JPH10126435A - 宅内デジタル情報統合システム - Google Patents
宅内デジタル情報統合システムInfo
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- JPH10126435A JPH10126435A JP8299767A JP29976796A JPH10126435A JP H10126435 A JPH10126435 A JP H10126435A JP 8299767 A JP8299767 A JP 8299767A JP 29976796 A JP29976796 A JP 29976796A JP H10126435 A JPH10126435 A JP H10126435A
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- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
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- H04L12/283—Processing of data at an internetworking point of a home automation network
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- H04L12/2803—Home automation networks
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- H04L12/00—Data switching networks
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- Computing Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
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- Alarm Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 宅内における互いに性質の異なる情報が有す
る送受信速度、情報量を考慮して、多くの情報を同時に
且つ安価に活用できるようにすること。 【解決手段】 高速または大容量の情報を送受信する第
１の機器群２、３、４、５を接続した第１のデジタル情
報通信網１と、低速または小容量の情報を送受信する第
２の機器群７、８、９、１０を接続した第２のデジタル
情報通信網６と、第１、第２のデジタル情報通信網を接
続し、両通信網間のデジタル情報の授受を行なうデジタ
ル情報授受変換手段１１とを少なくとも設けて宅内デジ
タル情報統合システムを構築する。「宅内メディア情
報」と「宅内生活環境情報」とを同時に双方向で接続・
活用できるため、宅内デジタル情報統合システムが安価
に構築できる。
る送受信速度、情報量を考慮して、多くの情報を同時に
且つ安価に活用できるようにすること。 【解決手段】 高速または大容量の情報を送受信する第
１の機器群２、３、４、５を接続した第１のデジタル情
報通信網１と、低速または小容量の情報を送受信する第
２の機器群７、８、９、１０を接続した第２のデジタル
情報通信網６と、第１、第２のデジタル情報通信網を接
続し、両通信網間のデジタル情報の授受を行なうデジタ
ル情報授受変換手段１１とを少なくとも設けて宅内デジ
タル情報統合システムを構築する。「宅内メディア情
報」と「宅内生活環境情報」とを同時に双方向で接続・
活用できるため、宅内デジタル情報統合システムが安価
に構築できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は宅（家庭）内の種々の機
器を連携させるとこにより、多様なサービスと個人の端
末機器を接続するホームネットワーク構築と、社会シス
テムとして宅内機器の制御情報収集を行なうことのでき
る宅内デジタル情報統合システムに関するものである。
器を連携させるとこにより、多様なサービスと個人の端
末機器を接続するホームネットワーク構築と、社会シス
テムとして宅内機器の制御情報収集を行なうことのでき
る宅内デジタル情報統合システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ビジネス用途でのＬＡＮやインタ
ーネットなどの経験を生かして宅内でもパーソナルコン
ピュータが普及し、自己管理情報に止まらない多様な外
部情報サービスや電子メールに代表される情報の送受と
いうサービスを受けることができるようになった。
ーネットなどの経験を生かして宅内でもパーソナルコン
ピュータが普及し、自己管理情報に止まらない多様な外
部情報サービスや電子メールに代表される情報の送受と
いうサービスを受けることができるようになった。
【０００３】一方で、映像情報、音響情報、及び／また
は文字情報を扱うＤＶＣ、ＳＴＢ、ＤＶＤ等のデジタル
情報機器、あるいは携帯電話等のデジタル情報通信機器
の出現により、多くのメディアに対して宅内で個人が多
くの情報の享受や情報の送受を行なうことができるよう
になった。
は文字情報を扱うＤＶＣ、ＳＴＢ、ＤＶＤ等のデジタル
情報機器、あるいは携帯電話等のデジタル情報通信機器
の出現により、多くのメディアに対して宅内で個人が多
くの情報の享受や情報の送受を行なうことができるよう
になった。
【０００４】上述したような内容は、デジタルＡＶＣ機
器による「宅内メディア情報（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｍｅｄ
ｉａ Ｈｏｍｅ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）と呼ぶこと
ができよう。
器による「宅内メディア情報（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｍｅｄ
ｉａ Ｈｏｍｅ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）と呼ぶこと
ができよう。
【０００５】さらには、社会インフラの整備も要望され
ている。例えば、宅内電力消費量、宅内ガス消費量、宅
内水道消費量等の自動検針システムや、防犯情報、宅内
ガス漏れ情報、火災発生情報を検出する総合セキュリテ
ィを社会インフラとしてどのように構築していくかが議
論されている。また、他の社会インフラとしては、高齢
者の一人世帯の増加や在宅看護の増加に伴い、高齢化社
会の到来を目前にした対応が急がれている。
ている。例えば、宅内電力消費量、宅内ガス消費量、宅
内水道消費量等の自動検針システムや、防犯情報、宅内
ガス漏れ情報、火災発生情報を検出する総合セキュリテ
ィを社会インフラとしてどのように構築していくかが議
論されている。また、他の社会インフラとしては、高齢
者の一人世帯の増加や在宅看護の増加に伴い、高齢化社
会の到来を目前にした対応が急がれている。
【０００６】これらの内容は、上述した「宅内メディア
