JPH10142340A - 乱数発生装置と暗号化装置 - Google Patents

乱数発生装置と暗号化装置

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JPH10142340A
JPH10142340A JP8296312A JP29631296A JPH10142340A JP H10142340 A JPH10142340 A JP H10142340A JP 8296312 A JP8296312 A JP 8296312A JP 29631296 A JP29631296 A JP 29631296A JP H10142340 A JPH10142340 A JP H10142340A
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pulse
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Norihei Tsuyusaki
典平 露崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自然から乱数を抽出して、完全に近い乱数を
得るとともに、この自然乱数により暗号化を行い解読不
能な符号を生成する。 【解決手段】 所定の崩壊常数λに従い、時間tの経過
とともに、放射線を放射して崩壊する微弱な放射性物質
を使用し、この放射線の放出間隔を時間の関数として検
出し、又は一定時間内の放射線の放出個数を計測し、こ
の計数した数値を乱数として出力する計数回路とする。
この乱数に対し特定の有意データを組み合わせて演算を
行い暗号を生成する暗号生成回路とを備え、前記乱数と
この暗号データを電磁媒体あるいは光学媒体(赤外線
等)を介して離れた位置にある情報処理装置に送り、こ
の情報処理装置では解読回路により前記乱数とこの暗号
データに逆演算を行い前記特定の有意データを再生す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は微弱な放射性物質を利用
する乱数発生装置とその乱数を使用した暗号化装置及び
個人認証システムに関する。
【0002】
【従来の技術】これまでの暗号化処理の手法は、ホワイ
トノイズ等を使用して数式処理を行い人工的に乱数を発
生させていた。または、特開平8−123669号のよ
うに、混合合同法等の手法を使用して、決められた桁数
を決められた回数回の加算や乗算、除算を計算機上で、
暗号化処理をしていた。
【0003】これは、元になる乱数が人工的に作成され
たものであり、また計算により生成されるため、高精度
な乱数にならず、繰り返し使用しているうちに同じ関数
になってしまい、映像化して観察すると、一定のパター
ンが規則的に発生するという欠点が知られている。(Iv
ars Peterso 「コンピューター・グラフィクスが開く現
代数学ワンダーランド」奥田 晃訳 新曜社)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の乱数はコンピュ
ータを使用し計算により生成するので、周期性の発生す
る域の乱数を使用して、決められた回数の符号化処理行
うと、送信途上で盗聴された場合、現在のスピードの向
上した計算機を持ってすれば、短時間に符号が解読され
てしまう恐れがあった。本発明では、自然から乱数を抽
出して、完全に近い乱数を得るとともに、この自然乱数
により暗号化を行い解読不能な符号を生成することを目
的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、所
定の崩壊常数λに従い、時間tの経過とともに、放射線
を放射して崩壊する微弱な放射性物質を使用し、この放
射線の放出間隔を時間の関数として放射線の計数回路で
検出し、又は一定時間内の放射線の放出個数を計数回路
で計測し、この計数した数値を乱数として情報処理装置
に送る。請求項2は、所定の崩壊常数λに従い、時間t
の経過とともに、放射線を放射して崩壊する微弱な放射
性物質を使用し、この放射線の放出間隔を時間の関数と
して検出し、又は一定時間内の放射線の放出個数を計測
し、この計数した数値を乱数として出力する計数回路
と、この乱数に対し特定の有意データを組み合わせて演
算を行い暗号を生成する暗号生成回路とを備え、前記乱
数とこの暗号データを電磁媒体あるいは光学媒体(赤外
線等)を介して離れた位置にある情報処理装置に送り、
この情報処理装置では解読回路により前記乱数とこの暗
号データに逆演算を行い前記特定の有意データを再生す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.次に、本願の第1発明を図1、4、5、
6に従って説明する。図6は本発明に係る放射線の自然
崩壊による線源強度の減衰の原理を示す図である。天然
または人工放射性物質の核種は、α、β、γ線等を放射
して自然崩壊する、その際、各物質固有の所定の崩壊常
数に従って崩壊する。相次で、放射されるα、β、γ線
