JPH10139298A - エレベーター位置表示装置 - Google Patents

エレベーター位置表示装置

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JPH10139298A
JPH10139298A JP29260796A JP29260796A JPH10139298A JP H10139298 A JPH10139298 A JP H10139298A JP 29260796 A JP29260796 A JP 29260796A JP 29260796 A JP29260796 A JP 29260796A JP H10139298 A JPH10139298 A JP H10139298A
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JP
Japan
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floor
pointer
elevator
car
position detector
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JP29260796A
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English (en)
Inventor
Yasunobu Hirose
靖伸 廣瀬
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指示針の位置ずれ発生時に指示針を早期に修
正移動して、かごの位置表示の信頼度低下を解消するエ
レベーター位置表示装置を得る。 【解決手段】 標示板1の複数の階床標示子2に対向す
る指示針3を設け、パルスモータ4により駆動する。ま
た、かごの高頻度停止階に対応した階床標示子位置に高
頻度停止階位置検出器21を設ける。そして、高頻度停
止階位置検出器21に対応する階床にかごが停止したと
きの高頻度停止階位置検出器21の出力を介して指示針
3の位置ずれを判定し、パルスモータ4を介して指示針
3を修正移動する制御手段を設ける。これにより、かご
の最下階又は最上階への運転頻度の如何に関わらず、高
頻度停止階にかごが停止する都度、指示針の位置ずれを
修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、指示針が移動し
階床を指示してかごの位置を表示するエレベーター位置
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は、例えば特開平1−26
1179号公報に示された従来のエレベーター位置表示
装置を示す図で、図6は正面図、図7は図6の装置にお
ける機器の電機的接続を概念的に示す回路図である。図
において、1は標示板で、エレベーターのかご(図示し
ない)が停止する複数の階床標示子2が設けられてい
る。3は標示板1に枢持されて回動動作して階床標示子
2のいずれかに対向する指示針である。
【0003】4は指示針3を駆動するパルスモータ、5
はパルスモータ4の軸に設けられた補助針で、標示板1
の裏面側に配置されて指示針3と同様に回動動作する。
6は最下階位置検出器で、補助針5に対向して設けられ
てエレベーターの最下階表示位置、すなわち図6におい
て階床標示子2の「1」対応位置に設けられている。7
は最上階位置検出器で、補助針5に対向して設けられて
エレベーターの最上階表示位置、すなわち図6において
階床標示子2の「7」対応位置に設けられている。
【0004】8はエレベーターの巻上モータ、9は巻上
モータ8に設けられたエンコーダ、10はエンコーダ9
の出力信号を処理する方向弁別パルス発生器、11U及
び11Dは、それぞれ方向弁別パルス発生器10からの
出力を分周する分周回路で、11Uは上昇側分周回路、
11Dは下降側分周回路である。12U及び12Dは、
それぞれかごが終端階にあるときに動作する信号によっ
てゲートを開く第一ANDゲートで、12Uは上昇側第
一ANDゲート、12Dは下降側第一ANDゲートであ
る。
【0005】13は第一ANDゲート12U又は12D
の入力端に接続されたパルス発生器、14U及び14D
は、それぞれ方向弁別パルス発生器10のパルスと第一
ANDゲート12U又は12Dから出力される信号のい
ずれかが入力されるORゲートで、14Uは上昇側OR
ゲート、14Dは下降側ORゲートである。
【0006】15U及び15Dは、それぞれORゲート
14U又は14Dの出力信号と最下階位置検出器6又は
最上階位置検出器7の出力信号が入力される第二AND
ゲートで、15Uは上昇側第二ANDゲート、15Dは
下降側第二ANDゲートである。
【0007】従来のエレベーター位置表示装置は上記の
ように構成され、巻上モータ8の動作によりエンコーダ
