JPH10139164A - 物品処理設備 - Google Patents

物品処理設備

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JPH10139164A
JPH10139164A JP29484196A JP29484196A JPH10139164A JP H10139164 A JPH10139164 A JP H10139164A JP 29484196 A JP29484196 A JP 29484196A JP 29484196 A JP29484196 A JP 29484196A JP H10139164 A JPH10139164 A JP H10139164A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段積み物品をリフトテーブルによってデパレ
トラバーサに供給する際、作用解除位置に待機する支持
具に物品が当たっても両者の破損が回避できるようにす
る。 【解決手段】 段積み物品Dをリフトテーブル3によっ
て上昇操作して最上段の物品Dをデパレトラバーサ7に
供給すると、第1支持具51と第2支持具52とが二段
目の物品Dを支持し、デパレトラバーサ7が最上段の物
品Dを把持して移送していく。最上段の物品Dがデパレ
トラバーサ7の受取位置に上昇する際、荷崩れしていて
第2支持具51に当たることがあると、第2支持具51
が支持部材53に対して上昇揺動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数段に積み重な
る段積み物品のうちの最上段の物品を受取位置で受取っ
て供給位置に移載する物品移載装置と、この物品移載装
置が物品の移載を行うに伴い、段積み物品を一段分上昇
操作して最上段の物品を前記受取位置に供給する物品リ
フト装置とを備えるとともに、前記物品移載装置が物品
の受取りを行う際に段積み物品のうちの上から二段目の
物品を支持する支持具を、物品の側面に接触する作用位
置と、段積み物品から離れる作用解除位置とに切り換え
操作自在に備える物品処理設備に関する。
【0002】
【従来の技術】上記物品処理設備は、物品移載装置が最
上段の物品を取り出していく際、支持具の支持作用によ
り、その取出し物品の下側に位置する物品が取出し物品
との接触などによってずれ動く荷崩れを回避できるよう
に配慮されたものである。また、リフト装置が段積み物
品を上昇させて最上段物品を物品移載装置の受取位置に
供給する際、支持具を作用解除位置に切り換え、支持具
が物品上昇の障害にならないようにすることを可能にし
たものである。この種物品処理装置にあっては、リフト
装置が段積み物品を上昇させて最上段物品を物品移載装
置の受取位置に供給する際、支持具が作用解除位置に引
退していることにより、始動衝撃や駆動振動の伝わり具
合によっては物品がずれ動くことがある。また、段積み
物品がリフト装置に供給するべく搬送される途中でずれ
動き、この荷崩れ状態のままでリフト装置に供給される
ことがある。このような荷崩れ状態のままで段積み物品
が上昇操作されると、物品のずれ動きが大きい場合、支
持具が作用解除位置に引退して待機していても、位置ず
れ物品が支持具に当たることがある。このため、従来、
物品の位置ずれを検出する位置ずれセンサーと、このセ
ンサーが検出状態になるとリフト装置による物品上昇を
自動的に停止させる制御手段とを備え、位置ずれ物品と
支持具との衝突を回避するという荷崩れ対策を採用して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の荷崩れ
対策の場合、センサーが誤検出するとか検出作動しなと
かの検出不良が発生したり、制御手段が制御信号を出力
しないとかのトラブルが発生し、荷崩れが発生しても、
物品と支持具の衝突回避が行われなくなることがあっ
た。このため、荷崩れが発生すると、物品と支持具とが
衝突して変形したり破損したりすることがあった。本発
明の目的は、上記した荷崩れ対策を採用するしないにか
かわらず、荷崩れ発生に起因する物品と支持具の衝突破
損を回避できる物品処理設備を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】目的達成のために、請求
項1に記載の発明によれば、冒頭に記した物品処理設備
において、物品移載装置が物品の受取りを行う際に段積
み物品に作用する支持具を、物品リフト装置によって上
昇操作される段積み物品が当たると上昇するように構成
してあるものだから、冒頭に記した如き荷崩れ対策を採
用していても故障しているとか、この荷崩れ対策を採用
していないとかにより、段積み物品が荷崩れの発生した
ままで上昇操作されて支持具に当たることがあっても、
支持具が上昇して物品や支持具に当たりによる強い衝撃
が作用することを回避でき、物品や支持具が変形したり
破損したりすることを極力回避しながら物品の移載処理
が行える。
【0005】請求項2に記載の発明によれば、前記物品
移載装置が前記受取位置から前記供給位置に水平または
