JPH10130015A - 防黴性層状珪酸塩 - Google Patents

防黴性層状珪酸塩

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JPH10130015A
JPH10130015A JP30382596A JP30382596A JPH10130015A JP H10130015 A JPH10130015 A JP H10130015A JP 30382596 A JP30382596 A JP 30382596A JP 30382596 A JP30382596 A JP 30382596A JP H10130015 A JPH10130015 A JP H10130015A
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JP
Japan
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silicate
layered silicate
mildew
organic compound
antifungal
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JP30382596A
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English (en)
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Yasuharu Ono
康晴 大野
Manabu Tanase
学 棚瀬
Koji Sugiura
晃治 杉浦
Hideki Kato
秀樹 加藤
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Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】変色が起こり難く、耐候性に優れる防黴性層状
珪酸塩を提供する。 【解決手段】層状珪酸塩の層間にトリアゾール系防黴性
有機化合物を担持させてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐水性、耐薬品性、
耐熱性、防黴効果の持続性及び耐候性に優れた、防黴性
層状珪酸塩に関するものであり、本発明の珪酸塩は、ゴ
ム、プラスチック等の材料に配合して成形したり、成形
体の表面に被覆したりすることにより、材料又は成形体
に防黴性を賦与することできる防黴剤として有用であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から所望の材料に防黴性を付与する
ために種々の防黴剤が開発されており、有機系と無機系
の防黴剤が知られている。有機系の抗菌防黴剤として、
塩化ベンザルコニウム等の第四アンモニウム塩系化合
物、2,4−チアゾリルベンズイミダゾール等のイオウ
含有ベンズイミダゾール系化合物、メチレンビスチオシ
アネート等のビスチオシアネート系化合物、8−キノリ
ノール等のキノリノール系化合物、エタノール等のアル
コール系化合物、ホルマリン等のアルデヒド系化合物、
クレゾール等のフェノール系化合物、ソルビン酸等のカ
ルボン酸系化合物等の防黴剤が知られている。一方、無
機系の防黴剤として、銀、銅、亜鉛等の抗菌性を示す金
属イオンを活性炭、アパタイト、ゼオライト等に担持さ
せたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
防黴剤は有機系と無機系の各々において一長一短があ
り、改善すべき問題点があった。即ち、有機系防黴剤は
一般に耐熱性に乏しいため、プラスチックや繊維等への
練り込み加工に使用すると、変色、発泡等の問題を起こ
したり、加工時に揮発、分解を生じ、十分な防黴効果を
発揮できなかった。更に、有機系のものは耐薬品性にも
劣っており、各種溶媒への溶解度が比較的高いため、使
用時に溶出を起こし、防黴効果が低下したり、人体への
悪影響が懸念され、利用できる用途が限定されるという
問題がある。又、無機系防黴剤は耐熱性や耐薬品性に優
れているものの、細菌類に対する抗菌効果に比べて真菌
類に対する防黴効果に劣るという問題がある。上記の問
題を解決する技術として、層状珪酸塩のイオン交換性金
属の少なくとも一部を抗菌抗黴性化合物で置換してなる
抗菌抗黴性珪酸塩が知られている(特開平4−2924
10)。しかしながら、本発明者らは、この改善された
技術により得られる層状珪酸塩においては、変色を起こ
しやすく、耐候性に劣るという問題があり、その原因が
層状珪酸塩中の防黴性有機化合物にあることを見出し
た。本発明は、変色が起こり難く、耐候性に優れる防黴
