JPH10128029A - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JPH10128029A
JPH10128029A JP28773496A JP28773496A JPH10128029A JP H10128029 A JPH10128029 A JP H10128029A JP 28773496 A JP28773496 A JP 28773496A JP 28773496 A JP28773496 A JP 28773496A JP H10128029 A JPH10128029 A JP H10128029A
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JP
Japan
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water
air
acidic
alkaline
dust
Prior art date
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Pending
Application number
JP28773496A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ota
博司 太田
Takeo Abe
剛夫 安部
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水道水のみを用いた場合、塵、ごみ等につい
ては、除塵効果が期待できるものの、脱臭効果について
は、水和性臭気成分のみ脱臭され、また他の脱臭方法と
比べて効果が弱いものであり、吸収、溶解されていた臭
気成分が再放出される場合があった。 【解決手段】 アルカリ水4及び酸性水5を生成する電
解槽2を備え、電解槽2によって生成した電解水中を汚
染空気を流入、混合する手段を設け、アルカリ水4およ
び酸性水5に汚染空気31を通気接触させることによっ
て、塵および臭気成分を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気中に含まれる
塵、ごみ、たばこの煙等を液体を用いて除去し、その中
に含まれる臭気成分をアルカリ水および酸性水を用いて
中和脱臭を行う空気清浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空気清浄装置、例えば液
体を用いて塵等を除去する空気清浄装置は、特開平8―
131882後公報に記載されているように、水道水の
みを用いて除塵、脱臭を行うものであり、この装置は吸
入した空気を水中に通気し、空気中の細かい塵、ごみ、
たばこの煙等に水分を付加することにより、空気中の細
かい塵、ごみ、たばこの煙等を捕獲するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように水道水の
みを用いた場合、塵、ごみ等については、除塵効果が期
待できるものの、脱臭効果については、水和性臭気成分
のみ脱臭され、また他の脱臭方法と比べて効果が弱いも
のであり、吸収、溶解されていた臭気成分が再放出され
る場合があった。
【0004】本発明は、従来の水洗浄に加えて、よリ一
層脱臭効果の強く、アルカリ性、酸性臭気を脱臭できる
電解水(アルカリ水及び酸性水)を用いて臭気成分を中
和し、脱臭を行う空気清浄装置を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄装置は
前記のような課題を解決したもので、汚れた空気を吸入
する吸入手段と、水を電気分解する電解槽とを備え、電
解槽により生成されたアルカリ水、酸性水を貯め、塵、
臭気を含んだ吸入空気をアルカリ水、酸性水に通気する
構成にしたものであり、また、貯水槽内に濁度センサー
および液位センサーを設置し、濁度センサーにより水の
交換時期を検知し、液位センサーにより貯水槽内の液位
が常に一定になるように調節を行う構成にしたものであ
り、そして、前記装置を用いて、電解槽にて生成された
アルカリ水および酸性水をそれぞれ貯水し、吸入ファン
により吸人された空気を通気させることにより、塵、水
和性臭気成分およびアルカリ性、酸性臭気成分を除塵、
脱臭する構成にしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空気清浄装置の実
施の形態を図面とともに説明する。図lは本発明の空気
清浄装置の実施の形態を概念的に示す概念図である。
【0007】図lにおいて、本発明の空気清浄装置l
は、水を電気分解する電極3を備えた電解槽2を備えて
おり、アルカリ水4及び酸性水5を生成し、また、ファ
ンなどの吸引手段6により外部から空気を流入させ、流
人路7を空気が通過し、エジエクター等の気液の混合手
段8により、上記生成された電解水(アルカリ水4、酸
性水5)に汚染空気が通気する。この際空気中に含まれ
る塵及び臭気成分が捕集され非常にクリーンな空気(エ
ア)として外気への放出手段12により放出されるよう
に構成したものである。
【0008】次に本発明の空気清浄装置の実施の形態を
さらに詳細に説明する。本発明の空気清浄装置20は図
2に示すように、水を電気分解するための電解槽21を
具備している。電解槽21に供給された水は電気分解に
よリアルカリ水22及び酸性水23に分解する。これら
生成した電解水(アルカリ水22、酸性水23)は電解
槽21下部に設置した貯水槽24に給水され、液位セン
サー25によって満水を検知すると、電磁バルブ26が
閉じ、捕塵用アルカリ水および捕塵用酸性水の給水を停
止する。
【0009】このとき貯水槽24は複数独立して設けて
あり、捕塵用アルカリ水27および捕塵用酸性水28が
混ざり合い、中和しないようになっている。貯水槽24
