JPH10124356A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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Publication number
JPH10124356A
JPH10124356A JP8280849A JP28084996A JPH10124356A JP H10124356 A JPH10124356 A JP H10124356A JP 8280849 A JP8280849 A JP 8280849A JP 28084996 A JP28084996 A JP 28084996A JP H10124356 A JPH10124356 A JP H10124356A
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JP8280849A
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Inventor
Yoshiko Takeda
美子 武田
Takeshi Ogaki
武史 大垣
Tadanobu Kamiyama
忠信 神山
Nobuhisa Yoda
信久 依田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データの入力時のフォーマットと出力時のフォ
ーマットが異なる場合に、所望のデータを要求してから
提供するまでの応答時間の短縮が図れ、従って処理効率
の向上が図れる情報処理システムを提供することを目的
とする。 【解決手段】互いに通信可能なように接続された複数の
情報処理装置から構成される情報処理システムにおい
て、前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つ
は、入力データの属性に基づき、その変換フォーマット
を少なくとも1つ決定するフォーマット決定手段13を
具備し、前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1
つは、前記入力データをフォーマット決定手段13で決
定された変換フォーマットに変換するデータ変換手段1
5を具備し、前記複数の情報処理装置のうちの少なくと
も1つは、前記入力データとフォーマット変換手段15
でフォーマット変換された変換データを記憶する記憶手
段17を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、ファク
シミリ、複写機、電話、パソコンなどの情報処理装置が
互いに通信可能なように接続され、これら装置のうちの
いずれか1つに入力されて一時保管されたデータを他の
情報処理装置へ転送したり、出力するための情報処理を
行う情報処理システムに関し、特に、その処理対象のデ
ータの保管手段に関する。
【0002】
【従来の技術】入力されたデータを保管しておき、入力
時と異なるフォーマットで出力する装置としては、例え
ば、特開平第6−103124号(データベースシステ
ム、日本電気株式会社)、特開平第7−36750号
(フォーマット変換装置、キャノン株式会社)に記載さ
れたものがある。
【0003】特開平第6−103124号に記載された
装置は、入力されたデータをデータベース内に保管して
おき、フォーマットを指定したデータ読み出し要求があ
った場合に、指定されたフォーマットに変換してデータ
を出力するものである。
【0004】特開平第7−36750号に記載された装
置は、入力されたデータを中間ファイルフォーマットに
変換して保管しておき、フォーマットを指定したデータ
読み出し要求があった場合に、指定されたフォーマット
に変換してデータを出力するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の技
術では、データの入力時のフォーマットと出力時のフォ
ーマットが異なる場合、データの出力(読み出し)要求
を受けてからフォーマット変換処理を行っていたため、
データの出力(読み出し)要求からデータ提供までの応
答時間がかかり、データ要求側の装置の待ち時間がかか
ったため、処理効率を下げていた。
【0006】そこで、本発明は、データの入力時のフォ
ーマットと出力時のフォーマットが異なる場合に、所望
のデータを要求してから提供するまでの応答時間の短縮
が図れ、従って処理効率の向上が図れる情報処理システ
ムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理システ
ムは、互いに通信可能なように接続された複数の情報処
理装置から構成される情報処理システムにおいて、前記
複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、入力デ
ータの属性に基づき、その変換フォーマットを少なくと
も1つ決定するフォーマット決定手段を具備し、前記複
数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前記入力
データを前記フォーマット決定手段で決定された変換フ
ォーマットに変換するデータ変換手段を具備し、前記複
数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前記入力
データと前記フォーマット変換手段でフォーマット変換
された変換データを記憶する記憶手段を具備することに
より(入力データを複数のフォーマットで保管すること
により)、書き込み側の情報処理装置にも、読み出し側
の情報処理装置にも、フォーマット変換処理時間にかか
わる待ち時間の発生を防ぐことができ、一連の処理全体
に対して効率をあげることができる。
【0008】また、前記複数の情報処理装置のうちの1
つは、前記入力データの属性に特定される変換フォーマ
ットを予め指定する手段を具備することにより、システ
ム構成の変更に容易に対応できるとともに、ユーザ側の
利便性がよくなる。
【0009】また、前記複数の情報処理装置のうちの1
つは、ユーザからの問い合わせに応じて、前記記憶手段
に記憶されている前記入力データの前記フォーマット決
定手段で決定された変換フォーマットを通知する手段を
具備することにより、例えば読み出し要求を行う側の情
報処理装置が、各入力データがすでにフォーマット変換
されているのかどうか、あるいは書き込み要求を行う側
の情報処理装置がどのフォルダに書き込めば所望するフ
ォーマットに変換されるのか、といった情報を得ること
ができ、各情報処理装置の処理内容に合わせて、最適な
データあるいはフォルダを選択することができる。
【0010】また、前記記憶手段に記憶された入力デー
タおよびその変換データは、これらのうちの1つが修正
されたとき同期修正されることにより、フォーマットの
異なるデータ間での整合性を保てるようにできる。
【0011】また、互いに通信可能なように接続された
複数の情報処理装置から構成される情報処理システムに
おいて、複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つ
は、前記複数の情報処理装置のいずれかに入力された入
力データを記憶する記憶手段を具備し、前記複数の情報
処理装置のうちの少なくとも1つは、前記記憶手段に記
憶されたデータを読み出す際に指定されるフォーマット
の履歴情報をそのデータが入力されたときのフォーマッ
トに対応して記憶する履歴記憶手段を具備し、前記複数
の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前記入力デ
ータの保存用に指定されたフォーマットと前記履歴記憶
手段に記憶された履歴情報に基づき、前記入力データの
変換フォーマットを少なくとも1つ決定するフォーマッ
ト決定手段を具備し、前記複数の情報処理装置のうちの
少なくとも1つは、前記入力データを前記フォーマット
決定手段で決定された変換フォーマットに変換するデー
タ変換手段を具備し、前記記憶手段には、前記入力デー
タと前記フォーマット変換手段でフォーマット変換され
た変換データが記憶されることにより、入力データの保
管用フォーマットをシステムに最適になるように動的に
決定できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係る情報処理システムの全体の構成を概略的に示したも
のである。
【0013】図1において、本実施形態に係る情報処理
システムは、例えば、複写機(PPC)5、ファクシミ
リ6、プリンタ7、スキャナ8、電話9、パーソナルコ
ンピュータ(以下、PCと呼ぶ)2、3、4などの複数
の情報処理装置が所定のネットワーク1を介して接続さ
れて構成されている。
【0014】例えば、複写機5から入力された文書をプ
リンタ7で出力したり、PC2あるいは3あるいは4上
で作成した文書をファクシミリから送信する。また、P
C2あるいは3あるいは4上で作成した文書を音声に変
換して電話9で送信することができるようになってい
る。
【0015】その際、各情報処理装置で取り扱う情報
(音声情報、画像情報、コード情報等)のデータフォー
マットはそれぞれ異なる場合があるが、本発明は、情報
処理装置2〜9のいずれかに入力(以下、「入力」と
は、情報処理装置内で発生された場合、ネットワーク1
あるいは他のネットワークを介して受信された場合も含
む概念として用いるものとする)された情報データ(以
下、入力データと呼ぶこともある)に対し、その入力時
点において、その情報データの属性に基づき複数の変換
フォーマットを決定して、この決定された複数の変換フ
ォーマットに予めフォーマット変換して入力情報データ
とともに記憶、管理し、他の情報処理装置からの読み出
し要求が発生したときには、すでにフォーマット変換さ
れた情報データの中から適当な変換フォーマットのもの
を読み出すだけですむので、所望の情報データを要求し
てから提供するまでの応答時間の短縮が図れる。
【0016】図2は、図1の情報処理システムを構成す
る情報処理装置2〜9の要部の構成例を示したもので、
主に、制御部11、通信部12、フォーマット決定部1
3、フォーマット変換部15、データ保管部17、から
構成される。
【0017】通信部12は、ネットワーク1を介して他
の情報処理装置との間でコマンド、データ等の送受信を
行ったり、公衆網等の他のネットワークを介して外部装
置あるいは外部システムと、コマンドやデータ等の送受
信を行うためのインタフェイスを司るものである。
【0018】フォーマット決定部13は、フォーマット
決定テーブル14を具備し、例えば、通信部12でデー
タを書き込むコマンドを受信した場合に、フォーマット
決定テーブル14を参照して、受信したデータをどのよ
うなフォーマットで保管するのかを決定するものであ
る。
【0019】フォーマット変換部15は、フォーマット
変換実行テーブル16を具備し、このフォーマット変換
実行テーブル16を参照して、入力データをフォーマッ
ト決定部13で決定したフォーマットに変換するもので
ある。
【0020】データ保管部17は、データ管理テーブル
18を具備し、このデータ管理テーブル18に、フォー
マット変換部15で変換したデータとともに入力データ
を記憶して管理するようになっている。
【0021】制御部11は、上記各部を予め定められた
処理の流れにそって制御するようになっている。なお、
上記各部は、全て1つの情報処理装置に具備されていて
もよいが、例えば、図1の複数の情報処理装置に分散し
て具備されていてもよい。
【0022】図3は、フォーマット決定テーブル14の
記憶内容の一例を示したもので、フォーマット設定対象
管理テーブル14a、対象別フォーマット管理テーブル
14b、フォーマットリスト14cから構成されてい
る。
【0023】フォーマット設定対象管理テーブル14a
は、設定対象欄、対象別フォーマット管理テーブルへの
ポインタ欄から構成されている。設定対象欄には、例え
ばフォルダ、書き込みフォーマット、クライアント、通
信回線など、図1の情報処理装置2〜9のいずれか1つ
に入力されたデータの保管用フォーマットを決定する際
の判断対象である情報データの属性が格納される。
【0024】対象別フォーマット管理テーブルへのポイ
ンタ欄には、対象別フォーマット管理テーブルへのポイ
ンタが格納される。対象別フォーマット管理テーブル1
4bは、ユニットID欄、フォーマットリストへのポイ
ンタ欄から構成される。
【0025】ユニットID欄は、フォーマットの設定対
象を一意に識別する識別子を格納する。例えば、フォル
ダごとに保管フォーマットを設定する場合は、各フォル
ダを一意に識別するフォルダIDがユニットID欄に格
納される。同様に、書き込みフォーマット(入力された
情報データのフォーマット)ごとに設定する場合は書き
込みフォーマットを一意に識別する書き込みフォーマッ
トIDが、クライアント(入力データに対応するユーザ
情報)ごとに設定する場合はクライアントを一意に識別
するクライアントIDが、入力データが送信されてきた
通信回線ごとに設定する場合は通信回線を一意に識別す
る通信回線IDが、それぞれ格納される。 フォーマッ
トリストへのポインタ欄には、フォーマットリストへの
ポインタが格納される。
【0026】フォーマットリスト14cは、各対象ごと
に設定された少なくとも1つ以上の保管用フォーマット
の種類が、各フォーマットの種類を一意に識別するフォ
ーマットIDの形式で格納される。
【0027】図3に示したようなフォーマット決定テー
ブル14のデータ構造により、例えばフォルダ別に保管
用フォーマットを設定する場合、対象別フォーマット管
理テーブル14bにより、各フォルダごとに異なるフォ
ーマットを設定することが可能であり、またフォーマッ
トリスト14cにより、少なくとも1つ以上の保管用フ
ォーマットを設定することができる。また、書き込みフ
ォーマット別に保管用フォーマットを設定する場合、対
象別フォーマット管理テーブル14bにより、各書き込
みフォーマットごとに異なるフォーマットを設定するこ
とが可能であり、フォーマットリスト14cによって、
少なくとも1つ以上の保管用フォーマットを設定するこ
とができる。クライアントごとにフォーマットを設定す
る場合、また通信回線ごとにフォーマットを設定する場
合も同様である。
【0028】ここで、本実施形態で用いられる保管用フ
ォーマットの一例を簡単に説明する。 ・「MR」とは、ファクシミリの符号化方式(modi
fied READ)に基づくデータフォーマットであ
る。
【0029】・「MMR」とは、ファクシミリ(G3/
G4)の符号化方式(modified modifi
ed READ)に基づくデータフォーマットである。 ・「Bitmap」とは、文字や図形情報をコード化せ
ずにドット(画素)のまま表現した形式のものである。
【0030】・「TIFF」とは、画像ファイルの標準
フォーマット(tag imagefile form
at)である。 ・「Wav」とは、音声データのフォーマットの1つで
ある。
【0031】・「PCX」とは、画像データのフォーマ
ットの1つである。 このように、本発明で、フォーマット変換と言う場合、
音声、画像、コード等のメディアのうち、同一メディア
間のフォーマット変換の場合も、種類の異なるメディア
間でのフォーマット変換の場合においても用いられるも
のとする。すなわち、音声情報からコード情報へのフォ
ーマット変換(「Wav」から「Text」)の場合も
あり得る。
【0032】図4は、フォーマット変換実行テーブル1
6の記憶内容の一例を示したもので、第1列に変換前の
フォーマットを示すフォーマットIDが、第1行に変換
後のフォーマットを示すフォーマットIDが格納されて
いる。第2行2列以降には、同行にある変換前のフォー
マットを同列にある変換後のフォーマットに変換するた
