JPH1012516A - 投影露光方法とそれに用いる投影露光装置 - Google Patents

投影露光方法とそれに用いる投影露光装置

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JPH1012516A
JPH1012516A JP8159823A JP15982396A JPH1012516A JP H1012516 A JPH1012516 A JP H1012516A JP 8159823 A JP8159823 A JP 8159823A JP 15982396 A JP15982396 A JP 15982396A JP H1012516 A JPH1012516 A JP H1012516A
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exposure
intensity
projection
light
substrate
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JP8159823A
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Harunobu Hirano
晴信 平野
Tatsuhiko Mori
竜彦 毛利
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光用光源1の光強度の低下による露光
量の低下、特にベストフォーカス近傍での解像度低下を
より確実になくす。 【解決手段】 基体9上に照射される露光光線の強度乃
至強度分布を検出し、検出結果に応じてその強度乃至強
度分布が予め設定した許容範囲になるように露光用光線
の強度調整を、光源駆動手段28、29により光源1を
駆動することにより行うようにする。これは定期的に行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投影露光方法、特
に、被露光パターンを、基板上に塗布した感光材に投影
して露光する投影露光方法、例えば連続多重露光方法
と、投影露光方法の実施に用いる投影露光装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造にフォトリソグラフィ
技術は不可欠であり、フォトリソグラフィには半導体ウ
ェハの表面に全面的に塗布したレジスト膜に対してガラ
ス基板上に形成したマスクパターン越しに露光用光線を
縮小投影光学系を介して照射することによりそのパター
ンをレジスト膜上に投影し、露光することが必要な場合
が多い。図5(A)、(B)はそのような露光装置の従
来例の一つを示すもので、(A)は全体の概略構成を示
す概略構成図、(B)はステージを駆動する部分の構成
図である。
【0003】図面において、1は露光用光源を成す超高
圧水銀灯、2はその背後に設けられた楕円状リフレクタ
で、従来の露光装置においてはその向きを変えることが
できなかった。3はシャッタ、4はフライアイレンズ、
5はレチクルブラインド、6は露光すべきパターンが形
成されたレチクル、7は該パターンを半導体ウェハ
(9)上のレジスト膜(10)に縮小投影する縮小投影
レンズ、8は半導体ウェハ9を載置するステージ、10
は載置された半導体ウェハ9上に全面的に塗布されたレ
ジスト膜である。
【0004】11は上記ステージ8を上下方向(Z軸方
向)に駆動するためのZ軸駆動モータである。尚、図5
(A)においてはステージ8をZ軸方向に駆動する構成
が明確には示されていないが、図5(B)においてはそ
れが明確に示されている。12はジョイント、13はL
Mガイド、14はターンテーブル回転用駆動モータであ
り、Z軸駆動モータ11の回転によりこれら全体が上下
方向に、即ちZ軸方向に移動する。Z軸駆動モータ11
はステージ中継基板15により制御される。尚、従来に
おいて該モータ11の回転速度は一定であった。
【0005】16はオートフォーカス系で、遮光スリッ
ト17、それを通過した光を反射により向きを変えて半
導体ウェハ9上に斜めの向きで照射する反射板18、そ
の光の半導体ウェハ9上での反射光を反射する反射板1
9、20、21、反射板21で反射された光を自己の移
動により移動させるハービング22、該ハービング22
を移動させるハービングモータ23、ハービング22を
通過した光を通す受光スリット24及び該受光スリット
24を通過した光を受光するオートフォーカス用センサ
25からなる。そして、該オートフォーカス系16はス
テージ9の高さにより半導体ウェハ9上において反射し
た光の向きが変化して光が上記受光スリット24から逸
れそうになってもハービング22の移動により移動する
ことにより常に受光スリット24を通りセンサ25の受
光量が一定になるように動作し、ハービング22の位置
から(モータ23の駆動量から)ステージ8の高さを検
出することができる。26はオートフォーカス用中継基
