を設定する。
【0041】検波部22は、検波ダイオードD3と、抵
抗R19およびR20と、コンデンサC6およびC7と
を有する。検波ダイオードD3は常に順方向バイアスさ
れている。検波ダイオードD3と抵抗R20とコンデン
サC7とは検波回路を構成し、検波ダイオードD3のア
ノード電極に入力される増幅器PW5からの信号を検波
することにより、出力検出電圧Vdtc を生成する。
【0042】さらに、出力検出手段を2つの分波分波部
と1つの検波部により構成しても良い。例えば、図1に
示す第1分波部3および第2分波部4と、モード切換信
号VMTが”H”レベルのとき、第1分波部3からの信号
を選択して検波回路に入力し、またモード切換信号VMT
が”L”レベルのとき、第2分波部4からの信号を選択
して検波回路に入力する入力選択回路を有する検波部と
を用いた構成としても良い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、可変利得増幅部の
前段に、モード切換信号に応じて入力信号をレベル変換
する入力レベル変換部を設けて可変利得増幅部の出力レ
ンジを広げ、またモード切換信号に応じて異なる分波利
得で可変利得増幅部の出力信号を分波することにより、
出力信号レベルにかかわらず分波信号のレベルを所定値
以上に保って出力検出信号の温度変動を抑制することが
できるので、出力制御レンジが広く、かつ温度変動が小
さい出力制御が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す自動出力制御回路で
ある。
【図2】本発明の別の実施の形態を示す自動出力制御回
路である。
【図3】従来の自動出力制御回路の一例である。
【符号の説明】
1 入力レベル変換部、2 可変利得増幅部、3 第1
分波部、4 第2分波部、5 第1検波部、7 増幅利
得制御手段、21 分波部、22 検波部、PW1〜P
W5 増幅器、SW1〜SW4 スイッチ、DCP1〜
DCP3 方向性結合器、OP オペアンプ、Tr1〜
Tr5 トランジスタ、R1〜R20抵抗、M 主伝送
路、S1、S2 副伝送路、C1〜C7 コンデンサ、
D1〜D3 検波ダイオード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利得制御信号のレベルに応じた増幅利得
    で信号を増幅する可変利得増幅部を有する信号増幅手段
    と、 前記信号増幅手段からの出力信号を分波し、この分波信
    号を検波することにより、出力検出信号を生成する出力
    検出手段と、 前記出力検出信号と外部入力される基準信号のレベル差
    に応じた利得制御信号を前記信号増幅手段に供給する増
    幅利得制御手段とを備え、 前記信号増幅手段は、 外部入力されるモード切換信号が第1レベルのとき、第
    1の変換利得で外部入力信号をレベル変換し、また前記
    モード切換信号が第2レベルのとき、第2の変換利得で
    前記外部入力信号をレベル変換する入力レベル変換部を
    有し、 前記入力レベル変換部からの信号を前記可変利得増幅部
    によって増幅するものであり、 前記出力検出手段は、 前記モード切換信号が第1レベルのときは、第1の分波
    利得で前記出力信号を分波し、また前記モード切換信号
    が第2のレベルのときは、第2の分波利得で前記出力信
    号を分波するものであることを特徴とする自動出力制御
    回路。
  2. 【請求項2】 前記入力レベル変換部は、 前記可変利得増幅部の前段に設けられ、制御電極に印加
    される電圧レベルに応じた利得で前記外部入力信号を増
    幅する入力レベル変換増幅器と、 前記制御電極に印加する電圧レベルを変えることによ
    り、前記モード切換信号が第1レベルのときは、前記入
    力レベル変換増幅器の利得を前記第1の変換利得に設定
    し、また前記モード切換信号が第2レベルのときは、前
    記入力レベル変換増幅器の利得を前記第2の変換利得に
    設定する入力レベル設定回路とを有することを特徴とす
    る請求項1記載の自動出力制御回路。
  3. 【請求項3】 前記出力検出手段は、 前記信号増幅手段の出力信号を前記第1の分波利得で分
    波する第1の分波部と、 前記出力信号を前記第2の分波利得で分波する第2の分
    波部と、 前記モード切換信号が第1のレベルのとき、前記第1の
    分波部からの信号を検波して前記出力検出信号を生成
    し、また前記モード切換信号が第2のレベルのとき動作
    停止する第1の検波部と、 前記モード切換信号が第2のレベルのとき、前記第2の
    分波部からの信号を検波して前記出力検出信号を生成
    し、また前記モード切換信号が第1レベルのとき動作停
