JPH10136352A - ディジタル映像伝送装置 - Google Patents

ディジタル映像伝送装置

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Publication number
JPH10136352A
JPH10136352A JP28486796A JP28486796A JPH10136352A JP H10136352 A JPH10136352 A JP H10136352A JP 28486796 A JP28486796 A JP 28486796A JP 28486796 A JP28486796 A JP 28486796A JP H10136352 A JPH10136352 A JP H10136352A
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JP
Japan
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band
data
frequency
signal
low
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Withdrawn
Application number
JP28486796A
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English (en)
Inventor
Mikio Shimazu
幹夫 島津
Shiro Iwasaki
史朗 岩崎
Takashi Inoue
尚 井上
Takuji Katsura
卓史 桂
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号を周波数帯域に分割し、圧縮符号化
し、複数のチャネルで伝送する映像伝送装置において、
各チャネルの帯域を有効に利用する方式や、伝送誤りに
対する耐性の高い映像伝送装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 各チャネル毎にレート制御を行ない、最
も低い周波数帯域の符号化量は量子化値の変更で、それ
以外の帯域の符号化量は量子化値の変更と再生画像の画
質に与える影響により高域の各帯域に優先順位を設定
し、優先順位の低い帯域から符号化を停止させることに
より符号化量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル化された
映像データを複数に分割し、伝送するディジタル映像伝
送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像信号をディジタル化し、伝送
する装置が実用化されている。これらの装置の従来例と
して、特開平8−172418号公報記載のディジタル
映像伝送装置を用いて説明する。
【0003】図18は従来の映像信号を周波数帯域別に
分割し、圧縮符号化し、伝送するディジタル映像伝送装
置の構成図である。201はデータ分割手段、202は
データ圧縮手段、203は拡散多重送信手段、204は
多重受信逆拡散手段、205はデータ伸長手段、206
はデータ合成手段である。
【0004】データ分割手段201は映像データを周波
数帯域別に複数のサブバンド信号へ分割する。データ圧
縮手段202はデータ分割手段で分割されたサブバンド
信号を量子化し、可変長符号化して圧縮する。拡散多重
送信手段203はデータ圧縮手段202により圧縮され
たサブバンド信号を各々異なる拡散符号でスペクトラム
拡散し、コード多重化する。多重受信逆拡散手段204
は拡散多重送信手段203により送信されたコード多重
化された拡散データを逆拡散する。データ伸長手段20
5は多重受信逆拡散手段204で逆拡散した可変長符号
化データを可変長復号化・逆量子化する。データ合成手
段206はデータ伸長手段205で可変長復号化・逆量
子化されたサブバンド信号を再合成し、復号映像データ
を出力する。
【0005】図2は入力映像データを周波数帯域別に1
0帯域に分割する場合のデータ分割手段201の構成図
である。32はローパスフィルタ、33はハイパスフィ
ルタ、34はデータを2:1にダウンサンプリングする
ダウンサプラ、31aは映像信号を水平方向に低域と高
域に分割する2帯域分割フィルタ、31b、31cは映
像信号を垂直方向に低域と高域に分割する2帯域分割フ
ィルタ、30a、30b、30cは映像信号を4帯域に
分割するフィルタバンクである。
【0006】前述のように構成されたデータ分割手段2
01の動作を以下に説明する。まず、2帯域分割フィル
タ30aでは映像信号を水平方向にローパスフィルタ3
2に通して、ダウンサンプラ34で2:1にダウンサン
プリングし、垂直方向にもローパスフィルタ32に通し
て、ダウンサンプラ34で2:1にダウンサンプリング
してサブバンド信号LL1を生成し、垂直方向にはハイ
パスフィルタ33に通して、ダウンサンプラ34で2:
1にダウンサンプリングしてサブバンド信号LH1を生
成し、水平方向にハイパスフィルタ33に通して、ダウ
ンサンプラ34で2:1にダウンサンプリングし、垂直
方向にはローパスフィルタ32に通して、ダウンサンプ
ラ34で2:1にダウンサンプリングしてサブバンド信
号HL1を生成し、垂直方向にもハイパスフィルタ33
に通して、ダウンサンプラ34で2:1にダウンサンプ
リングしてサブバンド信号HH1を生成する。次に、サ
ブバンド信号LL1をフィルタバンク30bで同様な処
理を行ない、サブバンド信号LL2、LH2、HL2、
HH2を生成する。最後に、サブバンド信LL2をフィ
ルタバンク30bで同様な処理を行ない、サブバンド信
号LL3、LH3、HL3、HH3を生成する。
【0007】また、もう一つの従来例として、特願平8
−105073号のディジタル映像伝送装置の説明も行
なう。
【0008】図19は従来の映像信号を周波数帯域別に
分割し、圧縮符号化し、最も低い周波数帯域のサブバン
ド信号を複数チャネルで複数個伝送するディジタル映像
伝送装置の構成図である。201はデータ分割手段、2
02はデータ圧縮手段、210は拡散多重送信手段、2
11は多重受信逆拡散手段、212はデータ選択手段、
205はデータ伸長手段、206はデータ合成手段であ
る。
【0009】データ分割手段201は映像データを周波
数帯域別に複数のサブバンド信号へ分割する。データ圧
縮手段202はデータ分割手段で分割されたサブバンド
信号を量子化し、可変長符号化して圧縮する。拡散多重
送信手段210はデータ圧縮手段202により圧縮され
た周波数帯域信号を各々異なる拡散符号でスペクトラム
拡散しコード多重化するが、そのうち最も低い周波数帯
域のサブバンド信号LL1に関しては複数個を複数の拡
散符号でコード多重化する。多重受信逆拡散手段211
は拡散多重送信手段210によりコード多重化された拡
散データを逆拡散する。データ選択手段212は誤り検
出やビット単位の比較により複数個受信したサブバンド
信号LL1の中で誤りのないデータを選択する。データ
伸長手段205は可変長符号化データを可変長復号化・
逆量子化する。データ合成手段206はデータ伸長手段
205で可変長復号・逆量子化されたサブバンド信号を
再合成し、復号映像データを出力する。
【0010】図20はデータ分割手段201で7分割の
周波数分割を行ない、最も低い周波数帯域のサブバンド
信号LL2を2個伝送する場合の送受信手段の詳細な構
成図であり、(a)は拡散多重送信手段210であり、
(b)は多重受信逆拡散手段211である。
【0011】まず、図20(a)の拡散多重送信手段を
説明する。51a、51b、51c、51dはデータ変
調手段、52はPN発生手段、53は拡散変調手段、2
20a、220bはパラレルシリアル変換手段、221
は加算器である。
【0012】データ分割手段201で7分割された周波
数帯域信号のうち、LL2はデータ変調手段51aと5
1bへ、LH2とHL2とHH2はパラレルシリアル変
換手段220aへ、LH1とHL1とHH1はパラレル
シリアル変換手段220bへ入力される。パラレルシリ
アル変換手段220aおよび220bはパラレルに入力
された複数の高域のサブバンド信号をシリアルにデータ
変調手段51cと51dに出力する。データ変調手段5
1a、51b、51c、51dでは、PSK,FSK等
の変調を行う。データ変調手段51a、51b、51
c、51dで変調されたデータとPN発生手段52e、
52f、52g、52hの出力を拡散変調手段53で乗
算する。PN発生手段52e、52f、52g、52h
はそれぞれ直交し相異なるPN符号を発生する。4つの
拡散変調手段53からの出力は加算器221で加算され
拡散・多重信号として送信される。
【0013】次に、図20の(b)における多重受信逆
拡散手段を説明する。56は拡散復調手段、52e、5
2f、52g、52hはPN発生手段、57は時間弁別
制御手段、58a、58b、58c、58dはデータ復
調手段、222a、222bはシリアルパラレル変換手
段である。
【0014】拡散復調手段56では、拡散多重送信手段
210からのコード多重化された拡散データをPN発生
手段52e、52f、52g、52hの出力と時間弁別
制御手段57で拡散変調手段53の拡散タイミングと同
期を取り乗算することにより逆拡散を行なう。この時、
PN発生手段52e、52f、52g、52hは図20
(a)におけるPN発生手段と同じ4種類のPN符号を
発生する。逆拡散したデータをデータ復調手段58a、
58b、58c、58dで復調する。データ復調手段5
8c、58dの出力信号はそれぞれシリアルパラレル変
換手段222aと222bへ入力され、パラレルの信号
となる。
【0015】以上のようにして2個のLL2とHL2と
HH2とLH1とHL1とHH1とが出力される。図2
1は送信側においてパケット単位で誤り検出符号を付加
したLL2の信号を2個送信する場合のデータ選択手段
の構成図である。231は誤り検出手段、232はスイ
ッチ手段である。この場合のデータ選択手段の動作を説
明する。異なる拡散符号で拡散され伝送された2個のL
L2信号はそれぞれ誤り検出手段231により誤り検出
され、誤りの検出されたパケットに関してはエラー情報
がスイッチ手段232に送られる。スイッチ手段232
は誤りのない方のパケットをLL2の信号として選択
し、出力する。LL2以外のLH2、HL2、HH2、
LH1、HL1、HH1信号は入力信号のまま出力す
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の映像信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符号化し、伝
送するディジタル映像伝送装置においては、異なる複数
のチャネルを用いて周波数分割したサブバンド信号を送
信するため、可変長符号化した各サブバンド信号のデー
タ量のばらつきにより、各チャネルの帯域を有効に利用
できないという問題点を有していた。
【0017】また、最も低い周波数帯域のサブバンド信
号を複数チャネルで複数個伝送するディジタル映像伝送
装置においては、無線伝送において一時的に電波状況が
悪化し、同時に複数のチャネルにバースト的な誤りが発
生した場合、正しい信号を得ることができないという問
題点を有していた。
【0018】さらに、映像信号を周波数帯域別のサブバ
ンド信号に分割して、伝送する場合、最も重要なサブバ
ンド信号である最も低い周波数帯域のサブバンド信号を
確実に送るため、強固な誤り訂正符号を付加して誤り訂
正を行なったり、複数個のサブバンド信号を伝送して誤
り処理したりする必要があり、装置が複雑になるという
問題点を有していた。
【0019】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、各チャネルの帯域を有効に利用して映像を伝送でき
るディジタル映像伝送装置と一時的なバーストエラーに
対しても最も低い周波数帯域のサブバンド信号を確実に
伝送可能なディジタル映像伝送装置と簡易な構成で最も
低い周波数帯域のサブバンド信号を確実に伝送可能なデ
ィジタル映像伝送装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、チャネル毎にバッファメモリを設けて、各
バッファメモリの残量に基づいて、帯域分割されたサブ
バンド信号のうち最も低い周波数帯域のサブバンド信号
に関しては、量子化値を変更させてレート制御を行な
い、最も低い周波数帯域以外の周波数帯域のサブバンド
信号に関しては量子化値の変更と符号化の停止または再
開によりレート制御を行なう符号化量制御手段を有し、
復号化側において、高域のサブバンド信号がなかった場
合は全てゼロの信号をその周波数帯域の復号化されたサ
ブバンド信号として補償するデータ補償手段を有するも
のである。
【0021】また、最も低い周波数帯域以外のサブバン
ド信号と前フレームの同じ帯域のサブバンド信号との差
分信号を圧縮符号化する高域符号化手段を有し、前記高
域符号化手段はレート制御のために符号化停止後に符号
化を再開する場合、符号化中のサブバンド信号と符号化
停止したフレームの1フレーム前のサブバンド信号との
差分信号を符号化するものである。
【0022】また、ディジタル化された映像信号を水平
方向にローパスフィルタに通して2:1にダウンサンプ
リングし、さらに垂直方向にローパスフィルに通して
2:1にダウンサンプリングすることにより周波数帯域
データLL1を生成し、垂直方向にはハイパスフィルタ
を通して2:1にダウンサンプリングすることにより周
波数帯域データLH1を生成し、水平方向にハイパスフ
ィルタを通して2:1にダウンサンプリングし、さらに
垂直方向にローパスフィルタを通して2:1にダウンサ
ンプリングすることにより周波数帯域データHL1を生
成して、垂直方向にハイパスフィルタを通して2:1に
ダウンサンプリングすることにより周波数帯域データH
H1を生成し、映像信号を4つの周波数帯域データに分
割し、さらに周波数帯域データLL1を同様に4つの周
波数帯域データLL2、LH2、HL2、HH2に分割
し、このような帯域分割をn回(n≧2)行ない(3×
n+1)個の周波数帯域データLLn、LHn、HL
n、HHn、…、LH1、HL1、HH1に分割し、符
号化して複数のチャネルで伝送する場合、LLn以外の
同じ階層の周波数帯域データLHx、HLx、HHx
(1≦x≦n)を多重化する多重化手段を有するもので
ある。
【0023】また、ディジタル化された映像信号を水平
方向にローパスフィルタに通して2:1にダウンサンプ
リングし、さらに垂直方向にローパスフィルに通して