板である。27はステージ8に設けられたセンサで、ス
テージ8上に照射された露光用光線の強度(照度)を検
出する役割を果たす。
【0006】そして、露光方法として、多重焦点露光法
がある。多重焦点露光は、図5に示すように、焦点を複
数点(一般に2点)で変えて露光を行うものである。具
体的には、ベストフォーカスから適宜一方の側にずれた
ところbにフォーカスするデフォーカスでの露光と、ベ
ストフォーカスから適宜他方の側(上記一方の側と反対
側)にずれたところaにフォーカスするデフォーカスで
の露光とを行うのである。このようにすると、ベストフ
ォーカスでの露光のみを行う場合に比較してレジスト膜
10の厚み方向における露光量分布をより均一化するこ
とができ、延いては良好な露光ができるのである。ま
た、多重焦点露光法には、段差部におけるレジストのパ
ターニングを可能にするという利点もある。
【0007】そして、多重焦点露光方法には焦点の変化
途中でも露光し続ける方法がある。これを便宜上本願明
細書において連続多重露光と称することとする。図6
(A)、(B)に示すのはその方法による従来の場合を
示している。そして、露光時間は、水銀灯1からなる光
源の光の強度が強いときと、弱いときとで変え、光の強
度が弱くなるほど長くされる。露光光線の強度を露光時
間で積分した値である露光量が略一定になるようにする
ためである。というのは、超高圧水銀灯1等、露光に用
いられる光源は一般に使用開始当時は強い光を出すが、
使用を続けるに従ってその光は弱くなる。例えば当初7
50mW程度あったランプパワーが露光の繰返しにより
例えば550mW程度に低下してしまうということが実
際に起こり、ランプパワーの変化に関係なく露光時間を
一定にすると露光量は大きくばらついてしまうことにな
る。そこで、露光時間を露光光線の強さによって変える
のである。そして、露光光線の強さの検出は上記センサ
27により行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
技術によれば、露光量(露光光線の強度を露光時間で積
分した値)を完全に一定にすることはできなかった。と
いうのは、上記従来の技術によれば、確かに、露光時間
を露光光線の強度の低下に応じて長くするが、しかし、
デフォーカス点bからデフォーカス点aへフォーカスを
変化させる速度は従来一定にされており、従って、その
変化に要する時間は一定であった。そのため、ベストフ
ォーカス点近傍で露光する光エネルギーの変化により焦
点深度特性が変化し、ランプパワーの変動により解像
度、特にベストフォーカス近辺での改造特性が低下する
という問題があった。
【0009】図7(A)、(B)はその問題を示すフォ
ーカスオフセット・線幅関係図で、(A)は0.60μ
mのコンタクトホールを形成する場合のおいてのフォー
カスオフセットと線幅(コンタクトホールの径)との関
係を、ランプパワーが746mWの場合と、556mW
の場合について示しており、露光光線はg線(波長λ=
432nm)であり、NA=0.60である。(B)は
0.38μmのコンタクトホールを形成する場合におい
てのフォーカスオフセットと線幅(コンタクトホールの
径)との関係を、ランプパワーが811mWの場合と、
512mWの場合について示しており、露光光線はi線
(波長λ=365nm)であり、NA=0.63であ
る。図7から明らかなように、特に(A)のケースでは
ランプパワーの低下(556mW)によるベストフォー
カス近辺での解像度低下が顕著である。また、(B)に
示すケースでは解像度低下は(B)に示すケースほど顕
著ではないが、その傾向は現れている。
【0010】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、露光用光源の光強度の低下による露
光量(露光光線の強度を露光時間で積分した値)の変動
をより完全になくし、更には、露光中に投影光学系によ
る焦点位置複数点間で変化させて露光を行いその変化時
にも露光し続ける連続多重露光における露光用光源の光
強度の低下による露光量の低下、特にベストフォーカス
近傍での解像度低下をより確実になくすことを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の投影露光方法
は、基体上に照射される露光光線の強度乃至強度分布を
検出し、検出結果に応じてその強度乃至強度分布が予め
設定した許容範囲になるように露光用光線の強度調整を
定期的(一定時間経過毎の場合も所定処理量処理毎の場
合もある。)に行うことを特徴とする。
【0012】従って、請求項1の投影露光方法によれ
ば、光源の光の強度低下に応じて露光用光線の強度調整
を定期的に行うので、基体に照射される露光光線の強度
乃至強度分布を所定の許容範囲に保つことができ、露光
用光源のパワーの低下により生じていた諸問題を有効に
解決することができる。
【0013】請求項3の投影露光装置は、請求項1又は
2記載の投影露光方法の実施に用いる投影露光装置にお
