JPH06174529A - 貯液量の計測装置 - Google Patents

貯液量の計測装置

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JPH06174529A
JPH06174529A JP32575792A JP32575792A JPH06174529A JP H06174529 A JPH06174529 A JP H06174529A JP 32575792 A JP32575792 A JP 32575792A JP 32575792 A JP32575792 A JP 32575792A JP H06174529 A JPH06174529 A JP H06174529A
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JP
Japan
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pressure
liquid
storage tank
detecting means
sensor unit
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JP32575792A
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Masaji Hashimoto
正次 橋本
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Tominaga Manufacturing Co
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Tominaga Manufacturing Co
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯液の比重にかかわらず正確に貯液量を求め
るとともに検知手段の小さな開口部からの設置を可能と
する。 【構成】 液体を貯留するための貯留タンクに設置さ
れ、貯留タンクの上部から下部にわたって延びる中空の
棒状体と、棒状体の下端部から予め定める第1の間隔H
1をあけ、かつ棒状体の軸線から片側に偏心して固定さ
れる第1圧力検出手段と、第1圧力検出手段から予め定
める第2の間隔H2をあけ、かつ棒状体の軸線から第1
圧力検出手段と同方法に偏心して固定される第2圧力検
出手段と、第1圧力検出手段によって検出された第1圧
力P1と第2圧力検出手段によって検出された第2圧力
P2と前記間隔H1,H2の値とを基に、前記貯留タン
クの形状に対応した貯液量を演算して求める演算処理手
段と、貯液量を表示する手段とを含み、前記第1および
第2圧力検出手段は、貯留タンク内の液圧が作用するダ
イアフラムの変位を作動流体を介して圧力検出素子に伝
達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば給油所などの
地下に埋設される貯留タンク内の燃料油の貯液量を計測
するために好適に実施することができる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、典型的な先行技術の断面図であ
る。給油所の地下などに埋設される貯留タンク1には、
ガソリン、軽油および灯油などの燃料油3が貯留され、
その液面4上に浮かぶフロート5の変位をワイヤ6を介
して巻回リール7に伝達し、巻回リール7の軸8の回転
数をパルス発信器9によって計数し、このパルス発信器
9から発信される前記軸8の回転数に応じたパルスの数
に基づいて、前記貯留タンク1内に貯留される燃料油の
貯液量を演算して求め、事務所内に設けられる表示手段
10によって表示するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような先行技術で
は、燃料油3上に浮力によって浮かぶフロートの変位に
基づいて貯液量が計測されるので、燃料油3の比重が異
なれば、フロート5に作用する浮力が相違するため、同
一形状の貯留タンク1であっても計測値が油種毎さらに
は油温によっても相違し、貯留タンク1に貯留される燃
料油の比重に応じて貯液量の表示に誤差が生じてしまう
という問題がある。
【0004】また他の先行技術として、貯留タンク1内
のフロートの位置をポテンショメータで抵抗値の変化に
変換して貯留タンク1内の燃料油3の貯油量を計測する
計測装置や、貯留タンク1内の燃料油3の深さを静電容
