JPH10143586A - Icカード - Google Patents

Icカード

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JPH10143586A
JPH10143586A JP30537296A JP30537296A JPH10143586A JP H10143586 A JPH10143586 A JP H10143586A JP 30537296 A JP30537296 A JP 30537296A JP 30537296 A JP30537296 A JP 30537296A JP H10143586 A JPH10143586 A JP H10143586A
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史幸 岩瀬
Takafumi Kobayashi
孝文 小林
Yoshitaka Sakai
義考 酒井
Osamu Tsuboi
治 坪井
Naoyuki Sugano
直行 菅野
Koji Imai
孝司 今井
Hiroyuki Kishimoto
博之 岸本
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NTT Data Group Corp
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N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード内部に格納される対象データに対する
不当なアクセスを確実に防止することができるICカー
ドを提供する。 【解決手段】 EEPROM15に、格納できる金額デ
ータの範囲を定める更新可能範囲の設定領域152を形
成する。内部CPUは、金額データの更新の際に、更新
予定の値がこの領域152に設定された更新可能範囲内
かどうかを自己チェックを行う。更新可能範囲のうち上
限値はカード発行者によって秘密裏に設定し、下限値は
カード所有者が設定するとともに、これらの設定につい
ては、不正なアクセスから防止するために、PIN照合
を経た後に特殊コマンドでしか実行できなくなるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばオフライン
の使用時における不当なデータの更新を防止し、それに
よって生じるカード発行者及びカード所有者のリスクを
軽減させることができるICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードの内部に、カード発行主体で
あるセンタシステム側で管理されている対象データ、例
えば金額等に相当するデータ(以下、金額データ)を格
納しておき、その金額データを用いてセンタシステム側
の了解を得ずに商品購入等を行う取引形態がある。この
ような取引形態をオフライン取引という。例えば、セン
タシステムとオンライン接続されているATM(automa
tic teller machine)等を用いて自己の銀行預金残高の
全部または一部に対応する金額データをICカードのメ
モリ領域に格納しておき、商品購入時には、店舗にある
オフライン端末を用いて上記金額データを逐次減算して
いく場合がオフライン取引に該当する。
【0003】このようなオフライン取引においては、I
Cカードに格納されている金額データと、センタシステ
ム側で管理している預金残高に相当する金額データとの
不一致による、カード発行者とカード所有者との間のト
ラブル発生を回避する手段を講じることが重要となる。
【0004】そこで、従来は、センタシステム側でIC
カードに格納できる金額データに上限を設けて金額デー
タの更新(増額)の際に一定の制限を課し、上記金額デ
ータの不一致を防止するような工夫が施されていた。図
7は、この場合のシーケンスチャートであり、ICカー
ド、ATMに設けられるカードリーダライタ(以下、R
/W)、及び、ATMにオンライン接続されているセン
タシステムにおける、それぞれの処理の流れを示すもの
である。
【0005】図7において、R/W(ATM)は、カー
ド挿入の検知を契機に(R21)所要のカード挿入後処
理を行った後、ICカードに対して現在値、すなわち現
在格納されている金額データの読出要求を行う(R2
2)。ICカードは、この要求の受信によって(K2
1)自己のメモリ領域から、現在格納されている金額デ
ータを読み出し、これをR/Wへ送信する(K22)。
ICカードから金額データを受信したR/Wは、この金
額データと増加予定額とを加算して変更値を演算し(R
23)、演算結果である変更値をセンタシステムに送信