ほぼ水平に前記支持具の上方を移動して物品の移載を行
うように構成するとともに、前記支持具が前記作用位置
と前記作用解除位置とに水平またはほぼ水平に移動する
ように構成してある。すなわち、物品移載装置が物品を
受取位置から供給位置に移送する際、移送物品が物品リ
フト装置に残る物品の上面側に接触していき、残留物品
に移送物品との摩擦による移動操作力が作用するととも
に、この操作力が発生すると、支持具がこれを支持する
部材との間の融通と、残留物品による押圧作用とのため
に移送物品の移動方向にずれ動く事態が発生しやすいも
のである。つまり、物品移載装置が物品の移載を行う際
にリフト装置に残る物品が移送物品の移動方向にずれ動
き、物品が支持具に当たる事態が発生しやすいものであ
るが、支持具は物品が当たると上昇するものであるた
め、物品や支持具の衝突による変形や破損を効果的に回
避しながら物品の移載処理が行える。
【0006】請求項3に記載の発明によれば、前記物品
リフト装置は、複数個の物品が水平方向に並んで成る物
品群を段積みにして上昇操作し、物品群の複数個の物品
を前記受取位置に供給するリフト装置であり、前記物品
移載装置は、前記物品群の複数個の物品を纏めて受け取
って前記供給位置に移載する移載装置であり、前記支持
具が前記受取位置から前記供給位置に物品を案内する案
内面を形成している。すなわち、物品移載装置が受取位
置から供給位置に物品の移載を行う際、複数個の物品を
纏めて移載することにより、また、物品を把持する力を
強力にすると物品が変形しやすいことにより、複数個の
物品のうちの内側に位置する物品がずれ下がる事態が発
生しやすいが、その事態が発生しても、落ちぎみの物品
を物品群から抜け落ちないように案内面に受け止め支持
させながら供給位置に移送でき、複数個の物品を纏めて
供給位置に移載する割には確実に移載できる。また、前
記した如く物品のずれ下がりが発生すると、ずれ落ち物
品はリフト装置に残留する物品の上面上を引きずられて
移動し、この摩擦により、残留物品が支持具の方にずれ
動きやすくなる。すなわち、物品移載装置が物品の移載
を行う際にリフト装置に残る物品が支持具の方にずれ動
き、位置ずれ物品が支持具に当たる事態が発生しやすい
ものであるが、支持具は物品が当たると上昇するもので
あるため、物品や支持具の変形や破損を効果的に回避し
ながら物品の移載処理が行える。
【0007】請求項4に記載の発明によれば、前記支持
具の段積み物品との当たりによる上昇が揺動による上昇
であるものだから、支持具を水平方向の軸芯まわりで回
動自在に支持させるだけの簡単な構造で物品や支持具の
衝突衝撃を緩和でき、構造面から安価に破損や変形を防
止できる。
【0008】請求項5に記載の発明によれば、前記支持
具の前記作用解除位置として、前記作用位置との間隔が
小である第1作用解除位置と、前記作用位置との間隔が
大である第2作用解除位置とを設定し、前記物品リフト
装置が上昇操作する段積み物品の前記受取位置に対する
位置ずれを検出する位置ずれセンサーを備えるととも
に、この位置ずれセンサーが非検出状態にあると、位置
ずれセンサーからの情報に基づいて前記支持具を前記第
1作用解除位置に自動的に操作し、かつ、前記位置ずれ
センサーが検出状態になると、位置ずれセンサーからの
情報に基づいて前記支持具を前記第2作用解除位置に自
動的に切り換え操作する制御手段を備えてある。すなわ
ち、荷崩れがないとかほとんどない場合には、支持具を
第1作用解除位置に待機させながら段積み物品を上昇操
作させて最上段物品を受取位置に供給させる。荷崩れが
発生した場合には、これを位置ずれセンサーにより検出
し、制御手段の自動操作によって支持具を第2作用解除
位置に移動させ、段積み物品を位置ずれにかかわらず支
持具に当たらないようにしながら上昇操作させて最上段
物品を受取位置に供給させる。そして、荷崩れが発生し
たにもかかわらず、位置ずれセンサーとか制御手段とか
に故障があり、支持具を第2作用解除位置に切り換え操
作されなくて物品が支持具に当たっても、支持具が上昇
して物品や支持具の衝突衝撃が緩和されるものである。
したがって、荷くずれがないとかほとんどない通常時に
は、支持具による支持を行わせたり解除させたりするた
めの支持具の移動操作に必要な時間を極力少なく済ませ
ることができ、そして、少しの荷崩れがあった場合に
は、支持具を物品が当たらないように第2作用解除位置
に引退させて作業を中止することなく続行でき、全体と
して能率よく移載作業できる。その上、故障によって支
持具の第2作用解除位置への切り換えが行われなかった
場合の物品や支持具の変形や損傷を回避しながら作業で
きる。
【0009】請求項6に記載の発明によれば、物品の存
在検出に基づいて前記支持具が前記作用位置になったこ
とを検出するセンサーを前記支持具に付設してあるもの
だから、受取位置に供給された物品の位置が支持具の移
動方向に変化することがあっても、支持具が物品に対し
て所定どおり支持作用するべき位置関係になることによ
り、支持具が作用位置になったと検出することができ、
物品の位置変化にかかわらず支持具を物品に確実に作用