量の値として捕らえて貯油量を計測する静電容量式の計
測装置などが周知であるけれども、長期の使用によって
可動部分が摩耗や劣化して機械的故障を生じやすく、こ
れに伴って計測された貯液量の表示値に誤差を含み、耐
用期間が短いという問題を有する。特に静電容量式の計
測装置では、前記燃料油に水分が含まれていると、検出
値が変化してしまい、正確に貯液量を計測することがで
きないという問題がある。さらにこれらセンサ類は内径
が約30mmといった小さな開口部から設置されるので
大きさが制限されてきた。
【0005】したがって本発明の目的は、計測されるべ
き燃料油などの液体の種類にかかわらず正確に貯液量を
計測することができ、故障などの発生を可及的に少なく
して耐用性を向上することができるとともに小さな開口
部からの設置も可能とした貯液量の計測装置を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体を貯留す
るための貯留タンクに設置され、貯留タンクの上部から
下部にわたって延びる中空の棒状体と、棒状体の下端部
から予め定める第1の間隔H1をあけ、かつ棒状体の軸
線から片側に偏心して固定される第1圧力検出手段と、
第1圧力検出手段から予め定める第2の間隔H2をあ
け、かつ棒状体の軸線から第1圧力検出手段と同方法に
偏心して固定される第2圧力検出手段と、第1圧力検出
手段によって検出された第1圧力P1と第2圧力検出手
段によって検出された第2圧力P2と前記間隔H1,H
2の値とを基に、前記貯留タンクの形状に対応した貯液
量を演算して求める演算処理手段と、貯液量を表示する
手段とを含み、前記第1および第2圧力検出手段は、貯
留タンク内の液圧が作用するダイアフラムの変位を作動
流体を介して圧力検出素子に伝達するように構成される
ことを特徴とする貯液量の計測装置である。
【0007】
【作用】本発明に従えば、たとえば燃料油などのような
液体が貯留される貯留タンクには、その上部から下部に
わたって中空の棒状体が設けられ、この棒状体にはその
下端部から第1の間隔H1をあけかつ棒状体の軸線から
偏心して第1圧力検出手段が固定される。棒状体にはま
た、前記第1圧力検出手段から第2の間隔H2をあけ、
かつ第1圧力検出手段と同じ方向に偏心して第2圧力検
出手段が固定される。これらの第1および第2圧力検出
手段の水平断面形状は、貯留タンクの上部に形成される
挿入孔の開口すなわち内径よりやや小さく選ばれてお
り、これによって既設の貯留タンクに設置することがで
きる。これらの第1および第2圧力検出手段によって検
出された第1および第2圧力P1,P2と間隔H1,H
2によって、貯留タンク内に貯留される液体の液面まで
の深さを求めることができ、この深さに基づいて貯留タ
ンクの形状に対応した貯留量が演算処理手段によって求
められ、表示手段によって表示される。
【0008】前記第1および第2圧力検出手段は、液圧
の作用するダイアフラムの変位を、たとえばシリコンオ
イルなどのような作動流体を介して圧力検出素子に伝達
するように構成される。したがって圧力検出素子に貯留
タンク内の液体が直接に接触して作動不良を生じるおそ
れはなく、またダイアフラムの変位が作動流体を介して
伝達されるので、局部的な圧力変化を検出してしまうこ
とを防止することができ、正確に液圧を検出することが
できる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の全体の構成を示
す断面図である。給油所などの地下に埋設される貯留タ
ンク21には、ガソリン、軽油および灯油などの液体で
ある燃料油23が貯留される。貯留タンク21の上部2
4には内周面に内ねじが刻設される管継手25が溶接な
どによって接続され、この管継手25には、本実施例の
貯液量の計測装置26に設けられる第1および第2圧力
検出手段としての第1および第2圧力センサユニット2
7,28を貯留タンク21内へ挿入するための挿入孔2
9を有する接続管37が接続される。
【0010】第1圧力センサユニット27は、中空の棒
状体30を構成する一方の伸縮パイプ31にその下端部
33から軸線方向に第1の間隔H1をあけて固定され
る。また第2圧力センサユニット28は、前記第1圧力
センサユニット27からさらに第2の間隔H2をあけて
前記伸縮パイプ31に固定される。
【0011】伸縮パイプ31は、前記挿入孔29を挿通
して貯留タンク21の上部24から下方に延びるベース
パイプ34に軸線方向に沿って伸縮自在に挿入され、前