する(R24)。つまり更新可能かどうかの問い合わせ
を行う。
【0006】センタシステムでは、変更値を受信する
と、当該ICカードの登録所有者について管理している
金額データ(以下、管理値)を検索し(C21)、存在
する場合はその管理値と受信した変更値とを比較する
(C22)。そして変更値が管理値以下であれば(C2
3:Yes)更新可能通知、変更値が管理値を越える場
合(C23:No)更新不可通知をそれぞれR/Wに送
る。
【0007】R/Wは、センタシステムからの通知が更
新可能通知の場合はその旨をICカード側に送り(R2
5)、更新不可通知の場合は更新不可表示を行って所定
のエラー処理を行う。
【0008】ICカードは、更新可能通知を確認する
と、金額データの現在値を更新するとともに(K23
2)。更新が正常終了した場合はその旨をR/Wに通知
する(K24)。この通知を受信したR/Wは、更新済
を表示し(R27)、必要処理が終了した場合は、当該
ICカードの排出制御を行う(R28)。これによりI
Cカードは排出され、更新された金額データに基づくオ
フライン取引が可能になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ICカ
ードに格納されている金額データを更新する場合、通常
は、常にセンタシステム側で管理されている金額データ
との整合性をチェックした上で更新の可否が行われるよ
うになっている。しかし、上記ICカードに対して行わ
れる金額データの更新手順を第三者が盗み、その手順を
実現する機能を搭載した不正なATMを作成してしまえ
ば、センタシステムへの問い合わせを行わなくともIC
カードの内部の金額データを一方的に更新することが可
能となってしまう。また、正規のカード所有者がICカ
ードを紛失ないし盗難にあった場合、それを取得した悪
意の第三者が更新可能な金額データの範囲内で設定金額
の増額や商品の購入等を繰り返すことが考えられる。
【0010】このように、従来のICカードを用いてオ
フライン取引を行う場合、カード所有者及びカード発行
者(あるいはシステム運用者)の双方にとって、危険性
のある取引形態となってしまう問題があった。このよう
な問題は、上記金額データのように、ICカードの内部
に格納される対象データの更新可否が、ICカードの外
部に存する装置の判断によって行われることに起因して
おり、同様の手法を採用する他のICカードシステムに
も共通に存していた。
【0011】そこで、本発明の課題は、カード内部に格
納される対象データの更新制限を徹底させ、該対象デー
タに対する不当なアクセスを確実に防止することができ
る、改良されたICカードを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、更新によってその値が増減する対象データ
を格納するためのデータ格納領域と、前記データ格納領
域に格納される対象データの更新可能範囲が設定された
設定領域と、前記データ格納領域に格納されている対象
データの現在値及び新規入力値に基づいて更新候補デー
タを生成するとともに、該更新候補データが前記設定領
域に設定された更新可能範囲内のときのみ前記データ格
納領域の更新を許容する第1のメモリ制御手段と、を有
するICカードを提供する。
【0013】また、更新によってその値が増減する対象
データを格納するためのデータ格納領域と、前記データ
格納領域に格納される対象データの更新可能範囲を設定
するための設定領域と、この設定領域に少なくとも一種
類の前記更新可能範囲を設定ないし更新する第2のメモ
リ制御手段とを有するICカードをも提供する。
【0014】上記各ICカードにおいて、前記更新可能
範囲は、例えば、少なくとも一方が固定値である更新上
限値と更新下限値との組、あるいは個別に設定及び更新
が可能な更新上限値と更新下限値との組により規定され
るものであり、また、前記データ格納領域に複数種別の
対象データの格納領域が形成される場合、個々の対象デ
ータの格納領域について規定されるものである。更新上
限値は、例えば対象データの値が累積され過ぎないよう
にするため、更新下限値は、対象データの値が低減され
過ぎないようにするための保全手法として用いることが
できる。
【0015】本発明の他のICカードは、カード外部よ
り入力される前記対象データの更新要求と前記更新可能
範囲の設定ないし更新要求とを識別するとともに、識別
結果に応じて異なる形態の認証処理を行う認証処理手段
をさらに有する。この認証処理手段は、好ましくは、前
記更新可能範囲の上限値及び下限値の設定ないし更新を
異なる権限IDに基づいて許容するように構成されるよ
うにする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明が適用さ