2:1にダウンサンプリングすることにより周波数帯域
データLL1を生成し、垂直方向にはハイパスフィルタ
を通して2:1にダウンサンプリングすることにより周
波数帯域データLH1を生成し、水平方向にハイパスフ
ィルタを通して2:1にダウンサンプリングし、さらに
垂直方向にローパスフィルタを通して2:1にダウンサ
ンプリングすることにより周波数帯域データHL1を生
成して、垂直方向にハイパスフィルタを通して2:1に
ダウンサンプリングすることにより周波数帯域データH
H1を生成し、映像信号を4つの周波数帯域データに分
割し、さらに周波数帯域データLL1を同様に4つの周
波数帯域データLL2、LH2、HL2、HH2に分割
し、このような帯域分割をn回(n≧2)行ない(3×
n+1)個の周波数帯域データLLn、LHn、HL
n、HHn、…、LH1、HL1、HH1に分割し、符
号化して複数のチャネルで伝送する場合、n≧3の場
合、周波数帯域データLLn以外の異なる階層の周波数
帯域データLHx、HL(x−1)、HH(x−2)
(1≦x≦n;ただし、x=2の場合はx−2=n、x
=1の場合はx−1=n、x−2=n−1)を多重化
し、n=2の場合、LH2とHL1とHH2を多重化
し、LH1とHL2とHH1を多重化する多重化手段を
有するものである。
【0024】また、符号化側において、音声信号を入力
し、圧縮符号化する音声符号化手段と、付加情報を入力
し、符号化する付加情報符号化手段と、バッファメモリ
の状態に応じて、より少ないデータ量のバッファメモリ
に対して、前記音声符号化手段からの音声符号化データ
や付加情報符号化手段からの付加情報符号化データを振
り分ける送信データ制御手段とを有し、復号化側におい
て、受信データを映像符号化データと音声符号化データ
と付加情報符号化データを分離し、さたに映像符号化デ
ータが多重化されたデータの場合は複数の周波数帯域の
符号化データに分離する分離手段と音声符号化データを
音声信号に復号する音声復号化手段と、付加情報符号化
データを付加情報に復号する付加情報復号化手段とを有
するものである。
【0025】また、符号化側において、最も低い周波数
帯域のサブバンド信号の符号化データをk個(k≧2)
に分配する低域分配手段と、前記低域分配手段からの
(k−1)個のサブバンド信号をそれぞれ異なる間隔で
遅延させる(k−1)個の遅延手段とを有するものであ
る。
【0026】また、符号化側において、最も低い周波数
帯域のサブバンド信号の符号化データをk個(k≧2)
に分配する低域分配手段と、前記低域分配手段からの
(k−1)個のサブバンド信号をそれぞれ異なる間隔で
遅延させる(k−1)個の遅延手段と(k−1)個の遅
延手段の遅延間隔を伝送路で発生するバースト誤り間隔
に応じて変更する遅延量制御手段とを有するものであ
る。
【0027】また、映像信号を周波数分割し、各サブバ
ンド信号をスペクトラム拡散通信のコード多重方式によ
り複数のチャネルで伝送する映像伝送装置において、最
も低い周波数帯域のサブバンド信号の符号化データを送
信するチャネルにおいては符号長jのPN符号を生成す
る低域用PN発生手段と、それ以外の周波数帯域の符号
化データを送信するチャネルにおいては符号長m(m<
j)のPN符号を生成する高域用PN発生手段とを有す
るものである。
【0028】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下、本発明の第1の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1(a)は本発
明の映像伝送装置の送信側の構成図であり、110はデ
ィジタル化された入力映像信号、11は入力映像信号1
10を4つの周波数帯域に分割する帯域分割手段、12
は分割されたサブバンド信号のうち最も低い周波数帯域
のサブバンド信号111を符号化する低域符号化手段、
13a、13b、13cは分割されたサブバンド信号の
うち高域成分を含むサブバンド信号112、113、1
14を符号化する高域符号化手段、14はバッファ内の
データ量に応じて符号化量を調整する符号化量制御手
段、15は三つの高域符号化手段13a、13b、13
cからの符号化データ116、117、118を多重化
する多重化手段、16aは低域符号化手段12からの符
号化データ115を一時蓄えて、送出するバッファメモ
リ、16bは多重化手段15からの多重化データ119
を一時蓄えて、送出するバッファメモリ、17aはバッ
ファメモリ16aから送出されたデータ126を伝送路
に送信する送信手段、17bはバッファメモリ16bか
ら送出されたデータ126を伝送路に送信する送信手段
である。
【0029】次に、送信側の動作について説明する。デ
ィジタル化された入力映像信号110は帯域分割手段1
1により4つの周波数帯域のサブバンド信号に分割さ
れ、そのうち最も低い周波数帯域のサブバンド信号11
1は低域符号化手段12に入力され、符号化され、符号
化データ115として出力される。帯域分割手段11に
より分割された高域成分を含むサブバンド信号112、
113、114は高域符号化手段13a、13b、13
cに入力され、符号化され、符号化データ116、11
7、118として出力される。符号化の一例として、量
子化して、可変長符号化する方法がある。
【0030】低域の符号化データ115はバッファメモ
リ16aに一時蓄えられる。高域符号化手段13a、1
3b、13cの出力である符号化データ116、11
7、118は多重化手段15で多重化され、多重化され
た多重化系列119はバッファメモリ16bに一時蓄え
られる。バッファメモリ16aと16bからのデータ1
26と127はそれぞれ送信手段17a、17bで変調
され、異なるチャネルにより符号化系列128a、12
8bとして送信される。バッファメモリ16a、16b
はある時間間隔t毎にバッファ内容量120、121を
出力する。符号化量制御手段14にはあらかじめバッフ
ァメモリの容量に応じた上限の閾値と下限の閾値、そし
て、ある帯域を符号化しなかった場合に再生画像の画質
に与える影響、例えばS/N比により決定された高域符
号化手段の優先順位が設定されている。ここでの優先順
位は13a>13b>13cと仮定する。
【0031】符号化量制御手段14はバッファ内容量1
20が上限の閾値を越えた場合、低域符号化手段12に
対して制御信号122により量子化値を大きくするよう
に指示し、低域の符号化データ量を減少させる。この後
もバッファ内容量120が上限の閾値を越える場合は、
さらに量子化値を大きくするように指示する。
【0032】また、符号化量制御手段14はバッファ内
容量120が下限の閾値より少なくなった場合、量子化
値を順次通常の値に戻していく。また、符号化量制御手
段14はバッファ内容量121が上限の閾値を越えた場
合、高域符号化手段13a、13b、13cに対して制
御信号123、124、125により量子化値を大きく
するように指示し、高域のデータ量を減少させる。この
後もバッファ内容量121が上限の閾値を越える場合
は、最も優先順位の低い、すなわち最も再生画像の画質
に影響を与えない高域符号化手段13cに対して制御信
号125により符号化停止を指示する。符号化停止を指
示された高域符号化手段13cはその後のフレームに対
する符号化を停止する。この後もバッファ内容量121
が上限の閾値を越える場合は、次に優先度の低い高域符
号化手段13bに対して制御信号124により符号化停
止を指示し、符号化を停止させる。
【0033】また、符号化量制御手段14はバッファ内
容量121が下限の閾値より少なくなった場合、現在停
止させている高域符号化手段の中で最も優先順位の高い
高域符号化手段、例えば13bに対して制御信号124
により符号化再開信を指示し、高域符号化手段13bは
次のフレームから符号化を再開する。以上のようにし
て、符号化量制御手段14はレート制御を行なう。
【0034】図2の30aは力映像信号110を4つの
帯域に分割する帯域分割手段11の詳細な構成図の一例
である。図において、31a、31b、31cは信号を
低域と高域の2つの帯域に分割する2帯域分割フィル
タ、32は低域を通過させるローパスフィルタ、33は
高域を通過させるハイパスフィルタ、34はデータを
2:1にダウンサンプリングするダウンサンプラであ
る。入力映像信号110は2帯域分割フィルタ31aに
より水平方向に2つの帯域に分割される。この2帯域に
分割された信号はさらに2帯域分割フィルタ31b、3
1cにより今度は垂直方向に各々2つの帯域に分割され
る。したがって、30aからは、水平方向に低域で垂直
方向に低域のLL1信号、水平方向に低域で垂直方向に
高域のLH1信号、水平方向に高域で垂直方向に低域の
HL1信号、水平方向に高域で垂直方向に高域のHH1
信号の4つの帯域のサブバンド信号が出力される。
【0035】次に、送信側で符号化され、送信されたデ
ータを受信側で復号する場合を説明する。図1(b)は
本発明の映像伝送装置の復号化側の構成図であり、13
0a、130bは変調された符号化系列、21aは低域
の符号化系列130aを受信し、復調する受信手段、2
1bは高域の符号化系列130bを受信し、復調する受
信手段、22は多重化された各帯域の符号化データを分
離する分離手段、23は最も低い周波数帯域の符号化デ
ータ131からLL1信号136を復号化する低域復号
化手段、24a、24b、24cは高域復号化手段25
とデータ補償手段26とからなり、LH1信号133、
HL1信号134、HH信号135を復号化し、出力す
る高域信号処理手段、25は高域の符号化データを復号
化する高域復号化手段、26は符号化データがなかった
場合すべてゼロの信号を復号信号として出力するデータ
補償手段、27は復号されたLL1信号136、LH1
信号137、HL1信号138、HH1信号139から
映像信号を合成する帯域合成手段である。
【0036】次に受信側の動作について説明する。受信
手段21aは変調された低域の符号化系列130aを受
信し、復調し、低域符号化データ131を出力する。低
域符号化データ131は低域復号化手段22で復号化さ
れてLL1成分のサブバンド信号136が出力される。
【0037】受信手段21bは変調された高域の符号化
系列130bを受信し、復調し、多重化された高域の各
帯域の符号化データ132を出力する。多重化された高
域の各帯域の符号化データ132は帯域分離手段22に
より、各帯域の符号化データに分離される。帯域分離手
段22は符号化データが存在しない帯域に関しては第一
の信号141、142、143を出力する。分離された
LH1、HL1、HH1成分の符号化データ133、1
34、135は高域信号処理手段24a、24b、24
cに入力されLH1、HL1、HH1成分の復号信号1
37、138、139が出力される。
【0038】高域信号処理手段をLH1の場合について
詳しく説明すると、高域復号化手段25はLH1成分の
符号化データ133が入力されると、復号化して、LH
復号信号を137から出力する。帯域分離手段22から
第一の信号141が入力されるとデータ補償手段26
は、すべてゼロの信号をLH1復号信号として137か
ら出力する。このようにして得られた各帯域の復号信号
136、137、138、139は帯域合成手段27に
より映像信号140に合成される。
【0039】図3の38aは各帯域の復号信号136、
137、138、139から映像信号140を合成する
帯域合成手段の詳細な構成図の一例である。同図におい
て、37a、37b、37cは2帯域合成フィルタ、3
2は低域を通過させるローパスフィルタ、33は高域を
通過させるハイパスフィルタ、35はデータを1:2に
アップサンプリングするアップサンプラ、36は2つの
信号を加算する加算手段である。
【0040】4つの帯域に分割されたサブバンド信号の
うちLL1とLH1は2帯域合成フィルタ37a内にお
いてアップサンプラ35で入力信号に1:2でゼロ信号
を挿入され、ローパスフィルタ32、ハイパスフィルタ
33で不要な高域成分、低域成分を除去された後、加算
手段36で加算される。HL1とHH1に関しても2帯
域合成フィルタ37bで同様に帯域合成される。2帯域
合成フィルタ37a、37bで合成された信号はさらに
2帯域合成フィルタ37cで同様にして合成され、映像
信号140になる。
【0041】なお、本実施の形態では映像信号を4つの
帯域に分割して、最も低い周波数帯域のサブバンド信号
を1チャネルで、高域の3つのサブバンド信号を1チャ
ネルで伝送する場合を説明したが、分割数やチャネル数
やサブバンド信号のチャネルへの分配方法はこれに限ら
れるものではない。
【0042】以上のように、この実施の形態では、映像
信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符号化し、複数のチ
ャネルで伝送するディジタル映像伝送装置において、各
チャネル毎にサブバンド符号化方式の特徴を生かしたレ
ート制御を実現でき、各チャネルの帯域を有効に利用で
きる。
【0043】(実施の形態2)以下、本発明の第2の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。送信
側、受信側の全体の構成および動作は実施の形態1と同
じであり、図1(a)と図1(b)のようになる。高域
符号化手段および高域復号化手段の動作が実施の形態1
と異なるのでその部分について説明する。
【0044】図4(a)は本発明の映像伝送装置の送信
側における高域符号化手段13aの詳しい構成図であ
り、図4(b)は本発明の映像伝送装置の受信側におけ
る高域復号化手段25の詳しい構成図である。40は現
フレームのサブバンド信号と前フレームの復号化したサ
ブバンド信号を減算する減算手段、41は入力信号を直
交変換する直交変換手段、42は直交変換された信号を
量子化する量子化手段、43は量子化された信号を可変
長符号化する可変長符号化手段、44は量子化された信
号を元の信号に変換する逆量子化手段、45は直交変換
された信号を元の変換する逆直交変換手段、46は前フ
レームの復号済みサブバンド信号と現フレームの復号済
み差分信号を加算する加算手段、47は前フレームの復
号化したサブバンド信号を記憶するフレームメモリ、4
8は可変長符号化されたデータを復号する可変長復号化
手段である。
【0045】まず、送信側における高域符号化手段の動
作について説明する。前フレームの復号化されたサブバ
ンド信号はフレームメモリ47に記憶されており、減算
手段40によって、入力されたサブバンド信号112と
前フレームの復号化されたサブバンド信号156との差
分信号151が求められる。この差信号151は直交変
