JPH10138344A - シートの走行位置調整方法及び調整装置 - Google Patents

シートの走行位置調整方法及び調整装置

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JPH10138344A
JPH10138344A JP8309922A JP30992296A JPH10138344A JP H10138344 A JPH10138344 A JP H10138344A JP 8309922 A JP8309922 A JP 8309922A JP 30992296 A JP30992296 A JP 30992296A JP H10138344 A JPH10138344 A JP H10138344A
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sheet
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travel
adjusting device
seat
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Hiroshi Okamoto
博 岡本
Makoto Kunimitsu
誠 国光
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Toyo Kohan Co Ltd
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Toyo Kohan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱ロール群等の複数のシート処理部材から
なるシート処理部1のシートの走行位置を全体として調
整する。 【解決手段】 シート処理部の入口、出口に第1、第2
光電センサ7,9を設け、第2光電センサ9でシート処
理部の出口でのシートの走行位置ずれを検知して、この
ずれ量を修正するように第1光電センサ7でシート処理
部の走行位置を監視しつつ、シート処理部の上流側に設
けたシート中心位置調整装置をフィードバック制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属板、フィル
ム、紙、ゴム等からなるシートの走行位置を調整するた
めのシートの走行位置調整方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金属板、フィルム、布等のシートをシー
トと重ね合わせたり、他の処理をする場合に一般的にシ
ートを複数のロールでガイドすることが行われ、シート
の走行位置が目標位置からずれた場合には、シートの走
行路に沿って設けたシートの中心位置調整装置(CPC
装置)により正規の位置に戻すようにしていた。一般
に、金属板にフィルムをラミネートする場合には、金属
板を加熱ロールで加熱する必要があり、金属板を加熱ロ
ール群を通した後にラミネートロールを通すようにして
いた。この際、金属板の温度を均一にするため、金属板
と加熱ロールとの中心を一致させる必要があり、このた
めに加熱ロールを左右に移動するか、各加熱ロールの前
にCPC装置を設置して金属板の走行位置を変更するよ
うにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、金属板と加
熱ロールとの中心を合わすために金属板の走行中に加熱
ロールを移動させると金属板の形状が変化するばかりで
なく、表面疵の原因となる。また、CPC装置により金
属板の走行路を変更する場合に加熱ロールが複数になる
と各加熱ロールに対応させてCPC装置を複数設置する
必要があり、設備費用が増大する。本発明は係る点に鑑
み、加熱ロール等のシート処理部材の位置を変えること
なく、しかも前記シート処理部材毎にCPC装置を設け
る必要がないシートの走行位置調整方法及び装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の調整方
法は、シートを加熱する加熱ローラ等の複数のシート処
理部材からなる第1のシート処理部を通して、シートに
他のシートを重ねる等の第2のシート処理部に搬送する
際に、前記シート処理部の処理が正常に実施されるよう
にシートの走行位置を調整するようにしたシートの走行
位置調整方法において、第1のシート処理部の上流側に
シートの走行位置を変更するためのシートの中心位置調
整装置を設け、この中心位置調整装置と第1のシート処
理部間の第1走行路にシートの端面を検出するための第
1のシート端面センサを設け、前記第1のシート処理部
の下流側の第2走行路にシートの端面を検出するための
第2のシート端面センサを設け、目標シート位置と第2
