JPH10134104A - システム構築支援装置及びシステム構築支援プログラムを記録した媒体 - Google Patents

システム構築支援装置及びシステム構築支援プログラムを記録した媒体

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JPH10134104A
JPH10134104A JP9147875A JP14787597A JPH10134104A JP H10134104 A JPH10134104 A JP H10134104A JP 9147875 A JP9147875 A JP 9147875A JP 14787597 A JP14787597 A JP 14787597A JP H10134104 A JPH10134104 A JP H10134104A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコンピュータを含む情報処理システム
の構築を支援できるようにする。 【解決手段】 システム化案件入力手段1は、各種情報
の入力機能を提供する。業務特性分析手段2は、各業務
の特性を分析し、業務特性分析表3を作成する。データ
特性分析手段4は、各データの特性を分析し、データ特
性分析表5を作成する。システムパターン検索手段6
は、業務特性分析表3とデータ特性分析表5とを用い
て、検索パラメータを作成する。一方、システムパター
ンデータベース7には、予め複数のシステムパターンが
検索パラメータに対応付けて格納されている。そして、
システムパターン検索手段6は、検索パラメータに適合
するシステムパターンをシステムパターンデータベース
7から検索する。システムパターン合成手段9は、シス
テムパターン検索手段6が抽出した複数のシステムパタ
ーン8を合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシステムの構築を支
援するシステム構築支援装置及びシステム構築支援プロ
グラムを記録した媒体に関し、特に分散システムの構築
にも利用されるシステム構築支援装置及び分散システム
の構築をコンピュータに支援させるためのシステム構築
支援プログラムを記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの普及に伴い、企業では業
務のコンピュータ化が進んでいる。そして、企業の規模
が大きくなれば、コンピュータで処理すべき業務(アプ
リケーション)やデータも多種多様となる。しかも、業
務やデータの内容は、新規事業の開拓等の事業内容の変
化に伴い逐一変化する。処理すべき業務やデータの内容
が変化していけば、当然コンピュータのシステム構成も
変化させなければならない。
【0003】そこで、その企業の業務内容に適したコン
ピュータシステムを提案するシステム構築支援ツールが
作られた。システム構築支援ツールを用いることによ
り、将来的にどのようなシステムを構築することが理想
であるのかを、推測することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、UN
IXシステムやパーソナルコンピュータのコストパフォ
ーマンスの向上に伴い、それらを取り込んだクライアン
トサーバシステムの構築が強く要求されている。このよ
うなクライアントサーバシステムを構築するには、必要
な業務やデータをどのコンピュータに配置するかを検討
する必要がある。
【0005】しかし、従来の企業のコンピュータシステ
ムでは、中央のホストコンピュータに複数の端末を接続
し、端末から入力されたデータをホストコンピュータが
処理するような構成が一般的であった。そのため、従来
のシステム構築支援ツールでは、性能の異なる複数のコ
ンピュータを検討対象とすることを想定しておらず、ク
ライアントサーバシステム全体を総合的に検討し、全体
の業務の最適化を図ることは非常に困難であった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、複数のコンピュータを含む情報処理システム
の構築支援が可能なシステム構築支援装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、複数のコンピ
ュータを含む情報処理システムの構築支援をコンピュー
タに実行させることができるシステム構築支援プログラ
ムを記録した媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、コンピュータシステムの構築を支援する
システム構築支援装置において、複数のシステムパター
ンを格納しているシステムパターンデータベースと、シ
ステム化すべき業務とデータとの情報を入力するシステ
ム化案件入力手段と、前記システム化案件入力手段によ
り入力された情報を解析し、各業務に対する業務特性を
算出する業務特性分析手段と、前記システム化案件入力
手段により入力された情報を解析し、各データに対する
データ特性を算出するデータ特性分析手段と、前記業務
特性と前記データ特性とに適したシステムパターンを、
前記システムパターンデータベースから検索するシステ
ムパターン検索手段と、を有することを特徴とするシス
テム構築支援装置が提供される。
【0009】このようなシステム構築支援装置によれ
ば、システム化する案件の情報をシステム化案件入力手
段により入力すると、その案件の業務特性が業務特性分
析手段により解析され、データ特性がデータ特性分析手