換手段41で直交変換され変換係数の信号152とな
り、量子化手段42で量子化された信号153となる。
この量子化された信号153は可変長符号化手段43で
さらに圧縮された符号化データ115となり出力される
とともに、量子化された信号153は逆量子化手段44
と逆直交変換手段45で復号化され復号差分信号154
となる。この復号差分信号154は加算手段46で前フ
レームの復号されたサブバンド信号と加算されてフレー
ムメモリ47に記憶される。ここで、フレームメモリ4
7は高域符号化手段13aが符号化停止を指示され、高
域のサブバンド信号の符号化を停止している間も、最後
に符号化した時の復号化されたサブバンド信号を記憶し
ておき、符号化を再開した時に、前フレームのサブバン
ド信号として出力し、減算手段40において符号化再開
したフレームのサブバンド信号と符号化停止前に最後に
復号したサブバンド信号とを減算し、差分信号151が
求められる。
【0046】次に受信側の高域符号化手段の動作につい
て説明する。高域の符号化データ133は可変長復号化
手段48で可変長復号され、逆量子化手段40で逆量子
化され、逆直交変換手段41で逆直交変換され復号され
た差分信号となり、加算手段でフレームメモリに記憶さ
れている前フレームの復号されたサブバンド信号と加算
されて、高域の復号されたサブバンド信号137として
出力される。
【0047】なお、本実施の形態では映像信号を4つの
帯域に分割して、最も低い周波数帯域のサブバンド信号
を1チャネルで、高域の3つのサブバンド信号を1チャ
ネルで伝送する場合を説明したが、分割数やチャネル数
やサブバンド信号のチャネルへの分配方法はこれに限ら
れるものではない。
【0048】以上のように、この実施の形態では、映像
信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符号化し、複数のチ
ャネルで伝送するディジタル映像伝送装置において、各
チャネル毎にサブバンド符号化方式の特徴を生かしたレ
ート制御を実現でき、かつ、レート制御による画質の劣
化を抑えることができる。
【0049】(実施の形態3)以下、本発明の第3の実
施の形態について、図面を参照しながら説明する。図5
(a)は本発明の映像伝送装置の送信側の構成図であ
り、図5(b)は本発明の映像伝送装置の受信側の構成
図である。構成において実施の形態1と異なる部分は1
8と28であり、18は複数のデータをコード多重して
異なるチャネルで送信する拡散多重送信手段であり、2
8はコード多重された信号を受信し、各チャネルのデー
タを復調する多重受信逆拡散手段である。
【0050】次に、送信側の動作について説明する。送
信側において、送信手段17aと17b以外の動作は実
施の形態1の送信側と同じであり、送信手段17a、1
7bの代わりに拡散多重送信手段18はバッファメモリ
16a、16bからのデータを2種類の拡散符号でスペ
クトラム拡散し、コード多重して、送信する。ここで、
拡散多重送信手段18の詳しい動作について、図面を参
照しながら説明する。
【0051】図6(a)は拡散多重送信手段18の詳細
な構成図である。低域符号化データ126と多重化デー
タ127はそれぞれデータ変調手段51に入力され、P
SK,FSK等の変調を行なわれる。拡散変調手段53
においてデータ変調手段51で変調されたデータとPN
発生手段52a、52bで生成されたPN符号とが乗算
され出力される。PN発生手段52a、52bはそれぞ
れ直交し相異なるPN符号を発生する。二つの拡散変調
手段53からの出力は送信手段54で加算されて、伝送
路に送信される。
【0052】次に、受信側の動作について説明する。受
信側において、受信手段21aと21b以外の動作は実
施の形態1の受信側と同じであり、拡散多重送信手段1
8においてコード多重され送信された信号を受信し、送
信側と同じ2種類の拡散符号により逆拡散し、2種類の
データをそれぞれ復調し、低域の符号化データ131と
高域の各帯域の符号化データを多重化したデータ132
をそれぞれ出力する。
【0053】ここで、多重受信逆拡散手段28の詳しい
動作について、図面を参照しながら説明する。図6
(b)は多重受信逆拡散手段28の詳細図である。コー
ド多重され送信された信号146は受信されて、拡散復
調手段56に入力される。拡散復調手段56では、受信
した信号をPN発生手段52a、52bとの出力と時間
弁別制御手段57で送信側の拡散変調手段53の拡散タ
イミングと同期を取り乗算することにより逆拡散を行な
う。この時、PN発生手段52a、52bは図6(a)
におけるPN発生手段と同じ2種類のPN符号を生成す
る。逆拡散したデータをデータ復調手段58で復調し、
低域符号化データ131と多重化データ132をそれぞ
れ出力する。なお、本実施の形態では映像信号を4つの
帯域に分割して、最も低い周波数帯域のサブバンド信号
を1チャネルで、高域の3つのサブバンド信号を1チャ
ネルで伝送する場合を説明したが、分割数やチャネル数
やサブバンド信号のチャネルへの分配方法はこれに限ら
れるものではない。
【0054】以上のように、この実施の形態では、映像
信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符号化し、複数のチ
ャネルで伝送するディジタル映像伝送装置において、各
チャネル毎にサブバンド符号化方式の特徴を生かしたレ
ート制御を実現でき、各チャネルの帯域を有効に利用で
き、かつ、スペクトラム拡散通信のコード多重方式によ
って各チャンルのデータを送信することにより、限られ
た帯域でも多チャネル化が可能であり、本方式に適した
信頼性の高い映像伝送が可能である。
【0055】(実施の形態4)以下、本発明の第4の実
施の形態について説明する。送信側、受信側の全体の構
成および動作は実施の形態3と同じであり、図5(a)
と図5(b)のようになる。また、高域符号化手段13
aと高域復号化手段25の構成および動作は実施の形態
2と同じである。
【0056】以上のように、この実施の形態では、映像
信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符号化し、複数のチ
ャネルで伝送するディジタル映像伝送装置において、各
チャネル毎にサブバンド符号化方式の特徴を生かしたレ
ート制御を実現でき、かつ、レート制御による画質の劣
化を抑えることができる。その上、スペクトラム拡散通
信のコード多重方式によって各チャンルのデータを送信
することにより、限られた帯域でも多チャネル化が可能
であり、本方式に適した信頼性の高い映像伝送が可能で
ある。
【0057】(実施の形態5)以下、本発明の第5の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。送信
側、受信側の全体の構成および動作は実施の形態1と同
じである。ただし、本実施の形態では帯域分割手段11
において10帯域に分割する場合の説明を行なうので、
図1(a)における高域符号化手段は9個、多重化手段
は3個、バッファメモリは4個、送信手段も4個必要で
ある。また、図1(b)における受信手段は4個、帯域
分離手段は3個、高域信号処理手段は9個必要である。
【0058】次に、送信側の動作について説明する。帯
域分割手段11と多重化手段15以外の動作は実施の形
態1と同じである。帯域分割手段11の動作について、
図2を参照しながら説明する。
【0059】まず、2帯域分割フィルタ30aでは入力
映像信号110を水平方向にローパスフィルタ32に通
して、ダウンサンプラ34で2:1にダウンサンプリン
グし、垂直方向にもローパスフィルタ32に通して、ダ
ウンサンプラ34で2:1にダウンサンプリングしてサ
ブバンド信号LL1を生成し、垂直方向にはハイパスフ
ィルタ33に通して、ダウンサンプラ34で2:1にダ
ウンサンプリングしてサブバンド信号LH1を生成し、
水平方向にハイパスフィルタ33に通して、ダウンサン
プラ34で2:1にダウンサンプリングし、垂直方向に
はローパスフィルタ32に通して、ダウンサンプラ34
で2:1にダウンサンプリングしてサブバンド信号HL
1を生成し、垂直方向にもハイパスフィルタ33に通し
て、ダウンサンプラ34で2:1にダウンサンプリング
してサブバンド信号HH1を生成する。
【0060】次に、サブバンド信号LL1をフィルタバ
ンク30bで同様な処理を行ない、サブバンド信号LL
2、LH2、HL2、HH2を生成する。
【0061】最後に、サブバンド信LL2をフィルタバ
ンク30bで同様な処理を行ない、サブバンド信号LL
3、LH3、HL3、HH3を生成する。
【0062】以上のように10分割されたサブバンド信
号に関して、低域符号化手段および高域符号化手段で符
号化した後、高域符号化手段で符号化した9帯域のデー
タをそれぞれ3帯域ずつ多重化手段15で多重化を行な
う。
【0063】図7は多重化する場合の各帯域の符号化デ
ータの各チャネルへの分配方法の摸式図である。図7に
おけるグループ2、グループ3、グループ4の高域符号
化データをそれぞれ多重化手段15で多重化を行なう。
【0064】次に、受信側の動作について説明する。帯
域分離手段22と帯域合成手段27以外の動作は実施の
形態1と同じである。帯域分離手段22は高域の符号化
データをLH3、HL3、HH3の多重化データから、
LH3、HL3、HH3の符号化データを分離し、LH
2、HL2、HH2の多重化データから、LH2、HL
2、HH2の符号化データを分離し、LH1、HL1、
HH1の多重化データから、LH1、HL1、HH1の
符号化データを分離する。
【0065】また、帯域合成手段22の動作について、
図3を参照しながら説明する。まず、垂直方向にLL3
とLH3は2帯域合成フィルタ37a内においてアップ
サンプラ35で入力信号に1:2でゼロ信号を挿入さ
れ、ローパスフィルタ32、ハイパスフィルタ33で不
要な高域成分、低域成分を除去された後、加算手段36
で加算される。HL3とHH3に関しても2帯域合成フ
ィルタ37bで同様に帯域合成される。2帯域合成フィ
ルタ37a、37bで合成された信号はさらに水平方向
に2帯域合成フィルタ37cで同様にして合成され、L
L2信号になる。こののようにして得られたLL2信号
とLH2、HL2、HH2信号からフィルタバンク38
bによって、同様な処理で、LL3信号が得られる。こ
のようにして得られたLL1信号とLH1、HL1、H
H1信号からフィルタバンク38cによって、同様な処
理で映像信号140が合成される。
【0066】なお、本実施の形態では映像信号を10の
帯域に分割して、最も低い周波数帯域のサブバンド信号
を1チャネルで、高域の9つのサブバンド信号を3チャ
ネルで伝送する場合を説明したが、分割数やチャネル数
やサブバンド信号のチャネルへの分配方法はこれに限ら
れるものではない。
【0067】以上のように、この実施の形態では、映像
信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符号化し、複数のチ
ャネルで伝送するディジタル映像伝送装置において、同
じ階層LHx、HLx、HHx(1≦x≦n)の高域信
号を多重化して、各チャネルで伝送するので、LH、H
L、HH信号間の符号化量のばらつきは大きいが、各階
層毎のデータ量のばらつきは小さいような映像を伝送す
る場合の各チャネル毎のレート制御を効率良く行なうこ
とが可能である。このような映像の例として、垂直方向
に線が多数ある映像ではLH信号の符号化量はHLやH
H信号の符号化量に比べて大きくなる場合などがある。
【0068】(実施の形態6)以下、本発明の第6の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。送信
側、受信側の全体の構成および動作は実施の形態3と同
じである。ただし、本実施の形態では帯域分割手段11
において10帯域に分割する場合の説明を行なうので、
図5(a)における高域符号化手段は9個、多重化手段
は3個、バッファメモリは4個必要である。また、拡散
多重送信手段は4種類のデータを4種類の拡散符号でス
ペクトラム拡散し、コード多重化する。図5(b)にお
ける帯域分離手段は3個、高域信号処理手段は9個必要
である。また、多重受信逆拡散手段28は送信側と同じ
4種類の拡散符号により逆拡散し、4種類のデータを復
調する。
【0069】次に、送信側の動作について説明する。帯
域分割手段11と多重化手段15以外の動作は実施の形
態3と同じである。帯域分割手段11と多重化手段15
については実施の形態5と同じである。
【0070】次に、受信側の動作について説明する。帯
域分離手段22と帯域合成手段27以外の動作は実施の
形態3と同じである。帯域分離手段22と帯域合成手段
27については実施の形態5と同じである。なお、本実
施の形態では映像信号を10の帯域に分割して、最も低
い周波数帯域のサブバンド信号を1チャネルで、高域の
9つのサブバンド信号を3チャネルで伝送する場合を説
明したが、分割数やチャネル数やサブバンド信号のチャ
ネルへの分配方法はこれに限られるものではない。
【0071】以上のように、この実施の形態では、映像
信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符号化し、複数のチ
ャネルで伝送するディジタル映像伝送装置において、同
じ階層LHx、HLx、HHx(1≦x≦n)の高域信
号を多重化して、各チャネルで伝送するので、LH、H
L、HH信号間のデータ量のばらつきは大きいが、各階
層毎の符号化量のばらつきは小さいような映像を伝送す
る場合の各チャネル毎のレート制御を効率良く行なうこ
とができ、かつ、スペクトラム拡散通信のコード多重方
式によって各チャンルのデータを送信することにより、
限られた帯域でも多チャネル化が可能であり、本方式に
適した信頼性の高い映像伝送が可能である。
【0072】(実施の形態7)以下、本発明の第7の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。送信
側、受信側の全体の構成および動作は実施の形態1と同
じである。ただし、本実施の形態では帯域分割手段11
において10帯域に分割する場合の説明を行なうので、
図1(a)における高域符号化手段は9個、多重化手段
は3個、バッファメモリは4個、送信手段も4個必要で
ある。また、図1(b)における受信手段は4個、帯域
分離手段は3個、高域信号処理手段は9個必要である。
【0073】次に、送信側の動作について説明する。帯
域分割手段11と多重化手段15以外の動作は実施の形
態1と同じである。帯域分割手段11について実施の形
態5と同じである。10分割されたサブバンド信号に関