いて、露光用光源の位置及び/又は光源の背後に設けら
れたリフレクタの向きを可変にされて上記基体上におけ
る露光用光線の強度を変化させることができるようにさ
れてなることを特徴とする。
【0014】従って、請求項3の投影露光装置によれ
ば、光源のパワーの低下に伴って光源の位置あるいはリ
フレクタの向きを変えることによりパワーの低下にも拘
らず基体上における光線の強度を略一定にすることが可
能になる。依って、露光用光源のパワーの低下により生
じていた諸問題を有効に解決することができる。
【0015】請求項4の投影露光方法は、連続多重露光
である投影露光方法において、基体上に照射される露光
光線の強度を検出し、その検出強度の低下の度合いに応
じて露光時間を長くすると共に、上記焦点位置の変化速
度をも低下させることを特徴とする。
【0016】従って、請求項4の投影露光方法によれ
ば、基体上に照射される露光用光線の強度低下に伴って
複数焦点での各露光の時間のみならず、焦点の変化する
時間をも長くするようにしたので、光源の光強度低下に
よる露光量(露光光線の強さを露光時間で積分した量)
の低下をより完璧に防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示実施の形態に
従って詳細に説明する。
【0018】図1(A)、(B)は本発明投影露光装置
の第1の実施の形態を示すもので、(A)は全体の概略
構成を示す概略構成図、(B)はステージを駆動する部
分の構成図である。
【0019】図面において、1は露光用光源を成す超高
圧水銀灯で、モータ28によりその位置を光軸方向に移
動することができ、更には光軸と直角の面に沿って前後
左右(X方向、Y方向)に変化させることができる。2
9はその駆動機構であり、歯車、てこの原理を利用して
いる。2はその背後に設けられた楕円状リフレクタで、
モータ30によりその向きを変えることができるように
してもよい。31はその場合に用いる駆動機構である。
このように水銀灯1の位置を変える(あるいはリフレク
タ2の向きを変える)ようにするのは水銀灯1のパワー
が低下してもそれに応じて水銀灯1の位置を変える(あ
るいはリフレクタ2の向きを変える)ことにより後述す
るステージ8上における露光用光線の強度を一定に保つ
ことができるようにするためである。
【0020】具体的には、新しい超高圧水銀灯1を使用
を開始するときは、水銀灯1(発光源の中心)をリフレ
クタ2の焦点から光軸方向に沿って適宜ずらしておく
(あるいは、リフレクタ2の向きをその軸が光路の向き
と適宜ずれるようにしておく)。そして、その状態で後
述するステージ(8)上での露光用光線の強度が所定の
規格内に納まるように調整する。そして、水銀灯1の強
度が低下し、それに伴ってステージ(8)上における露
光用光線の強度が低下し、規格から外れると、水銀灯1
の位置をリフレクタ2の焦点に近づける。すると、それ
によりステージ(8)上における露光用光線の強度が強
くなる。なぜならば、リフレクタ2により水銀灯1の光
を光路側へ反射する効果が水銀灯1の位置をリフレクタ
2の焦点に近づける程(あるいは、リフレクタの向きを
光路の向きに近づける程)高まるからである。そして、
ステージ(8)上における露光用光線の強度が規格内に
納まるようにする。
【0021】このようなことを繰り返すことにより常に
ステージ(8)上における露光用光線の強度が規格内に
納まるようにすることが可能である。そして、水銀灯1
をリフレクタ2の焦点に位置させ(あるいはリフレクタ
2の向きを光路の向きに合致させ)ても露光用光線の強
度が規格から外れるという状態になるまで水銀灯1のパ
ワーが低下したとき、交換すると良い。尚、この動作に
ついては後で詳述する。尚、水銀灯1をX、Y方向にも
移動できるようにするのは、ステージ(8)上における
露光用光線による照度ムラを是正できるようにするため
である。
【0022】3はシャッタ、4はフライアイレンズ、5
はレチクルブラインド、6は露光すべきパターンが形成
されたレチクル、7は該パターンを半導体ウェハ(9)
上のレジスト膜(10)に縮小投影する縮小投影レン
ズ、8は半導体ウェハ9を載置するステージ、10は載
置された半導体ウェハ9上に全面的に塗布されたレジス
ト膜である。
【0023】11は上記ステージ8を上下方向(Z軸方
向)に駆動するためのZ軸駆動モータである。尚、図1
(A)においてはステージ8をZ軸方向に駆動する構成
が明確には示されていないが、図1(B)においてはそ
れが明確に示されている。12はジョイント、13はL
Mガイド、14はターンテーブル回転用駆動モータであ
り、Z軸駆動モータ11の回転によりこれら全体が上下
方向に、即ちZ軸方向に移動する。Z軸駆動モータ11
はステージ中継基板15により制御される。
【0024】16はオートフォーカス系で、遮光スリッ
ト17、それを通過した光を反射により向きを変えて半
導体ウェハ9上に斜めの向きで照射する反射板18、そ
