JPH10135868A - 誤り検出および訂正機能を有するrfトランスポンダ・システム - Google Patents
誤り検出および訂正機能を有するrfトランスポンダ・システムInfo
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- JPH10135868A JPH10135868A JP9236848A JP23684897A JPH10135868A JP H10135868 A JPH10135868 A JP H10135868A JP 9236848 A JP9236848 A JP 9236848A JP 23684897 A JP23684897 A JP 23684897A JP H10135868 A JPH10135868 A JP H10135868A
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- bits
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- data set
- reader
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/08—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by repeating transmission, e.g. Verdan system
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決課題】 データ送信エラーの検出訂正機能を備え
たRFトランスポンダ・システムの提供。 【解決手段】 励振器を用いてRF励振信号を発生し
てトランスポンダに電力を与え、複数のビットからなり
共通のメッセージを含むデータセットを複数個含み前記
データセットのうちの少なくとも1つは残りのデータセ
ットとは異なる方法でエンコードされているRF応答信
号を、トランスポンダにより発生・送信し、このRF応
答信号を読取り器において受信して前記の少なくとも1
つのエンコードされたデータセットをデコードし、それ
ぞれのデータセットの対応するビットを比較してデータ
セットにおける選択されたビットが他の対応ビットの半
数以上と一致するときは、当該選択されたビットを有効
なビットと決定する、RFトランスポンダ・システムに
おける誤り検出方法。
たRFトランスポンダ・システムの提供。 【解決手段】 励振器を用いてRF励振信号を発生し
てトランスポンダに電力を与え、複数のビットからなり
共通のメッセージを含むデータセットを複数個含み前記
データセットのうちの少なくとも1つは残りのデータセ
ットとは異なる方法でエンコードされているRF応答信
号を、トランスポンダにより発生・送信し、このRF応
答信号を読取り器において受信して前記の少なくとも1
つのエンコードされたデータセットをデコードし、それ
ぞれのデータセットの対応するビットを比較してデータ
セットにおける選択されたビットが他の対応ビットの半
数以上と一致するときは、当該選択されたビットを有効
なビットと決定する、RFトランスポンダ・システムに
おける誤り検出方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大まかに言えばラ
ジオ周波数(RF)トランスポンダ・システムに関し、
より詳細に言えば、RFトランスポンダ・システムで用
いる誤り(エラー)検出および訂正方法に関する。
ジオ周波数(RF)トランスポンダ・システムに関し、
より詳細に言えば、RFトランスポンダ・システムで用
いる誤り(エラー)検出および訂正方法に関する。
【0002】
【従来技術】ラジオ周波数(RF)トランスポンダ・シ
ステムは、離れた場所の間で電気的接触なしに通信を行
うために用いられる。RFトランスポンダ・システム
は、一般的には励振器(exciter)/読取り器(reader)
〔ER〕とトランスポンダあるいはRF識別(RFI
D)タグと呼ばれるものを含む。ERは、RF励振信号
を発生し、これをトランスポンダに送信して後者にエネ
ルギーを与え、これにより、トランスポンダは、識別信
号その他のデータ信号を発生し、これを特定の周波数で
ERに送信し返す。ERの中には書込み信号を発生して
これをトランスポンダに送信できるものもあり、トラン
スポンダが発生するデータ信号を修正することができ
る。これらのERは、本明細書においては、励振器/読
取り器/書込み器(ERW)と呼ぶ。RFトランスポン
ダ・システムは、通常、トランスポンダが取り付けられ
た物の存在を識別または指し示し、あるいはタイヤの空
気圧や容器内の流体の温度のような物理的状態に関する
情報を送信するために用いられている。従来使用されて
いるトランスポンダ・システムは、RF雑音レベルが比
較的高い環境下やRFトランスポンダ・システムの範囲
限界(range limits)近くの距離では、通常、低い信号/
雑音比を示す。したがって、従来のRFトランスポンダ
・システムをこうした環境条件で使う場合には、データ
誤りが大きな問題となる。このため、データ誤りの発生
を最少源に抑えるために、比較的RF雑音レベルの少な
い環境で、かつ、システムの範囲限界よりも相当に短い
距離においてRFトランスポンダ・システムを用いるこ
とをメーカーは推奨している。トランスポンダから受信
するデータの正確さを改善するため、従来のトランスポ
ンダ・システムの中には、トランスポンダを2回以上励
振し、最初の送信でERW回路により受信したデータを
後の回でERW回路により受信したデータと比較するも
のもある。各送信でERW回路により受信したデータが
一致したときには、データは有効で用い得るものと見な
される。データが一致しないときは、データは無効で用
い得ないものと見なされる。しかし、トランスポンダの
動作が正確でないときには、送信する度にシステム的に
同一の誤りが繰り返されることもあり得る。この場合、
ERW回路が受け取るすべてのデータは各送信で同一で
あるが、データは誤りを含んでいる。この結果、謝った
データが有効なものと見なされるという不適切な事態が
生じる。
ステムは、離れた場所の間で電気的接触なしに通信を行
うために用いられる。RFトランスポンダ・システム
は、一般的には励振器(exciter)/読取り器(reader)
〔ER〕とトランスポンダあるいはRF識別(RFI
D)タグと呼ばれるものを含む。ERは、RF励振信号
を発生し、これをトランスポンダに送信して後者にエネ
ルギーを与え、これにより、トランスポンダは、識別信
号その他のデータ信号を発生し、これを特定の周波数で
ERに送信し返す。ERの中には書込み信号を発生して
これをトランスポンダに送信できるものもあり、トラン
スポンダが発生するデータ信号を修正することができ
る。これらのERは、本明細書においては、励振器/読
取り器/書込み器(ERW)と呼ぶ。RFトランスポン
ダ・システムは、通常、トランスポンダが取り付けられ
た物の存在を識別または指し示し、あるいはタイヤの空
気圧や容器内の流体の温度のような物理的状態に関する
情報を送信するために用いられている。従来使用されて
いるトランスポンダ・システムは、RF雑音レベルが比
較的高い環境下やRFトランスポンダ・システムの範囲
限界(range limits)近くの距離では、通常、低い信号/
雑音比を示す。したがって、従来のRFトランスポンダ
・システムをこうした環境条件で使う場合には、データ
誤りが大きな問題となる。このため、データ誤りの発生
を最少源に抑えるために、比較的RF雑音レベルの少な
い環境で、かつ、システムの範囲限界よりも相当に短い
距離においてRFトランスポンダ・システムを用いるこ
とをメーカーは推奨している。トランスポンダから受信
するデータの正確さを改善するため、従来のトランスポ
ンダ・システムの中には、トランスポンダを2回以上励
振し、最初の送信でERW回路により受信したデータを
後の回でERW回路により受信したデータと比較するも
のもある。各送信でERW回路により受信したデータが
一致したときには、データは有効で用い得るものと見な
される。データが一致しないときは、データは無効で用
い得ないものと見なされる。しかし、トランスポンダの
動作が正確でないときには、送信する度にシステム的に
同一の誤りが繰り返されることもあり得る。この場合、
ERW回路が受け取るすべてのデータは各送信で同一で
あるが、データは誤りを含んでいる。この結果、謝った
データが有効なものと見なされるという不適切な事態が
生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、概括的に言えば、改善されたRFトランスポン
ダ・システムを提供することにある。特に、本発明は、
データの送信誤りがほとんどないRFトランスポンダ・
システムを提供することを目的とする。また、本発明
は、RFトランスポンダ・システムの範囲限界近くでも
動作し得るRFトランスポンダ・システムを提供するこ
とを目的とする。さらに、本発明は、RF雑音が比較的
大きな環境下においても動作し得るRFトランスポンダ
・システムを提供することを目的とする。さらにまた、
本発明の目的は、改善された誤り検出および訂正機能を
有するRFトランスポンダ・システムを提供することに
ある。これらの目的およびその他の目的は、以下に記載
する本発明によって実現される。
