JP2977716B2 - 電話機 - Google Patents

電話機

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JP2977716B2
JP2977716B2 JP6870494A JP6870494A JP2977716B2 JP 2977716 B2 JP2977716 B2 JP 2977716B2 JP 6870494 A JP6870494 A JP 6870494A JP 6870494 A JP6870494 A JP 6870494A JP 2977716 B2 JP2977716 B2 JP 2977716B2
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勉 井上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通話時には本体を開
いて使用し、通話終了後などには折りたたんで収納可能
にする電話機であって、その開閉角度を任意に設定する
ことができる調整部が回動部に設けられ、上記本体が開
けられて、上記調整部の設定する開閉角度に到達した位
置に上記本体を開閉する開閉保持部材を備えた電話機に
関す
【0002】
【従来の技術】図28および図29は例えば三菱電機,
1992年6月作成カタログ,「超小型携帯電話・ムー
バD」に示された従来の一体形の電話機を示す斜視図お
よび断面図であり、図において、1Aは本体、4は本体
1Aの表側に置載されているキーなどの複数の操作部、
5は本体1Aの内部基板上に構成された無線部、6は同
じく本体1Aの内部基板上に構成された制御部、7は本
体1Aの表側に設置された表示部、8は本体1Aの下部
に内蔵された送話部、9は本体1Aの上部に内蔵された
受話部である。
【0003】次に動作について説明する。このような一
体形の電話機では、本体1Aの内部上方表側に受話部9
が設置され、受話部9の下方に表示部7が設置され、受
話部9および表示部7の後方に無線部5が設置されてお
り、無線部5の下方に電気的に接続された制御部6が設
置されている。そして、制御部6と本体1Aとの間に操
作部4が設置され、最下部に送話部8が設置されてい
る。
【0004】従って、上記電話機により通話を行う場合
には、本体1Aを手で握り、操作部4でダイヤル(ボタ
ン)入力操作を行い、このダイヤル入力操作内容や通話
モードなどを表示部7にて確認し、続いて受話部9を耳
に当て、送話部8を口元付近に位置させて、通話を開始
する。なお、これに前後して、アンテナ操作がなされ、
必要に応じ電源スイッチの投入操作なども任意に実施さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電話機は以上の
ように構成されているので、通話時に耳と受話部9と
を、また、口と送話部8とをそれぞれ接近させるため
に、本体1Aの全長が大きくなり、小形化に限界があ
り、また、表示部7,操作部4を含む本体1Aの表面が
常時露出した構造であるため、これらの表面に傷がつき
やすいなどの問題点があった。
【0006】さらに、上記本体1Aの表面の露出によっ
て、操作部4に他の物が接触して誤操作され、これによ
り誤動作する場合があるほか、使用者の要求する単純操
作機または多機能機等の機能水準に適合させるには、各
機能水準ごとに本体1Aを複数用意する必要があり、製
造コストが上昇するなどの問題点があった。
【0007】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、非通話時には折りたたん
で小形化でき、通話時には開いて、その開き度を個人差
がある耳と口との間の距離に最適に合わせることによ
り、通話時の安心感を高め、さらに、音響効果を向上さ
せることができる折りたたみ式電話機を得ることを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る電
話機は、通話時に握り部となり、少なくとも操作部、無
線部、表示部および話部を有する第1本体部、送
を有し、上記第1本体部に回動部を介して開閉自在に連
結され、閉じたとき上記操作部を覆う第2本体部、上記
第2本体部の開閉角度を任意の調整角度に設定する調整
部、上記回動部に設けられ、上記第2本体部が開けられ
て上記調整部の設定する開閉角度に達した位置に上記第
2本体部を固定する開閉保持部を備えたことを特徴とす
る電話機に係るものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明における電話機は、非通話時に
第1本体部に対し第2本体部を折りたたんで、小形化,
コンパクト化し、通話時には開いて耳と口との間の距離
に合わせて、第2本体部の開閉角度を任意の調整角度に
設定する調整部を有し、上記第2本体部が開けられて上