情報」に対して、生活環境エレクトロニクス機器による
「宅内生活環境情報（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｅｎｖｉｒｏｎ
ｍｅｎｔ Ｈｏｍｅ ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）と呼ぶ
ことができよう。
情報」に対して、生活環境エレクトロニクス機器による
「宅内生活環境情報（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｅｎｖｉｒｏｎ
ｍｅｎｔ Ｈｏｍｅ ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）と呼ぶ
ことができよう。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記「宅内メディア情
報」に対しては、ＩＥＥＥ１３９４規格による提唱がな
されているが、「宅内生活環境情報」に対しても対応す
るとなれば、宅内電力消費量、宅内ガス消費量、宅内水
道消費量等の自動検針システムのために台所を初めとす
る宅内全てにＩＥＥＥ１３９４規格による配線網（ネッ
トワーク）を張りめぐらさなければならず、膨大な設備
投資を必要とする。とりわけ、新築宅であれば比較的容
易な工事であっても、すでに建てられている建物に対す
る全宅内の配線網工事は現実的ではない。また、「宅内
メディア情報」の機器群と、「宅内生活環境情報」機器
群とは、送受信の速度・情報量、あるいはプロトコルの
問題もあり、容易には接続ができない。
報」に対しては、ＩＥＥＥ１３９４規格による提唱がな
されているが、「宅内生活環境情報」に対しても対応す
るとなれば、宅内電力消費量、宅内ガス消費量、宅内水
道消費量等の自動検針システムのために台所を初めとす
る宅内全てにＩＥＥＥ１３９４規格による配線網（ネッ
トワーク）を張りめぐらさなければならず、膨大な設備
投資を必要とする。とりわけ、新築宅であれば比較的容
易な工事であっても、すでに建てられている建物に対す
る全宅内の配線網工事は現実的ではない。また、「宅内
メディア情報」の機器群と、「宅内生活環境情報」機器
群とは、送受信の速度・情報量、あるいはプロトコルの
問題もあり、容易には接続ができない。
【０００８】一方、「宅内生活環境情報」に対しては、
その送受信の速度・情報量から、従来よりスペクトラム
拡散方式による電力線を用いたホーム・バス・システム
の議論がなされている。スペクトラム拡散方式による電
力線を用いたホーム・バス・システムは、新築宅であろ
うと、すでに建てられている建物であろうと、基本的に
は電力線の配線がなされているため、新たな設備投資が
不要である。しかしながら、「宅内メディア情報」に対
してもこの電力線を用いようとすることは、当該「宅内
メディア情報」が有する送受信の高速性・大情報量から
考慮して困難である。
その送受信の速度・情報量から、従来よりスペクトラム
拡散方式による電力線を用いたホーム・バス・システム
の議論がなされている。スペクトラム拡散方式による電
力線を用いたホーム・バス・システムは、新築宅であろ
うと、すでに建てられている建物であろうと、基本的に
は電力線の配線がなされているため、新たな設備投資が
不要である。しかしながら、「宅内メディア情報」に対
してもこの電力線を用いようとすることは、当該「宅内
メディア情報」が有する送受信の高速性・大情報量から
考慮して困難である。
【０００９】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上記「宅内メディア情報」と「宅内生
活環境情報」との当該情報が有する送受信速度、送受信
の情報量を考慮して、多くの情報を同時に活用できると
ともに、且つ安価に構築のできる宅内デジタル情報統合
システムを提供することである。
で、その目的は、上記「宅内メディア情報」と「宅内生
活環境情報」との当該情報が有する送受信速度、送受信
の情報量を考慮して、多くの情報を同時に活用できると
ともに、且つ安価に構築のできる宅内デジタル情報統合
システムを提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、高速及び／または大容量のデジタル情報
の送信及び／または受信を行なう第１の機器群を接続し
た第１のデジタル情報通信網と、低速及び／または小容
量のデジタル情報の送信及び／または受信を行なう第２
の機器群を接続した第２のデジタル情報通信網と、前記
第１、第２のデジタル情報通信網を接続し、当該第１、
第２のデジタル情報通信網間のデジタル情報の授受を行
なうデジタル情報授受変換手段とを有するものである。
に、本発明は、高速及び／または大容量のデジタル情報
の送信及び／または受信を行なう第１の機器群を接続し
た第１のデジタル情報通信網と、低速及び／または小容
量のデジタル情報の送信及び／または受信を行なう第２
の機器群を接続した第２のデジタル情報通信網と、前記
第１、第２のデジタル情報通信網を接続し、当該第１、
第２のデジタル情報通信網間のデジタル情報の授受を行
なうデジタル情報授受変換手段とを有するものである。
【００１１】上記構成により、必要に応じてデジタル情
報授受変換手段が第１のデジタル情報通信網と第２のデ
ジタル情報通信網を接続する。これにより、「宅内メデ
ィア情報」および「宅内生活環境情報」といった多くの
情報を同時に双方向で接続・活用できる。例えば、第１
の機器群に属するパーソナルコンピュータや電話から第
２の機器群に属する電化製品である照明の電源の制御等
ができるといったことが可能であり、また第２のデジタ
ル情報通信網は既存の電力線、あるいは安価且つ精度が
さほど要求されない後付けの無線機器等で実現すること
ができる。このため、宅内デジタル情報統合システム全
体を考えた場合、非常に安価にシステム構築ができるも
のである。
報授受変換手段が第１のデジタル情報通信網と第２のデ
ジタル情報通信網を接続する。これにより、「宅内メデ
ィア情報」および「宅内生活環境情報」といった多くの
情報を同時に双方向で接続・活用できる。例えば、第１
の機器群に属するパーソナルコンピュータや電話から第
２の機器群に属する電化製品である照明の電源の制御等
ができるといったことが可能であり、また第２のデジタ
ル情報通信網は既存の電力線、あるいは安価且つ精度が
さほど要求されない後付けの無線機器等で実現すること
ができる。このため、宅内デジタル情報統合システム全
体を考えた場合、非常に安価にシステム構築ができるも
のである。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、宅内デジタル情報統合システムとして、高速及び／
または大容量のデジタル情報の送信及び／または受信を
行なう第１の機器群を接続した第１のデジタル情報通信
網と、低速及び／または小容量のデジタル情報の送信及
び／または受信を行なう第２の機器群を接続した第２の
デジタル情報通信網と、前記第１、第２のデジタル情報
通信網を接続し、当該第１、第２のデジタル情報通信網
