JPH10142341A - 放射線検出器 - Google Patents

放射線検出器

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JPH10142341A
JPH10142341A JP8305277A JP30527796A JPH10142341A JP H10142341 A JPH10142341 A JP H10142341A JP 8305277 A JP8305277 A JP 8305277A JP 30527796 A JP30527796 A JP 30527796A JP H10142341 A JPH10142341 A JP H10142341A
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JP
Japan
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gate
ultraviolet
detecting element
oxide film
scintillator
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Application number
JP8305277A
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English (en)
Inventor
Motohiro Suyama
本比呂 須山
Hiroyuki Hanai
博之 花井
Kazuyoshi Okano
和芳 岡野
Koichiro Oba
弘一郎 大庭
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Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

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  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線またはガンマ線に高い感度を有し、電源
を使用することなく放射線の検出が可能な小型の放射線
検出器を提供する。 【解決手段】 放射線検出器1は、シンチレータ2と、
紫外線検出素子3とを備える。シンチレータ2と紫外線
検出素子3は、容器4、5に封止され、紫外線が紫外線
検出素子3に効率よく入射されるように、両者2、3は
近接配置される。シンチレータ2は、X線、ガンマ線が
照射されたときに、紫外線に変換する。この紫外線は、
紫外線検出素子3の感度特性に合うように、376nm
以下の波長を含んでいればよい。紫外線検出素子3は、
シンチレータ2から照射される紫外線を積算量として検
出するEPROM型の半導体素子である。この素子3
は、導電性接着剤により容器4上に固定される。各電極
は容器4に設けられた取り出しピン6、7、8にワイヤ
ー9によりボンディングされ、測定に利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線検出器に関
し、特に、不揮発性半導体記憶素子を用いた小型の放射
線検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術としては、実開平4−7598
6号公報等に、X線またはガンマ線検出器が開示されて
いる。この検出器は、シリコン基板上に形成された不揮
発性メモリを用いている。この不揮発性メモリは、シリ
コン酸化膜で周囲を囲まれたフローティングゲート(以
下、FGゲートという)を有したMOS半導体素子であ
る。
【0003】このような検出器では、X線またはガンマ
線(以下、放射線という)がFGゲートで吸収される
と、電子がFGゲートから放出されることを利用してい
る。つまり、FGゲートに電子を注入し、電子が蓄積さ
れた状態を初期状態とする。この検出器に放射線が照射
されて、FGゲートがこの放射線を吸収すると、酸化膜
のエネルギ−障壁を十分越えることができる程に電子が
励起されて、FGゲートから基板へ放出される。FGゲ
ートの電子が減少すると、MOS半導体素子のしきい値
電圧が変動する。この変動値から放射線の被爆量を測定
するのである。
【0004】また、このような放射線検出器のほかに、