9が付勢され、それのパルス信号が方向弁別パルス発生
器10に出力される。そして、方向弁別パルス発生器1
0から方向別のパルス信号を分周する分周回路11U又
は11Dに出力される。
【0008】また、分周回路11U又は11Dにより分
周されたパルス信号はORゲート14U又は14D、第
二ANDゲート15U又は15Dに入力される。このと
きに指示針3が最下階又は最上階の階床標示子2に対向
していなければ最下階位置検出器6又は最上階位置検出
器7が動作状態となる。
【0009】これにより第二ANDゲート15U又は1
5Dが出力を発してパルスモータ4が付勢される。そし
て、パルスモータ4は入力されたパルス信号に応じて動
作し、指示針3が駆動されて移動する。これによって、
指示針3がかごの位置に対応した階床標示子2を指示し
てかごの位置を表示する。
【0010】また、かごの位置に対応した階床標示子2
に対する指示針3の指示位置が、正常位置からずれた場
合には、次に述べるようにパルスモータ4等が制御され
て指示針3の指示位置が修正される。すなわち、かごが
最下階又は最上階に停止したときに補助針5が正常位置
に移動していなければ、最下階位置検出器6又は最上階
位置検出器7が動作する。
【0011】これによって、パルス発生器13が付勢さ
れてパルス発生器13からパルス信号が出力され、また
最下階位置検出器6又は最上階位置検出器7が動作して
いる。このため、パルス信号が第一ANDゲート12U
又は12D、ORゲート14U又は14D、第二AND
ゲート15U又は15Dを通りパルスモータ4に出力さ
れる。そして、パルスモータ4は入力されたパルス信号
に応じて動作し指示針3が駆動されて修正移動するよう
になっている。
【0012】なお、指示針3が修正移動して正常位置に
配置されると、最下階表示位置6又は最上階位置検出器
7が非動作となり出力を喪失する。これにより、第二A
NDゲート15U又は15Dへの信号が消滅するので、
第二ANDゲート15U又は15Dが閉じ、パルスモー
タ4が停止する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーター位置表示装置において、最下階表示位置6又
は最上階位置検出器7を介して指示針3の位置ずれ修正
動作が行われる。このため、指示針3の位置ずれが発生
した場合に、最下階が物置のような地下室であったり最
上階が通常時は用のない屋上であったりして、かごの最
下階又は最上階への運転頻度が少ないときには、指示針
3の位置ずれ状態が長時間にわたって続き、かごの位置
表示の信頼度が低くなるという問題点があった。
【0014】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、指示針の位置ずれ発生時に、指
示針が早期に修正されるエレベーター位置表示装置を得
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ター位置表示装置においては、エレベーターの複数の階
床標示子が設けられた標示板と、この標示板に設けられ
て移動動作して階床標示子のいずれかに対向する指示針
と、この指示針を駆動するパルスモータと、エレベータ
ーかごの高頻度停止階に対応した指示針の階床標示子位
置に設けられた高頻度停止階位置検出器と、この高頻度
停止階位置検出器に対応する階床にかごが停止したとき
の高頻度停止階位置検出器の出力を介して指示針の位置
ずれを判定し、パルスモータを付勢して指示針を正常位
置へ移動する制御手段とが設けられる。
【0016】また、この発明に係るエレベーター位置表
示装置においては、エレベーターの複数の階床標示子が
設けられた標示板と、この標示板に設けられて移動動作
して階床標示子のいずれかに対向する指示針と、この指
示針を駆動するパルスモータと、指示針のエレベーター
の最下階表示位置に対応して設けられた最下階位置検出
器、指示針のエレベーターの最上階表示位置に対応して
設けられた最上階位置検出器及び指示針のエレベーター
かごの高頻度停止階に対応した階床標示子位置に設けら
れた高頻度停止階位置検出器の三者と、これら三者に対
応する階床のいずれかにかごが停止したときのかご停止
階における三者中の位置検出器の出力を介して上記指示
針の位置ずれを判定し、パルスモータを付勢して指示針
を正常位置へ移動する制御手段とが設けられる。
【0017】また、この発明に係るエレベーター位置表
示装置においては、指示針の修正移動動作を介して付勢
される表示手段が設けられる。
【0018】また、この発明に係るエレベーター位置表
示装置においては、人為操作により指示針を修正移動動
作させる操作釦が設けられる。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1〜図4は、この発明の実施の形態の
一例を示す図で、図1は正面図、図2は図1の左側面
図、図3は図1の装置における機器の電機的接続を概念
