JPH10136087A - 加入者端末の通話電流測定方式 - Google Patents

加入者端末の通話電流測定方式

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JPH10136087A
JPH10136087A JP8283915A JP28391596A JPH10136087A JP H10136087 A JPH10136087 A JP H10136087A JP 8283915 A JP8283915 A JP 8283915A JP 28391596 A JP28391596 A JP 28391596A JP H10136087 A JPH10136087 A JP H10136087A
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Hidetaka Nishi
英孝 西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は電子交換機に収容される加入者端末に
流れる通話電流値を測定する加入者端末の通話電流測定
方式に関し、加入者線路に地絡が生じた場合でも、加入
者端末へ流れる通話電流を正しく測定することができる
加入者端末の通話電流測定方式を実現することを目的と
する。 【解決手段】試験対象の加入者端末へ、通話用の電源を
供給するバッテリ供給回路の両端の電圧を測定する電圧
測定部と、試験対象の加入者端末が接続される線路のル
ープ抵抗を測定する抵抗測定部と、電圧測定部で測定し
て求めた電圧値と、抵抗測定部で測定して求めた抵抗値
とから加入者端末に流れる通話電流値を求める演算部を
備え、電圧測定部で試験対象の加入者端末への供給電圧
を測定するとともに、抵抗測定部で試験対象の加入者端
末が接続される線路のループ抵抗を測定し、演算部で電
圧値を抵抗値で除算して通話電流を求めるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子交換機に収容
される加入者端末に流れる通話電流値を測定する加入者
端末の通話電流測定方式に関する。
【0002】交換システムの加入者線路および加入者端
末の正常性を試験するために、加入者試験装置を使用し
て、加入者線路を加入者試験装置に順次接続して試験を
行なっている。
【0003】図6は加入者試験装置の接続を説明する図
である。図中の200は加入者端末であり、加入者回路
300、ネットワーク301、および、呼制御装置30
2は電子交換機を構成するものであり、100は加入者
試験装置、400はテストワークステーション、401
は加入者試験装置アダプタ、402はターミナルアダプ
タであり、Lは加入者線路である。また、S1、S2は
加入者線路の試験を行なう場合、加入者試験装置100
を接続するためのスイッチである。
【0004】図の構成において、加入者試験装置100
による加入者試験は下記の手順にしたがって実行され
る。 テストワークステーション400から試験対象の加
入者端末200を収容している局コードを入力する。
【0005】 ターミナルアダプタ402と加入者試
験装置アダプタ401間のパスを接続する。 テストワークステーション400から試験対象の加
入者端末200の電話番号を入力する。
【0006】 指定された加入者クラス、加入者状
態、加入者試験装置100の状態を電子交換機からテス
トワークステーション400へ返送する。 テストワークステーション400から加入者試験装
置100のハントを指示する。
【0007】 加入者試験装置100のハントを実行
する。 試験対象の加入者端末200と加入者試験装置10
0が接続された後、テストワークステーション400か
ら加入者試験項目を入力する。
【0008】ここで、加入者試験項目としては、直流電
圧、交流電圧、絶縁抵抗、容量、ループ電流等がある。
かかる加入者線路L、加入者端末200の試験におい
て、加入者端末200に流れる電流は加入者端末200
から出力される音声出力レベルに影響を与えるので、こ
れを正しく測定することのできる加入者端末の通話電流
測定方式が求められている。
【0009】
【従来の技術】図7は従来例を説明する図(1)を示
す。図中の加入者回路300、ネットワーク301、お
よび、呼制御装置302は電子交換機を構成するもので
あり、100は加入者試験装置、400はテストワーク
ステーション(図中TWSと示す)である。(以下、従
来例、本発明の実施の形態でも、図6で説明した加入者
試験装置アダプタ401、ターミナルアダプタ402は
使用されるが、接続形態は図6と同じであるので、図示