記調整部の設定する開閉角度に達した位置に上記第2本
体部を固定する開閉保持部を備え、このようにして合わ
せた位置を開閉保持部によって安定に保持するものであ
【0010】
【実施例】実施例1. 以下、本願発明の実施例を図に従って説明すると、図
および図2において、1は第1本体部、2は第1本体部
1の上方に連設される第2本体部、4は第1本体部1に
置載された操作部、5は第1本体部1に内蔵される無線
部、6は第1本体部1に内蔵される制御部、7は第1本
体部1に表面が露出するように内蔵される表示部であ
る。
【0011】また、8は第1本体部1の下部に内蔵され
る送話部、また、9は第2本体部2に内蔵された受話
部、10は第1本体部1と第2本体部2とを回動自在に
連結する回動部、12は回動部10に設けられ、かつコ
イルバネ等で形成された開閉保持部である。
【0012】次に動作について説明する。第2本体部2
の内部には、閉じた状態で第1本体部1の段状の切欠部
1aに接合され、これの当接面と向き合う面が受話方向
となるように受話部9が設置されている。また、この閉
じた状態で第2本体部2によって覆われない位置の第1
本体部1の最上部には、表示部7が設置されている。
【0013】このため、通話時以外には、第2本体部2
が第1本体部1上に閉じるように折りたたまれるため、
全長の短縮化が図れるとともに、第2本体部2の傾き調
整によって全長の調整が任意となり、人の口および耳間
の距離の個人差に対応できる。
【0014】また、第1本体部1と第2本体部2が所定
の角度で回動自在に連設され、かつ回動部10の内部に
開閉保持部12が設置されているため、上記のような人
の耳および口間の距離に対応した位置に送話部8および
受話部9を対応させるように第2本体部2の傾きを調整
可能にするほか、その傾き位置を任意に保持させること
が可能となり、使い勝手が良好となる。
【0015】実施例2. なお、上記実施例では第1本体部1に設けられた表示部
7を、第2本体部2に覆われない位置に設置したものを
示したが、図3および図4に示すように、第2本体部2
を閉じたとき、これによって全て覆われる位置の第1本
体部1上の切欠部1aに設置してもよい。
【0016】こうすることによって、第2本体部2を第
1本体部1側へ閉じた状態において、その第2本体部2
によって覆われるため、表示部7が表面に露出せず、従
って、この状態で物品がその表示部7に干渉することが
ないため、この表示部7表面の傷つきを防止することが
できる。
【0017】実施例3. また、実施例2では第2本体部2を第1本体部1に対し
て閉じた状態で、表示部7の全てが第2本体部2で覆わ
れるものを示したが、図5および図6に示すように、実
施例3では、第2本体部2を第1本体部1に対して閉じ
た状態で、第2本体部2から少なくとも表示部7の一部
7aが露出するように、第2本体部2を形成し、かつ表
示部7を第1本体部1に設置してもよい。
【0018】このようにすることで、第2本体部2を第
1本体部1に対して閉じた非通話時の状態で、表示部7
の傷つき防止を図りながら、操作部4における操作結果
(キー入力結果)や電波受信状態等を使用者に知らせる
ことができる。
【0019】実施例4. 次に、図7および図8において、1は第1本体部、2は
第1本体部1の下方に連設される第2本体部、4aは第
1本体部1に置載された使用頻度の高い第1操作部、5
は第1本体部1に内蔵された無線部、6は第1本体部1
に内蔵された制御部、7は第1本体部1に表面が露出す
るように内蔵された表示部である。
【0020】また、8は第2本体部2に内蔵された送話
部、9は第1本体部1に内蔵された受話部、10は第1
本体部1と第2本体部2とを回転自在に連結する回動
部、11は第2本体部2に置載され、使用頻度の低い第
2操作部、12はコイルバネ等で回動部10内に形成さ
れた開閉保持部である。
【0021】次に動作について説明する。表示部7の下
方の、第2本体部2を第1本体部1に対して閉じた状態
で、第2本体部2によって覆われる位置に、使用頻度の
高い第1操作部4aが設置され、第2本体部2における
第1本体部1と向き合う面に、使用頻度の低い第2操作
部11が設置されている。
【0022】このため、非通話時は第1本体部1および
第2本体部2を折りたたんだ状態にすることで、全体の
小形化を図れるとともに、開いた角度を任意に調整する
ことで、通話時において個人差のある口と耳との間の距
離にも対応できる。そして、使用頻度の高低により操作
部4,4aを区分したことで、表示部7を見ながら通話
上の操作性を高めることができ、使い勝手が良好とな
る。
【0023】なお、実施例4では、第2本体部2を第1
本体部1に対して閉じた状態で、表示部7が第2本体部
2で覆われない位置の第1本体部1上に設けられたもの
を示したが、第2本体部2で全て覆われる位置の第1本