小型で軽量な検出器には、放射線に感光するフィルムを
利用したフィルムバッチがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に開
示された検出器では、数10keV以上のエネルギーを
持つ放射線に対する感度が著しく低くなるという問題点
があった。この理由は、高エネルギーの放射線は物質の
透過率が高いため、ポリシリコンからなるFGゲート内
で吸収される確率が小さいことにある。例えば、厚さ1
μmのポリシリコンの場合、シリコンの密度とX線吸収
係数とから50keVのX線の吸収確率を計算すると、
0.01%程度となる。
【0006】フィルムバッチには、次のような問題点が
あった。まず、フィルムバッチは小型で軽量であるもの
の、フィルムを現像しないと被爆した放射線量を計測で
きないので、日々の被爆量を直ちに把握する必要がある
用途には適用できない。また、フィルムバッチは回収し
て現像するため、被爆量を把握するまでに時間がかか
る。更に、使い捨てであるため、繰り返し使用できない
ので、費用もかかる。
【0007】従って、本発明の目的は、高エネルギーの
放射線にも高い感度を有し、且つ放射線の検出が電源を
供給することなしに可能であると共に、被爆量の評価に
時間がかからない小型の放射線検出器を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は次のよ
うな構成とした。
【0009】本発明に係わる放射線検出器は、入射する
放射線を紫外線に変換するシンチレータと、このシンチ
レータから放射された紫外線が照射される紫外線検出素
子とを備え、紫外線検出素子は、第1導電型のチャネル
領域を挟んで第2導電型のソース領域および第2導電型
のドレイン領域が形成された半導体層と、この半導体層
上に形成されたシリコン酸化膜と、チャネル領域を覆い
シリコン酸化膜上に形成されたFGゲートと、FGゲー
トを露出しつつFGゲートと容量結合する制御電極と、
を有する。
【0010】このように、FGゲートを設けたので、F
Gゲート中に電荷を蓄積して、保持できる。また、FG
ゲートをチャネル領域上に形成したので、FGゲートの
電位によりチャネルの導電率が変調される。更に、シン
チレータを設けたので、放射線を紫外線に変換して紫外
線検出素子に照射できる。更に、また、FGゲートの一
部あるいは全部が制御電極から露出するようにしたの
で、紫外線をFGゲートに導入できる。したがって、紫
外線、すなわち、放射線の照射量に応じて、FGゲート
に蓄積された電荷がFGゲート外に放出される。つま
り、放射線の照射量の積分値に応じて、チャネル導電率
が変調される。また、FGゲートに容量結合する制御電
極を設けたので、制御電極の電位によりFGゲートの電
位を制御して、FGゲートの電荷変化量を検出できる。
【0011】本発明に係わる放射線検出器は、紫外線検
出素子が、ソース領域およびドレイン領域のいずれか一
方とFGゲートに挟まれた対面領域と、対面領域のシリ
コン酸化膜内に形成され、且つトンネル電流を流すトン
ネル酸化膜と、を更に備えているようにしてもよい。
【0012】このように、対向領域内にトンネル酸化膜
を形成すれば、FGゲートに電荷を注入するときにトン
ネル酸化膜を通過するトンネル電流を使用できる。した
がって、ドレイン電流を流して高エネルギー電子を発生
させることがないので、省電力化できる。
【0013】本発明に係わる放射線検出器は、シンチレ
ータが、FGゲートに対面して半導体層上に形成されて
いるようにしてもよい。
【0014】このように、FGゲートに対面してシンチ
レータを半導体層上に設ければ、放射線検出器を小型化
できると共に、変換された紫外線を効率よくFGゲート
に導入できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を説明する。また、同一の部分には同一の符号を付
して、重複する記述を省略する。
【0016】(第1の実施の形態)図1は、本発明の放
射線検出器の斜視断面図である。この放射線検出器1
は、シンチレータ2と、紫外線検出素子3と、収納容器
4、5とを備える。
【0017】シンチレータ2と紫外線検出素子3は、金
属製ステム4の周辺部を金属製キャップ5と抵抗溶接し
て一体化した容器に封止される。なお、キャップ5の材
料は、放射線を透過させ、紫外線を遮断する材料であれ
