JPH10131861A - 多チャンネル蠕動型ポンプ - Google Patents

多チャンネル蠕動型ポンプ

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Publication number
JPH10131861A
JPH10131861A JP32206596A JP32206596A JPH10131861A JP H10131861 A JPH10131861 A JP H10131861A JP 32206596 A JP32206596 A JP 32206596A JP 32206596 A JP32206596 A JP 32206596A JP H10131861 A JPH10131861 A JP H10131861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
compression plate
electromagnetic solenoid
connecting rod
ironing roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP32206596A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Sekiguchi
修司 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atto Corp
Original Assignee
Atto Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Atto Corp filed Critical Atto Corp
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Publication of JPH10131861A publication Critical patent/JPH10131861A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多チャンネル蠕動型ポンプにおいての操作
では或る流路系は移送していてもその時点では他の流路
系は移送を停止しておかなければならないとか、或は時
間差をもって移送開始するとか所謂プログラムコントロ
ールが出来なければならないし、モータの駆動をしてお
きながら移送停止をしておいてもポンプ部品に無理がか
からない構造にしなければならない。ましてこの構造は
堅牢にして高信頼性が要求される。そこで本発明は流路
系のプログラム化が容易であって且つ構造簡単堅牢な多
チャンネルポンプを提供する。 【解決手段】 上記課題を解決するために本発明におい
ては蠕動型ポンプのしごきローラ上に巻きつけるフレキ
シブルチューブを多数本として互いに平行に巻きつけ、
且つフレキシブルチューブを外面から挟搾押潰する圧搾
プレートを夫々のチューブに対して配設し、該圧搾プレ
ートの挟搾押潰作動を夫々の電磁ソレノイドの駆動によ
ってなし、電磁ソレノイドの駆動を解除すればフレキシ
ブルチューブの復元によってチューブ内媒体の移送が停
止する様にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蠕動型ポンプの構造
に係り特に移送すべき媒体の移送及び移送停止が電気制
御によってなされる型の蠕動型ポンプにかかる。
【0002】
【従来の技術】従来この種ポンプは化学実験室、医療用
に多用されているが、1つの移送媒体に対し1つずつの
ポンプを用意するのが通常であるが、移送媒体が多くな
るとポンプ配管が複雑化するばかりでなくポンプモータ
用電源配線も錯綜し、配管・配線間違いとか事故とかを
惹起するようになる。そこで複数の移送媒体を1箇所に
まとめ、1つのモータで駆動できる所謂多チャンネルポ
ンプが望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に蠕動型ポンプに
おいてはモータを駆動すれば媒体の移送が開始する。然
し多チャンネルの実験操作では或る流路系は移送してい
てもその時点では他の流路系は移送を停止しておかなけ
ればならないとか、或は時間差をもって移送開始すると
か所謂プログラムコントロールが出来なければならない
し、モータの駆動をしておきながら移送停止をしておい
てもポンプ部品に無理がかからない構造にしなければな
らない。ましてこの構造は堅牢にして高信頼性が要求さ
れる。そこで本発明は流路系のプログラム化が容易であ
って且つ構造簡単堅牢な多チャンネルポンプを提供す
る。
【0004】
【課題を解決する手段】上記課題を解決するために本発
明においては蠕動型ポンプのしごきローラ上に巻きつけ
るフレキシブルチューブを多数本として互いに平行に巻
きつけ、且つフレキシブルチューブを外面から挟搾押潰
する圧搾プレートを夫々のチューブに対して配設し、該
圧搾プレートの挟搾押潰作動を夫々の電磁ソレノイドの
駆動によってなし、電磁ソレノイドの駆動を解除すれば
フレキシブルチューブの復元によってチューブ内媒体の
移送が停止する様にする。
【0005】
【発明の実施の形態】図1においては1チャンネル分の
みを詳細に示すが、2枚の円板1、1の間にこの円板の
軸対称に複数個の回転ローラ2を取り付け、該回転ロー
ラ2夫々は上記円板の軸と平行な軸上に自由に回転可能
とし、しごきローラを構成する。図1では回転ローラ2
は5個示す。円板1はその軸がポンプモータ3により回
転駆動される。これら複数個の回転ローラ2上にまたが
り接する様多数本のフレキシブルチューブ8を互いに平
行に巻きつけ配設し、これらフレキシブルチューブ8の
内部に移送すべき媒体を夫々通流する。
【0006】各フレキシブルチューブ8の弧状外面上に
圧搾プレート4の弧状面5をこれに沿って夫々配設する
が、これはピン9により枢着されてフレキシブルチュー