    止する第2の検波部とを有することを特徴とする請求項
    1記載の自動出力制御回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の分波部は、 前記出力信号を分波する第1の方向性結合器を有し、 前記第2の分波部は、 前記出力信号を分波する第2の方向性結合器と、 前記第2の方向性結合器からの分波信号を増幅する分波
    レベル変換増幅器とを有し、 前記第1の検波部は、 前記第1の分波部からの信号が入力される第1の検波ダ
    イオードと、 前記モード切換信号が第1のレベルのとき、前記第1の
    検波ダイオード信号を順方向バイアスし、また前記モー
    ド切換信号が第2のレベルのとき、前記第1の検波ダイ
    オード信号を逆方向バイアスする第1のバイアス設定回
    路とを有し、 前記第2の検波部は、 前記分波レベル変換増幅器からの信号が入力される第2
    の検波ダイオードと、 前記モード切換信号が第1のレベルのとき、前記第2の
    検波ダイオードを逆方向バイアスし、また前記モード切
    換信号が第2のレベルのとき、前記第2の検波ダイオー
    ドを順方向バイアスする第2のバイアス設定回路とを有
    することを特徴とする請求項3記載の自動出力制御回
    路。
  5. 【請求項5】 前記出力検出手段は、 前記信号増幅手段の出力信号を前記第1の分波利得で分
    波する第1の分波部と、 前記出力信号を前記第2の分波利得で分波する第2の分
    波部と、 前記モード切換信号が第1レベルのときは、前記第1の
    分波部からの信号を検波し、また前記モード切換信号が
    第2レベルのときは、前記第2の分波部からの信号を検
    波する検波部とを有することを特徴とする請求項1記載
    の自動出力制御回路。
  6. 【請求項6】 前記第1の分波部は、 前記出力信号を分波する第1の方向性結合器を有し、 前記第2の分波部は、 前記出力信号を分波する第2の方向性結合器と、 前記第2の方向性結合器からの分波信号を増幅する増幅
    器とを有し、 前記検波部は、 検波ダイオードと、 前記モード切換信号が第1レベルのときは、前記第1の
    分波部からの信号を選択して前記検波ダイオードに入力
    し、また前記モード切換信号が第2レベルのときは、前
    記第2の分波部からの信号を選択して前記検波ダイオー
    ドに入力する入力選択回路とを有することを特徴とする
    請求項5記載の自動出力制御回路。
  7. 【請求項7】 前記出力検出手段は、 前記モード切換信号が第1レベルのときは、前記電力増
    幅部の出力信号を前記第1の分波利得で分波し、また前
    記モード切換信号が第2レベルのときは、前記出力信号
    を前記第2の分波利得で分波する分波部と、 前記分波部からの信号を検波する検波部とを有すること
    を特徴とする請求項1記載の自動出力制御回路。
  8. 【請求項8】 前記分波部は、 前記出力信号を分波する方向性結合器と、 前記可変利得増幅部の前段に設けられ、制御電極に印加
    される電圧レベルに応じた利得で前記方向結合器からの
    信号を増幅する分波レベル変換増幅器と、 前記制御電極に印加する電圧レベルを変えることによ
    り、前記モード切換信号が第1レベルのときは、前記方
    向性結合器との合成分波利得が前記第1の分波利得にな
    るように、前記分波レベル変換増幅器の利得を設定し、
    また前記モード切換信号が第2レベルのときは、前記合
    成分波利得が前記第2の分波利得となるように、前記分
    波レベル変換増幅器の利得を設定する分波レベル設定回
    路とを有することを特徴とする請求項7記載の自動出力
    制御回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003009481A1 (fr) * 2001-07-17 2003-01-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Unite de commande de la puissance d'emission
US6625429B1 (en) 1999-07-02 2003-09-23 Nec Corporation Mobile radio communication apparatus
US6754476B1 (en) 1999-02-11 2004-06-22 Daimlerchrysler Ag Transportable radio transmitter, especially a remote

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