JPH10129484A - 電子式踏切制御装置 - Google Patents

電子式踏切制御装置

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JPH10129484A
JPH10129484A JP30867596A JP30867596A JPH10129484A JP H10129484 A JPH10129484 A JP H10129484A JP 30867596 A JP30867596 A JP 30867596A JP 30867596 A JP30867596 A JP 30867596A JP H10129484 A JPH10129484 A JP H10129484A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 踏切に対する始動点及び終動点のデータを取
り込んだ際の取込出力にズレがあっても、そのズレによ
る2つの論理系のデータ不一致を救済する。 【解決手段】 踏切に対する始動点及び終動点のデータ
を取り込み、該データにより列車が存在するか否かを検
出し、検出結果に応じた信号を出力する第1論理系と、
該第1論理系と同一の構成の第2論理系と、第1論理系
と第2論理系の各同一部分の信号を比較し、該信号に不
一致があると、故障と判定する比較器とを備えた電子式
踏切制御装置であって、第1論理系及び第2論理系をハ
ードウエアロジック回路により構成し、始動点のデータ
を取り込んだ際に、第1論理系と第2論理系との間で取
込データに不一致がある場合に、該データを列車進入デ
ータに一致させ、終動点のデータを取り込んだ際に、取
込データに不一致がある場合に、該データを列車不到達
データに一致させる不一致吸収部26,27を、第1論
理系及び第2論理系の入力回路内に設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複線或いは単線の
警報区間への列車の進入に応じて踏切保安装置、特に踏
切警報装置を制御する電子式踏切制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から多く用いられている踏切制御装
置は、リレーにより構成されていたが、このリレー式の
踏切制御装置に代わって、CPUを用いた電子式のもの
が既に開発され、実用化されている。これは、2つの論
理系を有し、2つの論理系の各同一部分の信号を比較し
て、信号に不一致があれば、故障と判定するものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、CPUを用
いた電子式踏切制御装置は論理をソフトにより実現して
いるため、ソフトのバグが問題となるが、ソフトのバク
根絶は困難である。この対策として、2つの論理系をハ
ードウエアロジック回路により構成することを本発明者
は考えている。論理をすべてハードウエアのみで構成す
ると、ハードウエア試験でそのフエールセーフ性が確認
できるので、フエールセーフ性に優れたものにすること
ができる。しかし、始動点及び終動点に設置された踏切
制御子からのデータを取り込んだ際に、取込出力がハー
ドウエアで構成された2つの論理系の間で過渡的にずれ
ることがあり、このズレによっても故障と判定すると、
システムダウンが比較的多い頻度で発生するおそれがあ
った。
【0004】本発明の目的は、踏切に対する始動点及び
終動点に設置された踏切制御子からのデータを取り込ん
だ際の取込出力にズレがあっても、そのズレによる2つ
の論理系のデータ不一致を救済することができる電子式
踏切制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、踏切に対する始動点及び終動点に設置さ
れた踏切制御子からのデータを取り込み、該データによ
り前記始動点と前記終動点の間の警報区間内に列車が存
在するか否かを検出し、検出結果に応じた信号を出力す
る第1論理系と、該第1論理系と同一の構成の第2論理
系と、前記第1論理系と第2論理系の各同一部分の信号
を比較し、該信号に不一致があると、故障と判定する比
較器とを備えた電子式踏切制御装置であって、前記第1
論理系及び第2論理系をハードウエアロジック回路によ
り構成し、前記始動点の踏切制御子からのデータを取り
込んだ際に、前記第1論理系と第2論理系との間で取込
データに不一致がある場合に、該データを列車進入デー
タに一致させ、前記終動点の踏切制御子からのデータを
取り込んだ際に、前記第1論理系と第2論理系との間で
取込データに不一致がある場合に、該データを列車不到
達データに一致させる不一致吸収部を、前記第1論理系
及び第2論理系の入力回路内に設けたことを特徴とする
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、始動点及び終動点の位置
を示す図である。踏切1に対してその前方所定距離に下
り始動点A及び上り始動点Cが定められ、そこに閉電路
形の踏切制御子2,4が設置される。また、踏切1の後
方に下り終動点B及び上り終動点Dが定められ、そこに
開電路形の踏切制御子3,5が設置される。下り始動点