体部1上に設置してもよい。
【0024】実施例5. さらに、図9および図10に示すように第2本体部2を
第1本体部1に対して閉じた状態で、第2本体部2から
少なくとも表示部7の一部である最上部7bが露出する
ように、該表示部7および第2本体部2を設置してもよ
い。
【0025】こうすることにより、第1本体部1に対し
て第2本体部2を閉じた状態で、表示部7の傷つき防止
が図れるとともに、操作部4の操作結果(キー入力結
果)や電波受信状態等を表示部に表示して、使用者に知
らせることができる。また、使用頻度の高低による第1
操作部4aおよび第2の操作部11の区分によって、操
作性を高めることができる。
【0026】実施例6. また、上記実施例では第1本体部1に設けられた表示部
7を、第2本体部2に覆われない位置に設置したものを
示したが、図11および図12に示すように、第2本体
部2を閉じたとき、これによって全て覆われる位置の第
1本体部1上の切欠部1aに設置してもよい。
【0027】こうすることにって、第2本体部2を第
1本体部1側へ閉じた状態において、その本体プランジ
ャによって切欠部1aの全体が覆われるため、表示部7
が表面に露出せず、従って、この状態で物品がその表示
部7に干渉することがなくなり、この表示部7表面の傷
つきを防止することができる。
【0028】実施例7. なお、実施例4では、1つの第1本体部1に対して1つ
の第2本体部2を連結したものについて示したが、図1
3および図14に示すように、第1本体部1と第2本体
部2とを回動部10にて分離自在かつ着脱容易な構造と
し、機能の異なる別の第2本体部2aを準備し、使用者
が使用目的に応じてその第2本体部2aを、上記第2本
体部2に代えて第1本体部1に装着可能にしてもよい。
【0029】こうすることにより、使用者の要求する単
純操作機または多機能機等の機能水準の電話機を簡単に
構成することができ、一台の電話機を幾通りもの用途に
利用できることとなる。
【0030】実施例8. また、実施例7では、異なる機能を有する第2本体部2
aを使用者が要求する機能水準に応じて選択できるもの
を示したが、図15および図16に示すように、機能水
準の異なるブロック形の第2操作部11aを準備し、使
用者が使用目的に応じて、第2操作部11aを第2操作
部11に代えて第2本体部2aに装着可能としてもよ
い。
【0031】こうすることによって、任意に選択したブ
ロック形の第2操作部11aを第2操作部11と差し替
えるだけで、使用者が希望する要求機能水準の電話機を
さらに低コストで提供することができる。
【0032】実施例9. 図17および図18の実施例では、図において、1は第
1本体部、2は第1本体部1の上方に連結された第2本
体部、3は第1本体部1の下方に連結された第3本体
部、4は第1本体部1に置載された操作部、5は第1本
体部1に内蔵された無線部、6は第1本体部1に内蔵さ
れた制御部、7は第1本体部1に表面が露出するように
内蔵された表示部である。
【0033】さらに、8は第3本体部3に内蔵された送
話部、9は第2本体部2に内蔵された受話部、10a,
10bは第1本体部1,第2本体部2および第3本体部
3をそれぞれ回動自在に連結する第1回動部および第2
回動部、12はコイルバネ等で回動部10内に形成され
た開閉保持部である。
【0034】次に動作について説明する。第2本体部2
には、閉じた状態で第1本体部1と向き合う面が受話方
向となる受話部9が設置され、第3本体部3の内部には
閉じた状態で第1本体部1と向き合う面が送話方向とな
る送話部8が設置され、しかも第1本体部1と第2本体
部2どうしおよび第1本体部1と第3本体部3どうし
が、各回動部10a,10bにて回動自在に連結されて
いる。
【0035】このため、通話時以外に第2本体部2およ
び第3本体部3が第1本体部1上に折りたたまれた場合
には、その電話機の全長を大幅に短縮でき、取り扱いや
収納,携帯が容易になるほか、口と耳との間の距離の個
人差による違いに自由に対応でき、操作部4および表示
部7の傷つき並びに操作部4の誤操作を確実に回避で
き、一段と実用性が高まる。
【0036】実施例10. なお、実施例9では、操作部4を全て第1本体部1へ置
載したものを示したが、図19および図20に示すよう
に使用頻度の高い第1操作部4aを第1本体部1に設置
し、使用頻度の低い第2操作部11を第3本体部3に設
置してもよい。
【0037】このようにすれば、第2本体部2および第
3本体部3をともに第1本体部1上に折りたたむことに
より、電話機の全長を大幅に短縮できるほか、これによ
り、第1本体部1に置載する第1操作部4のボタン数を
減らすことができ、より使い易い操作部を形成すること
ができる。
【0038】実施例11. また、実施例10では、1つの第1本体部1に対して、