させながら移載作業できる。
【0010】請求項7に記載の発明によれば、前記支持
具の段積み物品との当たりによる上昇を検出する上昇セ
ンサーを備えるとともに、この上昇センサーが検出状態
になると上昇センサーからの情報に基づいて前記物品移
載装置および前記物品リフト装置を自動的に停止させる
停止制御手段を備えてあるものだから、物品が支持具に
当たった場合、物品リフト装置も物品移載装置も停止さ
れて上昇している支持具が物品移載装置と物品との間に
詰まることを回避でき、この詰まりが発生した場合にこ
れによって生じる支持具や物品の変形や破損をも回避で
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、例えば缶入飲料
を所定数量段ボール紙製のケースに詰めたものなどの物
品Dを段積み状態から段積みを解消した状態にする物品
処理設備であり、複数個の物品Dが水平方向に並んでな
る物品群を段積みに保持した実装パレットQを載置して
搬送する搬送台車1と、この搬送台車1からの実装パレ
ットQを受け取る搬入コンベヤ2と、この搬入コンベヤ
2からの実装パレットQを受け取るリフトテーブル3を
有する物品リフト装置4と、前記リフトテーブル3の段
積み物品Dのうちの最上段の物品群の複数個の物品Dを
纏めてローラ型送り出しコンベヤ6へ移載する物品移載
装置としてのデパレトラバーサ7と、前記送り出しコン
ベヤ6の終端部に連なる切り出しコンベヤ8と、この切
り出しコンベヤ8から搬出される物品Dを順次搬出する
搬出コンベヤ9とを備えている。
【0012】前記搬送台車1は、パレットQを積み降ろ
しする移載用コンベヤ1Aを装備している。前記リフト
テーブル3は、パレットQを積み降ろしする物品移載用
のチェーンコンベヤ141、搬入コンベヤ2から供給さ
れる実装パレットQを受け止めるストッパー142を備
えている。このストッパー142は、パレットQを搬出
する際には下降側に退避されるものであって、エアシリ
ンダ等の駆動装置によって昇降操作される。物品リフト
装置4は、リフトテーブル3が有する左右一対の吊上げ
フレーム143の一方の前端側と後端側、他方の吊上げ
フレーム143の前端側と後端側の計4箇所に各別に連
結している4本のリフトチェーン144を備え、これら
リフトチェーン144を電動リフトモータ145により
引き上げおよび引き下げ操作してリフトテーブル3を昇
降操作することによってパレットQを昇降操作し、そし
て、実装パレットQを一定ピッチで上昇操作することに
よって段積み物品Dを一段分ずつ上昇操作していき、前
記リフトチエーン144を吊下げ支持する一対のフレー
ム部分F1,F1どうしの間に位置するデパレトラバー
サ7の物品受取位置Bに段積み物品Dを最上段の物品D
から一段ずつ供給していく。デパレトラバーサ7は、前
記物品受取位置Bに供給された段積み物品Dの最上段の
物品群の複数個の物品Dを纏めて受取り、送り出しコン
ベヤ6の搬送始端部でなる物品供給位置Cに移載する。
【0013】要するに、搬送台車1が搬送してきた実装
パレットQを搬入コンベヤ2が物品リフト装置4の下降
位置にあるリフトテーブル3に供給される。そして、デ
パレトラバーサ7が段積み物品Dの最上段のものを物品
受取位置Bから物品供給位置Cに移載すると、この物品
移載に伴ってリフトテーブル3に残る段積み物品Dを一
段分上昇させてその最上段の物品Dを物品受取位置Bに
供給するように、物品リフト装置4が段積み物品Dを上
昇操作する。デパレトラバーサ7が物品供給位置Cに移
載した物品Dを送り出しコンベヤ6が切り出しコンベア
8に供給し、この切り出しコンベヤ8が水平方向に密に
並ぶ複数個の物品Dを切り出しコンベヤ8による搬送方
向に分散させて搬出コンベヤ9に供給し、この搬出コン
ベヤ9によって所定の供給先に搬送していく。
【0014】又、前記物品リフト装置4が下降位置に操
作したリフトテーブル3からパレットQ(このパレット
は物品Dを積んでいる場合と空状態となっている場合と
がある)が供給される返送用の中継コンベヤ10、この
中継コンベヤ10からパレットQが供給される横送りコ
ンベヤ11、この横送りコンベヤ11からのパレットQ
を搬送台車1に供給する返送コンベヤ12が設けられ
て、物品処理が完了したパレットQを搬送台車1に返送
できるようになっている。要するに、物品処理が完了し
たパレットQは、下降位置に戻し操作されたリフトテー
ブル3から中継コンベヤ10、横送りコンベヤ11を介
して返送コンベア13に供給される。そして、返送コン
ベヤ13が、パレットQを搬送台車1に返送する。
【0015】尚、詳述はしないが、各部の作動を制御す
る制御装置が設けられて、この制御装置の指令によっ
て、後述の如く上記の各種装置が作動されるように構成
されている。
【0016】デパレトラバーサ7には、図3〜図6にも
示すように、前記物品受取位置Bと物品供給位置Cとに
わたって水平方向に沿って移動操作自在な移動枠31が
設けられ、その移動枠31に、水平方向に並ぶ複数個の
物品の側周囲の全周を囲むように配置され、且つ、水平