Aと下り終動点Bとの間は下りの警報区間を形成し、上
り始動点Cと上り終動点Dとの間は上りの警報区間を形
成する。6は軌道である。
【0007】図2は、本発明の電子式踏切制御装置と外
部回路との接続の一例を示す図である。電子式踏切制御
装置7の入力側には、直流24Vの電源入力、踏切制御
子2〜5の反応リレーAPR,BPR,CPR,DPR
からのデータ、接近鎖錠リレーASRからのデータが入
力し、出力側では、下り追跡R(Rはリレーの意、以下
同様)、上り追跡Rが接続されると共に、故障と判定し
た場合に通電が断たれる正常R(内蔵)の接点にR回
路、集中監視制御装置、動作記憶装置がそれぞれ接続さ
れる。R回路とは、踏切警報機(不図示)を動作させる
警報リレーRの回路である。
【0008】図3は、R回路を示すものである。警報区
間に列車がいない時には、反応リレーAPR,CPRは
通電状態であり、反応リレーBPR,DPRは不通電状
態であるので、電子式踏切制御装置7は列車なしと判定
し、下り追跡R及び上り追跡Rに共に通電し、図3のこ
れらリレーの接点を共に閉状態とする。図3のそれ以外
の接点も閉状態であるので、警報リレーRは通電状態で
あり、これにより踏切警報機は不動作状態となる。今、
例えば、下り列車が下り始動点Aに進入することによ
り、踏切制御子2の動作が断たれると、電子式踏切制御
装置7は列車ありと判定し、下り追跡Rの通電を断つ。
これにより図3の下り追跡Rの接点が開状態となり、警
報リレーRの通電が断たれて、それに応じて下り用の踏
切警報機が動作を開始する。下り列車が下り終動点Bに
到達すると、踏切制御子3は動作し、電子式踏切制御装
置7は列車なしと判定し、下り追跡Rを通電する。しか
し、この時点で反応リレーBPRの図3の接点は列車通
過中のため開状態であり、警報リレーRの非通電状態は
保持されている。そして、下り列車が下り終動点Bを通
過すると、図3の反応リレーBPRの接点が閉状態とな
り、警報リレーRは通電状態に復帰して、それに応じて
下り用の踏切警報機が動作を停止する。
【0009】図4は、本発明の実施の一形態である電子
式踏切制御装置7のブロック図である。ハードウエアロ
ジック回路から構成された第1論理系8と、該第1論理
系8と同一構成の第2論理系9と、第1論理系8と第2
論理系9の各同一部分の信号を比較し、これらの信号に
不一致があると、故障と判定するフエールセーフ比較器
回路10と、第1論理系8、第2論理系9及びフエール
セーフ比較器回路10にクロックパルスを供給するクロ
ック発生回路11と、図2で説明した下り追跡R及び上
り追跡Rを制御すると共に、内蔵の正常Rを制御する出
力制御回路12(リレードライバ)と、正常Rと、LE
D表示回路13とから成る。
【0010】論理系8,9は、取込部14a、不一致吸
収部14b、照査部14cを有するフォトカプラ入力回
路14、切換回路15、二段動作マスク回路16、列車
カウント回路17、シーケンスエラー検知回路18及び
検査パターン発生回路19の各ハードウエアロジック回
路から構成される。
【0011】次に電子式踏切制御装置7の全体的な動作
を説明する。 (1)列車進入(追跡開始) 例えば、下り列車が下り始動点Aに進入すると、フォト
カプラ入力回路14は踏切制御子2〜5などからのデー
タを所定時間間隔(100ms)で取り込んでいるか
ら、そのデータは切換回路15を経て二段動作マスク回
路16でマスク処理により踏切制御子の二段動作(あお
り)が除去され、列車カウント回路17に入力される。
【0012】列車カウント回路17は二段動作マスク回
路16からのデータ入力により「列車1本」とカウント
する。その結果、出力制御回路12は下り追跡Rの通電
を断ち、警報リレーRの通電も断って、踏切警報機を動
作させる。同時に、列車カウント回路17は、LED表
示回路13に「下り1本」を表示させると共に、検査モ
ードに移行しないように検査パターン発生回路19に切
換抑止をかける。 (2)終動点到達(追跡終了) 下り列車の先頭が下り終動点Bに到達すると、踏切制御
子3は動作し、そのデータは列車カウント回路17に入
力されて、列車カウント数を0とする。これにより、出
力制御回路12は下り追跡Rを通電する。同時に、LE
D表示回路13は「列車なし」を表示する。しかし、二
段動作マスク回路16がまだ動作中のために検査モード
への移行は抑止されたままである。 (3)列車通過 列車の最後尾が下り終動点Bを通過すると、踏切制御子
3は動作を停止し、警報リレーRへの通電が復帰する。
また、二段動作マスク回路16は、マスク時間が終了し
た時点で、検査パターン発生回路19への切換抑止を解
除する。これで電子式踏切制御装置7は定位に復帰した
ことになる。 (4)定位(列車進入前) 列車なしの時で、フォトカプラ入力回路14の照査部1
4cの動作中(後述)に、検査パターン発生回路19
は、切換回路15を検査パターン発生回路19側に切り
換え、EPROMに記憶された検査パターン信号を読み
出して、二段動作マスク回路16以降の回路に供給し、
検査パターン信号に従った動作を第1論理系8及び第2
論理系9に行わせる。フエールセーフ比較器回路10は