記下端部33が貯留タンク21の下部35に当接した状
態で固定用ボルト36を締付けて固定される。
【0012】前記管継手25には、接続管37の軸線方
向の一端部が螺着され、接続管37の軸線方向他端部に
はフランジ継手38が螺着される。このフランジ継手3
8には、接続ケース39に一体的に形成されるフランジ
40がフランジ接合され、接続ケース39から延びる信
号線41を介して給油所の事務所内に設置される貯液量
管理装置43に、第1および第2圧力センサユニット2
7,28によって検出された第1および第2圧力P1,
P2に対応する第1および第2圧力値信号s1,s2を
導出し、貯留タンク21内に貯留される燃料油23の貯
液量を表示手段である表示器44によって表示させ、印
字手段45によって記録紙46上に印字するように構成
されている。この貯液量管理装置43にはまた、複数の
テンキーなどによって構成され、前述した第1および第
2の間隔H1,H2などを入力するための入力手段47
が設けられている。また前記接続管37の上端部付近
は、給油所の地面48に形成される作業溝49内に突出
しており、この上端部に前記接続ケース39がフランジ
継手38,40によって取付けられ、蓋50によって覆
われている。
【0013】図2は、接続ケース39付近の拡大断面図
である。前記接続管37の上端部には外ねじ51が刻設
され、この外ねじ51は前記フランジ継手38の筒部5
3に刻設された内ねじ54が螺着される。このような接
続管37の内径D1は、たとえば30mm程度である。
前記筒部53の軸線方向一端部にはフランジ55が一体
的に形成され、環状の凹溝56にはゴムなどの可撓性お
よび弾発性材料から成る環状のシール材57が嵌着され
る。シール材57は複数のボルト58によって接合され
たもう一方のフランジ継手40のフランジ59の表面に
周方向全周にわたって弾発的に当接し、前記接続ケース
39が気密に接続される。
【0014】前記接続ケース39は、大略的に直円筒状
のハウジング61と、ハウジング61の内周面に一体的
に形成され、ハウジング61内の空間を上部空間63と
下部空間64とに仕切る取付座65とを有する。取付座
65には前記ハウジング61の中心軸線から偏心して複
数の信号線66a,66b,66cを外被するケーブル
67が挿通する挿通孔68と、挿通孔68に上部空間6
3側で連なる収納孔69と、前記挿通孔68に下部空間
64側で連なり、収納孔68よりも大径の遊通孔70
と、遊通孔70に下部空間64側で連なる嵌合孔71と
が形成される。
【0015】前記収納孔69には、ゴムなどの可撓性お
よび弾発性を有する材料から成る環状のパッキン73が
収納され、上部空間63側から装着された座金74を介
して螺着されたナット75を締付けることによって、前
記パッキン73が変形してケーブル67の外周面と収納
孔69の内周面とに密着し、いわゆる耐圧パッキンシー
ルが達成される。また前記嵌合孔71には外周面に環状
の抜止め用凹溝76が形成された金属製の嵌合部材77
が嵌着され、ハウジング61の外方から螺着されたボル
ト78の先端部が凹溝76内に嵌り込んで抜止めされ
る。このような嵌合部材77には、ベースパイプ34の
一端部が螺着され、前記ボルト78を緩めた状態で第1
および第2圧力センサユニット27,28を周方向に位
置決めすることができる。
【0016】このようにして第1および第2圧力センサ
ユニット27,28が固定された棒状体30を接続ケー
ス39に取付けて、前記フランジ継手38が取付けられ
た接続管37内に挿入され、各フランジ継手38,40
が相互に締結され、このようにして取付作業が行われ
る。このとき、固定用ボルト36を僅かに緩めて、ベー
スパイプ34に対して伸縮パイプ31を伸縮自在とし、
図1に示されるように貯留タンク21に取付けられた状
態の長さよりも長く伸ばした状態で、前述したように接
続管37の上方から挿入することによって、下端部33
が貯留タンク21の下部35の底面79に当接し、この
状態で接続ケース39のフランジ継手40が接続管37
に設けられるフランジ継手38に当接するまで押込むこ
とによって、棒状体30を貯留タンク21の上部24か
ら下部35にわたって配置することができる。したがっ
てベースパイプ34に対する伸縮パイプ31の突出長さ
を調整する必要がなくなり、取付作業を簡略化すること
ができる。
【0017】図3は第1および第2圧力センサユニット
27,28付近の断面図であり、図4は図3の切断面線
IV−IVから見た拡大断面図である。前述したように