方向の接近離間移動によって物品把持状態と開き状態と
に切り換え操作自在な4個の把持板32a,32b,3
2c,32dが設けられている。
【0017】把持板32a,32b,32c,32d
は、図4に示すように、基端部が横軸芯α1 周りで回動
して傾斜する傾斜枠301に取り付けられており、エア
シリンダ302を駆動させて、傾斜枠301の先端部を
上下させることにより、把持板32a〜32dの全てを
同高さに位置させる水平姿勢mと物品受取位置Bから物
品供給位置Cへの移動方向下手側ほど上方に位置させる
傾斜姿勢nとに切り換え操作自在に構成されている。
【0018】把持板32a,32b,32c,32dの
うちの32aは、エアシリンダ303にて横軸芯α2
りで回動自在に傾斜枠301に支持されており、把持板
32bは、傾斜枠301に固設されている。従って、エ
アシリンダ303を駆動させて、把持板32a,32b
を水平方向に近接離間移動させるように構成されてい
る。ただし、把持板32a及びエアシリンダ303は、
把持板32a,32bが接近離間する方向に移動可能な
枠体304を介して、傾斜枠301に取り付けられてお
り、傾斜枠301に対する枠体304の位置を、電動モ
ータ308にて回動操作自在な位置調節用ボールネジ3
05にて調節して、把持板32aと把持板32bの間隔
を調節することができるように構成されている。つま
り、把持板32aを上方退避姿勢から下降揺動させた把
持用姿勢に切り換えた後、枠体304の移動により、さ
らに把持板32aを対向する把持板32b側に接近移動
させて、両把持板32a、32bの間に物品Dを挟持で
きるようになっている。
【0019】把持板32c及び把持板32dは、傾斜枠
301に設けられたガイド307上をスライド移動でき
るように構成されており、エアシリンダ306を作動さ
せて把持板32c,32dを水平方向に近接離間移動さ
せるように構成されている。つまり、例え物品幅(把持
板32cと把持板32dの近接離間方向の幅)が多少変
わっても、それに応じて把持板32c及び把持板32d
の夫々が物品Dに接当するまで移動して、両把持板32
c、32dの間に物品Dを挟持できるようになってい
る。
【0020】把持板32a,32b,32c,32dそ
れぞれの他の把持板に隣接する端部Eが、図8にも示す
ように、物品把持状態において互いに係合する櫛歯状に
形成されている。
【0021】図中、310は、移動枠31を物品受取位
置Bと物品供給位置Cとに移動自在に案内する案内レー
ルであり、移動枠31には、それの移動ために駆動回転
されるギヤ311と、このギヤ311を回動させるため
の駆動シャフト312を回動させるアクチュエータ31
3と、走行車輪314とが設けられ、案内レール310
上には、図7に示すように、ギヤ311と咬合するラッ
ク315と、走行車輪314を支持する車輪支持レール
316が設けられている。従って、アクチュエータ31
3にて駆動シャフト312を回動させることにより、ギ
ヤ311を回動させて、移動枠31を物品受取位置Bと
物品供給位置Cとに移動させている。
【0022】図1に示すように、前記物品受取位置Bの
下方の前記送り出しコンベヤ6が位置する側と、これと
は反対側とに支持具51,52を設けてある。図9、図
10及び図11に示すように、前記支持具51,52の
うちのコンベヤ側に位置する第1支持具51は、前記送
り出しコンベヤ6の横幅よりもやや広い横幅の上面51
aを有する板金部材によって形成して送り出しコンベヤ
6の搬送始端側を構成するローラ6aの上側に配置し、
第1支持具51の両横側に連結している支持部材53を
介し、前記ローラ6aを遊転自在に支持するコンベヤフ
レーム6bに支持させてある。前記左右一対の支持部材
53,53のいずれもをコンベヤフレーム6bが有する
支持レール54に摺動自在に支持させるとともに、各支
持部材53が備えているラックギヤ55に出力ピニオン
ギヤ56が噛み合う電動支持モータ57をコンベヤフレ
ーム6bに支持させて、左右の支持モータ57,57を
共に正回転方向または逆回転方向に駆動すると、左右の
支持部材53が支持モータ57の駆動力のために前記支
持レール54に沿って送り出しコンベヤ6の搬送方向上
手側または搬送方向下手側に移動して第1支持具51を
段積み物品Dの方に移動操作したり、段積み物品Dから
離れる方向に移動操作したりするように構成してある。
左右の支持部材53それぞれのブラケット部53aと、
第1支持具51とは水平またはほぼ水平な軸芯Xまわり
で回動自在に連結しており、第1支持具51は、前記軸
芯Xまわりで上下に揺動できるように支持されていると
ともに、第1支持具51の遊端側に持ち上げ力が作用し
ない場合には、第1支持具51の遊端側が自重のために
前記ローラ6aに乗って受け止め支持される下降水平姿
勢になっている。
【0023】これにより、第1支持具51は、左右の支
持モータ57,57によってローラ6aと支持レール5
4とに沿わせて水平またはほぼ水平に移動操作でき、図
11(ロ)に示す作用位置Yと、図12(イ)に示す第
1作用解除位置Z1と、図12(イ)に示す第2作用解