めの実行プログラムへのポインタが格納されている。こ
れにより、入力データのフォーマットを示すフォーマッ
トIDと、保管用のフォーマットを示すフォーマットI
Dから、フォーマット変換を実行させるためのプログラ
ムを読み込むことができ、これを実行することでフォー
マット変換処理を行うことができる。
【0033】図5はデータ管理テーブル18のデータ構
造の模式図である。この模式図に示すように、データ管
理テーブル18では、保管しているデータをフォルダに
よって分類して管理している。各フォルダは階層構造を
なしており、1つのフォルダは複数のフォルダ、複数の
データを保管できるようになっている。また、1つのフ
ォルダが複数のフォルダに保管されることはなく、全体
は木構造をなしている。
【0034】以後の説明では、各フォルダが保管してい
るフォルダ及びデータをそれぞれ子フォルダ、子データ
と表現し、フォルダが保管されているデータを親フォル
ダと呼ぶ。例えば、図5に示すように、「フォルダ0」
の子フォルダは「フォルダ1」、「フォルダ2」であ
り、子データは「データ1」である。また、「フォルダ
1」の子フォルダは「フォルダ3」であり、子データは
「データ2」、また親フォルダは「フォルダ0」であ
る。
【0035】図6はデータ管理テーブル18の記憶内容
の一例を示したもので、フォルダテーブル18aとデー
タテーブル18bとデータリスト18cから構成され
る。フォルダテーブル18aは、フォルダID欄、親フ
ォルダID欄、子フォルダ数欄、子フォルダリストへの
ポインタ欄、子データ数、子データリストへのポインタ
欄から構成されている。
【0036】フォルダID欄には、各フォルダを一意に
識別できるフォルダIDが格納される。親フォルダID
欄には、各フォルダの親を示すフォルダIDが格納され
る。例えば、図5の「フォルダ1」の親フォルダID欄
には 「0」が、「フォルダ3」の親フォルダID欄に
は「1」が格納される。子フォルダ数欄には、各フォル
ダの子フォルダの数が格納される。例えば、図5の「フ
ォルダ0」の場合は「2」が、「フォルダ1」の場合は
「1」が格納される。子フォルダリストへのポインタ欄
には、各フォルダの子フォルダを示すフォルダIDが格
納された子フォルダリストへのポインタが格納される。
子フォルダリストは、各フォルダの子フォルダを示すフ
ォルダIDを格納する。例えば、図5の「フォルダ0」
の場合は「1、2」が、「フォルダ1」の場合は「3」
が格納される。子データ数欄は、各フォルダの子データ
の数が格納される。例えば、図5の「フォルダ0」の場
合は「1」が、「フォルダ2」の場合は「2」が格納さ
れる。子データリストへのポインタ欄には、各フォルダ
の子データを示すデータIDが格納された子データリス
トへのポインタが格納される。
【0037】子データリストは、各フォルダの子データ
を示すデータIDが格納される。例えば、図5の「フォ
ルダ0」の場合は「1」が、「フォルダ1」の場合は
「2」が、「フォルダ2」の場合は「3、4」が格納さ
れる。
【0038】この構造により、フォルダ間の上下関係、
各フォルダに格納されているフォルダ、データの数とI
Dを検索できるようになっている。データテーブル18
bは、データID欄、親フォルダID欄、保管フォーマ
ット数欄、保管フォーマットリストへのポインタ欄から
構成される。
【0039】データID欄には、データを一意に識別す
るデータIDが格納される。親フォルダ欄には、データ
の親フォルダのIDが格納される。例えば、図5の「デ
ータ1」の場合は「0」が、「データ2」の場合は
「1」が、「データ3」、「データ4」の場合は「2」
が格納される。保管フォーマット数欄には、各データの
保管用フォーマットの種類数が格納される。例えば、図
5の「データ1」が3種類のフォーマットで保管されて
いる場合は「3」が格納される。データリストへのポイ
ンタ欄には、各データの保管フォーマットの種類と実際
のデータへのポインタが格納されたデータリスト18c
へのポインタが格納される。
【0040】データリスト18cは、フォーマットID
欄、データへのポインタ欄から構成される。フォーマッ
トID欄には、各データの保管フォーマットを示すフォ
ーマットIDが格納される。データへのポインタ欄は、
各フォーマットごとに変換された実際のデータへのポイ
ンタが格納される。
【0041】この構造により、データIDから、そのデ
ータが保管されている親フォルダ、そのデータが何種類
のフォーマットで保管されているのか、そのデータがど
のフォーマットで保管されているのかを検索することが
でき、実際のデータを読み込むことができるようになっ
ている。
【0042】図7は、図1の情報処理システムの第1の
動作(請求項1)を説明するためのフローチャートの一
例である。まず、情報処理装置2〜9のいずれかの通信
部12がデータを書き込むコマンドとデータを受信する
と(ステップS1)、情報処理装置2〜9のいずれかの
フォーマット決定部13が、フォーマット決定テーブル
14を参照し、保管用のフォーマットを少なくとも1つ
以上決定する(ステップS2)。
【0043】フォーマット決定部13がフォーマットを
決定すると、情報処理装置2〜9のいずれかのフォーマ
ット変換部15が受信したデータのフォーマットからフ
ォーマット決定部13で決定したフォーマットにデータ
を変換する(ステップS3)。フォーマット変換部15
がデータを変換すると、データ保管部17が新たにデー
タIDを発行し(ステップS4)、受信データとそのフ
ォーマット変換されたデータを図6に示したようなデー
タ管理テーブル18に追加して管理する(ステップS
5)。
【0044】図8は、図1の情報処理システムの第2の
動作(請求項2)を説明するためのフローチャートの一
例である。まず、情報処理装置2〜9のいずれかの通信
部12が保存先のフォルダを指定してデータを書き込む
コマンドを受信すると(ステップS11)、情報処理装
置2〜9のいずれかのフォーマット決定部13は、フォ
ルダ用の対象別フォーマット管理テーブル14bを参照
して(ステップS12)、受信したコマンドで指定され
ているフォルダに設定されたフォーマットを決定する
(ステップS13)。
【0045】ここで、フォーマット決定部13は、まず
フォーマット設定対象管理テーブル14aを参照し、設
定対象「フォルダ別」に対応する対象別フォーマット管
理テーブル14bを得る。そして、この対象別フォーマ
ット管理テーブル14bを参照し、受信したコマンドで
指定されているフォルダに対応するフォーマットリスト
14cを得る。例えば、受信コマンドで「フォルダ1」
が指定されていた場合は、ユニットID「1」に対応す
るフォーマットリスト14cを得る。さらに、フォーマ
ットリスト14cを参照して、このフォルダに設定され
ているフォーマットを保管用のフォーマットと決定す
る。例えば、フォーマットリストに「MR、MMR、P
CX」の3つのフォーマットが設定されている場合は、
受信したデータを、この3つのフォーマットで保管する
ことを決定する。
【0046】フォーマット決定部13は、保管用のフォ
ーマットを決定すると、受信したデータのフォーマット
ID、受信したデータ、決定した保管用フォーマットの
IDを情報処理装置2〜9のいずれかのフォーマット変
換部15に渡す。フォーマット変換部15は、フォーマ
ットIDと受信したデータが渡されると、フォーマット
変換実行テーブル16を参照して、受信したデータを保
管用フォーマットに変換する(ステップS14)。
【0047】ここで、フォーマット変換部15は、受信
データのフォーマットを変換前のフォーマット、フォー
マット決定部13で決定したフォーマットを変換後のフ
ォーマットとして、フォーマット変換実行テーブル16
から各変換プログラムを読み込み、データの変換を実行
する。例えば、受信データのフォーマットが「Bitm
ap」であり、フォーマット決定部13で決定されたフ
