JP2002142026A - 通信方法 - Google Patents

通信方法

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JP2002142026A JP2001269663A JP2001269663A JP2002142026A JP 2002142026 A JP2002142026 A JP 2002142026A JP 2001269663 A JP2001269663 A JP 2001269663A JP 2001269663 A JP2001269663 A JP 2001269663A JP 2002142026 A JP2002142026 A JP 2002142026A
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L13/00Speech synthesis; Text to speech systems
    • G10L13/02Methods for producing synthetic speech; Speech synthesisers
    • G10L13/027Concept to speech synthesisers; Generation of natural phrases from machine-based concepts

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の通話方式による欠点を伴わずに、公共
の場で通話を遂行するためのシステム及び方法を提供す
る。 【解決手段】 ユーザは会話表現31を見て、電話を介
して有声化されるべき発話に関する選択をする。会話表
現31と関連付けられた会話要素33aは発話データ記
憶装置33に格納され、会話要素33aが選択され、検
索されると、音声ジェネレータ34に渡され、電話接続
のために必要とされる出力信号が生成される。音声を電
話に伝えるコネクタ35はこの電気接続を提供する。電
話からユーザへのコネクタ30により、ユーザはシステ
ム及び他のユーザの両方によって生成された会話を聞く
ことができる。切り替え可能な音声入力36は、適切な
場合にはユーザが電話に直接声を発することを可能にす
る。格納データ抽出装置32は、他のフォーマットで格
納されたデータを音声の生成に適したフォーマットに変
換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気通信に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話は、人々が、特に公共の場にい
るときに、人と通話する機会をより多くもたらす。
【0003】この拡張された会話能力は、通話が容易な
手段であり、表現に富むと同時に、騒々しい行為である
ことにより生じる否定的な側面を幾つか有する。
【0004】公共の場にいるときに私的な会話をする状
況に置かれた場合、人々が取り得る行動としては、幾つ
かの方法がある。第1の方法は、個人個人が大きく声を
出して会話することである。この方法は、プライバシー
が最優先事項ではない場合であるか、又は所定の状況に
おいて会話が容認されるか、若しくは聞きもらすにはあ
まりに重要であると考えられる場合であるかの判断を必
要とする。
【0005】第2の方法は、個人が静かに会話すること
である。会話を(他の人から)遮断するために部屋の隅
で電話機を使用している人を見ることは珍しくない。こ
れは、電話の両端のユーザにとってしばしば不都合であ
り、またこの場合も、この方法がどの様な場合に適切に
作用するかの判断を必要とする。
【0006】第3の方法は、個人が会話を他の場所に移
動させることである。携帯電話を手に持って部屋を出て
行く人々を見かけることは珍しくない。しかしながら、
電話機を使っている人の注意が、動作(例えば、ドアを
バタンと閉めること)にではなく、会話に集中している
場合は特に、移動自体が気を散らせる行為である。また
移動は、しばしば会話の途切れ(例えば、「もしもし。
元気ですか?」、「ちょっと待って」等)を伴う。
【0007】第4の方法は、個人が不可聴(非音声)技
術を使用することである。会話を双方向のテキスト・ペ
ージャ(ポケベル)等の異なるモダリティ(様相)に切
り替えると、音は生じない。しかしながら、会話の全て
の参加者が、新たなモダリティへの切り替えを厭わず、
且つそれが可能でなければならない。
【0008】第5の方法は、個人が電話を受けないこと
である。ボイスメールは、受け手が忙しい時に、通話を
処理する従来の方法である。しかしながら、ある通話に
は、応答しなければならない。
【0009】第6に、プライバシー及び中断の問題に加
えて、携帯電話の公共の場での使用の最近の観察結果か
ら、移動通信の他の不利な点が明らかになっている。ユ
ーザは、彼らの注意が直ちに他のこと(例えば、重要な
放送に耳を傾けること、及び往来を通り抜けること等)
に向けられねばならない場合に、素早く、しかし相手に
情報を与えつつ丁寧に会話から離れる必要があり得る。
【0010】従って、時には、非常に簡単な対話によっ
て、適切に通話を一時的に中断するか、完全に中止する
必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、上述の不利な
点を伴わずに、公共の場で通話を遂行するためのシステ
ム及び方法を提供することが望ましい。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、公共の場で移
動電気通信装置を使用する際に、人々が容易に、表現力
豊かに、且つ静かに会話することを可能にする。
【0013】遠隔の受話者と通信する方法が提供され
る。この方法は、会話表現にアクセスするステップと、
会話表現を選択するステップとを含む。この会話表現に
関連付けられた会話要素の内部表現が取得される。この
内部会話要素に基づいて、可聴の発話が生成される。
【0014】本発明の別の実施の形態では、本方法は、
複数の会話表現にアクセスし、第1及び第2の会話表現
を選択するステップを更に含む。
【0015】本発明の別の実施の形態では、この会話表
現は、ボタン等の機械装置である。
【0016】本発明の更に別の実施の形態では、この会
話表現は、グラフィック・ユーザ・インターフェース
(「GUI」)で示される。
【0017】本発明の更に別の実施の形態では、この会
話表現は、アイコン、記号、図、グラフ、チェックボッ
クス、GUIウィジェット、及びグラフィック・ボタン
を含むグループから選択される。代替の実施の形態で
は、この会話表現は、テキスト及びラベルを含むグルー
プから選択される。
【0018】本発明の別の実施の形態では、本方法は、
会話表現及び/又は会話要素を変更するステップを更に
含む。
【0019】本発明の更に別の実施の形態では、本方法
は、会話表現及び/又は会話要素を削除するステップを
更に含む。
【0020】本発明の更に別の実施の形態では、本方法
は、会話要素及び/又は会話表現を追加するステップを
更に含む。
【0021】本発明の別の実施の形態では、本方法は、
会話表現と会話要素との間の関連を変更することを更に
含む。
【0022】本発明の更に別の実施の形態では、本方法
は、例えば、テキストを音声に変換する処理を用いるこ
と等により、会話を記録するステップを更に含む。
【0023】本発明の別の態様では、本方法は、ホスト
・コンピュータから、又はホスト・コンピュータに会話
表現及び会話要素をダウンロード及び/又はアップロー
ドするステップを更に含む。
【0024】
【発明の実施の形態】I.概要 本願明細書に記載されている方法及びシステム(一般
に、「無声通話(QuietCall)」又は「無声通話技術」
として知られている)は、公共の場にいる参加者を通信
の無声モード(例えば、キーボード、ボタン、タッチス
クリーン)に移行させる。他の全ての参加者は、通常の
電気通信インフラストラクチャ上で彼らの可聴技術(例
えば、電話機)を使用し続けることができる。本発明の
実施の形態は、ユーザの無音入力選択を、会話の他の参
加者に直接伝送されることが可能な同義の可聴信号(例
えば、携帯電話のマイクロホンのジャックに直接供給さ
れる音声信号)に変換する。
【0025】無声通話システムの実施の一形態が、図1
に示される。システム10は、個人16がいる発声区域
11と、個人17がいる無声区域、即ち公共区域15と
を含む。個人16は、電気通信インフラストラクチャ1
2上で個人17との通信を試みる。具体的には、個人1
6は電話機18を用いて、個人17の電話機13にダイ
ヤルする。無声通話技術14は、無声区域15における
対話/相互作用を妨げることなく、無声モードで個人1
7が個人16との可聴の会話を行うことを可能にする。
【0026】A.利点 本発明の本実施の形態は、電話の送受信の両方に関して
少なくとも以下の利点を有する。第1に、会話は、無声
区域のユーザに対しては無声である。可聴ではない入力
操作(キー又はボタンの押下、ディスプレイの接触)
が、適切な音声会話信号に変換される。
【0027】第2に、この会話は、発声区域にいる他の
ユーザには聞こえるように行われる。公共の場にいる参
加者のみが、代替通信を選択する必要がある。他のユー