に給水する給水管29は、アルカリ水22及び酸性水2
3を滴下するような構造にすると気流に乗って外部排出
することが考えられるため水面近傍または水中に浸漬す
るような構造にする。また、液位センサー25は、貯水
槽24が独立して設けてあるので、各々の貯水槽24に
設けてある。
【0010】第l吸入ファン30によって吸い込まれた
塵、臭気を含む汚染空気31は、まず捕塵用アルカリ水
27を通過する。このとき、塵は捕塵用アルカリ水27
との接触により集塵される。水和性臭気成分および酸性
臭気成分は捕塵用アルカリ水27と接触し、脱臭され
る。
【0011】次に第2吸入ファン33に吸い込まれた空
気は、捕塵用酸性水28を通過する。補塵用アルカリ水
27によって袖集しきれなかった塵は、捕塵用酸性水2
8との接触により集塵される。このとき、水和性臭気成
分および酸性臭気成分は捕塵用アルカリ水27と接触
し、脱臭される。
【0012】外部排出口36には、水分離器およびフィ
ルターを介し、外部に水分および塵を排出しないような
構造にする。運転時間が長くなると貯水槽24内の捕塵
用アルカリ水27、および捕塵用酸性水28が汚れてく
るので、貯水槽24内に設けた濁度センサー37によ
り、水の交換時期を使用者にランプ等の表示をすること
で知らせることができる。
【0013】上記の実施の形態において、アルカリ水と
酸性水への通気順序はどちらが先でも全く問題はない。
【0014】
【発明の効果】本発明空気清浄装置は上記のような構成
であるから、請求項l記載の発明は、水への通気接触に
よる除塵効果だけでなく、水和性臭気成分の脱臭、アル
カリ水を用いて酸性臭気成分の脱臭、酸性水を用いてア
ルカリ性臭気成分の脱臭を行うことができる。
【0015】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の効果に加えて、電解水を電解槽とは別に貯留
し、除塵及び脱臭を行うため電極に汚れが付着するのを
防ぎ、非常に円滑で安全な運転が可能である。そして、
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加
えて、電解槽を貯水槽の上部に設けたことで、貯水槽に
アルカリ水、酸性水を供給する手段として重力を利用で
き、ポンプ等の他の動力を使用する必要がなくなる。
【0016】さらに、請求項4記載の発明は、請求項1
記載の発明の効果に加えて、アルカリ水と酸性水を独立
して貯水槽に供給することで、塵、臭気を含んだ吸入空
気をアルカリ水、酸性水と独立して通気接触させること
ができる。さらにまた、請求項5記載の発明は、請求項
1記載の発明の効果に加えて、水槽内に設けた濁度セン
サーによって水中の汚れ具合を検知し、水の交換時期を
知ることが可能になる。
【0017】また、請求項6記載の発明は、請求項1記
載の発明の効果に加えて、水槽内に設けた液位センサー
により水槽内の液位を一定に保つように電解槽からの給
水量を調節することができ、常に最適な状態で運転可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気清浄装置の実施の形態を示す概念
図である。
【図2】本発明の空気清浄装置の実施の形態を示す概略
構成図である。
【符号の説明】
1 空気清浄装置 2 電解槽 3 電極 4 アルカリ水 5 酸性水 20 空気清浄装置 21 電解槽 22 アルカリ水 23 酸性水 24 貯水槽 25 液位センサー 26 電磁弁 27 捕塵用アルカリ水 28 捕塵用酸性水 30 第1吸入ファン 31 汚染空気 33 第2吸入ファン 35 清浄後空気 37 濁度センサー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中の塵を捕集し浄化を行う空気清浄
    装置において、水を酸性水とアルカリ性水に電気分解す
    る電解槽を備え、生成された電解水と汚染空気を接触さ
    せる手段を設けたことを特徴とする空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の空気清浄装置におい
    て、電解槽にて生成されたアルカリ水および酸性水をそ
    れぞれ貯水槽に貯水する手段を有し、吸入された汚染空
    気中の塵、臭気成分を、貯水槽内のアルカリ水と酸性水
    に別々に通気により接触させ、除塵、脱臭することを特
    徴とする空気清浄装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載の空気清浄装置におい
    て、電解槽により生成されたアルカリ水と酸性水を各々
    貯水する貯水槽を電解槽下部に設け、貯水槽に電解槽に
    より生成されたアルカリ水と酸性水を給水する手段を設
    け、水槽内に濁度センサーおよび液位センサーを設けた
    ことを特徴とする空気清浄装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1記載の空気清浄装置におい
    て、電解槽にて生成されたアルカリ水と酸性水を独立し
    て複数の貯水槽に供給することを特徴とする空気清浄装
    置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1記載の空気清浄装置におい
    て、貯水槽内に設けた濁度センサーにより水の交換時期
    を検知可能としたことを特徴とする空気清浄装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項l記載の空気清浄装置におい
    て、貯水槽内に設けた液位センサーにより貯水槽への供
    給水量を調節可能としたことを特徴とする空気清浄装
    置。
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