目的は、概括的に言えば、改善されたRFトランスポン
ダ・システムを提供することにある。特に、本発明は、
データの送信誤りがほとんどないRFトランスポンダ・
システムを提供することを目的とする。また、本発明
は、RFトランスポンダ・システムの範囲限界近くでも
動作し得るRFトランスポンダ・システムを提供するこ
とを目的とする。さらに、本発明は、RF雑音が比較的
大きな環境下においても動作し得るRFトランスポンダ
・システムを提供することを目的とする。さらにまた、
本発明の目的は、改善された誤り検出および訂正機能を
有するRFトランスポンダ・システムを提供することに
ある。これらの目的およびその他の目的は、以下に記載
する本発明によって実現される。
【0004】
【課題解決の手段】すなわち、本発明は、以下のRFト
ランスポンダ・システムにおける誤り検出方法およびR
Fトランスポンダ・システムを提供する。 (1) 以下の工程を含むRFトランスポンダ・システ
ムにおいてデータ送信の誤りを検出する方法:励振器を
用いてRF励振信号を発生する;前記RF励振信号によ
りトランスポンダに電力を与える;複数のビットからな
り共通のメッセージを含むデータセットを複数個含み、
前記データセットのうちの少なくとも1つは残りのデー
タセットとは異なる方法でエンコードされているRF応
答信号を発生し、このRF応答信号を読取り器に対して
送信する;読取り器において前記RF応答信号を受信す
る;前記エンコードされたデータセットの少なくとも1
つを読取り器によりデコードして少なくとも1つのデコ
ードされたデータセットを与える;前記少なくとも1つ
のデコードされたデータセットと残りのデータセットの
それぞれの対応するビットを比較する;選択された、デ
コードされたまたは残りのデータセットの選択されたビ
ットが対応ビットの半数以上と一致するときは、当該選
択されたビットを有効なビットと決定する。
ランスポンダ・システムにおける誤り検出方法およびR
Fトランスポンダ・システムを提供する。 (1) 以下の工程を含むRFトランスポンダ・システ
ムにおいてデータ送信の誤りを検出する方法:励振器を
用いてRF励振信号を発生する;前記RF励振信号によ
りトランスポンダに電力を与える;複数のビットからな
り共通のメッセージを含むデータセットを複数個含み、
前記データセットのうちの少なくとも1つは残りのデー
タセットとは異なる方法でエンコードされているRF応
答信号を発生し、このRF応答信号を読取り器に対して
送信する;読取り器において前記RF応答信号を受信す
る;前記エンコードされたデータセットの少なくとも1
つを読取り器によりデコードして少なくとも1つのデコ
ードされたデータセットを与える;前記少なくとも1つ
のデコードされたデータセットと残りのデータセットの
それぞれの対応するビットを比較する;選択された、デ
コードされたまたは残りのデータセットの選択されたビ
ットが対応ビットの半数以上と一致するときは、当該選
択されたビットを有効なビットと決定する。
【0005】(2) 前記選択されたビットが対応ビッ
トの半数以上と一致しないときは、当該選択されたビッ
トを捨てる工程をさらに含む前記1に記載の方法。 (3) 前記選択されたビットが対応ビットの半数以上
と一致しないときは、当該選択されたビットを無効なビ
ットと決定する工程をさらに含む前記1に記載の方法。 (4) 前記共通メッセージが識別コードを含む前記1
に記載の方法。 (5) 前記共通メッセージが、読取り器に記憶された
メッセージと一致するときは、制限領域へのアクセスを
許可する前記1に記載の方法。 (6) 前記少なくとも1つのデータセットを、該デー
タセットのビットパターンを逆転させることによりエン
コードする工程をさらに含む前記1に記載の方法。 (7) 前記励振器と読取り器が1つの回路に統合され
たものである前記1に記載の方法。
トの半数以上と一致しないときは、当該選択されたビッ
トを捨てる工程をさらに含む前記1に記載の方法。 (3) 前記選択されたビットが対応ビットの半数以上
と一致しないときは、当該選択されたビットを無効なビ
ットと決定する工程をさらに含む前記1に記載の方法。 (4) 前記共通メッセージが識別コードを含む前記1
に記載の方法。 (5) 前記共通メッセージが、読取り器に記憶された
メッセージと一致するときは、制限領域へのアクセスを
許可する前記1に記載の方法。 (6) 前記少なくとも1つのデータセットを、該デー
タセットのビットパターンを逆転させることによりエン
コードする工程をさらに含む前記1に記載の方法。 (7) 前記励振器と読取り器が1つの回路に統合され
たものである前記1に記載の方法。
【0006】(8) RF励振信号を発生する励振器回
路;前記RF励振信号により電力を付与されて、複数の
ビットからなり共通のメッセージを含むデータセットを
複数個含み、前記データセットのうちの少なくとも1つ
は残りのデータセットとは異なる方法でエンコードされ
ているRF応答信号を発生し、このRF応答信号を送信
するトランスポンダ;前記少なくとも1つのエンコード
されたデータセットをデコードし、少なくとも1つのデ
コードされたデータセットを与えるデコーダと、前記少
なくとも1つのデコードされたデータセットと残りのデ
ータセットのそれぞれの対応ビットを比較する比較回路
とを有する読取り器回路;および選択された、デコード
されたまたは残りのデータセットにおける選択されたビ
ットが対応ビットの半数以上と一致するときは、当該選
択されたビットを有効なビットと判定する決定回路;を
含むRFトランスポンダ・システム。
路;前記RF励振信号により電力を付与されて、複数の
ビットからなり共通のメッセージを含むデータセットを
複数個含み、前記データセットのうちの少なくとも1つ
は残りのデータセットとは異なる方法でエンコードされ
ているRF応答信号を発生し、このRF応答信号を送信
するトランスポンダ;前記少なくとも1つのエンコード
されたデータセットをデコードし、少なくとも1つのデ
コードされたデータセットを与えるデコーダと、前記少
なくとも1つのデコードされたデータセットと残りのデ
ータセットのそれぞれの対応ビットを比較する比較回路
とを有する読取り器回路;および選択された、デコード
されたまたは残りのデータセットにおける選択されたビ
ットが対応ビットの半数以上と一致するときは、当該選
択されたビットを有効なビットと判定する決定回路;を
含むRFトランスポンダ・システム。
【0007】(9) 前記選択されたビットが対応ビッ
トの半数以上と一致しないときは、読取り器回路が当該
選択されたビットを捨てる前記8に記載のRFトランス
ポンダ・システム。 (10) 前記選択されたビットが対応ビットの半数以
上と一致しないときは、読取り器回路が当該選択された
ビットを無効なビットと決定する前記8に記載のRFト
ランスポンダ・システム。 (11) 前記共通メッセージが識別コードを含む前記
8に記載のRFトランスポンダ・システム。 (12) 前記共通メッセージが、読取り器に記憶され
たメッセージと一致するときは、制限領域へのアクセス
を許可する前記8に記載のRFトランスポンダ・システ
ム。 (13) 前記少なくとも1つのエンコードされたデー
タセットが、逆転したビットパターンを有する前記8に
記載のRFトランスポンダ・システム。 (14) 前記励振器回路と読取り器回路が1つの回路
に統合されたものである前記8に記載のRFトランスポ
ンダ・システム。
トの半数以上と一致しないときは、読取り器回路が当該
選択されたビットを捨てる前記8に記載のRFトランス
ポンダ・システム。 (10) 前記選択されたビットが対応ビットの半数以
上と一致しないときは、読取り器回路が当該選択された
ビットを無効なビットと決定する前記8に記載のRFト
ランスポンダ・システム。 (11) 前記共通メッセージが識別コードを含む前記
8に記載のRFトランスポンダ・システム。 (12) 前記共通メッセージが、読取り器に記憶され
たメッセージと一致するときは、制限領域へのアクセス
を許可する前記8に記載のRFトランスポンダ・システ
ム。 (13) 前記少なくとも1つのエンコードされたデー
タセットが、逆転したビットパターンを有する前記8に
記載のRFトランスポンダ・システム。 (14) 前記励振器回路と読取り器回路が1つの回路
に統合されたものである前記8に記載のRFトランスポ
ンダ・システム。
【0008】(15) 以下の工程を含むRFトランス
ポンダ・システムにおけるデータ送信誤りの検出方法:
励振器を用いてRF励振信号を発生する;RF励振信号
によりトランスポンダに電力を与える;メッセージまた
は識別コードを表す第1の複数のビットを含む少なくと
も1つのデータセットと、前記第1の複数のビットにア
ルゴリズムを適用することにより得られる第2の複数の
ビットを含むRF応答信号を発生する;前記RF応答信
号を読取り器に対して送信し、読取り器において前記R
F応答信号を受信する;読取り器において受信した前記
データセットに前記アルゴリズムを適用して第3の複数
のビットを生成する;前記第3の複数のビットを前記第
2の複数のビットと比較する;前記第3の複数のビット
が前記第2の複数のビットと一致するときは、当該デー
タセットを有効なものと決定する。 (16) 前記有効・無効判定フィールドが8ビットま
たは16ビットを有する前記15に記載の方法。 (17) 前記有効・無効判定フィールドが当該データ
セットよりも少ないビット数を有する前記15に記載の