ォーマットが「MR、MMR、PCX」であった場合に
は、「Bitmap→MR、Bitmap→MMR、B
itmap→PCX」の各実行プログラムを読み込み、
各フォーマット変換を実行する。
【0048】フォーマット変換部15は、データの変換
が終了すると、受信データのフォーマットID、受信デ
ータ、変換後のデータのフォーマットID、変換後のデ
ータを情報処理装置2〜9のいずれかのデータ保管部1
7に渡す。
【0049】データ保管部17は、渡されたデータに対
し、新たにデータIDを発行し(ステップS15)、受
信データとそのフォーマット変換されたデータを図6に
示したようなデータ管理テーブル18に追加して管理す
る(ステップS16)。
【0050】ここで、受信コマンドで指定されたフォル
ダのIDを親フォルダID欄に格納し、変換されたデー
タと受信データによってデータリスト18cを作成し、
データテーブル18bの保管フォーマット数欄、データ
リストへのポインタ欄にそれぞれ保管フォーマット数、
データリスト18cへのポインタを格納する。さらに、
フォルダテーブル18aにおいて、受信データで指定さ
れたフォルダIDに対応する子データ数をインクリメン
トし、子データリストに発行したデータIDを追加す
る。例えば、フォーマット「MR、MMR、PCX」に
変換されたデータが、フォーマット「Bitmap」で
あった受信データとともにデータ保管部17に渡された
場合、データ保管部17は、新しいデータID、例えば
データID「5」を発行する。そして、例えば受信コマ
ンド上で「フォルダ1」が指定されていた場合は、デー
タID「5」の親フォルダID欄に「1」を格納する。
さらにフォーマット「Bitmap、MR、MMR、P
CX」のデータからデータリスト18cを作成し、デー
タID「5」の保管フォーマット数欄には「4」を、デ
ータリストへのポインタ欄には作成したデータリストへ
のポインタを格納する。
【0051】図9は、図1の情報処理システムの第3の
動作(請求項3)を説明するためのフローチャートの一
例である。まず、情報処理装置2〜9のいずれかの通信
部12がデータを書き込むコマンドを受信すると(ステ
ップS21)、情報処理装置2〜9のいずれかのフォー
マット決定部13は、入力フォーマット用の対象別フォ
ーマット管理テーブル14bを参照して(ステップS2
2)、受信したコマンドで指定されている入力フォーマ
ットに設定されたフォーマットを決定する(ステップS
23)。
【0052】フォーマット決定部13は、保管用のフォ
ーマットを決定すると、受信データのフォーマットI
D、受信データ、決定した保管用フォーマットのIDを
情報処理装置2〜9のいずれかのフォーマット変換部1
5に渡す。フォーマット変換部15は、フォーマットI
Dと受信データが渡されると、フォーマット変換実行テ
ーブル16を参照して、受信したデータを保管用フォー
マットに変換する(ステップS24)。
【0053】フォーマット変換部15は、データの変換
が終了すると、受信データのフォーマットID、受信デ
ータ、変換後のデータのフォーマットID、変換後のデ
ータを情報処理装置2〜9のいずれかのデータ保管部1
7に渡す。データ保管部17は、渡されたデータに対
し、新たにデータIDを発行し(ステップS25)、受
信データとそのフォーマット変換されたデータを図6に
示したようなデータ管理テーブル18に追加して管理す
る(ステップS26)。
【0054】図10は、図1の情報処理システムの第4
の動作(請求項4)を説明するためのフローチャートの
一例である。まず、情報処理装置2〜9のいずれかの通
信部12がデータを書き込むコマンドを受信すると(ス
テップS31)、情報処理装置2〜9のいずれかのフォ
ーマット決定部13は、クライアント用の対象別フォー
マット管理テーブル14bを参照して(ステップS3
2)、クライアントに設定されたフォーマットを決定す
る(ステップS33)。
【0055】フォーマット決定部13は、保管用のフォ
ーマットを決定すると、受信データのフォーマットI
D、受信データ、決定した保管用フォーマットのIDを
情報処理装置2〜9のいずれかのフォーマット変換部1
5に渡す。フォーマット変換部15は、フォーマットI
Dと受信データが渡されると、フォーマット変換実行テ
ーブル16を参照して、受信データを保管用フォーマッ
トに変換する(ステップS34)。
【0056】フォーマット変換部15は、データの変換
が終了すると、受信データのフォーマットID、受信デ
ータ、変換後のデータのフォーマットID、変換後のデ
ータを情報処理装置2〜9のいずれかのデータ保管部1
7に渡す。データ保管部17は、渡されたデータに対
し、新たにデータIDを発行し(ステップS35)、受
信データとそのフォーマット変換されたデータを図6に
示したようなデータ管理テーブル18に追加して管理す
る(ステップS36)。
【0057】図11は、図1の情報処理システムの第5
の動作(請求項5)を説明するためのフローチャートの
一例である。まず、情報処理装置2〜9のいずれかの通
信部12がデータを書き込むコマンドを受信すると(ス
テップS41)、情報処理装置2〜9のいずれかのフォ
ーマット決定部13は、通信回線用の対象別フォーマッ
ト管理テーブル14bを参照して(ステップS42)、
その通信回線に設定されたフォーマットを決定する(ス
テップS43)。例えば、通信部12で受信した通信回
線が「1」であった場合は、対象別フォーマット管理テ
ーブル14bのユニットID「1」で示されるフォーマ
ットリスト14cを参照し、保管用フォーマットを決定
する。
【0058】フォーマット決定部13は、保管用のフォ
ーマットを決定すると、受信データのフォーマットI
D、受信データ、決定した保管用フォーマットのIDを
情報処理装置2〜9のいずれかのフォーマット変換部1
5に渡す。フォーマット変換部15は、フォーマットI
Dと受信データが渡されると、フォーマット変換実行テ
ーブル16を参照して、受信したデータを保管用フォー
マットに変換する(ステップS44)。
【0059】フォーマット変換部15は、データの変換
が終了すると、受信データのフォーマットID、受信デ
ータ、変換後のデータのフォーマットID、変換後のデ
ータを情報処理装置2〜9のいずれかのデータ保管部1
7に渡す。データ保管部17は、渡されたデータに対
し、新たにデータIDを発行し(ステップS45)、受
信データとそのフォーマット変換されたデータを図6に
示したようなデータ管理テーブル18に追加して管理す
る(ステップS46)。
【0060】図12は、図1の情報処理システムの第6
の動作(請求項6)を説明するためのフローチャートの
一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信部1
2が保管用フォーマットを指定するコマンドを受信する
と(ステップS51)、情報処理装置2〜9のいずれか
のフォーマット決定部13は、フォーマット決定テーブ
ル14に、受信したコマンドで指定された保管用フォー
マットを追加する(ステップS52)。
【0061】図13は、図1の情報処理システムの第7
の動作(請求項7)を説明するためのフローチャートの
一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信部1
2が、フォルダを指定して保管用フォーマットを指定す
るコマンドを受信すると(ステップS61)、情報処理
装置2〜9のいずれかのフォーマット決定部13は、フ
ォーマット決定テーブル14の指定されたフォルダ情報
として、指定された保管フォーマットを追加する(ステ
ップS62〜ステップS64)。ここで、まず、フォー
マット決定テーブル14は、フォーマット設定対象管理
テーブル14aを参照して、設定対象が「フォルダ別」
の対象別フォーマット管理テーブル14bを得る。そし
て、この「フォルダ」別フォーマット管理テーブル14