ば金属に限られない。
【0018】シンチレータ2は、X線、ガンマ線が照射
されたときに、紫外線に変換する。この紫外線は、紫外
線検出素子3の感度特性に合うように、376[nm]
以下の波長を含んでいればよい。このようなシンチレー
タとしては、BaF2、不純物を含まないCsIが好ま
しい。これらのシンチレータの発光波長は、それぞれ2
20[nm]、300[nm]である。また、シンチレ
ータ2は、金属製キャップ5の内側に接着され、固定さ
れる。また、シンチレータ2は、紫外線検出素子3に対
向する位置、あるいは対面する位置に配置されることが
好ましい。変換された紫外線が、紫外線検出素子3に直
接照射されるからである。更に、シンチレータ2は、紫
外線が紫外線検出素子3に効率よく入射されるように、
紫外線検出素子3に近接して配置されることが好まし
い。
【0019】紫外線検出素子3は、シンチレータ2から
照射される紫外線を積算して検出するシリコン半導体素
子である。この素子3は、導電性接着剤によりダイボン
ドされて、金属製ステム4上に固定される。各電極は金
属ステム4上に設けられた取り出しピン6、7、8にワ
イヤー9を用いてボンディングされるので、放射線検出
器の外部から紫外線検出素子3の状態を電気的に測定で
きる。なお、引き出しピン6、7、8は、絶縁部材10
により金属ステム4から絶縁されている。
【0020】このような放射線検出器1は、紫外線検出
素子3が半導体素子で形成されているので、小型化でき
る。したがって、携帯に便利である。
【0021】図2および図3は、紫外線検出素子の製造
工程の一例を示した工程断面図である。これらを用い
て、紫外線検出素子3の製造方法を説明する。なお、図
2および図3において、紫外線検出素子3は、切断面に
対して対称に形成されている。
【0022】半導体基板は、P型シリコン基板(以下、
基板という)20を使用する(図2(a))。以下、基
板20上にN型紫外線検出素子を形成する場合を説明す
る。
【0023】まず、基板20の上面表層の活性領域以外
にチャネルストップ層22とフィールド酸化膜24を形
成する(図2(b))。これら半導体層22、酸化膜2
4は、基板上にレジストを塗布し、マスクを用いて露光
し、現像して所定領域のレジストを除去するフォトリソ
グラフィ技術を用いて、次の方法により形成できる。基
板20のシリコン酸化膜上にシリコン窒化膜を堆積し、
フォトリソグラフィ技術を用いて活性領域外のシリコン
窒化膜をエッチングにより除く。続いて、ホウ素
(B+)のイオン注入を行って基板20表層にP型不純
物を導入する。この後、酸化炉で酸化を行うと、シリコ
ン窒化膜が存在しない基板表面が酸化されて、活性領域
以外の領域にフィールド酸化膜24と、その下にチャネ
ルストップ層22が形成される。この後、残されたシリ
コン窒化膜を除去する。
【0024】次に、FGゲート26を形成する(図2
(c))。FGゲートは、ゲート酸化膜をチャネル領域
に形成した後に、ポリシリコンを基板20全体にCVD
法で堆積する。燐拡散を行った後に、フォトリソグラフ
ィ技術を用いてパターンを形成し、エッチングして形成
する。この後、酸化炉にて酸化して、FGゲートの周囲
を良質の酸化膜で覆う。FGゲート26は、後の工程で
形成されるソース拡散領域およびドレイン拡散領域に面
して、チャネル領域上に形成される。このように形成す
ると、FGゲートの電位によってチャネルの導電率を変
調することができる。なお、チャネル上とは、ソース拡
散領域およびドレイン拡散領域が対向する間の酸化膜上
をいう。
【0025】続いて、ソース拡散領域・ドレイン拡散領
域28となる高濃度のN型半導体層を基板表層の活性領
域内に形成する(図3(a))。このN型半導体層28
は、燐(P+)を用いてイオン注入により、FGゲート
26およびフィールド酸化膜24に対して自己整合的に
形成されることが好ましい。このような高濃度の拡散層
は、後の工程で形成されるメタル電極34とのオーム性
接触を形成するために利用される。
【0026】次に、制御電極30を形成する(図3
(b))。制御電極30は、ポリシリコンを基板20全
体にCVD法で堆積して、燐拡散を行った後に、フォト
リソグラフィ技術を用いてパターンを形成し、エッチン
グして形成する。この後に、酸化炉にて酸化して、制御
電極の周囲を100[nm]程度の酸化膜で覆う。制御