除位置Z2とに切り換え操作できる。前記作用位置Yと
しては、段積み物品Dの最上段の物品Dが物品受取位置
Bに位置している状態において、第1支持具51の図9
に明示する如き先端面51bが段積み物品Dの上から二
段目の物品Dの側面に接触して物品Dのずれ動きを抑制
する位置を設定してある。前記第1作用解除位置Z1と
しては、段積み物品Dが位置ずれのないあるいはほとん
どない状態で物品受取位置Bに供給される際に第1支持
具51が段積み物品Dの上昇障害にならないように段積
み物品Dから送り出しコンべヤ6の方に離れる位置を設
定してある。前記第2作用解除位置Z2としては、第1
支持具51の先端面51bが段積み物品Dから送り出し
コンベヤ6の方に離れるとともに先端面51bと段積み
物品Dとの間隔が前記第1作用解除位置Z1に在るとき
の間隔よりも大になる位置を設定してある。すなわち、
段積み物品Dが落下しない程度に送り出しコンベア6の
方に位置ずれする状態で物品受取位置Bに供給される際
に第1支持具51が段積物品Dの上昇障害にならないよ
うに段積み物品Dからに送り出しコンベア6の方に離れ
る位置を設定してある。そして、デパレトラバーサ7が
物品受取位置Bから物品供給位置Cに第1支持具51の
上方を水平又はほぼ水平に移動して物品Dを移送するの
であり、第1支持具51の前記上面51aがデパレトラ
バーサ7によって移送される物品Dを物品受取位置Bか
ら物品供給位置Cに案内する案内面を形成する。
【0024】前記支持具51,52のうちのコンベア6
とは反対側に位置する第2支持具52は、図1に示す如
くデパレトラバーサ7などの支柱F2が支持するエアシ
リンダ152のピストンロッドに支持されている。これ
により、第2支持具52は、エアシリンダ152によっ
て水平またはほぼ水平に移動でき、図12(ロ)に示す
ように段積物品Dの上から二段目の物品Dの側面に当接
し、二段目の物品Dを作用位置Yにある第1支持具51
に押し付けるとともに位置ずれしないように支持する作
用位置と、図12(イ)に示すように物品受取位置Bに
供給される段積み物品Dの上昇障害にならなように段積
み物品Dから離れる作用解除位置とに切り換え操作でき
る。
【0025】図9及び図11に示すように、第1支持具
51が作用位置Yになったことを検出する作用位置セン
サー58を第1支持具51の先端側に付設し、第1支持
具51が第1作用解除位置Z1になったことを前記支持
部材53のコンベヤフレーム6bに対する位置に基づい
て検出するフォトセンサーで成る第1解除センサー59
と、第1支持具51が第2作用解除位置Z2になったこ
とを支持部材53のコンベヤフレーム6bに対する位置
に基づいて検出するリミットスイッチで成る第2解除セ
ンサー60とをコンベアフレーム6bに取り付け、図1
2に示すように、物品リフト装置4によって上昇操作さ
れる段積み物品Dが物品受取位置Bに対して第1支持具
51の方に位置ずれしている際にこれを検出する第1位
置ずれセンサー61と第2位置ずれセンサー62とを第
1支持具51の下方に設けるとともに、前記各センサー
58〜62に連係させた制御手段63を前記リフトモー
タ145と両支持モータ57とに連係させてある。第1
位置ずれセンサー61と第2位置ずれセンサー62のう
ちの第2位置ずれセンサー62は、第1位置ずれセンサ
ー61よりも送り出しコンベア6の方に寄った箇所で第
2作用解除位置X2に位置する第1支持具51の先端の
直下またはその付近に位置しており、第1位置ずれセン
サー61が検出する段積み物品Dの位置ずれよりも大き
い位置ずれを検出する。制御手段63は、マイクロコン
ピュータで成り、段積み物品Dが物品受取位置Bに供給
される際、前記各センサー58〜62による検出結果に
基づいて支持モータ57とリフトモータ145とを自動
的に制御することによって第1支持具51と物品リフト
装置4とを次の如く操作する。
【0026】すなわち、段積み物品Dが上昇操作される
際、第1,第2位置ずれセンサー61,62のいずれも
が非検出状態にあると、第1支持具51を第1作用解除
位置Z1に位置させておく。段積み物品Dが上昇操作さ
れる際、第1位置ずれセンサー61が検出状態になり、
第2位置ずれセンサー62が非検出状態にあると、第1
支持具51を位置ずれ物品Dが当たらないように第2作
用解除位置Z2に操作する。いずれの場合も、最上段の
物品Dが物品供給位置Bに到達すると、第1支持具51
を作用位置Yに操作し、第1支持具51が作用位置Yに
なった後に、第2支持具52を作用位置に操作する。こ
れに対し、段積み物品Dが上昇操作される際に第2位置
ずれセンサー62が検出状態になると、それ以上に段積
み物品Dが上昇して第1支持具51に当たらないように
物品リフト装置4を停止操作する。
【0027】図9及び図11に示すように、前記作用位
置センサー58は、第1支持具51の両横側から延出す
るセンサ取付けアーム64のうちの一方のセンサ取付け
アーム64が支持する投光器58aと、前記一対のセン
サ取付けアーム64,64のうちの他方の取付けアーム
64が支持する受光器58bとによって構成してある。