第1論理系8と第2論理系9の二段動作マスク回路16
以降の各部分の信号を比較し、不一致を検出した時に
は、故障と判定し、出力制御回路12により正常R、下
り追跡R、上り追跡Rの通電をすべて停止させる。これ
により、警報リレーRは通電が断たれ、踏切警報機は動
作する。なお、検査モード時には、LED表示回路13
は点滅して、検査モードであることを表示する。検査モ
ードの時、検査パターン信号の注入は瞬時であるので、
下り追跡R、上り追跡Rの通電状態には影響しない。 (5)シーケンス異常の場合 シーケンスエラー検知回路18は、正常なシーケンスパ
ターンを記憶しており、外部入力の異常により正常なシ
ーケンスパターンと異なるシーケンスが行われると、こ
れを検知して、出力制御回路12により正常Rのみの通
電を停止させる。
【0013】次に、フォトカプラ入力回路14の詳細を
図5及び図6により説明する。
【0014】図5において、踏切制御子2〜5の反応リ
レーAPR,BPR,CPR,DPRからのデータ及び
接近鎖錠リレーASR入力は第1論理系8(以下1系と
いう)のフォトカプラ20と第2論理系9(以下2系と
いう)のフォトカプラ21にそれぞれ入力し、電気的に
絶縁されて、同期クリア部22,23にてクロックパル
スに同期してクリアされ、取込ラッチ24,25により
所定周期(100ms)で取り込まれる。取り込まれた
データは、不一致吸収部26,27に入力される。不一
致吸収部26,27は、具体的には図6に示されるよう
な回路であり、下り始動点のデータに関してはオアゲー
ト28,29、EXオアゲート30,31が設けられ、
下り終動点のデータに関してはアンドゲート32,3
3、EXオアゲート34,35、インバータ36,37
が設けられ、上り始動点のデータに関してはオアゲート
38,39、EXオアゲート40,41が設けられ、上
り終動点のデータに関してはアンドゲート42,43、
EXオアゲート44,45、インバータ46,47が設
けられる。
【0015】不一致吸収部26,27は、始動点のデー
タを取込ラッチ24,25により取り込んだ際に、取込
データに不一致がある場合に、該データを列車進入デー
タに一致させ、終動点のデータを取り込んだ際に、取込
データに不一致がある場合に、該データを列車不到達デ
ータに一致させるものである。図6において具体的に説
明すると、取込ラッチ24,25にて取り込んだ下り始
動点の1系と2系のデータが一致している場合には、E
Xオアゲート30,31の出力はローレベルとなるの
で、オアゲート28,29の出力は下り始動点のデータ
通りのものとなる。また、例えば、下り始動点の1系デ
ータが「列車不進入」(ローレベル)で、下り始動点の
2系データが「列車進入」(ハイレベル)で、不一致と
なった場合には、EXオアゲート30,31の出力はハ
イレベルとなるので、オアゲート28,29の出力は、
取込データが何かにかかわらず、ハイレベル(列車進
入)となる。つまり、始動点のデータが不一致の場合に
は安全側の「列車進入」にデータが加工される。
【0016】取込ラッチ24,25にて取り込んだ下り
終動点の1系と2系のデータが一致している場合には、
EXオアゲート34,35の出力はローレベルとなり、
インバータ36,37の出力はハイレベルとなるので、
アンドゲート32,33の出力は下り終動点のデータ通
りのものとなる。また、例えば、下り終動点の1系デー
タが「列車到達」(ハイレベル)で、下り終動点の2系
データが「列車不到達」(ローレベル)で、不一致とな
った場合には、EXオアゲート34,35の出力はハイ
レベルとなり、インバータ36,37の出力はローレベ
ルとなるので、アンドゲート32,33の出力は、取込
データが何かにかかわらず、ローレベル(列車不到達)
となる。つまり、終動点のデータが不一致の場合には安
全側の「列車不到達」にデータが加工される。
【0017】CPUを用いた従来の電子式踏切制御装置
のフォトカプラ入力回路の場合には、データ取込時に1
系と2系のデータが不一致となった場合、そのデータを
捨てて、次の取込データを待つようにしていたが、本発
明のようにハードウエアロジック回路によりフォトカプ
ラ入力回路を構成した場合には、不一致のデータを捨て
ることができない。したがって、上記のように、不一致
のデータを安全側に加工して利用するようにしている。
【0018】再び図5に戻り、フォトカプラ20,21
の照査について説明する。照査は、フォトカプラ20,
21の2次側短絡故障を検知するための機能で、鉄道信
号用の電子機器、例えば電子連動装置や電子式踏切制御
装置等で既に使用されている。照査部14c(図4)
は、照査フォトカプラ44,45、同期クリア部22,
23、照査レジスタ46,47により構成される。照査
動作は、100msの周期で50msの幅の照査信号を
照査フォトカプラ44,45に入力させて、その2次側
をオフとすることによって、全てのフォトカプラ20,
21の1次側をオフとする。この時、フォトカプラ2
0,21の2次側出力は、正常ならばハイレベル、短絡
故障ならばローレベル、となる。これらの照査データが
取込ラッチ24,25に取り込まれ、照査レジスタ4