電極30は、シリコン酸化膜を挟んで、FGゲート26
に対面して形成される。このようにすると、制御電極3
0は、シリコン酸化膜厚と対面する面積によって決まる
静電容量値にてFGゲート26と容量結合する。
【0027】その後、メタル電極34を形成する(図3
(c))。まず、メタル電極34とソース・ドレイン拡
散領域28および制御電極30とを接続するために、コ
ンタクト用のViaホールを異方性エッチングにより酸
化膜に開孔する。基板20全面にメタルを堆積し、フォ
トリソグラフィ技術によってパターニングし、エッチン
グして、メタル電極34を形成する。加工が容易なの
で、メタルはアルミニウムを用いることが好ましい。
【0028】以上、説明した方法により、紫外線検出素
子3(図3(c))が製造できる。すなわち、紫外線検
出素子3は、絶縁されたゲート電極をFGゲート26と
して有し、基板20上に形成されたN型MOS半導体素
子と、このゲート電極26と容量結合した制御電極30
とを備え、FGゲート26の少なくとも一部は制御電極
30から露出している構造を有する。この構造の半導体
素子は、EPROM(Erasable Progra
mmable Read Only Memory)型
の不揮発性半導体記憶素子として知られている。このよ
うな素子では、制御電極30はコントロールゲートと呼
ばれている。
【0029】制御電極はポリシリコンで形成されている
ので、シリコンのバンドギャップよりも大きいエネルギ
ーの光は吸収される。そこで、FGゲート26の少なく
とも一部が制御電極30から露出していれば、シンチレ
ータで発生した紫外線がFGゲート26に直接に入射す
る。つまり、376[nm]以下の紫外線でもFGゲー
ト26に到達する。露出領域の面積は、検出感度がよく
なるので、大きい方が好ましい。このような紫外線検出
素子の主要部の寸法は、FGゲート26のチャネル長3
μm、制御電極長1μm、チャネル幅15μm程度の値
が好適である。なお、制御電極30は、FGゲート26
と容量結合する導体であれば、アルミニウム等の金属で
も形成してもよい。また、その形状は、図3(c)に示
すような直方体に限られることはなく、例えば、メッシ
ュ状でもよい。
【0030】図4は、上述の紫外線検出素子とは異なる
構造の素子である。図4(a)は平面図、図4(b)は
A−A’断面図、図4(c)はB−B’断面図である。
この構造の素子では、ソース拡散領域28およびドレイ
ン拡散領域28とは独立したN型半導体層32を制御電
極として基板20上の表層に形成し、制御電極32上に
酸化膜を挟んでFGゲート26を配置して、制御電極3
2をFGゲート26と容量結合させている。このように
すると、FGゲートの上面が全て露出されるので、紫外
線を効率よくFGゲート26に導入できる。
【0031】図5は、シリコンとシリコン酸化膜の界面
の電子のエネルギー図である。図示のように、シリコン
の伝導帯からシリコン酸化膜の伝導帯までの障壁は、
3.2eVである。また,FGゲート26はポリシリコ
ンで形成され、また周囲をシリコン酸化膜で覆われてい
る。したがって、FGゲート26は、3.2eVの障壁
で周囲を囲まれている。つまり、電子をFGゲートに蓄
積させ、またはFGゲートから放出させるためには、
3.2eV以上のエネルギーを電子に与えなくてはなら
ない。
【0032】図6(a)は紫外線検出素子の断面図であ
り、図6(b)は容量モデルを表した等価回路図であ
る。これらを用いて、紫外線検出素子の動作原理につい
て説明する。図6(a)に示すように、紫外線検出素子
は、シリコン基板20上に形成されたソース拡散領域4
2と、ドレイン拡散領域44と、絶縁されたFGゲート
26を有するMOS半導体素子と、このFGゲートと容
量結合した制御電極30とを有する。FGゲート26直
下のチャネル領域には、ソース拡散領域42側から反転
層46が形成されている。このとき、制御電極30とF
Gゲート26間の静電容量値をC1とし、FGゲートと
反転層46間の静電容量値をC2とすると、紫外線検出
素子は、図6(b)に示すような等価回路でモデル化で
きる。この等価回路は、C1とC2の直列接続で構成され
る。制御電極30の電位をVCG、FGゲート26の電位
をVFG、反転層46内の電位をVB=0[V]とし、F