のシート端面センサのシートの検知位置からシートの第
2走行路の走行ずれ量を算出し、この第2走行ずれ量が
零となるように第1のシート端面センサでシートの走行
位置を監視しつつ前記シートの中心位置調整装置を動作
せしめて第1走行路のシートの走行位置を調整するよう
にした。
【0005】また、本発明のシートの走行位置調整装置
は、シートを加熱する加熱ローラ等の複数のシート処理
部材からなる第1のシート処理部を通して、シートに他
のシートを重ねる等の第2のシート処理部に搬送する際
に、第1のシート処理部の処理が正常に実施されるよう
にシートの走行位置を調整するようにしたシートの走行
位置調整装置において、第1のシート処理部の上流側に
シートの走行位置を変更するために設けられたシートの
中心位置調整装置と、この中心位置調整装置と第1のシ
ート処理部間の第1走行路にシートの端面を検出するた
めに設けられた第1のシート端面センサと、前記第1の
シート処理部と第2のシート処理部間の第2走行路にシ
ートの端面を検出するために設けられた第2のシート端
面センサと、前記第2の端面検知センサからのシート検
知位置信号と目標シート位置から第2走行路のシートの
走行ずれ量を演算するモニター回路と、このモニター回
路からのずれ量が零となるように前記第1走行路のシー
トの走行位置を第1のシート端面センサで監視しつつシ
ートの中心位置調整装置を作動せしめる中心位置調整装
置作動回路と、からなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態を説明する。図1において、連続走行する
シートとしての金属板mは、複数のシート処理部材とし
ての加熱ロールr,r,…,rからなる第1シート処理
部としての加熱ロール群1によって加熱された後に、加
熱された金属板mの両側にフィルムf,fをラミネート
するための第2のシート処理部2に搬送される。
【0007】この第2のシート処理部2は、2つのラミ
ネートロール3,4からなっている。前記加熱ロール群
1の上流側には、金属板mの走行位置を変更するための
シートの中心位置調整装置5(CPC装置)が設けら
れ、この装置5と加熱ロール群1の入口間の第1走行路
6にはシートの端面を検出するための第1のシート端面
センサとしての光電式センサが設けられている。
【0008】また、前記加熱ロール群1の出口の下流側
で、第2のシート処理部2間の第2走行路8には、第2
のシート端面センサとしての光電式センサ9が設けられ
ている。
【0009】前記CPC装置は、図2に示すように、ピ
ボット軸20に回動自在に取付けられたフレーム21を
有し、このフレーム21内に2つのガイドローラ22,
23が平行に保持され、フレーム21の一端部に駆動シ
リンダ24の軸が連結され、駆動シリンダ24(駆動モ
ータでもよい)の作動によってフレーム21がピボット
軸20を中心に回動させる。これにより金属板mの走行
位置をずらし、その端面を光電センサ7で検知するよう
にしている。
【0010】次に、制御回路について説明する。前記制
御回路は、第2光電センサ9からの検知信号と金属板m
の目標位置とから金属板mのずれ量を算出し、モニター
制御回路30を通して適宜の信号処理を行うためのモニ
ター回路C1と、前記モニター制御回路30からの出力
信号と、前記第1走行路6に設けられた光電センサ7か
らの第1走行路6の金属板の走行位置信号とから、前記
第2走行路8の走行位置が目標位置となるよう(ずれ量
が零となるよう)前記中心位置調整装置をフィードバッ
ク制御する中心位置調整装置作動回路C2とからなって
いる。
【0011】前記モニター回路C1は無駄時間補償回路
31を有し、この回路31は光電センサ9が一旦ずれ量
信号を出した後に、そのずれ量信号に基づいて中心位置
調整装置作動回路C2により中心位置調整装置5を作動
せしめる迄の所定時間次のずれ量信号を出すのを停止す
るためのものである。すなわち、光電センサ9からの信
号は常に中心位置調整装置作動回路C2に出力されてい
るわけではなく、光電センサ9からの信号は金属板mの
走行速度および中心位置調整装置の作動時間等から定ま
る所定時間毎に出力される。
【0012】前記中心位置調整装置作動回路C2は、C
PCコントローラ32を有し、このCPCコントローラ
32は、モニター制御回路30からの信号を受けて第2
走行路8の金属板mの走行位置ずれをなくすように中心
位置調整装置5をフィードバック制御し、CPCコント
ローラ32からの出力信号はモータドライバ33を介し
て駆動シリンダ24に送られる。
【0013】次に、動作について図1及び図3を参照し
て説明する。光電センサ9は、金属板mの走行位置を検
知し(ステップS1)、そして光電センサ9からの検知
信号は無駄時間補償回路31を経て目標位置信号と比較