間のデジタル情報の授受を行なうデジタル情報授受変換
手段とを有するようにしたものである。
は、宅内デジタル情報統合システムとして、高速及び／
または大容量のデジタル情報の送信及び／または受信を
行なう第１の機器群を接続した第１のデジタル情報通信
網と、低速及び／または小容量のデジタル情報の送信及
び／または受信を行なう第２の機器群を接続した第２の
デジタル情報通信網と、前記第１、第２のデジタル情報
通信網を接続し、当該第１、第２のデジタル情報通信網
間のデジタル情報の授受を行なうデジタル情報授受変換
手段とを有するようにしたものである。
【００１３】本発明の請求項１に記載の発明によれば、
必要に応じてデジタル情報授受変換手段が、第１、第２
のデジタル情報通信網を接続するため、「宅内メディア
情報」と「宅内生活環境情報」とを同時に接続・活用で
きるとともに、第２のデジタル情報通信網は既存の電力
線、安価且つ制度がさほど要求されない後付けの無線機
器等で実現できるため、宅内デジタル情報統合システム
全体を考えた場合、非常に安価に構築ができるものであ
る。
必要に応じてデジタル情報授受変換手段が、第１、第２
のデジタル情報通信網を接続するため、「宅内メディア
情報」と「宅内生活環境情報」とを同時に接続・活用で
きるとともに、第２のデジタル情報通信網は既存の電力
線、安価且つ制度がさほど要求されない後付けの無線機
器等で実現できるため、宅内デジタル情報統合システム
全体を考えた場合、非常に安価に構築ができるものであ
る。
【００１４】本発明の請求項２に記載の発明は、請求項
１記載の宅内デジタル情報統合システムにおいて、高速
及び／または大容量のデジタル情報の送信及び／または
受信を行なう第１の機器群を接続した第１のデジタル情
報通信網と、低速及び／または小容量のデジタル情報の
送信及び／または受信を行なう第２の機器群を接続した
第２のデジタル情報通信網と、前記第１、第２のデジタ
ル情報通信網を接続し、当該第１、第２のデジタル情報
通信網間のデジタル情報の授受を行なうデジタル情報授
受変換手段と、第１、第２のデジタル情報通信網に接続
され、当該第１、第２のデジタル情報通信網と宅外の通
信手段とを接続する宅外接続手段とを有するものであ
る。
１記載の宅内デジタル情報統合システムにおいて、高速
及び／または大容量のデジタル情報の送信及び／または
受信を行なう第１の機器群を接続した第１のデジタル情
報通信網と、低速及び／または小容量のデジタル情報の
送信及び／または受信を行なう第２の機器群を接続した
第２のデジタル情報通信網と、前記第１、第２のデジタ
ル情報通信網を接続し、当該第１、第２のデジタル情報
通信網間のデジタル情報の授受を行なうデジタル情報授
受変換手段と、第１、第２のデジタル情報通信網に接続
され、当該第１、第２のデジタル情報通信網と宅外の通
信手段とを接続する宅外接続手段とを有するものであ
る。
【００１５】本発明の請求項２に記載の発明によれば、
宅外接続手段により宅外の通信手段と接続し、第１、第
２の機器群が外部と情報やサービスの授受を可能とす
る。
宅外接続手段により宅外の通信手段と接続し、第１、第
２の機器群が外部と情報やサービスの授受を可能とす
る。
【００１６】本発明の請求項３に記載の発明は、請求項
１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにおい
て、第１の機器群のデジタル情報の送信及び／または受
信の情報特性が１０4 ｂｐｓ以上であり、第２の機器群
のデジタル情報の送信及び／または受信の情報特性が１
０3 ｂｐｓ未満であり、１０4 ｂｐｓ未満で１０3 ｂｐ
ｓ以上の機器は前記第１、第２の機器群の一方に選択的
に含ませるようにしたものである。
１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにおい
て、第１の機器群のデジタル情報の送信及び／または受
信の情報特性が１０4 ｂｐｓ以上であり、第２の機器群
のデジタル情報の送信及び／または受信の情報特性が１
０3 ｂｐｓ未満であり、１０4 ｂｐｓ未満で１０3 ｂｐ
ｓ以上の機器は前記第１、第２の機器群の一方に選択的
に含ませるようにしたものである。
【００１７】本発明の請求項３に記載の発明によれば、
ほぼ類似した送受信の速度・情報量、あるいはプロトコ
ルの機器をまとめることができ、相互に容易に接続が可
能となる。
ほぼ類似した送受信の速度・情報量、あるいはプロトコ
ルの機器をまとめることができ、相互に容易に接続が可
能となる。
【００１８】本発明の請求項４に記載の発明は、請求項
１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにおい
て、デジタル情報の送信及び／または受信の速度及び／
または容量の情報特性において、第１の機器群の当該平
均速度及び／または平均容量が、第２の機器群の当該平
均速度及び／または平均容量に比して、１０2 倍以上で
あるようにしたものである。
１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにおい
て、デジタル情報の送信及び／または受信の速度及び／
または容量の情報特性において、第１の機器群の当該平
均速度及び／または平均容量が、第２の機器群の当該平
均速度及び／または平均容量に比して、１０2 倍以上で
あるようにしたものである。
【００１９】本発明の請求項４に記載の発明によれば、
ほぼ類似した送受信の速度・情報量、あるいはプロトコ
ルの機器をまとめることができ、相互に容易に接続が可
能となる。
ほぼ類似した送受信の速度・情報量、あるいはプロトコ
ルの機器をまとめることができ、相互に容易に接続が可
能となる。
【００２０】本発明の請求項５に記載の発明は、請求項
１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにおい
て、第１の機器群が、映像情報、音響情報、及び／また
は文字情報を扱う機器であるようにしたものである。
１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにおい
て、第１の機器群が、映像情報、音響情報、及び／また
は文字情報を扱う機器であるようにしたものである。
【００２１】本発明の請求項５に記載の発明によれば、
ほぼ類似した送受信の速度・情報量，あるいはプロトコ
ルの機器をまとめることができ、相互に容易に接続が可
能となる。
ほぼ類似した送受信の速度・情報量，あるいはプロトコ
ルの機器をまとめることができ、相互に容易に接続が可
能となる。
【００２２】本発明の請求項６に記載の発明は、請求項
１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにおい
て、第２の機器群が、当該機器の電源投入を含む自己機
器制御情報であるようにしたものであり、ほぼ類似した
送受信の速度・情報量、あるいはプロトコルの機器をま
とめることができ、相互に容易に接続が可能となる。
１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにおい
て、第２の機器群が、当該機器の電源投入を含む自己機