省略している。)また、323〜326は加入者線路の
試験を行なう場合、加入者試験装置100の接続を行な
うためのスイッチである。
【0010】ネットワーク301に接続された加入者回
路300のバッテリ供給回路310は加入者線路La、
Lbを介して加入者端末200に直流電圧を供給する。
加入者端末200の中の210は加入者端末200の抵
抗に等価な抵抗(以下、図中のRは抵抗を示す)であ
り、220はハンドセットのオフフック、オンフックに
より開閉するスイッチである。
【0011】かかる接続において、テストワークステー
ション400から通話電流の測定が指示されると、加入
者試験装置100は、加入者線路La上に直列に低抵抗
114を接続し、電圧測定部110で低抵抗114の両
端の電圧降下を測定する。
【0012】この結果、通話電流値は次式により求める
ことができる。 通話電流値=電圧値/抵抗値 測定結果はネットワーク301を介してテストワークス
テーション400へ送出される。そして、テストワーク
ステーション400は順次、測定項目を指定し、加入者
試験装置100による試験を行ない、1つの加入者端末
200の全ての試験項目の試験が終了すると、次の電話
番号を指定して、次の加入者端末200の試験を実行す
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図8は従来例を説明す
る図(2)を示す。図8の構成は図7で説明した従来例
(1)の構成と同じであるが、加入者線路LaがA点で
地絡した例である。このように地絡した場合でも、加入
者回路300のバッテリ供給回路310は定電流回路で
構成されているので、負荷抵抗の値が変化しても、一定
の電流を流す機能を備えている。したがって、電圧測定
部110により低抵抗114の両端の電圧降下を測定し
て求める電流値は、加入者線路La、Lb、および、加
入者端末200が正常にループを構成した場合の電流値
(18〜30mA程度)と略同じ値になる。
【0014】このように、加入者端末200と加入者回
路300の間で地絡が生じた場合、加入者試験装置10
0で測定した通話電流は正常の値であっても、その電流
は地絡した大地に流れてしまい、加入者試験装置100
で測定した電流値と実際に加入者端末200に流れる通
話電流の間には差分が生じ、誤った測定結果をテストワ
ークステーション400へ通知することになる。
【0015】図9は地絡のパターンを説明する図であ
る。(A)は従来例(2)で説明したと同じパターンで
あり、加入者線路Laが入力側で地絡した例であり、こ
の場合は供給電圧が0Vとなる。このような場合には、
通話電流は見掛け上正常に流れていても、その電流はす
べて地絡部へ流れ、加入者端末200には流れないので
通話不能となる。
【0016】(B)は加入者線路Laが加入者端末20
0との間で抵抗Rgを介して地絡した場合であり、
(C)は加入者線路Lbが加入者端末200との間で抵
抗Rgを介して地絡した場合である。
【0017】(B)、(C)の場合には、電源供給は正
常に行なわれるので、例えば、加入者線路La側の電流
iaを測定し、これを正しく求めたとしても、その電流
iaは(B)の場合には、加入者端末200と地絡した
抵抗Rgとに分流するので、加入者端末200に流れる
通話電流を正しく測定することができない。
【0018】(A)〜(C)において、Ra、Rbは加
入者線路の抵抗と等価な抵抗、Rtは加入者端末の抵抗
と等価な抵抗、Rgは地絡が生じたときの地絡抵抗と等
価な抵抗を示す。
【0019】本発明は、加入者線路に地絡が生じた場合
でも、加入者端末へ流れる通話電流を正しく測定するこ
とができる加入者端末の通話電流測定方式を実現しよう
とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の第1の原
理を説明する図である。図は電子交換機に収容される加
入者端末200に流れる通話電流値を測定する通話電流
測定方式を示す。
【0021】加入者回路300、ネットワーク301、
および、呼制御装置302で電子交換機を構成し、さら
に加入者端末200を試験するための加入者試験装置1
00、各種保守業務を行なうためのテストワークステー
ション400を接続して構成してる。
【0022】また、加入者端末200内の210は加入
者端末200の抵抗と等価な抵抗であり、220はハン
ドセットのオンフック、オフフックにより開閉するスイ
ッチである。
【0023】本発明では、試験対象の加入者端末200
へ通話用の電源を供給するバッテリ供給回路310の両
端の電圧を測定する電圧測定部110と、試験対象の加
入者端末200が接続される線路のループ抵抗を測定す