段により解析される。システムパターン検索手段は、得
られた業務特性とデータ特性とに適したシステムパター
ンをシステムパターンデータベースから検索する。
【0010】これにより、入力された案件の業務とデー
タとの特性に適したシステムパターンが出力される。ま
た、コンピュータシステムの構築支援をコンピュータに
行わせるためのシステム構築支援プログラムを記録した
媒体において、複数のシステムパターンを格納している
システムパターンデータベース、システム化すべき業務
とデータとの情報を入力するシステム化案件入力手段、
前記システム化案件入力手段により入力された情報を解
析し、各業務に対する業務特性を算出する業務特性分析
手段、前記システム化案件入力手段により入力された情
報を解析し、各データに対するデータ特性を算出するデ
ータ特性分析手段、前記業務特性と前記データ特性とに
適したシステムパターンを、前記システムパターンデー
タベースから検索するシステムパターン検索手段、とし
てコンピュータを機能させるためのシステム構築支援プ
ログラムを記録した媒体が提供される。
【0011】この媒体に記録されたシステム構築支援プ
ログラムをコンピュータに実行させることにより、複数
のシステムパターンを格納しているシステムパターンデ
ータベースと、システム化すべき業務とデータとの情報
を入力するシステム化案件入力手段と、システム化案件
入力手段により入力された情報を解析し、各業務に対す
る業務特性を算出する業務特性分析手段と、システム化
案件入力手段により入力された情報を解析し、各データ
に対するデータ特性を算出するデータ特性分析手段と、
業務特性と前記データ特性とに適したシステムパターン
を、システムパターンデータベースから検索するシステ
ムパターン検索手段と、の各機能がコンピュータによっ
て実現される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の原理構成を示すブ
ロック図である。システム化案件入力手段1は、各種情
報の入力機能を提供する。入力する情報は、システムを
利用する企業の組織情報1a、分散システムが処理を提
供すべき業務に関する業務情報1b、使用されるデータ
に関するデータ情報1c、及びそれらの業務とデータと
の関連性に関する業務・データ関連情報1dである。
【0013】業務特性分析手段2は、組織情報1aと業
務情報1bとに基づいて各業務の特性を分析し、業務特
性分析表3を作成する。データ特性分析手段4は、デー
タ情報1cと業務・データ関連情報1dとに基づき各デ
ータの特性を分析し、データ特性分析表5を作成する。
【0014】システムパターン検索手段6は、入力され
た業務を一つずつ選択し、選択した業務と、その業務が
利用するデータとの組み合わせを考える。そして、業務
特性分析表3とデータ特性分析表5とを用いて、業務と
データとの組み合わせに応じた検索パラメータを作成す
る。この検索パラメータは、業務とデータとの組み合わ
せの数だけ作成される。一方、システムパターンデータ
ベース7には、予め複数のシステムパターンが検索パラ
メータに対応付けて格納されている。格納されているシ
ステムパターンには、単一のシステム構成のものや、複
数のシステムで構成されるものがある。そして、システ
ムパターン検索手段6は、検索パラメータに適合するシ
ステムパターンをシステムパターンデータベース7から
検索する。この結果、業務とデータとの全ての組み合わ
せに対応するシステムパターン8が抽出される。
【0015】システムパターン合成手段9は、システム
パターン検索手段6が抽出した複数のシステムパターン
8を合成する。その結果、最適システム構成10が作成
され、出力される。
【0016】次に、上記のようなシステム構築支援装置
を用いて最適な分散システムを構築する際の処理を、具
体的に説明する。システム化案件入力手段1は、システ
ム構築要求が入力されると、システム化案件に関する情
報の入力要求を表示装置の画面に表示する。利用者は、
入力要求に従って、組織情報、業務情報、データ情報、
及び業務・データ関連情報を入力する。
【0017】組織情報は、例えば、検討対象となる事業
部や、事業部内の仕事の区分等を表す組織名の一覧であ
る。利用者は、このような組織を複数の階層に渡って入
力する。
【0018】業務情報は、構築しようとしているシステ
ムで処理させるべき業務の一覧である。例えば、商品価
格の見積もりや受注入力等の業務名を入力する。この
時、入力した業務に対する業務変化の普遍性をパラメー
タとして入力する。この業務変化の普遍性は、その業務
が変化する周期を表している。変化の期間が長期の場合
(例えば、5〜10年以上変化しない場合)は、業務変
化の普遍性を「定型」とする。変化の期間が中期の場合
(例えば、2〜5年で変化する場合)は、業務変化の普
遍性を「変動」とする。変化の期間が短期の場合(例え
ば、2年以内に変化する場合)は、業務変化の普遍性を
「非定型」とする。また、入力した業務を利用する組織
を指定する。この組織名は、組織情報の中から選択す
る。
【0019】データ情報は、各業務で使用するデータの
一覧である。利用者は、例えば、商品情報、受注情報、
あるいは在庫情報等のデータ名を入力する。業務・デー
タ関連情報は、業務情報として入力された各業務と、そ
の業務が使用するデータとの関連性を示す情報である。
この情報には、業務がそのデータに対しどのような操作
を行うかを示す情報が含まれる。操作内容には、作成
(クリエイト)、読み込み(リード)、更新(アップデ
ート)、及び削除(デリート)がある。また、業務がデ
