JPH1012448A - 油面の隔測表示装置 - Google Patents

油面の隔測表示装置

Info

Publication number
JPH1012448A
JPH1012448A JP8167414A JP16741496A JPH1012448A JP H1012448 A JPH1012448 A JP H1012448A JP 8167414 A JP8167414 A JP 8167414A JP 16741496 A JP16741496 A JP 16741496A JP H1012448 A JPH1012448 A JP H1012448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil level
oil
oil surface
float
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8167414A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Hyoda
陽彦 兵田
Tadayoshi Hamada
忠良 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIYOUDA KEIKI KOGYO KK
Original Assignee
HIYOUDA KEIKI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIYOUDA KEIKI KOGYO KK filed Critical HIYOUDA KEIKI KOGYO KK
Priority to JP8167414A priority Critical patent/JPH1012448A/ja
Publication of JPH1012448A publication Critical patent/JPH1012448A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transformer Cooling (AREA)
  • Housings And Mounting Of Transformers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 油面出力部の取外しが簡単に行なえる油面の
隔測表示装置を提供する。 【解決手段】 油絶縁トランスのコンサベーター6にお
ける側壁12の貫通孔23にロッド41を挿入すると共
に側壁12の内側にフロート14と揺動歯車17を設
け、側壁12の外側にロッド41へ外嵌する油面出力部
19aを着脱自在に取付け、油面の変化による油面出力
部19aの封入流体の圧力変動で油面計で油面高さを表
示する。油面出力部19aの点検、修理、取換時はこれ
を側壁12から取外して行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油絶縁トランス
等に用いる油面の隔測表示装置、更に詳しくは、油面の
変動に追従するフロート側と、フロートの動きで封入流
体の圧力変動が生じる油面出力部を分離独立させ、油面
出力部の修理や取換え作業が簡単に能率よく行なえるよ
うにした隔測表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は油絶縁トランスの構造を示し、鉄
芯1と巻線2からなるトランス3を収納したケース4の
内部に絶縁油5を封入し、ケース4の上部に絶縁油5の
レベル変動を受けるためのコンサベーター6が設けられ
ている。なお、図示の場合、ケース4の外部に、送油ポ
ンプ7で流動させた絶縁油をファン8で冷却するラジエ
ーター9と、感温部10を絶縁油5に浸漬させた温度計
11と、衝撃油圧継電器を設けた例を示している。
【0003】上記の油絶縁トランスは、大型の設備であ
り、人間の背丈の数倍の高さを有するものがあり、トラ
ンス3の冷却のための、絶縁油5の油面高さは表示して
確認できるようにしなければならない。
【0004】従来の油面装置は、コンサベーター6の外
面に油面計を直接取付け、下方の位置からこの油面計の
ダイヤル面を目視するようになっていた。
【0005】ところで、従来の油面計のように、コンサ
ベーター6の部分に直接取付けると、極めて高所に位置
することになり、ダイヤル面を距離のある下方の位置か
ら見上げて読取らなければならないため、目視による油
面の確認が行い難いという問題がある。
【0006】そこで、本出願人は、油面の高さを人間の
目の高さで表示でき、油面の確認が容易になると共に、
油面の表示誤差が少なく、コスト的にも有利なトランス
の油面表示装置を実願平5−61614号によってすで
に提案した。
【0007】この油面表示装置は、図4と図5に示すよ
うに、コンサベーター6の側壁12における内面にブラ
ケット13を固定し、このブラケット13に、油面の変
動に追従して揺動するよう取付けたフロート14と、該
フロート14の枢止軸15に設けた歯車16と噛合し、
フロート14の揺動による歯車16の回動で揺動する揺
動歯車17と、この揺動歯車17に連結したロッド18
に外嵌する油面出力部19と、周囲温度補撹タンク20
とを装着し、該タンク20及び油面出力部19の導管2
1、22を側壁12に設けた貫通孔23から外部に引き
出し、両導管21、22は油面計24に接続されると共
に、貫通孔23を貫通する部分は気密板25によって閉
鎖した構造になっている。
【0008】上記油面出力部19は、シリンダ26とそ
の内部に収納したベローズ27との空間に流体28を封
入し、ロッド18の先端をベローズ27に当接させ、揺
動歯車17の揺動によるロッド18の進退動でベローズ
27を伸縮させ、流体28の圧力(容積)を変動させる
ことにより油面計24を作動させ、油面高さを表示する
ことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油面出力部
19は、定期的な点検や修理及び取換えが必要になる
が、上記のようにコンサベーター6内に配置した構造で
は、油面出力部19を外部に取出すのに導管21、22
の処理等を行なわなければならず、点検や修理、取換え
等の作業が極めて行ない難く、手間と時間がかかるとい
う問題がある。
【0010】そこで、この発明の課題は、フロート側と
油面出力部を分離式とし、油面出力部をコンサベーター
の外部に設置することにより、油面出力部の点検、修
理、取換え等の作業が簡単に行なえる油面の隔測表示装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、油面の変動に追従するフ
ロートの動きを油面出力部に伝え、この出力部に封入し
た流体の圧力(容積)変動を油面表示部に導管を介して
伝え、該表示部で油面高さを表示するようにした油面の
隔測表示装置において、油収納容器に設けた貫通孔の部
分に、この貫通孔を内外に移動自在となるよう気密状に
貫通する運動伝達部材を取付け、前記油収納容器の内部
に、油面の変化に追従するフロートと、このフローロの
動きで揺動し、運動伝達部材を進退動させる揺動部材を
設け、前記周壁の外側に、運動伝達部材に対して抜差自
在に外嵌し、運動伝達部材の進退動で封入流体の圧力
(容積)が変動する油面出力部を着脱自在に取付けた構
成を採用したものである。
【0012】ここで、フロートは、コンサベーターの側
壁における内面に固定したブラケットにフロートシャフ
トの上端が枢止され、揺動部材はフロートシャフトの枢
軸に固定した歯車と嵌合し、フロートの揺動によって揺
動すると共に運動伝達部材は貫通孔を内外に貫通するロ
ッドで形成され、一方の端部が揺動部材に連結され他方