的に示す回路図、図4は図3の装置の動作を説明するフ
ローチャートであり、図1〜図4の他は前述の図6及び
図7と同様にエレベーター位置表示装置が構成されてい
る。図において、1は標示板で、エレベーターのかごが
停止する複数の階床標示子2が設けられている。
【0020】3は標示板1に枢持されて回動動作して階
床標示子2のいずれかに対向する指示針、4は指示針3
を駆動するパルスモータ、5はパルスモータ4の軸に設
けられた補助針で、標示板1の裏面側に配置されて指示
針3と同様に回動動作する。6は最下階位置検出器で、
補助針5に対向して設けられてエレベーターの最下階表
示位置、すなわち図1において階床標示子2の「1」対
応位置に設けられている。7は最上階位置検出器で、補
助針5に対向して設けられてエレベーターの最上階表示
位置、すなわち図1において階床標示子2の「7」対応
位置に設けられている。
【0021】8はエレベーターの巻上モータ、16は巻
上モータ8が装着された巻上機、17は巻上機16の綱
車に巻掛けられた主索、18は主索17の一端に連結さ
れたエレベーターのかご、19は主索17の他端に連結
されたつり合おもりである。20は巻上モータ8、パル
スモータ4等に接続された制御手段、21は指示針3の
かご18の高頻度停止階に対応した階床標示子2位置に
設けられた高頻度停止階位置検出器で、例えば図1にお
いては階床標示子2の「4」対応位置に設けられてい
る。
【0022】22は制御手段20に接続されてかご18
の停止位置を積算するかご停止位置積算装置、23はか
ご停止位置積算装置22から求められるかご停止位置情
報、24はかご停止位置情報23から得られるかご18
の最多停止階、25はかご停止位置情報23から得られ
る最多停止階24に次いでかご18の停止回数の多い多
停止階である。
【0023】上記のように構成されたエレベーター位置
表示装置において、制御手段20にかご停止位置積算装
置22を接続した状態で、エレベーターを一定期間通常
運転する。そして、かご停止位置積算装置22を介して
かご18の最多停止階24及び最多停止階24に次ぐか
ご18の停止回数の多い多停止階25を求める。
【0024】そして、最多停止階24が最上階又は最下
階でない場合には、最多停止階24に対応した階床標示
子2位置における標示板1の裏側で、補助針5に対向さ
せて高頻度停止階位置検出器21を設ける。また、最多
停止階24が最上階又は最下階である場合には、多停止
階25に対応した階床標示子2位置における標示板1の
裏側で、補助針5に対向させて高頻度停止階位置検出器
21を設ける。
【0025】また、最多停止階24及び多停止階25が
最上階又は最下階である場合は、基本的には高頻度停止
階位置検出器21が不要になる。しかし、かご18の停
止位置数が多い、すなわち階床数が多いときに限って全
階床の中間の階床標示子2位置における標示板1の裏側
で、補助針5に対向させて高頻度停止階位置検出器21
を設ける。
【0026】このように高頻度停止階位置検出器21を
設けることによって、かご18の最下階又は最上階への
運転頻度が少ない場合であっても、最多停止階24、多
停止階25等の高頻度停止階にかご18が停止する都
度、高頻度停止階位置検出器21を介して指示針3が修
正移動する。したがって、指示針3の位置ずれ発生時
に、指示針3が早期に修正され、指示針3の位置ずれ状
態が長時間にわたって続いてかごの位置表示の信頼度が
低くなるという不具合を解消することができる。
【0027】なお、図3における機器を主要部とする装
置による指示針3の位置ずれ修正動作を図4に示すフロ
ーチャートによって説明する。すなわち、ステップ10
1により巻上モータ8のエンコーダ9を介し、最下階、
最上階、最多停止階24、多停止階25等に対するかご
18の所定位置停止情報が出力される。
【0028】また、ステップ102により最下階位置検
出器6、最上階位置検出器7、高頻度停止階位置検出器
21等のかご18の停止位置に対応した位置検出器の検
出信号が出力される。そして、ステップ103に進み、
かご18の所定位置停止情報と位置検出器の検出信号が
比較、演算される。次いで、ステップ104へ進んで、
指示針3位置の補正が必要であればステップ105へ進
み、制御手段20から補正信号が出力される。
【0029】そして、ステップ106へ進み、パルス発
生器13が付勢されてパルスモータ4の駆動指令が出力
される。次いで、ステップ107へ進んでパルスモータ
4が駆動され、パルスモータ4は入力されたパルス信号
に応じて動作し、指示針3が駆動されて修正移動し補正
が終了する。なお、指示針3が修正移動して正常位置に
配置されると、位置検出器が非動作となり出力を喪失す
る。これにより、第二ANDゲート15U又は15Dへ
の信号が消滅するので、第二ANDゲート15U又は1
5Dが閉じ、パルスモータ4が停止する。
【0030】なお、指示針3の移動がかご18よりも先
行している場合は、かご18の停止前にパルスモータ4