ータを使用するときの、そのデータに求められるデータ
鮮度も入力する。ここでデータ鮮度とは、そのデータが
更新されてから有効に使用できる期間の長短を示すパラ
メータである。有効に使用できる期間が短い場合には、
そのデータ鮮度には「リアルタイム」と設定する。一
方、有効に使用できる期間が長い場合には、そのデータ
鮮度には「ディレイド」と設定する。
【0020】以上の情報が入力されると、業務特性分析
手段2が、入力された組織情報と業務情報とに基づき業
務業務特性分析表3を作成する。図2は業務特性分析表
を示す図である。業務特性分析表3は、業務情報として
入力された各業務を、空間の広がりと業務変化の普遍性
との2つの要因で分類したものである。空間の広がり
は、大規模(全社的)、中規模(部門内)、小規模(個
人)の3つのレベルに分ける。業務変化の普遍性は、長
期(定型)、中期(変動)、短期(非定型)の3つのレ
ベルに分ける。従って、入力された各業務は、9つのパ
ターンのいずれかに分類される。なお、中規模のレベル
に属する業務は、さらに部門ごとに分類される。同様
に、小規模のレベルに属する業務は、さらに個人ごとに
分類される。
【0021】図3は業務特性分析表の例を示す図であ
る。この業務特性分析表3aは、空間の広がりとして、
「全社」、「本社」、「支店」、及び「工場」の4種類
に分類している。「全社」は大規模の業務であり、「本
社」、「支店」、及び「工場」は中規模の業務である。
この例では、小規模の業務は無い。一方、業務変化の普
遍性は、「定型的」、「変動的」、及び「非定型的」の
3種類に分類している。なお、業務特性の分類におい
て、同じ種類に分類されたもの同士を「業務グループ」
と呼ぶこととする。
【0022】即ち、業務特性分析手段2は、業務情報の
中から業務を1つずつ選択し、選択した業務の利用者と
して入力された利用者名を参照する。その業務の利用者
が、複数の事業部にまたがっていれば、その業務の業務
グループを「全社」とする。また、利用者が単一の事業
部内の者だけであれば、その業務は、利用者の事業部を
示す業務グループに含める。例えば、「納期回答」は、
工場内の者だけが利用するため「工場」の業務グループ
に含まれるが、「原価管理」の業務は全社的に利用され
るため、「全社」の業務グループに含まれる。
【0023】業務グループが決定したら、業務変化の普
遍性を決定する。これは、業務情報を入力した際に同時
に入力した、「定型」、「変動」、「非定型」の情報を
そのまま適用する。
【0024】業務特性分析手段2が業務特性分析表3を
作成するのと同時に、データ特性分析手段4が、データ
情報と業務・データ関連情報とからデータ特性分析表5
を作成する。
【0025】データ特性分析表5は、データを共有度と
鮮度とによって分類したものである。ここで、データ鮮
度は、業務・データ関連情報を入力する際に同時に入力
したデータ鮮度の情報をそのまま適用する。一方、デー
タの共有度の分類は、業務とデータとのマトリックスに
より整理し、そのマトリックスから導き出す。
【0026】図4は業務とデータとのマトリックスを示
す図である。この業務とデータとのマトリックス20
は、縦軸に業務を示し、横軸にデータを示す。この例で
は、「第1の業務」〜「第16の業務」の16個の業務
と、「第1のデータ」〜「第19のデータ」の19個の
データがある。「第1の業務」〜「第6の業務」は業務
グループ「第1の本部」に属し、「第7の業務」〜「第
11の業務」は業務グループ「第2の本部」に属し、
「第12の業務」〜「第16の業務」は業務グループ
「第3の本部」に属する。
【0027】そして、任意の1つの業務に着目し、その
業務とデータとの関連を「◎」、「○」、「△」の記号
で示す。ここで「◎」は、そのデータを作成することを
示す。「○」は、そのデータを更新することを示す。
「△」は、そのデータの読み取りを行うことを示す。
【0028】このようなマトリックスにより、各データ
の共有度を判別する。図3の例では4つのグループ21
〜24に分けることができる。グループ21は「第1の
本部」のみが利用するデータであり、「第1のデータ」
〜「第6のデータ」が含まれる。グループ22は「第2
の本部」のみが利用するデータであり、「第7のデー
タ」〜「第12のデータ」が含まれる。グループ23は
「第3の本部」のみが利用するデータであり、「第13
のデータ」〜「第16のデータ」が含まれる。グループ
24は全社で利用するデータであり、「第17のデー
タ」〜「第19のデータ」が含まれる。
【0029】ここで、グループ21〜23に含まれるデ
ータは単一の部署でしか利用されないため、データ共有
度は中規模である。また、グループ24に含まれるデー
タは複数の部署が利用するため、データ共有度は大規模
である。
【0030】データ特性分析手段4は、決定したデータ
共有度を用いて、データ特性分析表を作成する。図5は
データ特性分析表の例を示す図である。データ特性分析
表5aは、業務とデータとのマトリックスに、データ共
有度とデータ鮮度とを加えたものである。図において、
データの共有度を大規模(全社的共有)、中規模(部門
内共有)、共有なしの3つのレベルに分類している。デ
ータ鮮度は、リアルタイム(図中「R」で示す)とディ
レイド(図中「D」で示す)とに分類している。
【0031】なお、図4に示したマトリックスは、比較
的単純な例であるが、業務とデータとの関係がもっと複
雑な場合もある。その場合、しきい値を用いて、そのデ
ータの共有度を判別する。また、データの共有度を決定