る抵抗測定部120と、電圧測定部110で測定して求
めた電圧値と、抵抗測定部120で測定して求めた抵抗
値とから加入者端末200に流れる通話電流値を求める
演算部130を設けた構成としている。
【0024】また、321、322は加入者端末200
を加入者試験装置100の抵抗測定部120に接続する
ためのスイッチであり、加入者端末200の抵抗測定時
のみ下側に切り替わる。
【0025】かかる構成において、テストワークステー
ション400から加入者端末200の試験を指示する
と、加入者試験装置100が指定の加入者端末200に
接続される。そして、通話電流値の測定が指示される
と、加入者試験装置100の電圧測定部110が試験対
象の加入者端末200への供給電圧を測定する。次い
で、スイッチ321、322が下側に切り替えられる
と、加入者端末200は抵抗測定部120に接続され、
ループ抵抗の測定を行なう。演算部130で先に測定し
て得られた電圧値を抵抗値で除算して通話電流値を求め
る。
【0026】かかる通話電流測定方式により、加入者線
路に地絡が生じた場合には、電圧測定部110の測定端
にはアース/アースが見えるので、測定電圧は0Vとな
る。したがって、加入者端末200に流れる通話電流は
0mAとなり、この結果をテストワークステーション4
00に通知する。
【0027】図2は本発明の第2の原理を説明する図で
ある。図中の加入者回路300、ネットワーク301、
呼制御装置302、および、テストワークステーション
400は図1で説明したと同じ構成物である。
【0028】本発明においては、加入者試験装置100
に、試験対象の加入者端末200が接続される一方の線
路Laに流れる電流を測定する第1の電流測定部140
と、試験対象の加入者端末200が接続される他方の線
路Lbに流れるる電流を測定する第2の電流測定部15
0と、第1および第2の電流測定部140、150で測
定して求めた電流値が等しいことを比較する比較部16
0を備えて構成する。
【0029】かかる構成において、テストワークステー
ション400から加入者端末200の試験を指示する
と、加入者端末200が接続される一方の線路Laに流
れる電流値を第1の電流測定部140で測定し、他方の
線路Lbに流れる電流値を第2の電流測定部150で測
定し、2つの電流値を比較部160で比較し、2つの電
流値が一致したときに、その電流値を通話電流値として
テストワークステーション400に通知する。
【0030】2つの電流値が一致したときは地絡は生じ
ていないので、この電流値が正しい通話電流値となる。
【0031】
【発明の実施の形態】図3は本発明の第1の実施の形態
を説明する図である。図の構成は図1の構成にスイッチ
323〜326を追加して構成したものである。これ
は、加入者端末200の試験時以外は、スイッチ323
〜326により加入者試験装置100を加入者端末20
0から切り離すことにより加入者試験装置100からの
ノイズの誘導等を受けることがないようにするためのも
のである。また、演算部130として、マイクロプロセ
ッサ(以下MPUと称する)131で構成した例であ
る。
【0032】図において、通常の電子交換機の運用時は
スイッチ321〜326はすべて上側に接続されること
により、バッテリ供給回路310は加入者線路La、L
bを介して加入者端末200に接続され、加入者端末2
00に等価な抵抗210、スイッチ220を介して通話
電流が流れ通話を行なう。加入者端末200から出力さ
れた音声信号は音声回路330の中でA/D、D/A変
換されネットワーク301を介して相手の加入者端末2
00との間で送受される。
【0033】加入者端末200、加入者線路La、Lb
の試験を行なう場合は、テストワークステーション40
0から指示することにより、指定の加入者端末200を
加入者試験装置100に接続する。そして、通話電流の
測定が指定されると、スイッチ323〜326が上側に
切り替えられ、加入者試験装置100内の配線と加入者
線路La、Lbと加入者端末200でループが形成され
バッテリ供給回路310に接続されて通話電流が流れ
る。このとき同時に、電圧測定部110もバッテリ供給
回路310に接続されるので、電圧測定部110により
その両端の電圧eを測定する。この電圧eをMPU13
1の図示省略のRAMに格納しておく。
【0034】次いで、スイッチ321、322を下側に
切り換えると、加入者端末200とバッテリ供給回路3
10との接続は断たれ、加入者端末200は加入者試験
装置100の抵抗測定部120に接続される。この状態
で加入者線路La、Lbを含む加入者端末200の抵抗
