JPH1012810A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH1012810A
JPH1012810A JP16546796A JP16546796A JPH1012810A JP H1012810 A JPH1012810 A JP H1012810A JP 16546796 A JP16546796 A JP 16546796A JP 16546796 A JP16546796 A JP 16546796A JP H1012810 A JPH1012810 A JP H1012810A
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Japan
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semiconductor chip
semiconductor device
cap
wiring
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JP16546796A
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Takashi Oba
高志 大馬
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Hitachi Ltd
Akita Electronics Systems Co Ltd
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Hitachi Ltd
Akita Electronics Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/153Connection portion
    • H01L2924/1531Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
    • H01L2924/15311Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA

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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高集積化された半導体装置の小型化。 【解決手段】 外部電極11を有するとともに主面に窪
み8を有しかつ配線9が設けられた基板2と、前記基板
の窪みに固定されかつ電極13が前記基板の配線9に電
気的手段を介して接続された少なくとも1つの半導体チ
ップ12と、前記窪みを塞ぐように前記基板2の主面に
固定されたキャップ15とを有する半導体装置1であっ
て、前記キャップは半導体チップ16で形成されかつ半
導体チップの電極17は前記基板の配線9に電気的手段
によって接続されている。前記基板2とキャップ15と
の間の空隙は絶縁性樹脂14で充填され、キャップを構
成する半導体チップ16の電極面および前記基板の窪み
に固定される半導体チップ12は前記絶縁性樹脂14で
被われている。前記キャップを構成する半導体チップは
前記基板に近似した大きさになっている。前記基板の裏
面に外部電極11を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関し、
特にMCM(Multi Chip Module)構造でかつパッケージ
の大きさが半導体チップと略同様の大きさとなるCSP
(Chip Size Package)型半導体装置に適用して有効な技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置(半導体集積回路装置)の一
つとして、基板主面に複数の半導体チップを固定したM
CMパッケージが知られている。MCMパッケージにつ
いては、工業調査会発行「電子材料」1996年4月号、同
年4月1日発行、P29〜P35に記載されている。同文献
には、MCM基板の主面に複数のLSIチップを搭載し
かつキャップで封止したPGAパッケージ、リードを基
板主面に沿って側方に真っ直ぐ突出させる構造、樹脂封
止するとともにリードをガルウィング型とした構造等が
記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】基板主面に設けた窪み
内に複数の半導体チップを搭載するとともに、各半導体
チップの電極と前記基板の配線を導電性のワイヤで接続
し、かつ平板のキャップを前記基板の主面に固定して各
半導体チップ等を封止するパッケージ構造がある。しか
し、この種のパッケージ構造は、平面上に複数の半導体
チップを並べるため、パッケージサイズが大きくなり、
半導体装置の小型化を妨げている。
【0004】本発明の目的は、高集積化された小型の半
導体装置を提供することにある。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきら
かになるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0007】(1)外部電極を有するとともに主面に窪
みを有しかつ配線が設けられた基板と、前記基板の窪み
に固定されかつ電極が前記基板の配線に電気的手段を介
して接続された少なくとも1つの半導体チップと、前記
窪みを塞ぐように前記基板の主面に固定されたキャップ
とを有する半導体装置であって、前記キャップは半導体
チップで形成されかつ半導体チップの電極は前記基板の
配線に電気的手段によって接続されている。前記基板と
キャップとの間の空隙は絶縁性樹脂で充填され、キャッ
プを構成する半導体チップの電極面および前記基板の窪
みに固定される半導体チップは前記絶縁性樹脂で被われ
ている。前記キャップを構成する半導体チップは前記基
板に近似した大きさになっている。前記基板の裏面に外
部電極を有する。
【0008】(2)前記手段(1)の構成において、前
記基板の裏面に窪みが設けられているとともに、前記窪
み内に少なくとも1つの半導体チップが固定されかつ前
記半導体チップの電極は電気的手段を介して前記基板の
配線に接続されている。前記基板とキャップとの間の空
隙は絶縁性樹脂で充填されているとともに、前記基板の
裏面の半導体チップは窪みに充填された絶縁性樹脂で被
われ、キャップを構成する半導体チップの電極面および
前記基板の表裏の窪みに固定される半導体チップは前記
絶縁性樹脂で被われている。
【0009】前記(1)の手段によれば、基板主面の窪
みに半導体チップが搭載されているとともに、前記窪み
を塞ぐキャップが半導体チップで構成されていることか
ら、同一平面に複数の半導体チップを搭載する構造に比
較してパッケージが小型な半導体装置になる。
【0010】また、キャップを構成する半導体チップの
電極面および前記基板の窪みに固定される半導体チップ
は絶縁性樹脂で被われることから半導体装置の耐湿性が
高くなる。
【0011】また、前記基板はキャップを構成する半導
体チップに近似した大きさになり、いわゆるチップサイ
ズパッケージとなるため、半導体装置の小型化が達成で
きる。
【0012】前記(2)の手段によれば、前記手段
(1)の効果に加えて、前記基板の裏面に設けた窪みに
半導体チップを搭載することから、半導体装置の集積度
がさらに高くなり、高機能化に対処することができるよ
うになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、発明の実施の形態を
説明するための全図において、同一機能を有するものは
同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0014】(実施形態1)図1乃至図3は本発明の実
施形態1の半導体装置に係わる図であり、図1は半導体
装置を示す断面図、図2および図3は半導体装置の製造
状態を示す断面図である。
【0015】本実施形態1の半導体装置1は、四辺形の
基板2を有している。前記基板2は、たとえば、4層構
造のアルミナセラミック配線基板やFR−4などからな
り、最も下の第1層板3および前記第1層板3上の第2
層板4は同一の大きさの平板となっている。前記第1層
板3は、たとえば15mm×15mmの大きさになって
いる。また、前記第2層板4に載る第3層板5および前
記第3層板5上の第4層板6は、前記第1層板3と外縁
が同一となる枠板となっている。この結果、基板2の主
面の周縁部分には、周壁7が形成され、その内側に窪み
8が形成されることになる。
【0016】また、前記基板2には配線9が設けられて
いる。配線9は、前記基板2の窪み8の底に設けられる
封止チップ搭載用配線9a,前記周壁7の上面に設けら
れるキャップチップ搭載用配線9b,前記基板2の裏面
(下面)に設けられる外部電極用ランド9c,前記各配
線9a,9b,9cを有機的に接続するように各層板
3,4,5,6に設けられた内部配線9dからなってい
る。
【0017】また、前記外部電極用ランド9cの表面に
は、バンプ電極10が形成され、外部電極11を構成し
ている。前記バンプ電極10は、たとえばPbSnによ
る半田電極となっている。
【0018】一方、前記窪み8の底の封止チップ搭載用
配線9aには、半導体チップ12がその主面に形成され
たバンプ電極13を介して機械的かつ電気的に接続され
ている。前記バンプ電極13は、たとえばPbSnによ
る半田電極となっている。前記半導体チップ12は前記
窪み8内に埋没し、その上面が窪み8よりも突出しない
ようになっている。半導体チップ12の厚さが0.4m
mの場合、窪み8の深さは0.5mm程度となる。ま
た、前記半導体チップ12は、たとえば、5mm×5m
m程度の大きさになっている。
【0019】また、前記半導体チップ12は、窪み8内
に充填された絶縁性樹脂(アンダーフィル樹脂)14に
よって被われている。
【0020】他方、前記第4層板6には、キャップ15
が固定されている。キャップ15は半導体チップ16で
構成されている。キャップ15は、その主面の周縁部分
に設けられたバンプ電極17を介して周壁7の上面に設