方法。 (18) 前記アルゴリズムが前記トランスポンダのメ
モリに記憶されている前記15に記載の方法。 (19) 前記アルゴリズムが前記読取り器のメモリに
記憶されている前記15に記載の方法。 (20) 前記アルゴリズムが、前記トランスポンダに
対して本来的なプログラミングコードをさらに形成する
リモートコンピュータにより形成されるものである前記
15に記載の方法。
ポンダ・システムにおけるデータ送信誤りの検出方法:
励振器を用いてRF励振信号を発生する;RF励振信号
によりトランスポンダに電力を与える;メッセージまた
は識別コードを表す第1の複数のビットを含む少なくと
も1つのデータセットと、前記第1の複数のビットにア
ルゴリズムを適用することにより得られる第2の複数の
ビットを含むRF応答信号を発生する;前記RF応答信
号を読取り器に対して送信し、読取り器において前記R
F応答信号を受信する;読取り器において受信した前記
データセットに前記アルゴリズムを適用して第3の複数
のビットを生成する;前記第3の複数のビットを前記第
2の複数のビットと比較する;前記第3の複数のビット
が前記第2の複数のビットと一致するときは、当該デー
タセットを有効なものと決定する。 (16) 前記有効・無効判定フィールドが8ビットま
たは16ビットを有する前記15に記載の方法。 (17) 前記有効・無効判定フィールドが当該データ
セットよりも少ないビット数を有する前記15に記載の
方法。 (18) 前記アルゴリズムが前記トランスポンダのメ
モリに記憶されている前記15に記載の方法。 (19) 前記アルゴリズムが前記読取り器のメモリに
記憶されている前記15に記載の方法。 (20) 前記アルゴリズムが、前記トランスポンダに
対して本来的なプログラミングコードをさらに形成する
リモートコンピュータにより形成されるものである前記
15に記載の方法。
【0009】本発明は、RFトランスポンダ・システム
におけるデータの送信エラーを検出し訂正する機能を有
するための方法および装置である。本発明の方法によれ
ば、励振器/読取り器とトランスポンダが用いられ、こ
れらは互いに離れた場所に置かれる。励振器/読取り器
は、ラジオ周波数(RF)励振信号を発生し、このRF
励振信号をトランスポンダに送信する。RF励振信号は
トランスポンダに電力を与え、これによりトランスポン
ダはRF応答信号を発生し、励振器/読取り器に対して
送信する。RF応答信号は、エンコードされた複数のデ
ータセットを含んでおり、それぞれは共通のメッセージ
を含む。しかし、データセットのうちの少なくとも1つ
は、他のデータセットとは異なる方法でエンコードする
ことにより修正されている。例えば、少なくとも1つの
修正されたデータセットでは、ビットパターンを他のデ
ータのビットパターンとは反対にエンコードする。励振
器/読取り器は、トランスポンダからRF応答信号を受
け取ると、その修正された1以上のデータセットを他の
データセットと同一のエンコードフォーマットに回復す
るようにプログラムされている。この例では、励振器/
読取り器は、修正データセットのビットパターンを逆転
(reverse)させることによりトランスポンダから受け取
った当該修正された1以上のデータセットを回復する。
次いで、励振器/読取り器はすべてのデータセットをデ
コードし、誤り検出のためにそれらに含まれるメッセー
ジを比較する。
におけるデータの送信エラーを検出し訂正する機能を有
するための方法および装置である。本発明の方法によれ
ば、励振器/読取り器とトランスポンダが用いられ、こ
れらは互いに離れた場所に置かれる。励振器/読取り器
は、ラジオ周波数(RF)励振信号を発生し、このRF
励振信号をトランスポンダに送信する。RF励振信号は
トランスポンダに電力を与え、これによりトランスポン
ダはRF応答信号を発生し、励振器/読取り器に対して
送信する。RF応答信号は、エンコードされた複数のデ
ータセットを含んでおり、それぞれは共通のメッセージ
を含む。しかし、データセットのうちの少なくとも1つ
は、他のデータセットとは異なる方法でエンコードする
ことにより修正されている。例えば、少なくとも1つの
修正されたデータセットでは、ビットパターンを他のデ
ータのビットパターンとは反対にエンコードする。励振
器/読取り器は、トランスポンダからRF応答信号を受
け取ると、その修正された1以上のデータセットを他の
データセットと同一のエンコードフォーマットに回復す
るようにプログラムされている。この例では、励振器/
読取り器は、修正データセットのビットパターンを逆転
(reverse)させることによりトランスポンダから受け取
った当該修正された1以上のデータセットを回復する。
次いで、励振器/読取り器はすべてのデータセットをデ
コードし、誤り検出のためにそれらに含まれるメッセー
ジを比較する。
【0010】本発明のエラー検出方法によれば、トラン
スポンダによる送信におけるシステム的なエラーによっ
て、データの有効・無効判定が不適切に行われるという
事態が避けられることは明らかである。本発明の方法で
は、データの有効・無効判定は、各データセットから得
られる対応ビットを比較することにより行なわれる。対
応ビットの半数以上が、それに含まれるデータに関して
一致することがわかったときには、半数以上のビットを
含むデータセットが有効と見なされる。半数以上での一
致がないビットを含むデータセットは無効なデータセッ
トとして捨てられる。
スポンダによる送信におけるシステム的なエラーによっ
て、データの有効・無効判定が不適切に行われるという
事態が避けられることは明らかである。本発明の方法で
は、データの有効・無効判定は、各データセットから得
られる対応ビットを比較することにより行なわれる。対
応ビットの半数以上が、それに含まれるデータに関して
一致することがわかったときには、半数以上のビットを
含むデータセットが有効と見なされる。半数以上での一
致がないビットを含むデータセットは無効なデータセッ
トとして捨てられる。
【0011】本発明を適用した1つの例では、エンコー
ドされたデータセットのメッセージがアクセス制御シス
テムで用いられる識別コードである。この例では、トラ
ンスポンダにより発信されたメッセージが励振器/読取
り器により受信され、それが励振器/読取り器内に記憶
されたメッセージと一致したときに、制限エリアへのア
クセスが許可される。本発明の装置および方法の構成お
よび動作は、以下の説明および図面を参照することによ
りさらに理解されるであろう。
ドされたデータセットのメッセージがアクセス制御シス
テムで用いられる識別コードである。この例では、トラ
ンスポンダにより発信されたメッセージが励振器/読取
り器により受信され、それが励振器/読取り器内に記憶
されたメッセージと一致したときに、制限エリアへのア
クセスが許可される。本発明の装置および方法の構成お
よび動作は、以下の説明および図面を参照することによ
りさらに理解されるであろう。
【0012】図1には、本発明のRFトランスポンダ・
システムの1例が図示されており、全体が符号10で指
し示されている。RFトランスポンダ・システム10
は、励振器/読取り器(ER)回路16とトランスポン
ダ20を含む。当業者であれば理解できるように、ER
回路16に代えて、直接接触または非接触プログラミン
グによりトランスポンダ20をプログラムすることが可
能な励振器/読取り器/書込み器(ERW)回路を用い
てもよい。ER回路16は、励振器24、信号調整回路
28および復調検出回路32を含み、後者は好ましくは
出力装置34と連結している。信号調整回路28にはア
ンテナコイル36が連結している。トランスポンダ20
は、アンテナコイル40とコンデンサ44を含み、これ
はコイルインターフェース48に連結している。コイル
インターフェース48とメモリ56にはコントローラ5
2が連結している。ER回路16はRF励振信号60を
発生し、トランスポンダ20は、以下に記載するような
仕方で、RF応答信号に応じてRF応答信号64を発生
する。
システムの1例が図示されており、全体が符号10で指
し示されている。RFトランスポンダ・システム10
は、励振器/読取り器(ER)回路16とトランスポン
ダ20を含む。当業者であれば理解できるように、ER
回路16に代えて、直接接触または非接触プログラミン
グによりトランスポンダ20をプログラムすることが可
能な励振器/読取り器/書込み器(ERW)回路を用い
てもよい。ER回路16は、励振器24、信号調整回路
28および復調検出回路32を含み、後者は好ましくは
出力装置34と連結している。信号調整回路28にはア
ンテナコイル36が連結している。トランスポンダ20
は、アンテナコイル40とコンデンサ44を含み、これ
はコイルインターフェース48に連結している。コイル
インターフェース48とメモリ56にはコントローラ5
2が連結している。ER回路16はRF励振信号60を
発生し、トランスポンダ20は、以下に記載するような
仕方で、RF応答信号に応じてRF応答信号64を発生
する。
【0013】図2には、従来技術において図1のRFト
ランスポンダ・システムを作動させる方法が示されてお
り、全体が100で指し示されている。ステップ110
で、ER回路16はRF励振信号を発生する。ステップ
114で、トランスポンダ20はRF励振信号を受け取
りこれにより電力を発生する。ステップ118では、ト
ランスポンダ20はデータを含むRF応答信号を発生す
る。ステップ122では、ER回路16がRF応答信号
を受信し、RF応答信号および/またはこれに含まれる
データを記憶する。ステップ126では、ER回路16
はNセットのデータを受け取ったか否かを判断する。も
し、受け取っていない場合は、ステップ110に戻り、
ER回路16がNセットのデータを受け取るまで、ステ
ップ126までのループを繰り返す。Nセットのデータ
を受け取っているときは、ステップ128と130に従
って制御を続行する。すなわち、ER回路16は記憶さ
れたデータを比較して、この記憶されたNセットのデー
タが一致するかどうかを判断する。もし、一致しない場
合は、データは無効であると見なされる(ステップ13
2)。一致する場合は、データは有効であると見なされ
る(ステップ134)。データは、復調検出回路32に
結合したメモリに記憶されるか、および/または、出力
装置34に送られる。
ランスポンダ・システムを作動させる方法が示されてお
り、全体が100で指し示されている。ステップ110
で、ER回路16はRF励振信号を発生する。ステップ
114で、トランスポンダ20はRF励振信号を受け取
りこれにより電力を発生する。ステップ118では、ト
ランスポンダ20はデータを含むRF応答信号を発生す
る。ステップ122では、ER回路16がRF応答信号
を受信し、RF応答信号および/またはこれに含まれる
データを記憶する。ステップ126では、ER回路16
はNセットのデータを受け取ったか否かを判断する。も
し、受け取っていない場合は、ステップ110に戻り、
ER回路16がNセットのデータを受け取るまで、ステ
ップ126までのループを繰り返す。Nセットのデータ
を受け取っているときは、ステップ128と130に従
って制御を続行する。すなわち、ER回路16は記憶さ
れたデータを比較して、この記憶されたNセットのデー
タが一致するかどうかを判断する。もし、一致しない場
合は、データは無効であると見なされる(ステップ13
2)。一致する場合は、データは有効であると見なされ
る(ステップ134)。データは、復調検出回路32に
結合したメモリに記憶されるか、および/または、出力
装置34に送られる。
【0014】図3には、本発明に従い図1のRFトラン
スポンダ・システムを作動させる方法が示されており、
全体が150で指し示されている。ステップ154で、
ER回路16はRF励振信号を発生する。ステップ15
8で、トランスポンダ20はRF励振信号を受け取りこ
れにより電力を発生する。ステップ162では、トラン
スポンダ20はRF応答信号を発生する。ステップ17
0で、復調検出回路32に結合した制御手段がデータセ
ットをデコードしメモリに記憶する。ステップ172で
は、復調検出回路32に結合した制御手段が、記憶され
たデータセットを比較して、受信されたメッセージが有
効なデータを含むかどうかを判断する。受信メッセージ
中の選択されたデータセット中の選択されたビットは、
RF応答信号中の他のそれぞれのデータセットにおける
対応するビットの全部または半数以上が当該選択された
ビットと一致するときは、有効なデータを含むものと決
定される。もし、対応するビットが全く一致しないか半
数以上より少ない数しか一致しないときは、当該選択さ
れたビットは無効なデータを含むものと決定される。ス
テップ174では、復調検出回路32に結合した制御手
段が、受信メッセージが無効なビットを含むかどうかを
判断する。もし、無効なビットが含まれない場合は、受
信メッセージの全ビットが有効であると宣言される(ス
テップ176)。無効なビットが認められる場合は、受
信メッセージは無効であると宣言される(ステップ17
8)。
スポンダ・システムを作動させる方法が示されており、
全体が150で指し示されている。ステップ154で、
ER回路16はRF励振信号を発生する。ステップ15
8で、トランスポンダ20はRF励振信号を受け取りこ
れにより電力を発生する。ステップ162では、トラン
スポンダ20はRF応答信号を発生する。ステップ17
0で、復調検出回路32に結合した制御手段がデータセ
ットをデコードしメモリに記憶する。ステップ172で
は、復調検出回路32に結合した制御手段が、記憶され
たデータセットを比較して、受信されたメッセージが有
効なデータを含むかどうかを判断する。受信メッセージ
中の選択されたデータセット中の選択されたビットは、
RF応答信号中の他のそれぞれのデータセットにおける
対応するビットの全部または半数以上が当該選択された
ビットと一致するときは、有効なデータを含むものと決
定される。もし、対応するビットが全く一致しないか半
数以上より少ない数しか一致しないときは、当該選択さ
れたビットは無効なデータを含むものと決定される。ス
テップ174では、復調検出回路32に結合した制御手
段が、受信メッセージが無効なビットを含むかどうかを
判断する。もし、無効なビットが含まれない場合は、受
信メッセージの全ビットが有効であると宣言される(ス
テップ176)。無効なビットが認められる場合は、受
信メッセージは無効であると宣言される(ステップ17
8)。
【0015】図4には、狭い範囲での使用に適したER
回路16を示す。これは、米国カリフォルニア州タステ
ィン(Tustin)所在のHIDコーポレーション(HID Corpo
ration)から入手できるMINIPROX読取り器である。これ
は、様々な環境条件において装着できるように機械的に
構成・調整することが可能である。図1および図4に示
すように、ER回路16は、3つの主要な機能ユニッ
ト、すなわち、励振器24、信号調整回路(signal cond
itioner circuit)28ならびに復調検出回路32を有し
ている。
回路16を示す。これは、米国カリフォルニア州タステ
ィン(Tustin)所在のHIDコーポレーション(HID Corpo
ration)から入手できるMINIPROX読取り器である。これ
は、様々な環境条件において装着できるように機械的に
構成・調整することが可能である。図1および図4に示
すように、ER回路16は、3つの主要な機能ユニッ
ト、すなわち、励振器24、信号調整回路(signal cond
itioner circuit)28ならびに復調検出回路32を有し
ている。
【0016】励振器24は、交流信号源216とそれに
続く電力増幅器218を有し、後者により、交流信号源
で生成した信号を増幅して、コンデンサ220とアンテ
ナコイル36に大電流で高電圧の励振信号を供給する。
アンテナコイル36のインダクタンスとコンデンサ22
0のキャパシタンスは、アンテナコイル36にかかる電
圧が電力増幅器218の出力電圧よりも大きくなるよう
に、励振信号の周波数において共振するように選択され
る。交流信号源216はRF励振信号を与えるが、これ
は、トランスポンダ20に対する識別コードまたはパス
ワードを含む。
続く電力増幅器218を有し、後者により、交流信号源
で生成した信号を増幅して、コンデンサ220とアンテ
ナコイル36に大電流で高電圧の励振信号を供給する。
アンテナコイル36のインダクタンスとコンデンサ22
0のキャパシタンスは、アンテナコイル36にかかる電
圧が電力増幅器218の出力電圧よりも大きくなるよう
に、励振信号の周波数において共振するように選択され
る。交流信号源216はRF励振信号を与えるが、これ
は、トランスポンダ20に対する識別コードまたはパス
ワードを含む。
【0017】アンテナコイル36には信号調整回路28
も連結しており、後者は、トランスポンダ20が発した
RF応答信号を増幅する機能を有している。信号調整回
路28は、RF励振信号および他の雑音やトランスポン
ダ信号の周波数範囲外の望ましくない信号をフィルタア
ウトする(フィルタにより除く)。信号調整回路28
は、トランスポンダ20から返ってきたRF応答信号の
周波数を通過させる第1のフィルタ224を含む。第1
の増幅器228は第1のフィルタ224から出力された
信号の信号強度を増大させる。第2のフィルタ232は
励振周波数における高エネルギー信号を受動的に除く。
第2の増幅器234は、第2のフィルタ232による出
力信号の信号強度を増大させる。好ましくは、第1のフ
ィルタ224と第2のフィルタ232は、帯域通過およ
び帯域消去フィルタを含む。当業者には、第1のフィル
タと第2のフィルタの相対的な位置を入れ替えたり、さ
らに、帯域通過と帯域消去フィルタリング機能の両方を
有する、より高次のフィルタを用いても良いことが理解
できるであろう。第1の増幅器228と第2の増幅器2
34は、結合して1つの増幅器とすることもできる。
も連結しており、後者は、トランスポンダ20が発した
RF応答信号を増幅する機能を有している。信号調整回
路28は、RF励振信号および他の雑音やトランスポン
ダ信号の周波数範囲外の望ましくない信号をフィルタア
ウトする(フィルタにより除く)。信号調整回路28
は、トランスポンダ20から返ってきたRF応答信号の
周波数を通過させる第1のフィルタ224を含む。第1
の増幅器228は第1のフィルタ224から出力された
信号の信号強度を増大させる。第2のフィルタ232は
励振周波数における高エネルギー信号を受動的に除く。
第2の増幅器234は、第2のフィルタ232による出
力信号の信号強度を増大させる。好ましくは、第1のフ
ィルタ224と第2のフィルタ232は、帯域通過およ
び帯域消去フィルタを含む。当業者には、第1のフィル
タと第2のフィルタの相対的な位置を入れ替えたり、さ
らに、帯域通過と帯域消去フィルタリング機能の両方を
有する、より高次のフィルタを用いても良いことが理解
できるであろう。第1の増幅器228と第2の増幅器2
34は、結合して1つの増幅器とすることもできる。
【0018】信号調整回路28により増幅された出力
は、復調検出回路32のフィルタ250に入力され、こ
れにより、RF励振信号のエネルギーはさらに低減され
る。フィルタ250は好ましくは低域通過フィルタであ
る。復調検出回路32はまた、復調回路254とマイク
ロコンピュータ(全体が256で指し示されている。)
を含む。マイクロコンピュータ256は、入力/出力イ
ンターフェース258、メモリ262およびマイクロプ
ロセッサあるいは制御ロジック266を含む。復調回路
254は、典型的には、トーン検出器として構成された
フェイズロックループ(phase-locked loop)回路を含む
FSK復調器である。復調回路254およびマイクロコ
ンピュータ256は、応答信号からデータを抽出する。
データを抽出するべく、トランスポンダ20から返って
きた信号が2つの周波数間を遷移するときに、ディジタ
ル信号が生成される。ディジタル信号が論理レベル間ま
たは周波数間を遷移するタイミングが検出される。マイ
クロコンピュータ256により得られた情報はメモリ2
62に記憶され、あるいは、ディスプレイ、プリンタ、
ネットワーク、別のコンピュータその他の出力装置34
またはその他の記憶媒体に送られる。
は、復調検出回路32のフィルタ250に入力され、こ
れにより、RF励振信号のエネルギーはさらに低減され
る。フィルタ250は好ましくは低域通過フィルタであ
る。復調検出回路32はまた、復調回路254とマイク
ロコンピュータ(全体が256で指し示されている。)
を含む。マイクロコンピュータ256は、入力/出力イ
ンターフェース258、メモリ262およびマイクロプ
ロセッサあるいは制御ロジック266を含む。復調回路
254は、典型的には、トーン検出器として構成された
フェイズロックループ(phase-locked loop)回路を含む
FSK復調器である。復調回路254およびマイクロコ
ンピュータ256は、応答信号からデータを抽出する。
データを抽出するべく、トランスポンダ20から返って
きた信号が2つの周波数間を遷移するときに、ディジタ
ル信号が生成される。ディジタル信号が論理レベル間ま
たは周波数間を遷移するタイミングが検出される。マイ
クロコンピュータ256により得られた情報はメモリ2
62に記憶され、あるいは、ディスプレイ、プリンタ、
ネットワーク、別のコンピュータその他の出力装置34
またはその他の記憶媒体に送られる。
【0019】本発明の1つの態様では、出力装置34は
アクセス制御装置である。受信されたメッセージまたは
識別コードは、記憶されたメッセージまたは識別コード
と比較される。もし、受信されたメッセージまたは識別
コードが記憶されているメッセージまたは識別コードと
一致すれば、アクセスは許可される。受信されたメッセ
ージまたは識別コードが記憶されているメッセージまた
は識別コードと一致しない場合は、アクセスは拒否され
る。
アクセス制御装置である。受信されたメッセージまたは
識別コードは、記憶されたメッセージまたは識別コード
と比較される。もし、受信されたメッセージまたは識別
コードが記憶されているメッセージまたは識別コードと
一致すれば、アクセスは許可される。受信されたメッセ
ージまたは識別コードが記憶されているメッセージまた
は識別コードと一致しない場合は、アクセスは拒否され
る。
【0020】図5では、トランスポンダ20は、アナロ
グフロントエンド310を含んでおり、これは、アンテ
ナコイル40、コンデンサ44および変調器320に接
続した入力と、書込みデコーダ324およびビットレー
ト発生器328に連結された出力を有する。書込みデコ
ーダ324の出力はモードレジスタ336の第1の入力
に連結されている。モードレジスタ336は、変調器3
20とロジックコントローラ52に連結された出力を有
している。モードレジスタ336の第2の入力は、メモ
リ56の第1の出力と連結している。コントローラ52
の第1および第2の出力は、メモリ56の第1の入力と
メモリ56の入力レジスタ344にそれぞれ連結されて
いる。電圧発生器350は入力レジスタ344に連結し
た出力を有している。
グフロントエンド310を含んでおり、これは、アンテ
ナコイル40、コンデンサ44および変調器320に接
続した入力と、書込みデコーダ324およびビットレー
ト発生器328に連結された出力を有する。書込みデコ
ーダ324の出力はモードレジスタ336の第1の入力
に連結されている。モードレジスタ336は、変調器3
20とロジックコントローラ52に連結された出力を有
している。モードレジスタ336の第2の入力は、メモ
リ56の第1の出力と連結している。コントローラ52
の第1および第2の出力は、メモリ56の第1の入力と
メモリ56の入力レジスタ344にそれぞれ連結されて
いる。電圧発生器350は入力レジスタ344に連結し
た出力を有している。
【0021】アナログフロントエンド310は、ER回
路16によって生成されるRF励振信号(磁場)により
アンテナコイル40上に誘導される電流から電力を発生
する。アナログフロントエンド310は、ER回路16
との双方向データ通信を制御する。アナログフロントエ
ンド310は、コイルに生じた交流電圧(交流コイル電
圧)を整流してトランスポンダ20にパワーを与える直
流供給電圧を生成するとともに、交流コイル電圧からク
ロック信号を抽出する。例えば、アナログフロントエン
ド310は、トランスポンダ・タグ20からER回路1
6にデータを送信する際、アンテナコイル40のノード
間にかかる負荷を選択的に切り替える。また、アナログ
フロントエンド310は、書込みモードにおいてER回
路16がメモリ56に情報を書き込もうとするときに発
生する(電磁)場のギャップを検出する。
路16によって生成されるRF励振信号(磁場)により
アンテナコイル40上に誘導される電流から電力を発生
する。アナログフロントエンド310は、ER回路16
との双方向データ通信を制御する。アナログフロントエ
ンド310は、コイルに生じた交流電圧(交流コイル電
圧)を整流してトランスポンダ20にパワーを与える直
流供給電圧を生成するとともに、交流コイル電圧からク
ロック信号を抽出する。例えば、アナログフロントエン
ド310は、トランスポンダ・タグ20からER回路1
6にデータを送信する際、アンテナコイル40のノード
間にかかる負荷を選択的に切り替える。また、アナログ
フロントエンド310は、書込みモードにおいてER回
路16がメモリ56に情報を書き込もうとするときに発
生する(電磁)場のギャップを検出する。
【0022】コントローラ52は、誤りを最小限にする
ために、電源オン後および読み込み中周期的に、メモリ
56からモードレジスタ336に操作データをロードす
る。コントローラ52は、メモリ56への読取りまたは
書込みのためのアクセスを制御する。パスワードが用い
られる場合には、コントローラ52は、ER回路16に
より送信されてきたパスワードをメモリ56に記憶され
ているパスワードと比較し、メモリ56に記憶されたデ
ータの読取りまたは書込みアクセスを許可または拒絶す
る。
ために、電源オン後および読み込み中周期的に、メモリ
56からモードレジスタ336に操作データをロードす
る。コントローラ52は、メモリ56への読取りまたは
書込みのためのアクセスを制御する。パスワードが用い
られる場合には、コントローラ52は、ER回路16に
より送信されてきたパスワードをメモリ56に記憶され
ているパスワードと比較し、メモリ56に記憶されたデ
ータの読取りまたは書込みアクセスを許可または拒絶す
る。
【0023】ビットレート発生器328により、RF励
振信号の周波数を分周した値であるビットレートを選択
することができる。典型的には、ビットレート発生器に
より、以下のビットレート:RF/8、RF/16、R
F/32、RF/40、RF/50、RF/64、RF
/100、RF/128(ここでRFはRF励振信号の
周波数である。)を選択することができる。必要であれ
ば、他のビットレートの組み合わせとすることもでき
る。書込みデコーダ324は、ER回路16からの書込
みデータストリームが有効であるか否かを判断する。電
圧発生器350は、書込み信号がある間、メモリ56を
プログラムするのに必要な電圧を供給する。モードレジ
スタ336は、メモリ56からのモードデータを記憶
し、読取り動作時において周期的にモードデータをリフ
レッシュする。変調器320は、様々な異なる変調スキ
ーム、例えば、周波数偏移(FSK:Frequency Shift Ke
y)方式、相偏移(PSK:Phase Shift Key)方式、マン
チェスタ方式、二相方式およびこれらの組み合わせから
の選択を可能にする。メモリ56は好ましくはEEPROMで
ある。
振信号の周波数を分周した値であるビットレートを選択
することができる。典型的には、ビットレート発生器に
より、以下のビットレート:RF/8、RF/16、R
F/32、RF/40、RF/50、RF/64、RF
/100、RF/128(ここでRFはRF励振信号の
周波数である。)を選択することができる。必要であれ
ば、他のビットレートの組み合わせとすることもでき
る。書込みデコーダ324は、ER回路16からの書込
みデータストリームが有効であるか否かを判断する。電
圧発生器350は、書込み信号がある間、メモリ56を
プログラムするのに必要な電圧を供給する。モードレジ
スタ336は、メモリ56からのモードデータを記憶
し、読取り動作時において周期的にモードデータをリフ
レッシュする。変調器320は、様々な異なる変調スキ
ーム、例えば、周波数偏移(FSK:Frequency Shift Ke
y)方式、相偏移(PSK:Phase Shift Key)方式、マン
チェスタ方式、二相方式およびこれらの組み合わせから
の選択を可能にする。メモリ56は好ましくはEEPROMで
ある。
【0024】好適な態様においては、トランスポンダ2
0は、ドイツ、エヒング(Eching)所在のテミック・オイ
ロシル社(Temic Eurosil)から販売されているTemic e55
50読取り/書込み−識別統合回路〔IDIC (登録商標):I
dentification IntegratedCircuit〕を利用することが
できる。Temic e5550 IDIC (登録商標)の詳細は,”e55
50 Standard R/W Identification IC Preliminary Prod
uct Features”(1994年10月13日)および”e5550 S
tandard R/W Identification IC Preliminary Informat
ion”(1995年12月8日)に記載されている。これらの
内容は本明細書に参照のため組み入れられている。図6
に、Temic e5550のメモリ56の構造をより詳細に示
す。
0は、ドイツ、エヒング(Eching)所在のテミック・オイ
ロシル社(Temic Eurosil)から販売されているTemic e55
50読取り/書込み−識別統合回路〔IDIC (登録商標):I
dentification IntegratedCircuit〕を利用することが
できる。Temic e5550 IDIC (登録商標)の詳細は,”e55
50 Standard R/W Identification IC Preliminary Prod
uct Features”(1994年10月13日)および”e5550 S
tandard R/W Identification IC Preliminary Informat
ion”(1995年12月8日)に記載されている。これらの
内容は本明細書に参照のため組み入れられている。図6
に、Temic e5550のメモリ56の構造をより詳細に示
す。
【0025】従来のトランスポンダは、通常、応答信号
の送信に関しては1つのデータセットを記憶するのに必
要なメモリしか備えていない。例えば、従来のアクセス
制御トランスポンダ・システムは、48データビットを
有するメッセージまたは識別コードを含む。こうしたト
ランスポンダ・チップでは(例えば、Hughes 1849 があ
る。)、非接触プログラミングよりは接触式プログラミ
ングにより書き込みが行われる。一方、Temic e5550
は、ブロック当たり32ビットの7ブロック構成として
使用できる224ビットのデータビットを有しており、
8番目のブロックはパスワードまたは動作モードデータ
を含む。Temic e5550チップは、アクセス制御のために
用いられるタイプのメッセージまたは識別コードのコピ
ーであるデータセットを4つまで保持できる。複数のメ
ッセージまたは識別コードのうちの少なくとも1つがエ
ンコードされる。例えば、データセット1と3はその通
常のフォーマットでメッセージまたは識別コードを含む
ことが好ましい。しかし、データセット2と4はメッセ
ージまたは識別コードをエンコードされたかたちで含
む。好ましくは、データセット2と4はビットを逆転さ
せることによりエンコードする。他のエンコード方法を
採っても良いことは当業者には理解できるであろう。
の送信に関しては1つのデータセットを記憶するのに必
要なメモリしか備えていない。例えば、従来のアクセス
制御トランスポンダ・システムは、48データビットを
有するメッセージまたは識別コードを含む。こうしたト
ランスポンダ・チップでは(例えば、Hughes 1849 があ
る。)、非接触プログラミングよりは接触式プログラミ
ングにより書き込みが行われる。一方、Temic e5550
は、ブロック当たり32ビットの7ブロック構成として
使用できる224ビットのデータビットを有しており、
8番目のブロックはパスワードまたは動作モードデータ
を含む。Temic e5550チップは、アクセス制御のために
用いられるタイプのメッセージまたは識別コードのコピ
ーであるデータセットを4つまで保持できる。複数のメ
ッセージまたは識別コードのうちの少なくとも1つがエ
ンコードされる。例えば、データセット1と3はその通
常のフォーマットでメッセージまたは識別コードを含む
ことが好ましい。しかし、データセット2と4はメッセ
ージまたは識別コードをエンコードされたかたちで含
む。好ましくは、データセット2と4はビットを逆転さ
せることによりエンコードする。他のエンコード方法を
採っても良いことは当業者には理解できるであろう。
【0026】ER(またはERW)回路16がトランス
ポンダ20からデータセット1〜4を受け取ると、ER
回路16は、エンコードされたメッセージまたは識別コ
ードをデコードする。この例では、データセット2と4
についてデコードの前にビット逆転が必要であろう。デ
ータセット1〜4の比較が行なわれ、データセットが一
致しているか否かが判定される。例えば、もし、データ
セット1、3および4(ビット逆転を考慮に入れる。)
が一致するが、データセット2が一致しない場合、デー
タセット1、3および4に含まれているメッセージまた
は識別コードは有効であり、データセット2に含まれて
いるメッセージまたは識別コードは無効であるという結
論になる。
ポンダ20からデータセット1〜4を受け取ると、ER
回路16は、エンコードされたメッセージまたは識別コ
ードをデコードする。この例では、データセット2と4
についてデコードの前にビット逆転が必要であろう。デ
ータセット1〜4の比較が行なわれ、データセットが一
致しているか否かが判定される。例えば、もし、データ
セット1、3および4(ビット逆転を考慮に入れる。)
が一致するが、データセット2が一致しない場合、デー
タセット1、3および4に含まれているメッセージまた
は識別コードは有効であり、データセット2に含まれて
いるメッセージまたは識別コードは無効であるという結
論になる。
【0027】検出・訂正精度をさらに増すために、ビッ
ト毎に比較を行うこともできる。例えば、ER(または
ERW)回路16がデータセット1〜4を受け取ると、
これらは一致するかどうか比較される。データセット
1、3および4のビット5が互いに一致するが、データ
セット2のビット5が他のデータセットのビット5とは
一致しない。データセット2、3および4のビット25
が互いに一致するが、データセット1のビット25が他
のデータセットのビット25とは一致しない。データセ
ット1、2および4のビット35が互いに一致するが、
データセット3のビット35が他のデータセットのビッ
ト35とは一致しない。データセット1〜4の残りのビ
ット1〜4、6〜24、26〜34および36〜48
は、すべて互いに一致しているとする。この場合、本発
明の誤り検出訂正方法は、データセット1,3および4
のビット5を選択してデータセット2のビット5を捨
て、データセット2、3および4のビット25を選択し
てデータセット1のビット25を捨て、データセット
1、2および4のビット35を選択してデータセット3
のビット35を捨て、データセット1〜4のビット1〜
4、6〜24、26〜34および36〜48を選択す
る。
ト毎に比較を行うこともできる。例えば、ER(または
ERW)回路16がデータセット1〜4を受け取ると、
これらは一致するかどうか比較される。データセット
1、3および4のビット5が互いに一致するが、データ
セット2のビット5が他のデータセットのビット5とは
一致しない。データセット2、3および4のビット25
が互いに一致するが、データセット1のビット25が他
のデータセットのビット25とは一致しない。データセ
ット1、2および4のビット35が互いに一致するが、
データセット3のビット35が他のデータセットのビッ
ト35とは一致しない。データセット1〜4の残りのビ
ット1〜4、6〜24、26〜34および36〜48
は、すべて互いに一致しているとする。この場合、本発
明の誤り検出訂正方法は、データセット1,3および4
のビット5を選択してデータセット2のビット5を捨
て、データセット2、3および4のビット25を選択し
てデータセット1のビット25を捨て、データセット
1、2および4のビット35を選択してデータセット3
のビット35を捨て、データセット1〜4のビット1〜
4、6〜24、26〜34および36〜48を選択す
る。
【0028】本発明の誤り検出訂正方法の他の適用例と
しては、トランスポンダ20に記憶されたメッセージま
たは識別コードを含む1以上のデータセットに、典型的
には8または16ビット長の有効・無効判定フィール
ド、いわゆる巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy
Check) フィールドを付け加えるものがある。CRCフ
ィールドは、データセットのすべてのビットに対してC
RCアルゴリズムを適用して得られる。CRCアルゴリ
ズムは当業者には周知のものであり、通常は、本来のト
ランスポンダのプログラミングコードの源(例えば、リ
モートコンピュータ)により、トランスポンダがプログ
ラムされる際(一般的には製造プロセスにおいて)形成
される。CRCアルゴリズムの例は、ビンストック他(B
instock,Aet al.,)による"Practical Algorithms for P
rogrammers" (Addison-Wesley Publishing Co.)pp.55
3-5569 (1995) に記載されており、その内容は参照のた
め本明細書に組み入れられる。ER(またはERW)回
路16がトランスポンダ20により送信されたデータセ
ットのメッセージまたは識別コードを読んだ後、ER
(またはERW)回路16は、データセットのメッセー
ジまたは識別コードに対してこの同じアルゴリズムを適
用する。これにより得られる結果をCRCフィールドと
比較する。一致すればデータセットは正しいと見なされ
る。
しては、トランスポンダ20に記憶されたメッセージま
たは識別コードを含む1以上のデータセットに、典型的
には8または16ビット長の有効・無効判定フィール
ド、いわゆる巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy
Check) フィールドを付け加えるものがある。CRCフ
ィールドは、データセットのすべてのビットに対してC
RCアルゴリズムを適用して得られる。CRCアルゴリ
ズムは当業者には周知のものであり、通常は、本来のト
ランスポンダのプログラミングコードの源(例えば、リ
モートコンピュータ)により、トランスポンダがプログ
ラムされる際(一般的には製造プロセスにおいて)形成
される。CRCアルゴリズムの例は、ビンストック他(B
instock,Aet al.,)による"Practical Algorithms for P
rogrammers" (Addison-Wesley Publishing Co.)pp.55
3-5569 (1995) に記載されており、その内容は参照のた
め本明細書に組み入れられる。ER(またはERW)回
路16がトランスポンダ20により送信されたデータセ
ットのメッセージまたは識別コードを読んだ後、ER
(またはERW)回路16は、データセットのメッセー
ジまたは識別コードに対してこの同じアルゴリズムを適
用する。これにより得られる結果をCRCフィールドと
比較する。一致すればデータセットは正しいと見なされ
る。
【0029】ここまでの説明から、本発明による誤り検
出・訂正方法がRFトランスポンダ・システムにおい
て、データ送信の誤りを低減してデータ受信を改善する
ことが理解されるであろう。データ送信の誤りが低減し
て検出・訂正が改善されることから、本発明のRFトラ
ンスポンダ・システムは、範囲限界近くでも、および/
またはRF雑音レベルが比較的高い環境下でも動作可能
である。
出・訂正方法がRFトランスポンダ・システムにおい
て、データ送信の誤りを低減してデータ受信を改善する
ことが理解されるであろう。データ送信の誤りが低減し
て検出・訂正が改善されることから、本発明のRFトラ
ンスポンダ・システムは、範囲限界近くでも、および/
またはRF雑音レベルが比較的高い環境下でも動作可能
である。
【0030】所望の動作範囲および周波数により、様々
なERやERW、トランスポンダ回路を用いることがで
きる。すなわち、これまで、本発明の方法をRFトラン
スポンダ・システムの例により説明してきたが、当業者
には、本発明の教示する範囲内において、トランスポン
ダ20やER回路16を他の回路に替えることができる
ことがわかるはずである。例えば、上記のようなトラン
スポンダ20の非接触式プログラミングの代わりに、ミ
ルハイザー(Milheiser)に与えられた米国特許第4,730,1
88号において教示されているような直接接触によるプロ
グラミング(その内容は本明細書において参照のために
組み込まれる。)を用いることができる。非接触式プロ
グラミングは他の方法を用いて行うこともできる。例え
ば、ファルク(Falck)らに与えられた米国特許第4,399,4
37号("Coded information Arrangement")、ならびに、
本願と同様に出願人に譲渡された「非接触プログラム可
能なラジオ周波数トランスポンダ」("Contactless Prog
rammable Radio Frequency Transponder")と題する米国
特許出願08/540,631号(出願日:1995年10月11
日)、「RF識別タグおよびその非接触プログラミング
方法」("RF Identification Tag and Contactless Meth
od of Programming the Same")と題する米国特許出願08
/514,712号(出願日:1995年8月14日)および「ハイ
フィールドプログラム可能なトランスポンダシステムお
よび方法」("High Field ProgrammableTransponder Sys
tem and Method")と題する米国特許出願08/316,653号
(出願日:1994年9月30日)に記載されているよう
に、RFトランスポンダを非接触でプログラムする他の
方法が知られている。これらはいずれも参考のために本
明細書に組み込まれている。さらに他の非接触プログラ
ミング法も当業者には明らかであろう。
なERやERW、トランスポンダ回路を用いることがで
きる。すなわち、これまで、本発明の方法をRFトラン
スポンダ・システムの例により説明してきたが、当業者
には、本発明の教示する範囲内において、トランスポン
ダ20やER回路16を他の回路に替えることができる
ことがわかるはずである。例えば、上記のようなトラン
スポンダ20の非接触式プログラミングの代わりに、ミ
ルハイザー(Milheiser)に与えられた米国特許第4,730,1
88号において教示されているような直接接触によるプロ
グラミング(その内容は本明細書において参照のために
組み込まれる。)を用いることができる。非接触式プロ
グラミングは他の方法を用いて行うこともできる。例え
ば、ファルク(Falck)らに与えられた米国特許第4,399,4
37号("Coded information Arrangement")、ならびに、
本願と同様に出願人に譲渡された「非接触プログラム可
能なラジオ周波数トランスポンダ」("Contactless Prog
rammable Radio Frequency Transponder")と題する米国
特許出願08/540,631号(出願日:1995年10月11
日)、「RF識別タグおよびその非接触プログラミング
方法」("RF Identification Tag and Contactless Meth
od of Programming the Same")と題する米国特許出願08
/514,712号(出願日:1995年8月14日)および「ハイ
フィールドプログラム可能なトランスポンダシステムお
よび方法」("High Field ProgrammableTransponder Sys
tem and Method")と題する米国特許出願08/316,653号
(出願日:1994年9月30日)に記載されているよう
に、RFトランスポンダを非接触でプログラムする他の
方法が知られている。これらはいずれも参考のために本
明細書に組み込まれている。さらに他の非接触プログラ
ミング法も当業者には明らかであろう。
【0031】以上、本発明の好適態様について説明およ
び図解してきたが、これにより示唆されるような修正や
変更を加えることも可能であり、これらもまた本発明に
含まれる。
び図解してきたが、これにより示唆されるような修正や
変更を加えることも可能であり、これらもまた本発明に
含まれる。
【図1】本発明による、誤り検出訂正機能を備えたRF
トランスポンダ・システムのブロックダイアグラム。
トランスポンダ・システムのブロックダイアグラム。
【図2】従来技術における誤り検出ルーチンの流れ図。
【図3】本発明による誤り検出訂正機能を備えたRFト
ランスポンダ・システムにより実行される誤り検出訂正
ルーチンの流れ図。
ランスポンダ・システムにより実行される誤り検出訂正
ルーチンの流れ図。
【図4】誤り検出訂正機能を備えたRFトランスポンダ
・システムに用いる励振器/読取り器回路の電気的構成
を模式的に表したブロックダイアグラム。
・システムに用いる励振器/読取り器回路の電気的構成
を模式的に表したブロックダイアグラム。
【図5】誤り検出訂正機能を備えたRFトランスポンダ
・システムに用いるトランスポンダの電気的構成を模式
的に表したブロックダイアグラム。
・システムに用いるトランスポンダの電気的構成を模式
的に表したブロックダイアグラム。
【図6】誤り検出訂正機能を備えたRFトランスポンダ
・システムに用いるメモリの構成を模式的に表したブロ
ックダイアグラム。
・システムに用いるメモリの構成を模式的に表したブロ
ックダイアグラム。
10 トランスポンダ・システム 16 励振器/読取り器(ER)回路 20 トランスポンダ 24 励振器 28 信号調整回路 32 復調・検出回路 36,40 アンテナコイル 44 コンデンサ 48 コイルインターフェース 52 ロジックコントローラ 56 メモリ 60 RF励振信号 64 RF応答信号 216 交流信号源 218 電力増幅器 224、232、250 フィルタ 228、234 増幅器 254 復調回路 256 マイクロコンピュータ 262 メモリ 266 マイクロプロセッサまたは制御ロジック 310 アナログフロントエンド 320 変調器 324 書込みデコーダ 328 ビットレート発生器 336 モードレジスタ 56 メモリ 344 入力レジスタ 350 電圧発生器
フロントページの続き (71)出願人 597121924 2051 Palomar Airport Road,Carlsbad,Calif ornia 92009,United St ates of America
Claims (20)
- 【請求項1】 以下の工程を含むRFトランスポンダ・
システムにおいてデータ送信の誤りを検出する方法:励
振器を用いてRF励振信号を発生する;前記RF励振信
号によりトランスポンダに電力を与える;複数のビット
からなり共通のメッセージを含むデータセットを複数個
含み、前記データセットのうちの少なくとも1つは残り
のデータセットとは異なる方法でエンコードされている
RF応答信号を発生し、このRF応答信号を読取り器に
対して送信する;読取り器において前記RF応答信号を
受信する;前記エンコードされたデータセットの少なく
とも1つを読取り器によりデコードして少なくとも1つ
のデコードされたデータセットを与える;前記少なくと
も1つのデコードされたデータセットと残りのデータセ
ットのそれぞれの対応するビットを比較する;選択され
た、デコードされたまたは残りのデータセットの選択さ
れたビットが対応ビットの半数以上と一致するときは、
当該選択されたビットを有効なビットと決定する。 - 【請求項2】 前記選択されたビットが対応ビットの半
数以上と一致しないときは、当該選択されたビットを捨
てる工程をさらに含む請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記選択されたビットが対応ビットの半
数以上と一致しないときは、当該選択されたビットを無
効なビットと決定する工程をさらに含む請求項1に記載
の方法。 - 【請求項4】 前記共通メッセージが識別コードを含む
請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 前記共通メッセージが、読取り器に記憶
されたメッセージと一致するときは、制限領域へのアク
セスを許可する請求項1に記載の方法。 - 【請求項6】 前記少なくとも1つのデータセットを、
該データセットのビットパターンを逆転させることによ
りエンコードする工程をさらに含む請求項1に記載の方
法。 - 【請求項7】 前記励振器と読取り器が1つの回路に統
合されたものである請求項1に記載の方法。 - 【請求項8】 RF励振信号を発生する励振器回路;前
記RF励振信号により電力を付与されて、複数のビット
からなり共通のメッセージを含むデータセットを複数個
含み、前記データセットのうちの少なくとも1つは残り
のデータセットとは異なる方法でエンコードされている
RF応答信号を発生し、このRF応答信号を送信するト
ランスポンダ;前記少なくとも1つのエンコードされた
データセットをデコードし、少なくとも1つのデコード
されたデータセットを与えるデコーダと、前記少なくと
も1つのデコードされたデータセットと残りのデータセ
ットのそれぞれの対応ビットを比較する比較回路とを有
する読取り器回路;および選択された、デコードされた
または残りのデータセットにおける選択されたビットが
対応ビットの半数以上と一致するときは、当該選択され
たビットを有効なビットと判定する決定回路;を含むR
Fトランスポンダ・システム。 - 【請求項9】 前記選択されたビットが対応ビットの半
数以上と一致しないときは、読取り器回路が当該選択さ
れたビットを捨てる請求項8に記載のRFトランスポン
ダ・システム。 - 【請求項10】 前記選択されたビットが対応ビットの
半数以上と一致しないときは、読取り器回路が当該選択
されたビットを無効なビットと決定する請求項8に記載
のRFトランスポンダ・システム。 - 【請求項11】 前記共通メッセージが識別コードを含
む請求項8に記載のRFトランスポンダ・システム。 - 【請求項12】 前記共通メッセージが、読取り器に記
憶されたメッセージと一致するときは、制限領域へのア
クセスを許可する請求項8に記載のRFトランスポンダ
・システム。 - 【請求項13】 前記少なくとも1つのエンコードされ
たデータセットが、逆転したビットパターンを有する請
求項8に記載のRFトランスポンダ・システム。 - 【請求項14】 前記励振器回路と読取り器回路が1つ
の回路に統合されたものである請求項8に記載のRFト
ランスポンダ・システム。 - 【請求項15】 以下の工程を含むRFトランスポンダ
・システムにおけるデータ送信誤りの検出方法:励振器
を用いてRF励振信号を発生する;RF励振信号により
トランスポンダに電力を与える;メッセージまたは識別
コードを表す第1の複数のビットを含む少なくとも1つ
のデータセットと、前記第1の複数のビットにアルゴリ
ズムを適用することにより得られる第2の複数のビット
を含むRF応答信号を発生する;前記RF応答信号を読
取り器に対して送信し、読取り器において前記RF応答
信号を受信する;読取り器において受信した前記データ
セットに前記アルゴリズムを適用して第3の複数のビッ
トを生成する;前記第3の複数のビットを前記第2の複
数のビットと比較する;前記第3の複数のビットが前記
第2の複数のビットと一致するときは、当該データセッ
トを有効なものと決定する。 - 【請求項16】 前記有効・無効判定フィールドが8ビ
ットまたは16ビットを有する請求項15に記載の方
法。 - 【請求項17】 前記有効・無効判定フィールドが当該
データセットよりも少ないビット数を有する請求項15
に記載の方法。 - 【請求項18】 前記アルゴリズムが前記トランスポン
ダのメモリに記憶されている請求項15に記載の方法。 - 【請求項19】 前記アルゴリズムが前記読取り器のメ
モリに記憶されている請求項15に記載の方法。 - 【請求項20】 前記アルゴリズムが、前記トランスポ
ンダに対して本来的なプログラミングコードをさらに形
成するリモートコンピュータにより形成されるものであ
る請求項15に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/707,740 | 1996-09-04 | ||
US08/707,740 US5742618A (en) | 1996-09-04 | 1996-09-04 | RF transponder system having error detection and correction |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10135868A true JPH10135868A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=24842975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9236848A Pending JPH10135868A (ja) | 1996-09-04 | 1997-09-02 | 誤り検出および訂正機能を有するrfトランスポンダ・システム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5742618A (ja) |
EP (1) | EP0831614A3 (ja) |
JP (1) | JPH10135868A (ja) |
AU (1) | AU715878B2 (ja) |
CA (1) | CA2213754C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109581447A (zh) * | 2018-12-06 | 2019-04-05 | 西南电子技术研究所(中国电子科技集团公司第十研究所) | 多无线链路联合解算扩频测控设备零值方法 |
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-
1997
- 1997-08-22 EP EP97306412A patent/EP0831614A3/en not_active Withdrawn
- 1997-08-22 CA CA002213754A patent/CA2213754C/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-08-25 AU AU35255/97A patent/AU715878B2/en not_active Ceased
- 1997-09-02 JP JP9236848A patent/JPH10135868A/ja active Pending
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CA2213754C (en) | 2002-07-02 |
EP0831614A2 (en) | 1998-03-25 |
EP0831614A3 (en) | 2002-03-06 |
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