JPH10139011A - たたみ表の梱包方法 - Google Patents
たたみ表の梱包方法Info
- Publication number
- JPH10139011A JPH10139011A JP31545396A JP31545396A JPH10139011A JP H10139011 A JPH10139011 A JP H10139011A JP 31545396 A JP31545396 A JP 31545396A JP 31545396 A JP31545396 A JP 31545396A JP H10139011 A JPH10139011 A JP H10139011A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- folding table
- tatami mat
- surface sheets
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packages (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Floor Finish (AREA)
- Vacuum Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 農家などの生産者がたたみ表を手軽に密封し
て梱包することができるたたみ表の梱包方法を提供する
こと。 【解決手段】 複数枚のたたみ表1をシート2上に載
せ、シート2を折り曲げ線3から2つ折りしてたたみ表
1を包み、シート2上の縁部を熱溶着手段などで接着す
る。吸引パイプ4を非接着部7からシート2の内部に挿
入し、吸引機9でシート2の内部を真空吸引した後、吸
引パイプ4をシート2から引き抜き、非接着部7を接着
してたたみ表1を密封する。泥染時に付着した泥の粒子
が周囲に飛散することはなく、また変色やカビの発生を
防止し、たたみ表1の運搬や管理が容易となる。
て梱包することができるたたみ表の梱包方法を提供する
こと。 【解決手段】 複数枚のたたみ表1をシート2上に載
せ、シート2を折り曲げ線3から2つ折りしてたたみ表
1を包み、シート2上の縁部を熱溶着手段などで接着す
る。吸引パイプ4を非接着部7からシート2の内部に挿
入し、吸引機9でシート2の内部を真空吸引した後、吸
引パイプ4をシート2から引き抜き、非接着部7を接着
してたたみ表1を密封する。泥染時に付着した泥の粒子
が周囲に飛散することはなく、また変色やカビの発生を
防止し、たたみ表1の運搬や管理が容易となる。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、市場に出荷されるたた
み表を密封するためのたたみ表の梱包方法に関するもの
である。
み表を密封するためのたたみ表の梱包方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】たたみ表は、圃場で栽培されたい草を泥
染・乾燥した後、織機で編成して製造され、市場へ出荷
される。従来、市場へ出荷されるたたみ表は、一般に、
複数枚を積層して紙などで包み、ひもで軽く結んで梱包
されていた。
染・乾燥した後、織機で編成して製造され、市場へ出荷
される。従来、市場へ出荷されるたたみ表は、一般に、
複数枚を積層して紙などで包み、ひもで軽く結んで梱包
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の梱包方法では、泥染時にたたみ表に付着した微細な泥
の粒子が周囲に飛散し、作業者の衣服などを汚しやすい
ものであった。また時間が経つにつれてたたみ表の色の
鮮度が低下し、赤黒く変色したり、あるいは湿気を吸い
込んでカビを発生しやすいなどの問題点があった。
の梱包方法では、泥染時にたたみ表に付着した微細な泥
の粒子が周囲に飛散し、作業者の衣服などを汚しやすい
ものであった。また時間が経つにつれてたたみ表の色の
鮮度が低下し、赤黒く変色したり、あるいは湿気を吸い
込んでカビを発生しやすいなどの問題点があった。
【0004】したがって本発明は、上記従来の問題点を
解消し、農家などの生産者が手軽に行うことができるた
たみ表の梱包方法を提供することを目的とする。
解消し、農家などの生産者が手軽に行うことができるた
たみ表の梱包方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のたたみ表の梱包
方法は、たたみ表1をシート2上に載せ、シート2を折
り曲げてたたみ表1をシート2で包んだ後、シート2の
縁部を接着し、部分的に残された非接着部7から吸引パ
イプ4をシート2の内部に挿入してシート2の内部を吸
引機9で真空吸引した後、吸引パイプ4をシート2の内
部から引き抜き、その後、前記非接着部7を接着するよ
うにした。
方法は、たたみ表1をシート2上に載せ、シート2を折
り曲げてたたみ表1をシート2で包んだ後、シート2の
縁部を接着し、部分的に残された非接着部7から吸引パ
イプ4をシート2の内部に挿入してシート2の内部を吸
引機9で真空吸引した後、吸引パイプ4をシート2の内
部から引き抜き、その後、前記非接着部7を接着するよ
うにした。
【0006】
【作用】上記構成によれば、農家などの生産者は、たた
み表1を手軽にシート2で梱包して市場に出荷すること
ができる。
み表1を手軽にシート2で梱包して市場に出荷すること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、梱包前のたたみ表と
シートの平面図、図2は吸引パイプの斜視図、図3は吸