の光の半導体ウェハ9上での反射光を反射する反射板1
9、20、21、反射板21で反射された光を自己の移
動により移動させるハービング22、該ハービング22
を移動させるハービングモータ23、ハービング22を
通過した光を通す受光スリット24及び該受光スリット
24を通過した光を受光するオートフォーカス用センサ
25からなる。そして、該オートフォーカス系16はス
テージ9の高さにより半導体ウェハ9上において反射し
た光の向きが変化して光が上記受光スリット24から逸
れそうになってもハービング22の移動により移動する
ことにより常に受光スリット24を通りセンサ25の受
光量が一定になるように動作し、ハービング22の位置
から(モータ23の駆動量から)ステージ8の高さを検
出することができる。26はオートフォーカス用中継基
板である。27はステージ8に設けられたセンサで、ス
テージ8上に照射された露光用光線の強度を検出する役
割を果たす。
【0025】図2は図1に示す投影露光装置における水
銀灯1の位置制御動作(本発明投影露光方法の第1の実
施の形態)を説明するフローチャートである。
【0026】(イ)先ず、水銀灯1のパワーを測定する
時間間隔などについて設定が為されているか否かを、Y
es(以後単に「Y」で表す。)という判定結果が得ら
れるまで繰り返す。尚、No(以後単に「N」で表
す。)という判定結果が得られたときは水銀灯1を測定
する時間間隔の設定を促す表示、警告を発生するように
しても良い。また、破線で示すように、設定が為されて
いないときは予め決めた値が設定(初期設定)されたこ
とにしてしまうようにしても良い。尚、かかる時間間隔
は、例えば、数時間毎とか十数時間毎とか数十時間毎と
いうように、水銀灯1のランプパワーの変動の速さ等を
考慮して設定すれば良い。
【0027】また、時間間隔ではなく、処理半導体ウェ
ハの枚数によりパワー測定をすべき時点を規定するよう
にしても良い。例えば、ウェハを1ロット、あるいは所
定数ロット露光処理する毎にパワー測定を行うようにす
るというようにである。本願明細書において、「定期
的」にはその双方が含まれるものとする。
【0028】(ロ)次に、ステップ(イ)の判定結果が
Yの時は、その設定されている時間間隔を読み出す。
尚、ステップ(イ)の判定結果がNの時には自動的に予
め決めた時間間隔が設定されたことにする場合には、ス
テップ(ロ′)によりその設定を行う。
【0029】(ハ)次に、ステップ(ロ)あるいは
(ロ′)が終わると、現在の時刻と、前回行ったランプ
パワーの測定の時刻との差と、上記設定時間間隔との比
較結果からランプパワーの測定をすべきであるか否かの
判定をする。そして、その判定結果がYの時は本プログ
ラムを終了し、例えば露光を実行するためのプログラム
に移る。
【0030】(二)次に、ステップ(ハ)の判定結果が
Yのときは、ランプパワーの測定を実行する。
【0031】(ホ)次に、ステップ(二)での測定結果
が予め設定された規格内であるか否かを判定する。そし
て、その判定結果がYの時は本プログラムを終了し、例
えば露光を実行するためのプログラムに移る。
【0032】(ヘ)次に、ステップ(ホ)の判定結果が
Nのときは、ステップ(二)において測定をした結果か
ら、規格に合致するようにするために必要な水銀灯1の
光軸方向における位置の移動すべき量を計算する。尚、
予め測定結果とそれに対する水銀灯1の光軸方向におけ
る位置の移動すべき量との関係を予め測定しておいてテ
ーブル(表)をつくって記憶しておき、そのテーブルか
ら移動すべき量を求めるようにしても良い。破線で示す
(ヘ′)はそのテーブルから移動すべき量を読み出すス
テップを示す。
【0033】(ト)次に、ステップ(ヘ)又は(ヘ′)
が終了すると、移動すべき量分水銀灯1を光軸方向に移
動する。
【0034】(チ)次に、ステージ8上における露光用
光線の強度(照度)ムラを測定する。例えば5点あるい
はそれ以上の測定点を設定しておき、各測定点での露光
用光線の強度を測定する。
【0035】(リ)次に、上記ステップ(チ)の測定に
より得られたムラが規格内に納まっているか否かを判定
する。その判定結果がYであれば、本プログラムを終了
し、例えば露光を実行するためのプログラムに移る。
【0036】(ヌ)次に、本プログラムがスタートして
からステップ(リ)の判定結果としてNが何回出たかを
カウントする。
【0037】(ル)次に、そのカウント数が所定数以上
か否かを判断する。これは、何回ムラの修正を繰り返し
てもムラが規格内に納まらないときは、ムラの修正が不
可能な状態であり、その原因を除去しない限り、何度も
ムラ測定、ムラの修正のプログラムが繰り返され、それ
から脱出することができなくなることから、脱出をする
ために行われる。
【0038】(ヲ)そのステップ(ル)の判定結果がY
の場合には、上記強度(照度)ムラを規格内に納めるた
めに必要な水銀灯1の移動量(光軸に対する垂直な面上
におけるX、Y方向の移動量)を算出する。尚、予め測