はランダムな時間間隔で検出される。今α線に注目して
説明する。例えば、アメリシューム241 ( 241Am)で
は、α線(ヘリウム原子)がある単位時間にX個放出さ
れる(例えば100個/秒等)。しかしながら、ある単
位時間にX個放出されるといっても、自然現象であるた
め、ある単位時間にY個放出される場合、Z個放出され
る場合、全然放出のない場合等があり、ただ長時間計測
すれば、ある単位時間に所定個数放出されるという事実
である。
【0007】ここで、ある単位時間に平均X個放出され
るという捉え方を変更して、相次いで放出(検出)され
るα線の時間間隔に注目し、先のα線から後のα線の放
出までの時間の変量の確率的動き、つまり、確率分布を
もって、放射の仕方を規定する。この時の時間の変量は
各核種固有の所定の崩壊常数λに従って、常に一定の確
率分布に従っていることが、経験則から知られている。
このような確率分布は数学理論では到着理論に属し、放
射時間間隔tのα線崩壊の様子は図6に示すような指数
分布によって表される。
【0008】この指数分布を示す関数は式(1)のF
(t)=NO e{−λt}で表される関数である、以下
{}内は指数を示し、NO は初期原子数を示す。このλ
の崩壊常数は、アメリシューム( 241Am)の他にもデ
ータや公知の物理法則や実験技術により、現存する核種
については完全に知られている。α線の放射を検出する
には検出時間間隔を測定するよりもある時間帯に放射さ
れるα線の個数を検出するのが簡単である。アメリシュ
ームの崩壊はα線の放射時間間隔が指数関数Fに合うの
で、ある時間帯に放射されるα線の個数を検出すればよ
い。
【0009】放射分布が指数分布を示す関数F(t)=
O e{−λt}〜(1) に従う時、任意の時間aにおける区間h,(a,a+
h)内に崩壊するα線の個数がk個である確率Pkは、
次の式(2)で表示できる。 Pk=M{k}e{−M}/k!〜(2) ここで{}内は指数を示し、Mは平均値を示し、k!は
kの階乗である。この分布は図7のポアソン分布であ
り、時間区間の始点aに無関係で、その平均値はMであ
る。
【0010】本願発明者は原理を応用して、アメリシュ
ーム( 241Am)(放射性同位元素、以下単にRIと称
す)の放射能による乱数を応用して乱数発生装置と暗号
化装置を作成した。以下に上記原理による、乱数発生装
置と暗号化装置について説明する。まず、図1は乱数発
生装置(RPG)1の構成を示し、乱数発生装置(RP
G)1は放射性カプセル30と検出装置31と乱数発生
回路29とから構成される。放射性カプセル30は、人
体に無害な微量のα、β、γ線を放射する、例えば人工
の放射性核種(物質、以後RIと称す)のアメリシュー
ム241 ( 241Am)である。
【0011】この放射性カプセル30から放射されるα
線は検出装置31により検出される。この検出装置31
はRIからのα線等を検出し、検出信号を計測装置29
に出力する。検出装置31は、RIのα崩壊により放出
されるα粒子をPINダイオードで電流として補足する
公知の方法を利用する。
【0012】乱数発生回路29(計測装置)はこれら信
号中から所定の放射能(αまたは、βまたは、γ線)に
よる信号のみを選択し、かつ設定された所定の時間h以
内に計測される信号の個数を計数する。
【0013】更に、検出装置31はPINダイオード4
0と結合コンデンサーCc と前置増幅器43と弁別器4
6から構成されている。放射性カプセル30にPINダ
イオード40を対面させて、円筒形の金属筒内に納めて
半導体内にα線源が侵入し易いようにした。
【0014】バイアス電圧VがPINダイオード40に
印加され、PINダイオード40はp−n結合の半導体
であって、α線源が侵入すると不安定電子や不安定正ホ
ールが移動し、いわゆる通電し、PINダイオード40
の両端に電流が発生する。
【0015】この変動電流は微弱なもので結合コンデン
サーCc を介して前置増幅器43に送られ、そこで増幅
され、パルス信号として出力される。弁別器46には、
これらパルス信号と基準電圧Eとが送られ、ノイズを分
離するため基準電圧Eより大きいパルス及び基準内の信
号のみを選択する。即ち、前置増幅器43からはα線に
よるパルス信号と他の雑音によるパルス信号が混在して
いるので、弁別器46により、α線によるパルス信号だ
けを取り出すようにしている。
【0016】この乱数発生装置(RPG)1では、基準
電圧Eを適当に設定して、α線の放射線によるパルス信
号のみを取り出すようにする。今ここではα線に注目し
て、α線を放出する 241Am核種の場合について述べた
が、β線、γ線についても同様に計測可能である。乱数
発生回路29は、パルス整形器20と個数計数器21と
タイマ22と時間計測器23とから構成される。放射線
によるパルス信号は、乱数発生回路29のパルス整形器
20に送られ、以後の計数回路のパルス波計との標準化
がなされる。
【0017】パルス整形器20からの整形済パルス信号
は個数計数器21に送られ、個数計数器21にはタイマ