して、低域符号化手段および高域符号化手段で符号化し
た後、高域符号化手段で符号化した9帯域のデータをそ
れぞれ3帯域ずつ多重化手段15で多重化を行なう。図
8は多重化する場合の各帯域の符号化データの各チャネ
ルへの分配方法の摸式図である。図8におけるグループ
2、グループ3、グループ4の高域符号化データをそれ
ぞれ多重化手段15で多重化を行なう。
【0074】次に、受信側の動作について説明する。帯
域分離手段22と帯域合成手段27以外の動作は実施の
形態1と同じである。帯域合成手段27について実施の
形態5と同じである。帯域分離手段22は高域の符号化
データをLH3、HL2、HH1の多重化データから、
LH3、HL2、HH1の符号化データを分離し、LH
2、HL1、HH3の多重化データから、LH2、HL
1、HH3の符号化データを分離し、LH1、HL3、
HH2の多重化データから、LH1、HL3、HH2の
符号化データを分離する。
【0075】なお、本実施の形態では映像信号を10の
帯域に分割して、最も低い周波数帯域のサブバンド信号
を1チャネルで、高域の9つのサブバンド信号を3チャ
ネルで伝送する場合を説明したが、分割数やチャネル数
やサブバンド信号のチャネルへの分配方法はこれに限ら
れるものではない。
【0076】以上のように、この実施の形態では、映像
信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符号化し、複数のチ
ャネルで伝送するディジタル映像伝送装置において、同
じ階層のサブバンド信号LHx、HLx、HHx(1≦
x≦n)をそれぞれ異なるチャネルで多重化して伝送す
るので、ある階層LHx、HLx、HHx(1≦x≦
n)の符号化量のみが増大するような映像を伝送する場
合の各チャネル毎のレート制御を効率良く行なうことが
可能である。このような映像の例として、ある大きさの
パターンが周期的に繰り返されるような映像ではそのパ
ターンの空間周波数に対応した特定階層LHx、HL
x、HHxの符号化量のみが他の階層の符号化量に比べ
て大きくなる場合などがある。
【0077】(実施の形態8)以下、本発明の第8の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。送信
側、受信側の全体の構成および動作は実施の形態3と同
じである。ただし、本実施の形態では帯域分割手段11
において10帯域に分割する場合の説明を行なうので、
図5(a)における高域符号化手段は9個、多重化手段
は3個、バッファメモリは4個必要である。また、拡散
多重送信手段は4種類のデータを4種類の拡散符号でス
ペクトラム拡散し、コード多重化する。図5(b)にお
ける帯域分離手段は3個、高域信号処理手段は9個必要
である。また、多重受信逆拡散手段28は送信側と同じ
4種類の拡散符号により逆拡散し、4種類のデータを復
調する。
【0078】次に、送信側の動作について説明する。帯
域分割手段11と多重化手段15以外の動作は実施の形
態3と同じである。帯域分割手段11についてはいては
実施の形態5と同じである。多重化手段15については
実施の形態7と同じである。
【0079】次に、受信側の動作について説明する。帯
域分離手段22と帯域合成手段27以外の動作は実施の
形態3と同じである。帯域分離手段22については実施
の形態5と同じである。帯域合成手段27については実
施の形態7と同じである。なお、本実施の形態では映像
信号を10の帯域に分割して、最も低い周波数帯域のサ
ブバンド信号を1チャネルで、高域の9つのサブバンド
信号を3チャネルで伝送する場合を説明したが、分割数
やチャネル数やサブバンド信号のチャネルへの分配方法
はこれに限られるものではない。
【0080】以上のように、この実施の形態では、映像
信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符号化し、複数のチ
ャネルで伝送するディジタル映像伝送装置において、同
じ階層のサブバンド信号LHx、HLx、HHx(1≦
x≦n)をそれぞれ異なるチャネルで多重化して伝送す
るので、ある階層LHx、HLx、HHx(1≦x≦
n)の符号化量のみが増大するような映像を伝送する場
合の各チャネル毎のレート制御を効率良く行なうことが
でき、かつ、スペクトラム拡散通信のコード多重方式に
よって各チャンルのデータを送信することにより、限ら
れた帯域でも多チャネル化が可能であり、本方式に適し
た信頼性の高い映像伝送が可能である。
【0081】(実施の形態9)以下、本発明の第9の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。図9
(a)は本発明の映像伝送装置の符号化側の構成図であ
り、帯域分割手段11、低域符号化手段12、高域符号
化手段13a、13b、13c、送信手段17a、17
bは実施の形態1と同じでものあり、61は音声信号1
60を符号化する音声符号化手段であり、62は付加情
報161を符号化する付加情報符号化手段であり、16
aは低域符号化手段12からの符号化データ115と音
声符号化手段61からの符号化データ164と付加情報
符号化手段からの符号化データ166とを一時蓄えて、
送出するバッファメモリ、16bは多重化手段15から
の多重化データ119と音声符号化手段61からの符号
化データ165と付加情報符号化手段からの符号化デー
タ167とを一時蓄えて、送出するバッファメモリ、6
0はバッファメモリの態に応じて、より少ないデータ量
のバッファメモリに対して、音声符号化手段からの音声
符号化データと付加情報符号化手段からの付加情報符号
化データを振り分ける送信データ制御手段である。
【0082】次に、送信側の動作について説明する。帯
域分割手段11、低域符号化手段12、高域符号化手段
13a、13b、13c、送信手段17a、17bの動
作については実施の形態1と同じである。ディジタル化
された入力音声信号160は音声符号化手段61によっ
て、符号化され、送信データ制御手段60から制御信号
162によって、バッファメモリ16aまたは16bに
符号化データを送出するように指示された場合、バッフ
ァメモリ16aまたは16bに符号化データを送出す
る。付加情報161は付加情報符号化手段62によっ
て、符号化され、送信データ制御手段60から制御信号
163によって、バッファメモリ16aまたは16bに
符号化データを送出するように指示された場合、バッフ
ァメモリ16aまたは16bに符号化データを送出す
る。バッファメモリ16a、16bはある時間間隔t毎
にバッファ内容量120、121を出力する。送信デー
タ制御手段はバッファメモリ16a、16bのバッファ
内容量を受けて、余裕のあるバッファに対して音声符号
化データおよび付加情報符号化データを送出するよう指
示する制御信号162、163を送出する。
【0083】図9(b)は本発明の映像伝送装置の受信
側の構成図であり、受信手段21a、21b、低域復号
化手段23、高域復号化25a、25b、25c、帯域
合成手段27は実施の形態1と同じものである。65a
は受信手段21aからのデータを低域符号化データと音
声符号化データと付加情報符号化データとに分離する分
離手段で、65bは受信手段21bからのデータを各帯
域の高域符号化データと音声符号化データと付加情報符
号化データとに分離する分離手段で、66は音声符号化
データを復号する音声復号化手段で、67は付加情報符
号化データを復号化する付加情報符復号化手段である。
【0084】次に、受信側の動作について説明する。受
信手段21a、21b、低域復号化手段23、高域復号
化25a、25b、25c、帯域合成手段27の動作に
ついては実施の形態1と同じである。分離手段65aは
受信手段21aからのデータを低域符号化データ131
と音声符号化データ171と付加情報符号化データ17
2に分離し、出力する。分離手段65bは受信手段21
bからのデータを各帯域の高域符号化データ133、1
34、135と音声符号化データ171と付加情報符号
化データ172とに分離し、出力する。音声復号化手段
66は音声符号化データ171を復号化し、音声信号1
73を出力する。付加情報符復号化手段67は付加情報
符号化データを復号化し、付加情報174を出力する。
なお、本実施の形態では映像信号を4つの帯域に分割し
て、最も低い周波数帯域のサブバンド信号を1チャネル
で、高域の3つのサブバンド信号を1チャネルで伝送す
る場合を説明したが、分割数やチャネル数やサブバンド
信号のチャネルへの分配方法はこれに限られるものでは
ない。
【0085】以上のように、この実施の形態では、映像
信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符号化し、複数のチ
ャネルで伝送するディジタル映像伝送装置において、映
像信号以外に音声信号や付加情報をチャンネルの空き状
態に応じて、伝送可能で、各チャネルの帯域を有効利用
することが可能である。
【0086】(実施の形態10)以下、本発明の第10
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図10(a)は本発明の映像伝送装置の送信側の構成図
であり、図10(b)は本発明の映像伝送装置の受信側
の構成図である。構成および動作において実施の形態9
と異なる部分は18と28であり、18は複数のデータ
をコード多重して異なるチャネルで送信する拡散多重送
信手段であり、28はコード多重された信号を受信し、
各チャネルのデータを復調する多重受信逆拡散手段であ
る。拡散多重送信手段18と多重受信逆拡散手段28の
動作は実施の形態3と同じである。なお、本実施の形態
では映像信号を4つの帯域に分割して、最も低い周波数
帯域のサブバンド信号を1チャネルで、高域の3つのサ
ブバンド信号を1チャネルで伝送する場合を説明した
が、分割数やチャネル数やサブバンド信号のチャネルへ
の分配方法はこれに限られるものではない。
【0087】以上のように、この実施の形態では、映像
信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符号化し、複数のチ
ャネルで伝送するディジタル映像伝送装置において、映
像信号以外に音声信号や付加情報をチャンネルの空き状
態に応じて伝送可能で、チャネルの帯域を有効利用で
き、かつ、スペクトラム拡散通信のコード多重方式によ
って各チャンルのデータを送信することにより、限られ
た帯域でも多チャネル化が可能であり、本方式に適した
信頼性の高い映像伝送が可能である。
【0088】(実施の形態11)以下、本発明の第11
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図11(a)は本発明の映像伝送装置の送信側の構成図
であり、110はディジタル化された入力映像信号、1
1は入力映像信号110を4つの周波数帯域に分割する
帯域分割手段、12は分割されたサブバンド信号のうち
最も低い周波数帯域のサブバンド信号111を符号化す
る低域符号化手段、13は分割されたサブバンド信号の
うち高域成分を含む3つのサブバンド信号112を符号
化する高域符号化手段、71は低域符号化データ180
を3つに分配し、出力する低域分配手段、72a、72
bは分配された低域符号化データを一定時間遅延させる
遅延手段、73a、73b、73cは低域符号化データ
を伝送路に送信する低域送信手段、74は高域符号化デ
ータを送信する出されたデータ126を伝送路に送信す
る高域送信手段である。
【0089】次に、送信側の動作について説明する。デ
ィジタル化された入力映像信号110は帯域分割手段1
1により4つの周波数帯域のサブバンド信号に分割さ
れ、そのうち最も低い周波数帯域のサブバンド信号11
1は低域符号化手段12に入力され、符号化され、符号
化データ180として出力される。帯域分割手段11に
より分割された高域成分を含む3つのサブバンド信号1
12は高域符号化手段13a、13b、13cに入力さ
れ、符号化され、符号化データ182として出力され
る。低域の符号化データ180は低域分配手段71で3
つに分配され、181a、181b、181cとして出
力される。低域符号化データ181aは直接低域送信手
段73aで低域変調信号184aとして、伝送路に送信
される。低域符号化データ181b、181cはそれぞ
れ遅延手段72a、72bにより異なる時間で遅延され
て、183a、183bとして出力される。遅延された
低域符号化データ183a、183bは、それぞれ低域
送信手段73b、73cで低域変調信号184b、18
4cとして、伝送路に送信される。分割されたサブバン
ド信号のうち高域成分を含む3つのサブバンド信号11
2高域符号化手段13で符号化され、符号化データ18
2として出力される。高域符号化データ182は高域送
信手段74で高域変調信号184dとして、伝送路に送
信される。図12は、3つの低域送信手段で低域データ
を送信する場合の摸式図である。遅延手段72aでは時
間T1だけ遅延させ、遅延手段72bでは時間T2だけ
遅延させ、3つのチャネルで低域データを送信する。
【0090】図11(b)は本発明の映像伝送装置の受
信側の構成図であり、75a、75b、75cは低域変
調信号185a、185b、185cを受信し、復調す
る低域受信手段、76は高域変調信号185dを受信
し、復調する高域受信手段、77は複数の低域符号化デ
ータから誤りのないデータを選択して、出力する誤り処
理手段、23は低域符号化データを復号する低域復号化
手段、25は高域符号化データを復号する高域復号手
段、27は復号された低域サブバンド信号と高域サブバ
ンド信号を合成し、映像信号を出力する帯域合成手段で
ある。
【0091】次に、受信側の動作について説明する。低
域受信手段75a、75b、75cは低域変調信号18
5a、185b、185cを受信し、復調して、低域符
号化データ186a、186b、186cを出力する。
誤り処理手段77は3つの低域符号化データから誤りの
ない低域符号化データを選択して、188として出力す
る。低域復号化手段23は低域符号化データ188を復
号化して、低域サブバンド信号189として出力する。
高域受信手段76は高域変調信号185dを受信し、復
調して、高域符号化データ187を出力する。高域符号
化手段25は高域符号化データ187復号化して、3つ
の高域サブバンド信号190を出力する。帯域合成手段
27は低域サブバンド信号189と3つの高域サブバン
ド信号190を合成して、映像信号140を出力する。
【0092】図13は誤り処理部77の詳細な構成図の
一例である。誤り処理部77はビット比較多数決判定手
段を備え、入力される3つのLL1信号をビット比較