する際に、同時にシステム環境リストを作成することが
できる。このシステム環境リストは、業務やデータの帰
属先を特定し、リストアップする際に必要となる。
【0032】そこで、基本となるシステム環境を定義し
ておく。本実施の形態では、次のようなシステム環境を
考える。図6はシステム環境を示す図である。(A)
は、システム環境の種類を示す図である。システム環境
には、全社共有情報環境11、全社システム環境12、
及び部門固有システム環境13がある。全社共有情報環
境11は、全社的に情報を提供するシステム環境であ
り、提供するデータのデータ名リスト11aを有する。
全社システム環境12は、全社的に業務とデータとを提
供するシステム環境であり、提供する業務とデータとの
業務名リスト12aとデータ名リスト12bとを有す
る。部門固有システム環境13は、各部門内において業
務とデータとを提供するシステム環境であり、業務名リ
スト13aとデータ名リスト13bとを有する。
【0033】(B)はシステム環境の構造を示す図であ
る。全社共有情報環境11を基準とし、そのシステム環
境に他のシステム環境(全社システム環境12、部門固
有システム環境13,14,・・・)が接続されるよう
な構造をしている。なお、部門固有システム環境は、部
門の数だけ存在する。
【0034】そして、ある業務が帰属すべきシステム環
境は、その業務が属する業務グループによって特定でき
る。空間の広がりが大規模である「全社」の業務グルー
プに属する業務は、全社システム環境に帰属する。ま
た、空間の広がりが中規模、又は小規模の業務の場合に
は、その業務が属する業務グループと同じ名前でラベル
付けされた部門固有システム環境に帰属する。
【0035】このようなシステム環境を定義した上で、
図1に示すシステム構築支援装置により、データの共有
度判別とシステム環境リスト作成の処理手順を行う。図
7はデータの共有度判別とシステム環境リスト作成のフ
ローチャートの前半である。これは、データ特性分析手
段4が行う処理である。共有度を決定するためのしきい
値は、大規模と中規模との間を「m1」とし、中規模と
共有なしとの間を「m2」とする。このしきい値は、予
め所望の値に設定しておく。また、この処理を開始する
前には、システム環境リストの構成として全社共有情報
環境のみが存在している。 〔S1〕業務特性分析表から、業務グループと各業務と
の対応表を作成する。このとき、業務グループ毎にラベ
ル付けを行う。 〔S2〕データ一覧よりデータを一つ取り出す。 〔S3〕取り出したデータにアクセスする業務を、業務
・データ関連情報から全て抽出する。 〔S4〕ステップS1で作成した業務グループと各業務
との対応表をもとに、取り出したデータにアクセスする
業務グループの数をカウントし、変数GNにセットす
る。
【0036】図8はデータの共有度判別とシステム環境
リスト作成のフローチャートの後半である。 〔S5〕「変数GN>m1」であるか否かを判断する。
「変数GN>m1」である場合にはステップS6に進
み、「変数GN>m1」でない場合にはステップS7に
進む。 〔S6〕そのデータの共有度を全社共有とする。このと
き、そのデータの属するシステム環境を、全社共有情報
環境とする。 〔S7〕そのデータにアクセスする業務グループ毎に、
そのデータにアクセスする業務の比率Bを求める。i番
目の業務グループの比率をBi とすると、
【0037】
【数1】Bi =(i番目の業務グループ内でそのデータ
がアクセスする業務の数)/(i番目の業務グループ内
の業務数) で求めることができる。この結果、そのデータにアクセ
スする業務グループの数だけ比率Bが求められる。 〔S8〕そのデータにアクセスする業務グループの中
で、ステップS7で求められた比率Bの値が最も大きい
業務グループに、そのデータを帰属させる。これによ
り、複数の業務グループからアクセスされるデータの帰
属先が確定する。そして、比率Bの最大値を、そのデー
タの固有値Bmax とする。 〔S9〕「Bmax >m2」であるか否かを判断し、「B
max >m2」であればステップS10に進み、「Bmax
>m2」でなければステップS11に進む。 〔S10〕そのデータの共有度を部門内共有とする。そ
して、そのデータが属するシステム環境を部門固有シス
テム環境とし、システム環境リストに部門固有システム
環境を追加する。追加した部門固有システム環境には、
そのデータが属する業務グループと同じラベルでラベル
付けを行う。この際、同一ラベルで複数のシステム環境
ができた場合には、1つのシステム環境に統合する。 〔S11〕そのデータの共有度を共有無しとする。そし
て、ステップS10と同様に、部門固有システム環境の
追加と、その部門固有システム環境に対するラベル付け
を行う。 〔S12〕全てのデータを判別したか否か判断する。ま
だ判別していないデータがあればステップS2(図7に
示す)に進み、全てのデータの判別が終了していれば、
データの共有度決定処理を終了する。
【0038】ここで、ステップS6,S10,S11で
決定した共有度、及び帰属するシステム環境の情報は、
追加情報としてデータ情報に記録する。また、この処理
が終了した時点でのシステム環境リストも、記憶装置に
保持する。
【0039】なお、このフローチャート上では、全社シ
ステム環境12は作成されない。全社システム環境12
は、上記の処理終了後、全社的に利用される業務が存在
する場合に追加される。
【0040】以上のようにして、業務特性分析手段2に
より業務特性分析表3が作成され、データ特性分析手段
