JPH10130937A - 保安用ヘルメット - Google Patents

保安用ヘルメット

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JPH10130937A
JPH10130937A JP27937796A JP27937796A JPH10130937A JP H10130937 A JPH10130937 A JP H10130937A JP 27937796 A JP27937796 A JP 27937796A JP 27937796 A JP27937796 A JP 27937796A JP H10130937 A JPH10130937 A JP H10130937A
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sweat
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hammock
synthetic resin
headband
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Toshiki Nakamura
俊樹 中村
Naoki Kurai
直樹 倉井
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 帽体と、帽体内に設けられたハンモック
と、帽体内に設けられたヘッドバンドとを有する保安用
ヘルメットに於いて、ハンモック又はヘッドバンドにボ
タン状突起部が形成された合成樹脂製板状部と、該合成
樹脂製板状部に積層された高吸水・高吸湿性繊維とから
成る汗止めが着脱自在に取り付けられている保安用ヘル
メット。 【効果】 帽体１内に頭頂用汗止め１６、額用汗止め１
７等が着脱自在に取り付けられていることにより、これ
らの汗止めに多量に汗をかいたり、汗止めが汚れた際
に、汗止めを帽体１から取り外して容易に洗浄すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業現場、工事現
場等で頭部を保護する為に着用する保安用ヘルメットに
関する。
【０００２】
【従来の技術】帽体と、帽体内に設けられたハンモック
と、帽体内に設けられたヘッドバンドとを有する保安用
ヘルメットに於いて、例えば綿生地にウレタン樹脂をラ
ミネートした汗止めをヘッドバンド等に直接縫い付けて
固着することが行われているが、汗止めに多量に汗をか
いたり、汗止めが汚れた際に汗止めを洗浄することが極
めて困難であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、ハンモ
ック又はヘッドバンドに取り付けられた汗止めに多量に
汗をかいたり、汗止めが汚れた際に、汗止めを取り外し
て容易に洗浄することができる保安用ヘルメットについ
て研究を進めた結果、本発明に到達した。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、帽体と、帽体
内に設けられたハンモックと、帽体内に設けられたヘッ
ドバンドとを有する保安用ヘルメットに於いて、ハンモ
ック又はヘッドバンドに汗止めが着脱自在に取り付けら
れていることを特徴とする保安用ヘルメットに関する。
【０００５】本発明は、ハンモック又はヘッドバンドに
形成された孔部に汗止めに形成されたボタン状突起部を
嵌め込むことにより、ハンモック又はヘッドバンドに汗
止めが着脱自在に取り付けられている前記保安用ヘルメ
ットに関する。
【０００６】本発明は、汗止めがボタン状突起部が形成
された合成樹脂製板状部と、該合成樹脂製板状部に積層
された高吸水・高吸湿性繊維とから成る前記保安用ヘル
メットに関する。
【０００７】本発明は、合成樹脂製板状部に高吸水・高
吸湿性繊維を縫い付けることによって積層されている前
記保安用ヘルメットに関する。本発明は、高吸水・高吸
湿性繊維が高吸水・高吸湿性不織布である前記保安用ヘ
ルメットに関する。
【０００８】本発明は、ヘッドバンドに着脱自在に取り
付けられた額用汗止めが合成樹脂製板状部の下端に沿っ
て形成された樋を有するとともに該樋の上部に合成樹脂
製板状部に積層された高吸水・高吸湿性繊維に開口した
孔部が形成されている前記保安用ヘルメットに関する。
【０００９】本発明は、帽体と、帽体内に設けられたハ
ンモックと、帽体内に設けられたヘッドバンドとを有す
る保安用ヘルメットに於いて、汗止めがボタン状突起部
が形成された合成樹脂製板状部と、該合成樹脂製板状部
に積層された高吸水・高吸湿性繊維とから成り、且つハ
ンモック又はヘッドバンドに形成された孔部に汗止めに
形成されたボタン状突起部を嵌め込むことにより、ハン