器制御情報であるようにしたものであり、ほぼ類似した
送受信の速度・情報量、あるいはプロトコルの機器をま
とめることができ、相互に容易に接続が可能となる。
【００２３】本発明の請求項７に記載の発明は、請求項
１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにおい
て、第２の機器群は、宅内電力消費量、宅内ガス消費
量、宅内水道消費量、防犯情報、宅内ガス漏れ情報、及
び／または火災発生情報を検出する検出器を少なくとも
有するようにしたものであり、「宅内生活環境情報」と
して社会インフラの要望に応えることができるものであ
る。
１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにおい
て、第２の機器群は、宅内電力消費量、宅内ガス消費
量、宅内水道消費量、防犯情報、宅内ガス漏れ情報、及
び／または火災発生情報を検出する検出器を少なくとも
有するようにしたものであり、「宅内生活環境情報」と
して社会インフラの要望に応えることができるものであ
る。
【００２４】本発明の請求項８に記載の発明は、請求項
１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにおい
て、デジタル情報授受換変換手段は、少なくとも第１、
第２のデジタル情報通信網及び／または第１、第２の機
器群間のプロトコル及び／または送信及び／または受信
の速度を変換するようにしたものである。
１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにおい
て、デジタル情報授受換変換手段は、少なくとも第１、
第２のデジタル情報通信網及び／または第１、第２の機
器群間のプロトコル及び／または送信及び／または受信
の速度を変換するようにしたものである。
【００２５】本発明の請求項８に記載の発明によれば、
デジタル情報授受変換手段が第１、第２のデジタル情報
通信網を接続するため、「宅内メディア情報」と「宅内
生活環境情報」とを必要に応じて同時に接続・活用でき
るとともに、当該デジタル情報授受変換手段は、第１、
第２のデジタル情報通信網の接続を要しない通常状態で
あ負荷の軽減が図れ、あるいは第１、第２のデジタル情
報通信網と分けていることにより互いのデジタル情報通
信網自体も負荷の軽減を図ることができるという作用を
有する。
デジタル情報授受変換手段が第１、第２のデジタル情報
通信網を接続するため、「宅内メディア情報」と「宅内
生活環境情報」とを必要に応じて同時に接続・活用でき
るとともに、当該デジタル情報授受変換手段は、第１、
第２のデジタル情報通信網の接続を要しない通常状態で
あ負荷の軽減が図れ、あるいは第１、第２のデジタル情
報通信網と分けていることにより互いのデジタル情報通
信網自体も負荷の軽減を図ることができるという作用を
有する。
【００２６】本発明の請求項９に記載の発明は、請求項
１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにおい
て、宅外接続手段は 、電力線、電話線、光ファイバ
ー、及び／または無線アンテナに接続されているように
したものであり、宅外接続手段により宅外の通信手段と
接続し、第１、第２の機器群が外部と情報やサービスの
授受をすることを可能とする。
１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにおい
て、宅外接続手段は 、電力線、電話線、光ファイバ
ー、及び／または無線アンテナに接続されているように
したものであり、宅外接続手段により宅外の通信手段と
接続し、第１、第２の機器群が外部と情報やサービスの
授受をすることを可能とする。
【００２７】本発明の請求項１０に記載の発明は、請求
項１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにお
いて、第１のデジタル情報通信網は、ＩＥＥＥ１３９４
規格、イーサネット、ＩＳＤＮ宅内配線のいずれか１
つ、またはこれらの組み合わせにより形成するようにし
たものである。
項１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにお
いて、第１のデジタル情報通信網は、ＩＥＥＥ１３９４
規格、イーサネット、ＩＳＤＮ宅内配線のいずれか１
つ、またはこれらの組み合わせにより形成するようにし
たものである。
【００２８】本発明の請求項１１に記載の発明は、請求
項１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにお
いて、第２のデジタル情報通信網は、宅内無線、赤外
線、電力線のいずれか１つまたはこれらの組み合わせに
より形成するようにしたものであり、必要最小限に配線
を行なうだけで、後は既設の配線を利用したり、安価に
設備投資するだけで、容易に宅内デジタル情報統合シス
テムを実現できるものである。
項１または２記載の宅内デジタル情報統合システムにお
いて、第２のデジタル情報通信網は、宅内無線、赤外
線、電力線のいずれか１つまたはこれらの組み合わせに
より形成するようにしたものであり、必要最小限に配線
を行なうだけで、後は既設の配線を利用したり、安価に
設備投資するだけで、容易に宅内デジタル情報統合シス
テムを実現できるものである。
【００２９】以下、本発明の実施の形態について、添付
の図面を参照して説明する。
の図面を参照して説明する。
【００３０】（実施の形態１）図１は本発明の実施の形
態１における宅内デジタル情報統合システムの概念的な
構成を示すブロック図である。
態１における宅内デジタル情報統合システムの概念的な
構成を示すブロック図である。
【００３１】図１において、符号１は高速及び／または
大容量のデジタル情報の送信及び／または受信を行なう
後述する宅内メディア情報を扱う第１の機器群を接続し
た第１のデジタル情報通信網としての宅内メディア情報
ネットワークで、具体的にはＩＥＥＥ１３９４規格、イ
ーサネット、ＩＳＤＮ宅内配線のいずれか１つ、または
これらの組み合わせにより形成し、図示はしていないが
必要に応じてコントローラが設けられている。２は宅内
メディア情報を扱う第１の機器群にグループ化される電
話通信系システムで、より具体的には電話機やファクシ
ミリ等であり、宅内メディア情報ネットワーク１に接続
されている。３は宅内メディア情報を扱う第１の機器群
にグループ化されるデジタルＡＶＣ系システムで、より
具体的にはテレビ、デジタルビデオディスク、デジタル
ビデオカメラ、ゲーム機、映像編集機等であり、宅内メ
ディア情報ネットワーク１に接続されている。４は宅内
メディア情報を扱う第１の機器群にグループ化されるパ
ソコン系システムで、より具体的にはパーソナルコンピ
ュータ、プリンター、スキャナー、デジタルカメラ等で
あり、宅内メディア情報ネットワーク１に接続されてい
る。５はその他の宅内メディア情報を扱う第１の機器群
にグループ化されるその他の機器で、より具体的には映
像情報、音響情報、及び／または文字情報を扱う機器で