性層状珪酸塩を提供することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、上
記の問題を解決するために鋭意検討した。その結果、層
状珪酸塩の層間に特定の防黴性有機化合物を担持させる
ことにより、耐水性、耐薬品性、耐熱性、防黴効果の持
続性及び耐候性に優れた防黴性層状珪酸塩を得ることが
できることを見い出し、本発明を完成するに至った。即
ち、本発明は層状珪酸塩の層間にトリアゾール系防黴性
有機化合物を担持させてなることを特徴とする防黴性層
状珪酸塩である。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。 ○防黴性有機化合物 本発明における防黴性有機化合物は、トリアゾール系防
黴性有機化合物であり、好ましい具体例として以下の化
合物がある(尚、〈〉内は慣用名を表す)。即ち、α−
[2−(4−クロロフェニル)エチル]−α−(1,1
−ジメチルエチル)−1H−1,2,4−トリアゾール
−1−イル−エタノール〈デブコナゾール〉、1−(4
−クロロフェノキシ)3,3−ジメチル−1−(1H−
1,2,4−トリアゾ−1−イル−2−ブタノン類〈ト
リアジメフォン〉、β−(4−クロロフェノキシ)−α
−(1,1−ジメチル−エチル)−1H−1,2,4−
トリアゾール−1−エタノール〈トリアジメノール〉及
び〈ヘキサコナゾール〉等である。また、本発明では、
防黴性有機化合物として1種類のみを用いても良く、2
種類以上を併用してもよい。
【0006】○層状珪酸塩 本発明における層状珪酸塩は従来より公知のものであ
り、結晶層単位が互いに積み重なって層状構造をなして
いる珪酸塩であれば、特に制限されることなく使用で
き、天然物と合成物のいずれであっても良い。
【0007】好ましい層状珪酸塩として、粘土鉱物があ
り、その具体例として、以下のものがある。即ち、モン
モリロナイト、バイデライト、ヘクトライト、サポナイ
ト等のスメクタイト族、バームキュライト族、イライ
ト、白雲母、金雲母、黒雲母等の雲母族、マーガライ
ト、クリントナイト等の脆雲母族、スドーアイト等の緑
泥石族、カオリナイト、ハロイサイト等のカオリン類、
アンチゴライト等の蛇紋石族等である。その他の好まし
い層状珪酸塩として以下のものがある。即ち、マガディ
アイト、ケニヤアイト、カネマイト、マカタイト、アイ
ラーアイト等の層状ナトリウム珪酸塩、トバモライト等
の層状カルシウム珪酸塩、及び水酸イオン等の陰イオン
をフッ素イオンで置換せしめた合成雲母等がある。好ま
しくは、スメクタイト族層状珪酸塩、バイムキュライト
族層状珪酸塩、合成マイカ及びこれらの層状珪酸塩にお
ける水酸イオンの一部又は全部をフッ素イオンで置換せ
しめた層状珪酸塩等である。
【0008】本発明における層状珪酸塩の粒径、含水
量、イオン交換容量、色等は特に制限されない。プラス
チックやゴムあるいは繊維等への練り込み加工に使用す
る場合は、平均粒径10μm以下の粉末が好ましく、よ
り好ましくは平均粒径0.1〜7μmの粉末であり、更
に、粒度分布が狭く、均一な粒径であることがより好ま
しい。また、防黴性層状珪酸塩とした場合に充分な防黴
効果を発揮させるために、陽イオン交換容量が0.1m
eq/g以上であることが好ましい。これらの層状珪酸
塩は1種類のみを用いてもよいが、徐放性のコントロー
ルをするために2種類以上を併用することもできる。
【0009】上記層状珪酸塩において、イオン交換可能
な金属イオンを一部または全て他のイオンと置換しても
良い。交換するイオンは、イオン交換可能なイオンであ
れば特に制限はないが、好ましくは水素イオン、リチウ
ムイオン、ナトリウムイオン、カルシウムイオン等であ
る。
【0010】本発明における防黴性層状珪酸塩に担持さ
せたトリアゾール系防黴性有機化合物の好ましい担持量
の下限は、本発明の防黴性層状珪酸塩100重量部(以
下、単に部と略す)当たり0.1部であり、より好まし
くは1部であり、特に好ましくは5部である。この担持
量が少なすぎると防黴効果が低下する。尚、担持量の上
限は層状珪酸塩と防黴性有機化合物の種類によって自ず
から定まるが、不必要に多量に担持させた防黴性層状珪
酸塩は、プラスチック等に練り込み加工する場合に、変
色を起こしたり、徐放性のコントロールが難しくなる恐
れがあるので、予備試験によって担持量の好適な上限を
設定すると良い。
【0011】また、層状珪酸塩へのトリアゾール系防黴
性有機化合物の担持方法は、特に制限はなく、基本的に
は防黴性有機化合物と層状珪酸塩を接触させれば良く、
防黴性有機化合物が固相、液相、気相のいずれの状態で
あっても導入できる。例えば、防黴性有機化合物が液相
である場合の担持では、防黴性有機化合物を層状珪酸塩