bを参照して(ステップS62)、受信したコマンドで
指定されているフォルダが示すフォーマットリスト14
cに、受信したコマンドで指定された保管用フォーマッ
トのIDを追加する(ステップS63〜ステップS6
4)。例えば、受信したフォーマットが「フォルダ1」
を指定している場合、フォルダ1を示すユニットID
「1」に対応するフォーマットリスト14cに対して、
受信したコマンドで指定された保管用フォーマット、例
えば「TIFF」などを追加する。
【0062】図14は、図1の情報処理システムの第8
の動作(請求項8)を説明するためのフローチャートの
一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信部1
2が、書き込みフォーマットを指定して保管用フォーマ
ットを指定するコマンドを受信すると(ステップS7
1)、情報処理装置2〜9のいずれかのフォーマット決
定部13は、フォーマット決定テーブル14に、指定さ
れた保管フォーマットを追加する(ステップS72〜ス
テップS74)。ここで、まず、フォーマット決定テー
ブル14は、フォーマット設定対象管理テーブル14a
を参照して、設定対象が「入力フォーマット別」の対象
別フォーマット管理テーブル14bを得る。そして、こ
の「入力フォーマット」別フォーマット管理テーブル1
4bを参照して(ステップS72)、受信したコマンド
で指定されている書き込みフォーマットが示すフォーマ
ットリスト14cに、受信したコマンドで指定された保
管用フォーマットのIDを追加する(ステップS73〜
ステップS74)。例えば、受信したフォーマットが入
力フォーマットとして「MR」を指定していた場合、M
Rを示すユニットID「1」に対応するフォーマットリ
スト14cに対して、受信したコマンドで指定された保
管用フォーマット、例えば「TIFF」などを追加す
る。
【0063】図15は、図1の情報処理システムの第9
の動作(請求項9)を説明するためのフローチャートの
一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信部1
2が、クライアントを一意に識別するクライアントID
を指定して保管用フォーマットを指定するコマンドを受
信すると(ステップS81)、情報処理装置2〜9のい
ずれかのフォーマット決定部13は、フォーマット決定
テーブル14に、指定された保管フォーマットを追加す
る(ステップS82〜ステップS84)。ここで、ま
ず、フォーマット決定テーブル14は、フォーマット設
定対象管理テーブル14aを参照して、設定対象が「ク
ライアント別」の対象別フォーマット管理テーブル14
bを得る。そして、この「クライアント」別フォーマッ
ト管理テーブル14bを参照して(ステップS82)、
受信したコマンドで指定されているクライアントIDに
対応するフォーマットリスト14cに、受信したコマン
ドで指定された保管用フォーマットのIDを追加する
(ステップS83〜ステップS84)。例えば、受信し
たコマンドが「クライアント1」を指定していた場合、
クライアント1を示すユニットID「1」に対応するフ
ォーマットリスト14cに対して、受信したコマンドで
指定された保管用フォーマット、例えば「TIFF」な
どを追加する。
【0064】図16は、図1の情報処理システムの第1
0の動作(請求項10)を説明するためのフローチャー
トの一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信
部12が、保管用フォーマットを指定するコマンドを受
信すると、情報処理装置2〜9のいずれかのフォーマッ
ト決定部13は、フォーマット決定テーブル14に、指
定された保管フォーマットを追加する(ステップS92
〜ステップS94)。ここで、まず、フォーマット決定
テーブル14は、フォーマット設定対象管理テーブル1
4aを参照して、設定対象が「通信回線別」の対象別フ
ォーマット管理テーブル14bを得る。そして、この
「通信回線」別フォーマット管理テーブルを参照して
(ステップS92)、コマンドを受信した通信回線に対
応するフォーマットリスト14cに、受信したコマンド
で指定された保管用フォーマットのIDを追加する(ス
テップS93〜ステップS94)。例えば、コマンドを
受信した通信回線が「1」であった場合には、通信回線
「1」を示すユニットID「1」に対応するフォーマッ
トリスト14cに対して、受信したコマンドで指定され
た保管用フォーマット、例えば「TIFF」などを追加
する。
【0065】図17は、図1の情報処理システムの第1
1の動作(請求項20)を説明するためのフローチャー
トの一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信
部12が、管理しているデータに関する情報を問い合わ
せる指示を受信すると(ステップS101)、情報処理
装置2〜9のいずれかのデータ保管部17が、そのコマ
ンドが特定のデータに関する情報を問い合せているもの
か、保管中の全データに関する情報を問い合わせている
ものかを判定する(ステップS102)。
【0066】受信したコマンドが、特定のデータに関す
る情報を問い合わせているものの場合は、ステップS1
03に進み、コマンドで特定されているデータが示すデ
ータIDから、データ管理テーブル18を参照して、ど
のフォーマットで保管されているのかを検索する。
【0067】受信したコマンドが、保管中の全データに
関する情報を問い合わせるものであった場合、ステップ
S104に進み、データ管理テーブル18を参照して、
全データについて、どのフォーマットで保管されている
のかを検索する。
【0068】そして、検索結果を返答する(ステップS
105)。例えば、図6に示すデータ管理テーブル18
の場合、受信したコマンドがデータID「1」を特定し
てデータに関する情報を問い合わせるものであった場
合、データ保管部17が、データ管理テーブル18のう
ちの対応のデータテーブル18bを参照する。そして、
データID「1」の保管フォーマット数欄を参照して、
このデータが「4」種類のフォーマットで保管されてい
ることを検索し、データリストへのポインタ欄を参照し
てデータリスト18cを参照する。これにより、このデ
ータが「Bitmap、MR、MMR、PCX」という
フォーマットで保管されているという情報を得て、この
情報を返答する。
【0069】図18は、図1の情報処理システムの第1
2の動作(請求項11)を説明するためのフローチャー
トの一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信
部12が、フォルダに関する保管用のフォーマット情報
を問い合わせるコマンドを受信すると(ステップS11
1)、情報処理装置2〜9のいずれかのフォーマット決
定部13が、フォーマット決定テーブル14を参照して
(ステップS112)、指定されたフォルダに設定され
ている保管用フォーマットの種類を返答する(ステップ
S113〜ステップS114)。ここで、まず、フォー
マット決定部13は、フォーマット設定対象管理テーブ
ル14aから設定対象が「フォルダ別」の対象別フォー
マット管理テーブル14bを得る。そして、「フォルダ
別」用の対象別フォーマット管理テーブル14bを参照
し、受信したコマンドが指定したフォルダに対応するフ
ォーマットリスト14cを得て、そのフォルダに設定さ
れている保管用フォーマットの種類を得る。例えば、受
信したコマンドでフォルダ1が指定された場合、「フォ
ルダ別」用の対象別フォーマット管理テーブル14bか
ら「フォルダ1」に対応するユニットID「1」のフォ
ーマットリスト14cを得る。そして、このフォーマッ
トリスト14cから、このフォルダに設定されている保
管用フォーマットは「MR、MMR、Bitmap」で
あることがわかり、この情報を返答する。
【0070】図19は、図1の情報処理システムの第1
