JPH10141759A - 追い焚き付き給湯器 - Google Patents

追い焚き付き給湯器

Info

Publication number
JPH10141759A
JPH10141759A JP8298514A JP29851496A JPH10141759A JP H10141759 A JPH10141759 A JP H10141759A JP 8298514 A JP8298514 A JP 8298514A JP 29851496 A JP29851496 A JP 29851496A JP H10141759 A JPH10141759 A JP H10141759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
heat
hot water
amount
reheating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8298514A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3776996B2 (ja
Inventor
Yukinobu Noguchi
幸伸 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gastar Co Ltd
Original Assignee
Gastar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gastar Co Ltd filed Critical Gastar Co Ltd
Priority to JP29851496A priority Critical patent/JP3776996B2/ja
Publication of JPH10141759A publication Critical patent/JPH10141759A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3776996B2 publication Critical patent/JP3776996B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control For Baths (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一管二水路方式の追い焚き付き給湯器におい
て、追い焚き運転による残水量演算を正確におこなう。 【解決手段】給湯管路10と追い焚き管路20とが共通
の熱交換器30に挿入されて共通の熱量供給手段31に
より熱量が投入される追い焚き付き給湯器において、追
い焚き管路20を循環させ熱量供給手段31により熱量
を投入して追い焚き運転を行う時に、熱交換器30に投
入された熱量から給湯管路10側で吸収される給湯側吸
熱量を除いた熱量と、追い焚き運転前後の浴槽温度の上
昇から、当該浴槽23内の残水量を演算する演算手段4
0を有することを特徴とする。より具体的には、給湯管
路側の給湯が停止している時は、給湯側吸熱量を熱交換
器内の給湯管路の温度変化と熱交換器内の給湯管路の容
積から演算により求める。給湯管路側の給湯が運転して
いる時は、給湯側吸熱量を熱交換器内の給湯管路の入水
温度と出湯温度の差と流量から演算により求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共通の熱交換器内
に給湯管路と追い焚き管路とを挿入して、共通のバーナ
ー等の熱量供給手段により熱量が投入される所謂一缶二
水路式の追い焚き付き給湯器における残水量演算に関す
る。
【0002】
【従来の技術】追い焚き付きの給湯器において、浴槽へ
の湯はりを自動で運転するに際し、所定時間追い焚き運
転を行って、追い焚き管路側に投入した熱量と浴槽の上
昇温度から浴槽内の残水量を演算で求めることが行われ
る。その結果設定水位までの全浴槽水量から上記で求め
た残水量を除いた水量をさらに注湯することで、設定水
位までの自動湯張りを行っている。この残水量の演算に
ついては、例えば、本出願人が特許出願した特公平2−
3105等に記載されている。
【0003】一方、近年において、省スペースの目的か
ら給湯側の熱交換器と追い焚き側の熱交換器を共通の熱
交換器とする所謂一缶二水路式の追い焚き付きの給湯器
が開発されている。この一缶二水路式の熱交換器では、
一方の配管内の水が循環していない時でも他方の配管内
の水を循環させて熱量を投入することが必要になる。そ
の場合、循環していない配管内の水の沸騰を抑制する為
に、熱交換器内で両方の配管を接触させ循環していない
配管から循環している配管に熱量の移動を行わせる様に
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した一缶二水路式
の熱交換器では、追い焚き運転による残水演算工程で、
バーナー等の熱量供給手段から投入された熱量の一部が
給湯管路側にも吸収されるため追い焚き側に投入される
熱量が刻一刻変化して、従来の如く簡単に残水演算を行
うことが難しくなる。
【0005】特に、給湯側が停止して追い焚き側が運転