あり、宅内メディア情報ネットワーク１に接続されてい
る。すなわち、電話通信系システム２、デジタルＡＶＣ
系システム３、パソコン系システム４、その他の機器５
は、映像情報、音響情報、及び／または文字情報を扱う
機器として宅内メディア情報を扱う第１の機器群にグル
ープ化される。
大容量のデジタル情報の送信及び／または受信を行なう
後述する宅内メディア情報を扱う第１の機器群を接続し
た第１のデジタル情報通信網としての宅内メディア情報
ネットワークで、具体的にはＩＥＥＥ１３９４規格、イ
ーサネット、ＩＳＤＮ宅内配線のいずれか１つ、または
これらの組み合わせにより形成し、図示はしていないが
必要に応じてコントローラが設けられている。２は宅内
メディア情報を扱う第１の機器群にグループ化される電
話通信系システムで、より具体的には電話機やファクシ
ミリ等であり、宅内メディア情報ネットワーク１に接続
されている。３は宅内メディア情報を扱う第１の機器群
にグループ化されるデジタルＡＶＣ系システムで、より
具体的にはテレビ、デジタルビデオディスク、デジタル
ビデオカメラ、ゲーム機、映像編集機等であり、宅内メ
ディア情報ネットワーク１に接続されている。４は宅内
メディア情報を扱う第１の機器群にグループ化されるパ
ソコン系システムで、より具体的にはパーソナルコンピ
ュータ、プリンター、スキャナー、デジタルカメラ等で
あり、宅内メディア情報ネットワーク１に接続されてい
る。５はその他の宅内メディア情報を扱う第１の機器群
にグループ化されるその他の機器で、より具体的には映
像情報、音響情報、及び／または文字情報を扱う機器で
あり、宅内メディア情報ネットワーク１に接続されてい
る。すなわち、電話通信系システム２、デジタルＡＶＣ
系システム３、パソコン系システム４、その他の機器５
は、映像情報、音響情報、及び／または文字情報を扱う
機器として宅内メディア情報を扱う第１の機器群にグル
ープ化される。
【００３２】６は低速及び／または小容量のデジタル情
報の送信及び／または受信を行なう後述する宅内生活環
境情報を扱う第２の機器群を接続した第２のデジタル情
報通信網としての宅内生活環境情報ネットワークで、宅
内無線、赤外線、電力線のいずれか１つ、またはこれら
の組み合わせにより形成し、図示はしていないが必要に
応じてコントローラが設けられている。７は宅内生活環
境情報を扱う第２の機器群にグループ化されるエネルギ
ー系検出部で、より具体的には宅内電力消費量、宅内ガ
ス消費量、宅内水道消費量等を検出するセンサー系であ
り、宅内生活環境情報ネットワーク６に接続されてい
る。８は宅内生活環境情報を扱う第２の機器群にグルー
プ化されるセキュリティ系検出部で、より具体的には防
犯情報、宅内ガス漏れ情報、及び／または火災発生情報
等を検出するセンサー系であり、宅内生活環境情報ネッ
トワーク６に接続されている。９は宅内生活環境情報を
扱う第２の機器群にグループ化される健康系検出部で、
より具体的には寝たきり老人の健康状態（体温、心拍、
血圧等）を随時検出するベッド・センサーや痴呆性老人
の所在を検出する人体検出センサー等であり、宅内生活
環境情報ネットワーク６に接続されている。１０は宅内
生活環境情報を扱う第２の機器群にグループ化される制
御機器、あるいはその他の機器で、より具体的には照明
器具、空調機器（エアコン等）、換気システム、あるい
は風呂システム等の単純な電源のＯＮ／ＯＦＦ操作や単
純な制御で単純動作をする機器であり、宅内生活環境情
報ネットワーク６に接続されている。すなわち、エネル
ギー系検出部７、セキュリティ系検出部８、健康系検出
部９、機器制御・その他の機器１０は、当該機器の電源
投入を含む自己機器制御情報や社会インフラを扱う機器
として宅内生活環境情報を扱う第２の機器群にグループ
化される。
報の送信及び／または受信を行なう後述する宅内生活環
境情報を扱う第２の機器群を接続した第２のデジタル情
報通信網としての宅内生活環境情報ネットワークで、宅
内無線、赤外線、電力線のいずれか１つ、またはこれら
の組み合わせにより形成し、図示はしていないが必要に
応じてコントローラが設けられている。７は宅内生活環
境情報を扱う第２の機器群にグループ化されるエネルギ
ー系検出部で、より具体的には宅内電力消費量、宅内ガ
ス消費量、宅内水道消費量等を検出するセンサー系であ
り、宅内生活環境情報ネットワーク６に接続されてい
る。８は宅内生活環境情報を扱う第２の機器群にグルー
プ化されるセキュリティ系検出部で、より具体的には防
犯情報、宅内ガス漏れ情報、及び／または火災発生情報
等を検出するセンサー系であり、宅内生活環境情報ネッ
トワーク６に接続されている。９は宅内生活環境情報を
扱う第２の機器群にグループ化される健康系検出部で、
より具体的には寝たきり老人の健康状態（体温、心拍、
血圧等）を随時検出するベッド・センサーや痴呆性老人
の所在を検出する人体検出センサー等であり、宅内生活
環境情報ネットワーク６に接続されている。１０は宅内
生活環境情報を扱う第２の機器群にグループ化される制
御機器、あるいはその他の機器で、より具体的には照明
器具、空調機器（エアコン等）、換気システム、あるい
は風呂システム等の単純な電源のＯＮ／ＯＦＦ操作や単
純な制御で単純動作をする機器であり、宅内生活環境情
報ネットワーク６に接続されている。すなわち、エネル
ギー系検出部７、セキュリティ系検出部８、健康系検出
部９、機器制御・その他の機器１０は、当該機器の電源
投入を含む自己機器制御情報や社会インフラを扱う機器
として宅内生活環境情報を扱う第２の機器群にグループ
化される。
【００３３】１１は宅内メディア情報ネットワーク１と
宅内生活環境情報ネットワーク６とを接続し、当該宅内
メディア情報ネットワーク１と宅内生活環境情報ネット
ワーク６間のデジタル情報の授受を行なうデジタル情報
授受変換手段（ゲートウェイ）で、少なくとも宅内メデ
ィア情報ネットワーク１と宅内生活環境情報ネットワー
ク６と及び／または第１、第２の機器群間のプロトコル
及び／または送信及び／または受信の速度を変換するも
のである。
宅内生活環境情報ネットワーク６とを接続し、当該宅内
メディア情報ネットワーク１と宅内生活環境情報ネット
ワーク６間のデジタル情報の授受を行なうデジタル情報
授受変換手段（ゲートウェイ）で、少なくとも宅内メデ
ィア情報ネットワーク１と宅内生活環境情報ネットワー
ク６と及び／または第１、第２の機器群間のプロトコル
及び／または送信及び／または受信の速度を変換するも
のである。
【００３４】１２は宅外とのメディア情報を送信及び／
または受信する第１のネットワーク接続手段で、インタ
ーネットモデム、ケーブルモデム、あるいはＳＴＢ等が
あり、宅内メディア情報ネットワーク１に接続されてい
る。１３は宅外との生活環境情報を送信及び／または受
信する第２のネットワーク接続手段で、より具体的には
無線、電波／赤外線等のリモコンや簡易端末、あるいは
スペクトラム拡散方式を用いた電力線のインタフェース
部等であり、宅内生活環境情報ネットワーク６に接続さ
れている。１４は宅外接続手段で、より具体的にはＣ
Ｓ，ＢＳ、デジタル地上波等の各種ディジタル衛星放送
による無線アンテナ、あるいはケーブルテレビ等に代表