6,47によりパラレル−シリアル変換されて、フエー
ルセーフ比較器回路10に出力される。その後、取込ラ
ッチ24,25に取り込まれた照査データは同期クリア
部22,23によりクリアされて、制御子データを取り
込む状態が準備される。1系と2系の照査データが不一
致であれば、フエールセーフ比較器回路10は故障と判
定する。なお、フォトカプラ20,21の2次側オープ
ン故障は安全側であるので、検出しなくても問題はな
い。
【0019】図示の実施の形態によれば、第1論理系8
と第2論理系9とをハードウエアロジック回路(14〜
19)により構成したから、ソフトレス化を図ることが
でき、ハードウエアによるフエールセーフ性に優れたも
のとすることができる。そして、不一致吸収部26,2
7により、始動点のデータが1系と2系で不一致の場合
には安全側の「列車進入」にデータを加工し、終動点の
データが1系と2系で不一致の場合には安全側の「列車
不到達」にデータを加工するようにしたから、始動点及
び終動点のデータを取り込んだ際の1系と2系の取り込
み出力にズレがあっても、そのズレによるデータ不一致
を救済することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1論理系及び第2論理系をハードウエアロジック回路
により構成したから、ソフトレス化を図ることができ、
ハードウエアによるフエールセーフ性の優れたものとす
ることができる。そして、始動点の踏切制御子からのデ
ータを取り込んだ際に、第1論理系と第2論理系との間
で取込データに不一致がある場合に、該データを列車進
入データに一致させ、終動点の踏切制御子からのデータ
を取り込んだ際に、第1論理系と第2論理系との間で取
込データに不一致がある場合に、該データを列車不到達
データに一致させるようにしたから、踏切に対する始動
点及び終動点に設置された踏切制御子からのデータを取
り込んだ際の取込出力にズレがあっても、そのズレによ
る2つの論理系のデータ不一致を救済することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】始動点及び終動点の位置を示す図である。
【図2】本発明の電子式踏切制御装置と外部回路との接
続の一例を示す図である。
【図3】警報リレーの回路を示す図である。
【図4】本発明の実施の一形態である電子式踏切制御装
置のブロック図である。
【図5】図4のフォトカプラ入力回路の一例を示すブロ
ック図である。
【図6】図5の不一致吸収部の具体例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 踏切 2,4 閉電路形の踏切制御子 3,5 開電路形の踏切制御子 6 軌道 7 電子式踏切制御装置 8 第1論理系 9 第2論理系 10 フエールセーフ比較器回路 11 クロック発生回路 12 出力制御回路 13 LED表示回路 14 フォトカプラ入力回路 15 切換回路 16 二段動作マスク回路 17 列車カウント回路 18 シーケンスエラー検知回路 19 検査パターン発生回路 20,21 フォトカプラ 24,25 取込ラッチ 26,27 不一致吸収部 A 下り始動点 B 下り終動点 C 上り始動点 D 上り終動点 APR,BPR,CPR,DPR 反応リレー R 警報リレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 英仁 東京都目黒区目黒1丁目6番30号 東邦電 機工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏切に対する始動点及び終動点に設置さ
    れた踏切制御子からのデータを取り込み、該データによ
    り前記始動点と前記終動点の間の警報区間内に列車が存
    在するか否かを検出し、検出結果に応じた信号を出力す
    る第1論理系と、該第1論理系と同一の構成の第2論理
    系と、前記第1論理系と第2論理系の各同一部分の信号
    を比較し、該信号に不一致があると、故障と判定する比
    較器とを備えた電子式踏切制御装置であって、前記第1
    論理系及び第2論理系をハードウエアロジック回路によ
    り構成し、前記始動点の踏切制御子からのデータを取り
    込んだ際に、前記第1論理系と第2論理系との間で取込
    データに不一致がある場合に、該データを列車進入デー
    タに一致させ、前記終動点の踏切制御子からのデータを
    取り込んだ際に、前記第1論理系と第2論理系との間で
    取込データに不一致がある場合に、該データを列車不到
    達データに一致させる不一致吸収部を、前記第1論理系
    及び第2論理系の入力回路内に設けたことを特徴とする
    電子式踏切制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107380207A (zh) * 2017-07-19 2017-11-24 郑州盛源万通科技有限公司 防跳方法、装置及轨道电路

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