けられたキャップチップ搭載用配線9bに機械的かつ電
気的に接続されている。また、前記基板2と半導体チッ
プ16との間の空隙部分には、絶縁性樹脂(アンダーフ
ィル樹脂)19が充填されている。このアンダーフィル
樹脂19は前記アンダーフィル樹脂14と同一の成分の
絶縁性樹脂であり、たとえば、エポキシ樹脂となってい
る。
【0021】前記アンダーフィル樹脂14は、半導体チ
ップ12のバンプ電極13部分を取り囲むため、バンプ
電極13が軟化点以上の温度に晒されても封止チップ搭
載用配線9aとの電気的接続が損なわれない。また、同
様に半導体チップ16のバンプ電極17もアンダーフィ
ル樹脂19によって取り囲まれていることから、バンプ
電極17が軟化点以上の温度に晒されてもキャップチッ
プ搭載用配線9bとの電気的接続が損なわれない。
【0022】したがって、外部電極11を構成するバン
プ電極10と、前記バンプ電極13およびバンプ電極1
7を同一の軟化点のPbSn半田としても、半導体装置
1の実装において何ら支障を起こさない。
【0023】なお、組立性を考慮して、PbSn半田で
形成するバンプ電極10,バンプ電極13,バンプ電極
17は相互に軟化点が異なる成分で形成しておいてもよ
いことは勿論である。
【0024】前記半導体チップ16は、基板2の窪み8
を塞ぐキャップ15となることから、その大きさは基板
2に近似している。これによって、半導体装置1はチッ
プサイズパッケージになり小型となる。
【0025】つぎに、半導体装置1の製造方法について
説明する。
【0026】図2に示すように、前述のように4層構造
のアルミナセラミック配線基板やFR−4などからなる
基板2を用意する。この基板2は主面周縁に周壁7を有
し、主面に0.5mm程度の深さの窪み8を有してい
る。窪み8の底には配線9として封止チップ搭載用配線
9aを有し、周壁7の上面に配線9としてキャップチッ
プ搭載用配線9bを有している。
【0027】前記基板2の窪み8底に形成した封止チッ
プ搭載用配線9aに半導体チップ12を固定する。すな
わち、主面にバンプ電極13を有する半導体チップ12
を、前記バンプ電極13を介して前記封止チップ搭載用
配線9aに機械的かつ電気的に接続する。前記バンプ電
極13は、たとえばPbSnによる半田電極となり、軟
化温度は180〜230℃となる。前記半導体チップ1
2の厚さは0.4mm程度となり、搭載された半導体チ
ップ12は窪み8内に埋没し、半導体チップ12の上面
が窪み8から突出するようなことはない。なお、前記バ
ンプ電極13の高さは0.06mm程度となる。
【0028】つぎに、図2に示すように、前記窪み8内
に絶縁性樹脂(アンダーフィル樹脂)14を充填すると
ともに、一次硬化処理(100℃,60分)を行い硬化
させる。これによって、半導体チップ12のバンプ電極
13はアンダーフィル樹脂14によって取り囲まれるた
め、その後前記バンプ電極13が軟化点温度以上に加熱
されても封止チップ搭載用配線9aとの電気的機械的接
続に支障を来さないようになる。
【0029】なお、前記アンダーフィル樹脂14は、後
のキャップ15を構成する半導体チップ16を基板2の
周壁7上に固定するのに支障を来さないように、窪み8
を埋める程度に窪み8内に充填する。
【0030】つぎに、図3に示すように、基板2の周壁
7の上面にキャップ15を構成する半導体チップ16を
固定する。半導体チップ16は、基板2に近似した大き
さになっている。また、半導体チップ16の厚さは0.
4mm程度になっている。
【0031】基板2に半導体チップ16を固定する際、
半導体チップ16の主面のバンプ電極17を周壁7の上
面に設けたキャップチップ搭載用配線9bに重ね、加熱
して前記バンプ電極17を溶かして半導体チップ16を
基板2に固定する。バンプ電極17を溶かす際の熱によ
って前記バンプ電極13が溶けても、バンプ電極13は
アンダーフィル樹脂14によって保持されていることか
ら、封止チップ搭載用配線9aとの電気的機械的接続に
支障が生じない。
【0032】つぎに、図3に示すように、基板2と半導
体チップ16との間に絶縁性樹脂19を充填し、かつ一
次硬化処理(100℃,60分)して絶縁性樹脂(アン
ダーフィル樹脂)19を硬化させて隙間を埋める。
【0033】つぎに、前記半導体チップ12全体を被う
アンダーフィル樹脂14と、隙間を埋めるアンダーフィ
ル樹脂19を二次硬化処理(150℃,180分)して
完全に硬化させる。
【0034】つぎに、基板2の裏面の外部電極用ランド
9cに半田ボールを取り付けてバンプ電極10を形成す
る。これによって図1に示すように外部電極11が形成
される。
【0035】前記バンプ電極10の形成時、または半導
体装置1を実装基板に実装する際、半導体チップ12の
バンプ電極13や半導体チップ16のバンプ電極17
は、軟化点以上の温度に晒されることがあっても、前記
バンプ電極13やバンプ電極17は、アンダーフィル樹
脂14やアンダーフィル樹脂19で取り囲まれているこ
とから、その形は変化せず、封止チップ搭載用配線9a
やキャップチップ搭載用配線9bとの電気的接続が損な
われない。
【0036】本実施形態1の半導体装置1は以下の効果
を奏する。
【0037】(1)基板2の主面の窪み8に半導体チッ
プ12が搭載されているとともに、前記窪み8を塞ぐキ
ャップ15が半導体チップ16で構成されていることか
ら、同一平面に複数の半導体チップを搭載する構造に比
較してパッケージが小型な半導体装置1になる。
【0038】(2)キャップ15を構成する半導体チッ
プ16の電極面および前記基板2の窪み8に固定される
半導体チップ12は絶縁性樹脂14,19で被われるこ
とから半導体装置1の耐湿性が高くなる。
【0039】(3)基板2はキャップ15を構成する半
導体チップ16に近似した大きさになり、いわゆるチッ
プサイズパッケージとなるため、半導体装置1の小型化
が達成できる。
【0040】(実施形態2)図4は本発明の実施形態2
の半導体装置を示す断面図である。
【0041】本実施形態2の半導体装置1は、前記実施
形態1において、半導体チップ12の電極と窪み8の底
の配線9との電気的接続手段が異なる構造、すなわち、
半導体チップ12の電極と配線9を導電性のワイヤ25
で接続した構造である。
【0042】本実施形態2では、基板2の窪み8の底に
メタライズ層によってチップ搭載パッド26を形成して
おく。そして、半導体装置1の製造においては、半導体
チップ12をこのチップ搭載パッド26に接合材27に
よって固定した後、半導体チップ12の図示しない電極
と、前記窪み8の底の配線9を導電性のワイヤ25で電
気的に接続する。
【0043】本実施形態によれば確立したワイヤボンデ
ィング技術を適用でき高効率の組み立てが可能となり、
半導体装置1の製造コストの低減を図ることができる。
【0044】(実施形態3)図5は本発明の実施形態3
の半導体装置を示す断面図、図6は本実施形態3の半導
体装置の製造状態を示す断面図である。
【0045】本実施形態3の半導体装置1は、前記実施
形態1の半導体装置1において、基板2の裏面中央に窪
みを設けるとともに、この窪みにも半導体チップを搭載
してさらに高集積度を高めた構造になっている。
【0046】本実施形態3の半導体装置1は、たとえば
5層の基板構造になっている。基板2は、5層構造のア
ルミナセラミック配線基板やFR−4などからなり、最
も下の第1層板30および前記第1層板30上の第2層
板31は同一の大きさの枠板となっている。また、前記
第2層板31に載る第3層板32は、前記第1層板30
と同じ大きさの平板になっている。また、前記第3層板
32の上に載る第4層板33および前記第4層板33上
の第5層板34は、前記第1層板30と外縁が同一とな
る枠板となっている。この結果、基板2の主面の周縁部
分には周壁7が形成されてその内側に窪み8が形成さ
れ、基板2の裏面の周縁部分には周壁35が形成されて
その内側に窪み36が形成されることになる。
【0047】また、前記基板2には配線9が設けられて
いる。配線9は、前記基板2の窪み8の底に設けられる
封止チップ搭載用配線9a,前記周壁7の上面に設けら
れるキャップチップ搭載用配線9b,前記基板2の裏面
(下面)に設けられる外部電極用ランド9c,前記基板
2の窪み8の底に設けられる封止チップ搭載用配線9
e、前記各配線9a,9b,9c,9eを有機的に接続
するように各層板30,31,32,33,34に設け
られた内部配線9dからなっている。
【0048】前記窪み36の底の封止チップ搭載用配線
9eには、半導体チップ37がその主面に形成されたバ
ンプ電極38を介して機械的かつ電気的に接続されてい
る。前記バンプ電極13は、たとえばPbSnによる半
田電極となっている。前記半導体チップ37は窪み36
内に埋没し、その下面が窪み36よりも突出しないよう
になっている。
【0049】また、窪み36には絶縁性樹脂(アンダー
フィル樹脂)40が充填される。このアンダーフィル樹
脂40は窪み36を丁度一杯満たし、半導体チップ37
を被う。また、アンダーフィル樹脂40は窪み36から
溢れ出ないように形成され、アンダーフィル樹脂40は
基板2の裏面よりも突出しないように形成される。これ
は、半導体装置1の実装に支障を来さないようにするた
めである。
【0050】本実施形態3の半導体装置1の製造におい
ては、図6に示すように、基板2の主面および裏面に設
けられた窪み8,36の底に、フェイスダウンボンディ
ングによれば半導体チップ12および半導体チップ37
が、それぞれバンプ電極13やバンプ電極38を介して
封止チップ搭載用配線9aや封止チップ搭載用配線9e
に機械的かつ電気的に接続される。その後、前記窪み
8,36にアンダーフィル樹脂40が溢れないように充
填され、一次硬化処理される。また、絶縁性樹脂14,
19,40は同時に二次硬化処理される。以後の製造は
前記実施形態1の場合と同様である。
【0051】本実施形態3によれば、基板2の表裏面に
設けられた窪み8,36内に半導体チップ12,37が
組み込まれるため、さらに高集積度化されることにな
り、さらなる多機能化に対処できるようになる。
【0052】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない、たとえ