定結果とそれに対する水銀灯1の光軸と直角方向におけ
る位置移動すべき量との関係を予め測定しておいてテー
ブル(表)をつくって記憶しておき、そのテーブルから
移動すべき量を求めるようにしても良い。破線で示す
(ヲ′)はそのテーブルから移動すべき量を読み出すス
テップを示す。
【0039】(ワ)水銀灯1の移動をステップ(ヲ)又
は(ヲ′)により求めた移動すべき量通りに実行する。
そして、その実行後、ステップ(チ)に戻る。
【0040】(カ)上記ステップ(ル)においてNとい
う判定結果が得られたときはアラーム(警告)を発生
し、その後、本プログラムを終了する。
【0041】本方法によれば、ランプパワーをチェック
すべきときには自動的にランプパワーの測定が行われ、
ランプパワーの低下によりその測定結果が規格から外れ
た場合には、先ず、外れた度合いに応じて水銀灯1の光
軸方向における位置を規格内に納まるようにするために
必要な移動量を求め、その求めた移動量分水銀灯1を光
軸方向に移動する。その上で、照度ムラを測定し、照度
ムラが規格を越えて大きいときはそれに応じて照度ムラ
を規格内に納まるようにするために必要な水銀灯1のそ
の光軸と直角方向への移動量を求め、その求めたとおり
に移動を実行し、その実行後再度照度ムラを測定し、そ
の後、規格内に納まっているか否かを確認し、納まって
いることが確認できた場合には本プログラムを終了す
る。そして、所定回数照度ムラの測定、修正を繰り返し
てもムラを規格内に納めることができなかったときは、
アラームを発生してその繰り返しを停止させることがで
きる。
【0042】依って、ランプパワーが低下してもそれに
応じて水銀灯1の光軸方向における位置を移動すること
により露光用光線の強度を規格内に納め続けることが出
きる。
【0043】尚、上記実施の形態においては、ランプパ
ワーの低下に基づいて水銀灯1を光軸方向に移動するこ
とによりステージ8上における露光用光線の強度の調整
を行っていたが、しかし、リフレクタ2の向きの調整に
よりそれを行うようにしても良いし、水銀灯1の光軸方
向への移動とリフレクタ2の向きの変化の両方により調
整を行うようにしても良い。そして、本露光方法は、連
続多重露光に限らず投影露光方法一般に適用することが
できる。
【0044】
【発明の実施の形態】本発明投影露光装置の第2の実施
の形態は、外形的には、図1の投影露光装置からモータ
28、駆動機構29、モータ30、駆動機構31から除
去したものであり、そのほかの違いは、Z軸方向にステ
ージ8を移動するZ軸駆動モータ11の移動速度を可変
にできる点であるのみなので、その図示は省略し、その
移動速度の可変に出きる点についてと、その装置による
投影露光方法、即ち本発明投影露光方法の第2の実施の
形態の説明のみをする。
【0045】上述の通り、本発明投影露光装置の第2の
実施の形態は、連続多重露光方法を行うようにされた投
影露光装置であって、Z軸駆動モータ11としてステー
ジ8の移動速度を変化することができるものを用いるの
である。そのようにするのは、ステージ8上に照射され
る露光光線の強度を検出し、その検出強度の低下の度合
いに応じて露光時間を長くすると共に、上記焦点位置の
変化速度をも低下させることが出きるようにするためで
ある。
【0046】図3(A)、(B)はその投影露光装置の
第2の実施の形態の説明をするためのもので、(A)は
ランプ強度が強い場合の露光時間の経過によるフォーカ
ス変動を示し、(B)はランプ強度が弱い場合のそれを
示す。
【0047】前にも述べたが、露光時間は、水銀灯1か
らなる光源の光の強度が強いときと、弱いときとで変
え、光の強度が弱くなるほど長くするが、これは、露光
光線の強度を露光時間で積分した値である露光量が略一
定になるようにするためである。ところで、上記従来の
技術によれば、デフォーカス点bからデフォーカス点a
へフォーカスを変化させる速度が一定にされていたた
め、露光量(露光光線の強度を露光時間で積分した値)
を完全に一定にすることはできなかった。そこで、ラン
プパワーの低下の度合いに応じて、単に露光時間を長く
するだけでなく、上記焦点位置の変化速度を低下させて
焦点位置の変化時間を長くすることができるようにする
のである。
【0048】図3(A)、(B)と、図5(A)、
(B)との比較から明らかなように、ランプパワーの低
下分露光時間が長くされている点で共通するが、しか
し、図5(A)、(B)に示す従来の場合、焦点の変化
速度はランプパワーが強くても弱くても一定であるのに
対し、本実施の形態の場合においては、ランプパワーの
低下分焦点の変化速度を低下させて焦点変化中の時間
(連続多重露光においてはこの時間も露光する。)をも
長くしているのである。その長くする割合は、デフォー
カス時間を長くする割合と略等しい。
【0049】図4は露光時間算出シーケンス(本発明投
影露光方法の第2の実施の形態)を示すフローチャート
である。
【0050】(イ)先ず、水銀灯1のパワーを測定する