と混合攪拌し、その後乾燥、粉砕を行うか、或いは防黴
性有機化合物を溶解性の高い溶媒に溶解した溶液と層状
珪酸塩を混合撹拌し、その後ろ過、洗浄を行い、更に乾
燥、粉砕することにより、防黴性有機化合物を層状珪酸
塩に担持させた防黴性層状珪酸塩を得ることができる。
尚、洗浄を行わず、そのまま乾燥、粉砕を行ってもよ
い。
【0012】上記の防黴性組成物の調製条件は特に制限
はなく、使用する防黴性有機化合物及び層状珪酸塩の種
類、防黴性有機化合物の担持量により適宜変化させるこ
とができる。具体的には、例えば、溶媒のpHは0.1
〜13、撹拌時間は0.5〜72時間、撹拌温度は常温
から例えば40℃〜60℃程度、撹拌速度は10〜10
00回/分であればよい。
【0013】○用途 本発明の防黴性層状珪酸塩は、各種材料に配合して優れ
た防黴効果を付与する防黴剤として有用である。配合す
ることができる材料として、例えばシリコーン、アクリ
ル等のゴム;塩化ビニル、ポリオレフィン、ポリウレタ
ン、ABS、ポリスチレン、酢酸ビニル、ポリカーボネ
ート等のプラスチック等がある。
【0014】また、本発明の防黴性層状珪酸塩は、バイ
ンダー共存下に又は不存下に、水又は有機溶剤等の液状
媒体に懸濁させたものを、スプレーコーティング、コー
ターコーティング、ディッピング、刷毛塗り、ロールコ
ーティング等の通常の塗布手段によって、各種金属やプ
ラスチックス、セラミックス等の表面上に塗布し、皮膜
を形成することもでき、そのようにして各種材質の物品
における黴の発育を阻止することができる。更にまた、
本発明の防黴性層状珪酸塩を各種材料に配合して成形す
ることができ、成形体の形状は、公知の成形法により繊
維、フィルム、シート、板或いはブロック等の種々の形
状のいずれでもあり得る。本発明の防黴性層状珪酸塩を
各種材料に配合するときの好ましい割合は、防黴性を賦
与しようとする材料100部当たり、0.1〜30部で
あり、より好ましくは0.5〜10部である。本発明の
防黴性層状珪酸塩を配合した材料又は成形体の具体的な
用途として、タオル、カーペット、カーテン、衣類等の
繊維製品;皮革;冷蔵庫、洗濯機、食器乾燥器、掃除
機、空調機、テレビ、電話等の電化製品;壁紙、タイ
ル、煉瓦、コンクリート、ネジ、目地等の建築材料;洗
面器、歯ブラシ、ほうき、ホース、スリッパ、ごみ箱、
たわし等の日曜雑貨品;まな板、三角コーナー、包丁等
の台所用品;トイレタリー用品;各種コーティング材、
塗料及び接着剤等がある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例により具体
的に説明する。
【0016】
【実施例】
参考例1 (層状珪酸塩の調製)0.1mol/lのCaCl2水溶液
1.0lに、層状珪酸塩であるNa型フッ素置換合成ウ
ンモ100.0gを加え、60℃で4時間撹拌(300
rpm)を行い懸濁させ、層状珪酸塩のイオン交換性ナト
リウムイオンをカルシウムイオンに置換した。懸濁液を
濾過した後、濾過物をイオン交換水で洗浄し、洗浄液中
のNaイオンが1ppm 以下になったことを確認して洗浄
を完了し、ついで100℃で乾燥し、軽く粉砕して平均
粒径が5μmであるCa型層状珪酸塩を得た。
【0017】実施例1 (防黴性層状珪酸塩の調製)トリアゾール系防黴性有機
化合物であるα−[2−(4−クロロフェニル)エチ
ル]−α−(1,1−ジメチル−1H−1,2,4−ト
リアゾール−1−イル−エタノール7.5gに、参考例
1で得たCa型層状珪酸塩を42.5g加え、乳鉢で十
分に混合後、120℃で2時間加熱し、その後室温に冷
却した。得られた複合体前駆体を純水で洗浄し、100
℃にて真空乾燥を行い熟成を行った。乾燥後、粉砕を行
って白色の防黴性層状珪酸塩Aを得た。
【0018】比較例1 (防黴性層状珪酸塩の調製)防黴性有機化合物としてト
リアゾール系以外の防黴性有機化合物である2−(4−
チアゾリル)ベンズイミダゾールを用いた以外は実施例
1と同様にして防黴性層状珪酸塩Bを得た。
【0019】使用例1 防黴性層状珪酸塩Aを下記表1の組成物147.5gに
2.5g添加し、加熱ロールにて150℃で均一に5分
間混練り後、プレス(170℃、100Kg/cm2
により厚さ2mm、縦12cm、横10cmの板状に成
形し、さらに2cm四方の大きさに切りとり、試験片を
作製した。
【0020】比較使用例1 防黴性層状珪酸塩Aに代えて防黴性層状珪酸塩Bを用い
た以外は使用例1と同様にして試験片を作製した。
【0021】
【表1】
【0022】*1: TS1100(東亞合成株式会社製) *2: 東邦理化工業株式会社製 *3: 300K(ダイセル化学工業社株式会社製) *4: アデカスタブ37(旭電化工業株式会社製商品名) *5: アデカスタブ102(旭電化工業株式会社製商品