第1圧力センサユニット27は、棒状体30の下端部3
3から第1の間隔H1をあけて固定され、この第1圧力
センサユニット27から第2の間隔H2をあけて第2圧
力センサユニット28が固定される。棒状体30の下端
部33には、合成樹脂などのような電気絶縁性材料から
成る石突81が嵌着され、伸縮パイプ31の内部空間内
に突出するボス83には、ビス84によって金属製の端
子85が固定される。前記伸縮パイプ31もまた電気導
電性の金属から成り、この伸縮パイプ31の内周面から
前記端子85は離間して配置されている。伸縮パイプ3
1の石突81付近には複数の透孔86が形成され、燃料
油23が伸縮パイプ31内の空間に流れ込むことができ
るように構成されている。燃料油23は電気絶縁性であ
るので、通常は端子85と伸縮パイプ31とは電気的に
導通していないけれども、貯留タンク21の底部に水が
滞留してくると、この水によって前記伸縮パイプ31と
端子85とが電気的に導通し、この導通状態を信号線6
6cによって前記貯液量管理装置43に導き、貯留タン
ク21内に水が混入していることを検出することができ
る。
【0018】前記第1圧力センサユニット27は、圧力
検出素子87が収納されるケーシング88と、ケーシン
グ88に複数のボルト89によって固定される蓋体90
と、前記ケーシング88の他方表面に複数のボルト91
によって固定され、ケーシング88との間に前記伸縮パ
イプ31を保持する取付部材93とを有する。
【0019】前記圧力検出素子87は、半導体歪ゲージ
式圧力センサ、金属歪ゲージ式圧力センサおよび静電容
量式圧力センサなどが適宜選択して用いられる。前記ケ
ーシング88には、圧力検出素子87の受圧面が露出す
る凹所94が形成され、この凹所94内にはシリコンオ
イルなどの作動流体95が封入され、ケーシング88と
蓋体90とによって挟持されるダイアフラム96によっ
て封止される。また圧力検出素子87の裏側の凹所11
0には、合成樹脂を充填して樹脂ポッティング層111
が形成され、圧力検出素子87から延びる信号線66a
が液密に挿通している。前記蓋体90のほぼ中央には、
フィルタ105によって覆われた圧力導入孔97が形成
され、前記ダイアフラム96が燃料油23によって加圧
される。燃料油23によって押圧されたダイアフラム9
6は、前記作動流体95を押圧し、圧力検出素子87の
受圧面に均一に圧力が作用するように構成される。圧力
検出素子87は、この圧力に応じた第1圧力値信号s1
を信号線66aに導出する。
【0020】このように比較的大きな形状を有するケー
シング88を備えた第1圧力センサユニット27を棒状
体30の軸線98に対して偏心させることによって、前
述したように、D1=内径30mm程度の比較的小径の
接続管31の内部空間を有効に利用して、外接円の直径
D2が前記内径D1よりもやや小さい(D2<D1)前
記第1圧力センサユニット27を貯留タンク21内に挿
入することができる。なお、第2圧力センサユニット2
8もまた、上述した第1圧力センサユニット27と同様
な構成を有している。
【0021】図5は、貯液量管理装置43の電気的構成
を示すブロック図である。前記貯液量管理装置43に
は、たとえばマイクロコンピュータなどによって実現さ
れる演算処理回路99が備えられ、第1および第2圧力
センサユニット27,28からの第1および第2圧力値
信号s1,s2と、水検知手段100からの水検知信号
s3とが入力される。RAM(Ramdom Acce
ss Memory)などによって実現されるメモリ1
01には、前記入力手段47によって入力される第1お
よび第2の間隔H1,H2が記憶され、演算処理回路9
9は第1および第2圧力センサユニット27,28から
入力した第1および第2圧力値信号s1,s2から第1
および第2圧力P1,P2の差圧POIL、 POIL = P1−P2 …(1) を求め、既知量である水頭圧PWATERから燃料油23の
比重γOIL、 γOIL = POIL / PWATER …(2) を求め、次に第1圧力センサユニット27によって検出
された第1圧力P1と式(2)から求められた燃料油2
3の比重γOIL とによって第1圧力センサユニット27
から液面103(図1参照)までの深さH3、 H3 = P1 / γOIL …(3) を求める。したがって、前記第1の間隔H1は既知量で
あるので、貯留タンク21から液面103までの深さH
は、 H = H3 + H1 …(4) によって求められる。このようにして求められた液面深