している場合は、給湯側の管路内の温度は一定の傾斜で
上昇することがなく、従って追い焚き側に投入された熱
量を求めることが難しい。更に、給湯側と追い焚き側と
が同時に運転している場合には、更に給湯側の設定温
度、出湯温度、流量に従って熱量供給手段であるバーナ
ーの比例弁の開度が刻一刻と変化し、さらに給湯側と追
い焚き側の熱量の分配比も主に流量により変化するの
で、追い焚き側に投入される熱量を求めることが同様に
困難である。
【0006】更に、追い焚き側には通常通水の有無のみ
を判断する流水スイッチが用いられている。これは、ゴ
ミ等が入りやすい追い焚き側に水量を測る水量センサが
不向きなことが理由である。従って、給湯側と追い焚き
側の熱量の分配比を決定する大きな要素となる追い焚き
側の流量が測定できない点もこの演算を行うのをより困
難にしている。
【0007】そのため、一缶二水路式の場合には追い焚
き運転による浴槽の残水量を求める演算が困難であると
いう課題を有している。
【0008】そこで、本発明の目的は、一缶二水路式の
熱交換器であっても正確に浴槽の残水演算を行うことが
できる追い焚き付き給湯器を提供することにある。
【0009】また、本発明の目的は、一缶二水路式の熱
交換器において、追い焚き単独運転中でも正確に浴槽の
残水演算を行うことができる追い焚き付き給湯器を提供
することにある。
【0010】また、本発明の目的は、一缶二水路式にお
いて、追い焚きと給湯が同時運転中でも正確に浴槽の残
水演算を行うことができる追い焚き付き給湯器を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明に
よれば、給湯管路と追い焚き管路とが共通の熱交換器に
挿入されて共通の熱量供給手段により熱量が投入される
追い焚き付き給湯器において、前記追い焚き管路を循環
させ前記熱量供給手段により熱量を投入して追い焚き運
転を行う時に、該熱交換器に投入された熱量から前記給
湯管路側で吸収される給湯側吸熱量を除いた熱量と、該
追い焚き運転前後の浴槽温度の上昇から、当該浴槽内の
残水量を演算する演算手段を有することを特徴とする追
い焚き付き給湯器を提供することにより達成される。
【0012】より具体的には、上記の追い焚き付き給湯
器において、前記演算手段は、給湯管路側の給湯が停止
している時は、前記給湯側吸熱量を該熱交換器内の該給
湯管路の温度変化と該熱交換器内の給湯管路の容積から
演算により求めることを特徴とする。
【0013】即ち、追い焚き側の単独運転の時は、給湯
管路側は運転停止状態であり管内は水が流れていない。
従って、実質的に熱交換器内の給湯管路内の水の上昇温
度と容積から吸収された熱量を求めることができるの
で、その給湯側吸熱量を求め、バーナー等の熱量供給手
段から投入された熱量から除くことで、追い焚き側に投
入された熱量を求めることができる。
【0014】更に、上記の追い焚き付き給湯器におい
て、前記演算手段は、給湯管路側の給湯が運転している
時は、前記給湯側吸熱量を該熱交換器内の給湯管路の入
水温度と出湯温度の差と流量から演算により求めること
を特徴とする。
【0015】即ち、給湯側と追い焚き側が同時に運転し
ている場合には、給湯管路の入水温度と出湯温度との差
とその時の流量から給湯側の吸熱量を求めることができ
る。追い焚き単独運転や給湯側との同時運転において、
給湯管路側の吸熱量が刻一刻と変化するので、単位時間
当たりの吸熱量を求め、追い焚き側に投入された熱量を
累積することで、正確な残水量の演算を行うことができ
る。
【0016】更に、本発明の別の方法では、給湯側が停
止しているときの給湯側の吸熱量が、給湯管路内の温度
に応じて一義的に変化することが経験上知られているの
で、予め求めた給湯管路内の温度に対応する吸熱量のテ
ーブルを参照することにより簡単に追い焚き側に投入さ
れた熱量を求めることができる。
【0017】更に、本発明は上記の発明において、前記
演算手段は、前記投入された熱量から給湯側吸熱量を除
いた熱量に更に該浴槽内の温度に対応する効率を乗じて
得られた熱量と、前記上昇温度から、当該浴槽内の残水
を演算することを特徴とする。
【0018】浴槽内の温度が上昇するに従って熱交換器
内の効率が低下することが経験上知られている。従っ
て、予め求めた浴槽内温度に対応する効率をテーブルと
して記憶し、そのテーブルを参照しながら追い焚き側が
吸収した熱量を正確に求めることができる。その結果、
より正確な残水量の演算を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図面に従って説明する。しかしながら、本発明の技術的
範囲はその実施の形態に限定されるものではない。
【0020】図1は、本発明の実施の形態例である追い
焚き付き給湯器の概略図である。この給湯器の例は、共
通の熱交換器30に給湯管路10と追い焚き管路20と
が挿入されていて、所謂一缶二水路方式である。そし
て、共通の熱量供給手段であるバーナー31により熱量
が供給される。
【0021】給湯管路10側には、給湯栓11、給水量
を検出する水量センサ12、及び給湯栓11が開いたこ
とを検出する水流スイッチ13が設けられている。ま
た、熱交換器への入口の入水温度センサTin、熱交換