すなわち、前記投光器58aは、第1支持具51の前記
先端面51bよりも段積み物品Dの方に少し離れた箇所
で第1支持具51の横幅方向に向けて投光し、第1支持
具51の先端面51bが物品Dから離れていると、投光
器58aからの光が前記受光器58bに到達し、第1支
持具51の先端面51bが物品Dに接触すると、投光器
58aからの光が物品Dで遮られて前記受光器58bが
受光しなくなる。これにより、作用位置センサー58
は、投光器58aからの光が受光器58bに到達してい
るか否かを知ることによって物品Dが第1支持具51の
先端側に存在しているか否かを検出し、物品Dが存在し
ていると検出することによって第1支持具51が作用位
置Yになったと検出する。
【0028】尚、図9に示すセンサー65は、リミット
スイッチでなる停止センサーであり、第1支持具51が
段積み物品Dの方に移動操作された際、位置センサー5
8が物品Dを検出しないなどによって操作限界に達する
ことがあると、このことを検出して支持モータ57の駆
動を停止させるべき信号を出力するものである。
【0029】前記第1位置ずれセンサー61も第2位置
ずれセンサー62も、投光器と受光器とからなり、位置
ずれ物品Dが投光器と受光器との間に入り、投光器から
の光が物品Dで遮られて受光器が受光しなくなることに
より、位置ずれ検出の状態になる。
【0030】図12に示すように、第1支持具51がロ
ーラ6aと支持部材53とによって水平またはほぼ水平
の姿勢に支持される状態から上昇揺動した場合、第1支
持具51の支持部材53に対する回動角を検出するよう
に第1支持具51の基部に取り付けた角度センサーで成
る上昇センサー66によって検出できるように構成し、
この上昇センサー66に停止制御手段67を連係させる
とともに、この停止制御手段67は、上昇センサー66
が検出状態になればこの上昇センサー66からの情報に
基づいて警報装置68を自動的に作動させるように、か
つ、前記デパレトラバーサ7と物品リフト装置4とを自
動的に停止させるように各装置68,7,4に連係させ
てある。
【0031】次に、前記制御装置の指令にて実行される
物品Dの処理について説明する。 先ず、搬送台車1で搬入された実装パレットQは、
搬入コンベヤ2に移載されて物品リフト装置4に供給さ
れ、下降位置にあるリフトテーブル3に載せられる。
尚、搬送台車1から搬入コンベヤ2に実装パレットQを
供給する際には、搬送台車1の移載コンベア1Aや搬入
コンベヤ2が駆動され、搬入コンベヤ2からリフトテー
ブル3に実装パレットQを搬送する際には、リフトテー
ブル3のチェーンコンベヤ141が駆動されるととも
に、ストッパー142をパレットQに当接するように上
昇作用位置に操作する。
【0032】 次に、図12(イ)に示すように、リ
フトテーブル3は、リフトモータ145によって引き上
げられるリフトチェーン144によって上昇操作され、
段積み物品Dを上昇操作する。このとき、段積み物品D
が第1支持具51の方に位置ずれする荷崩れがないと、
第1位置ずれセンサー61も第2位置ずれセンサー62
も非検出状態にあるため、第1支持具51を第1作用解
除位置Z1に待機させながら段積み物品Dの上昇操作を
継続する。段積み物品Dが第1支持具51の方に位置ず
れする荷崩れがあった場合、その位置ずれが小であれ
ば、第1、第2位置ずれセンサー61,62のうちの第
1位置ずれセンサー61のみが検出状態になって制御手
段63が第1支持具51を第2作用解除位置Z2に自動
的に引退操作し、位置ずれ物品Dと第1支持具51との
当たりを回避しながら段積み物品Dの上昇操作を継続す
る。位置ずれが大であれば、第2位置ずれセンサー62
が検出状態になって制御手段63がリフトテーブル3を
自動的に停止操作し、段積み物品Dの上昇操作を停止さ
せて位置ずれ物品Dが上昇して第1支持具51に当たる
ことを回避する。
【0033】また、図12(ハ),(ロ)に示すよう
に、段積み物品Dに荷崩れがあっても、位置ずれセンサ
ー61,62に検出不良や検出不能があるとか制御手段
63に作動不良や作動不能があるとかにより、あるい
は、支持モータ57が故障しているとか第1支持具51
に異物が詰まっているとかにより、実際には第1支持具
51が退避しないとか、リフトテーブル3が停止しない
事態が発生し、段積み物品Dがそのまま上昇操作されて
第1作用解除位置X1や第2作用解除位置X2に位置す
る第1支持具51に当たることがあると、物品Dや第1
支持具51に当たりによる強い衝撃が掛かからないよう
に、第1支持具51が軸芯Xまわりで上昇する。そし
て、この場合、上昇センサー66が検出状態になって停
止制御手段67が自動的に作動することにより、警報装
置68が作動して物品Dと第1支持具51とが当たった
ことを報知し、デパレトラバーサ7および物品リフト装
置4が自動的に運転を停止する。
【0034】 図12(ロ)に示すように、第1支持
具51を第1作用解除位置X1または第2作用解除位置
X2に待機させながら段積み物品Dが上昇操作され、最
上段の物品Dが物品受取位置Bに到達すると、第1支持