時間間隔などについて設定が為されているか否かを、Y
という判定結果が得られるまで繰り返す。尚、Nという
判定結果が得られたときは水銀灯1を測定する時間間隔
の設定を促す表示、警告を発生するようにしても良い。
また、鎖線で示すように、設定が為されていないときは
予め決めた値が設定されたことにしてしまうようにして
も良いし、時間間隔ではなく、処理半導体ウェハの枚数
によりパワー測定をすべき時点を規定するようにしても
良いこと図2に示す場合と同じである。
【0051】(ロ)次に、ステップ(イ)の判定結果が
Yの時は、その設定されている時間間隔を読み出す。
尚、ステップ(イ)の判定結果がNの時には自動的に予
め決めた時間間隔が設定されたことにする場合には、ス
テップ(ロ′)によりその設定を行う。
【0052】(ハ)次に、ステップ(ロ)あるいは
(ロ′)が終わると、現在の時刻と、前回行ったランプ
パワーの測定の時刻との差と、上記設定時間間隔との比
較結果からランプパワーの測定をすべきであるか否かの
判定をする。そして、その判定結果がYの時は本プログ
ラムを終了し、例えば露光を実行するためのプログラム
に移る。
【0053】(二)次に、ステップ(ハ)の判定結果が
Yのときは、ランプパワーの測定を実行する。この測定
は例えばセンサ27により行う。
【0054】(ホ)次に、ステップ(二)での測定結果
が予め設定された規格内であるか否かを判定する。そし
て、その判定結果がYの時は本プログラムを終了し、例
えば露光を実行するためのプログラムに移る。
【0055】(ヘ)次に、ステップ(ホ)の判定結果が
Nのときは、ステップ(二)において測定をした結果か
ら、規格に合致するようにするために必要な露光時間の
計算する。尚、焦点変化速度Vは、V=Va・ランプパ
ワー/Waで表される。但し、Va:移動速度の基準
値、Wa:ランプパワーの基準値である。
【0056】尚、予め測定結果とそれに対する露光時間
との関係を求めておきそれに基づいてテーブル(表)を
つくって記憶しておき、そのテーブルから露光時間を求
めるようにしても良い。破線で示す(ヘ′)はそのテー
ブルから移動すべき量を読み出すステップを示す。
【0057】そのステップ(ヘ)又は(ヘ′)が終了す
ると、本プログラムを終了し、例えば露光を実行するた
めのプログラムに移る。
【0058】尚、投影露光方法として図1に示すものと
同じものを用い、そして、図2に示すプログラムの内照
度ムラの測定及び修正をするプログラム[ ステップ
(チ)〜(カ)] を図4に示すプログラムに付加するよ
うにしても良い。このようにすれば、ランプパワーのチ
ェック時毎に、照度ムラのチェック及び修正が自動的に
できるからである。
【0059】本連続多重露光によれば、ステージ8上に
照射される露光用光線の強度を検出し、その検出強度の
低下の度合いに応じてデフォーカスでの露光時間を長く
すると共に、上記焦点位置の変化速度を低下させて焦点
変化時のにおける露光時間をも長くするので、ランプパ
ワー低下による露光量(露光光線の強さを露光時間で積
分した量)の低下をより完璧に防止することができる。
【0060】具体的には、ランプパワーが例えば746
mWあるいは811mWから例えば556mWあるいは
512mWに低下しても、低下しない場合と略同じよう
なフォーカスオフセツト・線幅特性が得られる。
【0061】
【発明の効果】請求項1の投影露光方法によれば、光源
の光の強度低下に応じて露光用光線の強度調整を定期的
(時間により決める場合もあれば露光処理枚数で決める
場合もある。)に行うので、基体に照射される露光光線
の強度乃至強度分布を所定の許容範囲に保つことがで
き、露光用光源のパワーの低下により生じていた諸問題
を有効に解決することができる。
【0062】請求項3の投影露光装置によれば、光源の
パワーの低下に伴って光源の位置あるいはリフレクタの
向きを変えることによりパワーの低下にも拘らず基体上
における光線の強度を略一定にすることが可能になる。
依って、露光用光源のパワーの低下により生じていた諸
問題を有効に解決することができる。
【0063】請求項4の投影露光方法によれば、基体上
に照射される露光用光線の強度低下に伴って複数焦点で
の各露光の時間のみならず、焦点の変化する時間をも長
くするようにしたので、光源の光強度低下による露光量
(露光光線の強さを露光時間で積分した量)の低下をよ
り完璧に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)は本発明投影露光装置の第1の
実施の形態を示すもので、(A)は全体の概略構成を示
す概略構成図、(B)はステージを駆動する部分の構成
図である。
【図2】図1に示す投影露光装置における水銀灯1の位
置制御動作(本発明投影露光方法の第1の実施の形態)
を示すフローチャートである。
【図3】(A)、(B)は本発明投影露光装置の第2の
実施の形態の説明をするためのもので、(A)はランプ
強度が強い場合の露光時間とフォーカス変動を示し、