22から時間間隔t が設定される。個数計数器21で
は、図4に示すように設定された時間間隔範囲で整形済
パルス信号を計数し、計数値を乱数Rn :3,5,2,
1・・として出力する。単位時間に計測された放射線の
パルスのランダムな数値をそのまま乱数Rn として使用
する。
【0018】またパルス整形器20からの整形済パルス
信号は時間計測器23に送られ、時間計測器23では時
間パルスを計数しているが、図5に示すように整形済パ
ルス信号が到着する時間、時間パルスの数を乱数Rt :
8,5,7・・秒(例えば)として出力する。乱数発生
装置(RPG)1は、自然崩壊によるランダムに放出さ
れる放射線をパルスとして直接計測し、計測されたパル
ス間隔(時間)を乱数Rt として使用する。
【0019】放射性物質(RI)の自然崩壊は全くラン
ダムに起こる現象であり、放出される粒子の放出時間の
間隔は全くランダムであり、よって計測される時間間隔
も全くランダムとなる。今、設定された時間間隔範囲で
計数された整形済パルス信号、即ち、単位時間に放射性
物質の自然崩壊で計数される乱数Rn について考察す
る。
【0020】線源の強度が弱い放射性物質(RI)の自
然崩壊で計測される単位時間のα線数が、0<Rn <5
〜60の範囲の場合は、図7のポアソン分布になり、α
線数が、Rn >5〜60の範囲の場合は、図8の左右対
称のガウス分布になる。
【0021】得られた計数される乱数Rn は、どちらの
分布でも平均計数値Mを中心にした数値に分布するが、
例えば平均計数値M=7なら7が一番多く、6、8が次
に、また5、9がその次に多く計数される。しかしこれ
ら数7、6、8、5、9等の発生順は、全くランダムで
あり、計数値は乱数Rn として信頼できる。
【0022】乱数発生装置(RPG)1からの乱数Rt
または乱数Rn は暗号化装置16に送られ、そこで暗号
の生成に利用される。さて、RPG1では線源強度を調
整することにより、平均的な放出時間を調整することは
可能である。崩壊は人工的にコントロールすることは一
切できない、よって得られた関数は、全くランダム関数
である、人工的に作成されたものではない。
【0023】計測時間、計測個数を8ビット、16ビッ
ト、32ビット、64ビットの桁数と対応させて、ビッ
トに対応する数値を乱数として使用できる。また各ビッ
トに対応した0または1を計測するRPGを設置しても
よい、この場合は放射線を検出した時1、検出しなかっ
た時0、とすれば線源強度は検出限界まで、低下させる
ことができる。ランダムに得られる時間の数値、あるい
は単位時間に計測されるパルスの数値をそのまま乱数と
して、使用する。
【0024】次に、図2、3において、第2発明の暗号
化装置16を説明する。暗号化装置16は、送信側は前
述の乱数発生装置(RPG)1と暗号生成回路2と規則
決定部10と演算種テーブル13と送信回路3とから構
成される。乱数発生装置(RPG)1からの乱数Rは、
規則決定部10と暗号生成回路2に送られ、暗号生成回
路2には特定の有意データSも送られてくる。
【0025】演算種テーブル13は演算種を予め記憶
し、規則決定部10は乱数と有意データとの間でどのよ
うな演算を実行するのかを、乱数に基づき演算種テーブ
ル13を参照して暗号生成回路2に指定する。
【0026】規則決定部10は乱数発生装置(RPG)
1からの乱数Rに従い、演算種テーブル13から、初期
値が奇数なら加算、偶数なら減算、或は実数の0なら乗
算、1なら除算、2なら自乗・・・等の演算種Zを読み
出し、暗号生成回路2に指令する。
【0027】暗号生成回路2では、この乱数Rに対し特
定の有意データを、例えば加算し暗号信号RSとして送
信回路3に出力する。送信回路3には、乱数発生装置
(RPG)1からの乱数Rも送られており、送信回路3
は、乱数Rとこの暗号データRSを混合信号R、RSと
して、電磁媒体の通信回線4や電波及び光学媒体(赤外
線等)を介して離れた位置にある図3の情報処理装置8
に送る。
【0028】図3の受信側では、情報処理装置8は、分
離回路5と解読回路6と情報処理部7と規則再現部11
と逆演算種テーブル12とから構成される。通信回線4
からの混合信号R、RSは、分離回路5により乱数Rと
暗号データRSとに分離され、分離された乱数Rとこの
暗号データRSは解読回路6に別々に入力され、分離さ
れた乱数Rは規則再現部11に送られる。
【0029】逆演算種テーブル12には、演算種テーブ
ル13の奇数なら加算、偶数なら減算、或は実数の0な
ら乗算、1なら除算、2なら自乗・・・等の演算種Zに
対応して、逆演算種−Zの一覧を予め格納している。
【0030】乱数Rは規則再現部11に送られ、規則再
現部11は乱数Rの初期値を参照して、逆演算種テーブ
ル12から受信した演算種Zの逆演算種−Zを読み出
し、解読回路6に送る。解読回路6では、逆演算種−Z
に従い、暗号データRSから乱数Rを減算、逆演算を行
い、特定の有意データSを再生する。
【0031】有意データSは情報処理部7に送られ、電
子取り引きや、株取り引き、セキュリティーコード、秘