4によりデータ特性分析表5が作成される。作成された
業務特性分析表3とデータ特性分析表5とはシステムパ
ターン検索手段6に送られる。すると、システムパター
ン検索手段6は、業務とデータとの組み合わせに応じた
システムパターンを、システムパターンデータベース7
から検索する。以下に、システムパターン検索手段6が
行う処理の詳細を説明する。
【0041】システムパターン検索手段6は業務を一つ
ずつ選択し、選択した業務が使用するデータを抽出す
る。この情報は、業務とデータとのマトリックス20か
ら取得することができる。そして、選択している業務
と、抽出したデータとの組み合わせに応じて、業務特性
パラメータとデータ特性パラメータとを組にした検索パ
ラメータを作成する。その検索パラメータによって、抽
出すべきシステムパターンを特定できる。
【0042】ここで、「第1の業務」を指定した場合を
例に取り、具体的に説明する。なお、「第1の業務」の
業務特性パラメータは、「第1の業務(部門、定型)」
であるものとする。
【0043】「第1の業務」の使用するデータを抽出す
ると、「第1のデータ」、「第3のデータ」、「第5の
データ」、及び「第17のデータ」が抽出される。抽出
したデータのデータ特性パラメータはそれぞれ次のよう
になる。 「第1のデータ(部門内共有、リアルタイム)」 「第3のデータ(部門内共有、リアルタイム)」 「第5のデータ(部門内共有、ディレイド)」 「第17のデータ(全社共有、ディレイド)」 次に、業務特性パラメータとデータ特性パラメータとを
連結し、検索パラメータを作成する。すると次のような
検索パラメータが作成される。
【0044】第1の検索パラメータは、「第1の業務
(部門、定型)、第1のデータ(部門内共有、リアルタ
イム)」である。第2の検索パラメータは、「第1の業
務(部門、定型)、第3のデータ(部門内共有、リアル
タイム)」である。
【0045】第3の検索パラメータは、「第1の業務
(部門、定型)、第5のデータ(部門内共有、ディレイ
ド)」である。第4の検索パラメータは、「第1の業務
(部門、定型)、第17のデータ(全社共有、ディレイ
ド)」である。
【0046】作成された検索パラメータにより、システ
ムパターンデータベース7の検索を行う。図9はシステ
ムパターンデータベース内のデータ構造の概念図であ
る。システムパターンデータベース7の論理的な構造7
aは、縦方向がデータ特性パラメータの種類に応じて分
割され、横方向が業務特性パラメータの種類に応じて分
割されており、複数の格子状の領域を形成している。格
子状の領域のそれぞれにシステムパターンが対応づけら
れている。
【0047】そして、第1の業務を指定した際に作成さ
れた検索パラメータによりシステムパターンデータベー
ス7の検索を行うと、第4の検索パラメータによりシス
テムパターン31が検出され、第1の検索パラメータ〜
第3の検索パラメータにより、システムパターン32が
検出される。
【0048】システムパターン31は、「業務(部門、
定型)、データ(全社共有、ディレイド)」の領域に設
定されたシステムパターンである。このシステムパター
ン31は、自システム環境31aと他システム環境31
bとを有している。自システム環境31aは、業務31
aaとデータ31abとを有する環境である。一方、他
システム環境31bは、データ31baのみを有する環
境である。自システム環境31a内のデータ31abと
他システム環境31b内のデータ31baとの間には、
ファイル転送機能が設けられている。
【0049】システムパターン32は、「業務(部門、
定型)、データ(部門内共有、リアルタイム)」と、
「業務(部門、定型)、データ(部門内共有、ディレイ
ド)」との双方の領域に設定されたシステムパターンで
ある。このシステムパターン32は、自システム環境3
2aのみの構成である。この自システム環境32aは、
業務32aaとデータ32abとを有する環境である。
【0050】このようにして、一つの業務から複数のシ
ステムパターンが抽出される。そして、同一の業務に基
づき抽出された複数のシステムパターンを組にして、シ
ステムパターン合成手段9に送られる。システムパター
ン合成手段9は、先ず、同一の業務から抽出されたシス
テムパターン同士を合成する。
【0051】図10は業務毎のシステムパターンの合成
例を示す図である。これは、第1の業務により抽出され
たシステムパターン41〜44の合成例である。第1の
検索パラメータにより抽出されたシステムパターン41
は、自システム41aのみを有している。自システム4
1a内には、第1の業務41aaと第1のデータ41a
bとが設けられている。
【0052】第2の検索パラメータにより抽出されたシ
ステムパターン42は、自システム42aのみを有して
いる。自システム42a内には、第1の業務42aaと
第3のデータ42abとが設けられている。
【0053】第3の検索パラメータにより抽出されたシ
ステムパターン43は、自システム43aのみを有して
いる。自システム43a内には,第1の業務43aaと
第5のデータ43abとが設けられている。
【0054】第4の検索パラメータにより抽出されたシ
ステムパターン44は、自システム44aと他システム
44bとを有している。自システム44a内には、第1
の業務44aaと第17のデータ44abとが設けられ
ており、他システム44b内には、第17のデータ44
baが設けられている。
【0055】これらのシステムパターンを合成するため
に、先ず基本となるシステム環境リスト50のコピーを