される光ファイバー接続、ＩＳＤＮに代表される各種電
話回線接続等の手段である。
または受信する第１のネットワーク接続手段で、インタ
ーネットモデム、ケーブルモデム、あるいはＳＴＢ等が
あり、宅内メディア情報ネットワーク１に接続されてい
る。１３は宅外との生活環境情報を送信及び／または受
信する第２のネットワーク接続手段で、より具体的には
無線、電波／赤外線等のリモコンや簡易端末、あるいは
スペクトラム拡散方式を用いた電力線のインタフェース
部等であり、宅内生活環境情報ネットワーク６に接続さ
れている。１４は宅外接続手段で、より具体的にはＣ
Ｓ，ＢＳ、デジタル地上波等の各種ディジタル衛星放送
による無線アンテナ、あるいはケーブルテレビ等に代表
される光ファイバー接続、ＩＳＤＮに代表される各種電
話回線接続等の手段である。
【００３５】以上のような構成において、以下その動作
を説明する。
を説明する。
【００３６】まず、一般的な状態では、宅内メディア情
報ネットワーク１上では、電話通信系システム２、デジ
タルＡＶＣ系システム３、パソコン系システム４、その
他の機器５が、互いに、映像情報、音響情報、及び／ま
たは文字情報を扱う機器として宅内メディア情報として
の情報送受が行なわれている。この宅内メディア情報ネ
ットワーク１上の宅内メディア情報は、各種機器が高
速、広帯域／大容量であるという同一の情報の特性を有
するために、１つのグループとして宅内メディア情報ネ
ットワーク１上に設けられている。また、各種機器の制
御は複雑ではあるが、映像情報、音響情報、及び／また
は文字情報を扱う機器として括られる特徴を有するた
め、比較的プロトコルは類似しているものがある。
報ネットワーク１上では、電話通信系システム２、デジ
タルＡＶＣ系システム３、パソコン系システム４、その
他の機器５が、互いに、映像情報、音響情報、及び／ま
たは文字情報を扱う機器として宅内メディア情報として
の情報送受が行なわれている。この宅内メディア情報ネ
ットワーク１上の宅内メディア情報は、各種機器が高
速、広帯域／大容量であるという同一の情報の特性を有
するために、１つのグループとして宅内メディア情報ネ
ットワーク１上に設けられている。また、各種機器の制
御は複雑ではあるが、映像情報、音響情報、及び／また
は文字情報を扱う機器として括られる特徴を有するた
め、比較的プロトコルは類似しているものがある。
【００３７】一方、宅内生活環境情報ネットワーク６上
では、エネルギー系検出部７、セキュリティ系検出部
８、健康系検出部９、機器制御・その他の機器１０が、
当該機器の電源投入を含む自己機器制御情報や社会イン
フラを扱う機器として、無線、電波／赤外線等のリモコ
ンや簡易端末、あるいはスペクトラム拡散方式を用いた
電力線を介して接続されている。この宅内生活環境情報
ネットワーク６上の宅内生活環境情報は、各種機器が低
速、狭帯域／小容量であるという同一の特性を有するた
めに、１つのグループとして宅内生活環境情報ネットワ
ーク６上に設けられている。また、宅内生活環境情報を
考えた場合には必ずしも情報の内容に類似はないが、電
源のＯＮ／ＯＦＦへの要望や制御内容や検出値等、比較
的簡単な情報により制御・検出される機器として括られ
る特徴を有する。
では、エネルギー系検出部７、セキュリティ系検出部
８、健康系検出部９、機器制御・その他の機器１０が、
当該機器の電源投入を含む自己機器制御情報や社会イン
フラを扱う機器として、無線、電波／赤外線等のリモコ
ンや簡易端末、あるいはスペクトラム拡散方式を用いた
電力線を介して接続されている。この宅内生活環境情報
ネットワーク６上の宅内生活環境情報は、各種機器が低
速、狭帯域／小容量であるという同一の特性を有するた
めに、１つのグループとして宅内生活環境情報ネットワ
ーク６上に設けられている。また、宅内生活環境情報を
考えた場合には必ずしも情報の内容に類似はないが、電
源のＯＮ／ＯＦＦへの要望や制御内容や検出値等、比較
的簡単な情報により制御・検出される機器として括られ
る特徴を有する。
【００３８】このようなネットワーク形成の状態におい
て、例えば宅内にいる人がパソコン系システム４の内の
ディスプレーから、エネルギー系検出部７による電力消
費量や、セキュリティ検出部８による防犯情報、あるい
は健康系検出部９による老人の健康状態を知りたい場合
は、スペクトラム拡散方式を用いた既存の電力線による
宅内生活環境情報ネットワーク６、デジタル情報授受変
換手段１１を介して簡単な操作によりパソコン系システ
ム４の内のテレビに表示することができる。このような
操作は、デジタル情報ＡＶＣ系システム３内の例えばテ
レビからも可能であることは言うまでもない。デジタル
情報授受変換手段１１は、この際のみに動作を開始して
双方のネットワーク１、６を接続しても良いし、頻繁に
生じるのであれば常時動作しても良い。どちらにも上述
した如く各グループの括り特性から、宅内メディア情報
ネットワーク１上同士の機器接続、及び宅内生活環境情
報ネットワーク６上同士の機器接続回数の方が、当該双
方のネットワーク１、６を接続する回数よりも多いの
で、デジタル情報授受変換手段１１の負荷は少なくて済
む。
て、例えば宅内にいる人がパソコン系システム４の内の
ディスプレーから、エネルギー系検出部７による電力消
費量や、セキュリティ検出部８による防犯情報、あるい
は健康系検出部９による老人の健康状態を知りたい場合
は、スペクトラム拡散方式を用いた既存の電力線による
宅内生活環境情報ネットワーク６、デジタル情報授受変
換手段１１を介して簡単な操作によりパソコン系システ
ム４の内のテレビに表示することができる。このような
操作は、デジタル情報ＡＶＣ系システム３内の例えばテ
レビからも可能であることは言うまでもない。デジタル
情報授受変換手段１１は、この際のみに動作を開始して
双方のネットワーク１、６を接続しても良いし、頻繁に
生じるのであれば常時動作しても良い。どちらにも上述
した如く各グループの括り特性から、宅内メディア情報
ネットワーク１上同士の機器接続、及び宅内生活環境情
報ネットワーク６上同士の機器接続回数の方が、当該双
方のネットワーク１、６を接続する回数よりも多いの
で、デジタル情報授受変換手段１１の負荷は少なくて済
む。
【００３９】あるいは宅外にいる人が自宅内の各種機器
の操作や各種情報を得たい場合は、例えば外部の電話や
インターネットによる外部のパソコンにより、宅外接続
手段１４、及び第１のネットワーク接続手段１２あるい
は第２のネットワーク接続手段１３、各ネットワーク
１、６を介して各種第１、第２の機器にアクセス可能で
ある。
の操作や各種情報を得たい場合は、例えば外部の電話や
インターネットによる外部のパソコンにより、宅外接続
手段１４、及び第１のネットワーク接続手段１２あるい
は第２のネットワーク接続手段１３、各ネットワーク
１、６を介して各種第１、第２の機器にアクセス可能で
ある。
【００４０】また、社会インフラの一貫として、電力、
ガス、水道の仕様料を、例えば外部からの電話回線よ
り、宅外接続手段１４、第２のネットワーク接続手段１
３、宅内生活環境情報ネットワーク６を介し、電力会
社、ガス会社、水道局は検針できる。