密情報の伝達等に利用される。さて、暗号化の各種方法
について説明する。送信側では、乱数R7535437
8の初期値、先頭が7(奇数)なら演算を規則1に決
定。
【0032】加算の場合:R+S=RS、規則1:各桁
を加算するが桁上りはしない。 乱数R 75354378 93244831 46367489 ・・・ 有意データS 1 2 3 ・・・ 暗号データRS 75354379 93244833 46367482 混合信号R、RS 75354378 75354379 93244831 93244833 46367489 46367481 ・・・ ・・・
【0033】受信側 乱数R75354378の先頭が
7(奇数)だから規則1の逆算に決定。 減算の場合:RS−R=S、規則2:各桁を減算するが
上位桁から引かない。 暗号データRS 75354379 93244833 46367482 乱数R −75354378 93244831 46367489 有意データS(差) 1 2 3 注:46367482−46367489では、各桁は
独立とし、不足したら、その桁にのみ10を加えたもの
から引く、2−9では10+2−9=3とする。
【0034】加算の場合:R+S=RS、規則1:各桁
を加算するが桁上りはしない。 送信側 乱数R3725の初期値、先頭が3(奇数)な
ら演算を規則1に決定。 乱数R 4桁 3727 有意データS 4桁 +4185 暗号データRS4桁 7802 混合信号R、RS 通信回路上のデータ 3727 7802
【0035】受信側 乱数R3727の先頭が3(奇
数)だから規則1の逆算に決定。 減算の場合:RS−R=S、規則2:各桁を減算するが
上位桁から引かない。 暗号データRS 7802 乱数R −3727 有意データS(差) 4185 注:7802−3727では、各桁は独立とし、不足し
たら、その桁にのみ10を加えたものから引く、0−2
では10+0−2=8とする。
【0036】この発明では、完全乱数でデータを暗号化
し、かつ演算種テーブル13(逆演算種テーブル12)
を乱数0、1、2、3、4、5、6、7、8、9や偶
数、奇数等毎に、予め送信側と受信側で決定しておいて
使い分けるので、データの都度演算種を自動発生するこ
とができ、完全な暗号に近くなり、第三者による盗聴や
解読が不可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乱数発生装置の一実施例を示す回路の
ブロック図である。
【図2】本発明の暗号化装置の送信側の一実施例を示す
回路のブロック図である。
【図3】本発明の暗号化装置の受信側の一実施例を示す
回路のブロック図である。
【図4】単位時間に計測されるランダムパルスの数値を
示す図である。
【図5】本発明の乱数発生装置からランダムに得られる
時間値を示す図である。
【図6】本発明に利用する崩壊現象を示す指数関数の図
である。
【図7】一般的なポアソン分布のグラフ図である。
【図8】一般的なガウス分布のグラフ図である。
【符号の説明】
1 乱数発生装置 2 暗号生成回路 3 送信回路 4 通信回線 5 分離回路 6 解読回路 7 情報処理部 8 情報処理装置 10 規則決定部 11 規則再現部 12 逆演算種テーブル 13 演算種テーブル 16 暗号化装置 21 個数計数器 22 タイマ 23 時間計測器 29 乱数発生回路 30 放射性カプセル 31 検出装置 32 計測装置 40 PINダイオード 43 前置増幅器 46 弁別器 Cc 結合コンデンサー E 基準電圧 R、RS 混合信号 R 乱数 RS 暗号データ S 有意データ V バイアス電圧

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の崩壊常数λに従い、時間tの経過
    とともに、放射線を放射して崩壊する微弱な放射性物質
    を使用し、 この放射線の放出間隔を時間の関数として放射線の計数
    回路で検出し、又は一定時間内の放射線の放出個数を計
    数回路で計測し、この計数した数値を乱数として情報処
    理装置に送ることを特徴とする乱数発生装置。
  2. 【請求項2】 所定の崩壊常数λに従い、時間tの経過
    とともに、放射線を放射して崩壊する微弱な放射性物質
    を使用し、 この放射線の放出間隔を時間の関数として検出し、又は
    一定時間内の放射線の放出個数を計測しかつ、この計数
    した数値を乱数として出力する計数回路と、 この乱数に対し特定の有意データを組み合わせて演算を
    行い暗号を生成する暗号生成回路とを備え、 前記乱数とこの暗号データを電磁媒体あるいは光学媒体
    を介して離れた位置にある情報処理装置に送り、この情
    報処理装置では解読回路により前記乱数とこの暗号デー
    タとの間に逆演算を行い前記特定の有意データを再生す
    ることを特徴とする暗号化装置。
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