作成する。システム環境リスト50は、全社共有情報環
境51、「第1の本部」の部門固有システム環境52、
「第2の本部」の部門固有システム環境53、及び「第
3の本部」の部門固有システム環境54を有している。
【0056】システム環境リスト50のコピーを第1の
業務のシステム環境リスト60とする。第1の業務のシ
ステム環境リスト60は、システム環境リスト50と同
様に、全社共有情報環境61、「第1の本部」の部門固
有システム環境62、「第2の本部」の部門固有システ
ム環境63、及び「第3の本部」の部門固有システム環
境64を有している。全社共有情報環境61は、データ
名リスト61aを有している。各部門固有システム環境
62〜64は、それぞれ業務名リスト62a、63a、
64aとデータ名リスト62b,63b,64bを有し
ている。
【0057】そして、第1の業務のシステム環境リスト
60に、各システムパターン41〜44が有しているデ
ータのデータ名を追加していく。システムパターン41
の自システムは「第1の本部」であることから、データ
41abのデータ名は部門固有システム環境62のデー
タ名リスト62bに追加される。同様に、システムパタ
ーン42〜44のデータ42ab,43ab,44ab
のデータ名も、部門固有システム環境62のデータ名リ
スト62bに追加される。システムパターン44の他シ
ステム44b内のデータ44baのデータ名は、全社共
有情報環境61のデータ名リスト61aに追加される。
【0058】この結果、全社共有情報環境61のデータ
名リスト61aには「第17のデータ」が追加され、部
門固有システム環境62のデータ名リスト62bには、
「第1のデータ」、「第3のデータ」、「第5のデー
タ」、「第17のデータ」が追加される。
【0059】以下同様に、他の業務のシステム環境リス
トを作成する。全ての業務のシステム環境リストを作成
したら、システムパターン合成手段9は、それらのシス
テム環境リストを合成する。
【0060】図11は業務別に作成されたシステム環境
リストの合成例を示す図である。図には、各第1の業務
から第16の業務までのシステム環境リスト60,70
がある。各システム環境リスト60,70は、全社共有
情報環境61,71、「第1の本部」の部門固有システ
ム環境62,72、「第2の本部」の部門固有システム
環境63,73、及び「第3の本部」の部門固有システ
ム環境64,74を有している。そして、第1の業務か
ら第16の業務まで各業務を、システム環境リストに追
加するとともに、第1の業務から第16の業務までのシ
ステム環境リスト60,70内のデータ名を、互いに重
複しないように、システム環境リスト80にコピーす
る。すると、システム環境リスト80内の全社共有情報
環境81、「第1の本部」の部門固有システム環境8
2、「第2の本部」の部門固有システム環境83、及び
「第3の本部」の部門固有システム環境84内に、全て
の業務名とデータ名が追加される。このシステム環境リ
スト80に従ったシステム構成が、最適システム構成と
なる。
【0061】以下に、システムパターン検索手段6とシ
ステムパターン合成手段9とが行う処理の手順をフロー
チャートを用いて説明する。図12はシステムパターン
検索手段とシステムパターン合成手段とが行う処理手順
を示すフローチャートである。ステップS21〜S2
3,S25,S27はシステムパターン検索手段6が行
う処理であり、ステップS24,S26はシステムパタ
ーン合成手段9が行う処理である。 〔S21〕業務特性分析表に基づいて作られた業務グル
ープの中の一つを指定する。 〔S22〕指定した業務グループの中の一つの業務を指
定する。 〔S23〕指定した業務と、その業務が使用するデータ
との組み合わせに応じた検索パラメータを作成し、作成
された検索パラメータを用いてシステムパターンデータ
ベースを検索する。この結果、指定した業務が使用する
データの数だけ、システムパターンが抽出される。な
お、この処理の詳細は後述する。 〔S24〕指定した業務に応じて抽出されたシステムパ
ターンを合成する。これにより、各業務のシステム環境
リストが作成される。なお、この処理の詳細は後述す
る。 〔S25〕業務グループ内の全ての業務を処理したか否
かを判断する。全ての業務について処理がなされていれ
ばステップS26に進み、未処理の業務があればステッ
プS22に進む。 〔S26〕各業務のシステム環境リストを合成する。こ
の処理の詳細は後述する。 〔S27〕全ての業務グループを処理したか否かを判断
する。全ての業務グループについて処理がなされていれ
ば処理を終了し、未処理の業務グループがあればステッ
プS21に進む。
【0062】図13は検索パラメータの作成とシステム
パターンデータベース検索の処理(ステップS23)の
詳細を示すフローチャートである。 〔S231〕業務特性分析表3より、指定された業務の
「空間の広がり」と「業務変化の普遍性」との値を取得
し、その値を検索パラメータにセットする。 〔S232〕データ特性分析表5より、指定された業務
が使用するデータの一覧を作成する。 〔S233〕データの一覧の中から一つのデータを指定
する。 〔S234〕データ特性分析表より、指定されたデータ
の「データ共有度」、「データ鮮度」の値を取得し、そ
の値を検索パラメータにセットする。これにより、指定
された業務と、その業務が使用するデータとに応じた検
索パラメータが生成される。 〔S235〕全てのデータを処理したか否かを判断す
る。全てのデータについて処理がなされていればステッ