の端部が油面出力部のベローズと連結され、該運動伝達
部材の進退動でベローズが伸縮し、油面出力部内に封入
した流体の圧力を変動させる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。なお、油絶縁トランスの基本的な
構造は、図4と図5に示した従来例と同一であるので、
同一部分に同一符号を付して説明に代える。
【0014】図1のように、油絶縁トランスにおけるコ
ンサベーター6の側壁12に貫通孔23を設けると共
に、この側壁12の内面側にブラケット13を固定し、
コンサベーター6内に配置したフロート14はフロート
シャフト14aの上端が枢軸15でブラケット13に枢
止され、該フロート14は油面の変動に追従して揺動自
在となり、枢軸15に固定した歯車16が回動する。
【0015】ブラケット13には、歯車16の直上位置
に該歯車16と嵌合する揺動歯車17が枢軸17aを中
心に揺動するよう枢止され、フロート14の上下揺動に
より揺動歯車17はコンサベーター6の内外方向に揺動
する。
【0016】側壁12の貫通孔23を内外に移動自在と
なるよう貫通する運動伝達部材は、長いロッド41によ
って形成され、このロッド41の内側に位置する一方の
端部は、前記揺動歯車17に連結され、揺動歯車17の
揺動により該ロッド41は軸方向に進退動する。
【0017】上記ロッド41が貫通する貫通孔23は、
該ロッド41の進退動を許容する状態で内外に気密状と
なるよう密閉されていると共に、側壁12の外面にはロ
ッド41に対して外嵌する油面出力部19aが着脱自在
に取付けられ、これにより、フロート14側と油面出力
部19aとは完全に分離独立し、油面出力部19aがコ
ンサベーター6の外部に取外し可能な配置となる。
【0018】前記貫通孔23の気密構造は、側壁12の
外面で貫通孔23の周囲に環状座42を重なり面間にシ
ール材43を介在させてビス44で密着固定し、ロッド
41に外嵌する状態で環状座42の内周面に一方の端部
を気密状に固定したベローズ45の他端をロッド41の
途中に設けたフランジ46の部分に固定することによ
り、ロッド41の軸方向への進退動を許容する状態で貫
通孔23を内外に閉鎖している。
【0019】上記環状座42の外面にロッド41が貫通
するばね受板47が固定され、この受板47とロッド4
1の他端側に設けたフランジ48の間にばね49が縮設
され、ロッド41に常時外方に向けて突出する方向の移
動弾性を付勢している。
【0020】前記油面出力部19aは、筒状ケース50
の内部に収納したシリンダ51内を区切って、一端側に
油面検出室52と他端側に周囲温度補撹タンク53を形
成し、油面検出室52内には開口側端部を油面検出室5
2の開口端部周囲に固着した袋状のベローズ54を収納
し、油面検出室52のベローズ54とによって形成され
た空間及び前記タンク53内の各々に流体55が封入さ
れている。
【0021】上記油面検出室52とタンク53の各々に
は流体を充填した導管56、57が接続され、両導管5
6、57は筒状ケース50の外端部から引き出され、図
1に示すように油絶縁トランスにおけるケース4の外面
で人間の背丈に対応した高さ位置に取付けた油面計24
に接続される。
【0022】前記筒状ケース50の一方端部に設けた大
径部58の内径が環状座42に外嵌し、両者の嵌合面に
形成したねじを螺締することにより、環状座42を介し
て側壁12に油面出力部19aを着脱自在に固定してい
る。
【0023】環状座42に対して油面出力部19aを取
付けると、ベローズ54がロッド41に外嵌しロッド4
1の端部がベローズ54の内端に当接し、該ロッド41
の進退動によるベローズ54の伸縮で油面検出室52の
容積を変化させ、封入した流体55の圧力を変動させる
ことにより、油面計24に油面の高さを表示させる。
【0024】この発明の隔測表示装置は、上記のような
構成であり、コンサベーター6の側壁12における内部
にフロート14と揺動歯車17を設け、該歯車17に連
結したロッド41を貫通孔23に挿入し、側壁12の外
部に油面出力部19aを取付け、この油面出力部19a
と油面計24を導管56、57で接続すれば、コンサベ
ーター6内の油面高さを油面計24で表示できる。
【0025】即ち、油面高さが変動するとこれに追従し
てフロート14が揺動し、この揺動による歯車16の回
転で揺動歯車17が揺動してロッド41が進退動するた
め、ロッド41の端部が当接するベローズ54を介して
油面検出室52内に封入した流体55の圧力を変化さ
せ、この圧力変化を油面計24に伝えることにより、油
面計24で油面高さを表示する。
【0026】また、油面出力部19aの点検や修理、取
換等を行なう場合、環状座42に螺着した油面出力部1
9aを緩め方向に回転させてロッド41から抜取るよう
に取外せばよく、油面出力部19aの取外しと点検、修
理、取換等の作業が簡単に能率よく行なえる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、コン
サベーターの内外にフロート側と油面出力部を分離して
配置したので、油面出力部の取付け取外しが簡単に行な
え、油面出力部の点検、修理、取換等の作業が能率よく
速やかに実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る隔測表示装置の縦断面図
【図2】同上要部を拡大した縦断面図
【図3】同上の要部を拡大した分解状態の縦断面図
【図4】従来の油面表示装置を示す縦断面図
【図5】同上の要部を拡大した縦断面図
【符号の説明】
6 コンサベーター 12 側壁 14 フロート 16 歯車 17 揺動歯車 19a 油面出力部 23 貫通孔 41 ロッド 42 環状座 45 ベローズ 49 ばね 50 筒状ケース 51 シリンダ 52 油面検出室 54 ベローズ 55 流体 56、57 導管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油面の変動に追従するフロートの動きを
    油面出力部に伝え、この出力部に封入した流体の圧力
    (容積)変動を油面表示部に導管を介して伝え、該表示
    部で油面高さを表示するようにした油面の隔測表示装置
    において、油収納容器に設けた貫通孔の部分に、この貫
    通孔を内外に移動自在となるよう気密状に貫通する運動
    伝達部材を取付け、前記油収納容器の内部に、油面の変
    化に追従するフロートと、このフローロの動きで揺動
    し、運動伝達部材を進退動させる揺動部材を設け、前記
    周壁の外側に、運動伝達部材に対して抜差自在に外嵌
    し、運動伝達部材の進退動で封入流体の圧力(容積)が
    変動する油面出力部を着脱自在に取付けたことを特徴と
    する油面の隔測表示装置。
JP8167414A 1996-06-27 1996-06-27 油面の隔測表示装置 Pending JPH1012448A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8167414A JPH1012448A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 油面の隔測表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8167414A JPH1012448A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 油面の隔測表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1012448A true JPH1012448A (ja) 1998-01-16