し、多数決により、多い方の信号0または1を順次出力
する。
【0093】なお、本実施の形態では映像信号を4つの
帯域に分割して、最も低い周波数帯域のサブバンド信号
を3チャネルで、高域の3つのサブバンド信号を1チャ
ネルで伝送する場合を説明したが、分割数やチャネル数
やサブバンド信号のチャネルへの分配方法はこれに限ら
れるものではない。また、本実施の形態では誤り処理部
において多数決判定により正しい符号を選択するように
したが、誤り検出符号を用いて、正しいデータを選択
し、出力する方式も可能で、低域符号化データを3個伝
送する場合を説明したが、2個以上でも可能である。
【0094】以上のように、この実施の形態では、映像
信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符号化し、最も低い
周波数帯域のサブバンド信号を複数チャネルで複数個伝
送するディジタル映像伝送装置において、複数のチャネ
ルをそれぞれ異なる時間遅延させるので、無線伝送にお
いて一時的に電波状況が悪化し、同時に複数のチャネル
にバースト的な誤りが発生するような場合でも、最も低
い周波数帯域のサブバンド信号を伝送可能である。
【0095】(実施の形態12)以下、本発明の第12
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図14(a)は本発明の映像伝送装置の送信側の構成図
であり、図14(b)は本発明の映像伝送装置の受信側
の構成図である。構成および動作において実施の形態1
1と異なる部分は18と28であり、18は複数のデー
タをコード多重して異なるチャネルで送信する拡散多重
送信手段であり、28はコード多重された信号を受信
し、各チャネルのデータを復調する多重受信逆拡散手段
である。拡散多重送信手段18と多重受信逆拡散手段2
8の動作は実施の形態3と同じである。
【0096】なお、本実施の形態では映像信号を4つの
帯域に分割して、最も低い周波数帯域のサブバンド信号
を3チャネルで、高域の3つのサブバンド信号を1チャ
ネルで伝送する場合を説明したが、分割数やチャネル数
やサブバンド信号のチャネルへの分配方法はこれに限ら
れるものではない。また、本実施の形態では誤り処理部
において多数決判定により正しい符号を選択するように
したが、誤り検出符号を用いて、正しいデータを選択
し、出力する方式も可能で、低域符号化データを3個伝
送する場合を説明したが、2個以上でも可能である。
【0097】以上のように、この実施の形態では、映像
信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符号化し、最も低い
周波数帯域のサブバンド信号を複数チャネルで複数個伝
送するディジタル映像伝送装置において、複数のチャネ
ルをそれぞれ異なる時間遅延させるので、無線伝送にお
いて一時的に電波状況が悪化し、同時に複数のチャネル
にバースト的な誤りが発生するような場合でも、最も低
い周波数帯域のサブバンド信号を伝送でき、かつ、スペ
クトラム拡散通信のコード多重方式によって各チャンル
のデータを送信することにより、限られた帯域でも多チ
ャネル化が可能であり、本方式に適した信頼性の高い映
像伝送が可能である。
【0098】(実施の形態13)以下、本発明の第12
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図15(a)は本発明の映像伝送装置の送信側の構成図
であり、図15(b)は本発明の映像伝送装置の受信側
の構成図である。構成において実施の形態11と異なる
部分は80であり、80は遅延手段72aと72bの遅
延時間を制御するものである。
【0099】次に、送信側の動作について説明する。遅
延量制御手段80以外の動作は実施の形態11と同じで
あり、遅延量制御手段80は本発明の映像伝送装置の適
用される伝送路において発生するバースト誤りの長さと
映像の再生遅延の許容時間とのトレードオフにより、遅
延手段72a、72bの遅延時間を決定し、適応的に制
御する。遅延時間の制御方法の一例を以下に示す。
【0100】図12のように3チャネルを用いて3個の
最も低い周波数帯域のサブバンド信号を伝送し、そのう
ち2チャネルをそれぞれ遅延時間T1とT2で遅延させ
る場合を考える。この時、適用される伝送路において想
定されるバースト誤りの継続時間をTb、受信側におい
て許容される映像再生遅延時間をTpとすると、遅延時
間制御手段80は0<T1≦Tb<T2≦TpまたはT
b<T1<T2≦Tpの範囲でT1とT2の値を決定す
る。
【0101】これにより、送信側で3個の最も低い周波
数帯域のサブバンド信号に誤り検出符号を付加して、受
信側の誤り処理手段で誤り検出を行ない、誤りが検出さ
れなかったチャネルの符号化データを選択する場合、想
定されるバースト誤りが発生しても3チャネルのうち最
低1チャンネルは誤りのない符号化データを伝送でき、
しかも最も長い遅延時間で伝送したチャネル3の符号化
データを選択した場合でも映像再生許容時間内に受信側
で映像を再生できる。
【0102】ただし、映像再生遅延時間より想定される
バースト誤りの継続時間が長い場合(Tp<Tb)、遅
延時間制御手段80は0<T1<T2≦Tpの範囲内で
T1とT2の値を決定する。受信側の動作については実
施の形態11と同じである。
【0103】なお、本実施の形態では映像信号を4つの
帯域に分割して、最も低い周波数帯域のサブバンド信号
を3チャネルで、高域の3つのサブバンド信号を1チャ
ネルで伝送する場合を説明したが、分割数やチャネル数
やサブバンド信号のチャネルへの分配方法はこれに限ら
れるものではない。
【0104】また、本実施の形態では誤り処理部におい
て多数決判定により正しい符号を選択するようにした
が、誤り検出符号を用いて、正しいデータを選択し、出
力する方式も可能で、低域符号化データを3個伝送する
場合を説明したが、2個以上でも可能である。
【0105】以上のように、この実施の形態では、映像
信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符号化し、最も低い
周波数帯域のサブバンド信号を複数チャネルで複数個伝
送するディジタル映像伝送装置において、複数のチャネ
ルをそれぞれ異なる時間遅延させるので、無線伝送にお
いて一時的に電波状況が悪化し、同時に複数のチャネル
にバースト的な誤りが発生するような場合でも、最も低
い周波数帯域のサブバンド信号を映像再生許容時間内で
伝送可能であり、しかも、適用する伝送路の状況や適用
分野に応じて適応的に遅延時間を最適な値に制御可能で
ある。
【0106】(実施の形態14)以下、本発明の第14
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図16(a)は本発明の映像伝送装置の送信側の構成図
であり、図16(b)は本発明の映像伝送装置の受信側
の構成図である。構成および動作において実施の形態1
3と異なる部分は18と28であり、18は複数のデー
タをコード多重して異なるチャネルで送信する拡散多重
送信手段であり、28はコード多重された信号を受信
し、各チャネルのデータを復調する多重受信逆拡散手段
である。拡散多重送信手段18と多重受信逆拡散手段2
8の動作は実施の形態3と同じである。
【0107】なお、本実施の形態では映像信号を4つの
帯域に分割して、最も低い周波数帯域のサブバンド信号
を3チャネルで、高域の3つのサブバンド信号を1チャ
ネルで伝送する場合を説明したが、分割数やチャネル数
やサブバンド信号のチャネルへの分配方法はこれに限ら
れるものではない。また、本実施の形態では誤り処理部
において多数決判定により正しい符号を選択するように
したが、誤り検出符号を用いて、正しいデータを選択
し、出力する方式も可能で、低域符号化データを3個伝
送する場合を説明したが、2個以上でも可能である。
【0108】以上のように、この実施の形態では、映像
信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符号化し、最も低い
周波数帯域のサブバンド信号を複数チャネルで複数個伝
送するディジタル映像伝送装置において、複数のチャネ
ルをそれぞれ異なる時間遅延させるので、無線伝送にお
いて一時的に電波状況が悪化し、同時に複数のチャネル
にバースト的な誤りが発生するような場合でも、最も低
い周波数帯域のサブバンド信号を映像再生許容時間内で
伝送可能であり、しかも、適用する伝送路の状況や適用
分野に応じて適応的に遅延時間を最適な値に制御可能で
あり、かつ、スペクトラム拡散通信のコード多重方式に
よって各チャンルのデータを送信することにより、限ら
れた帯域でも多チャネル化が可能であり、本方式に適し
た信頼性の高い映像伝送が可能である。
【0109】(実施の形態15)以下、本発明の第15
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図17(a)は本発明の映像伝送装置の送信側の構成図
であり、110はディジタル化された入力映像信号、1
1は入力映像信号110を4つの周波数帯域に分割する
帯域分割手段、12は分割されたサブバンド信号のうち
最も低い周波数帯域のサブバンド信号を符号化する低域
符号化手段、13は分割されたサブバンド信号のうち高
域成分を含む3つのサブバンド信号を符号化する高域符
号化手段、51はデータ変調手段、52cは符号長jの
PN符号を生成する低域用PN発生手段、52dは符号
長m(m<j)PN符号を生成する高域用PN発生手
段、53はデータ変調手段51で変調されたデータと低
域用PN発生手段52cまたは高域用PN発生手段52
dで生成されたPN符号とを乗算する拡散変調手段、5
4は複数の拡散変調手段53からの変調信号を加算し
て、伝送路に送信する送信手段である。
【0110】次に、送信側の動作について説明する。デ
ィジタル化された入力映像信号110は帯域分割手段1
1により4つの周波数帯域のサブバンド信号に分割さ
れ、そのうち最も低い周波数帯域のサブバンド信号は低
域符号化手段12に入力され、データ変調手段51でP
SK,FSK等の変調を行なわれる。拡散変調手段53
でこの変調信号と低域用PN発生手段52cで生成され
た符号長jのPN符号が乗算され出力される。同様に帯
域分割手段11で分割されたサブバンド信号のうち高域
成分を含む3つのサブバンド信号は高域符号化手段13
に入力され、データ変調手段51でPSK,FSK等の
変調を行なわれる。拡散変調手段53でこの変調信号と
高域用PN発生手段52dで生成された符号長mのPN
符号が乗算され出力される。拡散変調手段53で拡散変
調された信号は送信手段54で加算されて、伝送路に送
信される。
【0111】図17(b)は本発明の映像伝送装置の受
信側の構成図であり、56は拡散変調された信号を受信
し、逆拡散する拡散復調手段、52cは符号長jのPN
符号を生成する低域用PN発生手段、52dは符号長m
(m<j)PN符号を生成する高域用PN発生手段、5
7は時間弁別制御手段、58はデータ復調手段、21は
復調された低域の符号かデータを復号する低域復号手
段、25は復調された符号化データを復号する高域復号
手段、27は復号された低域サブバンド信号と高域サブ
バンド信号を合成し、映像信号を出力する帯域合成手段
である。
【0112】次に、受信側の動作について説明する。コ
ード多重され送信された信号146は受信されて、拡散
復調手段56に入力される。拡散復調手段56では、受
信した信号を低域用PN発生手段52cまたは高域用P
N発生手段52dとの出力と時間弁別制御手段57で送
信側の拡散変調手段53の拡散タイミングと同期を取り
乗算することにより逆拡散を行なう。この時、低域用P
N発生手段52cは図17(a)における低域用PN発
生手段52cと同じPN符号を生成し、高域用PN発生
手段52dは図17(a)における高域用PN発生手段
52dと同じPN符号を発生する。逆拡散したデータを
データ復調手段58で復調する。
【0113】復調された低域符号化データは低域符号化
手段23で復号され、復調された高域符号化データは高
域復号化手段25で復号される。復号された低域サブバ
ンド信号と高域サブバンド信号は帯域合成手段で合成さ
れ、映像信号140が出力される。
【0114】なお、本実施の形態では映像信号を4つの
帯域に分割して、最も低い周波数帯域のサブバンド信号
を1チャネルで、高域の3つのサブバンド信号を1チャ
ネルで伝送する場合を説明したが、分割数やチャネル数
やサブバンド信号のチャネルへの分配方法はこれに限ら
れるものではない。
【0115】以上のように、この実施の形態では、スペ
クトラム拡散のコード多重方式により複数のチャネルで
映像信号を伝送する場合、最も低い周波数帯域のサブバ
ンド信号の符号化データを送信するチャネルの拡散符号
をそれ以外のチャネルの拡散符号よりも長くし、拡散率
を大きくすることにより、他のチャネルに比較して、最
も低い周波数帯域のサブバンド信号の符号化データを送
信するチャネルの誤り耐性を高めることができるので、
強固な誤り訂正符号を付加して誤り訂正を行なったり、
複数個のサブバンド信号を伝送して誤り処理を行なった
りしなくとも、映像信号の伝送において最も重要なサブ
バンド信号である最も低い周波数帯域のサブバンド信号
を確実に伝送することができるので、誤りの多い伝送路
においても、一定以上の画質を保持することが可能であ
る。
【0116】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0117】映像信号を周波数帯域別に分割し、圧縮符
号化し、複数のチャネルで伝送するディジタル映像伝送
装置において、最も低い周波数帯域の符号化量は量子化
値の変更で、それ以外の帯域の符号化量は量子化値の変
更と再生画像の画質に与える影響により高域の各帯域に
優先順位を設定し、優先順位の低い帯域から符号化を停
止させることにより符号化量を制御するので、各チャネ
ル毎にサブバンド符号化方式の特徴を生かしたレート制
御を実現でき、各チャネルの帯域を有効に利用できる。
【0118】また、上記効果に加えて、高域のサブバン
ド信号の差分信号を符号化し、伝送する場合、符号化再
開時に符号化停止前に符号化したフレームのサブバンド
信号と再開時のフレームとの差分信号を符号化すること
により、符号化停止でのレート制御による画質の劣化を
抑えることができる。
【0119】さらに、上記効果に加えて、スペクトラム
拡散通信のコード多重方式によって各チャンルのデータ
を送信することにより、限られた帯域でも多チャネル化
が可能であり、本方式に適した信頼性の高い映像伝送が
可能である。