ば、外部電極はボールによるバンプ電極に代えてピンで
あってもよい。また、窪みには複数の半導体チップを搭
載してもよい。また、窪みには半導体チップ以外の電子
部品を搭載してもよい。
【0053】また、外部電極はパッケージの側方に突出
するリードであってもよい。この場合、リードは真っ直
ぐに延在する形状であってもよく、またガルウィング型
等所定の成形構造であってもよい。
【0054】また、基板はガラスエポキシ樹脂基板等他
の配線基板であってもよい。
【0055】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0056】(1)箱型のパッケージ内に半導体チップ
を組み込むとともに、箱を塞ぐキャップを半導体チップ
で構成し、かつこのキャップを構成する半導体チップを
基板の配線に電気的に接続する構造となっていることか
ら、同一平面に複数の半導体チップを搭載する構造に比
較してパッケージが小型な半導体装置になるとともに高
集積化が図れる。
【0057】(2)キャップを構成する半導体チップの
電極面および前記基板の窪みに固定される半導体チップ
は絶縁性樹脂で被われることから半導体装置の耐湿性が
高くなる。
【0058】(3)基板はキャップを構成する半導体チ
ップに近似した大きさになり、いわゆるチップサイズパ
ッケージとなるため、半導体装置の小型化が達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1である半導体装置を示す断
面図である。
【図2】本実施形態1の半導体装置の製造状態を示す断
面図である。
【図3】本実施形態1の半導体装置の製造状態を示す断
面図である。
【図4】本発明の実施形態2である半導体装置を示す断
面図である。
【図5】本実施形態3の半導体装置を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の実施形態3である半導体装置の製造状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…半導体装置、2…基板、3…第1層板、4…第2層
板、5…第3層板、6…第4層板、7…周壁、8…窪
み、9…配線、9a…封止チップ搭載用配線、9b…キ
ャップチップ搭載用配線、9c…外部電極用ランド、9
d…内部配線、10…バンプ電極、11…外部電極、1
2…半導体チップ、13…バンプ電極、14…絶縁性樹
脂(アンダーフィル樹脂)、15…キャップ、16…半
導体チップ、17…バンプ電極、19…絶縁性樹脂(ア
ンダーフィル樹脂)、25…ワイヤ、26…チップ搭載
パッド、27…接合材、30…第1層板、31…第2層
板、32…第3層板、33…第4層板、34…第5層
板、35…周壁、36…窪み、37…半導体チップ、3
8…バンプ電極、40…絶縁性樹脂(アンダーフィル樹
脂)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電極を有するとともに主面に窪みを
    有しかつ配線が設けられた基板と、前記基板の窪みに固
    定されかつ電極が前記基板の配線に電気的手段を介して
    接続された少なくとも1つの半導体チップと、前記窪み
    を塞ぐように前記基板の主面に固定されたキャップとを
    有する半導体装置であって、前記キャップは半導体チッ
    プで形成されかつ半導体チップの電極は前記基板の配線
    に電気的手段によって接続されていることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記基板とキャップとの間の空隙は絶縁
    性樹脂で充填されていることを特徴とする請求項1に記
    載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記基板の裏面に窪みが設けられている
    とともに、前記窪み内に少なくとも1つの半導体チップ
    が固定されかつ前記半導体チップの電極は電気的手段を
    介して前記基板の配線に接続されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記基板とキャップとの間の空隙は絶縁
    性樹脂で充填されているとともに、前記基板の裏面の半
    導体チップは窪みに充填された絶縁性樹脂で被われてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記キャップを構成する半導体チップは
    前記基板に近似した大きさになっていることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の半導体
    装置。
  6. 【請求項6】 前記基板の裏面に外部電極を有すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記
    載の半導体装置。
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