ガス、水道の仕様料を、例えば外部からの電話回線よ
り、宅外接続手段１４、第２のネットワーク接続手段１
３、宅内生活環境情報ネットワーク６を介し、電力会
社、ガス会社、水道局は検針できる。
【００４１】以上のように、高速及び／または大容量の
デジタル情報の送信及び／または受信を行なう第１の機
器群２〜４を接続した宅内メディア情報ネットワーク１
と、低速及び／または小容量のデジタル情報の送信及び
／または受信を行なう第２の機器群７〜１０を接続した
宅内生活環境情報ネットワーク６と、接続する機器の特
性に応じて別けてネットワーク構築することで、必要に
応じてデジタル情報授受変換手段１１が第１、第２のネ
ットワークであるメディア情報ネットワーク１と生活環
境情報ネットワーク６とを接続するため、「宅内メディ
ア情報」と「宅内生活環境情報」とを同時に接続・活用
できるとともに、宅内生活環境情報ネットワーク６は既
存の電力線、あるいは安価且つ精度がさほど要求されな
い後付けの無線機器（４００ＭＨｚ程度）等でも実現で
きるため、宅内デジタル情報統合システム全体を考えた
場合、宅内デジタル情報統合システムが非常に安価に構
築できる。なお、宅内生活環境情報ネットワーク６はこ
れ以外に、安価なペア線や同軸線を用いても良い。
デジタル情報の送信及び／または受信を行なう第１の機
器群２〜４を接続した宅内メディア情報ネットワーク１
と、低速及び／または小容量のデジタル情報の送信及び
／または受信を行なう第２の機器群７〜１０を接続した
宅内生活環境情報ネットワーク６と、接続する機器の特
性に応じて別けてネットワーク構築することで、必要に
応じてデジタル情報授受変換手段１１が第１、第２のネ
ットワークであるメディア情報ネットワーク１と生活環
境情報ネットワーク６とを接続するため、「宅内メディ
ア情報」と「宅内生活環境情報」とを同時に接続・活用
できるとともに、宅内生活環境情報ネットワーク６は既
存の電力線、あるいは安価且つ精度がさほど要求されな
い後付けの無線機器（４００ＭＨｚ程度）等でも実現で
きるため、宅内デジタル情報統合システム全体を考えた
場合、宅内デジタル情報統合システムが非常に安価に構
築できる。なお、宅内生活環境情報ネットワーク６はこ
れ以外に、安価なペア線や同軸線を用いても良い。
【００４２】また、宅外接続手段１４により宅外の通信
手段とを接続し、第１、第２の機器群が外部と情報やサ
ービスの授受を可能とする。
手段とを接続し、第１、第２の機器群が外部と情報やサ
ービスの授受を可能とする。
【００４３】また、第１、第２のネットワーク１、６で
は、ほぼ類似した送受信の速度・情報量、或いはプロト
コル・性能の機器をまとめることができ、相互に容易な
接続が可能となる。
は、ほぼ類似した送受信の速度・情報量、或いはプロト
コル・性能の機器をまとめることができ、相互に容易な
接続が可能となる。
【００４４】次に宅内メディア情報ネットワーク１と宅
内生活環境情報ネットワーク６とに接続する本実施の形
態１の機器の特性について議論する。当該機器の特性を
示す送受信速度（送受信容量）を（表１）に示す。 表 １
内生活環境情報ネットワーク６とに接続する本実施の形
態１の機器の特性について議論する。当該機器の特性を
示す送受信速度（送受信容量）を（表１）に示す。 表 １
【表１】
【００４５】上記（表１）からも明確なように、宅内メ
ディア情報ネットワーク１上に設置すべき適切な機器の
情報特性は１０4 ｂｐｓ以上であり、宅内生活環境情報
ネットワーク６上に設置すべき適切な機器の情報特性は
１０3 ｂｐｓ未満であると言える。よって、１０4 ｂｐ
ｓ未満で１０3 ｂｐｓ以上の機器は宅内メディア情報ネ
ットワーク１上、または宅内生活環境情報ネットワーク
６上の一方に選択的に含ませれば良い。
ディア情報ネットワーク１上に設置すべき適切な機器の
情報特性は１０4 ｂｐｓ以上であり、宅内生活環境情報
ネットワーク６上に設置すべき適切な機器の情報特性は
１０3 ｂｐｓ未満であると言える。よって、１０4 ｂｐ
ｓ未満で１０3 ｂｐｓ以上の機器は宅内メディア情報ネ
ットワーク１上、または宅内生活環境情報ネットワーク
６上の一方に選択的に含ませれば良い。
【００４６】また、上記（表１）からも明確で、且つ実
際に本発明の実施の形態のネットワークを構築したとこ
ろ、情報の送信及び／または受信の速度及び／または容
量の情報特性においては、宅内メディア情報ネットワー
ク１上の機器群の当該平均速度及び／または平均容量
が、宅内生活環境情報ネットワーク６上の機器群の当該
平均速度及び／または平均容量に比して１０2 倍以上で
あれば良いことが判明した。
際に本発明の実施の形態のネットワークを構築したとこ
ろ、情報の送信及び／または受信の速度及び／または容
量の情報特性においては、宅内メディア情報ネットワー
ク１上の機器群の当該平均速度及び／または平均容量
が、宅内生活環境情報ネットワーク６上の機器群の当該
平均速度及び／または平均容量に比して１０2 倍以上で
あれば良いことが判明した。
【００４７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高速及び／または大容量のデジタル情報の送信及び／ま
たは受信を行なう第１の機器群を接続した第１のデジタ
ル情報通信網と、低速及び／または小容量のデジタル情
報の送信及び／または受信を行なう第２の機器群を接続
した第２のデジタル情報通信網と、前記第１、第２のデ
ジタル情報通信網を接続し、当該第１、第２のデジタル
情報通信網間のデジタル情報の授受を行なうデジタル情
報授受変換手段とを少なくとも設けることにより、必要
に応じてデジタル情報授受変換手段が第１、第２のデジ
タル情報通信網を接続するため、「宅内メディア情報」
と「宅内生活環境情報」とを同時に双方向で接続・活用
できる。より具体的には、第１の機器群のパーソナルコ
ンピュータや電話から第２の機器群の電化製品である照
明の電源の制御等ができるとともに、第２のデジタル情
報通信網は既存の電力線、あるいは安価且つ精度がさほ
ど要求されない後付けの無線機器等で実現できる。この
ため、宅内デジタル情報統合システム全体を考えた場
合、非常に安価にシステム構築ができるものである。
高速及び／または大容量のデジタル情報の送信及び／ま
たは受信を行なう第１の機器群を接続した第１のデジタ
ル情報通信網と、低速及び／または小容量のデジタル情
報の送信及び／または受信を行なう第２の機器群を接続
した第２のデジタル情報通信網と、前記第１、第２のデ
ジタル情報通信網を接続し、当該第１、第２のデジタル
情報通信網間のデジタル情報の授受を行なうデジタル情
報授受変換手段とを少なくとも設けることにより、必要
に応じてデジタル情報授受変換手段が第１、第２のデジ
タル情報通信網を接続するため、「宅内メディア情報」
と「宅内生活環境情報」とを同時に双方向で接続・活用
できる。より具体的には、第１の機器群のパーソナルコ
ンピュータや電話から第２の機器群の電化製品である照
明の電源の制御等ができるとともに、第２のデジタル情
報通信網は既存の電力線、あるいは安価且つ精度がさほ
ど要求されない後付けの無線機器等で実現できる。この