Gゲート26に蓄積されている電荷量をQとすれば、 VFG=VCG×R+Q/(C1+C2) (式1) 但し、R=C1/(C1+C2) となる。特に、Q=0ならば、 VFG=VCG×C1/(C1+C2) (式2) となり、VFGはVCGに加えられた電圧を容量値に応じて
分割した値になる。
【0033】また、FGゲート26から見たMOS半導
体素子のしきい値電圧をVt0、制御電極30から見たM
OS半導体素子のしきい値電圧をVtとすれば、(式
1)より、 Vt0=Vt×R+Q/(C1+C2) つまり、 Vt=Vt0/R+△V (式3) 但し、△V=−Q/C1 (式4) となり、電荷Qが蓄積されているとき、制御電極から見
たしきい値の変動分△Vは−Q/C1となる。つまり、
制御電極から見たしきい値電圧が電荷量Qに応じて変化
する。したがって、電荷量Qに応じてドレイン電流が変
化する。なお、FGゲートに電子が蓄積されると、しき
い値Vtは正の方向に変化する。
【0034】紫外線検出素子はFGゲート26に電荷を
蓄積させて使用する。以下、FGゲートに電荷Qを蓄積
することを初期化という。図7は、初期化モードでの回
路接続図である。紫外線検出素子50において、ドレイ
ン電極50aおよび制御電極50bにそれぞれドレイン
電源VD52および制御電極VG54を接続し、ソース電
極50cを接地する。VD、VGの電圧値は、上記製造方
法にて製造した寸法の素子では、25V程度が好適であ
る。なお、これらの電圧は、紫外線検出素子のチャネル
長に対応して好適値が存在する。
【0035】初期化は、以下の順序で行われる。紫外線
検出素子50に上記電圧を加えると、(式2)によれ
ば、FGゲートの電位は25×C1/(C1+C2
[V]になる。このため、FGゲートの電位はしきい値
電圧Vt0より高くなるので、チャネル部には反転層46
ができて、ドレイン電流が流れる。また、ドレイン電極
には、25Vが加えられているで、チャネル部を流れる
電子の一部は十分に加速されてシリコン酸化膜の障壁
3.2eVより高いエネルギーを持つようになる。一
方、FGゲートはチャネル部より電位が高いので、FG
ゲートからチャネル部に向いた引き込み電界が生じる。
高エネルギーの電子はこの電界によりFGゲート側に引
き込まれて、FGゲートに徐々に蓄積されていく。電子
が蓄積されていくと、FGゲート26の電位も徐々に低
くなるので、チャネル部の引き込み電界が小さくなる。
また、(式3)によれば、しきい値電圧Vtが高くなる
ので、ドレイン電流が減少し、結果として高エネルギー
の電子数も減少する。したがって、FGゲート26の電
子数は一定値に落ちつく。これにより、初期化が終了す
る。この結果、FGゲートには、電子が電荷量Qだけ蓄
積される。なお、ドレイン電極に加えるVDのドレイン
電源は、パスル電圧を発生できるものが好ましい。電荷
の蓄積量をモニターしながら、ドレイン電圧をパルス的
に加えると、電荷の注入量を制御できるからである。
【0036】図8は、紫外線検出素子の制御電極の電圧
CGとドレイン電流IDとの関係を示した特性図であ
り、縦軸にドレイン電流、横軸に制御電極の電圧をと
る。特性Aは初期化前の紫外線検出素子の状態、特性B
は初期化後の紫外線検出素子の状態、特性Cは放射線照
射を受けた紫外線検出素子の状態をそれぞれ表す。△V
は、(式4)に示されたものであり、初期化によるしき
い値Vtの変化分である。△Vcは、放射線照射によるし
きい値Vtの変化分である。
【0037】放射線の検出は、以下の順序で行う。放射
線は、シンチレータで紫外線に変換される。紫外線の波
長はシンチレータの材質で決定され、シリコンに対する
シリコン酸化膜のエネルギー障壁を電子が越えるために
は、376[nm]以下でなければならない。変換され
た紫外線が酸化膜を透過してFGゲート26に到達し吸
収されると、電子がこのエネルギーを獲得してシリコン
酸化膜の障壁3.2eV(図5参照)より高いエネルギ
ーを持つ。一方、FGゲートには電子が蓄積されている
ので、FGゲートは負に帯電している。このため、シリ
コン基板および制御電極からFGゲートに向いた放出自
己電界が存在する。このため、高エネルギーの電子はF
Gゲートから放出され、FGゲートから電子が減少して
いく。(式3)によれば、FGゲート26から電子が減
少していくと、FGゲート26の電位も高くなる。この
ため、しきい値電圧Vtが低くなるので、ドレイン電流
は増加する。つまり、ドレイン電流の変化量は、FGゲ