ザは、他の電話の場合と同じように参加する。
【0028】第3に、可能な会話は、表現に富んでい
る。異なる種類の会話のための表現に富んだ表現(例え
ば、挨拶及び基本的な質問への応答に適した決り文句
(「はい」、「いいえ」、「多分」等)のリスト)が定
義され得る。会話構造は、予め定義されても、必要に応
じて記録されても、或いは要求に応じて合成して生成
(例えば、テキストを音声に変換)されてもよい。
【0029】第4に、この通信インターフェースは、ユ
ーザが他の行為に従事している際に使い易い。このイン
ターフェースは、それらが認識し易く(例えば、アイコ
ン、テキスト・ラベル)、起動し易い(例えば、ポイン
ト・アンド・クリック)ように、会話表現を含む。1回
の入力選択(例えば、ボタン押下)が、対話をサポート
する複雑であり得る応答シーケンス(例えば、丁寧に相
手を保留の状態で待たせるか、又は丁寧に会話を終了さ
せる動作)を呼び出すことができる。
【0030】第5に、通信インターフェースは、状況に
適したものである。このインターフェースは、様々な公
共の又は無声の状況に目立たずに適応するように設計さ
れている(例えば、メモを書き留めることが一般的であ
る会議向きのペン・インターフェース)。電話機のユー
ザはしばしば、電話機で話しながら、同時にペン/紙を
使用する(例えば、電話を切る前に日程表にメモを書き
留めたり、会話の最中に印刷物及びラップトップを使用
するためにラウンジを利用したりする)。呼出し用イン
ターフェースは、メモを書き留める行為及び照会行為が
混在する会話に有効であるように設計される。
【0031】第6に、本発明の実施の形態は、既存の通
信インフラストラクチャの範囲内で機能する。実施の一
形態は、個人が有しているであろう利用可能なリソース
(例えば、PC、PDA、データ処理能力を有する携帯
電話)を使用し、そして/或いは会話の変換を助けるた
めに低価格の構成部品を追加して使用する。インターフ
ェースは、通話の最中、又は通話の切れ間に交換可能で
あり、且つ既存の通信チャネルを介して互いに共同利用
が可能な、多種多様なハードウェアに実装されることが
可能である(例えば、ある電話会議の数人の参加者は、
異なる無声モードの解決策を有し得る)。
【0032】多種多様な私的な会話は、様々な公共の賑
やかな又は静かな状況の中でサポートされることが可能
であり、このような状況には、会議/展示会会場、総会
(例えば、本会議、基調演説)、「列に並ぶ」状況(例
えば、発券、登録、手荷物受取)、情報会議(例えば、
商談、技術的な総括)、大型の交通機関(例えば、バ
ス、電車、飛行機)、ロビー/待合室、メモを書き留め
ることが必要な会議(例えば、技術会議、製品説明)、
駐車場、個人輸送手段(例えば、タクシー、カー・プー
ル、シャトル)、レストラン、商店(例えば、出入口、
更衣室、通路)、街路、及び劇場が含まれる。
【0033】B.通信シナリオ 多種多様な通信シナリオは、以下に示されるようにサポ
ートされるが、これらに限定されるわけではない。第1
に、人は、単純な質問及び回答、折り返し電話をかけて
もらうための手配、及び情報の受取りを含む一般的な会
話を公共の場において行うことができる。
【0034】第2に、議事日程、状況等の選択され、予
め定義されたトピックに関する質問及び回答と、注文又
は指示の発信及び受信とを含む、トピック特有の会話を
行うことが可能である。
【0035】第3に、通話の延期機能(例えば、「かけ
直します」ボタン又は「少々お待ち下さい」ボタン)を
利用することが可能である。
【0036】第4に、無声通話の実施の形態は、携帯電
話の留守番電話として機能する(即ち、挨拶を再生し、
電話のかけ手により録音されたメッセージを聞く)こと
が可能である。
【0037】第5に、無声通話の実施の形態は、通話を
遮る(即ち、その会話に加わることを決める前に、挨拶
を再生し、電話のかけ手の言葉を聞く)ことができる。
【0038】第6に、無声通話の実施の形態は、ある関
係者が、イベント又は会議を遠隔地で聞いている人々の
ために仲介者としての役割を果たす代表出席者として機
能する。代表出席者は、無声通話が進行中であるところ
に存在するが、他の通話者が聞くことができるように、
無声通話のユーザは、電話機のマイクロホンをオンにし
ておく(無声通話の通常のモードではない)。従って、
無声通話のユーザはこのような方法で、静かに電話のか
け手と相互に対話することができ、ある意味ではその人
の関心を(例えば、会議で)表わすか、又は進行中の状
況に関するその人の意見を静かに得ることができる。
【0039】第7に、無声通話は活動の報告者であり、
ボタンが無声モードの対話を介して情報を伝達する(例
えば、無声通話インターフェース上の「会議」ボタンを
クリックすると、電話機が「私は今、…会議…に出席し
ています。この会議は約…15分…で終わるはずです」
と応答する)。
【0040】C.無声通話の会話例 大きなエンジニアリング会社の管理職であるエド(Ed)
は、この会社の進行中のプロジェクトの四半期の実績評
価に関する終日続く会議に参加している。彼及び多くの
彼の同僚は、一連のプレゼンテーション及び質疑応答の
セッションに参加するために飛行機で来ている。
【0041】同時に、エドのプロジェクトは、幾つかの
異なる手法の比較分析を必要としている重要な意志決定
の分岐点にある。このプロジェクトの技術的なリーダー
であるスー(Sue)は、プロジェクトの他のメンバーと
共に「数字の算出」をしている。技術的な議論が進むと
共に、スーはエドに進行状況を伝え続け、必要時には彼
の同意を得るために、エドとの幾度かの異なる会話を必
要とするであろう。スーは、無声通話システムを介して
エドと連絡を取ることができることを承知している。
【0042】スーが最初に電話をかけるとき、エドは彼
の電話機を無音アラート用に設定している。エドは丁
度、質問を提起しようとしているので、彼は「今は話す
ことが出来ないので、できるだけ早くかけ直します」と
いう発声をスーに対してもたらす1回のクリックで、ス
ーとの会話を素早く延期する。無声通話システムは、エ
ド及びスーが、何れもボイスメール・システムに不必要
な時間を費やすことなく素早く通話を延期することを可
能にする。
【0043】次の講演者に変わり手があくと、エドはス
ーに電話をかけ、彼が引き続き無声モードの状況にある
ことを、電話で聞き取れる指示を静かに(外部には無音
で)発行することによってスーに知らせる。時間がかか
り過ぎる恐れがあるので、彼は電話のために部屋から出
て行くことはしたくない。エドは、彼のイヤホン(受話
器)を使用して、スーが彼女の情報を伝えるのを聞く。
エドは、彼が了解したことを信号で送り、電話を切る。
エドが彼自身のプロジェクトに関してプレゼンテーショ
ンをする際に、彼は利用可能な最新の技術情報を手元に
有する。無声通話システムは、エドが目立たない方法で
情報を得ることを可能にする。
【0044】後に、スーが次に電話をかけるときに、彼
女は実行するかしないかに関するエドの判断を必要とす
る。スーは、彼女の勧めを伝え、エドは彼の同意を信号
で送る。その後、エドは、完全な報告を聞くために午後
1時半には手があくことを示す手短なメモをタイプす
る。無声通話のテキストを音声に変換する機能がメッセ
ージを有声化し、彼らは二人とも電話を切る。無声通話
システムは、エド及びスーが容易に且つ迅速に情報を交
換することを可能にする。
【0045】スーは、午後2時15分まで電話をする機
会をもてない。彼女がエドに連絡を取ると、エドは、現
在紹介されているプロジェクトについて概要を説明され
たばかりなので、すぐに出るので少し待って欲しいとい
う旨の信号を送る。エドは電話機のプラグを単に抜くこ
とにより、彼の電話機を無声通話システムから取り外
し、会議を静かに抜けて、通常の携帯電話と同じように
彼の携帯電話で会話する。無声通話システムは、会話の
流れを途切れさせずに、エドが必要に応じて会話モード
を切り替えることを可能にする。
【0046】会議の終盤で、新しいプロジェクトが紹介
されており、エドは、彼及びスーが、そのプロジェクト
が下している決定に関するある問題に取り組んできたこ
とに気が付く。エドは急いでスーに電話をかけ、スーが
聞き取れるように、彼の無声通話システム上のマイクロ
ホンを作動させる。スーは、他方のプロジェクトが、構
築されたプロトタイプを有する場合にのみ、この新しい
情報が彼らに関連するとエドに話す。エドは、次の機会
に、開発の状況について質問する。無声通話システム
は、エドが目立たない、且つ対話型の方法で情報を共有
することを可能にする。
【0047】エドが午後5時30分に空港で家へ帰るた
めの定期便を待っている際に、彼はスーと確認を取り合
う。エドは混雑したロビーにいる人達に彼の仕事を知っ
て欲しくないので、彼は無声通話システムにプラグ・イ
ンし、その日の出来事をスーと再検討する。彼らが対話
していると、飛行機の遅延に関する放送がスピーカーか
ら流れ始める。エドは、すぐに会話を一時的に中断し、
他の用に割り込まれた旨を1つのボタンを押すことによ
りスーに知らせる。無声通話システムは、エドが内密に
会話をすること、及び必要に応じて彼の周囲での出来事
に注意を傾けることを可能にする。
【0048】II.無声通話システム 本明細書に記載されている無声通話による会話は、2人
以上の通話者の間で行われる電子的に補助された議論
(例えば、電話機による通話)であり、以下の属性を有
する。
【0049】会話は、少なくとも一部は声で(例えば、
電話、携帯電話、インターネット電話、テレビ電話、双
方向無線、インターコム等を介して)表されている。
【0050】会話の1人以上の参加者は、何らかの理由
で(例えば、会議、劇場、待合室等)、話すことが不適
切な、意図されない、又は望ましくない状況に置かれて
いる。
【0051】従って、議論をしている1人以上の参加者
は、代わりとなる議論の無声モード(例えば、キーボー
ド、ボタン、タッチスクリーン等)を使用して、議論の
可聴のコンテンツを生成する。この可聴のコンテンツ
は、会話の他の参加者に無音で送信されることが可能な
同義の電子表現に変換される。
【0052】「無声通話技術」という用語は、本明細書
では、人々が外/社会に出ている際に、容易に、表現力
豊かに、且つ静かに会話することを可能にするハードウ
ェア及び/又はソフトウェアを含む通信メカニズムを表
すために用いられる。無声モード会話又は無声通話と
は、この技術を使用して行われる会話である。
【0053】本発明の実施の一形態において、2つの無
声通話の操作モードが定義される。即ち、1)無声通話
の実行、及び2)無声通話の準備である。
【0054】A.無声通話の実行 図3は、無声通話を実行するために使用される無声通話
システムの実施の形態の構成要素の構造の簡略化された
ブロック図である。このモードでは、ユーザは、携帯電
話での会話を遂行するが、このローカル・ユーザは声に
出して話していないので、このローカル・ユーザにより
周囲に可聴のコンテンツは直接生成されない。このモー
ドでの無声通話システムの使用例には、会議に出席中の
無音通信、及び公共の環境での内密な会話の遂行が含ま
れる。
【0055】ユーザは、図3のブロック31で示される
会話表現を見て、電話を介して有声化されるべき発話に
関する選択をする。実施の一形態において、会話表現3
1は、図7に示されるようなテキスト・ラベルを有する
アイコンであり得る。会話表現31と関連付けられた会
話要素33aは、発話データ記憶装置33に格納され、
会話要素33aが選択されると、検索されて、音声ジェ
ネレータ34に渡され、電話接続のために必要とされる
出力信号が生成される。音声を電話に伝えるコネクタ
(audio-to-phone connector)35は、この電気接続を
提供する。電話からユーザへのコネクタ(telephone-to
-user connector)30により、ユーザはシステム及び
他のユーザの両方によって生成された会話を聞くことが
できる。実施の一形態において、電話からユーザへのコ
ネクタは、イヤホンである。切り替え可能な(スイッチ
37による)音声入力36は、適切な場合にはユーザが
電話に直接声を発することを可能にする。格納データ抽
出装置32は、他のフォーマットで格納されたデータ
(例えば、PCのカレンダ・エントリ(日程表の入力項
目)、アドレス帳)を音声の生成に適したフォーマット
に変換する。
【0056】無声通話システムの実施の形態における構
成要素を以下で説明する。
【0057】i.無声通話システムの構成要素 a.会話表現 ユーザが会話の発話を始めるために呼び出すことができ
る会話要素33a(即ち、句、単語、文字、数字、記
号、音響効果、及びこれらのシーケンス及び/又は組合
せ)の会話表現31が、ユーザに対して表示される。会
話表現のGUIの例が、図7に示される。
【0058】会話表現31は、グラフィック形式(例え
ば、アイコン、記号、図、グラフ、チェックボックス、
ボタン、他のGUIウィジェット、及びこれらのシーケ
ンス及び/又は組合せ)、文字形式(例えば、表示され
たテキスト、ラベル付けされた入力形式、及びこれらの
シーケンス及び/又は組合せ)、及び物理的な形式(例
えば、ボタン、スイッチ、ノブ、ラベル、バーコード、
グリフ、点字又はその他の触れて感知できる表現、電子
タグ、及びこれらのシーケンス及び/又は組合せ)を含
む、会話要素33aの選択をユーザが声に出すことを必
要としない任意の形式であり得る。
【0059】ユーザは、各会話表現31の種類に応じて
会話表現31を調べ(例えば、視覚的に、又は触れ
て)、その種類に応じて会話表現31を呼び出す(タイ
プ入力、ポイント・アンド・クリック、押下、アイ・ト
ラッキング(目による追跡)、走査等)ことにより、各
会話表現31と無言で対話する。
【0060】会話表現31は、1つ又は複数の表示面
(例えば、コンピュータ・ディスプレイ、タッチスクリ
ーン、紙、物理装置等)、又は表示形式(例えば、ペー
ジ、フレーム、スクリーン等)を用いて示されることが
可能である。複数の表示面又は形式が用いられる場合、
これらは、ユーザのニーズに合わせて異なる方法(順
次、階層的、グラフ・ベース、順序付けられていない
等)で構成されることが可能である。ユーザは、その種
類に従って、異なる表示面又は形式の中から1つを選択
する(例えば、GUI選択、フリップ(指で弾く)又は
回転等の物理的な操作、ボタンの押下等)。
【0061】ユーザは、可視表示される会話要素33a
及び関連付けられた会話表現31を以下のように更新す
ることが可能である。第1に、個人は、新たな会話要素
及び/又は関連する会話表現を追加することができる。
【0062】第2に、個人は、会話要素及び/又は関連
付けられた会話表現を削除することができる。
【0063】第3に、個人は、会話要素の会話表現の種
類(例えば、テキスト、ラベル、アイコン)を変更する
ことができる。
【0064】第4に、個人は、その種類に従って、会話
要素の会話表現(例えば、テキスト値、ラベル値、アイ
コン画像)を変更することができる。
【0065】第5に、個人は、1つ又は複数の会話表現
と関連付けられた会話要素を変更することができる。
【0066】第6に、個人は、会話要素と、その会話表
現との関連を追加、削除、又は変更することができる。
【0067】第7に、個人は、会話要素、それらの表示
される会話表現、及び関連付けられた内部表現のための
アップロード/ダウンロードを起動することができる。
【0068】第8に、個人は、選択された会話要素の記
録及び再生機能を起動することができる。
【0069】b.発話データ記憶装置 各会話要素(即ち、句、単語、文字、数字、記号、音響
効果、及びこれらのシーケンス及び/又は組合せ)は、
電話回線を介して通信されることが可能な可聴の発話の
生成に適した1つ又は複数の内部表現を有する。発話デ
ータ記憶装置33に格納される会話要素33aは、例え
ば、サウンド・ファイル・フォーマット、記録及び再生
フォーマット、テキスト、MIDIシーケンス等を含
む。これらの内部表現は、発話データ記憶装置33に格
納され、そこから検索されることが可能である。実施の
一形態において、発話データ記憶装置33は、当該技術
では公知であるように、読取り及び書込み可能なコンピ
ュータ・メモリである。検索は、ランダム検索、順次検
索、クエリー(問合せ)による検索、又はこの種の他の
公知の方法によりアクセスされ得る。検索された会話要
素のためのデータは、音声ジェネレータ34に渡され
る。
【0070】c.音声ジェネレータ 音声ジェネレータ34は、会話要素の内部表現を、電話
接続を介しての伝送に適した可聴のフォーマットに変換
する。実施の一形態において、音声ジェネレータ34
は、テキストを音声に変換するジェネレータ、サウンド
・カード、音響効果ジェネレータ、及び再生装置の組合
せ及び/又は同等物である。
【0071】d.音声入力 ユーザのロケール(locale)での直接音声接続(例え
ば、マイクロホン)は、スイッチ37(例えば、押しボ
タン・スイッチ又は他の物理的なスイッチ、ソフトウェ
ア・スイッチ(例えば、GUIウィジェット)、音響的
な消音構造(例えば、防音ハウジング又は他の絶縁
材)、及び直接電気接続(例えば、プラグ))により任
意に起動されることが可能である。
【0072】発話データ記憶装置への音声の記録は、会
話表現から1つ又は複数の要素を選択し、記録コマンド
を呼び出すことにより実行することが可能である。
【0073】e.音声出力 音声出力41(図4)は、会話表現31から1つ又は複
数の要素を選択し、再生コマンドを呼び出すことによ
り、発話データ記憶装置33から音声を生成することを
可能にする。
【0074】f.音声を電話に伝えるコネクタ 接続は、切替可能な音声入力36又は音声ジェネレータ
34から生成されるユーザの会話入力間に提供され、電
話伝送に適した信号を配信するが、その際に、ローカル
・ユーザにより周囲に聞こえるコンテンツは直接生成さ
れない。この接続には、信号、インピーダンス整合回路
等の電子処理信号、赤外線検出等の光学から電気への変
換、及び防音ハウジング又は他の絶縁材を用いて消音さ
れた音響信号の直接電気接続が含まれる。
【0075】図5は、インピーダンス整合回路22を示
す。抵抗R1及びR2は、入力及び出力信号に整合するよ
うに選択される。コンデンサC1は、信号の干渉の幾ら
かを除去する(直流成分のための電圧ブランキング)。
【0076】g.電話からユーザへの接続 電話からユーザへの直接音声接続(即ち、イヤホン)が
提供されるが、その際に、ローカル・ユーザにより周囲
に聞こえるコンテンツは直接生成されない。実施の一形
態において、電話からユーザへのコネクタ30は、直接
電話に接続されるか、又は幾つかの仲介エレクトロニク
ス(例えば、PC及びサウンド・カード)を介して接続
されるイヤホン又は他の局所的なスピーカ・システムを
含む。
【0077】h.アップロード/ダウンロード 会話要素、それらの表示される会話表現、及び関連付け
られた内部表現のためのデータは、無声通話システム
と、他の無声通話システム、外部記憶装置、(例えば、
コンパクト・ディスク(「CD」)、デジタル・ビデオ
・ディスク(「DVD」)、パーソナル携帯情報機器
(「PDA」))、直接接続されたコンピュータ、及び
ネットワーク型のコンピュータ(例えば、ローカル・エ
リア・ネットワーク、ワイド・エリア・ネットワーク、
インターネット、無線ネットワーク等)を含む他のシス
テムとの間で、アップロード及びダウンロードされるこ
とが可能である。接続は、シリアル接続(RS232、
IrDA、イーサネット(登録商標)、無線、又は当該
技術において公知である他の相互接続)によりもたらさ
れ得る。会話表現31及び/又は発話データ記憶装置3
3からアップロード・コマンドが呼び出されると、フォ
ーマットされたデータ(例えば、生バイト・データ、リ
ッチ・テキスト・フォーマット、ハイパーテキスト・マ
ークアップ言語等)が送信される(例えば、TCP/I
P、RS−232のシリアル・データ等)。ダウンロー
ド・コマンドが呼び出されると、格納データ用にフォー
マットされた会話表現31(会話表現フォーマット、発
話データ記憶装置フォーマット)が、適切な無声通話の
構成要素(会話表現31、発話データ記憶装置33)に
送信される。
【0078】i.格納データ抽出装置 会話要素、それらの表示される会話表現、及び関連付け
られた内部表現のためのデータは、ホスト・コンピュー
タに格納された情報から抽出されることが可能である。
例えば、MicrosoftのOutlookフォーマットのカレンダ・
エントリは、あるアプリケーションから、そのカレンダ
・データを解析して表現する格納データ抽出装置32の
フォームにドラッグされることが可能である。この例で
は、「約束」オブジェクトがアクセスされ、そのフィー
ルド(例えば、件名、開始(時間)等)が処理される。
文字列がそのフィールドから抽出され、会話のフレーズ
が、これらのフィールド及びフレーズのテンプレートか
らフォーマットされる。テンプレートは、下記のような
適切なデータが挿入されるための欄を有する予め定義さ
れたテキストの形式を取る。「<件名>の約束は、<開
始(時間)>に始まる予定です。」なお、挿入欄<件名
>及び<開始(時間)>は、約束オブジェクトからの文
字により提供される。その後、テキストからの音声の生
成又は特別な目的のために予め定義された音声語彙が、
約束情報を有声化するために用いられ得る。他の種類の
抽出データには、アドレス帳のエントリ、データベース
のレコード、スプレッドシートのセル、電子メールのメ
ッセージ、駆動命令、パス名及び全域リソース・ロケー
タ等の情報ポインタ、及びあらゆる種類の格納されたタ
スク特有の情報が含まれ得る。
【0079】B.無声通話の準備 図4は、会話構造を準備するために使用される無声通話
システムの実施の一形態の構成要素を例示する。このモ
ードでは、ユーザ、又はユーザの代理となる人が、無声
通話システム内に格納された会話構造(表現、要素及び
内部表現)を追加、削除又は変更することによって、無
声モードの会話のための準備をする。
【0080】ユーザは、会話表現31を見て、電話で有
声化されるべき発話の更新に関して選択する(例えば、
要素の追加、変更、削除)。発話データ記憶装置33は
適切に更新される。アップロード/ダウンロード40
は、音声出力41への出力信号を生成し、それによりユ
ーザは、格納された会話を確認することができる。格納
データ抽出装置32は、他のフォーマット(例えば、P
Cのカレンダ・エントリ、アドレス帳)で格納されたデ
ータを、発話データ記憶装置33に格納するのに適した
フォーマットに変換する。
【0081】III.無声通話方法 実施の一形態において、無声モードの会話は、図6に示
されるフローチャートに従って実行される。
【0082】当業者は理解するであろうが、図6は特定
の機能を実行するための論理ボックスを例示している。
代替の実施の形態において、より多くの、又はより少な
い論理ボックスが用いられてよい。本発明の実施の一形
態において、論理ボックスは、ソフトウェア・プログラ
ム、ソフトウェア・オブジェクト、ソフトウェア機能、
ソフトウェア・サブルーチン、ソフトウェア方法、ソフ
トウェア・インスタンス、コードのフラグメント、ハー
ドウェアの動作又はユーザによる操作を単独で又は組み
合わせられて表し得る。
【0083】本発明の実施の一形態において、図6及び
図15で示される無声通話ソフトウェアは、コンピュー
タが読取り可能な媒体等の製品に格納される。例えば、
無声通話ソフトウェアは、単独の又は組み合わせられた
磁気ハード・ディスク、光ディスク、フレキシブル・デ
ィスク、CD−ROM(コンパクト・ディスク読出し専
用メモリ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、
ROM(読出し専用メモリ)、又は他の読取り又は書込
み可能なデータ記憶技術に記憶され得る。
【0084】代替の実施の一形態において、無声通話ソ
フトウェアは、Java(登録商標)のアプレットを取得す
るためにハイパーテキスト・トランスファー・プロトコ
ル(「HTTP」)を使用してダウンロードされる。
【0085】かかってきた通話は、楕円ブロック60に
より表されるように、ユーザによって受信される。ユー
ザはその後、論理ブロック61で示されるように、通話
を受け付け、会話表現にアクセスする。その後、判断ブ
ロック62で示されるように、この通話を続けるか否か
の判断がこのユーザによりなされる。ユーザが通話を続
けたくない場合は、論理ブロック63で示されるように
電話は切られ、楕円ブロック65で示されるようにこの
通話は完了する。ユーザが通話を続けたい場合は、論理
ブロック64で示されるように、ユーザは通話に耳を傾
け、会話表現31から会話要素を選択することによって
応答する。論理ブロック66で示されるように、全ての
会話要素の内部表現が、発話データ記憶装置33から取
得される。
【0086】更なる発話が選択されるか否かの判断が、
判断ブロック67で示されるように、個人によってなさ
れる。更なる発話が必要な場合は、論理は論理ブロック
68に移り、そこで各会話要素の生成された音声が、音
声を電話に伝えるコネクタ35を介して電話に送られ
る。論理はその後、判断ブロック67に戻る。
【0087】通常の電話のプロセスは、フローチャート
に示されるように進められる。無声通話方法における例
外的な状況は、以下のように非同期で起こり得る。1)
ユーザが生の音声を通話に組み込みたい時にはいつで
も、切替可能な音声入力36が使用される。2)ユーザ
は、現在再生されている会話要素を、会話表現31から
新たな選択をすることによって、無効にすることが可能
である。そして、3)ユーザは、会話を終了させるため
に、いつでも電話を切ることができる。
【0088】図15は、本発明の無声通話の実施の形態
のための状態推移図を示す。具体的には、図15は、左
ボタン157a、中央ボタン157b、及び右ボタン1
57cを有する機械装置157が、様々な状態に推移す
るために用いられる状態推移図を例示する。ボタン15
7a乃至cは、会話要素のための会話表現である。ボタ
ンは、異なる状態で異なる会話表現を表すことが可能で
ある。本発明の実施の一形態において、図15は無声通
話ソフトウェアの状態推移図を示す。
【0089】例示される実施の形態には、5つの状態が
存在する。即ち、電話待機状態151、応答のための待
機状態152、会話のための移動状態153、通話相手
の話を聞く状態154、及び通話終了状態155であ
り、更に任意の状態156が示される。ユーザは、ボタ
ン157a乃至cを押下することにより、様々な状態に
推移することが可能である。状態が様々に推移するのに
伴い、ユーザへの可聴のメッセージが生成され得る。
【0090】例えば、電話待機状態151から応答のた
めの待機状態152への推移は、通話着信イベントの発
生時に果たされる。ユーザはその後、3つの選択肢を有
する。それらの選択肢は、1)ユーザはボタン157a
を押下することにより、何も言わない、2)ユーザはボ
タン157bを押下することにより、「メッセージを残
して下さい」という発話を生成する、又は、3)ユーザ
は右のボタン157cを選択することにより、通話相手
のみ聞き取れる「すぐに出るので少しお待ち下さい」と
いう発話を生成する、というものである。
【0091】図15から理解されるように、本発明の実
施の形態は、周囲に可聴のコンテンツを生じさせずに、
ユーザが会話を遂行することを可能にする。
【0092】IV.無声通話の実施の形態 無声モードの会話において、会話の全ての参加者が、携
帯電話等の電子装置を使用する。装置は、有線の装置で
あっても無線の装置であってもよい。しかしながら、
「同様でない」公共の場にいる(即ち、静かにしなけれ
ばならない)人は、会話に応答するための特殊なインタ
ーフェースを有するであろう。以下で、(1)PC、
(2)PDA、(3)スキャナ及び紙のインターフェー
ス、(4)物理的なボタン・インターフェースを有する
電話付属装置、及び(5)無声通話機能を有する電気通
信インフラストラクチャ、の5つの異なる実施の形態に
ついて説明する。他の実施の形態は、インターコム、C
B無線、双方向無線、短波無線、又は、FM又はBlueto
oth等の他の無線送信機の使用を含み得る。
【0093】A.PCによる実施の形態 無声通話を行うためのPCシステムによる実施の形態
は、個人用の「会話器具」としてパソコンを使用する。
【0094】PCによる実施の一形態において、会話表
現を有するGUIテンプレートがPCに保存される。ユ
ーザ(例えば、個人17)がポイント・アンド・クリッ
クを実行すると、コンピュータは音声接続を介して外部
には音を発生させずに電話に「言葉を発する(tal
k)」。
【0095】これは、表示及びユーザによる選択に適し
たフォーマットで予め録音された有効な会話のフレーズ
を格納することにより達成される。図7は、ユーザ自身
の声で表現された内部表現を有する会話表現を含むGU
I表現を示す。例えば、一群の会話開始の挨拶(Hell
o)アイコン70が、アイコン70a乃至dで表され
る。ユーザは、「レスです。あなたの声は聞こえます
が、今静かな場所にいるので、コンピュータを通してし
か応答できません」等の冒頭文70aを予め録音するこ
とができる。他の種類のアイコン及び関連付けられた文
を使用してもよい。例えば、制御71のアイコンは、ア
イコン71a乃至fを含むことができる。エチケット7
2のアイコンは、アイコン72a及びbを含むことがで
きる。例えば、アイコン72aは、ユーザの声で表され
る可聴の表現力豊かな「お願いします」であってもよ
い。返答アイコン73は、アイコン73a乃至dを含
み、「別れの挨拶」アイコン74は、アイコン74a乃
至cを含む。
【0096】実施の一形態において、MicrosoftのPower
Pointが、会話表現及び会話要素、即ち(1)ノードが
オーディオ・クリップ(WAVフォーマット)を含む、
図7に示されるようなグラフィック構造、及び(2)テ
キストから音声を生成するジェネレータ(MicrosoftのA
gentの会話機能を含むActiveXコンポーネントから得ら
れる)、を形成するために用いられる。MicrosoftのAge
ntソフトウェアは、テキストを音声に変換する機能を含
む。標準のMicrosoftのインターフェース定義(例え
ば、ActiveXコンポーネント)を使用することによっ
て、MicrosoftのAgentのテキストを音声に変換する機能
が、PowerPointのスライドに埋め込まれ、無声通話のた
めのテキストを音声に変換する機能を提供する無声通話
GUIとして用いられる。
【0097】会話のテンプレートは、一群の頻繁なユー
ザの間で、(例えば、アップロード/ダウンロードし
て)共有されることができる(例えば、ウェブ・ペー
ジ、共有ファイル、電子メール・メッセージとして)。
個人は、彼らが加わりたい会話の種類を選び、各個人は
無声通話インターフェースを用いる共有テンプレートを
介して作業する。
【0098】図2は、無声通話PCシステムの実施の形
態を例示する。システム20は、携帯電話入力の入力ジ
ャックに接続されるサウンド・カードを有するPC21
を含む。このように嵌合する携帯電話ジャックを用いる
と、可聴なコンテンツが、ローカル・ユーザによって周
囲に直接生じることはない。ユーザは、電話の会話と、
PCにより生成される音声とを一緒に聞くことができる
イヤホンを有する。
【0099】実施の一形態において、パソコン21は、
上述のような会話表現31、発話データ記憶装置33、
音声ジェネレータ34、アップロード/ダウンロード4
0、及び音声出力41を含む。本発明の実施の一形態に
おいて、会話表現31は、PowerPointのスライド・ショ
ーである。同様に、本発明の実施の一形態において、発
話データ記憶装置33は、PowerPointの表現である。同
様に、音声ジェネレータ34、及びアップロード/ダウ
ンロード40はそれぞれ、PCのサウンド・カード、及
びPowerPointのファイル転送ソフトウェアである。
【0100】音声出力41は、PCのスピーカ・ジャッ
クとPCのスピーカとの間で切替可能である。PCのス
ピーカは、スピーカ・ジャックが使用中である際には切
断される。PCのスピーカ・ジャックは、音声を電話に
伝えるコネクタ35(図3、4)に連結される。生成さ
れた会話は、PCのスピーカ・ジャックからプラグを取
り外すことによって、(例えば、準備処理の一部とし
て)ユーザのロケールで聞こえるようにすることができ
る。本発明の実施の一形態において、音声を電話に伝え
るコネクタ22(図2)は、図5に示されるようなイン
ピーダンス整合回路である。インピーダンス整合回路
は、PCの音声信号が携帯電話に向けられることを可能
にする。実施の一形態において、R1=10kオーム、
2=460オーム、そしてC1=0.1マイクロファラ
ッドである。音声を電話に伝えるコネクタ35はその
後、携帯電話23の音声入力に連結される。
【0101】本発明の実施の一形態において、携帯電話
23は、マイクロホンの代わりに音声を電話に伝えるコ
ネクタ22への直接接続が使用されるハンドフリーのヘ
ッドセットを有するQualCommのpdQ Smartphoneである。
【0102】B.PDAの実施の形態PDAの実施の一
形態において、GUIの会話表現は、PDA80(図
8)に保存され、PDAのスクリーンに表示される。ユ
ーザが会話ボタンを軽く叩くと、PDAは音声接続を介
して外部には無音で電話に「言葉を発する」。
【0103】PDAの実施の一形態が、図8に例示さ
れ、PDA80及びPDAインターフェース81を含
む。PDAインターフェース81は、コントローラ82
に連結される。コントローラ82の音声出力はその後、
音声を電話に伝えるコネクタ83に連結される。PDA
の実施の形態の様々な構成要素の具体的な構造例を以下
で説明する。
【0104】図8及び9は、PDAの実施の形態(例え
ば、ハンドフリーのヘッドセットを有するQualcommのpd
Q Smartphone)を例示する。PDA80は、図7に示さ
れるようなGUIを使用し、そのノードはオーディオ・
クリップを表わす。例えば、インジケータはデジタルで
格納される信号データ(例えば、Quadravox 305のPlayb
ack Module(再生モジュール)に保存されるWAVフォ
ーマットのデータ)のための一連番号又はアドレスであ
ってよい。
【0105】実施の一形態において、コントローラ82
(例えば、Quadravox QV305)は、ランダムに又は順番
にアクセスされ得るオーディオ・クリップを保存する。
実施の一形態において、コントローラ82は、Quadravo
x QV305 RS232の再生コントローラである。代替の実施
の形態において、コントローラ82は、組み合わせられ
た又は単独の、有線/無線のユニバーサル・シリアル・
バス(「USB」)、IrDA接続、パラレル・ポー
ト、イーサネット(登録商標)、ローカル・エリア・ネ
ットワーク、ファイバ、無線装置接続(例えば、Blueto
oth)によって通信する。PDAの実施の形態もまた、Q
uadravox社により市販されているQVProソフトウェア等
のアップロード/ダウンロード40(図4)を含む。コ
ントローラ82は、PDA音声信号が電話機に向けられ
ることを可能にする図5に示されるようなインピーダン
ス整合回路を介して電話入力に接続される。実施の一形
態において、R1=10kオーム、R2=460オーム、
そしてC1=0.1マイクロファラッドである。PDA
80は、RS232のシリアルポートを介してコントロ
ーラ82に連結される。PDAインターフェースでの選
択により示されるオーディオ・クリップの番号は、PD
Aのシリアルポートを介してコントローラ82に通信さ
れる。生成された会話は、ハンドフリーのイヤホンと、
電話回線を介しての両方で聞き取れるが、外部コンテン
ツがローカル・ユーザによって周囲に直接生じることは
ない。
【0106】実施の一形態において、空間的に配置され
た一群のPDAソフトウェア・ボタン91から成る会話
構造が図9に示される。挨拶(例えば、もしもし/こん
にちは、さようなら)、会話の流れの制御(例えば、待
機、続行)、及び質問に対する一般的な返答(例えば、
はい、いいえ)を含む、会話表現の代表的なサンプルが
示される。
【0107】C.紙のユーザ・インターフェースの実施
の形態 紙のユーザ・インターフェースの実施の一形態におい
て、会話表現は、図10、11及び12に示されるよう
に、紙(例えば、ノート又はカード)にプリントされ
る。ユーザは、会話表現(例えば、コード)と関連付け
られた会話要素を(例えば、バーコード又はグリフ・リ
ーダーにより)走査すると、コンピュータは音声接続を
介して外部には無音で電話に「言葉を発する」。
【0108】図11は、紙のユーザ・インターフェース
を用いる無声通話の実施の形態を例示する。紙のユーザ
・インターフェースの実施の形態は、PDA110及び
コントローラ111を含む。実施の一形態において、コ
ントローラ111は、発話データ記憶装置33、音声ジ
ェネレータ34、及び音声出力41として用いられる。
実施の一形態において、コントローラ111は、Quadra
voxのQV305 RS232再生コントローラである。紙のユーザ
・インターフェースの実施の形態もまた、Quadravox社
により市販されているQVProソフトウェア等のアップロ
ード/ダウンロード40を含む。コントローラ111
は、音声を電話に伝えるコネクタ112に連結される。
実施の一形態において、音声を電話に伝えるコネクタ1
12は、図5に示されるようなインピーダンス整合回路
である。また、スキャナ113が、コントローラ111
に連結される。スキャナ113は、コード115を含む
紙のインターフェース114を読み取るために用いられ
る。
【0109】図12もまた、紙のインターフェースの別
の実施の一形態を示す。紙のインターフェース120
は、「もしもし/こんにちは」等の会話表現のためのコ
ード121(即ち、会話要素)を含む。
【0110】図11において、スキャナ113(Symbol
SPT-1500バーコード・スキャナ等)が、会話要素を読
み取るために用いられる。実施の一形態において、スキ
ャナ113は、RS232ポートを介してコントローラ
111に連結される。各コードは、会話表現と関連付け
られたオーディオ・クリップ(WAVフォーマット)を
示す。
【0111】コントローラ111(例えば、Quadravox
のQV305 RS232再生コントローラ)は、ランダムに又は
順番にアクセスされることが可能なオーディオ・クリッ
プを保存する。コントローラ111は、音声信号が電話
機に向けられることを可能にするインピーダンス整合回
路112を介して電話入力に接続される。実施の一形態
において、R1=10kオーム、R2=460オーム、そ
してC1=0.1マイクロファラッドである。PDAイ
ンターフェースでの選択により示されるオーディオ・ク
リップの番号は、PDAのRS232のシリアル・ポー
トを介してコントローラ111に通信される。生成され
た会話は、ハンドフリーのイヤホンと、電話回線を介し
ての両方で聞き取れるが、ユーザの一般的なロケールに
は聞こえない。
【0112】D.電話付属装置の実施の形態 電話付属装置の実施の一形態では、ラベル付けされたボ
タン等の物理的なインターフェースが会話表現である。
装置は、電話付属装置として電話機に取り付けられても
よく、或いは電話機のメカニズム自体の設計に組み込ま
れてもよい。ユーザが会話ボタンを押すと、コンピュー
タは音声接続を介して外部には無音で電話に「言葉を発
する」。
【0113】図13は、本発明の電話付属装置の実施の
一形態を示す。電話付属装置の実施の形態は、音声を電
話に伝えるコネクタ132に連結される装置131に連
結される携帯電話130を含む。装置131は、それぞ
れの会話表現としてラベル付けされるか、又は印を付け
られたボタンを有する物理的なインターフェースであ
る。
【0114】電話付属装置の実施の一形態において、携
帯電話130は、ハンドフリーのヘッドセットを有する
QualcommのPDQ Smartphoneである。電話付属装置の実施
の一形態において、装置131は、電子記録及び再生装
置である。実施の一形態において、音声を電話に伝える
コネクタ132は、図5で示されるようなインピーダン
ス整合回路である。
【0115】実施の一形態において、1つ又は複数の単
一チャネル音声記録及び再生チップ(例えば、Radio sh
ack(商標)のRecording Keychain)は、ラベル付けさ
れた制御ボタンを介してアクセスされることが可能な音
声を保存する。チップは、音声信号が電話機に向けられ
ることを可能にする音声を電話に伝えるコネクタ132
を介して電話入力に接続される。実施の一形態におい
て、音声を電話に伝えるコネクタ132は、R1=10
kオーム、R2=460オーム、そしてC1=0.1マイ
クロファラッドである図5に示されるようなインピーダ
ンス整合回路である。生成された会話は、ハンドフリー
のイヤホンと、電話回線を介しての両方で聞き取れる
が、ユーザの一般的なロケールには聞こえない。
【0116】ワンチップ版は、ユーザが普通の声で会話
を続けることが可能な場所へ移動するまで、会話を延期
するために用いられ得る単一の挨拶又は複数の挨拶を保
持することができる。他のチップが、代替の挨拶(例え
ば、移動通話のスクリーニング)又は限られた応答(例
えば、はい、いいえ等)のために追加されてもよい。
【0117】代替の実施の形態では、通話オブジェクト
が提供される。例えば、無声通話技術を有するクレジッ
トカード(例えば、上述のチップの配置を用いることに
よる)は、可聴の発話(例えば、アカウント番号)を外
部には無音で生成する。従って、予約を確認するため、
又は他の目的で用いられる際に、個人情報が他人に聞か
れることはない。
【0118】E.電気通信インフラストラクチャの実施
の形態 上述のように、音声通話は、電話機の少なくとも1つが
非言語的なインターフェース(例えば、ボタン又はタッ
チスクリーン)を有する場合に行われる。非言語的なイ
ンターフェースは、電話接続を介して音声発話(録音さ
れた、又は合成された)を選択及び再生するために用い
られる。音声の生成が導入され得る場所は、図14で示
されるような通話の音声経路に多数存在する。実施の一
形態において、電話の受け手142は、重要な電話を受
けることを必要とする携帯電話のユーザであるが、常に
会話が可能な状況にあるわけではない(例えば、会議、
公共の交通機関、待合室)。
【0119】図14は、無声通話技術を有する電気通信
インフラストラクチャ140を示す。電気通信インフラ
ストラクチャ140は、電話のかけ手141により用い
られる電話機143を含む。電話機143は、電気通信
サービス・プロバイダ146にアクセスする。電話機1
43は、電気通信サービス・プロバイダ146に接続さ
れる電話通信サーバ145に選択的にアクセスする。実
施の一形態において、電気通信サービス・プロバイダ1
46は、電話通信サーバ148を制御する電気通信サー
ビス・プロバイダ147にアクセスする。電話通信サー
バ148はその後、携帯電話144に対してサービスを
提供する。電気通信インフラストラクチャ140に属す
る全てのソフトウェア及び/又は機械装置が、無声通話
技術の実施の形態を実行するために用いられ得る。例え
ば、無声通話ソフトウェアは、電気通信サービス・プロ
バイダ147で実行されてもよい。ユーザはその後、携
帯電話144上でボタンを選択することによって、発話
を開始することができる。
【0120】代替の実施の形態において、上述の無声通
話ソフトウェア及び/又は構造は、電話機144及び/
又は143の内部等の、電気通信インフラストラクチャ
140に属する他の部分に配置されてもよい。
【0121】i.バンド内及びバンド外の発話の選択 少なくとも2つの無声通話の電気通信インフラストラク
チャの実施の形態が存在する。即ち、1)通話者により
成される発話の選択のための制御信号が音声オーディオ
(voice audio)と混合される(即ち、タッチ・トーン
等のバンド内通信)、又は2)制御信号が音声信号とは
異なる通信チャネルを使用する(即ち、バンド外)、実
施の形態である。何れの実施の形態においても、無声通
話の発話の生成が可能なサーバ・アプリケーションが、
電気通信インフラストラクチャへのアクセスを有し、図
14に示されるように、通話の音声経路(例えば、サー
ビス・プロバイダの電話サーバ)を操作することができ
る。
【0122】a.音声オーディオを追加するためのバン
ド内選択 図16(a)及び図16(b)は、バンド内電気通信イ
ンフラストラクチャの実施の形態及び無声通話サーバを
例示する。
【0123】電話機が文字表示をサポートする場合、1
セットの可能な発話が電話機上に表示される。テキスト
は、電気通信プロバイダから予め取得される(例えば、
以前の音声又はデータ通話でダウンロードされる)か、
現在の通話の最中に取得又はカスタマイズされることに
より、電話機で設定される。通信は、通話者のID等の
電話情報フィールドを介して、又はタッチ・トーン信
号、ファックス・トーン、又はある意味では音声として
より注意を喚起する方法(例えば、リズミカルな、又は
音楽的なシーケンス)であるカスタマイズされた信号技
術のための押しボタン・ダイヤル信号(Dual-Tone Mult
i Frequency:「DTMF」)等のバンド内信号を介し
て行われることが可能である。
【0124】電話機が専用の選択キーをサポートする場
合、これらは会話要素の選択を操作するために用いられ
得る。選択肢の1つが選択されると、符号化された選択
と共にメッセージがバンド内信号によりプロバイダに送
り返される。選択メッセージは、対応する会話要素にア
クセスするために用いられる。
【0125】電話機が選択キーをサポートしていない場
合、標準の数字パッド(例えば、*、1、2等)が選択
のために用いられ得る。他の関係者からの関連するDT
MF信号は、通信事業者又はプロバイダ特有のメカニズ
ムによって、又はDTMFが処理されている間に、電話
のかけ手を一時的に保留の状態にさせることにより、抑
制されるであろう。或いは、電話は、聴覚的にそれ程妨
げにならない代替のトーン生成(例えば、他の周波数又
はリズムのパターン)をサポートしてもよい。
【0126】実施の一形態において、電話の受け手の電
話機162は、図16(b)に示されるように、無声通
話サーバ160及び無声通話ソフトウェア160aにア
クセスするための無声通話技術を有する。
【0127】別の実施の形態において、電話のかけ手の
電話機161は、図16(b)に示されるように、無声
通話サーバ160及び無声通話ソフトウェア160aに
アクセスするための無声通話技術を有する。
【0128】別の実施の形態において、第三者機関であ
るプロバイダが、図16(a)に示されるように、(お
そらく電話の受け手により)通話に利用される。この例
では、電話会議が確立され、電話の受け手の会話要素選
択信号(おそらくDTMF又は他の可聴パターンとし
て)が受け入れられ、それらは対応する可聴の発話に変
換される。
【0129】様々なバンド内電気通信インフラストラク
チャの実施の形態を以下で説明する。第1に、無声通話
サーバでの代理応答の実施の形態が用いられ得る。携帯
電話への呼び出しは、実際には先ず電話番号によって行
われる。これは、接触点として電話番号を提供すること
によって、電話のかけ手(161)にとって解かり易く
することができる。無声通話サーバ160(例えば、電
話通信プログラム、又はサービス・プロバイダ機能)
は、かかってくる通話に応答し、電話の受け手の携帯電
話162にダイヤルする。電話の受け手(162)が携
帯電話162に出ると、電話のかけ手(161)との接
続を確立させる。受け手の電話機162はその後、直ち
に無声通話サーバ160に(例えば、図16(a)及び
(b)に示されるように、電話会議を介して、又は仲介
手段として機能するサーバ・アプリケーションによるリ
レーとして)接続する。電話の受け手(162)は、無
声通話入力を選択し、その選択は、適切な可聴の発話へ
の復号化及び変換のために無声通話サーバ160に信号
を送られる。バンド内信号自体は、電話のかけ手(16
1)に可聴であっても(例えば、図16(a)に示され
る連続する三者通話の電話会議接続においてのよう
に)、電話のかけ手(161)から遮られても(例え
ば、図16(b)に示されるリレー接続においてのよう
に、又は制御信号が処理される間、電話のかけ手(16
1)を一時的に素早く保留の状態にさせることによる)
よい。
【0130】第2に、移動式のハンドセット(送受話
器)からの第三者のアドインが、実施の一形態で用いら
れ得る。通話は先ず、電話の受け手の携帯電話162に
直接かけられる。電話の受け手が携帯電話162に答え
ると、電話のかけ手(161)との接続がもたらされ
る。電話は、直ちに無声通話サーバ160に(例えば、
電話会議又はリレー接続にダイヤルするか、又は持続性
の電話会議又はリレー接続にアクセスすることによっ
て)接続する。その後、バンド内信号及び発話の生成
は、上述と同様の方法で続けられる。
【0131】バンド内信号は、音声及びデータの両方の
通信にただ1つの通信チャネルを必要とすること、及び
電気通信インフラストラクチャを変更せずに機能するこ
とができる(例えば、DTMFサポートが既にこのシス
テムに備わっている)、という利点を有する。特定の状
況下において、可聴の信号は、何人かの電話のかけ手
に、電話の受け手の状況に関する可聴の合図を与えるの
に役立つであろう。不利な点は、電話のかけ手の多く
に、彼らが聞きたくない可聴の制御信号を我慢させる
(例えば、それらを無視するか又はカムフラージュする
ことによって)か、又は電話のかけ手からそれらを隠す
(例えば、制御信号の処理の間、電話のかけ手を保留状
態にさせる)ことを必要とする点である。また、バンド
内信号は、可聴のチャネルを介して通信されることが可
能な制御データの量及び速さに制限される。
【0132】b.音声オーディオを追加するためのバン
ド外選択選択された会話要素は、電話の音声チャネル以
外のある手段を介して無声通話サーバに通信されること
が可能である。図17は、バンド外電気通信インフラス
トラクチャの実施の形態170を示す。バンド内信号と
同様に、通話は電話番号によって(上述の代理応答手
法)、又は電話の受け手の携帯電話に直接(第三者のア
ドイン)かけられ得る。無声通話サーバは、電話会議及
びリレー構成の何れかを介して音声通話に接続される。
【0133】バンド外制御の実施の形態を以下で説明す
る。
【0134】第1に、関連した音声及びデータ接続の実
施の形態が用いられ得る。電気通信システム(統合サー
ビス・デジタル・ネットワーク(「ISDN」)等)
は、音声とデータとを別々のチャネルで伝送する。例え
ば、電気通信プロバイダは人々の電話機のベルを鳴らす
ために呼出し音の電圧信号を送信する(バンド内信号)
のではなく、プロバイダはデジタル・パケットを別のチ
ャネルで送信する(バンド外信号)。通話は、音声チャ
ネル及び関連する制御データ・ストリームを確立するこ
とによって、電気通信サービス・プロバイダにより処理
される。制御情報は、代替のデータ・チャネルを用いて
音声通信とは独立して無声通話サーバに送信される。音
声経路と接続されている無声通話サーバは、上述のよう
な適切な発話を導く。
【0135】第2に、符号分割多元アクセス(「CDM
A」)及びインターネット・フォン(Voice-over-IP:
「VoIP」)等のデジタル通信は、音声及びデータを
ビットとして符号化し、パケットをデジタル・チャネル
上に交互配置することによって同時通信を可能にする。
【0136】第3に、独立したデータ接続の実施の形態
が用いられ得る。実施の一形態において、ハンドセット
は、電話の受け手と無声通話サーバとの間の制御情報を
通信するために、独立したデータ接続、即ち第2の装置
(例えば、無線接続されたPDA)を備えている。
【0137】第4に、更なる電話接続の実施の形態が用
いられ得る。ハンドセットが複数の電話機能を備えてい
るか、又は幾つかの電話機が用いられてもよい。ある通
話は、電話の受け手と無声通話サーバ171との間の制
御情報を伝える。他の電話機173は、全ての関係者
(電話のかけ手、電話の受け手、及びサーバ・アプリケ
ーション)との接続を有する。
【0138】第5に、デジタル音声及びデータの同時混
合通信をサポートしているチャネル(例えば、無声通話
電話機として機能するIPを使用可能な電話機と組み合
わせられたVoIP)を使用する際に、合成の又は予め
録音された会話要素が、電話機のハンドセットに単純な
データ・パケットとして格納されることが可能である。
電話の受け手が音声発話を取得するために、予め録音さ
れたデータ・セットが、電話のかけ手のデジタル・デー
タ・ストリームに送られる。
【0139】バンド外信号は、制御信号が隠されたり
(例えば、電話のかけ手を一時的に保留状態にさせてお
くことによる)、カモフラージュされたり(例えば、リ
ズミカルなパターンとして)、或いは我慢されたり(例
えば、タッチ・トーン)する必要がない、という利点を
有する。不利な点は、音声及びデータが混在するパケッ
ト通信(例えば、VoIP)の場合を除き、幾つかの通
信チャネルが管理を必要とするという点である。
【0140】ii.VoIP電気通信インフラストラクチ
ャVoIPは、適切なサービス品質(QoS)及び優れ
た利益対価格比で、IPベースのデータ・ネットワーク
を介して電話をかけ、ファックスを送る能力である。ht
tp://www.protocols.com/papers/voip.htm及びhttp://w
ww.techquide.comを参照されたい。音声データは、デー
タ・パケットに符号化され、インターネット・プロトコ
ルを使用して送信される。
【0141】Net2phone(http://www.net2phone.com)
のParityソフトウェア(http://www.paritysw.com/prod
ucts/spt_ip.htm)、即ち「音声ソフトウェアを伴うP
C」は、本発明のVoIP電話通信開発のアプリケーシ
ョン・プログラム・インターフェース(「API」)を
提供する。
【0142】VoIPの実施の一形態において、情報は
インターネット、電話交換及び/又はローカル・ネット
ワークを介して伝送される。図18乃至22は、VoI
P機能を使用する様々な電気通信インフラストラクチャ
の実施の形態を例示する。これらのインフラストラクチ
ャの実施の形態は、無声通話の音声発話が格納又は生成
される位置、並びに、無声通話の対話に用いられる電話
機がIP対応であるか否かという点で異なる。表1は、
図18乃至22に示される様々なインフラストラクチャ
の実施の形態に関する5つの異なる構成を示す。
【表1】
【0143】図18において、DTMF信号を送出する
ことができるIPの使用が不可能な電話機180が無声
電話として機能し、VoIPのゲートウェイ182を介
する無声電話サーバ181からの音声発話の再生/生成
を制御する。DTMF制御信号は、VoIPゲートウェ
イ182により検出され、適切な無声通話制御コードを
有するIPデータ・パケットとして無声電話サーバ18
1にルーティングされる。無声電話サーバ181は、無
声通話制御コードを有するIPデータ・パケットを受信
し、格納/生成された無声通話の音声発話をIPデータ
・パケットとして、(a)他の電話機184と通信して
いるVoIPゲートウェイ183と、(b)無声電話1
80と通信しているVoIPゲートウェイ182と、に
送信することにより応答する。他の電話機184からの
音声は、VoIPゲートウェイ183に送られ、無声電
話180と通信しているVoIPゲートウェイ182を
介してIPデータ・パケットとして無声電話にルーティ
ングされる。
【0144】図18において、DTMF信号を生成可能
な任意の電話機を、無声電話サーバ181に存在してい
る無声電話サービスに単に登録することによって、無声
電話に変更することができる。
【0145】図19において、IPを使用可能な電話機
190が無声電話として機能し、無声電話サーバ191
に無声通話制御コードをIPデータ・パケットとして送
信することによって、無声電話サーバ191からの音声
発話の再生/生成を制御する。無声電話サーバ191
は、無声通話制御コードを有するIPデータ・パケット
を受信し、格納/生成された無声通話の音声発話をIP
データ・パケットとして、(a)他の電話機194と通
信しているVoIPゲートウェイ193と、(b)IP
を使用可能な無声電話190と、に送信することにより
応答する。他の電話機194からの音声は、VoIPゲ
ートウェイ193に送られ、無声電話190にIPデー
タ・パケットとしてルーティングされる。
【0146】図20において、IPを使用可能な電話機
が無声電話200として機能し、無声電話サーバ201
に無声通話制御コードをIPデータ・パケットとして送
信することによって、無声電話サーバ201からの音声
発話の再生/生成を制御する。無声電話サーバ201
は、無声通話制御コードを有するIPデータ・パケット
を受信し、格納/生成された無声通話の音声発話をIP
データ・パケットとして、(a)IPを使用可能な他の
電話機204と、(b)IPを使用可能な無声電話20
0と、に送信することにより応答する。他の電話機20
4からの音声は、IPデータ・パケットとして無声電話
200にルーティングされる。
【0147】図21において、IPを使用可能な電話機
が無声電話210として機能し、格納/生成された無声
通話の音声発話をIPデータ・パケットとしてIPを使
用可能な他の電話機214に送信する。他の電話機21
4からの音声は、IPデータ・パケットとして無声電話
210にルーティングされる。
【0148】図22において、IPを使用可能な電話機
が無声電話220として機能し、格納/生成された無声
通話の音声発話をIPデータ・パケットとして他の電話
機224と通信しているVoIPゲートウェイ221に
送信する。他の電話機224からの音声は、VoIPゲ
ートウェイ221に送られ、IPデータ・パケットとし
て無声電話220にルーティングされる。
【0149】iii.無線電話通信アプリケーション及び
インターフェース実施の一形態において、無線アプリケ
ーション・プロトコル(「WAP」)内の無線電話通信
アプリケーション・フレームワーク(「WTA」)が、
無声通話の実施の形態で用いられる。例えば、無声通話
ソフトウェアは、携帯電話に格納されたマイクロブラウ
ザからアクセスされるWTAサーバに保存される。
【0150】本発明の好ましい実施の形態の上述の説明
は、例示及び説明のために提供されている。上述の説明
は、本発明を網羅すること、又は開示された通りの形態
に制限することを意図しない。明白に、多くの変更及び
変形が、当業者には明らかであろう。実施の形態は、そ
の説明により、他の当業者が企図される特定の使用に適
した様々な実施の形態及び様々な変更態様と共に本発明
を理解するのを容易にする、本発明の本質及びその実用
的なアプリケーションを最も適切に説明するために選ば
れ記載された。本発明の範囲は、本願の請求項及びそれ
に準ずる物により定義されることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の無声通話システムの簡
略化されたブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態の無声通話パソコン
(「PC」)を示す図である。
【図3】本発明の実施の一形態に従った無声通話システ
ムによる会話の遂行の簡略化されたブロック図である。
【図4】本発明の実施の一形態に従った無声通話の会話
構造の準備に関する簡略化されたブロック図である。
【図5】本発明の実施の一形態のインピーダンス整合回
路の概略図である。
【図6】本発明の実施の一形態に従った無声通話のフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の実施の一形態の無声通話のグラフィカ
ル・ユーザ・インターフェース(「GUI」)である。
【図8】本発明の実施の一形態の無声通話のパーソナル
携帯情報機器(「PDA」)を示す図である。
【図9】本発明の実施の一形態の無声通話のGUIを表
示している携帯電話を示す図である。
【図10】本発明の実施の一形態の無声通話処理装置及
びスキャナを示す図である。
【図11】本発明の実施の一形態の無声通話処理装置及
びスキャナを示す図である。
【図12】本発明の実施の一形態の無声通話処理装置及
びスキャナで会話表現として使用されるバーコードを有
する用紙を示す図である。
【図13】本発明の実施の一形態に従った無声通話の電
話付属装置を示す図である。
【図14】本発明の実施の一形態に従った無声通話の電
気通信インフラストラクチャを示す図である。
【図15】本発明の実施の一形態に従った無声通話の状
態図である。
【図16】(a)及び(b)は、本発明の実施の一形態
に従った無声通話のバンド内電気通信インフラストラク
チャを示す図である。
【図17】本発明の実施の一形態の無声通話のバンド外
電気通信インフラストラクチャを示す図である。
【図18】本発明の実施の一形態に従ったVoIP電気
通信インフラストラクチャを示す図である。
【図19】本発明の実施の一形態に従ったVoIP電気
通信インフラストラクチャを示す図である。
【図20】本発明の実施の一形態に従ったVoIP電気
通信インフラストラクチャを示す図である。
【図21】本発明の実施の一形態に従ったVoIP電気
通信インフラストラクチャを示す図である。
【図22】本発明の実施の一形態に従ったVoIP電気
通信インフラストラクチャを示す図である。
【符号の説明】
11 発声区域 12 電気通信インフラストラクチャ 13、18 電話機 14 無声通話技術 15 無声区域 30 電話からユーザへのコネクタ 31 会話表現 32 格納データ抽出装置 33 発話データ記憶装置 33a 会話要素 34 音声ジェネレータ 35 音声を電話に伝えるコネクタ 36 音声入力 37 スイッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 AA21 AA71 BB04 BB05 CC07 CC11 DD01 DD03 EE06 EE09 FF03 FF04 FF06 5K027 AA11 BB01 DD18 FF22 HH26 MM17 5K101 KK02 KK05 KK06 LL01 LL02 LL03 LL12 MM06 MM07 NN03 NN04 NN08 NN16 NN18 NN21 SS07 UU19

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)会話表現にアクセスするステップ
    と、 (b)前記会話表現を選択するステップと、 (c)前記会話表現に関連付けられた会話要素の内部表
    現を取得するステップと、 (d)前記内部会話要素に基づいて可聴の発話を生成す
    るステップと、 を含む、通信方法。
  2. 【請求項2】 複数の会話表現にアクセスし、第1及び
    第2の会話表現を選択するステップを更に含む、請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記会話表現が、アイコン、記号、図、
    グラフ、チェックボックス、GUIウィジェット、及び
    グラフィック・ボタンを含むグループから選択される、
    請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記会話表現が、テキスト及びラベルを
    含むグループから選択される、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記会話表現又は前記会話要素を変更す
    るステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記会話表現又は前記会話要素を削除す
    るステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記会話要素又は前記会話表現を追加す
    るステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記会話表現と前記会話要素との間の関
    連を変更するステップを更に含む、請求項1に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 会話要素を記録するステップを更に含
    み、該会話要素を記録するステップが、テキストを音声
    に変換する処理を含む、請求項1に記載の方法。
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