【0120】また、映像信号を周波数帯域別に分割し、
圧縮符号化し、複数のチャネルで伝送するディジタル映
像伝送装置において、同じ階層LHx、HLx、HHx
(1≦x≦n)の高域信号を多重化して、各チャネルで
伝送するので、LH、HL、HH信号間のデータ量のば
らつきは大きいが、各階層毎のデータ量のばらつきは小
さいような映像を伝送する場合の各チャネル毎のレート
制御を効率良く行なうことが可能である。
【0121】さらに、上記効果に加えて、スペクトラム
拡散通信のコード多重方式によって各チャンルのデータ
を送信することにより、限られた帯域でも多チャネル化
が可能であり、本方式に適した信頼性の高い映像伝送が
可能である。
【0122】また、映像信号を周波数帯域別に分割し、
圧縮符号化し、複数のチャネルで伝送するディジタル映
像伝送装置において、複数のチャネルで伝送するディジ
タル映像伝送装置において、同じ階層のサブバンド信号
LHx、HLx、HHx(1≦x≦n)をそれぞれ異な
るチャネルで多重化して伝送するので、ある階層LH
x、HLx、HHx(1≦x≦n)の符号化量のみが増
大するような映像を伝送する場合の各チャネル毎のレー
ト制御を効率良く行なうことが可能である。
【0123】さらに、上記効果に加えて、スペクトラム
拡散通信のコード多重方式によって各チャンルのデータ
を送信することにより、限られた帯域でも多チャネル化
が可能であり、本方式に適した信頼性の高い映像伝送が
可能である。
【0124】また、映像信号を周波数帯域別に分割し、
圧縮符号化し、複数のチャネルで伝送するディジタル映
像伝送装置において、映像信号以外に音声信号や付加情
報をチャンネルの空き状態に応じて、伝送可能で、各チ
ャネルの帯域を有効利用することが可能である。
【0125】さらに、上記効果に加えて、スペクトラム
拡散通信のコード多重方式によって各チャンルのデータ
を送信することにより、限られた帯域でも多チャネル化
が可能であり、本方式に適した信頼性の高い映像伝送が
可能である。
【0126】また、映像信号を周波数帯域別に分割し、
圧縮符号化し、最も低い周波数帯域のサブバンド信号を
複数チャネルで複数個伝送するディジタル映像伝送装置
において、複数のチャネルをそれぞれ異なる時間遅延さ
せるので、無線伝送において一時的に電波状況が悪化
し、同時に複数のチャネルにバースト的な誤りが発生す
るような場合でも、最も低い周波数帯域のサブバンド信
号を伝送可能である。
【0127】さらに、上記効果に加えて、スペクトラム
拡散通信のコード多重方式によって各チャンルのデータ
を送信することにより、限られた帯域でも多チャネル化
が可能であり、本方式に適した信頼性の高い映像伝送が
可能である。
【0128】また、映像信号を周波数帯域別に分割し、
圧縮符号化し、最も低い周波数帯域のサブバンド信号を
複数チャネルで複数個伝送するディジタル映像伝送装置
において、複数のチャネルをそれぞれ異なる時間遅延さ
せるので、無線伝送において一時的に電波状況が悪化
し、同時に複数のチャネルにバースト的な誤りが発生す
るような場合でも、最も低い周波数帯域のサブバンド信
号を映像再生許容時間内で伝送可能であり、しかも、適
用する伝送路の状況や適用分野に応じて適応的に遅延時
間を最適な値に制御可能である。
【0129】さらに、上記効果に加えて、スペクトラム
拡散通信のコード多重方式によって各チャンルのデータ
を送信することにより、限られた帯域でも多チャネル化
が可能であり、本方式に適した信頼性の高い映像伝送が
可能である。
【0130】また、スペクトラム拡散のコード多重方式
により複数のチャネルで映像信号を伝送する場合、最も
低い周波数帯域のサブバンド信号の符号化データを送信
するチャネルの拡散符号をそれ以外のチャネルの拡散符
号よりも長くし、拡散率を大きくすることにより、他の
チャネルに比較して、最も低い周波数帯域のサブバンド
信号の符号化データを送信するチャネルの誤り耐性を高
めることができるので、強固な誤り訂正符号を付加して
誤り訂正を行なったり、複数個のサブバンド信号を伝送
して誤り処理を行なったりしなくとも、映像信号の伝送
において最も重要なサブバンド信号である最も低い周波
数帯域のサブバンド信号を確実に伝送することができる
ので、誤りの多い伝送路においても、一定以上の画質を
保持することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施の形態における
映像伝送装置の構成図
【図2】本発明の第1および第2の実施の形態における
帯域分割手段の詳細な構成図
【図3】本発明の第1および第2の実施の形態における
帯域合成手段の詳細な構成図
【図4】本発明の第1および第2の実施の形態における
高域符号化手段および高域復号化手段の詳細な構成図
【図5】本発明の第3および第4の実施の形態における
映像伝送装置の構成図
【図6】本発明の第3および第4の実施の形態における
拡散多重送信手段および多重受信逆拡散手段の詳細な構
成図
【図7】本発明の第5および第6の実施の形態における
チャネル分配方法の摸式図
【図8】本発明の第7および第8の実施の形態における
チャネル分配方法の摸式図
【図9】本発明の第9の実施の形態における映像伝送装
置の構成図
【図10】本発明の第10の実施の形態における映像伝
送装置の構成図
【図11】本発明の第11の実施の形態における映像伝
送装置の構成図
【図12】本発明の第10、第11、第12および第1
3の実施形態におけるチャネル毎の遅延伝送の概念図
【図13】本発明の第10および第11の実施の形態に
おける誤り処理手段の詳細な構成図
【図14】本発明の第12の実施の形態における映像伝
送装置の構成図
【図15】本発明の第13の実施の形態における映像伝
送装置の構成図
【図16】本発明の第14の実施の形態における映像伝
送装置の構成図
【図17】本発明の第15の実施の形態における映像伝
送装置の構成図
【図18】従来の映像伝送装置の構成図
【図19】従来の映像伝送装置の構成図
【図20】従来の映像伝送装置の拡散多重送信手段およ
び多重受信逆拡散手段の詳細な構成図
【図21】従来の映像伝送装置のデータ選択手段の詳細
な構成図
【符号の説明】
11 帯域分割手段 12 低域符号化手段 13a,13b,13c 高域符号化手段 14 符号化量制御手段 15 多重化手段 16a,16b バッファメモリ 17a,17b 送信手段 21a,21b 受信手段 22 帯域分離手段 23 低域復号化手段 24a,24b,24c 高域信号処理手段 25 高域復号化手段 26 データ補償手段 27 帯域合成手段 110 入力映像信号 111 LL信号 112 LH信号 113 HL信号 114 HH信号 115 LL符号化データ 116 LH符号化データ 117 HL符号化データ 118 HH符号化データ 119 多重化データ 120,121 バッファ内容量 122,123,124,125 制御信号 126 LL符号化データ 127 多重化データ 128a LL変調信号 128b 高域変調信号 130a LL変調信号 130b 高域変調信号 131 LL符号化データ 132 多重化データ 133 LH符号化データ 134 HL符号化データ 135 HH符号化データ 136 LL信号 137 LH信号 138 HL信号 139 HH信号 140 映像信号 141,142,143 第一の信号
フロントページの続き (72)発明者 桂 卓史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル化された映像信号を複数の周
    波数帯域に分割する帯域分割手段と、前記帯域分割手段
    で分割された最も低い周波数帯域のサブバンド信号を圧
    縮符号化する低域符号化手段と、前記帯域分割手段で分
    割された最も低い周波数帯域以外のサブバンド信号を圧
    縮符号化する高域符号化手段と、複数の周波数帯域の符
    号化データを多重化する多重化手段と、前記低域符号化
    手段および前記高域符号化手段からの符号化データまた
    は前記多重化手段により多重化されたデータを一時記憶
    し、送出するバッファメモリと、バッファメモリの残量
    に基づいて、前記低域符号化手段に対しては量子化値の
    変更を指示する制御信号を送信し、前記高域符号化手段
    に対しては量子化値の変更または符号化停止/再開を指
    示する制御信号を送信し、各バッファメモリへの符号化
    データの総量を制御する符号化量制御手段と、前記バッ
    ファメモリから送出されたデータを異なるチャネルで送
    信する複数の送信手段と、前記送信手段からの異なるチ
    ャネルの信号を受信する複数の受信手段と、前記受信手
    段からのデータで多重化されたデータの場合は複数の周
    波数帯域の符号化データに分離し、符号化データが存在
    しない帯域は第一の信号を出力する帯域分離手段と、最
    も低い周波数帯域の符号化データを復号化する低域復号
    化手段と、最も低い周波数帯域以外の符号化データを復
    号化する高域復号化手段と、前記分離手段から第一の信
    号を受けた場合はすべてゼロの信号を復号化されたサブ
    バンド信号として出力するデータ補償手段と、各帯域の
    復号化されたサブバンド信号を帯域合成し、ディジタル
    映像信号を出力する帯域合成手段とからなるディジタル
    映像伝送装置。
  2. 【請求項2】 ディジタル化された映像信号を複数の周
    波数帯域に分割する帯域分割手段と、前記帯域分割手段
    で分割された最も低い周波数帯域のサブバンド信号を圧
    縮符号化する低域符号化手段と、前記帯域分割手段で分
    割された最も低い周波数帯域以外のサブバンド信号と前
    フレームの同じ帯域のサブバンド信号との差分信号を圧
    縮符号化する高域符号化手段と、複数の周波数帯域の符
    号化データを多重化する多重化手段と、前記低域符号化
    手段および前記高域符号化手段からの符号化データまた
    は前記多重化手段により多重化されたデータを一時記憶
    し、送出するバッファメモリと、バッファメモリの残量
    に基づいて、前記低域符号化手段に対しては量子化値の
    変更を指示する制御信号を送信し、前記高域符号化手段
    に対しては量子化値の変更または符号化停止/再開を指
    示する制御信号を送信し、各バッファメモリへの符号化
    データの総量を制御する符号化量制御手段と、前記バッ
    ファメモリから送出されたデータを異なるチャネルで送
    信する複数の送信手段と、前記送信手段からの異なるチ
    ャネルの信号を受信する複数の受信手段と、前記受信手
    段からのデータで多重化されたデータの場合は複数の周
    波数帯域の符号化データに分離し、符号化データが存在
    しない帯域は第一の信号を出力する帯域分離手段と、最
    も低い周波数帯域の符号化データを復号化する低域復号
    化手段と、最も低い周波数帯域以外の符号化差分データ
    を復号化し、復号化した前フレームの同じ帯域のサブバ
    ンド信号に加える高域復号化手段と、前記分離手段から
    第一の信号を受けた場合はすべてゼロの信号を復号化さ
    れたサブバンド信号として出力するデータ補償手段と、
    各帯域の復号化されたサブバンド信号を帯域合成し、デ
    ィジタル映像信号を出力する帯域合成手段とからなるデ
    ィジタル映像伝送装置において、前記高域符号化手段は
    前記符号化量制御手段から符号化再開を指示された場
    合、符号化中のサブバンド信号と符号化停止したフレー
    ムの1フレーム前のサブバンド信号との差分信号を符号
    化することを特徴とするディジタル映像伝送装置。
  3. 【請求項3】 ディジタル化された映像信号を複数の周
    波数帯域に分割する帯域分割手段と、前記帯域分割手段
    で分割された最も低い周波数帯域のサブバンド信号を圧
    縮符号化する低域符号化手段と、前記帯域分割手段で分
    割された最も低い周波数帯域以外のサブバンド信号を圧
    縮符号化する高域符号化手段と、複数の周波数帯域の符
    号化データを多重化する多重化手段と、前記低域符号化
    手段および前記高域符号化手段からの符号化データまた
    は前記多重化手段により多重化されたデータを一時記憶
    し、送出するバッファメモリと、バッファメモリの残量
    に基づいて、前記低域符号化手段に対しては量子化値の
    変更を指示する制御信号を送信し、前記高域符号化手段
    に対しては量子化値の変更または符号化停止/再開を指
    示する制御信号を送信し、各バッファメモリへの符号化
    データの総量を制御する符号化量制御手段と、前記バッ
    ファメモリから送出された複数のチャネルのデータを異
    なる拡散符号によりスペクトラム拡散し、コード多重化
    した拡散データの送信を行なう拡散多重送信手段と、前
    記拡散多重送信手段からの拡散データを受信し、複数の
    チャネルのデータに逆拡散する多重受信逆拡散手段と、
    前記多重受信逆拡散手段からのデータで多重化されたデ
    ータの場合は複数の周波数帯域の符号化データに分離
    し、符号化データが存在しない帯域は第一の信号を出力
    する帯域分離手段と、最も低い周波数帯域の符号化デー
    タを復号化する低域復号化手段と、最も低い周波数帯域
    以外の符号化データを復号化する高域復号化手段と、前
    記分離手段から第一の信号を受けた場合はすべてゼロの
    信号を復号化されたサブバンド信号として出力するデー
    タ補償手段と、各帯域の復号化されたサブバンド信号を
    帯域合成し、ディジタル映像信号を出力する帯域合成手
    段とからなるディジタル映像伝送装置。
  4. 【請求項4】 ディジタル化された映像信号を複数の周
    波数帯域に分割する帯域分割手段と、前記帯域分割手段
    で分割された最も低い周波数帯域のサブバンド信号を圧
    縮符号化する低域符号化手段と、前記帯域分割手段で分
    割された最も低い周波数帯域以外のサブバンド信号と前
    フレームの同じ帯域のサブバンド信号との差分信号を圧
    縮符号化する高域符号化手段と、複数の周波数帯域の符
    号化データを多重化する多重化手段と、前記低域符号化
    手段および前記高域符号化手段からの符号化データまた
    は前記多重化手段により多重化されたデータを一時記憶
    し、送出するバッファメモリと、バッファメモリの残量
    に基づいて、前記低域符号化手段に対しては量子化値の