さHを用いて、貯留タンク21の内面の形状に対応した
容積の計算式によって貯液量Qを求めることができる。
このような容積の計算式は、貯留タンク21の機種毎に
異なり、比較的複雑な数式であるけれども、周知である
ため、説明は省略する。
【0022】前記水検知手段100は、前記端子85と
棒状体30との電気的な導通状態または遮断状態として
説明することができる。すなわち、端子85と棒状体3
0との間に水が浸入して電気的に導通した状態では、前
記水検知信号s3はハイレベルとなり、また端子85と
棒状体30との間にガソリンなどのような電気絶縁性の
燃料油23が介在された状態では遮断状態となって、前
記水検知信号s3はローレベルとなる。このようにして
水検知信号s3がハイレベルになると、演算処理回路9
9は警報ランプまたはブザーなどによって実現される警
報手段104に警報動作を開始させ、管理者に報知する
ように構成される。
【0023】上述のようにして求められた貯液量は、前
記表示器44に表示されるとともに、印字手段45によ
って記録紙46にたとえば定期的にあるいは必要時に印
字して記録される。
【0024】このようにして、2つの圧力センサユニッ
ト27,28を用いて貯留タンク21内の燃料油23の
比重を演算して貯液量を求めることができるので、燃料
油23の油種毎に比重を計測する必要がなくなり、正確
に貯液量を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1およ
び第2圧力検出手段によって検出された第1および第2
圧力P1,P2と間隔H1,H2の値に基づいて貯留タ
ンクの形状に対応した貯液量を演算して求めることがで
きるので、誤差を含まない正確な貯液量を得ることがで
きるとともに、従来のように機械的構成によって貯液量
を求める場合に比べて可動部の摩耗などによる故障の発
生が少なく、耐久性を向上することができる。しかも第
1および第2圧力検出手段は棒状体の軸線から偏心して
設けられるので、圧力検出手段を小型化でき、小さな開
口部からの設置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体の構成を示す断面図で
ある。
【図2】接続ケース39付近の拡大断面図である。
【図3】第1および第2圧力センサユニット27,28
付近の拡大断面図である。
【図4】図3の切断面線IV−IVから見た拡大断面図
である。
【図5】貯液量管理装置43の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】典型的な先行技術を簡略化して示す断面図であ
る。
【符号の説明】
21 貯留タンク 23 燃料油 24 上部 26 貯液量の計測装置 27 第1圧力センサユニット 28 第2圧力センサユニット 29 挿入孔 30 棒状体 33 下端部 35 下部 37 接続管 43 貯液量管理装置 44 表示器 45 印字手段 47 入力手段 87 圧力検出素子 95 作動流体 96 ダイアフラム 97 圧力導入孔 99 演算処理回路 100 水検知手段 s1 第1圧力値信号 s2 第2圧力値信号 s3 水検知信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を貯留するための貯留タンクに設置
    され、貯留タンクの上部から下部にわたって延びる中空
    の棒状体と、 棒状体の下端部から予め定める第1の間隔H1をあけ、
    かつ棒状体の軸線から片側に偏心して固定される第1圧
    力検出手段と、 第1圧力検出手段から予め定める第2の間隔H2をあ
    け、かつ棒状体の軸線から第1圧力検出手段と同方法に
    偏心して固定される第2圧力検出手段と、 第1圧力検出手段によって検出された第1圧力P1と第
    2圧力検出手段によって検出された第2圧力P2と前記
    間隔H1,H2の値とを基に、前記貯留タンクの形状に
    対応した貯液量を演算して求める演算処理手段と、 貯液量を表示する手段とを含み、 前記第1および第2圧力検出手段は、貯留タンク内の液
    圧が作用するダイアフラムの変位を作動流体を介して圧
    力検出素子に伝達するように構成されることを特徴とす
    る貯液量の計測装置。
JP32575792A 1992-12-04 1992-12-04 貯液量の計測装置 Pending JPH06174529A (ja)

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