JPH10127107A - 整畦機 - Google Patents

整畦機

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JPH10127107A
JPH10127107A JP29137196A JP29137196A JPH10127107A JP H10127107 A JPH10127107 A JP H10127107A JP 29137196 A JP29137196 A JP 29137196A JP 29137196 A JP29137196 A JP 29137196A JP H10127107 A JPH10127107 A JP H10127107A
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JP
Japan
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ridge
levee
shaping
embankment
soil
Prior art date
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Application number
JP29137196A
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English (en)
Inventor
Isao Minagawa
功 皆川
Takeshi Iioka
毅 飯岡
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Fuji Trailer Co Ltd
Original Assignee
Fuji Trailer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10127107A publication Critical patent/JPH10127107A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い畦や土手の法面を締圧する場合には、位
置変更機構により上部回転整畦体が畦や法面に干渉しな
いように退避位置させることができ、したがって、地方
により異なる畦の高さに対応することができると共に畦
に限らず、土手や築堤等の法面の締圧作業も行うことが
できる。 【解決手段】 整畦機構12は畦の一方側面を整畦可能
な下部回転整畦体13と畦の上面を整畦可能な上部回転
整畦体14とからなり、上部回転整畦体を退避動作させ
る位置変更機構29を備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば畦の造成作業
や修復作業等に用いられる整畦機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の整畦機としては、特開昭5
1−141212号公報、実公昭51−47785号公
報、実開昭53−102411号公報、実開昭53−2
0316号公報、特開昭51−100409号公報、実
開昭60−119209号公報、実開昭61−1759
05号公報、特開昭61−47103号公報、特開昭6
1−212202号公報、実開昭62−1507号公
報、実開昭61−158105号公報、実開平3−79
605号公報、実開平5−60207号公報に示す構造
のものが知られている。
【0003】これらの従来構造にあっては、走行機体に
連結機構により機枠を上下動可能に連結し、機枠に盛土
機構としての旧畦上に土を跳ね上げる回転ロータをその
回転軸線を畦造成方向と平行又は交差する方向に設け、
機枠に回転ロータの上方及び畦の上方にカバー部材を設
け、回転ロータの進行方向後方位置に畦の上面及び畦の
一方側面に合わせた形状の整畦体を設け、かつ該走行機
体の動力取出軸を駆動源として整畦体を往復畦叩動作さ
せるクランク式又は油圧式の畦叩機構を設け、走行機体
を旧畦に沿って走行させ、回転ロータで圃場中の泥土を
旧畦上に盛り上げ、この盛土を整畦体の畦叩き動作によ
り叩き付けるようにして構成したものである。
【0004】また他の従来構造にあっては、整畦機構と
して、走行機体の動力取出軸を駆動源として整畦体を振
動動作させる振動機構を設けて構成し、旧畦上に盛り上
げられた盛土を整畦体の振動動作により締め付けるよう
に構成したものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構造の場合、地方により相異する畦の土質や天候等の作
業条件によっては、必ずしも満足した整畦作業を行い得
ないことがあるという不都合を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都
合を解決することを目的とするもので、本発明のうち、
請求項1記載の発明にあっては、走行機体に連結機構に
より機枠を連結し、該機枠に旧畦上に土を盛り上げる盛
土機構を設け、該盛土機構の上方にカバー部材を設け、
該盛土機構の進行方向後方位置に盛土を締圧整畦可能な
整畦機構を設けてなり、上記整畦機構は畦の一方側面を
整畦可能な下部回転整畦体と畦の上面を整畦可能な上部
回転整畦体とからなり、該上部回転整畦体を退避動作さ
せる位置変更機構を備えて構成したことを特徴とする整
畦機にある。
【0007】又、請求項2記載の発明は、上記盛土機構
の進行方向前方位置の旧畦の上面を削土する削土機構を
具備してなることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図10は本発明の実施の
形態例を示し、1は走行機体であって、この場合トラク
タが用いられ、走行機体1の後部に三点リンク式の連結
機構2により機枠3を上下動可能に連結している。
【0009】4は盛土機構であって、この場合進行方向
と略平行な回転軸線をもつ回転ロータ5から構成され、
この回転ロータ5はロータ胴5aの外周に複数個のなた
刃5bが放射状に突設され、上記機枠3に回転ロータ5
のロータ軸5cをその回転軸線を進行方向としての畦造
成方向と略平行にして回転自在に取付け、機枠3に走行
機体1に設けられた動力取出軸6により回転する主軸7
を軸受し、回転ロータ5を主軸7より変向用ギヤ列8及
びチェーン機構9を介して回転させ、回転ロータ5によ
り畦際の圃場面の土を削出軌跡Nをもって削出して旧畦
に向けて跳ね上げて盛り上げるように構成している。
【0010】10はカバー部材であって、この場合機枠
側カバー部材10aと畦側カバー部材10bからなり、
上記機枠3に取り付けられ、この場合機枠3に取り付け
られた機枠側カバー部材10aに回転ロータ5のロータ
軸5cが架設され、上記機枠側カバー部材10aは回転
ロータ5の機枠側上方及び進行方向後面の機枠3側の略
半分を覆う形状に形成され、又、畦側カバー部材10b
は回転ロータ5の畦側上方及び畦Wの上方を覆う形状に
形成され、かつ畦側カバー部材10bは機枠側カバー部
材10aに土量調節機構Tにより畦の幅方向に移動調節
自在に取り付けられ、この場合土量調節機構Tはボルト
1、長穴T2及びナットT3により構成され、さらに畦
側カバー部材10aの進行方向後面には盛土送出口10
cが形成され、盛土送出口10cの上部にはゴム等の弾
性カバー10dがボルト10eにより垂設され、かつ、
畦側カバー部材10bには畦の上面W1に摺接触して畦
の起伏に倣って上下動自在な側部カバー部材11を倣い
機構Fにより取り付けられ、この倣い機構Fは畦側カバ
ー部材10bの畦側側面に対向一対のガイドローラF1
を上下及び前後に計四組配置し、この対向一対の上下の
ガイドロールF1の間に着脱自在にガイド杆F2を上下動
自在に縦設し、この前後のガイド杆F2の下端部に側部
カバー部材11を枢着し、これにより側部カバー部材1
1の底面を自重によって畦の上面W1に摺接して構成し
ている。
【0011】12は整畦機構であって、この場合畦Wの
一方側面W2を整畦可能な円錐状の外周面13aを有し
て回転軸線P1を中心として回転する回転ロール状の下
部回転整畦体13と、畦の上面W1を整畦可能な円筒状
の外周面14aを有して回転軸線P2を中心として回転
する回転ロール状の上部回転整畦体14とからなり、こ
の下部回転整畦体13を円錐状内周面13bを有する傘
状に形成すると共に上部回転整畦体14を下部回転整畦
体13側がラッパ状に開口する円筒状内周面14bを有
する円筒状に形成し、この傘形状及び円筒開口形状によ
り、下部回転整畦体13と上部回転整畦体14とを相互
に重合可能に形成し、回転機構15により下部回転整畦
体13と上部回転整畦体14とをそれぞれ回転軸線P1
及び回転軸線P2を中心として図中矢印方向に強制回転
されるように構成している。
【0012】この場合、上記機枠3に取り付けられたカ
バー部材10の後面下部にブラケット16を突設し、ブ
ラケット16に軸受筒17を長穴18a及びボルト18
bからなる調節機構18により取付け、この軸受筒17
に駆動軸19を所定角度θをもって斜め上向き状に回転
自在に軸受し、駆動軸19と下部回転整畦体13のロー