1つの第3本体部3を連結したものについて示したが、
図21および図22に示すように、第1本体部1に対し
て第3本体部3を着脱容易とし、かつ機能の異なる他の
第3本体部3aを準備することによって、使用者が使用
目的に応じて、この第3本体部3aを第3本体部3に代
えて装着可能とすることができる。
【0039】こうすることにより、使用者が要求する任
意の機能水準(単純操作機または多機能等)の電話機を
簡単かつ安価に構成することができるほか、電話機の大
幅な小形化および操作部4,11,表示部7の外的負傷
からの保護をともに図れるという利点が得られる。
【0040】実施例12. さらに、実施例11では異なる機能を有する第3本体部
3aを使用者の要求機能水準に応じて、第3本体部3に
代えて装着できるものを示したが、図23および図24
に示すように、機能の異なる第2操作部11aを準備
し、使用者が使用目的に応じて、この第2操作部11a
を第2操作部11に代えて装着可能としてもよい。
【0041】このように実施例1から実施例12に記載
されているように携帯電話においては種々の形を取り得
るが、使用者が要求する機能水準の電話機をさらに低コ
ストで提供することができるとともに、電話機の大幅な
小形化および操作部4,11,表示部7の外的負傷を未
然に回避できるという効果が得られる。
【0042】次に、本願発明の請求項1に示す開閉保持
機構の一例を図について説明する。図25,26および
図27において、20は第1本体部1と第2本体部2と
の回動中心に設置させる回転軸、21は回転軸20の中
央部に凹形状で堀り込まれ、左端から右端までの堀り込
み傾斜が、第1本体部1に対して第2本体部2が閉じた
状態(開度0°)から、例えば130°から170°の
範囲となっている保持溝である。
【0043】また、22は第1本体部1と第2本体部2
を回転軸20を中心に回動させるばね、22aはばね2
2の回動端、22bはばね22の固定端、23は回転軸
20の保持溝21の両端に設置され、ばね22が挿入さ
れるばね溝、24は回転軸20の両端最外部に設けら
れ、第2本体部2内に装着される平行部である。
【0044】次に、25bは回転軸20の平行部24に
嵌合するように、第2本体部2に設けられた回転軸保持
部、2dは第2本体部2の外側部、2eは第2本体部2
の内側部、25aはこの内側部2eの一端部に形成され
た回転軸保持部、26は第2本体部2に設けられ、ばね
22の回動端22aが挿入係止される係止孔、27は第
1本体部1に設けられて、ばね22の固定端22bが挿
入係止される係止孔である。
【0045】また、12は開閉保持部、28は開閉保持
部12に一体に設けられた角度調整レバー、29は開閉
保持部12の上面に、保持溝21と相対する位置に設け
られ、先端の球部29aが上下するように形成された係
止ピン、30は開閉保持部12の下面に平行に設けられ
た一対の案内溝である。
【0046】さらに、31は第1本体部1に形成され
て、回動部10を固定する固定面、32は固定面31上
に凸状に形成され、開閉保持部12の案内溝30と相対
するレール、33は第1本体部1に設けられたねじ孔、
34は回転軸20を覆うように、固定面31に固定され
る回動カバー、35は回動カバー34の側面に、上記保
持溝21の左右長さに対応するように設けられ、かつ、
上記開閉保持部12上の角度調整レバー28がスライド
可能に貫通されるスリットである。
【0047】36は回動カバー34に設けられ、第1本
体部1のねじ孔33と相対する貫通孔で、ねじ37をこ
の貫通孔36に通して、ねじ孔33にねじ込むことで、
その回動カバー34を第1本体部1に固定されるように
なっている。
【0048】次に、回転軸20や開閉保持部12の第1
本体部1および第2本体部2への組立手順について説明
する。まず、回転軸20の各ばね溝23にそれぞればね
22を挿入する。
【0049】この状態で、回転軸20の平行部24を第
2本体部2の外側部2d,内側部2eの回転軸保持部2
5b,25aに嵌合させ、同時に、ばね22の回動端2
2aを係止孔26に係止し、外側部2dと内側部2eと
を超音波溶着等で接合する。
【0050】続いて、開閉保持部12の案内溝30を固
定面31上のレール32に嵌合載置し、接合された第2
本体部2を固定面31の相対位置に載置するとともに、
ばね22の固定端22bをそれぞれ係止孔27に係止す
る。
【0051】さらに、回動カバー34を回転軸20を上
部より覆うように挿入すると同時に、回動カバー34の
スリット35に開閉保持部12の角度調整レバー28を
挿貫して固定面31に装置する。
【0052】最後に、ねじ37を回動カバー34の貫通
孔36に挿入し、第1本体部1のねじ孔33に固着し
て、組み立てを完了する。
【0053】次に、任意の角度(本実施例では、130
°〜170°)で開閉保持する動作について説明する。
