JPH10145135A - マイクロストリップアンテナ - Google Patents

マイクロストリップアンテナ

Info

Publication number
JPH10145135A
JPH10145135A JP31867196A JP31867196A JPH10145135A JP H10145135 A JPH10145135 A JP H10145135A JP 31867196 A JP31867196 A JP 31867196A JP 31867196 A JP31867196 A JP 31867196A JP H10145135 A JPH10145135 A JP H10145135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
antenna element
members
microstrip
dielectric substrates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31867196A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Watanabe
智之 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority to JP31867196A priority Critical patent/JPH10145135A/ja
Publication of JPH10145135A publication Critical patent/JPH10145135A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な形状のマイクロストリップアンテナを
製造する場合、所望の形状を有するアンテナの金型を製
作する必要があり、製造コストに問題があった。 【解決手段】 マイクロストリップアンテナは、所望の
特性を得るために1枚のアンテナエレメントと誘電体基
板とからなるマイクロストリップアンテナの前記アンテ
ナエレメントの面積、誘電体基板の厚み及び比誘電率を
求め、該求めた諸条件の1枚のマイクロストリップアン
テナをn分割して得たアンテナ素子部材をn個接続する
ことにより、所望の特性のマイクロストリップアンテナ
を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロストリップアン
テナに関し、特に複雑な形状のマイクロストリップアン
テナの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星を介して送受信を行う装置等
においては、一般的に製作が容易である等の利点からマ
イクロストリップアンテナが用いられることが多い。図
3(a)は、従来のマイクロストリップアンテナの構成
を示したものであり、誘電体基板1上に所望の形状のア
ンテナエレメント2を設け、更に該誘電体基板1の裏面
に接地導体やマイクロストリップライン等による給電回
路等3を設けている。一般には前記アンテナエレメント
2の裏面から給電を行う構成となっている。また、アン
テナの利用目的に応じて、例えば、航空機の機体にアン
テナを取り付ける場合には、航空機の空力特性の要求を
満足するようアンテナが突出することによる空気抵抗を
減少させるために、図3(b)に示したように誘電体基
板1及びアンテナエレメント2を航空機の機体外壁面に
ほぼ一致した曲率を持つ形状に構成したアンテナが用い
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年
は、その要求の多様化から図3(a)に示したように単
純な形状のマイクロストリップアンテナのみならず、図
3(b)に示した形状、またそれより複雑な形状(外
形)のマイクロストリップアンテナへの需要が高まりつ
つある。このような場合、所望の形状の誘電体基板を形
成するための金型を製作する必要があるが、複雑な形状
なものほど製造数量が少ないという傾向があり、量産し
ないものについては金型の製作費用等がかさみ高コスト
とならざるを得ないという問題点を有していた。そこで
本発明に係るマイクロストリップアンテナは、上述した
ような従来の問題点を除去するものであって、複雑な形
状のものであっても、安価に製造することができるマイ
クロストリップアンテナを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載のマイクロストリップアンテ
ナは、所望の特性を得るために1枚のアンテナエレメン
トと誘電体基板とからなるマイクロストリップアンテナ
の前記アンテナエレメントの面積、誘電体基板の厚み及
び比誘電率を求め、該求めた諸条件の1枚のマイクロス
トリップアンテナをn分割して得たアンテナ素子部材を
n個接続することにより、所望の特性のマイクロストリ
ップアンテナを得たことを特徴とする。本発明の請求項
2記載のマイクロストリップアンテナは、前記n個のア
ンテナ素子部材のアンテナエレメント部分を接続する部
材は該アンテナエレメントを構成する部材と同一であ
り、且つ前記n個のアンテナ素子部材の誘電体基板を接
続する部材は該誘電体基板を構成する部材と同一とした
ことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した形態例に基づ
いて本発明に係るマイクロストリップアンテナを詳細に
説明する。図1は、本発明に係るマイクロストリップア
ンテナの形態例を示した分解斜視図である。10及び1
2はアンテナ素子部材であり、各アンテナ素子部材は誘
電体基板14、導電性部材によるアンテナエレメント1
6、接地導体を構成する導電性物質18とからなる。こ
のように構成したアンテナ素子部材10、12の誘電体
基板14a、14bの端面15及び15を突き合わせ、
且つ各アンテナ素子部材10及び12のアンテナエレメ
ント16a、16b及びアース面の導電性物質18a、
18bを銅箔、半田等の導電性物質20にて接続すると
共に、誘電体基板14a、bの接合部分も該誘電体基板
を構成する部材と同一若しくは類似の部材にて接続する
と、図2に示す如く屋根型の形状をしたアンテナを構成
することができる。ここで、各アンテナ素子部材10、
12を構成にあたっては、1枚の誘電体基板及びアンテ
ナエレメントにてアンテナ素子を構成する場合におい
て、所望の特性を得るためのアンテナエレメント16の
面積及び誘電体基板14の比誘電率、厚み等を設計で求
め、その後、複数のアンテナ素子部材を接続した際に、
全体として前記設計で求めたアンテナエレメントの面積
及び誘電体基板の大きさ等になるように複数のアンテナ
素子部材に分割することにより得ることができる。この
ような構造のマイクロストリップアンテナを使用するこ
とにより、様々な形状のアンテナを得ることができ、ま
たこのように構成したマイクロストリップアンテナは、
同一平面基板で設計されたアンテナと同等の放射特性を
得ることができる。ただし、上記形態例ではアンテナエ
レメントの表面が互いに異なる方向に向いており、放射
パターンが広がるため、同一平面基板で構成したアンテ
ナと同一の放射パターンを得るためには、複数のアンテ
ナ素子部材で組立てた場合の放射パターンの変動を考慮
して同一平面基板で構成した場合のアンテナの諸条件を
決定する必要がある。尚、上記形態例においては2つの
アンテナ素子部材からなる屋根型のマイクロストリップ
アンテナを例に挙げて説明したが、これに限定するもの
ではなく、2以上のアンテナ素子部材を接続して任意の
形状に構成してもよいことは明かである。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のマ
イクロストリップアンテナは、複数個の平面状のアンテ
ナ素子部材のアンテナエレメント及びアース面を導電性
物質により接続して、一つのマイクロストリップアンテ
ナを構成するため、金型等を用いることなく任意の形状
に形成することができ、形状の自由度を高めることがで
きる。また、アンテナエレメントを任意の方向に向けて
構成することができるので、放射パターンを広くしたり
あるいは狭くしたりすることもできる。請求項2記載の
マイクロストリップアンテナは請求項1記載のマイクロ
ストリップアンテナにおいて、複数のアンテナ素子部材
を接続する際に用いる材料は、接続部分を構成する部材
と同一の部材としたため、複数のアンテナ素子部材によ
り構成したにも拘らず、一枚の平面基板でマイクロスト
リップを構成した場合の特性に限りなく近づけることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロストリップアンテナの形
態例を示した分解斜視図。
【図2】本発明に係るマイクロストリップアンテナのア
ンテナ素子部材を接続した後の形態例を示す斜視図。
【図3】(a)、(b)は従来のマイクロストリップア
ンテナの構成を示した図。
【符号の説明】
10、12・・・アンテナ素子部材、 14・・・誘電体基板、 15・・・誘電体基板端面、 16・・・アンテナエレメント、 18・・・アース面、 20・・・導電性物質。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の特性を得るために1枚のアンテナ
    エレメントと誘電体基板とからなるマイクロストリップ
    アンテナの前記アンテナエレメントの面積、誘電体基板
    の厚み及び比誘電率を求め、該求めた諸条件の1枚のマ
    イクロストリップアンテナをn分割して得たアンテナ素
    子部材をn個接続することにより、所望の特性のマイク
    ロストリップアンテナを得たことを特徴とするマイクロ
    ストリップアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記n個のアンテナ素子部材のアンテナ
    エレメント部分を接続する部材は該アンテナエレメント
    を構成する部材と実質的に同一であり、且つ前記n個の
    アンテナ素子部材の誘電体基板を接続する部材は該誘電
    体基板を構成する部材と実質的に同一としたことを特徴
    とする請求項1記載のマイクロストリップアンテナ。
JP31867196A 1996-11-14 1996-11-14 マイクロストリップアンテナ Pending JPH10145135A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31867196A JPH10145135A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 マイクロストリップアンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31867196A JPH10145135A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 マイクロストリップアンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10145135A true JPH10145135A (ja) 1998-05-29

Family

ID=18101737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31867196A Pending JPH10145135A (ja) 1996-11-14 1996-11-14 マイクロストリップアンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10145135A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005503049A (ja) * 2001-08-13 2005-01-27 モレックス インコーポレーテッド モジュール型二指向性アンテナ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005503049A (ja) * 2001-08-13 2005-01-27 モレックス インコーポレーテッド モジュール型二指向性アンテナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5444453A (en) Microstrip antenna structure having an air gap and method of constructing same
US4067016A (en) Dual notched/diagonally fed electric microstrip dipole antennas
US6094176A (en) Very compact and broadband planar log-periodic dipole array antenna
EP1598900A1 (en) Steerable-beam antenna device and a planar directional antenna
WO2011152988A1 (en) Droopy bowtie radiator with integrated balun
US7626555B2 (en) Antenna arrangement and method for making the same
EP1542315A1 (en) Ultra-wide band antenna having isotropic radiation pattern
KR20070047707A (ko) 안테나장치
KR20020093048A (ko) 빔 스캐닝용 평면 안테나
JPH10308627A (ja) 成形ビームアレイアンテナ
JP4089043B2 (ja) ビームスキャン用平面アンテナ
JPH06334421A (ja) 基板実装アンテナを有する無線通信製品
JP2008172697A (ja) 多周波共用マイクロストリップアンテナ
JPH10145135A (ja) マイクロストリップアンテナ
JPH11163625A (ja) スロットアンテナ及びアンテナアレイ
EP0855760A3 (en) Microstrip collinear antenna
JPH1131915A (ja) アンテナ及びアレイアンテナ
US20220359993A1 (en) Antenna device which is suitable for wireless communications according to a 5g network standard, rf transceiver containing an antenna device, and method for use in wireless communications according to a 5g network standard
JPH01135106A (ja) パッチアンテナ
EP1221181A1 (en) Feed structure for electromagnetic waveguides
JPH07183724A (ja) 成形ビームアンテナ
KR20020048358A (ko) 평면 역에프안테나를 이용한 소형 패치안테나
Hawatmeh et al. Embedded 6 GHz 3D-printed half-wave dipole antenna array
JPS63128803A (ja) マイクロストリツプアンテナの構造
JPH0368201A (ja) 誘電体アンテナ