れるICカードの構成例を示す図である。このICカー
ド1は、カードリーダライタ(R/W)2との間のデー
タ入出力制御を行う入出力制御部(I/O)11、マイ
クロプロセッサ(CPU)12、ROM13、RAM1
4、及びEEPROM15を備えて構成される。
【0017】RAM14は、CPU12がプログラムを
実行するために使用するワーキングメモリであり、RO
M13は、少なくともCPU12が実行する制御プログ
ラムを格納するメモリである。
【0018】図2は、EEPROM15の内容説明図で
ある。本実施形態では、EEPROM15に、少なくと
も、アクセス権限IDである複数のPIN(Personal I
dentification Number:暗証番号)を格納するためのP
IN格納領域151と、対象データの一例である金額デ
ータの更新可能範囲を設定するための設定データ格納領
域152と、上記金額データの格納領域153とを形成
する。ここで用いる金額データは、金額等を表すデータ
であり、オフライン取引時の資金保留に際してその値が
増加し、商品購入等の支払いの際にその値が減少するデ
ータである。
【0019】PIN格納領域151には、カード発行者
用のPIN#1と正規のカード所有者用のPIN#2と
を設定しておく。設定データ格納領域152に設定され
る更新可能範囲は更新上限値と更新下限値との組から成
り、この更新上限値及び更新下限値は、それぞれ個別に
設定ないし更新(以下、この実施形態において設定等と
する)できるようになっている。例えば更新上限値はカ
ード発行者、更新下限値はカード所有者のみが設定等を
行えるようにする使い方が可能である。
【0020】なお、更新上限値と下限値の少なくとも一
方は、固定値としておくことも可能である。また、両方
とも固定値とすれば、少なくとも後述の認証処理手段の
構成を、より簡略化させることができる。
【0021】更新上限値と更新下限値は複数の組を設定
することができ、かつ各組の更新上限値と更新下限値に
は、複数の金額データ#1〜#nの各々の格納領域につ
いて個別に設定することができる。このようにすれば、
1枚のICカードで複数のサービスの提供を受ける場合
等に対応させることができる。図示の例では、更新上限
値Aと更新下限値Aの組に金額データ#1,更新上限値
Bと更新下限値Bの組に金額データ#2と金額データ#
3とが設定されている。
【0022】図3は、ROM13に格納された制御プロ
グラムに従ってCPU12が実現する機能ブロック構成
図である。この実施形態では、認証処理部120、コマ
ンド実行管理部121、上限値設定部122,下限値設
定部123、対象データ設定部124、データ比較処理
部125、演算処理部126、及びデータ更新処理部1
27を構築する。なお、ここでは、更新上限値及び更新
下限値が、それぞれ個別に更新等することができるもの
として説明する。
【0023】認証処理部120は、I/O11を介して
R/W2から入力されるPINを識別して所要の認証処
理を行うものである。なお、金額データの更新の際には
PIN入力による認証処理を省略することもできる(P
INアンロック状態)。コマンド実行管理部121は、
認証処理部120が金額データの更新要求とは異なる要
求、すなわち更新可能範囲の設定等や各更新可能範囲に
ついての金額データの設定等を要求を前提とした認証処
理を行ったとき、当該要求に対応するコマンドを選択的
に実行するものである。
【0024】このコマンド実行管理部121における処
理の手順を図4により説明する。コマンド実行管理部1
21は、例えば、カード発行者が自己のPIN#1の入
力をもとに更新上限値の設定等を要求した場合(ステッ
プS101:Yes)、上限値設定部122に更新上限
値の設定用コマンドを送る(ステップS102)。ま
た、カード所有者が自己のPIN#2入力をもとに更新
下限値の設定等を要求した場合は(ステップS101:
No、ステップS103:Yes)、下限値設定部12
3に更新下限値の設定用コマンドを送る(ステップS1
04)。更新可能範囲に個別的に金額データ#1〜#n
の設定等を行う場合も、カード所有者のPIN照合を行
い、正常の場合に対象データ設定用コマンドを対象デー
タ設定部124に送るようにする。PIN照合の結果、
認証がとれない場合はエラー処理を行って(ステップS
105)、処理を終える。
【0025】データ比較処理部125は、金額データ格
納領域153に格納されている金額データの現在値とI
/O11を介して新規入力された金額データ(新規入力
値)とを演算処理部126を用いて合計し、合計値が当
該金額データについて設定された更新可能範囲内かどう
かを比較する。そして、更新可能範囲内の場合は合計値
をデータ更新処理部127に送る。データ更新処理部1
27は、データ比較処理部125の比較処理結果に応じ
て金額データ格納領域153の該当データ領域を更新す
るものである。
【0026】次に、上記構成のICカードの使用方法を
図5及び図6を参照しながら具体的に説明する。図5
は、データ比較処理部125及びデータ更新処理部12
7における処理手順の流れを示しており、図6は、IC
カード1とR/W2との間のシーケンス手順を示してい
る。ここでは、更新可能範囲が既に設定されており、認
証処理については問題ないものとして説明する。
【0027】図6において、R/W2は、ICカード1
が挿入されると(R11)、当該ICカードにデータ更
新要求(コマンド)を送信する(R12)。ICカード
側では、この更新要求の受信を契機にEEPROM15
の該当領域を検索するとともに所要の更新処理を行う
(K11〜K16)。
【0028】具体的には、図5に示されるように、デー
タ更新要求の受信により(ステップS201)、該当す
る金額データの格納領域を検索する(ステップS20
2)。金額データが存在している場合(ステップS20
3:Yes)、当該金額データについて設定されている
更新可能範囲があるかどうかを検索する(ステップS2
04)。更新可能範囲が存在した場合(ステップS20
5:Yes)、増額要求かどうかを判定し(ステップS
206)、増額要求である場合は、現在の金額値と増額
値とを加算し(ステップS206:Yes、S207
k)、この加算値が更新上限値以下であることをチェッ
クする(ステップS208k)。一方、ステップS20
6において減額要求であることを確認した場合は、現在
の金額値から減額値を減算し(ステップS206:N
o、S207g)、この減算値がデータ変更可能下限値
以上であることをチェックする(ステップS208
g)。
【0029】上記ステップS206,S208k,S2
08gでのチェックの際に、算出データが更新可能範囲
に収まっていることが確認できた場合は、該当金額デー
タの更新を行い(ステップS209)、正常に終了した
旨をR/W2に通知する(ステップS210)。一方、
当該コマンドの実行条件チェックにおいてエラーとなっ
た場合には、所定のエラー処理を行い、異常終了をR/
W2に通知する(ステップS211)。図6に戻り、R
/W2は、ICカード1からの通知内容を利用者に認識
できる形で出力し(R13)、必要な終了処理を経た
後、カード排出を行う(R14)。
【0030】このように、本実施形態のICカード1
は、その内部に、格納できる金額データの範囲を定める
更新可能範囲を設定しておき、金額データの更新の際に
自己チェックを行うようにしたので、更新処理が従来よ
りも簡素化される。従って、例えば店舗等において買い
物をする場合に、レジにおける精算処理と作業とが簡易
になり、レジ付近で他の客による待ち行列が生じる事態
を回避することができるようになる。しかも従来のよう
に、R/W側に現在の金額データを知らせる必要がない
ので、悪意の第三者にカード内部の金額データを読み出
される虞がなくなるため、ICカード所有者のプライバ
シー保護にもつながる。
【0031】また、更新可能範囲のうち上限値はカード
発行者によって秘密裏にICカード1に設定しておき、
下限値はICカード1の正規所有者が設定するととも
に、これらの設定については、不正なアクセスから防止
するために、PIN照合を経た後に特殊コマンドでしか
実行できなくなるようにすることで、ICカードによる
オフライン取引を安全に執り行うことができるようにな
る。また、カード所有者は、自己のICカードを信頼で
きる他人に渡し、現在の金額データのうち下限値までは
商品の購入等をさせるような使い方も可能になる。
【0032】なお、本実施形態では、対象データとし
て、金額データの場合の例を示したが、このほか、図書
カードによる貸出量や、ゲームカードによる得点量の場
合も同様の実施態様が可能である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のICカードによれば、不正なR/Wを用いてカード内
部の対象データを不当に更新しようとしてもその更新が
制限されるため、オフライン取引時におけるカード所有
者及びカード発行者のリスクが軽減される、という特有
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるICカードの構成図。
【図2】本実施形態のICカードのEEPROMの内容
説明図。
【図3】本実施形態のICカードにより実現される機能
ブロックの構成図。
【図4】本実施形態のコマンド実行管理部における処理
手順説明図。
【図5】本実施形態のICカードにおける処理手順説明
図。
【図6】ICカードとR/Wとの間で行われる処理手順
を示したシーケンスチャート。
【図7】従来のICカードとR/Wとセンタシステムと
の間で行われる処理手順を示したシーケンスチャート。
【符号の説明】
1 ICカード 2 カードリーダライタ(R/W) 11 入出力制御部(I/O) 12 マイクロプロセッサ(CPU) 121 認証処理部 122 コマンド実行管理部 123 上限値設定部 124 下限値設定部 125 データ比較処理部 126 演算処理部 127 データ更新処理部 13 ROM 14 RAM 15 EEPROM 151 PIN格納領域 152 設定データ格納領域 153 金額データ格納領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06K 19/00 G06F 15/30 J G07F 7/08 G06K 19/00 Q G07F 7/08 Z (72)発明者 坪井 治 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 エヌ・ ティ・ティ・データ通信株式会社内 (72)発明者 菅野 直行 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 エヌ・ ティ・ティ・データ通信株式会社内 (72)発明者 今井 孝司 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 エヌ・ ティ・ティ・データ通信株式会社内 (72)発明者 岸本 博之 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 エヌ・ ティ・ティ・データ通信株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 更新によってその値が増減する対象デー
    タを格納するためのデータ格納領域と、 前記データ格納領域に格納される対象データの更新可能
    範囲が設定された設定領域と、 前記データ格納領域に格納されている対象データの現在
    値及び新規入力値に基づいて更新候補データを生成する
    とともに、該更新候補データが前記設定領域に設定され
    た更新可能範囲内のときのみ前記データ格納領域の更新
    を許容する第1のメモリ制御手段と、 を有することを特徴とするICカード。
  2. 【請求項2】 更新によってその値が増減する対象デー
    タを格納するためのデータ格納領域と、 前記データ格納領域に格納される対象データの更新可能
    範囲を設定するための設定領域と、 該設定領域において少なくとも一種類の前記更新可能範
    囲を設定ないし更新する第2のメモリ制御手段とを有す
    ることを特徴とするICカード。
  3. 【請求項3】 前記更新可能範囲が、少なくとも一方が
    固定値である更新上限値と更新下限値との組により規定
    されるものであることを特徴とする請求項1記載のIC
    カード。
  4. 【請求項4】 前記更新可能範囲が、個別に設定及び更
    新が可能な更新上限値と更新下限値との組により規定さ
    れるものであることを特徴とする請求項1または2記載
    のICカード。
  5. 【請求項5】 前記データ格納領域に複数種別の対象デ
    ータの格納領域が形成されており、前記更新可能上限値
    及び更新下限値が、個々の対象データの格納領域につい
    て規定されるものであることを特徴とする請求項4記載
    のICカード。
  6. 【請求項6】 カード外部より入力される前記対象デー
    タの更新要求と前記更新可能範囲の設定ないし更新要求
    とを識別するとともに、識別結果に応じて異なる形態の
    認証処理を行う認証処理手段をさらに有することを特徴
    とする請求項1,2,4,または5記載のICカード
  7. 【請求項7】 前記認証処理手段は、前記更新可能範囲
    の上限値及び下限値の設定ないし更新を異なる権限ID
    に基づいて許容するように構成されていることを特徴と
    する請求項6記載のICカード。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000141964A (ja) * 1998-11-11 2000-05-23 Nec Software Hokuriku Ltd Icカード及びicカード運用システム
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