へのパルス信号出力が停止し、指示針3がかご18の所
定停止階に対応した階床標示子2位置で停止する。ま
た、かご18の移動が指示針3よりも先行している場合
は、かご18の停止後にパルスモータ4へのパルス信号
が出力され、指示針3がかご18の所定停止階に対応し
た階床標示子2位置で停止する。
【0031】実施の形態2.図1〜図4の実施の形態を
応用して次に述べるように容易に構成することができ
る。すなわち、最下階位置検出器6及び最上階位置検出
器7を省略して、高頻度停止階位置検出器21のみを設
ける。これによって、かご18の最下階又は最上階への
運転頻度の如何に関わらず、最多停止階24、多停止階
25等の高頻度停止階にかご18が停止する都度、高頻
度停止階位置検出器21を介して指示針3を修正移動さ
せることができる。
【0032】したがって、指示針3の位置ずれ発生時
に、指示針3を早期に修正することができる。このた
め、指示針3の位置ずれ状態が長時間にわたって続き、
かごの位置表示の信頼度が低くなるという不具合を解消
することができる。これにより、実施の形態2において
も前述の図1〜図4の実施の形態とほぼ同じ作用を得る
ことができる。
【0033】実施の形態3.図5は、この発明の他の実
施の形態の一例を示す図で、エレベーター位置表示装置
の機器の電機的接続を概念的に示す回路図であり、図5
の他は前述の図1〜図4並びに前述の図6及び図7と同
様にエレベーター位置表示装置が構成されている。
【0034】図において、26はパルスモータ4及び制
御手段20に接続されたインジケータ制御盤、27はイ
ンジケータ制御盤26に接続された表示灯からなる表示
手段で、例えば標示板1に隣接した位置に設けられる。
28U及び28Dはそれぞれインジケータ制御盤26に
接続された操作釦で、28Uは前進用操作釦、28Dは
後退用操作釦である。
【0035】上記のように構成されたエレベーター位置
表示装置において、前述の図4のフローチャートにおけ
るステップ104による指示針3位置の補正が必要なと
きに、パルスモータ4の駆動指令が出力される。これと
共に、表示手段27へ点灯信号が出力されて表示手段2
7が付勢される。
【0036】これにより、指示針3の修正移動動作がエ
レベーターの待ち客に報知されるので、指示針3の意外
な移動動作のために待ち客が感じる違和感を解消するこ
とができる。なお、指示針3の修正移動動作の終了によ
ってパルスモータ4の駆動指令が消失し、表示手段27
へ点灯信号も消失する。これにより表示手段27が消勢
される。
【0037】また、図5の実施の形態において、操作釦
28U又は28Dを人為的に押圧してパルスモータ4の
駆動することができる。すなわち、前進用操作釦28U
を押圧して指示針3を進める方向へ、また後退用操作釦
28Dを押圧して指示針3を遅らせる方向へ修正移動す
ることができる。これにより、保守作業員が人為操作に
よって指示針3の位置を修正することができ、保守作業
の能率を向上することができる。
【0038】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、エレベ
ーターの複数の階床標示子が設けられた標示板と、この
標示板に設けられて移動動作して階床標示子のいずれか
に対向する指示針と、この指示針を駆動するパルスモー
タと、エレベーターかごの高頻度停止階に対応した指示
針の階床標示子位置に設けられた高頻度停止階位置検出
器と、この高頻度停止階位置検出器に対応する階床にか
ごが停止したときの高頻度停止階位置検出器の出力を介
して指示針の位置ずれを判定し、パルスモータを付勢し
て指示針を正常位置へ移動する制御手段とを設けたもの
である。
【0039】このように高頻度停止階位置検出器が設け
られているので、かごの最下階又は最上階への運転頻度
の如何に関わらず、最多停止階、多停止階等の高頻度停
止階にかごが停止する都度、高頻度停止階位置検出器を
介して指示針を修正移動する。したがって、指示針の位
置ずれ発生時に指示針が早期に修正されるので、指示針
の位置ずれ状態が長時間にわたって続き、かごの位置表
示の信頼度が低くなる不具合を解消する効果がある。
【0040】また、この発明は以上説明したように、エ
レベーターの複数の階床標示子が設けられた標示板と、
この標示板に設けられて移動動作して階床標示子のいず
れかに対向する指示針と、この指示針を駆動するパルス
モータと、指示針のエレベーターの最下階表示位置に対
応して設けられた最下階位置検出器、指示針のエレベー
ターの最上階表示位置に対応して設けられた最上階位置
検出器及び指示針のエレベーターかごの高頻度停止階に
対応した階床標示子位置に設けられた高頻度停止階位置
検出器の三者と、これら三者に対応する階床のいずれか
にかごが停止したときのかご停止階における三者中の位
置検出器の出力を介して上記指示針の位置ずれを判定
し、パルスモータを付勢して指示針を正常位置へ移動す
る制御手段とを設けたものである。
【0041】このように高頻度停止階位置検出器が設け
られているので、かごの最下階又は最上階への運転頻度
が少ない場合であっても、最多停止階、多停止階等の高
頻度停止階にかごが停止する都度、高頻度停止階位置検
出器を介して指示針が修正移動する。したがって、指示
針の位置ずれ発生時に指示針が早期に修正されるので、
指示針の位置ずれ状態が長時間にわたって続き、かごの
位置表示の信頼度が低くなる不具合を解消する効果があ
る。
【0042】また、この発明は以上説明したように、指
示針の修正移動動作を介して付勢される表示手段を設け
たものである。
【0043】これにより、指示針の修正移動動作が表示
手段によってエレベーターの待ち客に報知されるので、
指示針の意外な移動動作のために待ち客が感じる違和感
を解消する効果がある。
【0044】また、この発明は以上説明したように、人
為操作により指示針を修正移動動作させる操作釦を設け
たものである。
【0045】これによって、前進用操作釦を操作して指
示針を進める方向へ、また後退用操作釦を操作して指示
針を遅らせる方向へ修正移動することができる。これに
より、保守作業員が人為操作によって指示針の位置を修
正することができ、保守作業の能率を向上する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す正面図。
【図2】 図1の左側面図。
【図3】 図1の装置における機器の電機的接続を概念
的に示す回路図。
【図4】 図3の装置の動作を説明するフローチャー
ト。
【図5】 この発明の実施の形態3を示す図で、機器の
電機的接続を概念的に示す回路図。
【図6】 従来のエレベーター位置表示装置の正面図。
【図7】 図6の装置における機器の電機的接続を概念
的に示す回路図。
【符号の説明】
1 標示板、2 階床標示子、3 指示針、4 パルス
モータ、6 最下階位置検出器、7 最上階位置検出
器、20 制御手段、21 高頻度停止階位置検出器、
27 表示手段、28U 前進用操作釦、28D 後退
用操作釦。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターの複数の階床標示子が設け
    られた標示板と、この標示板に設けられて移動動作して
    上記階床標示子のいずれかに対向する指示針と、この指
    示針を駆動するパルスモータと、上記エレベーターのか
    ごの高頻度停止階に対応した上記指示針の上記階床標示
    子位置に設けられた高頻度停止階位置検出器と、この高
    頻度停止階位置検出器に対応する階床に上記かごが停止
    したときの上記高頻度停止階位置検出器の出力を介して
    上記指示針の位置ずれを判定し、上記パルスモータを付
    勢して上記指示針を正常位置へ移動する制御手段とを備
    えたエレベーター位置表示装置。
  2. 【請求項2】 エレベーターの複数の階床標示子が設け
    られた標示板と、この標示板に設けられて移動動作して
    上記階床標示子のいずれかに対向する指示針と、この指
    示針を駆動するパルスモータと、上記指示針の上記エレ
    ベーターの最下階表示位置に対応して設けられた最下階
    位置検出器、上記指示針の上記エレベーターの最上階表
    示位置に対応して設けられた最上階位置検出器及び上記
    指示針の上記エレベーターのかごの高頻度停止階に対応
    した上記階床標示子位置に設けられた高頻度停止階位置
    検出器の三者と、これら三者に対応する階床のいずれか
    に上記かごが停止したときの上記かご停止階における上
    記三者中の位置検出器の出力を介して上記指示針の位置
    ずれを判定し、上記パルスモータを付勢して上記指示針
    を正常位置へ移動する制御手段とを備えたエレベーター
    位置表示装置。
  3. 【請求項3】 指示針の修正移動動作を介して付勢され
    る表示手段を備えたことを特徴とする請求項1及び請求
    項2のいずれか一つに記載のエレベーター位置表示装
    置。
  4. 【請求項4】 人為操作により指示針を修正移動動作さ
    せる操作釦を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項
    3のいずれか一つに記載のエレベーター位置表示装置。
JP29260796A 1996-11-05 1996-11-05 エレベーター位置表示装置 Pending JPH10139298A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104229576A (zh) * 2013-06-20 2014-12-24 上海申菱电梯配件有限公司 楼层指示装置及楼层指示控制系统

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