ートが吸収した紫外線の積分値を表している。紫外線照
射を受けた紫外線検出素子の状態は、図8の特性Cで表
される。初期化状態からの変動量△Vcは、電荷の変動
量△Qcとすると、 △Vc=−△Qc/C1 (式5) で表される。なお、紫外線は、FGゲートに直接的に照
射された紫外線だけではなく、基板等より反射されて間
接的に照射されたものでもよい。
【0038】このように放射線の検出は、放射線の入射
によってFGゲートから基板等へ電子が放出されて起こ
るので、外部から電圧を加えなくても起こる。したがっ
て、本発明の放射線検出器は、電源を供給しなくても放
射線の検出ができる。
【0039】次に、電荷の変化量△Qcを検出する方法
を説明する。電荷量の減少は、紫外線検出素子に流れる
ドレイン電流を測定することにより検出できる。図9
は、ドレイン電流を測定する測定モードの回路接続図で
ある。紫外線検出素子60において、ドレイン電極60
aおよび制御電極60bにそれぞれドレイン電源VD
2および制御電極電源VG64を接続し、ソース電極6
0cを接地する。また、ドレイン電極とVDの間には、
ドレイン電流を測定するために電流計66を接続する。
電流の測定は、VD、VGを所定値に固定して行う。測定
したドレイン電流値の変化分から△Vcを求める。C1
概略値は紫外線検出素子の幾何学的形状から求められる
ので、(式5)から△Qcを決定できる。なお、VD、V
Gの電圧値は、上記製造方法にて製造した寸法の素子で
は、VD=5V、VG=10V程度が好適である。なお、
これらの電圧も、紫外線検出素子のチャネル長に対応し
て好適値が存在する。
【0040】図10は、放射線検出器に照射された放射
線量の検出方法を示した模式図である。放射線検出器1
の引き出しピン6、7等を被爆量測定装置14の対応す
る接続ジャック16、17等に合わせて挿入し、紫外線
検出素子のドレイン電流を電流計19で測定すれば、放
射線被爆量が測定できる。また、被爆量測定装置14に
挿入すれば、紫外線検出素子に入射した放射線量を必要
なときに検出できるので、フィルムバッチのように回収
して現像する手間が不要である。したがって、必要に応
じて、毎日の被爆量をその場所で把握できる。更に、被
爆量測定装置14に放射線入射量が一定値を越えたとき
に、警告を発生するシステムを内蔵すこともできる。
【0041】また、本発明に使用した紫外線検出素子
は、FGゲートに蓄積された電荷が放出されることによ
り、紫外線の検出を行う検出器であるから、所定量の電
荷がFGゲート内に蓄積されていれば使用できる。つま
り、本発明の放射線検出器は、初期化を再度行えば、繰
り返し使用できる。
【0042】以上、N型紫外線検出素子を用いた場合に
ついて説明したが、P型紫外線検出素子を用いた場合も
原理的には同じである。
【0043】(第2の実施の形態)本実施の形態の放射
線検出器は、シンチレータを同一基板上に形成する場合
について説明する。図11は、本発明の放射線検出器の
斜視断面図である。本実施の形態の放射線検出器は、紫
外線検出素子と、制御電極30から露出しているFGゲ
ート26表層にシリコン酸化膜を挟んで形成されたシン
チレータ36とを備えている(図3(c))。
【0044】この放射線検出器の製造方法は、図2およ
び図3に示した製造工程の後に、マスク蒸着法でシンチ
レータ材料を蒸着して製造できる。マスク蒸着法とは、
所定の部分に開口部を有するマスク部材を紫外線検出素
子に近接配置して、真空中でシンチレータ材料を蒸着す
る方法である。このようにすると、FGゲート26上の
厚さ100[nm]程度のシリコン酸化膜上に接してシ
ンチレータを形成できる。このため、放射線の入射によ
ってシンチレータで発生した紫外線が、効率よくFGゲ
ート26に入射するので、感度が向上する。シンチレー
タは、FGゲート26上に紫外線を照射できるように、
FGゲート26の上面および側面の少なくとも一方に面
して形成することが好ましい。あるいは、FGゲート2
6覆って形成することが好ましい。なお、シンチレータ
は、紫外線検出素子を覆って形成されていればよい。
【0045】この紫外線検出素子を、放射線は透過し、
紫外線は透過しない容器に収納すれば、放射線検出器を
構成できる。
【0046】本実施の形態の放射線検出器の動作および
使用方法は、第1の実施の形態の放射線検出器と同じな
ので、その説明を省略する。
【0047】(第3の実施の形態)以上、第1の実施の
形態および第2の実施の形態により、EPROM型の紫
外線検出素子を用いた放射線検出器について説明した。
しかし、紫外線検出素子は、EPROM型素子のように
高エネルギー電子を初期化に利用するものに限られな
い。
【0048】図12(a)はEEPROM型の紫外線検
出素子の平面図であり、図12(b)は図12(a)の
C−C’断面の斜視断面図である。この紫外線検出素子
は、図12(b)に示すように、基板20上に形成され
たN型ソース拡散領域37およびN型ドレイン拡散領域
39と、N型ソース拡散領域37とN型ドレイン拡散領
域39との間の基板20上に形成されたシリコン酸化膜
と、N型ソース拡散領域37およびN型ドレイン拡散領
域39のそれぞれに面し、チャネル上のシリコン酸化膜
中に形成されたFGゲート26と、FGゲート26の少
なくとも一部を露出して基板20上に形成され、FGゲ
ート26と容量結合する制御電極30とを備え、N型ソ
ース拡散領域37は、シリコン酸化膜を挟んでFGゲー
ト26と対面する対面領域を有し、この対面領域内に形
成され、トンネル電流を流すトンネル酸化膜38を更に
備えている。なお、トンネル酸化膜38の膜厚は、10
[nm]〜5[nm]の厚さが好ましい。
【0049】このように、シリコン酸化膜を挟んでFG
ゲート26と対面する対面領域をN型ソース拡散領域3
7に設けて、この領域内にトンネル酸化膜38を形成す
るので、FGゲート26とソース拡散領域37との間に
高電圧を加えると、トンネル電流、すなわちファイウラ
−ノルドハイム(Fowler−Nordheim)電
流がトンネル酸化膜38領域に流れる。
【0050】この紫外線検出素子と共に、シンチレータ
2を容器内4、5に収納すれば、放射線検出器が構成さ
れる。
【0051】EEPROM型の紫外線検出素子の製造方
法を、図2、図3および図12を用いて説明する。
【0052】図2(b)で示される工程の後に、基板2
0上の活性領域内にソース拡散領域37を形成する(図
12(b))。ソース拡散領域37は、燐(P+)を用
いてイオン注入により形成されることが好ましい。ソー
ス拡散領域37の一部は、後の工程で形成されるFGゲ
ートとシリコン酸化膜を挟んで対向領域を形成する。
【0053】続いて、トンネル酸化膜38を形成する
(図12(a))。トンネル酸化膜38は、フォトリソ
グラフィ技術により対向領域内にあるトンネル膜形成領
域の酸化膜を除去して、熱酸化法により形成する。
【0054】トンネル酸化膜38を形成した後に、FG
ゲート26を形成する(図2(c))。FGゲート26
は、ポリシリコンを基板20上にCVD法で堆積して燐
拡散を行った後に、フォトリソグラフィ技術を用いてパ
ターンを形成し、エッチングして形成される。この後
に、酸化炉にて酸化して、FGゲートの周囲を良質の酸
化膜で覆う。FGゲート26は、トンネル酸化膜38を
覆い、ソース拡散領域37およびドレイン拡散領域39
のそれぞれに面してチャネル上に形成される。
【0055】その後に、ドレイン拡散領域として、高濃
度のN型半導体層39を基板表層の活性領域内に形成す
る(図12(b))。この半導体層39は、燐(P+
を用いてイオン注入により、FGゲート26およびフィ
ールド酸化膜24に対して自己整合的に形成されること
が好ましい。この後の製造工程は、図3(b)以降の工
程と同じである。このようにして、EEPROM型の紫
外線検出素子が製造できる。
【0056】次に、この紫外線検出素子の初期化につい
て、図6(b)のモデルを適用して説明する。ソース電
極を接地して制御電極に高電圧を加えると、(式2)に
よりFGゲート26の電位が高くなる。このため、FG
ゲート26からソース拡散領域37側に向けてファイウ
ラ−ノルドハイム電流がトンネル酸化膜39領域で流れ
る。すなわち、FGゲート26に電子が注入されるの
で、紫外線検出素子が初期化される。
【0057】この放射線検出器の放射線検出方法および
使用方法は、第1の実施の形態の放射線検出器と同じで
あるので、説明を省略する。
【0058】なお、本実施の形態では、トンネル酸化膜
をソース拡散領域側の形成した例を説明した。ドレイン
拡散領域側に形成する場合も同様である。また、本実施
の形態の紫外線検出素子についても、第2の実施の形態
と同様にしてFGゲート上にシンチレータを形成しても
よい。
【0059】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よって、高エネルギーの放射線にも高い検出感度をもつ
と共に、放射線を検出する際に電源が不要で、小型化さ
れた放射線検出器を提供できる。また、本発明の放射線
検出器は、電気的に繰り返し初期化できるので、初期化
を再度行えば、何度でも繰り返し使用できる。更に、被
爆量測定装置に接続すれば現像等を行なうことなく、放
射線の積分値をどこでも容易に、且つ直ちに把握でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の放射線検出器の斜視断面図で
ある。
【図2】図2は、紫外線検出素子の製造方法を説明する
ための工程断面図である。
【図3】図3は、紫外線検出素子の製造方法を説明する
ための工程断面図である。
【図4】図4(a)は紫外線検出素子の平面図、図4
(b)はA−A’断面図、図4(b)はB−B’断面図
である。
【図5】図5は、シリコンとシリコン酸化膜間のエネル
ギー図である。
【図6】図6(a)は紫外線検出素子の断面図であり、
図6(b)は紫外線検出素子の容量モデルを示す等価回
路図である。
【図7】図7は、初期化モードでの回路接続図である。
【図8】図8は、紫外線検出素子の制御電極の電圧VCG
とドレイン電流IDとの関係を示した特性図である。
【図9】図9は、測定モードでの回路接続図である。
【図10】図10は、放射線検出器に照射された放射線
量の検出方法を示した模式図である。
【図11】図11は、放射線検出素子の斜視断面図であ
る。
【図12】図12(a)はEEPROM型紫外線検出素
子の平面図であり、図12(b)は図12(a)のC−
C’断面の斜視断面図である。
【符号の説明】
1…放射線検出器、2…シンチレータ、3…紫外線検出
素子、4…金属製ステム、5…金属製キャップ、6、
7、8…引き出しピン、10…絶縁部材、14…被爆量
測定装置、16、17…接続ジャック、19…電流計、
20…P型シリコン基板、22…チャネルストッパ層、
24…フィールド酸化膜、26…FGゲート、28…ソ
ース拡散領域、ドレイン拡散領域、30、32…制御電
極、34…メタル電極、36…シンチレータ、37…ソ
ース拡散領域、38…トンネル酸化膜、39…ドレイン
拡散領域、42…ソース拡散領域、44…ドレイン拡散
領域、46…反転層、50、60…紫外線検出素子、5
0a、60a…ドレイン電極、50b、60b…制御電
極、50c、60c…ソース電極、52、62…制御電
極電源、54、64…ドレイン電源
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 31/09 (72)発明者 大庭 弘一郎 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射する放射線を紫外線に変換するシン
    チレータと、このシンチレータから放射された紫外線が
    照射される紫外線検出素子とを備え、 前記紫外線検出素子は、 第1導電型のチャネル領域を挟んで第2導電型のソース
    領域および第2導電型のドレイン領域が形成された半導
    体層と、 この半導体層上に形成されたシリコン酸化膜と、 前記チャネル領域を覆い前記シリコン酸化膜上に形成さ
    れたフローティングゲートと、 前記フローティングゲートを露出しつつ前記フローティ
    ングゲートと容量結合する制御電極と、を有することを
    特徴とする放射線検出器。
  2. 【請求項2】 前記紫外線検出素子は、 前記ソース領域および前記ドレイン領域のいずれか一方
    と前記フローティングゲートに挟まれた対面領域と、 前記対面領域の前記シリコン酸化膜内に形成され、且つ
    トンネル電流を流すトンネル酸化膜と、を更に備えてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の放射線検出器。
  3. 【請求項3】 前記シンチレータは、前記フローティン
    グゲートに対面して前記半導体層上に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放射線
    検出器。
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