され、第2走行路8の走行位置の目標位置からのずれ量
が演算される(ステップS2)。このずれ量信号は、モ
ニター制御回路30によって信号処理されて調整量とし
て(ステップS3)CPCコントローラ32に送られ
る。CPCコントローラ32は、第2走行路8での走行
位置が、例えば、右に5mmずれていたとすると、その
ずれを修正するように第1走行路6の走行位置を左へ5
mm変更させるようにモータドライバ33を介して駆動
シリンダ24に作動信号を送り、中心位置調整装置を動
作させて、第1走行路6の走行位置を光電センサ7で監
視しつつ、フィードバック制御しつつ、移動せしめる
(ステップS4)。
【0014】このようにすれば、金属板mの中心は平均
して加熱ロール群1の各加熱ロールrの中心位置を通る
こととなり、過熱ロール群1の出力の第2走行路8での
金属板mの走行位置は目標位置となり、ラミネート処理
部2でのラミネート作業は正常に行われ得る。これらの
動作は全体としてフィードバック制御され、第2走行路
8でずれが生じれば、それを第1走行路6で修正するよ
うにする。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
第1処理部でのシート走行位置が正規の位置になるとと
もに、第1処理部内の加熱ロール等のシート処理部材毎
に中心位置調整装置を設ける必要がなくなり、第2処理
部へ正規の走行位置に沿ってシートを送ることができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の概略構成図である。
【図2】図2は、シートの中心位置調整装置の斜視図で
ある。
【図3】図3は、本発明に得るフィードバック制御部の
フローチャートである。
【符号の説明】
1 … 加熱ロール群 2 … ラミネート処理部 5 … 中心位置調整装置 6 … 第1走行路 7 … 光電センサ 8 … 第2走行路 9 … 光電センサ 31 … 無駄時間補償回路 32 … CPCコントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを加熱するための加熱ローラ等の
    複数のシート処理部材からなる第1のシート処理部を通
    して、シートに他のシートを重ねる等の第2のシート処
    理部に搬送する際に、前記シート処理部の処理が正常に
    実施されるようにシートの走行位置を調整するようにし
    たシートの走行位置調整方法において、第1のシート処
    理部の上流側にシートの走行位置を変更するためのシー
    トの中心位置調整装置を設け、この中心位置調整装置と
    第1のシート処理部間の第1走行路にシートの端面を検
    出するための第1のシート端面センサを設け、前記第1
    のシート処理部と第2のシート処理部間の第2走行路に
    シートの端面を検出するための第2のシート端面センサ
    を設け、目標シート位置と第2のシート端面センサのシ
    ートの検知位置からシートの第2走行路の走行ずれ量を
    算出し、この第2走行ずれ量が零となるように第1のシ
    ート端面センサでシートの走行位置を監視しつつ前記シ
    ートの中心位置調整装置を動作せしめて第1走行路のシ
    ートの走行位置を調整するようにしたことを特徴とする
    シートの走行位置調整方法。
  2. 【請求項2】 シートを加熱するための加熱ローラ等の
    複数のシート処理部材からなる第1のシート処理部を通
    して、シートに他のシートを重ねる等の第2のシート処
    理部に搬送する際に、前記シート処理部の処理が正常に
    実施されるようにシートの走行位置を調整するようにし
    たシートの走行位置調整装置において、第1のシート処
    理部の上流側にシートの走行位置を変更するために設け
    られたシートの中心位置調整装置と、この中心位置調整
    装置と第1のシート処理部間の第1走行路にシートの端
    面を検出するために設けられた第1のシート端面センサ
    と、前記第1のシート処理部と第2のシート処理部間の
    第2走行路にシートの端面を検出するために設けられた
    第2のシート端面センサと、前記第2の端面検知センサ
    からのシート検知位置信号と目標シート位置から第2走
    行路のシートの走行ずれ量を演算するモニター回路と、
    このモニター回路からのずれ量が零となるように前記第
    1走行路のシートの走行位置を第1のシート端面センサ
    で監視しつつシートの中心位置調整装置を作動せしめる
    中心位置調整装置作動回路と、からなることを特徴とす
    るシートの走行位置調整装置。
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