引パイプでシートの内部を吸引中の正面図、図4はシー
トで梱包されたたたみ表の断面図である。
を参照しながら説明する。図1は、梱包前のたたみ表と
シートの平面図、図2は吸引パイプの斜視図、図3は吸
引パイプでシートの内部を吸引中の正面図、図4はシー
トで梱包されたたたみ表の断面図である。
【0008】図1において、たたみ表1は、圃場で栽培
されたい草を泥染・乾燥した後、織機で編成して作られ
たものである。2は透明あるいは半透明の透視可能なシ
ートであり、たたみ表1の2倍以上の大きさを有してい
る。3は中央の折り曲げ線である。
されたい草を泥染・乾燥した後、織機で編成して作られ
たものである。2は透明あるいは半透明の透視可能なシ
ートであり、たたみ表1の2倍以上の大きさを有してい
る。3は中央の折り曲げ線である。
【0009】図2は、吸引パイプ4を示している。この
パイプ4は長尺であって、複数個の吸引孔5がその長手
方向にピッチをおいて開孔されている。
パイプ4は長尺であって、複数個の吸引孔5がその長手
方向にピッチをおいて開孔されている。
【0010】次に、各図を参照してたたみ表1の梱包方
法を説明する。図1に示すように、複数枚のたたみ表1
をシート2の片側に積層して載せる。次にシート2を中
央の折り曲げ線3から2つ折りしてたたみ表1をシート
2で包み、図3に示すようにシート2の縁部を接着す
る。ハッチングを付した部分が接着部6である。接着方
法としては、例えば熱溶着などが適用できる。
法を説明する。図1に示すように、複数枚のたたみ表1
をシート2の片側に積層して載せる。次にシート2を中
央の折り曲げ線3から2つ折りしてたたみ表1をシート
2で包み、図3に示すようにシート2の縁部を接着す
る。ハッチングを付した部分が接着部6である。接着方
法としては、例えば熱溶着などが適用できる。
【0011】図3において、2つ折りして重ねられたシ
ート2の縁部はすべて接着せずに、非接着部7を部分的
に残す。この非接着部7は、図示するように折り曲げ線
3側に確保することが望ましい。
ート2の縁部はすべて接着せずに、非接着部7を部分的
に残す。この非接着部7は、図示するように折り曲げ線
3側に確保することが望ましい。
【0012】次に吸引パイプ4を非接着部7からシート
2の内部に深く挿入し、吸引パイプ4の端部にパイプ8
を介して吸引機9を接続する。次いで吸引機9を駆動し
てシート2の内部を真空吸引する。するとシート2の内
部の空気は吸引孔5からパイプ4の内部に吸引され、た
たみ表1は真空パックされる。
2の内部に深く挿入し、吸引パイプ4の端部にパイプ8
を介して吸引機9を接続する。次いで吸引機9を駆動し
てシート2の内部を真空吸引する。するとシート2の内
部の空気は吸引孔5からパイプ4の内部に吸引され、た
たみ表1は真空パックされる。
【0013】この場合、パイプ4の吸引孔5は、その長
手方向に沿ってピッチをおいて複数個開孔されているの
で、シート2の内部を均一にまんべんなく真空吸引し、
たたみ表1をしっかり真空パックすることができる。ま
たシート2として、透明あるいは半透明の透視可能なビ
ニールシートを用いれば、真空パック状態を外方から容
易に視認できる。
手方向に沿ってピッチをおいて複数個開孔されているの
で、シート2の内部を均一にまんべんなく真空吸引し、
たたみ表1をしっかり真空パックすることができる。ま
たシート2として、透明あるいは半透明の透視可能なビ
ニールシートを用いれば、真空パック状態を外方から容
易に視認できる。
【0014】以上のようにしてシート2の内部を真空吸
引したならば、吸引パイプ4をシート2から引き抜いた
後、非接着部7を熱溶着手段などにより接着し、シート
2を完全な密閉袋状にしてたたみ表1を密封する。
引したならば、吸引パイプ4をシート2から引き抜いた
後、非接着部7を熱溶着手段などにより接着し、シート
2を完全な密閉袋状にしてたたみ表1を密封する。
【0015】図4は、以上のようにして梱包が終了した
梱包体Aを示している。この梱包体Aは、複数個をダン
ボール箱などに収納し、市場に出荷される。
梱包体Aを示している。この梱包体Aは、複数個をダン
ボール箱などに収納し、市場に出荷される。
【0016】図5は、図4に示す梱包体Aを収納する収
納箱(ダンボール箱)の展開斜視図である。この収納箱
10は、本体11と副体12から成っている。本体11
は、底板111、側板112、背板113、上板11
4、折曲板115から成っている。破線は折曲線であ
る。底板111の底面には複数本のひも13の一端部が
装着されており、また折曲板115の上面にはひも13
の他端部を巻付けて係着するための円板状の係着片14
が装着されている。
納箱(ダンボール箱)の展開斜視図である。この収納箱
10は、本体11と副体12から成っている。本体11
は、底板111、側板112、背板113、上板11
4、折曲板115から成っている。破線は折曲線であ
る。底板111の底面には複数本のひも13の一端部が
装着されており、また折曲板115の上面にはひも13
の他端部を巻付けて係着するための円板状の係着片14
が装着されている。
【0017】また副体12は、底板121、背板12
2、側板123、上板124から成っている。したがっ
て図6に示すように、本体11と副体12を折曲線に折
り曲げて箱形とし、副体12の底板121を本体11の
底板111上に差し入れ、底板121上に梱包体Aを配
置してひも13を係着片14に巻付けることにより、梱
包体Aを収納することができる。この場合、副体12の
底板121の本体11に対する差入れ深さを調整するこ
とにより収納箱10の幅Wを調整して、大小様々な梱包
体Aを収納することができる。なおたたみ表1の幅寸法
は、これを製造する農家によって異るので、梱包体Aの
幅寸法も様々であり、したがって収納箱10を上記のよ
うな構造にすることにより、様々な寸法の梱包体Aを収
納できるようにしたものである。
2、側板123、上板124から成っている。したがっ
て図6に示すように、本体11と副体12を折曲線に折
り曲げて箱形とし、副体12の底板121を本体11の
底板111上に差し入れ、底板121上に梱包体Aを配
置してひも13を係着片14に巻付けることにより、梱
包体Aを収納することができる。この場合、副体12の
底板121の本体11に対する差入れ深さを調整するこ
とにより収納箱10の幅Wを調整して、大小様々な梱包
体Aを収納することができる。なおたたみ表1の幅寸法
は、これを製造する農家によって異るので、梱包体Aの
幅寸法も様々であり、したがって収納箱10を上記のよ
うな構造にすることにより、様々な寸法の梱包体Aを収
納できるようにしたものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、たたみ表
1をシート2上に載せ、シート2を折り曲げてたたみ表
1をシート2で包んだ後、シート2の縁部を接着し、部
分的に残された非接着部7から吸引パイプ4をシート2
の内部に挿入してシート2の内部を吸引機9で真空吸引
した後、吸引パイプ4をシート2の内部から引き抜き、
その後、非接着部を接着してたたみ表を梱包するように
しているので、農家などの生産者は軽作業として手軽に
梱包することができる。またたたみ表1を密封すること
により、泥染時に付着した泥の粒子が周囲に飛散して作
業者の衣服を汚すようなことはなく、またたたみ表1の
変色や湿気の侵入によるカビの発生を防止でき、またた
たみ表1の運搬や管理などもきわめて行いやすいものと
なる。
1をシート2上に載せ、シート2を折り曲げてたたみ表
1をシート2で包んだ後、シート2の縁部を接着し、部
分的に残された非接着部7から吸引パイプ4をシート2
の内部に挿入してシート2の内部を吸引機9で真空吸引
した後、吸引パイプ4をシート2の内部から引き抜き、
その後、非接着部を接着してたたみ表を梱包するように
しているので、農家などの生産者は軽作業として手軽に
梱包することができる。またたたみ表1を密封すること
により、泥染時に付着した泥の粒子が周囲に飛散して作
業者の衣服を汚すようなことはなく、またたたみ表1の
変色や湿気の侵入によるカビの発生を防止でき、またた
たみ表1の運搬や管理などもきわめて行いやすいものと
なる。
【図1】梱包前のたたみ表とシートの平面図
【図2】吸引パイプの斜視図
【図3】吸引パイプでシートの内部を吸引中の正面図
【図4】シートで梱包されたたたみ表の断面図
【図5】梱包体の収納箱の展開斜視図
【図6】梱包体の収納箱の断面図
1 たたみ表 2 シート 3 折り曲げ線 4 吸引パイプ 5 吸引孔 6 接着部 7 非接着部 9 吸引機 10 収納箱
Claims (1)
- 【請求項1】 たたみ表1をシート2上に載せ、シート
2を折り曲げてたたみ表1をシート2で包んだ後、シー
ト2の縁部を接着し、部分的に残された非接着部7から
吸引パイプ4をシート2の内部に挿入してシート2の内
部を吸引機9で真空吸引した後、吸引パイプ4をシート
2の内部から引き抜き、その後、前記非接着部7を接着
することを特徴とするたたみ表の梱包方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31545396A JPH10139011A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | たたみ表の梱包方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31545396A JPH10139011A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | たたみ表の梱包方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10139011A true JPH10139011A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=18065553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31545396A Pending JPH10139011A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | たたみ表の梱包方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10139011A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104164961A (zh) * | 2014-07-31 | 2014-11-26 | 沈嘉艳 | 吸尘地板 |
-
1996
- 1996-11-11 JP JP31545396A patent/JPH10139011A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104164961A (zh) * | 2014-07-31 | 2014-11-26 | 沈嘉艳 | 吸尘地板 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060822 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |