JPH10136080A - 留守番電話機能付き携帯型情報装置及び留守番電話機能制御方法 - Google Patents

留守番電話機能付き携帯型情報装置及び留守番電話機能制御方法

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JPH10136080A
JPH10136080A JP28417496A JP28417496A JPH10136080A JP H10136080 A JPH10136080 A JP H10136080A JP 28417496 A JP28417496 A JP 28417496A JP 28417496 A JP28417496 A JP 28417496A JP H10136080 A JPH10136080 A JP H10136080A
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JP
Japan
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schedule
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Application number
JP28417496A
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English (en)
Inventor
Yoshihide Uchida
良英 内田
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】留守番機能として応答する際に、状況に応じて
柔軟に応答内容を変化させることを可能にする。 【解決手段】着信要求に対して自動的に応答メッセージ
を送信する留守番電話機能制御方法であって、スケジュ
ール機能によって予めスケジュールの時間のデータを含
むスケジュールデータを登録しておき、留守番電話機能
が起動されている間に着信要求があった際に、着信要求
があった時刻に対応するスケジュールを、スケジュール
機能によって登録されたスケジュールデータ中の時間の
データをもとに検索し、時刻にスケジュールデータが検
索された場合に、着信要求のあった時刻に応じた応答メ
ッセージを生成して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機能が設けら
れた携帯型情報装置であって、留守番電話機能付き携帯
型情報装置及び留守番電話機能制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、電話機において、留守番電話
機能が設けられたものが一般的となっている。留守番電
話機能は、不在などのために掛かってきた電話に出られ
ないときに、予め用意された応答メッセージを送信して
相手に応対したり、さらには相手からのメッセージを録
音することができる。
【0003】ところで、近年、電話機能が設けられた携
帯型情報装置が広く用いられ始めている。このような携
帯型情報装置では、電話機能を用いて、公衆回線等を介
して音声通話、あるいはデータ通信ができるようになっ
ている。また、電話機能が付加された携帯型情報装置に
おいても、一般の留守番機能付きの電話機と同様に、予
め録音などして用意したメッセージを相手に送信して応
対したり、メッセージを録音しておくことができるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電話機能が付加された携帯型情報装置では、一般の電話
機に設けられた留守番電話機能と同様にして、電話が掛
かってきた相手、あるいは時間に関係なく、予め用意さ
れた決まった同じメッセージを用いて応答している。
【0005】従って、留守番機能として応答する際に、
特定の相手や特定の団体に含まれる人だけには違う応答
をしたい、あるいは特定の時間に掛かってきた相手に対
しては違う応答をするといった、柔軟な対応をすること
ができなかった。
【0006】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、留守番機能として応答する際に、状況に応
じて柔軟に応答内容を変化させることが可能な留守番電
話機能が付加された携帯型情報装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、着信要求に対
して自動的に応答メッセージを送信する留守番電話機能
付き携帯型情報装置において、スケジュールの時間のデ
ータを含むスケジュールデータを登録するスケジュール
機能手段と、留守番電話機能が起動されている間に着信
要求があった際に、着信要求があった時刻に対応するス
ケジュールを、前記スケジュール機能手段によって登録
されたスケジュールデータ中の時間のデータをもとに検
索するスケジュール検索手段と、前記スケジュール検索
手段によって対応するスケジュールデータが検索された
場合に、着信要求のあった時刻に応じた応答メッセージ
を生成して送信するメッセージ送信手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0008】これにより、着信要求があった時刻に対応
するスケジュールデータの内容に応じて応答メッセージ
を生成して送信することで、その時刻の状況に合った適
切な応答が可能となる。
【0009】また、前記スケジュール機能手段は、スケ
ジュールの時間のデータと共に、留守番電話機能が起動
されている間にあった着信要求に対する応答メッセージ
の内容を示すデータを含むスケジュールデータを登録
し、前記メッセージ送信手段は、前記スケジュール検索
手段によって対応するスケジュールデータが検索された
場合に、前記スケジュールデータに登録されている応答
メッセージの内容を示すデータに応じて応答メッセージ
を生成して送信することを特徴とする。
【0010】これにより、スケジュールデータに登録し
た内容に応じて応答メッセージが生成されることから、
スケジュールの内容に応じて任意の応答メッセージによ
り応答することができる。
【0011】また、留守番電話機能が起動されている間
に着信要求があった際に、この着信要求の発信元を判別
する発信元判別手段を具備し、前記スケジュール機能手
段は、スケジュールの時間のデータと共に、留守番電話
機能が起動されている間にあった着信要求に対する応答
メッセージの内容を示すデータが応答相手毎に設定され
たスケジュールデータを登録し、前記メッセージ送信手
段は、前記スケジュール検索手段によって対応するスケ
ジュールデータが検索された場合に、前記発信元判別手
段によって判別された発信元に対応する応答相手につい
て設定された、前記スケジュールデータに登録されてい
る応答メッセージの内容を示すデータに応じて応答メッ
セージを生成して送信することを特徴とする。
【0012】これにより、スケジュールデータにおい
て、予め個人対応の指示をしておくことで、個人単位で
任意に異なった応答メッセージの通知が可能となる。
【0013】また、前記応答メッセージの内容を示すデ
ータは応答レベルであって、前記メッセージ送信手段
は、前記発信元判別手段によって判別された発信元に対
応する応答相手について設定された応答レベルに応じて
応答メッセージを生成して送信することを特徴とする。
【0014】これにより、個人単位で任意に異なった応
答メッセージの通知を行なう際に、スケジュールデータ
に登録されている内容に基づいて、応答のレベルの指定
によって段階的に内容が異なる応答メッセージの生成が
できる。
【0015】また、留守番電話機能が起動されている間
に着信要求があった際に、この着信要求の発信元を判別
する発信元判別手段と、前記発信元判別手段によって判
別された発信元をもとに、この発信元に対応する応答相
手が所属するグループを判別するグループ判別手段とを
具備し、前記スケジュール機能手段は、スケジュールの
時間のデータと共に、留守番電話機能が起動されている
間にあった着信要求に対する応答メッセージの内容を示
すデータが応答グループ毎に設定されたスケジュールデ
ータを登録し、前記メッセージ送信手段は、前記スケジ
ュール検索手段によって対応するスケジュールデータが
検索された場合に、前記発信元判別手段によって判別さ
れた発信元に対応する前記グループ判別手段によって判
別されたグループについて設定された、前記スケジュー
ルデータに登録されている応答メッセージの内容を示す
データに応じて応答メッセージを生成して送信すること
を特徴とする。
【0016】これにより、個人単位だけではなくグルー
プ単位での応答メッセージの設定ができる。
【0017】また、前記応答メッセージの内容を示すデ
ータは応答レベルであって、前記メッセージ送信手段
は、前記発信元判別手段によって判別された発信元に対
応するグループについて設定された応答レベルに応じて
応答メッセージを生成して送信することを特徴とする。
【0018】これにより、グループに対して応答レベル
の設定ができる。
【0019】また、前記スケジュール機能手段は、スケ
ジュールの時間のデータと共に、留守番電話機能が起動
されている間にあった着信要求に対する応答メッセージ
の内容を含むスケジュールデータを登録し、前記メッセ
ージ送信手段は、前記スケジュール検索手段によって対
応するスケジュールデータが検索された場合に、前記ス
ケジュールデータに応答メッセージの内容が登録されて
いるか否かに応じて応答メッセージを生成して送信する
ことを特徴とする。
【0020】これにより、予めスケジュールデータに応
答メッセージの内容を登録しておくことで、任意にスケ
ジュールの内容に応じた応答メッセージを生成し送信す
ることができる。
【0021】また、留守番電話機能が起動されている間
に着信要求があった際に、この着信要求の発信元を判別
する発信元判別手段を具備し、前記スケジュール機能手
段は、スケジュールの時間のデータと共に、留守番電話
機能が起動されている間にあった着信要求に対する応答
メッセージの内容と、前記応答メッセージの内容で応答
すべき応答相手を示すデータを含むスケジュールデータ
を登録し、前記メッセージ送信手段は、前記スケジュー
ル検索手段によって対応するスケジュールデータが検索
された場合に、前記スケジュールデータに応答メッセー
ジの内容が登録され、かつ前記発信元判別手段によって
判別された発信元に対応する応答相手が登録されている
場合に前記応答メッセージの内容に応じて応答メッセー
ジを生成して送信することを特徴とする。
【0022】これにより、スケジュールデータに登録さ
れた内容による応答メッセージを特定の相手に対しての
みに送信することができる。
【0023】また、留守番電話機能が起動されている間
に着信要求があった際に、この着信要求の発信元を判別
する発信元判別手段と、前記発信元判別手段によって判
別された発信元をもとに、この発信元に対応する応答相
手が所属するグループを判別するグループ判別手段とを
具備し、前記スケジュール機能手段は、スケジュールの
時間のデータと共に、留守番電話機能が起動されている
間にあった着信要求に対する応答メッセージの内容と、
前記応答メッセージの内容で応答すべきグループを示す
データを含むスケジュールデータを登録し、前記メッセ
ージ送信手段は、前記スケジュール検索手段によって対
応するスケジュールデータが検索された場合に、前記ス
ケジュールデータに応答メッセージの内容が登録され、
かつ前記発信元判別手段によって判別された発信元に対
応する応答相手が前記グループ判別手段によって判別さ
れたグループに所属している場合に前記応答メッセージ
の内容により応答メッセージを生成して送信することを
特徴とする。
【0024】これにより、スケジュールデータに登録さ
れた内容による応答メッセージを特定のグループに対し
てのみに送信することができる。
【0025】また、留守番電話機能が起動されている間
に着信要求があった際に、この着信要求の発信元を判別
する発信元判別手段を具備し、前記スケジュール機能手
段は、スケジュールの時間のデータと共に、留守番電話
機能が起動されている間にあった着信要求に対する応答
メッセージの内容と、前記応答メッセージの内容で応答
しない相手を示すデータを含むスケジュールデータを登
録し、前記メッセージ送信手段は、前記スケジュール検
索手段によって対応するスケジュールデータが検索され
た場合に、前記スケジュールデータに応答メッセージの
内容が登録され、かつ前記発信元判別手段によって判別
された発信元が応答しない相手として登録されていない
場合に前記応答メッセージの内容に応じて応答メッセー
ジを生成して送信することを特徴とする。
【0026】これにより、スケジュールデータに登録さ
れた内容による応答メッセージを特定の相手以外に対し
てのみに送信することができる。
【0027】また、留守番電話機能が起動されている間
に着信要求があった際に、この着信要求の発信元を判別
する発信元判別手段と、前記発信元判別手段によって判
別された発信元をもとに、この発信元に対応する応答相
手が所属するグループを判別するグループ判別手段とを
具備し、前記スケジュール機能手段は、スケジュールの
時間のデータと共に、留守番電話機能が起動されている
間にあった着信要求に対する応答メッセージの内容と、
前記応答メッセージの内容で応答しないグループを示す
データを含むスケジュールデータを登録し、前記メッセ
ージ送信手段は、前記スケジュール検索手段によって対
応するスケジュールデータが検索された場合に、前記ス
ケジュールデータに応答メッセージの内容が登録され、
かつ前記発信元判別手段によって判別された発信元に対
応する相手が前記グループ判別手段によって判別された
グループに所属していない場合に前記応答メッセージの
内容により応答メッセージを生成して送信することを特
徴とする。
【0028】これにより、スケジュールデータに登録さ
れた内容による応答メッセージを特定のグループ以外に
対してのみに送信することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本実施形態におけ
る留守番電話機能が付加された携帯型情報装置の構成を
示すブロック図である。図1に示すように、携帯型情報
装置4は、PHS部6と形態情報端末部8から構成され
ている。
【0030】PHS(Personal Handyphone System)部
6は、携帯型情報装置4における通信機能を司る部分で
あり、携帯情報端末部8の制御のもとで、通常の音声に
よる音声通話の他、データ通信を行なう。また、PHS
の機能として、電話を発信する側の機器において発信者
番号を通知するモードが設定されている場合に、着信側
の機器において着信前(コール音が鳴動している間)に
発信者番号を得ることができる。
【0031】PHS部6には、PHS制御装置20、ス
ピーカ部22、マイク部24が設けられている。
【0032】PHS制御装置20は、携帯情報端末部8
のCPU10の制御のもとで、携帯情報端末部8のCP
U10では処理できない電話機能の主要な部分を制御す
るもので、例えば半導体チップによって構成されてい
る。
【0033】スピーカ部22及びマイク部24は、音声
通話を行なう際の音声入力/出力のための他に、携帯情
報端末部8に対する音声入力/出力に利用される。
【0034】携帯情報端末部8は、アドレス機能、スケ
ジュール機能、電話機能、留守番電話機能、音声合成機
能などによる情報処理を実行するもので、PHS部6を
制御して外部とのデータ通信を行なうことができる。
【0035】携帯情報端末部8には、CPU10、RA
M12、ROM14、入力部16、表示部18が設けら
れている。
【0036】CPU10は、ROM14に格納されたプ
ログラムを実行して、アドレス機能、スケジュール機
能、電話機能、留守番電話機能、音声合成機能を実行す
る。
【0037】RAM12は、CPU10によって、各機
能を実行する上で必要とする一時的なデータや、各機能
を実行して作成されたデータ、例えばアドレス機能を実
行して作成されたアドレスデータ12a、スケジュール
機能を実行して作成されたスケジュールデータ12b等
が格納される。
【0038】ROM14は、CPU10によって、アド
レス機能、スケジュール機能、電話機能、留守番電話機
能、音声合成機能を実現するためのそれぞれプログラム
を格納するもので、アドレス機能プログラム14a、ス
ケジュール機能プログラム14b、電話機能プログラム
14c、留守番電話機能プログラム14d、音声合成処
理プログラム14eが含まれる。
【0039】入力部16は、携帯型情報装置4の動作を
規定する指示等を入力するためのもので、キー、ボタ
ン、スイッチ等によって構成される。入力部16によっ
て入力されたデータがCPU10に伝達されることで、
操作意図に応じた処理が実行される。
【0040】表示部18は、CPU10によって実行さ
れる各種機能に応じた内容を表示するもので、例えば液
晶ディスプレイによって実現される。
【0041】RTC(Real Time Clock )19は、日
時、時間を計測してCPU10に通知するものである。
【0042】次に、本実施形態における留守番電話機能
の動作について説明する。
【0043】第1の方法として、電話が掛かってきた時
刻に応じた動作を実行する場合について、図2に示すフ
ローチャートを参照しながら説明する。
【0044】まず、着信待ち状態において電話が掛かっ
てきたことがPHS制御装置20によって受信される
と、PHS制御装置20は、コール音を鳴動すると共に
(ステップA1)、CPU10に通知する。
【0045】CPU10は、留守番電話機能プログラム
14dが実行されている留守番機能が起動された状態に
なっているか否かを判断し(ステップA2)、この結
果、留守番機能が起動されていない場合に、電話が着信
されるか、あるいは呼び出しが切られるかを待つ(ステ
ップA3)。その後、着信待ち状態に戻る。
【0046】一方、CPU10は、留守番機能が起動さ
れた状態にあると判別すると、留守番電話機能プログラ
ム14dに従って、以下に説明する留守番電話機能を実
行する。
【0047】すなわち、CPU10は、現在の日時、時
刻をRTC19を使って調べる(ステップA4)。ここ
で、CPU10は、現在の日時、時刻の情報をもとに、
スケジュール機能プログラム14bの実行によって、先
にRAM12に格納されているスケジュールデータ12
bを検索して、現在の時刻に相当するスケジュールデー
タがあるか否かを判別する(ステップA5)。
【0048】該当するスケジュールデータがない場合、
CPU10は、掛かってきている電話を着信し、予め登
録されている基本的な留守番電話機能用のメッセージを
PHS部6を介して発信する(ステップA6)。
【0049】一方、該当するスケジュールデータがあっ
た場合には、CPU10は、スケジュールデータに登録
された内容に応じたメッセージを生成して、応答できる
ように音声変換する(ステップA7、図4に示すフロー
チャート)。
【0050】図3には、第1の方法を実行するための、
RAM12に登録されたスケジュールデータ12bの一
例を示している。図3に示すように、スケジュールデー
タとしては、スケジュールの日時、時間、場所、用件の
各項目についての各情報の他に、留守番電話応答モード
の設定ができるようになっている。
【0051】本実施形態における留守番電話応答モード
には、「シークレット」と「オープン」がある。「シー
クレット」は、留守番電話機能としてのメッセージの内
容を制限して生成するモードであり、「オープン」は、
メッセージの内容を制限なしで生成するモードである。
【0052】また、用件の項目には、留守番電話応答モ
ード「シークレット」の際に、メッセージ生成に利用す
る内容、すなわち図3に示す例では、墨付き括弧によっ
て示されている文字列「会議」が登録されている。
【0053】用件の項目において、公開しても良い情報
として墨付き括弧付きで文字列を登録しておくことで、
留守番電話応答モードを「シークレット」と設定された
際に、この登録された文字列を含むメッセージが生成さ
れて、留守番電話機能によって応答される。
【0054】CPU10は、留守番電話機能プログラム
14dを実行することによって、例えば図3に示すスケ
ジュールデータの内容に応じて、図4に示すフローチャ
ートの手順に従ってメッセージを生成して音声変換す
る。
【0055】まず、CPU10は、スケジュールデータ
12bを参照して留守番電話機能モード(応答モード)
を判定する(ステップB1)。
【0056】この判定の結果、「シークレット」が設定
されていた場合には、CPU10は、音声合成処理プロ
グラム14eを実行して、スケジュールデータの用件中
に登録された墨付き括弧が付された公開しても良い内容
を示す文字列、すなわち「会議」と、日時から求まるス
ケジュールの終了時刻「12:00」をそれぞれ音声変
換する(ステップB2)。
【0057】また、判定の結果、「オープン」が設定さ
れていた場合には、CPU10は、同様に音声合成処理
プログラム14eを実行して、スケジュールデータに登
録されてされている各項目についての内容、すなわち場
所の「本社20階第6会議室」、用件の「△△△△製品
仕様検討」、日時から求まるスケジュールの終了時刻
「12:00」をそれぞれ音声変換する(ステップB
3)。
【0058】CPU10は、ステップA7において、音
声合成処理プログラム14eを実行することによって音
声変換されたスケジュールデータの内容を、留守番電話
機能モードに応じた予め用意されている定型文(音声変
換された後のデータ)と合成させて、応答メッセージの
文章を生成する(ステップA8)。
【0059】例えば、留守番電話機能モード(応答モー
ド)が「シークレット」であった場合、図5(a)に示
すように、応答として必要最小限の内容であるスケジュ
ールデータの用件に登録された「会議中」とスケジュー
ルの終了時刻「12:00」を含む文章が作成される。
【0060】また、留守番電話機能モード(応答モー
ド)が「オープン」であった場合、図5(b)に示すよ
うに、スケジュールデータに登録された各項目の内容が
含まれた文章が作成される。
【0061】CPU10は、応答メッセージの文章を生
成すると、PHS制御装置20に掛かってきた電話を着
信させて(ステップA9)、音声合成処理プログラム1
4eにより生成したメッセージを音声によって発信させ
る(ステップA10)。
【0062】CPU10は、メッセージ送信の終了後、
回線切断処理を実行し(ステップA11)、着信待状態
に戻る(ステップA12)。
【0063】このようにして、第1の方法では、掛かっ
てきた電話に対して留守番電話機能によりメッセージを
応答させる場合に、その時に該当するスケジュールデー
タに登録された内容を利用してメッセージを生成するこ
とができるので、その時にあった適切なメッセージを通
知することができる。
【0064】また、スケジュールに登録された留守番電
話機能モード(「シークレット」「オープン」)に応じ
て、スケジュールデータに登録された内容からメッセー
ジ生成に利用する内容を選択できるので、メッセージの
内容を例えばスケジュールの内容に応じて変更すること
ができる。
【0065】次に、第2の方法として、電話を掛けてき
た相手に応じた動作を実行する場合について説明する。
なお、基本的な動作は、図2に示すフローチャートの手
順と同様にして行われるので、共通する部分についての
説明を省略する。第2の方法では、ステップA7におけ
るスケジュールデータに登録された内容に応じたメッセ
ージを生成する処理が異なる。
【0066】図6には、第2の方法を実行するための、
RAM12に登録されたスケジュールデータ12bの一
例を示している。図6に示すように、スケジュールデー
タとしては、スケジュールの日時、時間、場所、用件の
各項目についての各情報の他に、留守番電話応答相手の
設定ができるようになっている。
【0067】留守番電話応答相手には、留守番電話機能
としてのメッセージを送信する際に、詳細な内容による
メッセージを生成して送信する相手の氏名と、内容を制
限して(詳細な内容を含まないように)メッセージを生
成する相手の氏名の設定ができるようになっている。
【0068】図6に示す例では、留守番電話機能応答相
手として「詳細」と「その他」によって分類している。
「その他」に対しては、個人の氏名ではなく「詳細指定
の人以外」が設定されている。
【0069】また、用件の項目には、留守番電話応答相
手が「その他」に設定された際に、メッセージ生成に利
用する内容、すなわち図6に示す例では、墨付き括弧に
よって示されている文字列「会議」が登録されている。
【0070】用件の項目において、公開しても良い情報
として墨付き括弧付きで文字列を登録しておくことで、
留守番電話応答相手が「その他」に設定された相手に対
して、この登録された文字列を含むメッセージが生成さ
れて、留守番電話機能によって応答される。
【0071】CPU10は、留守番電話機能プログラム
14dを実行することによって、例えば図6に示すスケ
ジュールデータの内容に応じて、図7に示すフローチャ
ートの手順に従ってメッセージを生成して音声変換す
る。
【0072】まず、CPU10は、PHS制御装置20
を利用して、電話を掛けてきた相手の電話番号(発信者
番号)がわかるか否かを判別する(ステップC1)。す
なわち、発信者側の機器において発信者番号を通知する
モードが設定され、発信者番号が通知されてきているか
否かを判別する。
【0073】発信者番号がわからない場合、CPU10
は、音声合成処理プログラム14eを実行して、スケジ
ュールデータの用件中に登録された墨付き括弧が付され
た公開しても良い内容を示す文字列、すなわち「会議」
と、日時から求まるスケジュールの終了時刻「12:0
0」をそれぞれ音声変換する(ステップC7)。
【0074】一方、発信者番号がわかる場合、CPU1
0は、予めアドレス機能プログラム14aを実行するこ
とによってRAM12に登録されているアドレスデータ
12aの電話番号について発信者番号をもとに検索する
(ステップC2)。
【0075】一般的に、アドレス機能によって登録され
るアドレスデータには、氏名と電話番号とが(その他、
住所、会社名、所属、役職、FAX番号、電子メールア
ドレス等と共に)対応づけて登録されている。
【0076】CPU10は、アドレスデータ12aにつ
いての検索によって該当する電話番号が登録されている
ことを検出すると、該当する電話番号に対応する氏名
が、現在対象としているスケジュールの留守番電話応答
相手に設定されているか否かを調べる(ステップC
4)。
【0077】スケジュールの留守番電話機能応答相手に
電話番号に対応する氏名が設定されている場合には(ス
テップC5)、CPU10は、音声合成処理プログラム
14eを実行して、スケジュールデータに登録されてい
る各項目についての詳細な内容、すなわち場所の「本社
20階第6会議室」、用件の「△△△△製品仕様検
討」、日時から求まるスケジュールの終了時刻「12:
00」をそれぞれ音声変換する(ステップC6)。
【0078】CPU10は、音声合成処理プログラム1
4eを実行することによって音声変換されたスケジュー
ルデータの内容を、留守番電話応答相手に応じて予め用
意されている定型文(音声変換された後のデータ)と合
成させて、応答メッセージの文章を生成する。
【0079】例えば、留守番電話応答相手の「その他」
に登録された相手(「詳細」指定の人以外)に対して
は、図8(a)に示すように、応答として必要最小限の
内容であるスケジュールデータの用件に登録された「会
議中」とスケジュールの終了時刻「12:00」を含む
文章が作成される。
【0080】また、留守番電話応答相手の「詳細」に登
録された相手に対しては、図8(b)に示すように、ス
ケジュールデータに登録された各項目の内容が含まれた
文章が作成される。
【0081】CPU10は、応答メッセージの文章を生
成すると、PHS制御装置20に掛かってきた電話を着
信させて、音声合成処理プログラム14eにより生成し
たメッセージを音声によって発信させる。
【0082】このようにして、第2の方法では、発信元
の電話番号(発信者番号)からアドレスデータ12aに
登録されている人のデータを検索できるため、予め個人
対応の設定をしておくことで個人単位で異なった応答が
可能となる。
【0083】従って、例えば同じ会議出席者から電話が
あった場合には、「現在の会議の名称、何時から何時ま
でといった予定時間、開催場所」等、詳細な内容によっ
て応答することができる。また、同会議に出席しない人
への応答としては、単に「何時まで会議中です」といっ
た最小限の応答とすることができる。
【0084】なお、前述した第2の方法においては、ス
ケジュールデータ中の留守番電話応答相手に氏名を登録
しておき、発信者番号をもとにアドレスデータ12aを
利用して詳細なメッセージによって応答するか否かを判
別しているが、例えばスケジュール中の留守番電話応答
相手として、直接、相手の電話番号を登録しておくよう
にしても良い。この場合、発信者番号と留守番電話応答
相手として登録された電話番号との比較だけで、詳細な
メッセージによって応答するか否かを判別することがで
きる。
【0085】次に、第3の方法として、電話を掛けてき
た相手に対して予め設定しておいたレベルに応じた動作
を実行する場合について説明する。なお、基本的な動作
は、図2に示すフローチャートの手順と同様にして行わ
れるので、共通する部分についての説明を省略する。第
3の方法では、ステップA7におけるスケジュールデー
タに登録された内容に応じたメッセージを生成する処理
が異なる。
【0086】図9には、第3の方法を実行するための、
RAM12に登録されたスケジュールデータ12bの一
例を示している。図9に示すように、スケジュールデー
タとしては、スケジュールの日時、時間、場所、用件の
各項目についての各情報の他に、留守番電話応答レベル
が応答相手毎に設定できるようになっている。
【0087】留守番電話応答レベルには、留守番電話機
能としてのメッセージを送信する際に、詳細な内容によ
るメッセージから必要最小限の内容に制限した(詳細な
内容を含まないように)メッセージまでの複数のレベル
の中で何れのレベルのメッセージを生成して送信するか
を、応答相手の氏名と対応づけて設定できるようになっ
ている。
【0088】図9に示す例では、留守番電話機能レベル
として「レベルA」「レベルB」「レベルC」「レベル
D」が応答相手の氏名のそれぞれに設定されている。な
お、「レベルD」に対しては、個人の氏名ではなく「詳
細指定の人以外」が設定されている。また本実施形態で
は、「レベルA」が最も詳細なメッセージによって応答
することを示す。
【0089】また、用件の項目には、留守番電話応答相
手「レベルD」の際に、メッセージ生成に利用する内
容、すなわち図9に示す例では、墨付き括弧によって示
されている文字列「会議」が登録されている。
【0090】用件の項目において、「レベルD」に対応
する情報として墨付き括弧付きで文字列を登録しておく
ことで、留守番電話応答レベル「レベルD」に設定され
た相手に対して、この登録された文字列を含むメッセー
ジが生成されて、留守番電話機能によって応答される。
なお、「レベルD」だけに限らず、他のレベル用の文字
列を、他とは異なる記号等を付加することによって設定
できるようにしても良い。
【0091】CPU10は、留守番電話機能プログラム
14dを実行することによって、例えば図9に示すスケ
ジュールデータの内容に応じて、図10に示すフローチ
ャートの手順に従ってメッセージを生成して音声変換す
る。
【0092】まず、CPU10は、PHS制御装置20
を利用して、電話を掛けてきた相手の電話番号(発信者
番号)がわかるか否かを判別する(ステップD1)。す
なわち、発信者側の機器において発信者番号を通知する
モードが設定され、発信者番号が通知されてきているか
否かを判別する。
【0093】発信者番号がわからない場合、CPU10
は、音声合成処理プログラム14eを実行して、スケジ
ュールデータの用件中に登録された墨付き括弧が付され
た公開しても良い内容を示す文字列、すなわち「会議」
と、日時から求まるスケジュールの終了時刻「12:0
0」をそれぞれ音声変換する(ステップD8)。
【0094】一方、発信者番号がわかる場合、CPU1
0は、予めアドレス機能プログラム14aを実行するこ
とによってRAM12に登録されているアドレスデータ
12aの電話番号について発信者番号をもとに検索する
(ステップD2)。
【0095】一般的に、アドレス機能によって登録され
るアドレスデータには、氏名と電話番号とが(その他、
住所、会社名、所属、役職、FAX番号、電子メールア
ドレス等と共に)対応づけて登録されている。
【0096】CPU10は、アドレスデータ12aにつ
いての検索によって該当する電話番号が登録されている
ことを検出すると、該当する電話番号に対応する氏名
が、現在対象としているスケジュールの留守番電話応答
相手に設定されているか否かを調べる(ステップD
4)。
【0097】スケジュールの留守番電話機能応答相手に
電話番号に対応する氏名が設定されている場合には、C
PU10は、氏名に対応づけられて登録されている応答
レベルを判別する(ステップD6)。
【0098】そして、CPU10は、音声合成処理プロ
グラム14eを実行して、スケジュールデータに登録さ
れてされている各項目についての詳細な内容を、応答レ
ベルに応じて選択して音声変換する(ステップD7)。
【0099】CPU10は、音声合成処理プログラム1
4eを実行することによって音声変換されたスケジュー
ルデータの内容を、留守番電話応答レベルに応じて予め
用意されている定型文(音声変換された後のデータ)と
合成させて、応答メッセージの文章を生成する。
【0100】例えば、留守番電話応答相手の「レベル
D」に登録された相手に対しては、図11(a)に示す
ように、応答として必要最小限の内容であるスケジュー
ルデータの用件に登録された「会議中」とスケジュール
の終了時刻「12:00」を含む文章が作成される。
【0101】留守番電話応答相手の「レベルC」に登録
された相手に対しては、図11(b)に示すように、ス
ケジュールデータの場所の項目に登録された「本社20
階第6会議室」の内容が、図11(a)に示すメッセー
ジにさらに付加された文章が作成される。
【0102】留守番電話応答相手の「レベルB」に登録
された相手に対しては、図11(c)に示すように、ス
ケジュールデータの項目に登録された内容の他に、「大
変申し訳ありませんが…」といった丁寧な文章にするた
めの内容の定型文が付加された文章が作成される。
【0103】さらに、留守番電話応答相手の「レベル
A」に登録された相手に対しては、図11(d)に示す
ように、スケジュールデータの用件の項目に登録された
「△△△△製品仕様検討」の内容の他に、スケジュール
データの留守番電話応答レベルに設定された相手の氏名
を例えば「芝太郎様。…」といった最も丁寧な文章にす
るための内容の定型文が付加された文章が作成される。
【0104】CPU10は、応答メッセージの文章を生
成すると、PHS制御装置20に掛かってきた電話を着
信させて、音声合成処理プログラム14eにより生成し
たメッセージを音声によって発信させる。
【0105】このようにして、第3の方法では、予めス
ケジュールデータにおいて、留守番電話応答レベルを応
答相手毎に設定しておくことによって、留守番電話機能
としての応答メッセージの内容を、丁寧さといったこと
を考慮した個人単位で異なった応答とすることができ
る。
【0106】なお、前述した第3の方法においては、ス
ケジュールデータ中に留守番電話応答レベルと応答相手
の氏名を対応づけて登録しているが、図12に示すよう
に、アドレスデータに留守番電話応答レベルを設定する
ようにしても良い。
【0107】この場合、CPU10は、ステップD2に
おいて、アドレスデータ12aの電話番号について発信
者番号をもとに検索した結果、該当する電話番号があ
り、さらに留守番電話応答レベルが設定されていれば、
前述と同様にして応答レベルに応じたメッセージを生成
して応答する。これにより、同様にして応答レベルに応
じたメッセージを送信することができる。
【0108】また、前述した第3の方法において、留守
番電話応答レベルは、最小限の内容から最も詳細な内容
による上下レベルの応答メッセージから何れかを指定す
るものであるが、内容が簡単または詳細の何れかを選択
する他にさらに表現が異なる(定型文の部分の内容が異
なる)メッセージを複数種類生成できるようにして、そ
の中で選択できるようにしても良い。例えば、友人関係
用や会社関係用の定型文を用意しておき、応答レベルが
これらの種類をも指定できるようにしておく。次に、第
4の方法として、電話を掛けてきた相手が属するグルー
プに応じた動作を実行する場合について説明する。な
お、基本的な動作は、図2に示すフローチャートの手順
と同様にして行われるので、共通する部分についての説
明を省略する。第4の方法では、ステップA7における
スケジュールデータに登録された内容に応じたメッセー
ジを生成する処理が異なる。
【0109】図13には、第4の方法を実行するため
の、RAM12に登録されたスケジュールデータ12b
の一例を示している。図13に示すように、スケジュー
ルデータとしては、スケジュールの日時、時間、場所、
用件の各項目についての各情報の他に、留守番電話応答
グループの設定ができるようになっている。
【0110】留守番電話応答グループには、留守番電話
機能としてのメッセージを送信する際に、詳細な内容に
よるメッセージを生成して送信する相手が属するグルー
プ名と、内容を制限して(詳細な内容を含まないよう
に)メッセージを生成する相手のグループ名の設定がで
きるようになっている。
【0111】図13に示す例では、留守番電話機能応答
グループとして「詳細」と「その他」によって分類して
いる。「その他」に対しては、グループ名ではなく「詳
細指定のグループ以外」が設定されている。
【0112】また、用件の項目には、留守番電話応答グ
ループが「その他」に設定された際に、メッセージ生成
に利用する内容、すなわち図13に示す例では、墨付き
括弧によって示されている文字列「会議」が登録されて
いる。
【0113】用件の項目において、公開しても良い情報
として墨付き括弧付きで文字列を登録しておくことで、
留守番電話応答グループ「その他」に設定されたグルー
プに含まれる相手に対して、この登録された文字列を含
むメッセージが生成されて、留守番電話機能によって応
答される。
【0114】CPU10は、留守番電話機能プログラム
14dを実行することによって、例えば図13に示すス
ケジュールデータの内容に応じて、図14に示すフロー
チャートの手順に従ってメッセージを生成して音声変換
する。
【0115】まず、CPU10は、PHS制御装置20
を利用して、電話を掛けてきた相手の電話番号(発信者
番号)がわかるか否かを判別する(ステップE1)。す
なわち、発信者側の機器において発信者番号を通知する
モードが設定され、発信者番号が通知されてきているか
否かを判別する。
【0116】発信者番号がわからない場合、CPU10
は、音声合成処理プログラム14eを実行して、スケジ
ュールデータの用件中に登録された墨付き括弧が付され
た公開しても良い内容を示す文字列、すなわち「会議」
と、日時から求まるスケジュールの終了時刻「12:0
0」をそれぞれ音声変換する(ステップE7)。
【0117】一方、発信者番号がわかる場合、CPU1
0は、予めアドレス機能プログラム14aを実行するこ
とによってRAM12に登録されているアドレスデータ
12aの電話番号について発信者番号をもとに検索する
(ステップE2)。
【0118】一般的に、アドレス機能によって登録され
るアドレスデータには、氏名と電話番号とが(その他、
住所、会社名、所属、役職、FAX番号、電子メールア
ドレス等と共に)対応づけて登録されている。
【0119】CPU10は、アドレスデータ12aにつ
いての検索によって該当する電話番号が登録されている
ことを検出すると、該当する電話番号に対応する会社名
や所属等のグループ名が、現在対象としているスケジュ
ールの留守番電話応答グループに設定されているか否か
を調べる(ステップE4)。
【0120】スケジュールの留守番電話応答相手に電話
番号に対応するグループが設定されている場合には(ス
テップE5)、CPU10は、音声合成処理プログラム
14eを実行して、スケジュールデータに登録されてい
る各項目についての詳細な内容、すなわち場所の「本社
20階第6会議室」、用件の「△△△△製品仕様検
討」、日時から求まるスケジュールの終了時刻「12:
00」の他、検索して得られたアドレスデータ中の氏名
(留守番電話応答グループに含まれている)をそれぞれ
音声変換する(ステップE6)。
【0121】CPU10は、音声合成処理プログラム1
4eを実行することによって音声変換されたスケジュー
ルデータの内容を、留守番電話応答相手に応じて予め用
意されている定型文(音声変換された後のデータ)と合
成させて、応答メッセージの文章を生成する。
【0122】例えば、留守番電話応答相手の「その他」
に登録されたグループ内の相手(「詳細」指定の人以
外)に対しては、図15(a)に示すように、応答とし
て必要最小限の内容であるスケジュールデータの用件に
登録された「会議中」とスケジュールの終了時刻「1
2:00」を含む文章が作成される。
【0123】また、留守番電話応答グループの「詳細」
に登録されたグループに含まれる相手に対しては、図1
5(b)に示すように、アドレスデータに登録された相
手の氏名と、スケジュールデータに登録された各項目の
内容が含まれた文章が作成される。
【0124】CPU10は、応答メッセージの文章を生
成すると、PHS制御装置20に掛かってきた電話を着
信させて、音声合成処理プログラム14eにより生成し
たメッセージを音声によって発信させる。
【0125】このようにして、第4の方法では、アドレ
ス機能によって登録されたアドレスデータがグルーピン
グ(分類)されている場合には、グループ単位(開発グ
ループ、友人、所属、会社等)で留守番電話機能として
の応答メッセージの内容を変化させることができる。
【0126】例えば、会議出席者が会議に遅刻した場合
に、この会議のグループについて会議場所の内容を含む
応答メッセージによって応答できるように設定しておく
ことで、この会議出席者が電話を掛けることで留守番電
話機能によって会議場所が通知されるようにすることが
できる。
【0127】次に、第5の方法として、電話を掛けてき
た相手が所属するグループに対して予め設定しておいた
レベルに応じた動作を実行する場合について説明する。
なお、基本的な動作は、図2に示すフローチャートの手
順と同様にして行われるので、共通する部分についての
説明を省略する。第5の方法では、ステップA7におけ
るスケジュールデータに登録された内容に応じたメッセ
ージを生成する処理が異なる。
【0128】図16には、第5の方法を実行するため
の、RAM12に登録されたスケジュールデータ12b
の一例を示している。図16に示すように、スケジュー
ルデータとしては、スケジュールの日時、時間、場所、
用件の各項目についての各情報の他に、留守番電話応答
レベルが応答グループ毎に設定できるようになってい
る。
【0129】留守番電話応答レベルには、留守番電話機
能としてのメッセージを送信する際に、詳細な内容によ
るメッセージから必要最小限の内容に制限した(詳細な
内容を含まないように)メッセージまでの複数のレベル
の中で何れのレベルのメッセージを生成して送信するか
を、応答相手の氏名と対応づけて設定できるようになっ
ている。
【0130】図16に示す例では、留守番電話機能レベ
ルとして「レベルA」「レベルB」「レベルC」「レベ
ルD」が応答グループ名のそれぞれに設定されている。
なお、「レベルD」に対しては、グループ名ではなく
「指定のされたグループ以外」が設定されている。また
本実施形態では、「レベルA」が最も詳細なメッセージ
によって応答することを示す。
【0131】また、用件の項目には、留守番電話応答相
手「レベルD」の際に、メッセージ生成に利用する内
容、すなわち図16に示す例では、墨付き括弧によって
示されている文字列「会議」が登録されている。
【0132】用件の項目において、「レベルD」に対応
する情報として墨付き括弧付きで文字列を登録しておく
ことで、留守番電話応答レベル「レベルD」に設定され
た相手に対して、この登録された文字列を含むメッセー
ジが生成されて、留守番電話機能によって応答される。
なお、「レベルD」だけに限らず、他のレベル用の文字
列を、他とは異なる記号等を付加することによって設定
できるようにしても良い。
【0133】CPU10は、留守番電話機能プログラム
14dを実行することによって、例えば図16に示すス
ケジュールデータの内容に応じて、図17に示すフロー
チャートの手順に従ってメッセージを生成して音声変換
する。
【0134】まず、CPU10は、PHS制御装置20
を利用して、電話を掛けてきた相手の電話番号(発信者
番号)がわかるか否かを判別する(ステップF1)。す
なわち、発信者側の機器において発信者番号を通知する
モードが設定され、発信者番号が通知されてきているか
否かを判別する。
【0135】発信者番号がわからない場合、CPU10
は、音声合成処理プログラム14eを実行して、スケジ
ュールデータの用件中に登録された墨付き括弧が付され
た公開しても良い内容を示す文字列、すなわち「会議」
と、日時から求まるスケジュールの終了時刻「12:0
0」をそれぞれ音声変換する(ステップF8)。
【0136】一方、発信者番号がわかる場合、CPU1
0は、予めアドレス機能プログラム14aを実行するこ
とによってRAM12に登録されているアドレスデータ
12aの電話番号について発信者番号をもとに検索する
(ステップF2)。
【0137】一般的に、アドレス機能によって登録され
るアドレスデータには、氏名と電話番号とが(その他、
住所、会社名、所属、役職、FAX番号、電子メールア
ドレス等と共に)対応づけて登録されている。
【0138】CPU10は、アドレスデータ12aにつ
いての検索によって該当する電話番号が登録されている
ことを検出すると、該当する電話番号に対応する会社名
や所属等のグループ名が、現在対象としているスケジュ
ールの留守番電話応答グループレベルに設定されている
か否かを調べる(ステップF4)。
【0139】スケジュールの留守番電話機能応答グルー
プレベルに電話番号に対応するグループ名が設定されて
いる場合には、CPU10は、グループ名に対応づけら
れて登録されている応答レベルを判別する(ステップF
6)。
【0140】そして、CPU10は、音声合成処理プロ
グラム14eを実行して、スケジュールデータに登録さ
れてされている各項目についての詳細な内容を、応答レ
ベルに応じて選択して音声変換する(ステップF7)。
【0141】CPU10は、音声合成処理プログラム1
4eを実行することによって音声変換されたスケジュー
ルデータの内容を、留守番電話応答グループレベルに応
じて予め用意されている定型文(音声変換された後のデ
ータ)と合成させて、応答メッセージの文章を生成す
る。
【0142】例えば、留守番電話応答グループレベルの
「レベルD」に登録されたグループに含まれる相手に対
しては、第3の方法の場合と同様にして、図11(a)
に示すように、応答として必要最小限の内容であるスケ
ジュールデータの用件に登録された「会議中」とスケジ
ュールの終了時刻「12:00」を含む文章が作成され
る。
【0143】留守番電話応答グループレベルの「レベル
C」に登録されたグループに所属する相手に対しては、
同様にして図11(b)に示すように、スケジュールデ
ータの場所の項目に登録された「本社20階第6会議
室」の内容が、図11(a)に示すメッセージにさらに
付加された文章が作成される。
【0144】留守番電話応答グループレベルの「レベル
B」に登録されたグループに所属する相手に対しては、
同様にして図11(c)に示すように、スケジュールデ
ータの項目に登録された内容の他に、「大変申し訳あり
ませんが…」といった丁寧な文章にするための内容の定
型文が付加された文章が作成される。
【0145】さらに、留守番電話応答グループレベルの
「レベルA」に登録されたグループに所属する相手に対
しては、同様にして図11(d)に示すように、スケジ
ュールデータの用件の項目に登録された「△△△△製品
仕様検討」の内容の他に、スケジュールデータの留守番
電話応答レベルに設定された相手の氏名を例えば「芝太
郎様。…」といった最も丁寧な文章にするための内容の
定型文が付加された文章が作成される。
【0146】CPU10は、応答メッセージの文章を生
成すると、PHS制御装置20に掛かってきた電話を着
信させて、音声合成処理プログラム14eにより生成し
たメッセージを音声によって発信させる。
【0147】このようにして、第5の方法では、予めス
ケジュールデータにおいて、留守番電話応答レベルを応
答グループ毎に設定しておくことによって、留守番電話
機能としての応答メッセージの内容を、丁寧さといった
ことあるいは情報量の多少を考慮したグループ単位で異
なった応答とすることができる。
【0148】なお、前述した第5の方法においては、ス
ケジュールデータ中に留守番電話応答レベルと応答グル
ープ名を対応づけて登録しているが、第3の方法の場合
と同様にして、アドレスデータに留守番電話応答グルー
プレベルを設定するようにしても良い。
【0149】次に、第6の方法として、スケジュールデ
ータ12bに留守番電話機能として応答する際の内容を
示すメモが登録されているか否か応じた動作を実行する
場合について説明する。なお、基本的な動作は、図2に
示すフローチャートの手順と同様にして行われるので、
共通する部分についての説明を省略する。第6の方法で
は、ステップA7におけるスケジュールデータに登録さ
れた内容に応じたメッセージを生成する処理が異なる。
【0150】図18には、第6の方法を実行するため
の、RAM12に登録されたスケジュールデータ12b
の一例を示している。図18に示すように、スケジュー
ルデータとしては、スケジュールの日時、時間、場所、
用件の各項目についての各情報の他に、留守番電話応答
のメッセージの内容を示すメモの設定ができるようにな
っている。
【0151】また、用件の項目には、メモの項目にメッ
セージの内容が設定されていない際に、メッセージ生成
に利用する内容、すなわち図18に示す例では、墨付き
括弧によって示されている文字列「会議」が登録されて
いる。
【0152】用件の項目において、公開しても良い情報
として墨付き括弧付きで文字列を登録しておくことで、
メモの項目にメッセージの内容が設定されていない際
に、この登録された文字列を含むメッセージが生成され
て、留守番電話機能によって応答される。
【0153】CPU10は、留守番電話機能プログラム
14dを実行することによって、例えば図18に示すス
ケジュールデータの内容に応じて、図19に示すフロー
チャートの手順に従ってメッセージを生成して音声変換
する。
【0154】まず、CPU10は、スケジュールデータ
12bを参照してメモの項目に、応答メッセージに利用
する内容が登録されているか否かを判定する(ステップ
G1)。
【0155】この判定の結果、メモの項目にメッセージ
の内容が登録されていない場合には、CPU10は、音
声合成処理プログラム14eを実行して、スケジュール
データの用件中に登録された墨付き括弧が付された公開
しても良い内容を示す文字列、すなわち「会議」と、日
時から求まるスケジュールの終了時刻「12:00」を
それぞれ音声変換する(ステップG2)。
【0156】また、判定の結果、メモの項目にメッセー
ジの内容が登録されている場合には、CPU10は、同
様に音声合成処理プログラム14eを実行して、スケジ
ュールデータのメモの項目に登録されてされている内容
を音声変換する(ステップG3)。
【0157】CPU10は、音声合成処理プログラム1
4eを実行することによって音声変換されたスケジュー
ルデータのメモの項目の内容を応答メッセージの文章と
する(従って、図2に示すフローチャートにおけるステ
ップA8は不要)。
【0158】例えば、スケジュールデータのメモの項目
にメッセージの内容が登録されていない場合には、図2
0(a)に示すように、応答として必要最小限の内容で
あるスケジュールデータの用件に登録された「会議中」
とスケジュールの終了時刻「12:00」を含む文章が
作成される。
【0159】また、スケジュールデータのメモの項目に
メッセージの内容が登録されている場合には、図20
(b)に示すように、スケジュールデータのメモの項目
に登録された内容そのものが応答メッセージの文章とな
る。
【0160】CPU10は、応答メッセージの文章を生
成すると、PHS制御装置20に掛かってきた電話を着
信させて、音声合成処理プログラム14eにより生成し
たメッセージを音声によって発信させる。
【0161】このようにして、第6の方法では、スケジ
ュール機能によってスケジュールデータとして登録でき
るデータとして、一般的なスケジュールのデータだけで
なく、留守番電話機能により応答されるメッセージの内
容を登録しておくことができるので、簡単にメッセージ
の内容を変更することができる。
【0162】図18に示すスケジュールデータには、1
種類のメモの内容のみを示しているが、複数のメモの内
容を予め登録しておき、その中から任意に選択できるよ
うにすることもできる。この場合、メモの内容のデータ
は、テキストデータとして登録されるので、例えば音声
データとしてメッセージの内容を登録しておく場合と比
較して記憶容量が少なくて良く、多くのメッセージの内
容を用意してもシステムの負担とならない。
【0163】次に、第7の方法として、スケジュールデ
ータ12bに留守番電話機能として応答する際の内容を
示すメモが登録されているか否か、及びメモの内容で応
答する人として登録された相手からの呼び出しであるか
に応じた動作を実行する場合について説明する。なお、
基本的な動作は、図2に示すフローチャートの手順と同
様にして行われるので、共通する部分についての説明を
省略する。第7の方法では、ステップA7におけるスケ
ジュールデータに登録された内容に応じたメッセージを
生成する処理が異なる。
【0164】図21には、第7の方法を実行するため
の、RAM12に登録されたスケジュールデータ12b
の一例を示している。図21に示すように、スケジュー
ルデータとしては、スケジュールの日時、時間、場所、
用件の各項目についての各情報の他に、留守番電話応答
のメッセージの内容を示すメモと、メモの内容によって
応答メッセージを送信する人の氏名の設定ができるよう
になっている。
【0165】また、用件の項目には、メモの項目にメッ
セージの内容が設定されていない際に、メッセージ生成
に利用する内容、すなわち図21に示す例では、墨付き
括弧によって示されている文字列「会議」が登録されて
いる。
【0166】用件の項目において、公開しても良い情報
として墨付き括弧付きで文字列を登録しておくことで、
メモの項目にメッセージの内容が設定されていない場
合、あるいは電話を掛けてきた相手がスケジュールデー
タに登録されたメモの内容で応答する人ではない場合
に、この登録された文字列を含むメッセージが生成され
て、留守番電話機能によって応答される。
【0167】CPU10は、留守番電話機能プログラム
14dを実行することによって、例えば図21に示すス
ケジュールデータの内容に応じて、図22に示すフロー
チャートの手順に従ってメッセージを生成して音声変換
する。
【0168】まず、CPU10は、スケジュールデータ
12bを参照してメモの項目に、応答メッセージに利用
する内容が登録されているか否かを判定する(ステップ
H1)。
【0169】この判定の結果、メモの項目にメッセージ
の内容が登録されていない場合には、CPU10は、音
声合成処理プログラム14eを実行して、スケジュール
データの用件中に登録された墨付き括弧が付された公開
しても良い内容を示す文字列、すなわち「会議」と、日
時から求まるスケジュールの終了時刻「12:00」を
それぞれ音声変換する(ステップH8)。
【0170】また、判定の結果、メモの項目にメッセー
ジの内容が登録されている場合には、CPU10は、P
HS制御装置20を利用して、電話を掛けてきた相手の
電話番号(発信者番号)がわかるか否かを判別する(ス
テップH2)。すなわち、発信者側の機器において発信
者番号を通知するモードが設定され、発信者番号が通知
されてきているか否かを判別する。
【0171】発信者番号がわからない場合、CPU10
は、音声合成処理プログラム14eを実行して、前述と
同様にして、スケジュールデータの用件中に登録された
墨付き括弧が付された公開しても良い内容を示す文字列
を音声変換する(ステップH8)。
【0172】一方、発信者番号がわかる場合、CPU1
0は、予めアドレス機能プログラム14aを実行するこ
とによってRAM12に登録されているアドレスデータ
12aの電話番号について発信者番号をもとに検索する
(ステップH3)。
【0173】一般的に、アドレス機能によって登録され
るアドレスデータには、氏名と電話番号とが(その他、
住所、会社名、所属、役職、FAX番号、電子メールア
ドレス等と共に)対応づけて登録されている。
【0174】CPU10は、アドレスデータ12aにつ
いての検索によって該当する電話番号が登録されている
ことを検出すると、該当する電話番号に対応する氏名
が、現在対象としているスケジュールデータ中にメモで
応答する人として設定されているか否かを調べる(ステ
ップH5)。
【0175】スケジュールにメモで応答する人として氏
名が設定されている場合には(ステップH6)、CPU
10は、音声合成処理プログラム14eを実行して、ス
ケジュールデータのメモの項目に登録されている内容に
ついて音声変換する(ステップH7)。
【0176】CPU10は、音声合成処理プログラム1
4eを実行することによって音声変換されたスケジュー
ルデータのメモの項目の内容を応答メッセージの文章と
する(従って、図2に示すフローチャートにおけるステ
ップA8は不要)。
【0177】例えば、スケジュールデータのメモの項目
にメッセージの内容が登録されていない場合には、第6
の方法の場合と同様にして、図20(a)に示すよう
に、応答として必要最小限の内容であるスケジュールデ
ータの用件に登録された「会議中」とスケジュールの終
了時刻「12:00」を含む文章が作成される。
【0178】また、スケジュールデータのメモの項目に
メッセージの内容が登録され、かつ電話を掛けてきた相
手がスケジュールデータにメモで応答する人として設定
されている場合には、図20(b)に示すように、スケ
ジュールデータのメモの項目に登録された内容そのもの
が応答メッセージの文章となる。
【0179】CPU10は、応答メッセージの文章を生
成すると、PHS制御装置20に掛かってきた電話を着
信させて、音声合成処理プログラム14eにより生成し
たメッセージを音声によって発信させる。
【0180】このようにして、第7の方法では、前述し
た第6の方法と同様の効果に加えて、スケジュールデー
タに設定した特定の個人に対してのみ留守番電話機能と
しての応答メッセージを送信することができる。
【0181】なお、図21に示すスケジュールデータ中
には、メモで応答する人として1名の氏名のみが設定さ
れているが、複数人の氏名を設定しておくことも可能で
ある。また、第6の方法と同様にして、メモの項目の内
容を複数用意しておくこともできる。
【0182】次に、第8の方法として、スケジュールデ
ータ12bに留守番電話機能として応答する際の内容を
示すメモが登録されているか否か、及びメモの内容で応
答するグループとして登録された相手に応じた動作を実
行する場合について説明する。なお、基本的な動作は、
図2に示すフローチャートの手順と同様にして行われる
ので、共通する部分についての説明を省略する。第8の
方法では、ステップA7におけるスケジュールデータに
登録された内容に応じたメッセージを生成する処理が異
なる。
【0183】図23には、第8の方法を実行するため
の、RAM12に登録されたスケジュールデータ12b
の一例を示している。図23に示すように、スケジュー
ルデータとしては、スケジュールの日時、時間、場所、
用件の各項目についての各情報の他に、留守番電話応答
のメッセージの内容を示すメモと、メモの内容によって
応答メッセージを送信するグループ名(例えば「株式会
社 東」)の設定ができるようになっている。
【0184】また、用件の項目には、メモの項目にメッ
セージの内容が設定されていない際に、メッセージ生成
に利用する内容、すなわち図23に示す例では、墨付き
括弧によって示されている文字列「会議」が登録されて
いる。
【0185】用件の項目において、公開しても良い情報
として墨付き括弧付きで文字列を登録しておくことで、
メモの項目にメッセージの内容が設定されていない場
合、あるいは電話を掛けてきた相手がスケジュールデー
タに登録されたメモの内容で応答するグループに含まれ
る相手ではない場合に、この登録された文字列を含むメ
ッセージが生成されて、留守番電話機能によって応答さ
れる。
【0186】CPU10は、留守番電話機能プログラム
14dを実行することによって、例えば図23に示すス
ケジュールデータの内容に応じて、図24に示すフロー
チャートの手順に従ってメッセージを生成して音声変換
する。
【0187】まず、CPU10は、スケジュールデータ
12bを参照してメモの項目に、応答メッセージに利用
する内容が登録されているか否かを判定する(ステップ
I1)。
【0188】この判定の結果、メモの項目にメッセージ
の内容が登録されていない場合には、CPU10は、音
声合成処理プログラム14eを実行して、スケジュール
データの用件中に登録された墨付き括弧が付された公開
しても良い内容を示す文字列、すなわち「会議」と、日
時から求まるスケジュールの終了時刻「12:00」を
それぞれ音声変換する(ステップI8)。
【0189】また、判定の結果、メモの項目にメッセー
ジの内容が登録されている場合には、CPU10は、P
HS制御装置20を利用して、電話を掛けてきた相手の
電話番号(発信者番号)がわかるか否かを判別する(ス
テップI2)。すなわち、発信者側の機器において発信
者番号を通知するモードが設定され、発信者番号が通知
されてきているか否かを判別する。
【0190】発信者番号がわからない場合、CPU10
は、音声合成処理プログラム14eを実行して、前述と
同様にして、スケジュールデータの用件中に登録された
墨付き括弧が付された公開しても良い内容を示す文字列
を音声変換する(ステップI8)。
【0191】一方、発信者番号がわかる場合、CPU1
0は、予めアドレス機能プログラム14aを実行するこ
とによってRAM12に登録されているアドレスデータ
12aの電話番号について発信者番号をもとに検索する
(ステップI3)。
【0192】一般的に、アドレス機能によって登録され
るアドレスデータには、氏名と電話番号とが(その他、
住所、会社名、所属、役職、FAX番号、電子メールア
ドレス等と共に)対応づけて登録されている。
【0193】CPU10は、アドレスデータ12aにつ
いての検索によって該当する電話番号が登録されている
ことを検出すると、該当する電話番号に対応する氏名
が、現在対象としているスケジュールデータ中にメモで
応答するグループに所属するか否かを調べる(ステップ
I5)。
【0194】スケジュールにメモで応答するグループに
所属する人として氏名が設定されている場合には(ステ
ップI6)、CPU10は、音声合成処理プログラム1
4eを実行して、スケジュールデータのメモの項目に登
録されている内容について音声変換する(ステップI
7)。
【0195】CPU10は、音声合成処理プログラム1
4eを実行することによって音声変換されたスケジュー
ルデータのメモの項目の内容を応答メッセージの文章と
する(従って、図2に示すフローチャートにおけるステ
ップA8は不要)。
【0196】例えば、スケジュールデータのメモの項目
にメッセージの内容が登録されていない場合には、第7
の方法の場合と同様にして、図20(a)に示すよう
に、応答として必要最小限の内容であるスケジュールデ
ータの用件に登録された「会議中」とスケジュールの終
了時刻「12:00」を含む文章が作成される。
【0197】また、スケジュールデータのメモの項目に
メッセージの内容が登録され、かつ電話を掛けてきた相
手がスケジュールデータにメモで応答するグループに所
属する人であった場合には、図20(b)に示すよう
に、スケジュールデータのメモの項目に登録された内容
そのものが応答メッセージの文章となる。
【0198】CPU10は、応答メッセージの文章を生
成すると、PHS制御装置20に掛かってきた電話を着
信させて、音声合成処理プログラム14eにより生成し
たメッセージを音声によって発信させる。
【0199】このようにして、第8の方法では、前述し
た第6の方法と同様の効果に加えて、スケジュールデー
タに設定した特定の個人に対してのみ留守番電話機能と
しての応答メッセージを送信することができる。
【0200】次に、第9の方法として、スケジュールデ
ータ12bに留守番電話機能として応答する際の内容を
示すメモが登録されているか否か、及びメモの内容で応
答しない人として登録された相手からの呼び出しである
かに応じた動作を実行する場合について説明する。な
お、基本的な動作は、図2に示すフローチャートの手順
と同様にして行われるので、共通する部分についての説
明を省略する。第9の方法では、ステップA7における
スケジュールデータに登録された内容に応じたメッセー
ジを生成する処理が異なる。
【0201】図25には、第9の方法を実行するため
の、RAM12に登録されたスケジュールデータ12b
の一例を示している。図25に示すように、スケジュー
ルデータとしては、スケジュールの日時、時間、場所、
用件の各項目についての各情報の他に、留守番電話応答
のメッセージの内容を示すメモと、メモの内容によって
応答メッセージを送信しない人の氏名の設定ができるよ
うになっている。図25に示す例では、メモで応答しな
い人として複数の氏名が設定されている。
【0202】また、用件の項目には、メモの項目にメッ
セージの内容が設定されていない際に、メッセージ生成
に利用する内容、すなわち図25に示す例では、墨付き
括弧によって示されている文字列「会議」が登録されて
いる。
【0203】用件の項目において、公開しても良い情報
として墨付き括弧付きで文字列を登録しておくことで、
メモの項目にメッセージの内容が設定されていない場
合、あるいは電話を掛けてきた相手がスケジュールデー
タに登録されたメモの内容で応答しない人である場合
に、この登録された文字列を含むメッセージが生成され
て、留守番電話機能によって応答される。
【0204】CPU10は、留守番電話機能プログラム
14dを実行することによって、例えば図25に示すス
ケジュールデータの内容に応じて、図26に示すフロー
チャートの手順に従ってメッセージを生成して音声変換
する。
【0205】まず、CPU10は、スケジュールデータ
12bを参照してメモの項目に、応答メッセージに利用
する内容が登録されているか否かを判定する(ステップ
J1)。
【0206】この判定の結果、メモの項目にメッセージ
の内容が登録されていない場合には、CPU10は、音
声合成処理プログラム14eを実行して、スケジュール
データの用件中に登録された墨付き括弧が付された公開
しても良い内容を示す文字列、すなわち「会議」と、日
時から求まるスケジュールの終了時刻「12:00」を
それぞれ音声変換する(ステップJ7)。
【0207】また、判定の結果、メモの項目にメッセー
ジの内容が登録されている場合には、CPU10は、P
HS制御装置20を利用して、電話を掛けてきた相手の
電話番号(発信者番号)がわかるか否かを判別する(ス
テップJ2)。すなわち、発信者側の機器において発信
者番号を通知するモードが設定され、発信者番号が通知
されてきているか否かを判別する。
【0208】発信者番号がわからない場合、CPU10
は、音声合成処理プログラム14eを実行して、スケジ
ュールデータのメモの項目に登録されている内容につい
て音声変換する(ステップJ8)。
【0209】一方、発信者番号がわかる場合、CPU1
0は、予めアドレス機能プログラム14aを実行するこ
とによってRAM12に登録されているアドレスデータ
12aの電話番号について発信者番号をもとに検索する
(ステップJ3)。
【0210】一般的に、アドレス機能によって登録され
るアドレスデータには、氏名と電話番号とが(その他、
住所、会社名、所属、役職、FAX番号、電子メールア
ドレス等と共に)対応づけて登録されている。
【0211】CPU10は、アドレスデータ12aにつ
いての検索によって該当する電話番号が登録されている
ことを検出すると、該当する電話番号に対応する氏名
が、現在対象としているスケジュールデータ中にメモで
応答しない人として設定されているか否かを調べる(ス
テップJ5)。
【0212】スケジュールにメモで応答しない人として
氏名が設定されている場合には(ステップJ6)、CP
U10は、音声合成処理プログラム14eを実行して、
前述と同様にして、スケジュールデータの用件中に登録
された墨付き括弧が付された公開しても良い内容を示す
文字列を音声変換する(ステップJ7)。
【0213】CPU10は、音声合成処理プログラム1
4eを実行することによって音声変換されたスケジュー
ルデータのメモの項目の内容を応答メッセージの文章と
する(従って、図2に示すフローチャートにおけるステ
ップA8は不要)。
【0214】例えば、スケジュールデータのメモの項目
にメッセージの内容が登録され、かつ電話を掛けてきた
相手がスケジュールデータにメモで応答しない人として
設定されていない場合には、図27(a)に示すよう
に、スケジュールデータのメモの項目に登録された内容
そのものが応答メッセージの文章となる。
【0215】また、スケジュールデータのメモの項目に
メッセージの内容が登録されていない場合、あるいは電
話を掛けてきた相手がスケジュールデータにメモで応答
しない人として設定されている場合には、図27(b)
に示すように、応答として必要最小限の内容であるスケ
ジュールデータの用件に登録された「会議中」とスケジ
ュールの終了時刻「12:00」を含む文章が作成され
る。
【0216】CPU10は、応答メッセージの文章を生
成すると、PHS制御装置20に掛かってきた電話を着
信させて、音声合成処理プログラム14eにより生成し
たメッセージを音声によって発信させる。
【0217】このようにして、第9の方法では、メモの
項目の内容で応答しない人として設定された人以外から
の呼び出しに対しては、メモの内容で応答し、メモの項
目の内容で応答しない人として設定された特定の個人に
対しては、スケジュールデータから応答内容を選択する
ことで、不特定多数の人と少数の人の選択を容易にして
適切な応答メッセージを送信することができる。
【0218】なお、第6の方法と同様にして、メモの項
目の内容を複数用意しておくこともできる。また、複数
用意されているメモの項目の内容に対応して、メモで応
答しない人を対応づけて複数登録しておくこともでき
る。
【0219】次に、第10の方法として、スケジュール
データ12bに留守番電話機能として応答する際の内容
を示すメモが登録されているか否か、及びメモの内容で
応答しないグループとして登録された相手からの呼び出
しであるかに応じた動作を実行する場合について説明す
る。なお、基本的な動作は、図2に示すフローチャート
の手順と同様にして行われるので、共通する部分につい
ての説明を省略する。第10の方法では、ステップA7
におけるスケジュールデータに登録された内容に応じた
メッセージを生成する処理が異なる。
【0220】図28には、第10の方法を実行するため
の、RAM12に登録されたスケジュールデータ12b
の一例を示している。図28に示すように、スケジュー
ルデータとしては、スケジュールの日時、時間、場所、
用件の各項目についての各情報の他に、留守番電話応答
のメッセージの内容を示すメモと、メモの内容によって
応答メッセージを送信しないグループ名の設定ができる
ようになっている。
【0221】また、用件の項目には、メモの項目にメッ
セージの内容が設定されていない際に、メッセージ生成
に利用する内容、すなわち図28に示す例では、墨付き
括弧によって示されている文字列「会議」が登録されて
いる。
【0222】用件の項目において、公開しても良い情報
として墨付き括弧付きで文字列を登録しておくことで、
メモの項目にメッセージの内容が設定されていない場
合、あるいは電話を掛けてきた相手がスケジュールデー
タに登録されたメモの内容で応答しないグループに所属
する人である場合に、この登録された文字列を含むメッ
セージが生成されて、留守番電話機能によって応答され
る。
【0223】CPU10は、留守番電話機能プログラム
14dを実行することによって、例えば図25に示すス
ケジュールデータの内容に応じて、図29に示すフロー
チャートの手順に従ってメッセージを生成して音声変換
する。
【0224】まず、CPU10は、スケジュールデータ
12bを参照してメモの項目に、応答メッセージに利用
する内容が登録されているか否かを判定する(ステップ
K1)。
【0225】この判定の結果、メモの項目にメッセージ
の内容が登録されていない場合には、CPU10は、音
声合成処理プログラム14eを実行して、スケジュール
データの用件中に登録された墨付き括弧が付された公開
しても良い内容を示す文字列、すなわち「会議」と、日
時から求まるスケジュールの終了時刻「12:00」を
それぞれ音声変換する(ステップK7)。
【0226】また、判定の結果、メモの項目にメッセー
ジの内容が登録されている場合には、CPU10は、P
HS制御装置20を利用して、電話を掛けてきた相手の
電話番号(発信者番号)がわかるか否かを判別する(ス
テップK2)。すなわち、発信者側の機器において発信
者番号を通知するモードが設定され、発信者番号が通知
されてきているか否かを判別する。
【0227】発信者番号がわからない場合、CPU10
は、音声合成処理プログラム14eを実行して、スケジ
ュールデータのメモの項目に登録されている内容につい
て音声変換する(ステップK8)。
【0228】一方、発信者番号がわかる場合、CPU1
0は、予めアドレス機能プログラム14aを実行するこ
とによってRAM12に登録されているアドレスデータ
12aの電話番号について発信者番号をもとに検索する
(ステップK3)。
【0229】一般的に、アドレス機能によって登録され
るアドレスデータには、氏名と電話番号とが(その他、
住所、会社名、所属、役職、FAX番号、電子メールア
ドレス等と共に)対応づけて登録されている。
【0230】CPU10は、アドレスデータ12aにつ
いての検索によって該当する電話番号が登録されている
ことを検出すると、該当する電話番号に対応する氏名
が、現在対象としているスケジュールデータ中に設定さ
れた、メモで応答しないグループに所属しているか否か
を調べる(ステップK5)。
【0231】スケジュールに設定されたメモで応答しな
いグループに所属する場合には(ステップK6)、CP
U10は、音声合成処理プログラム14eを実行して、
前述と同様にして、スケジュールデータの用件中に登録
された墨付き括弧が付された公開しても良い内容を示す
文字列を音声変換する(ステップK7)。
【0232】CPU10は、音声合成処理プログラム1
4eを実行することによって音声変換されたスケジュー
ルデータのメモの項目の内容を応答メッセージの文章と
する(従って、図2に示すフローチャートにおけるステ
ップA8は不要)。
【0233】例えば、スケジュールデータのメモの項目
にメッセージの内容が登録され、かつ電話を掛けてきた
相手がスケジュールデータにメモで応答しないグループ
に所属していない場合には、第9の方法と同様にして、
図27(a)に示すように、スケジュールデータのメモ
の項目に登録された内容そのものが応答メッセージの文
章となる。
【0234】また、スケジュールデータのメモの項目に
メッセージの内容が登録されていない場合、あるいは電
話を掛けてきた相手がスケジュールデータにメモで応答
しないグループに所属している場合には、第9の方法と
同様にして、図27(b)に示すように、応答として必
要最小限の内容であるスケジュールデータの用件に登録
された「会議中」とスケジュールの終了時刻「12:0
0」を含む文章が作成される。
【0235】CPU10は、応答メッセージの文章を生
成すると、PHS制御装置20に掛かってきた電話を着
信させて、音声合成処理プログラム14eにより生成し
たメッセージを音声によって発信させる。
【0236】このようにして、第10の方法では、メモ
の項目の内容で応答しないグループに所属する人以外か
らの呼び出しに対しては、メモの内容で応答し、メモの
項目の内容で応答しないグループとして設定された特定
のグループに所属する人に対しては、スケジュールデー
タから応答内容を選択することで、不特定多数の人と少
数の人の選択をグループ単位で行なうことにより容易に
して適切な応答メッセージを送信することができる。
【0237】なお、第6の方法と同様にして、メモの項
目の内容を複数用意しておくこともできる。また、複数
用意されているメモの項目の内容に対応して、メモで応
答しないグループを対応づけて複数登録しておくことも
できる。
【0238】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、留
守番機能として応答する際に、状況に応じて柔軟に応答
内容を変化させることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における留守番電話機能が付
加された携帯型情報装置の構成を示すブロック図。
【図2】第1の方法として電話が掛かってきた時刻に応
じた動作を実行する場合の動作を説明するためのフロー
チャート。
【図3】第1の方法を実行するためのRAM12に登録
されたスケジュールデータ12bの一例を示す図。
【図4】第1の方法においてスケジュールデータの内容
に応じてメッセージを生成して音声変換する動作を説明
するためのフローチャート。
【図5】第1の方法によって作成される応答メッセージ
の内容の一例を示す図。
【図6】第2の方法を実行するためのRAM12に登録
されたスケジュールデータ12bの一例を示す図。
【図7】第2の方法においてスケジュールデータの内容
に応じてメッセージを生成して音声変換する動作を説明
するためのフローチャート。
【図8】第2の方法によって作成される応答メッセージ
の内容の一例を示す図。
【図9】第3の方法を実行するためのRAM12に登録
されたスケジュールデータ12bの一例を示す図。
【図10】第3の方法においてスケジュールデータの内
容に応じてメッセージを生成して音声変換する動作を説
明するためのフローチャート。
【図11】第3の方法によって作成される応答メッセー
ジの内容の一例を示す図。
【図12】第3の方法を実行するためのRAM12に登
録されたアドレスデータの一例を示す図。
【図13】第4の方法を実行するためのRAM12に登
録されたスケジュールデータ12bの一例を示す図。
【図14】第4の方法においてスケジュールデータの内
容に応じてメッセージを生成して音声変換する動作を説
明するためのフローチャート。
【図15】第4の方法によって作成される応答メッセー
ジの内容の一例を示す図。
【図16】第5の方法を実行するためのRAM12に登
録されたスケジュールデータ12bの一例を示す図。
【図17】第5の方法においてスケジュールデータの内
容に応じてメッセージを生成して音声変換する動作を説
明するためのフローチャート。
【図18】第6の方法を実行するためのRAM12に登
録されたスケジュールデータ12bの一例を示す図。
【図19】第6の方法においてスケジュールデータの内
容に応じてメッセージを生成して音声変換する動作を説
明するためのフローチャート。
【図20】第6の方法によって作成される応答メッセー
ジの内容の一例を示す図。
【図21】第7の方法を実行するためのRAM12に登
録されたスケジュールデータ12bの一例を示す図。
【図22】第7の方法においてスケジュールデータの内
容に応じてメッセージを生成して音声変換する動作を説
明するためのフローチャート。
【図23】第8の方法を実行するためのRAM12に登
録されたスケジュールデータ12bの一例を示す図。
【図24】第8の方法においてスケジュールデータの内
容に応じてメッセージを生成して音声変換する動作を説
明するためのフローチャート。
【図25】第9の方法を実行するためのRAM12に登
録されたスケジュールデータ12bの一例を示す図。
【図26】第9の方法においてスケジュールデータの内
容に応じてメッセージを生成して音声変換する動作を説
明するためのフローチャート。
【図27】第9の方法を実行するためのRAM12に登
録されたスケジュールデータ12bの一例を示す図。
【図28】第10の方法を実行するためのRAM12に
登録されたスケジュールデータ12bの一例を示す図。
【図29】第10の方法においてスケジュールデータの
内容に応じてメッセージを生成して音声変換する動作を
説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
4…携帯型情報装置 6…PHS部 8…携帯情報端末部 10…CPU 12…RAM 14…ROM 16…入力部 18…表示部 19…RTC19 20…PHS制御装置 22…スピーカ部 24…マイク部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信要求に対して自動的に応答メッセー
    ジを送信する留守番電話機能付き携帯型情報装置におい
    て、 スケジュールの時間のデータを含むスケジュールデータ
    を登録するスケジュール機能手段と、 留守番電話機能が起動されている間に着信要求があった
    際に、着信要求があった時刻に対応するスケジュール
    を、前記スケジュール機能手段によって登録されたスケ
    ジュールデータ中の時間のデータをもとに検索するスケ
    ジュール検索手段と、 前記スケジュール検索手段によって対応するスケジュー
    ルデータが検索された場合に、着信要求のあった時刻に
    応じた応答メッセージを生成して送信するメッセージ送
    信手段とを具備したことを特徴とする留守番電話機能付
    き携帯型情報装置。
  2. 【請求項2】 前記スケジュール機能手段は、 スケジュールの時間のデータと共に、留守番電話機能が
    起動されている間にあった着信要求に対する応答メッセ
    ージの内容を示すデータを含むスケジュールデータを登
    録し、 前記メッセージ送信手段は、 前記スケジュール検索手段によって対応するスケジュー
    ルデータが検索された場合に、前記スケジュールデータ
    に登録されている応答メッセージの内容を示すデータに
    応じて応答メッセージを生成して送信することを特徴と
    する請求項1記載の留守番電話機能付き携帯型情報装
    置。
  3. 【請求項3】 留守番電話機能が起動されている間に着
    信要求があった際に、この着信要求の発信元を判別する
    発信元判別手段を具備し、 前記スケジュール機能手段は、 スケジュールの時間のデータと共に、留守番電話機能が
    起動されている間にあった着信要求に対する応答メッセ
    ージの内容を示すデータが応答相手毎に設定されたスケ
    ジュールデータを登録し、 前記メッセージ送信手段は、 前記スケジュール検索手段によって対応するスケジュー
    ルデータが検索された場合に、前記発信元判別手段によ
    って判別された発信元に対応する応答相手について設定
    された、前記スケジュールデータに登録されている応答
    メッセージの内容を示すデータに応じて応答メッセージ
    を生成して送信することを特徴とする請求項1記載の留
    守番電話機能付き携帯型情報装置。
  4. 【請求項4】 前記応答メッセージの内容を示すデータ
    は応答レベルであって、 前記メッセージ送信手段は、 前記発信元判別手段によって判別された発信元に対応す
    る応答相手について設定された応答レベルに応じて応答
    メッセージを生成して送信することを特徴とする請求項
    3記載の留守番電話機能付き携帯型情報装置。
  5. 【請求項5】 留守番電話機能が起動されている間に着
    信要求があった際に、この着信要求の発信元を判別する
    発信元判別手段と、 前記発信元判別手段によって判別された発信元をもと
    に、この発信元に対応する応答相手が所属するグループ
    を判別するグループ判別手段とを具備し、 前記スケジュール機能手段は、 スケジュールの時間のデータと共に、留守番電話機能が
    起動されている間にあった着信要求に対する応答メッセ
    ージの内容を示すデータが応答グループ毎に設定された
    スケジュールデータを登録し、 前記メッセージ送信手段は、 前記スケジュール検索手段によって対応するスケジュー
    ルデータが検索された場合に、前記発信元判別手段によ
    って判別された発信元に対応する前記グループ判別手段
    によって判別されたグループについて設定された、前記
    スケジュールデータに登録されている応答メッセージの
    内容を示すデータに応じて応答メッセージを生成して送
    信することを特徴とする請求項1記載の留守番電話機能
    付き携帯型情報装置。
  6. 【請求項6】 前記応答メッセージの内容を示すデータ
    は応答レベルであって、 前記メッセージ送信手段は、 前記発信元判別手段によって判別された発信元に対応す
    るグループについて設定された応答レベルに応じて応答
    メッセージを生成して送信することを特徴とする請求項
    5記載の留守番電話機能付き携帯型情報装置。
  7. 【請求項7】 前記スケジュール機能手段は、 スケジュールの時間のデータと共に、留守番電話機能が
    起動されている間にあった着信要求に対する応答メッセ
    ージの内容を含むスケジュールデータを登録し、 前記メッセージ送信手段は、 前記スケジュール検索手段によって対応するスケジュー
    ルデータが検索された場合に、前記スケジュールデータ
    に応答メッセージの内容が登録されているか否かに応じ
    て応答メッセージを生成して送信することを特徴とする
    請求項1記載の留守番電話機能付き携帯型情報装置。
  8. 【請求項8】 留守番電話機能が起動されている間に着
    信要求があった際に、この着信要求の発信元を判別する
    発信元判別手段を具備し、 前記スケジュール機能手段は、 スケジュールの時間のデータと共に、留守番電話機能が
    起動されている間にあった着信要求に対する応答メッセ
    ージの内容と、前記応答メッセージの内容で応答すべき
    応答相手を示すデータを含むスケジュールデータを登録
    し、 前記メッセージ送信手段は、 前記スケジュール検索手段によって対応するスケジュー
    ルデータが検索された場合に、前記スケジュールデータ
    に応答メッセージの内容が登録され、かつ前記発信元判
    別手段によって判別された発信元に対応する応答相手が
    登録されている場合に前記応答メッセージの内容に応じ
    て応答メッセージを生成して送信することを特徴とする
    請求項1記載の留守番電話機能付き携帯型情報装置。
  9. 【請求項9】 留守番電話機能が起動されている間に着
    信要求があった際に、この着信要求の発信元を判別する
    発信元判別手段と、 前記発信元判別手段によって判別された発信元をもと
    に、この発信元に対応する応答相手が所属するグループ
    を判別するグループ判別手段とを具備し、 前記スケジュール機能手段は、 スケジュールの時間のデータと共に、留守番電話機能が
    起動されている間にあった着信要求に対する応答メッセ
    ージの内容と、前記応答メッセージの内容で応答すべき
    グループを示すデータを含むスケジュールデータを登録
    し、 前記メッセージ送信手段は、 前記スケジュール検索手段によって対応するスケジュー
    ルデータが検索された場合に、前記スケジュールデータ
    に応答メッセージの内容が登録され、かつ前記発信元判
    別手段によって判別された発信元に対応する応答相手が
    前記グループ判別手段によって判別されたグループに所
    属している場合に前記応答メッセージの内容により応答
    メッセージを生成して送信することを特徴とする請求項
    1記載の留守番電話機能付き携帯型情報装置。
  10. 【請求項10】 留守番電話機能が起動されている間に
    着信要求があった際に、この着信要求の発信元を判別す
    る発信元判別手段を具備し、 前記スケジュール機能手段は、 スケジュールの時間のデータと共に、留守番電話機能が
    起動されている間にあった着信要求に対する応答メッセ
    ージの内容と、前記応答メッセージの内容で応答しない
    相手を示すデータを含むスケジュールデータを登録し、 前記メッセージ送信手段は、 前記スケジュール検索手段によって対応するスケジュー
    ルデータが検索された場合に、前記スケジュールデータ
    に応答メッセージの内容が登録され、かつ前記発信元判
    別手段によって判別された発信元が応答しない相手とし
    て登録されていない場合に前記応答メッセージの内容に
    応じて応答メッセージを生成して送信することを特徴と
    する請求項1記載の留守番電話機能付き携帯型情報装
    置。
  11. 【請求項11】 留守番電話機能が起動されている間に
    着信要求があった際に、この着信要求の発信元を判別す
    る発信元判別手段と、 前記発信元判別手段によって判別された発信元をもと
    に、この発信元に対応する応答相手が所属するグループ
    を判別するグループ判別手段とを具備し、 前記スケジュール機能手段は、 スケジュールの時間のデータと共に、留守番電話機能が
    起動されている間にあった着信要求に対する応答メッセ
    ージの内容と、前記応答メッセージの内容で応答しない
    グループを示すデータを含むスケジュールデータを登録
    し、 前記メッセージ送信手段は、 前記スケジュール検索手段によって対応するスケジュー
    ルデータが検索された場合に、前記スケジュールデータ
    に応答メッセージの内容が登録され、かつ前記発信元判
    別手段によって判別された発信元に対応する相手が前記
    グループ判別手段によって判別されたグループに所属し
    ていない場合に前記応答メッセージの内容により応答メ
    ッセージを生成して送信することを特徴とする請求項1
    記載の留守番電話機能付き携帯型情報装置。
  12. 【請求項12】 着信要求に対して自動的に応答メッセ
    ージを送信する留守番電話機能制御方法において、 予めスケジュールの時間のデータを含むスケジュールデ
    ータを登録しておき、 留守番電話機能が起動されている間に着信要求があった
    際に、着信要求があった時刻に対応するスケジュール
    を、登録されたスケジュールデータ中の時間のデータを
    もとに検索し、 この検索によって着信要求があった時刻に対応するスケ
    ジュールデータが検索された場合に、着信要求のあった
    時刻に応じた応答メッセージを生成して送信することを
    特徴とする留守番電話機能制御方法。
  13. 【請求項13】 着信要求に対して自動的に応答メッセ
    ージを送信する留守番電話機能制御方法において、 予めスケジュールの時間のデータと共に、留守番電話機
    能が起動されている間にあった着信要求に対する応答メ
    ッセージの内容を示すデータを含むスケジュールデータ
    を登録しておき、 留守番電話機能が起動されている間に着信要求があった
    際に、着信要求があった時刻に対応するスケジュール
    を、登録されたスケジュールデータ中の時間のデータを
    もとに検索し、 この検索によって着信要求があった時刻に対応するスケ
    ジュールデータが検索された場合に、前記スケジュール
    データに登録されている応答メッセージの内容を示すデ
    ータに応じて応答メッセージを生成して送信することを
    特徴とする留守番電話機能制御方法。
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