器の出口の出湯温度センサToutが設けられる。一
方、追い焚き管路20側は、循環ポンプ21、浴槽温度
センサTf、流水スイッチ22が設けられ、浴槽23に
接続される。更に、給湯管路10と追い焚き管路20と
の間には注湯回路が設けられ、注湯弁34、ホッパ3
5、逆止弁36等が設けられている。共通のバーナー3
1に対しては、例えばイグナイタ37、比例弁32、ガ
ス電磁弁33等が設けられる。
【0022】この給湯器内には、各センサーからの検出
値を入力し、所定の燃焼シーケンスプログラムによって
各燃焼タスクを制御する制御装置40が設けられる。従
って、制御装置40からは各アクチュエータに対して指
令信号が発せられる。
【0023】図2は、熱交換器30の一例の断面図であ
る。図に示される通り、熱交換器30内に給湯管路10
と追い焚き管路20とが貫通している。通常は給湯側の
方がより高い燃焼能力(熱量)を要求されるので、より
断面積が大きい管路がより多く貫通する。また、追い焚
き側の管路20が、それ程高い燃焼能力(熱量)を要求
されないのでより断面積が狭く少ない管路数である。そ
して、前述した通り、追い焚き管路20は給湯管路10
と接触して配置される。その結果、一方の管内が循環し
ないでバーナー31が燃焼した場合に、その管内に伝え
られた熱量が接触部を経由して他方の管内に移動するこ
とができ、循環していないほうの管内の沸騰を抑えるこ
とができる。
【0024】[追い焚き単独運転]さて、上記の如き構
造を有する一缶二水路方式では、追い焚き側のみが単独
運転しているときには、極めて複雑な投入熱量の移動が
行われる。その様子を概略的に説明すると次の通りであ
る。
【0025】例えば、給湯側が停止している時に追い焚
き運転を行うと、最初は熱交換器30内で多くの容積を
持つ給湯管路10側が主に熱量を吸収して給湯管路10
内の温度が上昇する。その時、追い焚き管路20側が吸
収できる熱量は比較的少量である。やがて給湯管路10
内の温度が上昇してくると、給湯管路内は水が循環して
いないので、自然に拡散する熱量を除いて外部に熱量が
持ち出されることはない。そして、給湯管路10内の温
度が先に上昇して給湯管路内の温度と追い焚き管路内の
温度の差が大きくなると、両方の管路の接触部分を経由
して熱量の移動が大きくなり、追い焚き管路側ではバー
ナーから熱交換器を経由して与えられる熱量と給湯管路
側から移動する熱量とによりより多くの熱量を吸収する
ことができる。やがて、燃焼装置によっては熱平衡状態
になり、給湯管路内での沸騰が起きることなく追い焚き
管路側に多くの熱量の吸収が行われる。或いは、給湯管
路内で沸騰が発生すると、バーナーを停止して給湯管路
側から追い焚き管路側への熱移動により給湯管路内温度
を低下させて、その後更にバーナーを着火するといった
間欠燃焼運転が行われることもある。
【0026】この様に、一缶二水路方式の場合は、単独
運転ではバーナーから投入される熱量の一定の割合が追
い焚き管路と給湯管路に分配されるのではなく、刻一刻
両方の管路内で吸収される熱量に変化が発生するのであ
る。
【0027】図3は、上記した追い焚き側の単独運転の
場合のタイミングチャート図である。この例は、上記し
た燃焼運転が間欠的に行われる例である。時刻t0でバ
ーナーが燃焼を開始し、追い焚き管路側のみが循環する
単独運転が行われたとする。上記した如く最初は、熱交
換器に投入される熱量Is η0 (Is はバーナーが供給
する熱量で、η0 は排ガス等により失われる熱量を考慮
したときの効率)の内の多くの部分が給湯管路側で吸熱
される(図中IK )。また、追い焚き管路側で吸収され
る熱量IF は比較的少ない。やがて、図に示される通
り、給湯側の温度が上昇するに従い給湯管路10から追
い焚き管路20への熱の移動が発生して追い焚き管路側
の吸収熱量IF が増加する。
【0028】そして、給湯側の温度が90℃前後まで上
昇すると沸騰が始まり、バーナーの燃焼が停止される。
そして、時刻t2になった時点で再び燃焼が開始され、
それ以降間欠的な燃焼運転が行われる。
【0029】図中斜線部分は、単位時間dt当たりの両
管路への熱量の配分を示している。単位時間毎に主に給
湯管路側の温度に応じて両方の吸熱量が変化するので、
残水演算の為には単位時間毎に追い焚き側が吸収した熱
量を累積していく必要がある。
【0030】更に、図3に示される通り、浴槽の温度T
F が上昇するに従って、追い焚き管路側の効率η1 が下
がっている。また、浴槽温度Tfが上昇するにしたがい
熱交換器に追い焚き回路を通ってくる湯の温度が上昇
し、追い焚きの熱効率が下がってくる。従って、より正
確に追い焚き管路側に吸収された熱量を求める場合に
は、上記の給湯管路側の吸熱量に加えて、その熱効率η
1 も考慮しておく必要がある。
【0031】さて、上記の現象を踏まえて、本発明によ
る追い焚き単独運転時の残水量演算について説明する。
図1に示した通り、給湯管路10の熱交換器への入力部
に設けられた入水温度センサTin或いは出力部に設けら
れた出湯温度センサTout 、または熱交換器に途中に設
けられた第三の温度センサTMID を利用して、熱交換器
内の給湯管路10内の温度を検出する。追い焚き単独運
転の時は給湯側は循環していないので何れのセンサによ
っても熱交換器内の給湯管路内温度を検出することがで
きる。そして、単位時間当たりの温度変化と熱交換器内
の給湯管路の容積から、単位時間当たりの給湯管路側の
吸収熱量IK を求めることができる。或いは、予め実験
により給湯管路内の温度に応じた吸収熱量のテーブルを
求めておいて、検出される温度に応じて単位時間当たり
の給湯管路の吸収熱量IK を求めてもよい。
【0032】そこで、ガス比例弁32の開度に従って求
められる熱量Isに排ガスにより持ち出される熱量等を
考慮した効率η0 を考慮すると、熱交換器に投入される
熱量はIs×η0 となる。従って、その投入熱量から単
位時間での給湯管路側の吸熱量IK を除いた分(Is×
η0 −IK )が、追い焚き管路側が吸収した熱量IF
なる。
【0033】従って、所定の時間追い焚き単独運転を行
った結果、浴槽温度がΔT上昇したとすると、残水量Q
は、
【0034】
【数1】
【0035】となる。そして、更に上記した追い焚き管
路内の温度に応じて効率η1 が変化する点を考慮する
と、更に単位時間毎の追い焚き管路が吸収する熱量がよ
り正確に求められる。即ち、
【0036】
【数2】
【0037】である。
【0038】尚、上記した通り、給湯管路側の吸熱量を
演算で求める場合には、図3の如く間欠燃焼運転の燃焼
停止時においては、給湯管路内の温度が下降することに
なり、その場合は上記の式の給湯側吸熱量IK が負の値
になり、その熱量が追い焚き管路側に吸収されることを
意味する。従って、テーブルにより参照する場合にはか
かる燃焼停止時の給湯側の吸収熱量もそのテーブル内に
有しておくことが必要である。
【0039】[給湯と追い焚き同時運転]次に、給湯側
と追い焚き側が同時に運転する場合について説明する。
この場合は、単独運転時の様な両管路間の熱のやりとり
は殆どないが、給湯側は、設定温度や流量に応じたフィ
ードフォワード、フィードバック制御を行うので、給湯
側の吸熱量は刻一刻と変化する。そこで、本発明の実施
の形態例では、給湯側の吸熱量を演算する為に、入水温
度センサTinと出湯温度センサTout と、水量センサ1
2が検出する流量から次の演算式により求める。
【0040】IK =(Tout −Tin)×流量 従って、残水量Qを求める演算は次の演算式により行わ
れる。
【0041】
【数3】
【0042】更に、追い焚き側の温度による効率の変化
を考慮する場合は、単独運転の時と同様にテーブルから
追い焚き側の温度に応じた効率η1 を求めて乗ずること
で、より正確な演算を行うことができる。
【0043】上記した追い焚き単独運転の時の残水量演
算と、給湯と追い焚き同時運転時の残水量演算とが交互
に行われた場合は、単位時間毎にいずれの運転状態であ
るかに応じて給湯側の吸収熱量を求めることで、追い焚
き側に吸収された熱量の累積値を求めることができる。
その累積熱量を浴槽の上昇温度で除することにより、残
水量を求めることができる。
【0044】上記した残水量の演算は、図1に示したマ
イクロコンピュータ40により行われる。従って、各セ
ンサの検出値が入力されて、演算に利用される。
【0045】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、一
管二水路方式の熱交換器を備えた追い焚き付き給湯器に
おいて、追い焚き単独運転時でも両者同時運転時でも所
定時間の追い焚き運転を行うことによる浴槽内の残水量
の演算を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例である追い焚き付き給湯
器の概略図である。
【図2】熱交換器30の一例の断面図である。
【図3】追い焚き側の単独運転の場合のタイミングチャ
ート図である。
【符号の説明】
10 給湯管路 20 追い焚き管路 30 熱交換器 31 熱量供給手段 40 演算手段、マイクロコンピュータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給湯管路と追い焚き管路とが共通の熱交換
    器に挿入されて共通の熱量供給手段により熱量が投入さ
    れる追い焚き付き給湯器において、 前記追い焚き管路を循環させ前記熱量供給手段により熱
    量を投入して追い焚き運転を行う時に、該熱交換器に投
    入された熱量から前記給湯管路側で吸収される給湯側吸
    熱量を除いた熱量と、該追い焚き運転前後の浴槽温度の
    上昇から、当該浴槽内の残水量を演算する演算手段を有
    することを特徴とする追い焚き付き給湯器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の追い焚き付き給湯器におい
    て、 前記演算手段は、給湯管路側の給湯が停止している時
    は、前記給湯側吸熱量を該熱交換器内の該給湯管路の温
    度変化と該熱交換器内の給湯管路の容積から演算により
    求めることを特徴とする。
  3. 【請求項3】請求項1記載の追い焚き付き給湯器におい
    て、 前記演算手段は、給湯管路側の給湯が運転している時
    は、前記給湯側吸熱量を該熱交換器内の給湯管路の入水
    温度と出湯温度の差と流量から演算により求めることを
    特徴とする。
  4. 【請求項4】請求項1記載の追い焚き付き給湯器におい
    て、 前記演算手段は、給湯管路側の給湯が停止している時
    は、前記給湯側吸熱量を予め求めた給湯管路内の温度に
    対応する吸熱量のテーブルを参照して求めることを特徴
    とする。
  5. 【請求項5】請求項2、3または4、記載の追い焚き付
    き給湯器において、 前記演算手段は、前記投入された熱量から給湯側吸熱量
    を除いた熱量に更に該浴槽内の温度に対応する効率を乗
    じて得られた熱量と、前記上昇温度から、当該浴槽内の
    残水を演算することを特徴とする。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5に記載の追い焚き付き給湯
    器において、 前記演算手段は、単位時間当たりの熱量の累積値と前記
    浴槽の上昇温度から前記残水量を求めることを特徴とす
    る。
JP29851496A 1996-11-11 1996-11-11 追い焚き付き給湯器 Expired - Fee Related JP3776996B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29851496A JP3776996B2 (ja) 1996-11-11 1996-11-11 追い焚き付き給湯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29851496A JP3776996B2 (ja) 1996-11-11 1996-11-11 追い焚き付き給湯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10141759A true JPH10141759A (ja) 1998-05-29
JP3776996B2 JP3776996B2 (ja) 2006-05-24

Family

ID=17860713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29851496A Expired - Fee Related JP3776996B2 (ja) 1996-11-11 1996-11-11 追い焚き付き給湯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3776996B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3776996B2 (ja) 2006-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4613459B2 (ja) 給湯システム
JPH10141759A (ja) 追い焚き付き給湯器
JP3596529B2 (ja) 燃料使用量の算出方法および温水暖房熱源機
JP3792393B2 (ja) 一缶多水路式燃焼器における浴槽内残水量演算装置
JP3792401B2 (ja) 給湯器における浴槽内残水量演算装置
JP2589237Y2 (ja) 一缶二回路式の給湯機
KR0178186B1 (ko) 가스보일러의 온수온도제어 방법
JP2861708B2 (ja) ボイラの燃焼制御方法
JPH10103688A (ja) 床暖房装置の制御方法
JP2007132604A (ja) 貯湯式給湯装置における循環制御方法および貯湯式給湯装置における循環制御装置
JP3720090B2 (ja) 自動湯張り器具およびその自動湯張り制御装置
KR19990027493A (ko) 가스보일러의 난방제어방법
JP2003227656A (ja) コージェネレーションシステム
KR19980017335A (ko) 난방수 순환저항에 따른 가스보일러의 유량제어방법
JPH04177047A (ja) 追焚循環回路の流量制御方法及び装置
JP3798123B2 (ja) 一缶二水路式給湯装置
KR100212513B1 (ko) 가스보일러의 난방제어방법
KR940003124B1 (ko) 급탕기의 맛사지샤워 연소제어방법 및 그 장치
KR19980076189A (ko) 가스 보일러의 온수 제어 시스템 및 그 제어 방법
JPH0641053Y2 (ja) 給湯装置
JP3777001B2 (ja) 一缶二水路式燃焼装置
JPH09145070A (ja) 温水式暖房装置
KR100274790B1 (ko) 가스보일러의 물보충 제어방법
JP2002333203A (ja) 追焚き付き給湯器
JPH04236053A (ja) 給湯機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110303

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110303

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140303

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees