JPH1013513A - 折り畳み式電話機 - Google Patents

折り畳み式電話機

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JPH1013513A
JPH1013513A JP16454696A JP16454696A JPH1013513A JP H1013513 A JPH1013513 A JP H1013513A JP 16454696 A JP16454696 A JP 16454696A JP 16454696 A JP16454696 A JP 16454696A JP H1013513 A JPH1013513 A JP H1013513A
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JP
Japan
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hinge
stopper
groove
microphone
foldable
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JP16454696A
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Hidehiko Kameyama
英彦 亀山
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NEC Saitama Ltd
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】折り畳み式電話機の折り畳み角度を使用者が選
択できるようにし、かつマイクロホン特性を制御する。 【解決手段】ヒンジ部4の中にストッパ21、ストッパ
22及び可変抵抗器23を入れる。折り畳み式電話機の
開いている状態から閉じる動作、つまりB方向に動かす
とストッパ22の凸部は、ストッパ21の溝の入口側
(D211)が傾斜状になっているため溝に入りやす
い。また溝の出口側(D212)はほぼ直角になってい
るため、出にくい構造になっている。よって閉動作を一
度止めることができる。また、可変抵抗器23のシャフ
ト231も一緒に動くので、抵抗値が変化しマイクロホ
ンの特性を制御できる。逆に閉じている状態から開くと
きは、ストッパ22はストッパ21の溝に入るが、出口
側(D211)が傾斜状になっているため容易に出るこ
とができ、開動作は止まらない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は折り畳み式電話機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術には、折り畳み式の電話機を
開閉することによって、フックをオン・オフするもの
(特開平4−259156号公報)や、折り畳み式で
は、必然に開閉頻度が多くなるので、ヒンジ部分の強化
を図ったもの(特開平2−159159号公報)等があ
るが、使用者が使用角度を選択できて、かつマイクロホ
ンの音響特性まで制御するものは無い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の折り畳み式電話
機は、ある一定の角度固定での使用であり、使用者自身
が自分の使いやすい角度に調整できない。また、自由に
角度調節した場合、マイクロホンの特性が変わってしま
う問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の折り畳み式電話
機は、受話器が設けられた受話部と、マイクロホンが設
けられた送話部とが、ヒンジ部によって折り畳みが可能
なように結合されている折り畳み式電話機において、使
用者の選択により前記受話部と前記送話部との開閉度合
いによる使用角度を少なくとも2つ設定可能とする使用
角度設定手段と、前記使用角度に対応して前記マイクロ
ホンの特性を制御する特性制御手段とを備える。
【0005】この構成において、前記使用角度設定手段
及び前記特性制御手段は前記ヒンジ部に収納されてい
る。
【0006】前記使用角度設定手段は一連の隆状突起を
有する第1の円板状部材と、前記使用角度の個数に応じ
て互いに交差する関係で設けられかつ交差部分に傾斜を
設けた溝を有する第2の円板状部材とから構成される。
前記第1の円板状部材及び前記第2の円板状部材は前記
隆状突起と前記溝とが係合する関係で前記ヒンジ部の両
端部にそれぞれ一組ずつ配置される。
【0007】また、前記特性制御手段は前記使用角度に
対応して抵抗値の変化を示す可変抵抗器である。前記可
変抵抗器は前記ヒンジ部の中央部に配置される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0009】図1及び図2は本発明の実施の一形態を示
す斜視図と、ヒンジ部の拡大及びヒンジ部内部に入れる
部品を示す図である。受話器1のある受話部2と、マイ
クロホン7のある送話部6とは、ヒンジ部4によって折
り畳み可能となっている。凹型ストッパ21は、送話部
6の第一のヒンジ401及び第二のヒンジ405に入
れ、凸型ストッパ22は、受話部2の第一のヒンジ40
2及び第二のヒンジ404に入れる。また、マイクロホ
ン7の特性を制御するものとして、全体が筒状で中にこ
れも筒状のシャフト231が入っており、このシャフト
231を回動することによって抵抗値を可変する可変抵
抗器23を受話部2の第一のヒンジ402と送話部6の
第三のヒンジ403に入れる。そして、ヒンジ部4に
は、受話部2と送話部6とが外れないように長さdのネ
ジ24を通すが、このネジ24には通常使用される右ネ
ジを使用する。凹型ストッパ21、凸型ストッパ22及
び可変抵抗器23がヒンジ内部には入った状態を図3に
示す。
【0010】凹型ストッパ21は、送話部6の第一のヒ
ンジ401と第二のヒンジ405とに固定され、凸型ス
トッパ22は、受話部6の第一のヒンジ402と第二の
ヒンジ404とに固定される。可変抵抗器23のシャフ
ト231は、内部を長さdのネジ24が入るように、ネ
ジタップが切ってあり、長さdのネジ24で固定され
る。また、可変抵抗器23はマイクロホンの特性を変化
させるために、筒232またはシャフト231から出て
いる第一の信号線32または第二の信号線31をマイク
ロホンに接続する。なお、33はスプリングであり、3
4は送話部と受話部とを接続する信号線である。
【0011】次に、図4及び図5を用いて動作説明す
る。ここでは、図3に示すようにヒンジ部4の中に凹型
ストッパ21、凸型ストッパ22及び可変抵抗器23が
収納されているものとする。折り畳み式電話機が開いて
いる状態から閉じるときに、凹型ストッパ21の溝の数
だけクッションがつき、開閉動作の動きを止めることが
できる。また、閉じている状態から開くときは、クッシ
ョンがつかず、開閉動作の動きを止めることなく、一気
に開くことができる。これは、凹型ストッパ21及び凸
型ストッパ22を矢印Aの方向に回転させる、つまり閉
じている状態から開いた状態にするとき、凸型ストッパ
22の凸部(隆状突起)は凹型ストッパ21の溝に入る
が、回転方向の溝の壁部分(D211)がなだらかな傾
斜となっているため、簡単に溝から出られるのでひっか
かりがなく素直に開くことができる。逆に、矢印Bの方
向に回転させる、つまり開いている状態から閉じた状態
にするとき、凸型ストッパ22の凸部は、凹型ストッパ
21の溝に入りやすくなり、矢印Aの方向とは逆に溝の
壁部分(D212)がほぼ直角になっているため、クッ
ションがつき開閉動作を止めることができる。よって凹
型ストッパ21の溝がある数だけ角度調節が可能とな
る。
【0012】また、ヒンジ部4は長さdのネジ24で固
定されているので、閉じている状態から開いた状態にす
るとき、ネジ24はC方向に回転することになる。C方
向つまりネジが抜ける方向に回転すると、可変抵抗器2
3のシャフト231は、ネジ24に固定してあるので、
可変抵抗器23の筒232から出て行くかたちになり、
抵抗値が低くなる。そして、開いている状態から閉じた
状態にするとき、角度調整可能な方向に回転させると、
ネジ24はD方向に回転する。これはC方向と逆回転に
なるためネジが締まる方向に回転することになる。つま
り、シャフト231は、筒232に入って行くかたちに
なり、抵抗値が高くなる。
【0013】マイクロホンは、音源に近いほど抵抗値を
高くし、音源に遠いほど抵抗値を低くすると、マイクロ
ホンの特性を生かせる。よって、全開した状態は、音源
つまり使用者の口より遠いので抵抗値は低くてよい。ま
た、角度調整を行ってだんだん口に近づけば、上述した
ようにネジ24は締まる方向に回転するので、抵抗値は
高くなり、マイクロホンの特性に合うことになる。よっ
て音源、つまり使用者の口からマイクロホン7が遠くに
あっても、近くにあっても安定した音声が取れることに
なる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
折り畳み角度(使用角度)を使用者自身で調節できるの
で、使用者が一番使いやすいかたちで使用でき、かつ折
り畳み角度を変えても安定した音声がマイクロホンより
取れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の斜視図。
【図2】図1に示すヒンジ部の拡大及びヒンジ部に入れ
る部品を示す。
【図3】図1に示すヒンジ部の内部の部品配置図。
【図4】実施の一形態の動作を説明するための図。
【図5】実施の一形態の動作を説明するための図。
【符号の説明】
1 受話器 2 受話部 3 表示用LCD 4 ヒンジ部 5 ダイヤルキー 6 送話部 7 マイクロホン 8 アンテナ 21 凹型ストッパ 22 凸型ストッパ 23 可変抵抗器 24 ネジ 33 スプリング 231 シャフト 232 筒 401 送話部の第一のヒンジ 402 受話部の第一のヒンジ 403 送話部の第二のヒンジ 404 受話部の第二のヒンジ 405 送話部の第三のヒンジ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受話器が設けられた受話部と、マイクロ
    ホンが設けられた送話部とが、ヒンジ部によって折り畳
    みが可能なように結合されている折り畳み式電話機にお
    いて、使用者の選択により前記受話部と前記送話部との
    開閉度合いによる使用角度を少なくとも2つ設定可能と
    する使用角度設定手段と、前記使用角度に対応して前記
    マイクロホンの特性を制御する特性制御手段とを備える
    ことを特徴とする折り畳み式電話機。
  2. 【請求項2】 前記使用角度設定手段及び前記特性制御
    手段は前記ヒンジ部に収納されていることを特徴とする
    請求項1記載の折り畳み式電話機。
  3. 【請求項3】 前記使用角度設定手段は一連の隆状突起
    を有する第1の円板状部材と、前記使用角度の個数に応
    じて互いに交差する関係で設けられかつ交差部分に傾斜
    を設けた溝を有する第2の円板状部材とから構成される
    ことを特徴とする請求項2記載の折り畳み式電話機。
  4. 【請求項4】 前記第1の円板状部材及び前記第2の円
    板状部材は前記隆状突起と前記溝とが係合する関係で前
    記ヒンジ部の両端部にそれぞれ一組ずつ配置されること
    を特徴とする請求項3記載の折り畳み式電話機。
  5. 【請求項5】 前記特性制御手段は前記使用角度に対応
    して抵抗値の変化を示す可変抵抗器であることを特徴と
    する請求項2記載の折り畳み式電話機。
  6. 【請求項6】 前記可変抵抗器は前記ヒンジ部の中央部
    に配置されることを特徴とする請求項5記載の折り畳み
    式電話機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100405055B1 (ko) * 2001-04-11 2003-11-07 주식회사 다이아벨 힌지장치
US6848209B2 (en) 2000-12-08 2005-02-01 Fuji Kogyo Co., Ltd. Reel seat for fishing rod and fishing rod incorporating the reel seat

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6848209B2 (en) 2000-12-08 2005-02-01 Fuji Kogyo Co., Ltd. Reel seat for fishing rod and fishing rod incorporating the reel seat
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