プS236に進み、処理されていないデータがあればス
テップS233に進む。これにより、データの数だけ検
索パラメータが作成される。個々の検索パラメータは、
そのパラメータを作成した際のデータ名で識別される。 〔S236〕作成された検索パラメータの全てについ
て、一致するシステムパターンをシステムパターンデー
タベースから検索し、それらを記憶する。なお、記憶装
置内では、検出されたシステムパターンは、検索パラメ
ータとそのデータ名に対応づけて管理される。
【0063】図14は一つの業務内のシステムパターン
の合成処理(ステップS24)の詳細を示すフローチャ
ートである。 〔S241〕図13のステップS232で作成したデー
タの一覧を読み込むとともに、システム環境リストのコ
ピーを作成する。 〔S242〕データの一覧中のデータを一つ指定する。 〔S243〕指定したデータに対応するシステムパター
ンを、図13のステップS236で記憶した情報の中か
ら読み込む。 〔S244〕読み込んだシステムパターンが複数のシス
テム環境で構成されているか否かを判断する。単一のシ
ステム環境であればステップS235に進み、複数のシ
ステム環境で構成されていればステップS246に進
む。 〔S245〕指定された業務が属するシステム環境のデ
ータ名リストに、指定されたデータのデータ名を追加す
る。 〔S246〕指定された業務と指定されたデータとのそ
れぞれが属するシステム環境の双方のデータ名リスト
に、指定されたデータのデータ名を追加する。 〔S247〕全てのデータを処理したか否かを判断す
る。全てのデータに対して処理がなされていればステッ
プS248に進み、未処理のデータがあればステップS
242に進む。 〔S248〕作成されたシステム環境リストを、指定さ
れた業務のシステム環境リストとして記憶する。
【0064】図15は各業務のシステム環境リストの合
成処理(ステップS26)の詳細を示すフローチャート
である。 〔S261〕基本となるシステム環境リストを読み込
む。 〔S262〕業務特性分析表3から業務の一覧を読み込
む。 〔S263〕業務一覧の中から業務を一つ指定する。 〔S264〕指定された業務の業務名を、システム環境
リストのその業務が属するシステム環境の業務名リスト
に追加する。 〔S265〕指定された業務が保持するシステム環境リ
ストのデータ名リストを、ステップS261で読み込ん
だシステム環境リストに複写する。この際、以前に複写
したデータ名と重複する場合には、複写は行わない。 〔S266〕全ての業務を処理したか否かを判断する。
全ての業務に対して処理がなされていれば処理を終了
し、未処理の業務があればステップS263に進む。
【0065】以上のようにして、全ての業務に対応して
作成されたシステム環境リストが作成される。このシス
テム環境リストに従って、全社的なシステムや各部門毎
のシステムに業務とデータとを配置する。これにより、
最適な分散処理システムを効率良く構築することができ
る。
【0066】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、システム構築
支援装置が有しているべき機能の処理内容は、コンピュ
ータで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラム
に記述されており、このプログラムをコンピュータで実
行することにより、上記処理がコンピュータで実現され
る。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、
磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場を流通させ
る場合には、CD−ROMやフロッピーディスケット等
の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させた
り、ネットワークを介して接続されたコンピュータの記
憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコン
ピュータに転送することもできる。コンピュータで実行
する際には、コンピュータ内のハードディスク装置等に
プログラムを格納しておき、メインメモリにロードして
実行する。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、入力さ
れたシステム化案件の業務特性とデータ特性を算出し、
それらの特性に適したシステムパターンをシステムパタ
ーンデータベースから検索するようにしたため、システ
ムパターンデータベース内に分散型システム等の様々な
システムパターンを格納しておけば、分散型システム構
成についても考慮された最適なシステム構成が効率良く
作成できる。
【0068】また、複数の業務とデータとの組み合わせ
に応じて複数のシステムパターンが検出されると、それ
らのシステムパターンを合成するようにしたため、複数
の業務とデータが存在する大規模なシステムを構築する
際にも、最適なシステム構成を出力することが可能であ
る。
【0069】また、本発明のシステム構築支援プログラ
ムを記録した媒体では、記録されているシステム構築支
援プログラムをコンピュータで実行すれば、分散型シス
テム構成についても考慮された最適なシステム構成の作
成を、コンピュータによって効率良く行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示すブロック図である。