    変更を指示する制御信号を送信し、前記高域符号化手段
    に対しては量子化値の変更または符号化停止/再開を指
    示する制御信号を送信し、各バッファメモリへの符号化
    データの総量を制御する符号化量制御手段と、前記バッ
    ファメモリから送出された複数のチャネルのデータを異
    なる拡散符号によりスペクトラム拡散し、コード多重化
    した拡散データの送信を行なう拡散多重送信手段と、前
    記拡散多重送信手段からの拡散データを受信し、複数の
    チャネルのデータに逆拡散する多重受信逆拡散手段と、
    前記多重受信逆拡散手段からのデータで多重化されたデ
    ータの場合は複数の周波数帯域の符号化データに分離
    し、符号化データが存在しない帯域は第一の信号を出力
    する帯域分離手段と、最も低い周波数帯域の符号化デー
    タを復号化する低域復号化手段と、最も低い周波数帯域
    以外の差分符号化データを復号化し、前の復号化データ
    に加えて最も低い周波数帯域以外の帯域データを復号す
    る高域復号化手段と、前記分離手段から第一の信号を受
    けた場合はすべてゼロの信号を復号化されたサブバンド
    信号として出力するデータ補償手段と、各帯域の復号化
    されたサブバンド信号を帯域合成し、ディジタル映像信
    号を出力する帯域合成手段とからなるディジタル映像伝
    送装置において、前記高域符号化手段は前記符号化量制
    御手段から符号化再開を指示された場合、符号化中のサ
    ブバンド信号と符号化停止したフレームの1フレーム前
    のサブバンド信号との差分信号を符号化することを特徴
    とするディジタル映像伝送装置。
  5. 【請求項5】 ディジタル化された映像信号を水平方向
    にローパスフィルタに通して2:1にダウンサンプリン
    グし、さらに垂直方向にローパスフィルに通して2:1
    にダウンサンプリングすることにより周波数帯域データ
    LL1を生成し、垂直方向にはハイパスフィルタを通し
    て2:1にダウンサンプリングすることにより周波数帯
    域データLH1を生成し、水平方向にハイパスフィルタ
    を通して2:1にダウンサンプリングし、さらに垂直方
    向にローパスフィルタを通して2:1にダウンサンプリ
    ングすることにより周波数帯域データHL1を生成し
    て、垂直方向にハイパスフィルタを通して2:1にダウ
    ンサンプリングすることにより周波数帯域データHH1
    を生成し、映像信号を4つの周波数帯域データに分割
    し、さらに周波数帯域データLL1を同様に4つの周波
    数帯域データLL2、LH2、HL2、HH2に分割
    し、このような帯域分割をn回(n≧2)行ない(3×
    n+1)個の周波数帯域データLLn、LHn、HL
    n、HHn、…、LH1、HL1、HH1に分割する帯
    域分割手段と、前記帯域分割手段で分割された周波数帯
    域データLL1を圧縮符号化する低域符号化手段と、前
    記帯域分割手段で分割された周波数帯域データLL1以
    外の周波数帯域データを圧縮符号化する高域符号化手段
    と、複数の周波数帯域の符号化データを多重化する多重
    化手段と、前記低域符号化手段および前記高域符号化手
    段からの符号化データまたは前記多重化手段により多重
    化されたデータを一時記憶し、送出するバッファメモリ
    と、バッファメモリの残量に基づいて、前記低域符号化
    手段に対しては量子化値の変更を指示する制御信号を送
    信し、前記高域符号化手段に対しては量子化値の変更ま
    たは符号化停止/再開を指示する制御信号を送信し、各
    バッファメモリへの符号化データの総量を制御する符号
    化量制御手段と、前記バッファメモリから送出されたデ
    ータを異なるチャネルで送信する複数の送信手段と、前
    記送信手段からの異なるチャネルの信号を受信する複数
    の受信手段と、前記受信手段からのデータで多重化され
    たデータの場合は複数の周波数帯域の符号化データに分
    離し、符号化データが存在しない帯域は第一の信号を出
    力する帯域分離手段と、最も低い周波数帯域の符号化デ
    ータを復号化する低域復号化手段と、最も低い周波数帯
    域以外の符号化データを復号化する高域復号化手段と、
    前記分離手段から第一の信号を受けた場合はすべてゼロ
    の信号を復号化されたサブバンド信号として出力するデ
    ータ補償手段と、各帯域の復号化されたサブバンド信号
    を帯域合成し、ディジタル映像信号を出力する帯域合成
    手段とからなるディジタル映像伝送装置において、前記
    多重化手段は周波数帯域データLLn以外の同じ階層の
    周波数帯域データLHx、HLx、HHx(1≦x≦
    n)を多重化することを特徴とする映像伝送装置。
  6. 【請求項6】 ディジタル化された映像信号を水平方向
    にローパスフィルタに通して2:1にダウンサンプリン
    グし、さらに垂直方向にローパスフィルに通して2:1
    にダウンサンプリングすることにより周波数帯域データ
    LL1を生成し、垂直方向にはハイパスフィルタを通し
    て2:1にダウンサンプリングすることにより周波数帯
    域データLH1を生成し、水平方向にハイパスフィルタ
    を通して2:1にダウンサンプリングし、さらに垂直方
    向にローパスフィルタを通して2:1にダウンサンプリ
    ングすることにより周波数帯域データHL1を生成し
    て、垂直方向にハイパスフィルタを通して2:1にダウ
    ンサンプリングすることにより周波数帯域データHH1
    を生成し、映像信号を4つの周波数帯域データに分割
    し、さらに周波数帯域データLL1を同様に4つの周波
    数帯域データLL2、LH2、HL2、HH2に分割
    し、このような帯域分割をn回(n≧2)行ない(3×
    n+1)個の周波数帯域データLLn、LHn、HL
    n、HHn、…、LH1、HL1、HH1に分割する帯
    域分割手段と、前記帯域分割手段で分割された周波数帯
    域データLL1を圧縮符号化する低域符号化手段と、前
    記帯域分割手段で分割された周波数帯域データLL1以
    外の周波数帯域データを圧縮符号化する高域符号化手段
    と、複数の周波数帯域の符号化データを多重化する多重
    化手段と、前記低域符号化手段および前記高域符号化手
    段からの符号化データまたは前記多重化手段により多重
    化されたデータを一時記憶し、送出するバッファメモリ
    と、バッファメモリの残量に基づいて、前記低域符号化
    手段に対しては量子化値の変更を指示する制御信号を送
    信し、前記高域符号化手段に対しては量子化値の変更ま
    たは符号化停止/再開を指示する制御信号を送信し、各
    バッファメモリへの符号化データの総量を制御する符号
    化量制御手段と、前記バッファメモリから送出された複
    数のチャネルのデータを異なる拡散符号によりスペクト
    ラム拡散し、コード多重化した拡散データの送信を行な
    う拡散多重送信手段と、前記拡散多重送信手段からの拡
    散データを受信し、複数のチャネルのデータに逆拡散す
    る多重受信逆拡散手段と、前記多重受信逆拡散手段から
    のデータで多重化されたデータの場合は複数の周波数帯
    域の符号化データに分離し、符号化データが存在しない
    帯域は第一の信号を出力する帯域分離手段と、最も低い
    周波数帯域の符号化データを復号化する低域復号化手段
    と、最も低い周波数帯域以外の符号化データを復号化す
    る高域復号化手段と、前記分離手段から第一の信号を受
    けた場合はすべてゼロの信号を復号化されたサブバンド
    信号として出力するデータ補償手段と、各帯域の復号化
    されたサブバンド信号を帯域合成し、ディジタル映像信
    号を出力する帯域合成手段とからなるディジタル映像伝
    送装置おいて、前記多重化手段は周波数帯域データLL
    n以外の同じ階層の周波数帯域データLHx、HLx、
    HHx(1≦x≦n)を多重化することを特徴とする映
    像伝送装置。
  7. 【請求項7】 ディジタル化された映像信号を水平方向
    にローパスフィルタに通して2:1にダウンサンプリン
    グし、さらに垂直方向にローパスフィルに通して2:1
    にダウンサンプリングすることにより周波数帯域データ
    LL1を生成し、垂直方向にはハイパスフィルタを通し
    て2:1にダウンサンプリングすることにより周波数帯
    域データLH1を生成し、水平方向にハイパスフィルタ
    を通して2:1にダウンサンプリングし、さらに垂直方
    向にローパスフィルタを通して2:1にダウンサンプリ
    ングすることにより周波数帯域データHL1を生成し
    て、垂直方向にハイパスフィルタを通して2:1にダウ
    ンサンプリングすることにより周波数帯域データHH1
    を生成し、映像信号を4つの周波数帯域データに分割
    し、さらに周波数帯域データLL1を同様に4つの周波
    数帯域データLL2、LH2、HL2、HH2に分割
    し、このような帯域分割をn回(n≧2)行ない(3×
    n+1)個の周波数帯域データLLn、LHn、HL
    n、HHn、…、LH1、HL1、HH1に分割する帯
    域分割手段と、前記帯域分割手段で分割された周波数帯
    域データLL1を圧縮符号化する低域符号化手段と、前
    記帯域分割手段で分割された周波数帯域データLL1以
    外の周波数帯域データを圧縮符号化する高域符号化手段
    と、複数の周波数帯域の符号化データを多重化する多重
    化手段と、前記低域符号化手段および前記高域符号化手
    段からの符号化データまたは前記多重化手段により多重
    化されたデータを一時記憶し、送出するバッファメモリ
    と、バッファメモリの残量に基づいて、前記低域符号化
    手段に対しては量子化値の変更を指示する制御信号を送
    信し、前記高域符号化手段に対しては量子化値の変更ま
    たは符号化停止/再開を指示する制御信号を送信し、各
    バッファメモリへの符号化データの総量を制御する符号
    化量制御手段と、前記バッファメモリから送出されたデ
    ータを異なるチャネルで送信する複数の送信手段と、前
    記送信手段からの異なるチャネルの信号を受信する複数
    の受信手段と、前記受信手段からのデータで多重化され
    たデータの場合は複数の周波数帯域の符号化データに分
    離し、符号化データが存在しない帯域は第一の信号を出
    力する帯域分離手段と、最も低い周波数帯域の符号化デ
    ータを復号化する低域復号化手段と、最も低い周波数帯
    域以外の符号化データを復号化する高域復号化手段と、
    前記分離手段から第一の信号を受けた場合はすべてゼロ
    の信号を復号化されたサブバンド信号として出力するデ
    ータ補償手段と、各帯域の復号化されたサブバンド信号
    を帯域合成し、ディジタル映像信号を出力する帯域合成
    手段とからなるディジタル映像伝送装置において、前記
    多重化手段はn≧3の場合、周波数帯域データLLn以
    外の異なる階層の周波数帯域データLHx、HL(x−
    1)、HH(x−2)(1≦x≦n;ただし、x=2の
    場合はx−2=n、x=1の場合はx−1=n、x−2
    =n−1)を多重化し、n=2の場合、LH2とHL1
    とHH2を多重化し、LH1とHL2とHH1を多重化
    することを特徴とする映像伝送装置。
  8. 【請求項8】 ディジタル化された映像信号を水平方向
    にローパスフィルタに通して2:1にダウンサンプリン
    グし、さらに垂直方向にローパスフィルに通して2:1
    にダウンサンプリングすることにより周波数帯域データ
    LL1を生成し、垂直方向にはハイパスフィルタを通し
    て2:1にダウンサンプリングすることにより周波数帯
    域データLH1を生成し、水平方向にハイパスフィルタ
    を通して2:1にダウンサンプリングし、さらに垂直方
    向にローパスフィルタを通して2:1にダウンサンプリ
    ングすることにより周波数帯域データHL1を生成し
    て、垂直方向にハイパスフィルタを通して2:1にダウ
    ンサンプリングすることにより周波数帯域データHH1
    を生成し、映像信号を4つの周波数帯域データに分割
    し、さらに周波数帯域データLL1を同様に4つの周波
    数帯域データLL2、LH2、HL2、HH2に分割
    し、このような帯域分割をn回(n≧2)行ない(3×
    n+1)個の周波数帯域データLLn、LHn、HL
    n、HHn、…、LH1、HL1、HH1に分割する帯
    域分割手段と、前記帯域分割手段で分割された周波数帯
    域データLL1を圧縮符号化する低域符号化手段と、前
    記帯域分割手段で分割された周波数帯域データLL1以
    外の周波数帯域データを圧縮符号化する高域符号化手段
    と、複数の周波数帯域の符号化データを多重化する多重
    化手段と、前記低域符号化手段および前記高域符号化手
    段からの符号化データまたは前記多重化手段により多重
    化されたデータを一時記憶し、送出するバッファメモリ
    と、バッファメモリの残量に基づいて、前記低域符号化
    手段に対しては量子化値の変更を指示する制御信号を送
    信し、前記高域符号化手段に対しては量子化値の変更ま
    たは符号化停止/再開を指示する制御信号を送信し、各
    バッファメモリへの符号化データの総量を制御する符号
    化量制御手段と、前記バッファメモリから送出された複
    数のチャネルのデータを異なる拡散符号によりスペクト
    ラム拡散し、コード多重化した拡散データの送信を行な
    う拡散多重送信手段と、前記拡散多重送信手段からの拡
    散データを受信し、複数のチャネルのデータに逆拡散す
    る多重受信逆拡散手段と、前記多重受信逆拡散手段から
    のデータで多重化されたデータの場合は複数の周波数帯
    域の符号化データに分離し、符号化データが存在しない
    帯域は第一の信号を出力する帯域分離手段と、最も低い