(B)はランプ強度が弱い場合のそれを示す。
【図4】本発明投影露光方法の第2の実施の形態におけ
る露光時間の設定動作を示すフローチャートである。
【図5】(A)、(B)は投影露光装置の従来例を示す
もので、(A)は全体の概略構成を示す概略構成図、
(B)はステージを駆動する部分の構成図である。
【図6】連続多重露光方法の従来例を示すもので、
(A)はランプ強度が強い場合の露光時間とフォーカス
変動を示し、(B)はランプ強度が弱い場合のそれを示
す。
【図7】(A)、(B)は従来例の問題点を示すフォー
カスオフセット・線幅関係図である。
【符号の説明】
1・・・露光用光源(水銀灯)、2・・・リフレクタ、
9・・・基板(半導体ウェハ)、10・・・レジスト
膜、11・・・Z軸駆動モータ、28、29・・・水銀
灯を駆動する手段、30、31・・・リフレクタを駆動
する手段。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】図面において、1は露光用光源を成す超高
圧水銀灯、2はその背後に設けられた楕円状リフレクタ
で、従来の露光装置においてはその向きを変えることが
できなかった。3はシャッタ、4はフライアイレンズ、
5はレチクルブラインド、6は露光すべきパターンが形
成されたレチクル、7は該パターンを半導体ウェハ
(9)上のレジスト膜(10)に縮小投影する縮小投影
レンズ、8は半導体ウェハ9を載置するステージ、10
は載置された半導体ウェハ、9は該半導体ウェハ10を
保持するウェハホルダである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】16はオートフォーカス系で、遮光スリッ
ト17、それを通過した光を反射により向きを変えて半
導体ウェハ10上に斜めの向きで照射する反射板18、
その光の半導体ウェハ10上での反射光を反射する反射
板19、20、21、反射板21で反射された光を自己
の移動により移動させるハービング22、該ハービング
22を移動させるハービングモータ23、ハービング2
2を通過した光を通す受光スリット24及び該受光スリ
ット24を通過した光を受光するオートフォーカス用セ
ンサ25からなる。そして、該オートフォーカス系16
はステージ9の高さにより半導体ウェハ9上において反
射した光の向きが変化して光が上記受光スリット24か
ら逸れそうになってもハービング22の移動により移動
することにより常に受光スリット24を通りセンサ25
の受光量が一定になるように動作し、ハービング22の
位置から(モータ23の駆動量から)ステージ8の高さ
を検出することができる。26はオートフォーカス用中
継基板である。27はステージ8に設けられたセンサ
で、ステージ8上に照射された露光用光線の強度(照
度)を検出する役割を果たす。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】そして、露光方法として、多重焦点露光法
がある。多重焦点露光は、図に示すように、焦点を複
数点(一般に2点)で変えて露光を行うものである。具
体的には、ベストフォーカスから適宜一方の側にずれた
ところbにフォーカスするデフォーカスでの露光と、ベ
ストフォーカスから適宜他方の側(上記一方の側と反対
側)にずれたところaにフォーカスするデフォーカスで
の露光とを行うのである。このようにすると、ベストフ
ォーカスでの露光のみを行う場合に比較してレジスト膜
の厚み方向における露光量分布をより均一化することが
でき、延いては良好な露光ができるのである。また、多
重焦点露光法には、段差部におけるレジストのパターニ
ングを可能にするという利点もある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】図7(A)、(B)はその問題を示すフォ
ーカスオフセット・線幅関係図で、(A)は0.60μ
mのコンタクトホールを形成する場合のおいてのフォー
カスオフセットと線幅(コンタクトホールの径)との関
係を、ランプパワーが746mWの場合と、556mW
の場合について示しており、露光光線はg線(波長λ=
43nm)であり、NA=0.60である。(B)は
0.38μmのコンタクトホールを形成する場合におい
てのフォーカスオフセットと線幅(コンタクトホールの
径)との関係を、ランプパワーが811mWの場合と、
512mWの場合について示しており、露光光線はi線
(波長λ=365nm)であり、NA=0.63であ
る。図7から明らかなように、特に(A)のケースでは
ランプパワーの低下(556mW)によるベストフォー
カス近辺での解像度低下が顕著である。また、(B)に
示すケースでは解像度低下は(B)に示すケースほど顕
著ではないが、その傾向は現れている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】3はシャッタ、4はフライアイレンズ、5
はレチクルブラインド、6は露光すべきパターンが形成