モック又はヘッドバンドに汗止めが着脱自在に取り付け
られていることを特徴とする保安用ヘルメットに関す
る。
【００１０】本発明は、高吸水・高吸湿性繊維が吸水性
ポリアクリル酸ソーダ塩の繊維化物を含有する前記保安
用ヘルメットに関する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明を説明
する。図１は本発明に係わる保安用ヘルメットの一例を
示す分解斜視図であり、図２は図１に示した保安用ヘル
メットの底面図であり、図３は図１に示した保安用ヘル
メットに於ける頭頂用汗止めの断面図であり、図４は図
１に示した保安用ヘルメットに於ける額用汗止めの一部
破断斜視図である。
【００１２】本発明に係わる保安用ヘルメットは、帽体
１と、帽体１内に設けられたハンモック２と、帽体１内
に設けられたヘッドバンド３とを有している。本発明に
係わるヘルメットに於いて、帽体１の内面にはハンモッ
ク２の掛止具４を掛止める為の掛止受具５が形成されて
いる。帽体１は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
カーボネート、ＡＢＳ樹脂等の合成樹脂によって形成す
ることができる。
【００１３】本発明に係わる保安用ヘルメットに於い
て、ハンモック２は、頂部６と、該頂部６から延びた脚
部７とを有し、該脚部７の先端に設けられた掛止具４を
帽体１の掛止受具５に掛止めることにより、帽体１内に
取り付けられている。ハンモック２は、ポリエチレン、
ポリプロピレン等の合成樹脂によって形成することがで
きる。
【００１４】本発明に係わる保安用ヘルメットに於い
て、ヘッドバンド３は、帯状主体部８と、該帯状主体部
８から分岐した分岐部９とを有し、該分岐部９に形成さ
れたボタン状突起部１０をハンモック２に形成された孔
部１１に嵌め込むことにより、ハンモック２に取り付け
られている。ヘッドバンド３の帯状主体部８は、円孔１
２が連設され、且つ二股に分かれた左側端部１３と、外
側面に突起１４が連設され、且つ二股に分かれた右側端
部１５とを有し、左側端部１３の円孔１２と右側端部１
５の突起１４との嵌合位置を調整することにより、ヘッ
ドバンド３のサイズを着用者の頭部の大きさに適合させ
ることができる。ヘッドバンド３は、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等の合成樹脂によって形成することができ
る。
【００１５】本発明に係わる保安用ヘルメットに於いて
は、ハンモック２に頭頂用汗止め１６が着脱自在に取り
付けられ、且つヘッドバンド３に額用汗止め１７が着脱
自在に取り付けられている。
【００１６】頭頂用汗止め１６は、ボタン状突起部１８
が形成された合成樹脂製板状部１９と、該合成樹脂製板
状部１９に縫い付け等によって積層された高吸水・高吸
湿性繊維２０とから成り、ボタン状突起部１８をハンモ
ック２に形成された孔部２１に嵌め込むことにより、ハ
ンモック２に着脱自在に取り付けられたいる。
【００１７】額用汗止め１７は、ボタン状突起部２２が
形成された合成樹脂製板状部２３と、該合成樹脂製板状
部２３に縫い付け等によって積層された高吸水・高吸湿
性繊維２４とから成り、ボタン状突起部２２をヘッドバ
ンド３に形成された孔部２５に嵌め込むことにより、ヘ
ッドバンド３に着脱自在に取り付けられている。額用汗
止め１７には、合成樹脂製板状部２３の下端に沿って樋
２６が形成され、且つ該樋２６の上部に合成樹脂製板状
部２３に積層された高吸水・高吸湿性繊維２４に開口し
た孔部２７が形成されている。
【００１８】頭頂用汗止め１６の合成樹脂製板状部１９
及び額用汗止め１７の合成樹脂製板状部２３は、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等の合成樹脂によって形成する
ことができる。
【００１９】頭頂用汗止め１６の高吸水・高吸湿性繊維
２０及び額用汗止め１７の高吸水・高吸湿性繊維２４と
しは、例えば吸水性ポリアクリル酸ソーダ塩を繊維化し
た吸水性ポリアクリル酸ソーダ塩の繊維化物を含有する
不織布を使用することができる。高吸水・高吸湿繊維２
０及び２４の市販品としては、例えば鐘紡株式会社製
「ベルオアシス」を挙げることができる。高吸水・高吸
湿繊維２０及び２４の厚さは、通常１．０〜５．０ｍｍ
とすることが好ましい。
【００２０】本発明に係わる保安用ヘルメットに於い
て、頭頂用汗止め１６及び額用汗止め１７は、高吸水・
高吸湿繊維２０及び２４が汗を多量に吸収し得る為に優
れた汗止め効果を有している。
【００２１】特に、額用汗止め１７は、合成樹脂製板状
部２３の下端に沿って樋２６が形成され、且つ該樋２６
の上部に合成樹脂製板状部２３に積層された高吸水・高
吸湿性繊維２４に開口した孔部２７が形成されているこ