3の動作(請求項12)を説明するためのフローチャー
トの一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信
部12が、入力フォーマットに関する保管用のフォーマ
ット情報を問い合わせるコマンドを受信すると(ステッ
プS121)、情報処理装置2〜9のいずれかのフォー
マット決定部13が、そのコマンドが特定の入力フォー
マットに関する問い合わせコマンドであるのか、全入力
フォーマットに関する問い合わせコマンドであるのかを
判断する。
【0071】受信したコマンドが特定の入力フォーマッ
トに関する問い合わせであった場合、フォーマット決定
テーブル14から、そのコマンドで特定されている入力
フォーマットに設定されている保管フォーマット情報を
得て、その情報を返答する(ステップS122〜ステッ
プS124)。
【0072】受信したコマンドが全入力フォーマットに
関する問い合わせコマンドであった場合、フォーマット
決定テーブル14から、全部の入力フォーマットに設定
されている保管フォーマット情報を得て、その情報を返
答する(ステップS122〜ステップS124)。
【0073】例えば、受信したコマンドで入力フォーマ
ット「MR」が指定された場合、設定対象が「入力フォ
ーマット別」の対象別フォーマット管理テーブル14b
から「MR」に対応するユニットID「1」のフォーマ
ットリスト14cを得る。そして、このフォーマットリ
スト14cから、この入力フォーマットに設定されてい
る管理用フォーマットは「MR、MMR、Bitma
p」であることがわかり、この情報を返答する。
【0074】図20は、図1の情報処理システムの第1
4の動作(請求項13)を説明するためのフローチャー
トの一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信
部12が、クライアントに関する保管用のフォーマット
情報を問い合わせるコマンドを受信すると(ステップS
131)、情報処理装置2〜9のいずれかのフォーマッ
ト決定部13が、そのコマンドが特定のクライアントに
関する問い合わせコマンドであるのか、全クライアント
に関する問い合わせコマンドであるのかを判断する。
【0075】受信したコマンドが特定のクライアントに
関する問い合わせであった場合、フォーマット決定テー
ブル14から、そのコマンドで特定されているクライア
ントに設定されている保管フォーマット情報を得て、そ
の情報を返答する(ステップS132〜ステップS13
4)。
【0076】受信したコマンドが全クライアントに関す
る問い合わせコマンドであった場合、フォーマット決定
テーブル14から、全部のクライアントに設定されてい
る保管フォーマット情報を得て、その情報を返答する
(ステップS132〜ステップS134)。
【0077】例えば、受信したコマンドでクライアント
「1」が指定された場合、設定対象が「クライアント
別」の対象別フォーマット管理テーブル14bからクラ
イアント「1」に対応するユニットID「1」のフォー
マットリスト14cを得る。そして、このフォーマット
リスト14cから、このクライアントに設定されている
保管用フォーマットは「MR、MMR、Bitmap」
であることがわかり、この情報を返答する。
【0078】図21は、図1の情報処理システムの第1
5の動作(請求項14)を説明するためのフローチャー
トの一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信
部12が、通信回線に関する保管用のフォーマット情報
を問い合わせるコマンドを受信すると(ステップS14
1)、情報処理装置2〜9のいずれかのフォーマット決
定部13が、そのコマンドが特定の通信回線に関する問
い合わせコマンドであるのか、全通信回線に関する問い
合わせコマンドであるのかを判断する。
【0079】受信したコマンドが特定の通信回線に関す
る問い合わせであった場合、フォーマット決定テーブル
14から、そのコマンドで特定されている通信回線に設
定されている保管フォーマット情報を得て、その情報を
返答する(ステップS142〜ステップS144)。
【0080】受信したコマンドが全通信回線に関する問
い合わせコマンドであった場合、フォーマット決定テー
ブル14から、全部の通信回線に設定されている保管フ
ォーマット情報を得て、その情報を返答する(ステップ
S142〜ステップS144)。
【0081】例えば、受信したコマンドで通信回線
「1」が指定された場合、設定対象が「通信回線別」の
対象別フォーマット管理テーブル14bから通信回線
「1」に対応するユニットID「1」のフォーマットリ
スト14cを得る。そして、このフォーマットリスト1
4cから、この通信回線に設定されている管理用フォー
マットは「MR、MMR、Bitmap」であることが
わかり、この情報を返答する。
【0082】図22は、図1の情報処理システムの第1
6の動作(請求項21)を説明するためのフローチャー
トの一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信
部12が、すでにデータ管理テーブル18に保管されて
いるしているデータを修正するコマンドと修正用のデー
タを受信すると(ステップS151)、情報処理装置2
〜9のいずれかのデータ保管部17が受信したコマンド
からデータを特定するデータIDを得る。そして、デー
タ管理テーブル18を参照し、受信したデータと同じフ
ォーマットで保管されているデータを読み出し、受信し
た修正用のデータを用いて、データの修正を行う。その
後、データ管理テーブル18を参照し、このデータがど
のようなフォーマットで保管されているのかを検索する
(ステップS152)。そして、受信したデータのフォ
ーマットID、検索した結果得られた保管フォーマット
ID、修正したデータとを情報処理装置2〜9のいずれ
かのフォーマット変換部15に渡す。
【0083】フォーマット変換部15では、受信したデ
ータのフォーマットIDを変換前のフォーマットID、
検索結果である保管フォーマットIDを変換後のフォー
マットIDとして、フォーマット変換テーブルを参照
し、対応する実行プログラムを読み込み、渡された修正
済みのデータをフォーマット変換する(ステップS15
3)。
【0084】フォーマット変換部15がフォーマット変
換処理を終えると、このデータのデータIDと変換処理
後のデータへのポインタがデータ保管部17に渡され
る。データ保管部17は、指定されたデータIDのデー
タリスト18cのデータへのポインタ欄を、渡された変
換処理後のデータへのポインタに更新する(ステップS
154)。
【0085】以上説明したように、上記第1の実施形態
によれば、入力データを複数のフォーマットで管理する
ことができるため、データの読み出し要求を受信した場
合に、その要求で指定されているフォーマットと同じフ
ォーマットの(既にフォーマット変換済みの)データを
提供するだけでよく、データの読み出し要求受信からデ
ータ出力までの処理時間を短縮することができる。その
ため、情報処理装置2〜9のいずれかが読み出し要求を
送信した場合、その所望のデータの提供されるまでの待
ち時間が短くなり、処理の効率をあげることができる。
【0086】また、処理を待ち行列で管理しながら順次
処理を行う情報処理装置、例えばネットワーク1上に接
続された各情報処理装置からの印刷要求を受けて印刷処
理を行うネットワークプリンタ7や、ネットワーク1上
に接続された各情報処理装置からの送信要求を受けてフ
ァクシミリ送信を行うファクシミリサーバ6などでは、
データが書き込まれ、待ち行列で処理を待っている間
に、読み出し側の処理に適したフォーマットに変換でき
るため、書き込み側の情報処理装置にも、読み出し側の
情報処理装置にも、フォーマット変換処理時間にかかわ
る待ち時間の発生を防ぐことができ、一連の処理全体に
対して効率をあげることができる。