ため、宅内デジタル情報統合システム全体を考えた場
合、非常に安価にシステム構築ができるものである。
【図１】 本発明の実施の形態１における宅内デジタル
情報統合システムの概念的な構成を示すブロック図
情報統合システムの概念的な構成を示すブロック図
１ 宅内メディア情報ネットワーク ２ 電話通信系システム ３ デジタルＡＶＣ系システム ４ パソコン系システム ５ その他の機器 ６ 宅内生活環境情報ネットワーク ７ エネルギー系検出部 ８ セキュリティ検出部 ９ 健康系検出部 １０ 機器制御・その他の機器 １１ デジタル情報授受変換手段 １２ 第１のネットワーク接続手段 １３ 第２のネットワーク接続手段 １４ 宅外接続手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫛 木 好 明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 伊 藤 信 久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 浅 部 勉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山 本 暎 正 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小 林 正 明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (11)
- 【請求項１】 高速及び／または大容量のデジタル情報
の送信及び／または受信を行なう第１の機器群を接続し
た第１のデジタル情報通信網と、低速及び／または小容
量のデジタル情報の送信及び／または受信を行なう第２
の機器群を接続した第２のデジタル情報通信網と、前記
第１、第２のデジタル情報通信網を接続し、当該第１、
第２のデジタル情報通信網間のデジタル情報の授受を行
なうデジタル情報授受変換手段とを有する宅内デジタル
情報統合システム。 - 【請求項２】 高速及び／または大容量のデジタル情報
の送信及び／または受信を行なう第１の機器群を接続し
た第１のデジタル情報通信網と、低速及び／または小容
量のデジタル情報の送信及び／または受信を行なう第２
の機器群を接続した第２のデジタル情報通信網と、前記
第１、第２のデジタル情報通信網を接続し、当該第１、
第２のデジタル情報通信網間のデジタル情報の授受を行
なうデジタル情報授受変換手段と、第１、第２のデジタ
ル情報通信網に接続され、当該第１、第２のデジタル情
報通信網と宅外の通信手段とを接続する宅外接続手段と
を有する宅内デジタル情報統合システム。 - 【請求項３】 第１の機器群のデジタル情報の送信及び
／または受信の情報特性が１０4 ｂｐｓ以上であり、第
２の機器群のデジタル情報の送信及び／または受信の情
報特性が１０3 ｂｐｓ未満であり、１０4 ｂｐｓ未満で
１０3 ｂｐｓ以上の機器は前記第１、第２の機器群の一
方に選択的に含ませることを特徴とする請求項１または
２記載の宅内デジタル情報統合システム。 - 【請求項４】 デジタル情報の送信及び／または受信の
速度及び／または容量の情報特性において、第１の機器
群の当該平均速度及び／または平均容量が、第２の機器
群の当該平均速度及び／または平均容量に比して、１０
2 倍以上であることを特徴とする請求項１または２記載
の宅内デジタル情報統合システム。 - 【請求項５】 第１の機器群が、映像情報、音響情報、
及び／または文字情報を扱う機器であることを特徴とす
る請求項１または２記載の宅内デジタル情報統合システ
ム。 - 【請求項６】 第２の機器群が、当該機器の電源投入を
含む自己機器制御情報であることを特徴とする請求項１
または２記載の宅内デジタル情報統合システム。 - 【請求項７】 第２の機器群は、宅内電力消費量、宅内
ガス消費量、宅内水道消費量、防犯情報、宅内ガス漏れ
情報、及び／または火災発生情報を検出する検出器を少
なくとも有することを特徴とする請求項１または２記載
の宅内デジタル情報統合システム。 - 【請求項８】 デジタル情報授受変換手段は、少なくと
も第１、第２のデジタル情報通信網及び／または第１、
第２の機器群間のプロトコル及び／または送信及び／ま
たは受信の速度を変換することを特徴とする請求項１ま
たは２記載の宅内デジタル情報統合システム。 - 【請求項９】 宅外接続手段は 、電力線、電話線、光
ファイバー、及び／または無線アンテナに接続されてい
ることを特徴とする請求項１または２記載の宅内デジタ
ル情報統合システム。 - 【請求項１０】 第１のデジタル情報通信網は、ＩＥＥ
Ｅ１３９４規格、イーサネット、ＩＳＤＮ宅内配線のい
ずれか１つ、またはこれらの組み合わせにより形成する
ことを特徴とする請求項１または２記載の宅内デジタル
情報統合システム。 - 【請求項１１】 第２のデジタル情報通信網は、宅内無
線、赤外線、電力線のいずれか１つまたはこれらの組み
合わせにより形成することを特徴とする請求項１または
２記載の宅内デジタル情報統合システム。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8299767A JPH10126435A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 宅内デジタル情報統合システム |
| US08/956,586 US6661798B2 (en) | 1996-10-23 | 1997-10-23 | Digital home information integrating system |
| US10/137,359 US7006507B2 (en) | 1996-10-23 | 2002-05-03 | Digital home information integrating system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8299767A JPH10126435A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 宅内デジタル情報統合システム |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002034231A Division JP2002359632A (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | 宅内デジタル情報統合システム及びデジタル情報授受変換装置 |
| JP2002034230A Division JP2002344480A (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | デジタル情報授受変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10126435A true JPH10126435A (ja) | 1998-05-15 |
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