タ軸13cとを直結し、上記機枠3の後部側面に枠体2
0を垂設し、枠体20内にチェーン機構21を設け、チ
ェーン機構21と主軸7とを歯車機構22により伝導連
結すると共にチェーン機構21と駆動軸19とを伸縮自
在な自在継手23により連結し、一方、上記軸受筒17
に上下調節機構24を介して軸受筒25を横設し、この
場合上下調節機構24は、上記軸受筒17に摺動筒部2
4aを形成し、摺動筒部24aに摺動杆24bを畦の一
方側面方向に摺動自在に嵌合し、摺動杆24bの上端部
に上記軸受筒25を取付け、摺動杆24bに複数個の選
択穴24cを形成し、選択した選択穴24cに摺動筒部
24aを介して挿通ピン24dを挿通することにより軸
受筒25を上下調節固定自在に設けてなり、この軸受筒
25に中間軸26を回転自在に横設し、機枠3の後部に
主軸7に伝導連結された歯車機構27を設け、歯車機構
27と上記中間軸26とを伸縮自在な自在継手28によ
り連結し、中間軸26に位置変更機構29を介して支持
枠体30を突設し、この位置変更機構29は上記中間軸
26に六角穴部26aを形成すると共に支持枠体30に
六角軸部31aをもつ伝達軸31を回転自在に軸受し、
軸受筒25に弧状の係止板32を突設し、この係止板3
2の軸受筒25の軸線を中心とする半径位置に複数個の
選択ネジ穴32aを形成し、一方、支持枠体30に軸受
筒25に嵌脱可能な筒状部30aを形成すると共に係止
アーム33を突出形成し、係止アーム33の上記選択ネ
ジ穴32aに適合する位置に係止穴33aを形成し、選
択した選択ネジ穴32aに係止穴33aを介してボルト
29aを螺着することにより支持枠体30を伝達軸31
を中心として角度回転調節自在に設けると共に中間軸2
6から伝達軸31への回転伝達可能に設け、更に支持枠
体30を軸受筒25より取り外し自在に設け、支持枠体
30の下部に駆動軸34を横設し、駆動軸34と伝達軸
31との間にチェーン機構35を介装し、駆動軸34と
上部回転整畦体14のロータ軸14cとを直結し、しか
して、主軸7の回転により下部回転整畦体13及び上部
回転整畦体14を図中矢印方向に回転させ、下部回転整
畦体13のすべり回転接触により畦Wの一方側面W2
締圧整畦すると共に上部回転整畦体14のすべり回転接
触により畦Wの上面Wを締圧整畦するように構成してい
る。
【0013】36は逸失防止板であって、上記カバー部
材10の後面に畦Wの一方側面W2を締圧可能な下部回
転整畦体13の外周面の外方端縁周部の下方位置に臨ま
せて取り付けられ、逸失防止板36により進行方向後方
への盛土の逸失を防いで下部回転整畦体13の前方位置
への盛土の量を確保することができるように構成してい
る。
【0014】37は反力受け機構であって、この場合上
記機枠側カバー部材10aの後面に上下調節機構38に
より上下調節自在に反力受け体39を設けてなり、この
反力受け体39は板材にして進行方向前部が弧状部39
aに形成され、この反力受け体39の下部が畦の基部近
傍の圃場M内に穿入し、整畦機構12による整畦動作に
よって生ずる整畦反力を受け得るように構成されてい
る。
【0015】40は安定部材であって、この場合車輪状
に形成され、上記機枠3の後部に上下調節自在に支持杆
41を取付け、支持杆41に上下摺動自在に摺動杆42
を取付け、摺動杆42に安定部材40を取付け、摺動杆
42を緩衝バネ部材43により下方に弾圧し、圃場M上
に接地して機枠3の安定走行を図るものである。
【0016】44は削土機構であって、この場合カバー
部材10に中間軸45を進行方向前後方向に軸受筒45
aにより軸架すると共に保持アーム46を中間軸45と
同心上に上下揺動自在に枢着し、保持アーム46の先端
部にロータ軸47を回転自在に取付け、ロータ軸47に
複数個のナギナタ状の刃体をもつ削土ロータ48を取付
け、保持アーム46に削土ロータ48の上方を覆うカバ
ー49を取付け、かつ保持アーム46にボス部46aを
形成し、ボス部46aに挿脱係止ピン46bを挿脱自在
に取付けると共に挿脱係止ピン46bが挿脱可能なボス
部46cを機枠3側に形成し、挿脱係止ピン46bによ
り保持アーム46を上方退避位置に保持可能に形成し、
主軸7と中間軸45との間にチェーン機構50を架設
し、中間軸45と削土ロータ48との間にチェーン機構
51を架設し、挿脱係止ピン46bをボス部46cより
抜き外して保持アーム46を自重により下方位置に回動
させ、この状態で、上記盛土機構4の回転ロータ5の進
行方向前方位置の旧畦の上面部分を主軸7により回転す
る削土ロータ48によって削出軌跡Sをもって回転削土