【図2】業務特性分析表を示す図である。
【図3】業務特性分析表の例を示す図である。
【図4】業務とデータとのマトリックスを示す図であ
る。
【図5】データ特性分析表を示す図である。
【図6】システム環境を示す図である。(A)は、シス
テム環境の種類を示す図であり、(B)はシステム環境
の構造を示す図である。
【図7】データの共有度判別とシステム環境リスト作成
のフローチャートの前半である。
【図8】データの共有度判別とシステム環境リスト作成
のフローチャートの後半である。
【図9】システムパターンデータベース内のデータ構造
の概念図である。
【図10】業務毎のシステムパターンの合成例を示す図
である。
【図11】業務別に作成されたシステム環境リストの合
成例を示す図である。
【図12】システムパターン検索手段とシステムパター
ン合成手段とが行う処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図13】検索パラメータの作成とシステムパターンデ
ータベース検索の処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
【図14】一つの業務内のシステムパターンの合成処理
の詳細を示すフローチャートである。
【図15】各業務のシステム環境リストの合成処理の詳
細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 システム化案件入力手段 1a 組織情報 1b 業務情報 1c データ情報 1d 業務・データ関連情報 2 業務特性分析手段 3 業務特性分析表 4 データ特性分析手段 5 データ特性分析表 6 システムパターン検索手段 7 システムパターンデータベース 8 システムパターン 9 システムパターン合成手段 10 最適システム構成

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムの構築を支援する
    システム構築支援装置において、 複数のシステムパターンを格納しているシステムパター
    ンデータベースと、 システム化すべき業務とデータとの情報を入力するシス
    テム化案件入力手段と、 前記システム化案件入力手段により入力された情報を解
    析し、各業務に対する業務特性を算出する業務特性分析
    手段と、 前記システム化案件入力手段により入力された情報を解
    析し、各データに対するデータ特性を算出するデータ特
    性分析手段と、 前記業務特性と前記データ特性とに適したシステムパタ
    ーンを、前記システムパターンデータベースから検索す
    るシステムパターン検索手段と、 を有することを特徴とするシステム構築支援装置。
  2. 【請求項2】 前記システムパターン検索手段が業務と
    データとの複数の組み合わせに対応して複数のシステム
    パターンを検出した際には、検出されたシステムパター
    ンを合成するシステムパターン合成手段、 をさらに有することを特徴とする請求項1記載のシステ
    ム構築支援装置。
  3. 【請求項3】 前記システムパターンデータベースは、
    所定の検索パラメータに対応付けてシステムパターンを
    格納しており、 前記システムパターン検索手段は、前記業務特性と前記
    データ特性とから前記検索パラメータを作成することに
    より、所望のシステムパターンを前記システムパターン
    データベースから検索する、 ことを特徴とする請求項1記載のシステム構築支援装
    置。
  4. 【請求項4】 前記業務特性分析手段は、算出する前記
    業務特性に、業務の内容が変化する周期の長短を示す値
    を含むことを特徴とする請求項1記載のシスム構築支援
    装置。
  5. 【請求項5】 前記業務特性分析手段は、算出する前記
    業務特性に、業務がどの程度の範囲の者に利用されてい
    るかの度合いを示す値を含むことを特徴とする請求項1
    記載のシスム構築支援装置。
  6. 【請求項6】 前記データ特性分析手段は、算出する前
    記データ特性に、データを共有している者の多さを示す
    値を含むことを特徴とする請求項1記載のシステム構築
    支援装置。
  7. 【請求項7】 前記データ特性分析手段は、算出する前
    記データ特性に、データを有効に使用できる期間の長短
    を示す値を含むことを特徴とする請求項1記載のシステ
    ム構築支援装置。
  8. 【請求項8】 コンピュータシステムの構築支援をコン
    ピュータに行わせるためのシステム構築支援プログラム
    を記録した媒体において、 複数のシステムパターンを格納しているシステムパター
    ンデータベース、 システム化すべき業務とデータとの情報を入力するシス
    テム化案件入力手段、 前記システム化案件入力手段により入力された情報を解
    析し、各業務に対する業務特性を算出する業務特性分析
    手段、 前記システム化案件入力手段により入力された情報を解
    析し、各データに対するデータ特性を算出するデータ特
    性分析手段、 前記業務特性と前記データ特性とに適したシステムパタ
    ーンを、前記システムパターンデータベースから検索す
    るシステムパターン検索手段、 としてコンピュータを機能させるためのシステム構築支
    援プログラムを記録した媒体。
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