    周波数帯域の符号化データを復号化する低域復号化手段
    と、最も低い周波数帯域以外の符号化データを復号化す
    る高域復号化手段と、前記分離手段から第一の信号を受
    けた場合はすべてゼロの信号を復号化されたサブバンド
    信号として出力するデータ補償手段と、各帯域の復号化
    されたサブバンド信号を帯域合成し、ディジタル映像信
    号を出力する帯域合成手段とからなるディジタル映像伝
    送装置おいて、前記多重化手段はn≧3の場合、周波数
    帯域データLLn以外の異なる階層の周波数帯域データ
    LHx、HL(x−1)、HH(x−2)(1≦x≦
    n;ただし、x=2の場合はx−2=n、x=1の場合
    はx−1=n、x−2=n−1)を多重化し、n=2の
    場合、LH2とHL1とHH2を多重化し、LH1とH
    L2とHH1を多重化することを特徴とする映像伝送装
    置。
  9. 【請求項9】 ディジタル化された映像信号を複数の周
    波数帯域に分割する帯域分割手段と、前記帯域分割手段
    で分割された最も低い周波数帯域のサブバンド信号を圧
    縮符号化する低域符号化手段と、前記帯域分割手段で分
    割された最も低い周波数帯域以外のサブバンド信号を圧
    縮符号化する高域符号化手段と、複数の周波数帯域の符
    号化データを多重化する多重化手段と、前記低域符号化
    手段および前記高域符号化手段からの符号化データまた
    は前記多重化手段により多重化されたデータを一時記憶
    し、送出するバッファメモリと、音声信号を入力し、圧
    縮符号化する音声符号化手段と、付加情報を入力し、符
    号化する付加情報符号化手段と、前記バッファメモリの
    状態に応じて、より少ないデータ量のバッファメモリに
    対して、前記音声符号化手段からの音声符号化データや
    前記付加情報符号化手段からの付加情報符号化データを
    振り分ける送信データ制御手段と、前記バッファメモリ
    から送出されたデータを異なるチャネルで送信する複数
    の送信手段と、前記送信手段からの異なるチャネルの信
    号を受信する複数の受信手段と、前記受信手段からのデ
    ータを映像符号化データと音声符号化データと付加情報
    符号化データを分離し、さたに映像符号化データで多重
    化されたデータの場合は複数の周波数帯域の符号化デー
    タに分離する分離手段と、最も低い周波数帯域の符号化
    データを復号化する低域復号化手段と、最も低い周波数
    帯域以外の符号化データを復号化する高域復号化手段
    と、各帯域の復号化されたサブバンド信号を帯域合成
    し、ディジタル映像信号を出力する帯域合成手段と、前
    記分離手段からの音声符号化データを音声信号に復号す
    る音声復号化手段と、前記分離手段からの付加情報符号
    化データを付加情報に復号する付加情報復号化手段とか
    らなり、映像信号と同時に音声信号や付加情報を伝送で
    きるディジタル映像伝送装置。
  10. 【請求項10】 ディジタル化された映像信号を複数の
    周波数帯域に分割する帯域分割手段と、前記帯域分割手
    段で分割された最も低い周波数帯域のサブバンド信号を
    圧縮符号化する低域符号化手段と、前記帯域分割手段で
    分割された最も低い周波数帯域以外のサブバンド信号を
    圧縮符号化する高域符号化手段と、複数の周波数帯域の
    符号化データを多重化する多重化手段と、前記低域符号
    化手段および前記高域符号化手段からの符号化データま
    たは前記多重化手段により多重化されたデータを一時記
    憶し、送出するバッファメモリと、音声信号を入力し、
    圧縮符号化する音声符号化手段と、付加情報を入力し、
    符号化する付加情報符号化手段と、前記バッファメモリ
    の状態に応じて、より少ないデータ量のバッファメモリ
    に対して、前記音声符号化手段からの音声符号化データ
    や付加情報符号化手段からの付加情報符号化データを振
    り分ける送信データ制御手段と、前記バッファメモリか
    ら送出された複数のチャネルのデータを異なる拡散符号
    によりスペクトラム拡散し、コード多重化した拡散デー
    タの送信を行なう拡散多重送信手段と、前記拡散多重送
    信手段からの拡散データを受信し、複数のチャネルのデ
    ータに逆拡散する多重受信逆拡散手段と、前記多重受信
    逆拡散手段からのデータを映像符号化データと音声符号
    化データと付加情報符号化データを分離し、さたに映像
    符号化データで多重化されたデータの場合は複数の周波
    数帯域の符号化データに分離する分離手段と、最も低い
    周波数帯域の符号化データを復号化する低域復号化手段
    と、最も低い周波数帯域以外の符号化データを復号化す
    る高域復号化手段と、各帯域の復号化されたサブバンド
    信号を帯域合成し、ディジタル映像信号を出力する帯域
    合成手段と、前記分離手段からの音声符号化データを音
    声信号に復号する音声復号化手段と、前記分離手段から
    の付加情報符号化データを付加情報に復号する付加情報
    復号化手段とからなり、映像信号と同時に音声信号や付
    加情報を伝送できるディジタル映像伝送装置。
  11. 【請求項11】 ディジタル化された映像信号を複数の
    周波数帯域に分割する帯域分割手段と、前記帯域分割手
    段で分割された最も低い周波数帯域のサブバンド信号を
    圧縮符号化する低域符号化手段と、前記帯域分割手段で
    分割された最も低い周波数帯域以外のサブバンド信号を
    圧縮符号化する高域符号化手段と、前記低域符号化手段
    からのサブバンド信号の符号化データをk個(k≧2)
    に分配する低域分配手段と、前記低域分配手段からの
    (k−1)個のサブバンド信号の符号化データをそれぞ
    れ異なる間隔で遅延させる(k−1)個の遅延手段と、
    前記低域分配手段からの遅延されてないサブバンド信号
    の符号化データおよび前記遅延手段からの遅延されたサ
    ブバンド信号の符号化データを異なるチャネルで送信す
    るk個の低域送信手段と、前記高域符号化手段からのサ
    ブバンド信号の符号化データを送信する高域送信手段
    と、前記低域送信手段からの信号を受信するk個の低域
    受信手段と、前記高域送信手段からの信号を受信する高
    域受信手段と、前記低域受信手段からのk個の信号から
    正しい信号を選択して処理する誤り処理手段と、前記誤
    り処理手段からの正しい最も低い周波数帯域の符号化デ
    ータを復号化する低域復号化手段と、前記高域受信手段
    からの最も低い周波数帯域以外の符号化データを復号化
    する高域復号化手段と、各帯域の復号化されたサブバン
    ド信号を帯域合成し、ディジタル映像信号を出力する帯
    域合成手段とからなるディジタル映像伝送装置。
  12. 【請求項12】 ディジタル化された映像信号を複数の
    周波数帯域に分割する帯域分割手段と、前記帯域分割手
    段で分割された最も低い周波数帯域のサブバンド信号を
    圧縮符号化する低域符号化手段と、前記帯域分割手段で
    分割された最も低い周波数帯域以外のサブバンド信号を
    圧縮符号化する高域符号化手段と、前記低域符号化手段
    からのサブバンド信号の符号化データをk個に分配する
    低域分配手段と、前記低域分配手段からの(k−1)個
    のサブバンド信号の符号化データをそれぞれ異なる間隔
    で遅延させる(k−1)個の遅延手段と、前記低域分配
    手段からの遅延されてないサブバンド信号の符号化デー
    タおよび前記遅延手段からの遅延されたサブバンド信号
    の符号化データと前記高域符号化手段からのサブバンド
    信号の符号化データを異なる拡散符号によりスペクトラ
    ム拡散し、コード多重化した拡散データの送信を行なう
    拡散多重送信手段と、前記拡散多重送信手段からの拡散
    データを受信し、複数のチャネルのデータに逆拡散する
    多重受信逆拡散手段と、前記多重受信逆拡散手段からの
    信号で最も低い周波数帯域のk個の信号から正しい信号
    を選択して処理する誤り処理手段と、前記誤り処理手段
    からの正しい最も低い周波数帯域の符号化データを復号
    化する低域復号化手段と、前記高域受信手段からの最も
    低い周波数帯域以外の符号化データを復号化する高域復
    号化手段と、各帯域の復号化されたサブバンド信号を帯
    域合成し、ディジタル映像信号を出力する帯域合成手段
    とからなるディジタル映像伝送装置。
  13. 【請求項13】 ディジタル化された映像信号を複数の
    周波数帯域に分割する帯域分割手段と、前記帯域分割手
    段で分割された最も低い周波数帯域のサブバンド信号を
    圧縮符号化する低域符号化手段と、前記帯域分割手段で
    分割された最も低い周波数帯域以外のサブバンド信号を
    圧縮符号化する高域符号化手段と、前記低域符号化手段
    からのサブバンド信号の符号化データをk個に分配する
    低域分配手段と、前記低域分配手段からの(k−1)個
    のサブバンド信号の符号化データをそれぞれ異なる間隔
    で遅延させる(k−1)個の遅延手段と、前記(k−
    1)個の遅延手段の遅延間隔を発生するバースト誤り間
    隔に応じて変更する遅延量制御手段と、前記低域分配手
    段からの遅延されてないサブバンド信号の符号化データ
    および前記遅延手段からの遅延されたサブバンド信号の
    符号化データを異なるチャネルで送信するk個の低域送
    信手段と、前記高域符号化手段からのサブバンド信号の
    符号化データを送信する高域送信手段と、前記低域送信
    手段からの信号を受信するk個の低域受信手段と、前記
    高域送信手段からの信号を受信する高域受信手段と、前
    記低域受信手段からのk個の信号から正しい信号を選択
    して処理する誤り処理手段と、前記誤り処理手段からの
    正しい最も低い周波数帯域の符号化データを復号化する
    低域復号化手段と、前記高域受信手段からの最も低い周
    波数帯域以外の符号化データを復号化する高域復号化手
    段と、各帯域の復号化されたサブバンド信号を帯域合成
    し、ディジタル映像信号を出力する帯域合成手段とから
    なるディジタル映像伝送装置。
  14. 【請求項14】 ディジタル化された映像信号を複数の
    周波数帯域に分割する帯域分割手段と、前記帯域分割手
    段で分割された最も低い周波数帯域のサブバンド信号を
    圧縮符号化する低域符号化手段と、前記帯域分割手段で
    分割された最も低い周波数帯域以外のサブバンド信号を
    圧縮符号化する高域符号化手段と、前記低域符号化手段
    からのサブバンド信号の符号化データをk個に分配する
    低域分配手段と、前記低域分配手段からの(k−1)個
    のサブバンド信号の符号化データをそれぞれ異なる間隔
    で遅延させる(k−1)個の遅延手段と、前記(k−
    1)個の遅延手段の遅延間隔を発生するバースト誤り間
    隔に応じて変更する遅延量制御手段と、前記低域分配手
    段からの遅延されてないサブバンド信号の符号化データ
    および前記遅延手段からの遅延されたサブバンド信号の
    符号化データと前記高域符号化手段からのサブバンド信
    号の符号化データを異なる拡散符号によりスペクトラム
    拡散し、コード多重化した拡散データの送信を行なう拡
    散多重送信手段と、前記拡散多重送信手段からの拡散デ
    ータを受信し、複数のチャネルのデータに逆拡散する多
    重受信逆拡散手段と、前記多重受信逆拡散手段からの信
    号で最も低い周波数帯域のk個の信号から正しい信号を
    選択して処理する誤り処理手段と、前記誤り処理手段か
    らの正しい最も低い周波数帯域の符号化データを復号化
    する低域復号化手段と、前記高域受信手段からの最も低
    い周波数帯域以外の符号化データを復号化する高域復号
    化手段と、各帯域の復号化されたサブバンド信号を帯域
    合成し、ディジタル映像信号を出力する帯域合成手段と
    からなるディジタル映像伝送装置。
  15. 【請求項15】 ディジタル化された映像信号を複数の
    周波数帯域に分割する帯域分割手段と、前記帯域分割手
    段で分割された最も低い周波数帯域のサブバンド信号を
    圧縮符号化する低域符号化手段と、前記帯域分割手段で
    分割された最も低い周波数帯域以外のサブバンド信号を
    圧縮符号化する高域符号化手段と、前記低域符号化手段
    と前記高域符号化手段からの符号化されたサブバンド信
    号を変調するデータ変調手段と、符号長jのPN(Ps
    eudo Noise)符号を生成する低域用PN発生
    手段と、符号長m(m<j)のPN符号を生成する高域
    用PN発生手段と、前記データ変調手段で変調されたデ
    ータと前記低域用PN発生手段または前記高域用PN発
    生手段で生成されたPN符号とを乗算する拡散変調手段
    と、複数の拡散変調手段からの変調信号を加算して、送
    信する送信手段と、符号長jのPN(Pseudo N
    oise)符号を生成する低域用PN発生手段と、符号
    長m(m<j)のPN符号を生成する高域用PN発生手
    段と、前記拡散変調手段での拡散タイミングと同期を取
    る時間弁別制御手段と、前記送信手段からの拡散データ
    を受信し、前記低域用PN発生手段または前記高域用P
    N発生手段からのPN符号を前記時間弁別手段からのタ
    イミングにより同期を取りながら乗算し、逆拡散する拡
    散復調手段と、前記拡散復調手段からの逆拡散データを
    復調するデータ復調手段と、データ復調手段からの復調
    された最も低い周波数帯域の符号化されたデータを復号
    する低域復号手段と、データ復調手段からの復調された
    最も低い周波数帯域以外の符号化されたデータを復号す
    る高域復号手段と、各帯域の復号化されたサブバンド信
    号を帯域合成し、ディジタル映像信号を出力する帯域合
    成手段とからなるディジタル映像伝送装置。
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