ブ8を回転ローラ2と該圧搾プレート4との間に挟んで
該フレキシブルチューブを押潰し、回転ローラ2と共働
してチューブ内媒体をしごき圧送する。
【0007】この模様は図1のA−A断面を示す図2に
示す。圧搾プレート4の他端には軸11により枢着され
た押圧ピン10があり、この上端は尖端とし、連結杆1
4の下端に設けた凹み16内に嵌着する関節構造とす
る。電磁ソレノイド12が励磁されない時はソレノイド
ロッド13は上方向に自由に動くが、励磁された時は電
磁力によって押し下げられる。この押し下げを限定する
ため連結杆14の1部を膨経し、この膨経部をソレノイ
ド取り付けパネル15で保持する。
【0008】本装置の操作について説明すると、先ず圧
搾プレート4をピン9の回りに回転して上方へ押し上
げ、フレキシブルチューブ8をしごきローラに沿って敷
設した後、フレキシブルチューブ8を軽く挟んで圧搾プ
レート4を下げる。次に連結杆14を僅か押し上げ、押
圧ピン10の尖端を連結杆14の下端に設けた凹み16
内に嵌着する。電磁ソレノイド12が励磁されると連結
杆14が下方に付勢され、押圧ピン10を介して圧搾プ
レート4がフレキシブルチューブ8に圧接しこれを押潰
する。一方円板1がモータ3により回転されるとフレキ
シブルチューブがしごかれ媒体がチューブ内を移送され
る。
【0009】電磁ソレノイド12への通電を止めるとフ
レキシブルチューブ8の圧接が解除され、チューブ8は
その復元力によって圧搾プレート4を押し上げ、モータ
3を回転したままでも媒体移送は停止する。
【0010】
【発明の効果】電磁ソレノイド12の通電を止めたとき
はしごきローラはフレキシブルチューブに沿って空回り
しているだけであり、この媒体移送の停止はモータ3の
回転にまったく関与しないので、フレキシブルチューブ
に対する電磁ソレノイド12の制御のみで当該媒体移送
をさせたりさせなかったり自由に制御できプログラム制
御が非常に容易になる。更にこの空回りはモータには全
く負担がかからないばかりでなく、フレキシブルチュー
ブも損耗しない効果がある。
【0011】また更に電磁ソレノイド12の圧搾プレー
トへの力伝達系に尖端をへこみ16に落とし込む所謂関
節構造を介在させているので機械裕度を大きく出来、チ
ャンネル数を多くしても製造が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多チャンネル蠕動型ポンプの斜視
図である。
【図2】図1のA−A線断面を示す図である。
【符号の説明】
1・・・円板 2・・・回転ローラ 3・・・ポンプモータ 4・・・圧搾プレート 5・・・弧状面 8・・・フレキシブルチューブ 9・・・圧搾プレート4の枢軸 10・・押圧ピン 11・・押圧ピン10の枢軸 12・・電磁ソレノイド 13・・ソレノイドロッド 14・・連結杆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蠕動型ポンプに於いて、1つのモータに
    より回転されるしごきローラ上に巻きつけるフレキシブ
    ルチューブを多数本として互いに平行に巻きつけ、該フ
    レキシブルチューブを外面から挟搾押潰する圧搾プレー
    トをフレキシブルチューブ夫々に対して配設し、該圧搾
    プレートの1端を枢着し他端を電磁ソレノイドに連結
    し、当該フレキシブルチューブのしごきローラに対する
    挟搾押潰作動を電磁ソレノイドの通電によってなし、電
    磁ソレノイドの通電を停止すればフレキシブルチューブ
    の復元によってチューブ内媒体の移送が停止する様にし
    たことを特徴とする多チャンネル蠕動型ポンプ。
JP32206596A 1996-10-28 1996-10-28 多チャンネル蠕動型ポンプ Pending JPH10131861A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32206596A JPH10131861A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 多チャンネル蠕動型ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32206596A JPH10131861A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 多チャンネル蠕動型ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10131861A true JPH10131861A (ja) 1998-05-19

Family

ID=18139532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32206596A Pending JPH10131861A (ja) 1996-10-28 1996-10-28 多チャンネル蠕動型ポンプ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7204252B2 (en) * 2001-12-21 2007-04-17 Eidon, Llc Surface energy assisted fluid transport system
JP2009121347A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 液体供給ポンプ
KR101121222B1 (ko) * 2009-09-10 2012-03-22 주식회사 아이센스 정량 이송 펌프
CN106968907A (zh) * 2017-02-10 2017-07-21 广州中卓智能装备有限公司 一种多软管输料泵

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