されたレチクル、7は該パターンを半導体ウェハ(
)上のレジスト膜に縮小投影する縮小投影レンズ、8
は半導体ウェハ10を載置するステージである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】16はオートフォーカス系で、遮光スリッ
ト17、それを通過した光を反射により向きを変えて半
導体ウェハ10上に斜めの向きで照射する反射板18、
その光の半導体ウェハ9上での反射光を反射する反射板
19、20、21、反射板21で反射された光を自已の
移動により移動させるハービング22、該ハービング2
2を移動させるハービングモータ23、ハービング22
を通過した光を通す受光スリット24及び該受光スリッ
ト24を通過した光を受光するオートフォーカス用セン
サ25からなる。そして、該オートフォーカス系16は
ステージ9の高さにより半導体ウェハ9上において反射
した光の向きが変化して光が上記受光スリット24から
逸れそうになってもハービング22の移動により移動す
ることにより常に受光スリット24を通りセンサ25の
受光量が一定になるように動作し、ハービング22の位
置から(モータ23の駆動量から)ステージ8の高さを
検出することができる。26はオートフォーカス用中継
基板である。27はステージ8に設けられたセンサで、
ステージ8上に照射された露光用光線の強度を検出する
役割を果たす。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被露光パターンを、基板上に塗布した感
    光材に投影光学系を用いて投影して露光する投影露光方
    法において、 上記基体上に照射される露光光線の強度乃至強度分布を
    検出し、検出結果に応じてその強度乃至強度分布が予め
    設定した許容範囲になるようにする強度調整を定期的に
    行うことを特徴とする投影露光方法。
  2. 【請求項2】 投影露光方法が、露光中に投影光学系に
    よる焦点位置を複数点間で変化させて露光を行いその変
    化時にも露光し続ける連続多重露光であることを特徴と
    する請求項1記載の投影露光方法。
  3. 【請求項3】 被露光パターンを、基体上に塗布した該
    感光材に投影光学系を用いて投影して露光する投影露光
    装置において、 露光用光源の位置及び/又は光源の背後に設けられたリ
    フレクタの向きを可変にされて上記基体上における露光
    用光線の強度を変化させることができるようにされてな
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の投影露光方法
    の実施に用いる投影露光装置。
  4. 【請求項4】 被露光パターンを、基板上に塗布した感
    光材に投影光学系を用いて投影して露光を行い、且つ、
    その露光が露光中に投影光学系による焦点位置を変化さ
    せ、焦点位置変化中も露光し続ける連続多重露光である
    投影露光方法において、 上記基体上に照射される露光光線の強度を検出し、その
    検出強度の低下の度合いに応じて露光時間を長くすると
    共に、上記焦点位置の変化速度を低下させて焦点位置の
    変化する時間をも長くすることを特徴とする投影露光方
    法。
  5. 【請求項5】 焦点位置の変化速度を、変化速度の基準
    値の、光源のパワーの基準値に対する比に、光源のパワ
    ーを乗じた値に設定することを特徴とする請求項4記載
    の投影露光方法。
  6. 【請求項6】 被露光パターンを、基板上に塗布した感
    光材に投影光学系を用いて投影して露光を行い、且つ、
    その露光が露光中に投影光学系による焦点位置を変化さ
    せ、焦点位置変化中も露光し続ける連続多重露光である
    投影露光装置において、 上記焦点位置の変化速度を可変にしてなることを特徴と
    する請求項4又は5に記載の投影露光方法の実施に用い
    る投影露光装置。
JP8159823A 1996-06-20 1996-06-20 投影露光方法とそれに用いる投影露光装置 Pending JPH1012516A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6686946B2 (en) * 2000-10-27 2004-02-03 Ricoh Company, Ltd. Density unevenness suppressing image forming apparatus and method
JP2005156554A (ja) * 2003-11-24 2005-06-16 Mitsutoyo Corp 画像測定検査システムの推定最良焦点位置決定制御方法、画像測定検査システムの訓練モード動作の制御方法

Cited By (2)

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