組み立てられた状態で、回動カバー34側面の角度調整
レバー28を所定の位置に設定する。
【0054】第2本体部2が開けられ開度が進んで、角
度調整レバー28の設定角度に達すると、回転軸20の
保持溝21に開閉保持部12の球部29aの先端が落ち
込み、第2本体部2の第1本体部1に対する開度が固定
される。
【0055】このため、通話時以外は、第2本体部2が
第1本体部1上に閉じるように折りたたまれるため、全
長の短縮化が図れるとともに、第2本体部2の上記角度
調整レバー28で設定した調整角度によって、全長の調
整が任意に行うことができる。この結果、人の口と耳と
の間の個人差に対応できることになる。
【0056】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
通話時に握り部となり、少なくとも操作部,無線部,表
示部および話部を有する第1本体部と、該第1本体部
に回動部を介して開閉自在に連結され、かつ話部を有
する第2本体部とを設け、上記回動部に設けた開閉保持
部に、上記第1本体部に対する第2本体部の任意の開閉
角度を保持させるように構成したので、第1本体部に対
し第2本体部を閉じた状態におけるコンパクト性を高め
ることができるとともに、開いた状態では人の耳との間
の距離に最適に合わせ、その合わせた位置を保持できる
ものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の実施例1による電話機を示す斜視
図である。
【図2】 図1における電話機の詳細を示す断面図であ
る。
【図3】 本願発明の実施例2による電話機を示す斜視
図である。
【図4】 図3における電話機の詳細を示す断面図であ
る。
【図5】 本願発明の実施例3による電話機を示す斜視
図である。
【図6】 図5における電話機の詳細を示す断面図であ
る。
【図7】 本願発明の実施例4による電話機を示す斜視
図である。
【図8】 図7における電話機の詳細を示す断面図であ
る。
【図9】 本願発明の実施例5による電話機を示す斜視
図である。
【図10】 図9における電話機の詳細を示す断面図で
ある。
【図11】 本願発明の実施例6による電話機を示す斜
視図である。
【図12】 図11における電話機の詳細を示す断面図
である。
【図13】 本願発明の実施例7による電話機を示す斜
視図である。
【図14】 図13における電話機の詳細を示す断面図
である。
【図15】 本願発明の実施例8による電話機を示す斜
視図である。
【図16】 図15における電話機の詳細を示す斜視図
である。
【図17】 本願発明の実施例9による電話機を示す斜
視図である。
【図18】 図17における電話機の詳細を示す断面図
である。
【図19】 本願発明の実施例10による電話機を示す
斜視図である。
【図20】 図19における電話機の詳細を示す断面図
である。
【図21】 本願発明の実施例11による電話機を示す
斜視図である。
【図22】 図21における電話機の詳細を示す断面図
である。
【図23】 本願発明の実施例12による電話機を示す
斜視図である。
【図24】 図23における電話機の詳細を示す断面図
である。
【図25】 本願発明における開閉保持機構を示す分解
斜視図である。
【図26】 図25における開閉保持機構の開閉動作の
前後に亘る状況を示す説明図である。
【図27】 図25における開閉保持機構の要部を示す
断面図である。
【図28】 従来の電話機を示す斜視図である。
【図29】 図23における電話機の詳細を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 第1本体部、2,2a 第2本体部、3 第3本体
部、4 操作部、4a第1操作部、5 無線部、7 表
示部、8 送話部、9 受話部、10 回動部、10a
第1回動部、10b 第2回動部、11,11a 第
2操作部、12 開閉保持部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/02 - 1/23 H04B 7/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話時に握り部となり、少なくとも操作
    部、無線部、表示部および話部を有する第1本体部、 送部を有し、上記第1本体部に回動部を介して開閉自
    在に連結され、閉じたとき上記操作部を覆う第2本体
    部、 上記第2本体部の開閉角度を任意の調整角度に設定する
    調整部、 上記回動部に設けられ、上記第2本体部が開けられて上
    記調整部の設定する開閉角度に達した位置に上記第2本
    体部を固定する開閉保持部を備えたことを特徴とする電
    話機。
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