Family

ID=15849262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8167414A Pending JPH1012448A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 油面の隔測表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1012448A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9363219B2 (en) 2000-03-17 2016-06-07 The United States Postal Service Methods and systems for providing an electronic account to a customer
CN109888727A (zh) * 2019-02-28 2019-06-14 西安交通大学 基于压力变化趋势的油浸式变压器数字式非电量保护方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9363219B2 (en) 2000-03-17 2016-06-07 The United States Postal Service Methods and systems for providing an electronic account to a customer
CN109888727A (zh) * 2019-02-28 2019-06-14 西安交通大学 基于压力变化趋势的油浸式变压器数字式非电量保护方法
CN109888727B (zh) * 2019-02-28 2020-01-21 西安交通大学 基于压力变化趋势的油浸式变压器数字式非电量保护方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3285057A (en) Apparatus for obtaining torque measurements
US2087494A (en) Pressure differential indicator
US2664749A (en) Fluid pressure responsive equipment
NO316816B1 (no) Nedihulls aktuator omfattende en tetningsbelg
US20060196261A1 (en) Remote visual liquid quantity indicator
US5365777A (en) Rheometer with flow diverter to eliminate end effects
KR20140090556A (ko) 관절 기구 및 로봇
JP5194108B2 (ja) 液面センサ
JPH1012448A (ja) 油面の隔測表示装置
CN104299844B (zh) 一种大量程六氟化硫气体密度继电器
EP1104518B1 (en) Integrated barrier fluid sealing apparatus with visual volume indicator
US2182469A (en) Float box
US7168313B2 (en) Rotary remote visual liquid quantity indicator
US4543730A (en) Liquid level indicator for a tilted container
US2698544A (en) Shaft sealing means
US2056177A (en) Flow meter
JPH06174529A (ja) 貯液量の計測装置
US5425271A (en) Fluid condition indicator device
RU2784412C1 (ru) Монитор плотности газа с высокими антивибрационными характеристиками
KR20020021022A (ko) 패킹 조립체
US1875803A (en) Content indicating mechanism for tanks and the like
CN101689437A (zh) 带o型圈密封的流量开关
JPH04220533A (ja) センサシステム
CN105338774B (zh) 一种表玻璃与表壳一体化的sf6气体密度表
JPH0410594B2 (ja)