値rを測定する。MPU131で、このようにした得ら
れた電圧値eを抵抗値rで除算を行なうことにより、加
入者端末200に流れる通話電流値iを求めることがで
きる。
【0035】このとき、図8で説明したような地絡が生
じた場合には、バッテリ供給回路310の両端の電圧は
0Vとなるので、地絡が発生し、加入者端末200に流
れる電流値は0であることが分かるので、その結果をテ
ストワークステーション400に通知する。
【0036】図4は本発明の第2の実施例を説明する図
である。図の構成は図2で説明した第1および第2の電
流測定部140、150を抵抗141、151と電圧測
定部110で構成したものである。抵抗141、151
は加入者端末200に直列に挿入されるので、抵抗14
1、151は、これらの抵抗を挿入しても通話電流値が
変化しない程度の低い値をもつものとする。また、図2
で説明した比較部160として、図3で説明したMPU
131を使用して電流値の比較を行なう例である。
【0037】図の構成において、加入者端末200の試
験を行なう場合は、テストワークステーション400か
ら指示することにより、指定の加入者端末200を加入
者試験装置100に接続する。そして、通話電流の測定
が指定されると、スイッチ323〜326が下側に切り
替えられ、加入者試験装置100内の抵抗141、15
1と加入者線路La、Lbと加入者端末200でループ
が形成されバッテリ供給回路310に接続されて通話電
流が流れる。このときの抵抗141、151の両端の電
圧e1、e2を電圧測定部110により測定する。この
電圧e1、e2を抵抗141、151の抵抗値r1で除
算を行なうことにより、加入者端末200に流れる通話
電流値i1、i2を求めることができる。ここでは抵抗
141、151は同じ抵抗値r1をもつものとしてい
る。
【0038】このとき、図9で説明したような地絡が生
じた場合には、i1≠i2となり、地絡が発生している
ことが分かる。そこで、抵抗測定部120を使用して加
入者線路La〜大地、加入者線路Lb〜大地間の抵抗R
ga、Rgbを測定し、バッテリ供給回路310の供給
電圧eを抵抗Rga、Rgbで、除算することにより、
地絡部に流れる電流Δiaを求め、例えば、(B)の場
合には、ia−Δiaを求めることにより、正しい通話
電流を求めることができる。
【0039】また、第2の実施の形態では、電流値を測
定するために加入者線路La側に抵抗141を、加入者
線路Lb側に抵抗151を挿入して、その電圧降下から
通話電流値を求めているが、抵抗は1個使用し、スイッ
チを使用して、加入者線路La側、および、加入者線路
Lb側に切り替えて挿入して通話電流値を求めることも
可能である。
【0040】図5は本発明で使用する測定回路を示す。
(A)は電圧測定回路の一例であり、入力電圧eをサン
プルホールドアンプ(図中S/Hアンプと示す)111
に入力し、指定のタイミングでその電圧値eをホールド
する。このホールドしたアナログの電圧値eをA/Dコ
ンバータ112でディジタルの電圧値e′に変換して、
ディジタルシグナルプロセッサ(図中DSPと示す)1
13に入力し、指定の演算を行なった後、測定値をテス
トワークステーション400に送出する。
【0041】(B)は抵抗測定回路の一例である。図1
〜図4では加入者端末200を等価な抵抗210とスイ
ッチ220で示したが、一般的には、加入者端末200
は抵抗210とコンデンサCとの並列回路として表され
る。また、図においては、抵抗210をRxとしてい
る。
【0042】抵抗Rxの値を求めるには、負荷に並列に
抵抗R1を接続し、これに抵抗Rsを直列に接続した回
路にスイッチSを介して電源電圧Vsを印加し、抵抗R
1の両端の電圧V(t)を測定する。
【0043】(C)は電圧の変換状況を示す。初期状況
ではスイッチSは下側に接続されているので、コンデン
サCに充電された電荷は放電され抵抗R1の両端の電圧
V(t)は0Vとなっている。この状態でスイッチSが
上側に切り替えられると、電源電圧Vsが抵抗Rs通し
てコンデンサCに接続されるので、コンデンサCは充電
され、抵抗R1の両端の電圧V(t)は上昇してゆく。
このときのV(t)は次式により表わされる。
【0044】V(t)=Vstd(1−e-At ) ここで、 Vstd=Rx・R1・Vs/〔Rx・(Rs+R1)
+(Rs+R1)〕 A=Rx(Rs+R1)+(Rs+R1)/Rs・C・
Rx・R1 これをRxについて解くと、 Rx=Vstd・Rs・R1/〔R1・Vs−Vstd
・(Rs+R1)〕 となり、Vs、Vstd、Rs、R1から容易に抵抗R
xの値を求めることがてきる。
【0045】さらにコンデンサCの容量を求めることが
必要な場合には、上式をCについて解く。 C=Vs・〔Vstd・h−ΣV(t)〕/〔Rs・
(Vstd)2〕 ここでΣV(t)は、V(t)をt=0からt=hまで
積分した値であり、hは、V(t)がVstdに達した
と判断される時刻である。このようにして、Vs、Vs
td、Rs、ΣV(t)、hから容易にコンデンサCの
値を求めることができる。
【0046】また、本発明の第1および第2の実施の形
態ではMPUを使用しているが、測定した電圧値を、テ
ストワークステーションに送出し、テストワークステー
ション側で演算を行なって、電流値を求め、その結果を
比較するように構成することも可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、加入者端末の通話電流
の測定時に、加入者線路等に地絡が生じた場合は、地絡
の発生を検出し、地絡のない場合は、正確に加入者端末
の通話電流を測定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の原理を説明する図
【図2】 本発明の第2の原理を説明する図
【図3】 本発明の第1の実施の形態を説明する図
【図4】 本発明の第2の実施の形態を説明する図
【図5】 本発明で使用する測定回路
【図6】 加入者試験装置の接続を説明する図
【図7】 従来例を説明する図(1)
【図8】 従来例を説明する図(2)
【図9】 地絡のパターンを説明する図
【符号の説明】
100 加入者試験装置 110 電圧測定部 111 サンプルホールドアンプ 112 A/Dコンバータ 113 ディジタルシグナルプロセッサ 120 抵抗測定部 130 演算部 131 MPU 140 第1の電流測定部 114、141、151、210、Rx、R1、Rs、
Ra、Rb、Rt、Rg 抵抗 150 第2の電流測定部 160 比較部 200 加入者端末 220、321〜326、S、S1、S2 スイッチ 300 加入者回路 301 ネットワーク 302 呼制御装置 310 バッテリ供給回路 330 音声回路 400 テストワークステーション 401 加入者試験装置アダプタ 402 ターミナルアダプタ L、La、Lb 加入者線路 C コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子交換機に収容される加入者端末に流
    れる通話電流値を測定する加入者端末の通話電流測定方
    式において、 試験対象の加入者端末へ、通話用の電源を供給するバッ
    テリ供給回路の両端の電圧を測定する電圧測定部と、 試験対象の前記加入者端末が接続される線路のループ抵
    抗を測定する抵抗測定部と、 前記電圧測定部で測定して求めた電圧値と、前記抵抗測
    定部で測定して求めた抵抗値とから加入者端末に流れる
    通話電流値を求める演算部を備え、 前記電圧測定部で試験対象の加入者端末への供給電圧を
    測定するとともに、前記抵抗測定部で試験対象の前記加
    入者端末が接続される線路のループ抵抗を測定し、前記
    演算部において電圧値を抵抗値で除算して通話電流値を
    求めることを特徴とする加入者端末の通話電流測定方
    式。
  2. 【請求項2】 電子交換機に収容される加入者端末に流
    れる通話電流値を測定する加入者端末の通話電流測定方
    式において、 試験対象の加入者端末が接続される一方の線路に流れる
    電流を測定する第1の電流測定部と、 試験対象の前記加入者端末が接続される他方の線路に流
    れる電流を測定する第2の電流測定部と、 前記第1および第2の電流測定部で測定して求めた電流
    値が等しいことを比較する比較部を備え、 前記第1および第2の電流測定部で測定した電流値を比
    較部で比較し、2つの電流値が一致したときに、その電
    流値を通話電流値とすることを特徴とする加入者端末の
    通話電流測定方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104267307A (zh) * 2014-10-22 2015-01-07 重庆市防雷中心 接地装置及等电位连接故障远程监控系统

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CN104267307A (zh) * 2014-10-22 2015-01-07 重庆市防雷中心 接地装置及等电位连接故障远程监控系统

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