名)
【0023】比較使用例2 防黴性層状珪酸塩Aに代えて、トリアゾール系防黴性有
機化合物であるα−[2−(4−クロロフェニル)エチ
ル]−α−(1,1−ジメチル−1H−1,2,4−ト
リアゾール−1−イル−エタノールを表1に示した樹脂
組成物の149.7gにそのまま0.3g(使用例1に
おいて、表1に示した樹脂組成物に添加した防黴性有機
化合物の純分に相当する量)添加した以外は使用例1と
同様にして試験片を作製した。
【0024】・防黴性の評価 使用例1および比較使用例1〜2で作製した試験片を5
0℃の温水中に7日間静置し、1日後及び7日後に防黴
性の測定を行い、防黴効果の経時変化を評価した。尚、
防黴性の評価に際して、評価用黴として黒麹黴(Asperg
ills niger)及び黒黴(Cladosporium cladospolies )
の2種類を用いて、試験片をサブロー寒天培地に置き、
14日後の阻止帯形成幅を測定した。防黴性試験の結果
を表2に示す。
【0025】
【表2】
【0026】注)表中の「−」は発育阻止帯が形成され
なかったことを示す。
【0027】・耐候性の評価 使用例1および比較使用例1〜2で作製した試験片を耐
候性試験機(ATLAS社製UVCON)を用いて評価
した。耐候性試験機の試験条件は、1サイクルが8時間
であり、60℃で350nm以下の紫外線を照射する4時
間の工程と、40℃で湿度95%以上の雰囲気に放置す
る4時間の工程からなる。色差計(日本電色工業株式会
社製色彩色差計SZ−Σ80)を用いて、耐候性試験の
0サイクル後の色彩(L1,a1,b1)及び3サイクル後の
色彩(L2,a2,b2)を測定し、これらの測定値を用いて
下式〔1〕により色差(ΔE)を算出した。 ΔE=〔(L1 - L2)2 + (a1 - a2)2 + (b1 - b2)21/2 〔1〕 上記のようにして得られた耐候性試験の結果を上記表2
に示す。
【0028】表2からわかるように、本発明の防黴性層
状珪酸塩は、防黴性有機化合物を樹脂に直接配合した場
合に比べて、長時間洗浄を行っても防黴性が失われるこ
とがなく、又トリアゾール系以外の防黴性有機化合物を
担持させた場合と比べて、変色が少なく、耐候性に優れ
ている。
【0029】
【発明の効果】本発明の防黴性層状珪酸塩は、防黴効果
の持続性に優れており、更に紫外線に曝されても変色が
少なく、耐侯性に優れている。従って、本発明の防黴性
層状珪酸塩は、各種ゴム、プラスチック等及びそれらか
らなるフィルム、シート等の成形品、並びに各種繊維、
紙、皮革、塗料、接着剤、断熱材、コーキング材等に適
用する防黴剤として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 秀樹 愛知県名古屋市港区船見町1番地の1 東 亞合成株式会社名古屋総合研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】層状珪酸塩の層間にトリアゾール系防黴性
    有機化合物を担持させてなることを特徴とする防黴性層
    状珪酸塩。
JP30382596A 1996-10-29 1996-10-29 防黴性層状珪酸塩 Pending JPH10130015A (ja)

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JP30382596A JPH10130015A (ja) 1996-10-29 1996-10-29 防黴性層状珪酸塩
US08/957,337 US5876738A (en) 1996-10-29 1997-10-24 Antifungal phyllosilicate
DE19747765A DE19747765A1 (de) 1996-10-29 1997-10-29 Antifungales Phyllosilikat

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005281263A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 生理活性機能をもつ粘土鉱物系複合材料の製造方法
JP2007291097A (ja) * 2006-03-31 2007-11-08 Nagasaki Prefecture 粘土鉱物系複合材料とその製造方法
JP2010138534A (ja) * 2008-03-13 2010-06-24 Nippon Ester Co Ltd 防黴性を有するポリエステル繊維

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