【0087】また、第2の動作で説明したように、入力
データの変換フォーマット(保管用フォーマット)を例
えば、フォルダごとに設定できるため、例えば、ファク
シミリ6で出力するデータを必ず一定のフォルダを介し
て入力するようにし、そのフォルダに入ってくるデータ
については、少なくともファクシミリで送信できるデー
タフォーマットで保管することにより、そのフォルダに
書き込む情報処理装置が、個々にフォーマット変換を行
う必要がなくなり、各情報処理装置の処理を軽減するこ
とができる。
【0088】また、第6〜10の動作で説明したよう
に、情報処理装置2〜9の少なくとも1つから、積極的
に保管用フォーマットを指定できるため、例えば、ある
フォルダに保管されているデータをネットワーク1上の
プリンタ7が印刷のために使用している場合、プリンタ
7にエラーが発生し、同ネットワーク1上の他のプリン
タB(図示せず)に代行印刷をさせたい場合に、本発明
を利用してプリンタBで使用する保管フォーマット指定
すれば、システム側で自動的にフォーマット変換を行う
ため、プリンタ7及びプリンタBの処理が軽減し、ま
た、印刷するために読み出されるまでの待ち時間により
フォーマット変換処理が行えるため、システム全体の処
理効率をあげることができる。
【0089】また、第11〜15の動作で説明したよう
に、情報処理装置2〜9の少なくとも1つが保管用のフ
ォーマットについての問合せが行えるため、例えば読み
出し要求を行う側の情報処理装置が、各入力データがす
でにフォーマット変換されているのかどうか、あるいは
書き込み要求を行う側の情報処理装置がどのフォルダに
書き込めば所望するフォーマットに変換されるのか、と
いった情報を得ることができ、各情報処理装置の処理内
容に合わせて、最適なデータあるいはフォルダを選択す
ることができる。
【0090】また、第16の動作で説明したように、情
報処理装置2〜9のいずれかから保管中のデータに対
し、あるフォーマットを指定してデータ修正が加えられ
た場合でも、他のフォーマットのデータに対しても同期
修正を行うことにより、複数の変換フォーマットに変換
されているデータ間の整合性をとることができるため、
誤ったデータの提供を防ぐことができる。 (第2の実施形態)本発明の第2の実施形態に係る情報
処理システムの全体の構成例は、図1と同様である。
【0091】図23は、図1の情報処理システムを構成
する情報処理装置2〜9の要部の構成例を概略的に示し
たもので、図2と同一部分には同一符号を付し異なる部
分について説明する。
【0092】図23に示すように、情報処理装置は、通
信部12、入出力履歴管理部20、フォーマット決定部
13、フォーマット変換部15、データ保管部17、制
御部11から構成される。すなわち、図23では、入出
力履歴管理部20が追加され、入力データの変換フォー
マットを決定する際には、フォーマット決定部13に具
備されるフォーマット決定テーブル14ではなく、入出
力履歴管理部20に具備される入出力履歴管理テーブル
21を参照して決定されるようになっている。
【0093】入出力履歴管理部20は、入出力履歴管理
テーブル21を具備し、データ管理テーブル18に既に
保管されているデータを読み出す際に指定された読み出
しフォーマットの履歴を管理するものである。
【0094】フォーマット決定部13は、通信部12
で、例えば、データを書き込むコマンドを受信した場合
に、入出力履歴管理部20から過去のデータ読み出し履
歴情報を受け取り、その情報に基づいて受信データをど
のようなフォーマットで保管するのかを決定するように
なっている。
【0095】なお、上記各部は、全て1つの情報処理装
置に具備されていてもよいが、例えば、図1の複数の情
報処理装置に分散して具備されていてもよい。図24
は、入出力履歴管理テーブル21の記憶内容の一例を示
したもので、管理対象管理テーブル21a、対象別履歴
管理テーブル21b、履歴リスト21cから構成され
る。
【0096】管理対象管理テーブル21aは、管理対象
欄、対象別履歴管理テーブルへのポインタ欄から構成さ
れる。管理対象欄は、情報データの属性、すなわち、履
歴を管理する対象の種類、例えば、フォルダ別、入力フ
ォーマット別、クライアント別、通信回線別などを格納
する。対象別履歴管理テーブルへのポインタは、対象の
種類毎に設定された対象別履歴管理テーブル21bへの
ポインタが格納される。
【0097】対象別履歴管理テーブル21bは、ユニッ
トID欄、履歴リストへのポインタ欄から構成される。
ユニットID欄は、各対象を一意に現わすユニットID
が格納される。例えば、管理対象が「フォルダ」の対象
別履歴管理テーブル21bの場合、各フォルダを一意に
現わすフォルダIDが、「入力フォーマット」の対象別
履歴管理テーブル21bの場合、各入力フォーマットを
一意に現わすフォーマットIDが、「クライアント」の
対象別履歴管理テーブル21bの場合、各クライアント
を一意に現わすフォーマットIDが、「通信回線」の対
象別履歴管理テーブル21bの場合は、通信回線を一意
に現わす通信回線IDが、それぞれ数値あるいは文字列
などで格納される。履歴リストへのポインタ欄は、各対
象ごとに設定された履歴リスト21cへのポインタが格
納される。
【0098】履歴リスト21cは、日付欄、時間欄、読
み出しフォーマット欄から構成される。日付欄は、過去
に各対象に対してデータ読み出しが行われた日付が格納
される。時間欄は、その読み出しが行われた時間が格納
される。読み出しフォーマット欄は、その読み出しが行
われるときに指定された読み出し時のフォーマットID
が格納される。
【0099】これにより、各対象ごとに、いつどのよう
なフォーマットでデータが読み出されたのかを検索でき
るようになっている。なお、管理されているデータは、
各対象が発生してから現在までの読み出し全部に関する
データでもよいし、予め決められた一定期間に発生した
読み出しに関するデータでもよい。
【0100】図25は、図1の情報処理システムの第1
7の動作(請求項15)を説明するためのフローチャー
トの一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信
部12が、データの書き込みコマンドとデータを受信す
ると(ステップS161)、情報処理装置2〜9のいず
れかのフォーマット決定部13が情報処理装置2〜9の
いずれかの入出力履歴管理部20に対し、過去のデータ
読み出し時に最も頻繁に指定された読み出しフォーマッ
トを検索するように依頼する。入出力履歴管理部20
は、入出力履歴管理テーブル21を参照して、上記読み
出しフォーマットを検索する(ステップS162)。
【0101】フォーマット決定部13は、この検索によ
り得られたフォーマットを保管用のフォーマットとみな
し(ステップS163)、情報処理装置2〜9のいずれ
かのフォーマット変換部15に対して、受信データのフ
ォーマットID、保管用フォーマットと決定したフォー
マットID、受信データを渡す。フォーマット変換部1
5は、受信データのフォーマットIDを変換前のフォー
マットのID、保管用のフォーマットIDを変換後のフ
ォーマットIDとして、フォーマット変換実行テーブル
16を参照し、フォーマット変換プログラムを読み込
み、渡された受信データを保管用フォーマットに変換す
る(ステップS164)。
【0102】フォーマット変換部15がフォーマット変
換を終えると、情報処理装置2〜9のいずれかのデータ
保管部17に、受信データと受信データのフォーマット
ID、変換後のデータと保管用フォーマットIDを渡
す。データ保管部17は、データ管理テーブル18を参
照して新しいデータIDを発行し(ステップS16
5)、受信データとそのフォーマット変換されたデータ
を図6に示したようなデータ管理テーブル18に追加し
て管理する(ステップS166)。
【0103】図26は、図1の情報処理システムの第1
8の動作(請求項16)を説明するためのフローチャー