とにより、高吸水・高吸湿繊維２３に吸収された汗を樋
２６を通して容易に発散させることができる為に、極め
て優れた汗止め効果を有している。夏場では、作業中に
多量の汗をかくが、額用汗止め１７により汗を良く吸収
するため汗疹の発生の防止に有効である。勿論、かかる
額用汗止めの吸水、吸湿の効果が低くなった場合には着
脱自在であるため取り替えることも容易である。
【００２２】
【発明の効果】本発明に係わる保安用ヘルメットは、帽
体１内に頭頂用汗止め１６、額用汗止め１７等が着脱自
在に取り付けられていることにより、これらの汗止めに
多量に汗をかいたり、汗止めが汚れた際に、汗止めを帽
体１から取り外して容易に洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係わる保安用ヘルメットの一例を示す
分解斜視図である。
【図２】図２は図１に示した保安用ヘルメットの底面図
である。
【図３】図１に示した保安用ヘルメットに於ける頭頂用
汗止めの断面図である。
【図４】図１に示した保安用ヘルメットに於ける額用汗
止めの一部破断斜視図である。
【符号の説明】
１ 帽体 ２ ハンモック ３ ヘッドバンド １６、１７ 汗止め １８、２２ ボタン状突起部 １９、２３ 合成樹脂製板状部 ２０、２４ 高吸水・高吸湿性繊維 ２１、２５ 孔部 ２６ 樋 ２７ 孔部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 帽体と、帽体内に設けられたハンモック
    と、帽体内に設けられたヘッドバンドとを有する保安用
    ヘルメットに於いて、ハンモック又はヘッドバンドに汗
    止めが着脱自在に取り付けられていることを特徴とする
    保安用ヘルメット。
  2. 【請求項２】 ハンモック又はヘッドバンドに形成され
    た孔部に汗止めに形成されたボタン状突起部を嵌め込む
    ことにより、ハンモック又はヘッドバンドに汗止めが着
    脱自在に取り付けられている請求項１記載の保安用ヘル
    メット。
  3. 【請求項３】 汗止めがボタン状突起部が形成された合
    成樹脂製板状部と、該合成樹脂製板状部に積層された高
    吸水・高吸湿性繊維とから成る請求項１又は請求項２記
    載の保安用ヘルメット。
  4. 【請求項４】 合成樹脂製板状部に高吸水・高吸湿性繊
    維を縫い付けることによって積層されている請求項３記
    載の保安用ヘルメット。
  5. 【請求項５】 高吸水・高吸湿性繊維が高吸水・高吸湿
    性不織布である請求項３又は請求項４記載の保安用ヘル
    メット。
  6. 【請求項６】 ヘッドバンドに着脱自在に取り付けられ
    た額用汗止めが合成樹脂製板状部の下端に沿って形成さ
    れた樋を有するとともに該樋の上部に合成樹脂製板状部
    に積層された高吸水・高吸湿性繊維に開口した孔部が形
    成されている請求項３、請求項４又は請求項５記載の保
    安用ヘルメット。
  7. 【請求項７】 帽体と、帽体内に設けられたハンモック
    と、帽体内に設けられたヘッドバンドとを有する保安用
    ヘルメットに於いて、汗止めがボタン状突起部が形成さ
    れた合成樹脂製板状部と、該合成樹脂製板状部に積層さ
    れた高吸水・高吸湿性繊維とから成り、且つハンモック
    又はヘッドバンドに形成された孔部に汗止めに形成され
    たボタン状突起部を嵌め込むことにより、ハンモック又
    はヘッドバンドに汗止めが着脱自在に取り付けられてい
    ることを特徴とする保安用ヘルメット。
  8. 【請求項８】 高吸水・高吸湿性繊維が吸水性ポリアク
    リル酸ソーダ塩の繊維化物を含有する請求項１、請求項
    ２、請求項３、請求項４、請求項５、請求項６又は請求
    項７記載の保安用ヘルメット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056397A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Starlite Co Ltd ヘルメット用ヘッドバンド及びそれを用いたヘルメット
WO2009014784A3 (en) * 2007-04-27 2009-04-16 Intellectual Property Holding Helmet moisture removal system
JP2009256868A (ja) * 2008-04-11 2009-11-05 Jae-Ju Lim 着脱が容易なヘッドカバー及びこれを備えたヘルメット

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