するように構成したものである。
【0017】52は土漏れ防止板であって、上記カバー
部材10の機枠側カバー部材10aの下部に調節機構5
3により取り付けられ、調節機構53はボルト53a及
び長穴53bからなり、土漏れ防止板52の突出位置を
調節することにより削出跡Nとの相対位置を調節するよ
うに構成している。
【0018】この実施の形態例は上記構成であるから、
図5乃至図7の如く、走行機体1を畦Wに沿って走行
し、動力取出軸6を回転すると一方では盛土機構4の回
転ロータ5が畦際の圃場泥土を旧畦上に連続的に跳ね上
げて盛り上げ、カバー部材10及び側部カバー部材11
は回転ロータ5の上方及び畦側方への泥土飛散を防止
し、跳ね上げられた泥土は外方飛散を防がれて自重落下
し、他方では整畦機構12が駆動され、畦Wの一方側面
2を整畦可能な下部回転整畦体13と畦の上面W1を整
畦可能な上部回転整畦体14は回転機構15により回転
し、畦Wの一方側面W2及び畦の上面W1を締圧整畦する
ことができ、構造を簡素化することができると共に回転
接触により畦Wの一方側面W2及び畦Wの上面W1を円滑
に締圧整畦することができ、それだけ円滑に整畦作業を
行うことができ、又、高い畦や土手の法面を締圧する場
合には、図4の想像線及び図9の如く、位置変更機構2
9により上部回転整畦体14を軸受筒25の軸線を中心
として回動調節固定することにより、上部回転整畦体1
4が畦や法面Kに干渉しないように退避位置させること
ができ、この場合側部カバー部材11及び削土機構44
の削土ロータ48を保持アーム46の上昇退避位置に保
持させることとなり、又、上部回転整畦体14の回動調
節固定により高い畦の上面を締圧整畦することもでき、
又、図8、図10の如く、保持枠体30を含めて上部回
転整畦体14を取り外すこともでき、従って、地方によ
り異なる畦の高さに対応することができると共に畦に限
らず、土手や築堤等の法面の締圧作業も行うことがで
き、それだけ作業の融通性を高めることができる。
【0019】又、この場合、削土機構49により旧畦面
を予め削土でき、この削土された畦面上に盛土機構4に
より盛土することになるから、旧畦土と盛土との結着性
を高めることができ、それだけ強固な畦を得ることがで
きる。
【0020】又、この場合下部回転整畦体13の回転軸
線P1を畦Wの一方側面W1の側方から畦W側へ斜め上方
に向かう所定角度θの上向き方向に配置しているので、
下部回転整畦体の回転軸線を水平方向に配置した構造と
対比すると、下部回転整畦体13の進行方向前側の外周
面によりなされる畦Wの一方側面W2への土の押し付け
送り長さを長くすることができ、それだけ土の締圧を良
好なものとすることができると共に下部回転整畦体13
の垂直方向の高さを回転整畦体の回転軸線を水平方向に
配置した構造と対比して低くすることができ、それだけ
装置全体の機高を低くすることができて小型化を図るこ
とができる。
【0021】この場合、下部回転整畦体13の外周面の
外方端縁周部の下方位置に逸失防止板36を設けている
から、進行方向後方への盛土の逸失を防ぐことができ、
それだけ下部回転整畦体13の前方位置への盛土の量を
確保することができ、旧畦の一方側面への盛土の締圧を
良好に行うことができる。
【0022】更に、この場合下部回転整畦体13及び上
部回転整畦体14の回転をそれぞれ異なる回転数に設定
することができ、それだけ畦Wの一方側面W2及び畦の
上面W1を良好に締圧整畦することができる。
【0023】又、この場合、下部回転整畦体13を上下
調節させる調節機構18を設けているので、畦の高さに
応じて上下調節することができ、それだけ地方や場所に
より相異する畦の高さに対応することができる。
【0024】又、この場合、整畦機構12により生ずる
機枠3に対しての整畦反力を受ける反力受け体39をも
つ反力受け機構37を設けているので、締圧整畦に伴う
整畦反力を確実に整畦反力を受けることができ、整畦機
構12による締圧整畦を良好に行うことができ、それだ
け堅牢な畦を得ることができる。
【0025】又、この場合、上記反力受け体39は上下
調節機構38により上下調節自在に設けられているの
で、反力受け体39の下部の圃場M内への穿入度合いを
調節することができ、それだけ良好な整畦進行を確保す
ることができる。
【0026】尚、本発明は上記実施の形態例に限られる
ものではなく、例えば盛土機構4として、畦造成方向に
対して交差する方向の回転軸線をもつ回転ロータを採用
することもでき、回転機構15として油圧モータを採用
することもでき、又、位置変更機構29はボルト29a
と複数個の選択される係止ネジ穴32とにより段階的に
位置変更させる構造となっているが、フェースラチェッ
ト状のかみ合い構造としたり、無段階に調節固定可能な
固定機構としたり、又、上部回転整畦体14の位置を変
更できれば、必ずしも上部回転整畦体14を取り外せな
くてもよい構造を採用することもあり、又、六角軸部3
1aに代えてスプライン構造や他の回り止め構造を採用
することもできる。
【0027】また上記実施の形態例における下部回転整
畦体13及び上部回転整畦体14を油圧式や偏心ウエイ
ト方式の振動機構により振動させたり、又、クランク方
式や油圧方式からなる畦叩き機構により畦叩き運動させ
る付加構造を採用することもある。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項1記載の発
明にあっては、走行機体を畦に沿って走行すると、一方
では盛土機構は泥土を旧畦上に盛り上げ、カバー部材は
泥土飛散を防止し、他方では整畦機構が駆動され、畦の
一方側面を整畦可能な下部回転整畦体と畦の上面を整畦
可能な上部回転整畦体により畦の一方側面及び畦の上面
を回転締圧整畦することができ、構造を簡素化すること
ができると共に回転接触により畦の一方側面及び畦の上
面を円滑に締圧整畦することができ、それだけ円滑に整
畦作業を行うことができ、又、高い畦や土手の法面を締
圧する場合には、位置変更機構により上部回転整畦体が
畦や法面に干渉しないように退避位置させることがで
き、したがって、地方により異なる畦の高さに対応する
ことができると共に畦に限らず、土手や築堤等の法面の
締圧作業も行うことができ、それだけ作業の融通性を高
めることができる。
【0029】又、請求項2記載の発明にあっては、削土
機構により旧畦面を予め削土でき、この削土された畦面
上に盛土機構により盛土することになるから、旧畦土と
盛土との結着性を高めることができ、それだけ強固な畦
を得ることができる。
【0030】以上の如く、所期の目的を充分達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の全体側面図である。
【図2】本発明の実施の形態例の全体平断面図である。
【図3】本発明の実施の形態例の部分側面図である。
【図4】本発明の実施の形態例の部分側断面図である。
【図5】本発明の実施の形態例の後面図である。
【図6】本発明の実施の形態例の前面図である。
【図7】本発明の実施の形態例の部分拡大後面図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態例の位置変更機構の側面図
である。
【図9】本発明の実施の形態例の部分後面図である。
【図10】本発明の実施の形態例の部分後面図である。
【符号の説明】
W 畦 W1 上面 W2 一方側面 1 走行機体 2 連結機構 3 機枠 4 盛土機構 10 カバー部材 12 整畦機構 13 下部回転整畦体 14 上部回転整畦体 29 位置変更機構 49 削土機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体に連結機構により機枠を連結
    し、該機枠に旧畦上に土を盛り上げる盛土機構を設け、
    該盛土機構の上方にカバー部材を設け、該盛土機構の進
    行方向後方位置に盛土を締圧整畦可能な整畦機構を設け
    てなり、上記整畦機構は畦の一方側面を整畦可能な下部
    回転整畦体と畦の上面を整畦可能な上部回転整畦体とか
    らなり、該上部回転整畦体を退避動作させる位置変更機
    構を備えて構成したことを特徴とする整畦機。
  2. 【請求項2】 上記盛土機構の進行方向前方位置の旧畦
    の上面を削土する削土機構を具備してなることを特徴と
    する請求項1記載の整畦機。
JP29137196A 1996-11-01 1996-11-01 整畦機 Pending JPH10127107A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011045326A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Sasaki Corporation 畦形成機
JP2011125303A (ja) * 2009-12-21 2011-06-30 Sasaki Corporation 畦形成機
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