具51を作用位置Yに移動操作し、次に、第2支持具5
2を作用位置に移動操作し、最上段から二段目の物品D
を第1支持具51と第2支持具52とによって挟持す
る。二段目の物品Dの支持具51と52とによる挟持が
完了すると、エアシリンダ303を作動させ、これに引
き続いて電動モータ308を作動させ、把持板32a,
32bにて最上段の物品Dを挟持する。その後、エアシ
リンダ306を作動させて、把持板32c,32dにて
最上段の物品Dを挟持する。
【0035】 最上段物品Dの把持板32a,32
b,32c,32dによる把持が完了すると、エアシリ
ンダ302を作動させて、把持物品Dを傾斜姿勢にした
のち、エアシリンダ313の作動によりギア311を回
動させ、把持物品Dを物品供給位置Cに向けて移送させ
る。このとき、図13に示すように、デパレトラバーサ
7が把持する物品Dがずれ下がる事態が発生しても、そ
の物品Dは物品リフト装置4に残る二段目の物品Dの上
や、第1支持具51が形成する案内面51aの上を傾斜
姿勢で摺動して二段目の物品Dや第1支持具51に引っ
掛からないように、かつ、デパレトラバーサ7から落下
しないように二段目の物品Dや案内面51aに受け止め
支持されながら移動していく。
【0036】 物品Dが物品供給位置Cに到達する
と、エアシリンダ306を作動させて把持板32c,3
2dを離間させるとともに、これに引き続いて、エアシ
リンダ303を作動させて把持板32a,32bを離間
させ、搬送してきた物品Dを送り出しコンベア6に供給
する。
【0037】 この後、把持板32a,32b,32
c,32dを離間させたままで、エアシリンダ313を
作動させ、デパレトラバーサ7をもとの物品受取位置B
へ復帰させる。そして、その途中において、エアシリン
ダ302を作動させて傾斜枠301を水平姿勢にし、全
ての把持板32a〜32dを水平姿勢にする。尚、復帰
の後は、上記制御装置の指令に基づいて、上記した〜
の作動を繰り返す。
【0038】 次に、送り出しコンベア6を作動させ
て、物品Dの横一列を、送り出しコンベア6よりも高速
で搬送する切り出しコンベア8に送り出し、横一列の物
品Dの送り出しが終了すると、送り出しコンベア6を停
止する。又、切り出しコンベア8は、送り出しコンベア
6から送り出された物品Dの横一列を搬出コンベア9へ
送り出す。
【0039】 搬出コンベア9に送り出された一列の
物品Dが、切り出しコンベア8に対応する箇所から搬出
されると、再び送り出しコンベア6を作動させ、物品D
の横一列を搬出コンベア9へ送り出すことを繰り返す。
【0040】 物品処理が終了したパレットQは、上
述の如く、下降位置に戻されたリフトテーブル3から返
送用の中継コンベヤ10、横送りコンベヤ11を介して
返送コンベヤ12に搬送され、この返送コンベヤ12か
ら搬送台車1に返送される。返送されたパレットQは、
空状態の場合には空パレット保管部へ搬送され、物品D
が残っている場合には物品保管部へ搬送される。ちなみ
に、パレットQ上に物品Dが有るか無いかは、物品Dの
段数からデパレトラバーサ7にて移載した段数を減算す
ることにより求めることができる。
【0041】尚、デパレトラバーサ7が最上段の物品D
を受け取る際に第1支持具51と第2支持具52とが挟
持する方向とは直行する方向においても、二段目の物品
Dを位置ずれしないように挟持する支持具を第2支持具
52と同様にエアシリンダによって水平方向に作用位置
と作用解除位置とに切り換え操作自在に備えてある。
【0042】〔別実施形態〕第1支持具51の物品Dと
の当たりによる上昇を可能にするに、上記実施形態に示
した如く揺動する手段の他、つぎの如き手段を採用して
実施してもよい。すなわち、第1支持具51を支持部材
53にリンク機構とか上下方向の支持レールとかによっ
て昇降自在に支持させるとともに、通常時はロックピン
などのロック手段によって下降位置に固定できるように
構成する。そして、物品Dが第1支持具51に当たる
と、ロック手段が外れて第1支持具51が支持部材53
に対して上昇するように構成する。
【0043】第2支持具52も第1支持具51と同様に
物品Dとの当たりによって上昇するように構成するとと
もに移動制御されるように構成して実施してもよい。
【0044】上記実施形態の如く複数個の物品Dが水平
方向に並んで成る物品群を段積みにしたものを処理対象
とする他、各段には物品Dが1個だけ存在する段積み物
品Dを処理対象とする物品処理設備にも本発明は適用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品処理設備全体の側面図
【図2】物品処理設備全体の平面図
【図3】デパレトラバーサの把持板取付け部の断面図
【図4】デパレトラバーサの平面図
【図5】デパレトラバーサの把持板取付け部の断面図
【図6】デパレトラバーサの把持板取付け部の断面図
【図7】デパレトラバーサの走行車輪取付け部の断面図
【図8】把持板係合部の斜視図
【図9】第1支持具の平面図
【図10】第1支持具の取付け部の断面図
【図11】第1支持具の取付け部の側面図
【図12】第1支持具および第2支持具の作用説明図
【図13】デパレトラバーサの物品搬送状態の説明図
【符号の説明】
3 物品リフト装置 51 支持具 51a 案内面 58 センサー 61 位置ずれセンサー 63 制御手段 66 上昇センサー 67 停止制御手段 C 供給位置 B 受取位置 D 物品 Y 作用位置 Z1 第1作用解除位置 Z2 第2作用解除位置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段に積み重なる段積み物品のうちの
    最上段の物品を受取位置で受取って供給位置に移載する
    物品移載装置と、この物品移載装置が物品の移載を行う
    に伴い、段積み物品を一段分上昇操作して最上段の物品
    を前記受取位置に供給する物品リフト装置とを備えると
    ともに、前記物品移載装置が物品の受取りを行う際に段
    積み物品のうちの上から二段目の物品を支持する支持具
    を、物品の側面に接触する作用位置と、段積み物品から
    離れる作用解除位置とに切り換え操作自在に備える物品
    処理設備であって、 前記支持具を、前記物品リフト装置によって上昇操作さ
    れる段積み物品が当たると上昇するように構成してある
    物品処理設備。
  2. 【請求項2】 前記物品移載装置が前記受取位置から前
    記供給位置に水平またはほぼ水平に前記支持具の上方を
    移動して物品の移載を行うように構成するとともに、前
    記支持具が前記作用位置と前記作用解除位置とに水平ま
    たはほぼ水平に移動するように構成してある請求項1記
    載の物品処理設備。
  3. 【請求項3】 前記物品リフト装置は、複数個の物品が
    水平方向に並んで成る物品群を段積みにして上昇操作
    し、物品群の複数個の物品を前記受取位置に供給するリ
    フト装置であり、前記物品移載装置は、前記物品群の複
    数個の物品を纏めて受け取って前記供給位置に移載する
    移載装置であり、前記支持具が前記受取位置から前記供
    給位置に物品を案内する案内面を形成している請求項1
    又は2に記載の物品処理設備。
  4. 【請求項4】 前記支持具の段積み物品との当たりによ
    る上昇が揺動による上昇である請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の物品処理設備。
  5. 【請求項5】 前記支持具の前記作用解除位置として、
    前記作用位置との間隔が小である第1作用解除位置と、
    前記作用位置との間隔が大である第2作用解除位置とを
    設定し、前記物品リフト装置が上昇操作する段積み物品
    の前記受取位置に対する位置ずれを検出する位置ずれセ
    ンサーを備えるとともに、この位置ずれセンサーが非検
    出状態にあると、位置ずれセンサーからの情報に基づい
    て前記支持具を前記第1作用解除位置に自動的に操作
    し、かつ、前記位置ずれセンサーが検出状態になると、
    位置ずれセンサーからの情報に基づいて前記支持具を前
    記第2作用解除位置に自動的に切り換え操作する制御手
    段を備えてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の物
    品処理設備。
  6. 【請求項6】 物品の存在検出に基づいて前記支持具が
    前記作用位置になったことを検出するセンサーを前記支
    持具に付設してある請求項1〜5のいずれか1項に記載
    の物品処理設備。
  7. 【請求項7】 前記支持具の段積み物品との当たりによ
    る上昇を検出する上昇センサーを備えるとともに、この
    上昇センサーが検出状態になると上昇センサーからの情
    報に基づいて前記物品移載装置および前記物品リフト装
    置を自動的に停止させる停止制御手段を備えてある請求
    項1〜6のいずれか1項に記載の物品処理設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003081428A (ja) * 2001-09-17 2003-03-19 Nkk Corp ピッキング装置
JP5345742B1 (ja) * 2013-06-28 2013-11-20 シネティックソーティング株式会社 多段荷物群を崩すための搬送装置
JP2017149568A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 株式会社ナベル 段ばらし装置
JP2020040789A (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 株式会社東芝 荷降ろし装置、及び、荷物の検出方法
JP2022009289A (ja) * 2018-09-11 2022-01-14 株式会社東芝 荷降ろし装置、及び、荷物の検出方法

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