トの一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信
部12が、フォルダを指定したデータ書き込みコマンド
を受信すると(ステップS171)、情報処理装置2〜
9のいずれかのフォーマット決定部13が情報処理装置
2〜9のいずれかの入出力履歴管理部20に対して、指
定されたフォルダに保管されているデータについて、過
去の読み出し時に指定された読み出しフォーマットのう
ち、最も指定頻度の高いフォーマットを検索するように
依頼する。
【0104】入出力履歴管理部20は、管理対象管理テ
ーブル21aを参照して、設定対象が「フォルダ」用の
対象別履歴管理テーブル21bを得る。そして、「フォ
ルダ」用の対象別履歴管理テーブル21bを参照して、
指定されたフォルダに対応する履歴リスト21cを得
る。例えば、「フォルダ1」が指定された場合は、フォ
ルダ1を示すユニットID「1」に対応する履歴リスト
21cを得る。この履歴リスト21cのデータを参照
し、フォーマット決定部13より依頼のあった上記読み
出しフォーマットを検索し、検索結果であるフォーマッ
トIDをフォーマット決定部13に渡す(ステップS1
72)。
【0105】フォーマット決定部13は、入出力履歴管
理部20から検索結果を受け取ると、このフォーマット
を保管用フォーマットとみなす。そして、情報処理装置
2〜9のいずれかのフォーマット変換部15に対して、
受信データと、受信データのフォーマットID、検索結
果であるフォーマットIDを渡す。
【0106】フォーマット変換部15は、受信データの
フォーマットを変換前のフォーマット、検索結果である
フォーマットを変換後のフォーマットとして、フォーマ
ット変換実行テーブル16を参照して、変換プログラム
を読み込み、受信したデータのフォーマット変換を行う
(ステップS174)。そして、変換処理が終了する
と、情報処理装置2〜9のいずれかのデータ保管部17
に対して、受信したデータとそのフォーマットID、変
換後のデータのそのフォーマットIDを渡す。
【0107】データ保管部17は、データ管理テーブル
18を参照して新しいデータIDを発行し(ステップS
175)、受信データとそのフォーマット変換されたデ
ータを図6に示したようなデータ管理テーブル18に追
加して管理する(ステップS176)。
【0108】図27は、図1の情報処理システムの第1
9の動作(請求項17)を説明するためのフローチャー
トの一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信
部12が、入力フォーマットを指定したデータ書き込み
コマンドを受信すると(ステップS181)、情報処理
装置2〜9のいずれかのフォーマット決定部15が情報
処理装置2〜9のいずれかの入出力履歴管理部20に対
して、指定された入力フォーマットで受信したデータに
ついて、過去の読み出し時に指定された読み出しフォー
マットのうち、最も指定頻度の高いフォーマットを検索
するように依頼する。
【0109】入出力履歴管理部20は、管理対象管理テ
ーブル21aを参照して、設定対象が「入力フォーマッ
ト」用の対象別履歴管理テーブル21bを得る。そし
て、「入力フォーマット」用の対象別履歴管理テーブル
21bを参照して、指定された入力フォーマットに対応
する履歴リスト21cを得る。例えば、フォーマット
「MR」が指定された場合は、「MR」を示すユニット
ID「1」に対応する履歴リスト21cを得る。この履
歴リスト21cのデータを参照し、フォーマット決定部
13より依頼のあった上記読み出しフォーマットを検索
し(ステップS182)、検索結果であるフォーマット
IDをフォーマット決定部13に渡す。
【0110】フォーマット決定部13は、入出力履歴管
理部20から検索結果を受け取ると、このフォーマット
を保管用フォーマットとみなす(ステップS183)。
そして、情報処理装置2〜9のいずれかのフォーマット
変換部15に対して、受信データと、受信データのフォ
ーマットID、検索結果であるフォーマットIDを渡
す。
【0111】フォーマット変換部15は、受信データの
フォーマットを変換前のフォーマット、検索結果である
フォーマットを変換後のフォーマットとして、フォーマ
ット変換実行テーブル16を参照して、変換プログラム
を読み込み、受信したデータのフォーマット変換を行う
(ステップS184)。そして、変換処理が終了する
と、情報処理装置2〜9のいずれかのデータ保管部17
に対して、受信データとそのフォーマットID、変換後
のデータと、そのフォーマットIDを渡す。
【0112】データ保管部17は、データ管理テーブル
18を参照して新しいデータIDを発行し(ステップS
185)、受信データとそのフォーマット変換されたデ
ータを図6に示したようなデータ管理テーブル18に追
加して管理する(ステップS186)。
【0113】図28は、図1の情報処理システムの第2
0の動作(請求項18)を説明するためのフローチャー
トの一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信
部12が、クライアントを指定したデータ書き込みコマ
ンドを受信すると(ステップS191)、情報処理装置
2〜9のいずれかのフォーマット決定部13が情報処理
装置2〜9のいずれかの入出力履歴管理部20に対し
て、指定されたクライアントが書き込んだデータについ
て、過去の読み出し時に指定された読み出しフォーマッ
トのうち、最も指定頻度の高いフォーマットを検索する
ように依頼する。
【0114】入出力履歴管理部20は、管理対象管理テ
ーブル21aを参照して、設定対象が「クライアント」
用の対象別履歴管理テーブル21bを得る。そして、
「クライアント」用の対象別履歴管理テーブル21bを
参照して、指定されたクライアントに対応する履歴リス
ト21cを得る。例えば、クライアント「1」が指定さ
れた場合は、クライアント「1」を示すユニットID
「1」に対応する履歴リスト21cを得る。この履歴リ
スト21cのデータを参照し、フォーマット決定部13
より依頼のあった上記読み出しフォーマットを検索し
(ステップS192)、検索結果であるフォーマットI
Dをフォーマット決定部13に渡す。
【0115】フォーマット決定部13は、入出力履歴管
理部20から検索結果を受け取ると、このフォーマット
を保管用フォーマットとみなす(ステップS193)。
そして、情報処理装置2〜9のいずれかのフォーマット
変換部15に対して、受信したデータのフォーマットI
D、検索結果であるフォーマットIDを渡す。
【0116】フォーマット変換部15は、受信データの
フォーマットを変換前のフォーマット、検索結果である
フォーマットを変換後のフォーマットとして、フォーマ
ット変換実行テーブル16を参照して、変換プログラム
を読み込み、受信データのフォーマット変換を行う(ス
テップS194)。そして、変換処理が終了すると、情
報処理装置2〜9のいずれかのデータ保管部17に対し
て、受信データとそのフォーマットID、変換後のデー
タと、そのフォーマットIDを渡す。
【0117】データ保管部17は、データ管理テーブル
18を参照して新しいデータIDを発行し(ステップS
195)、受信データとそのフォーマット変換されたデ
ータを図6に示したようなデータ管理テーブル18に追
加して管理する(ステップS196)。
【0118】図29は、図1の情報処理システムの第2
1の動作(請求項19)を説明するためのフローチャー
トの一例である。情報処理装置2〜9のいずれかの通信
部12が、データ書き込みコマンドを受信すると(ステ
ップS201)、情報処理装置2〜9のいずれかのフォ
ーマット決定部13が情報処理装置2〜9のいずれかの
入出力履歴管理部20に対して、コマンドを受信した通
信回線を介して受信されたデータについて、過去の読み
出し時に指定された読み出しフォーマットのうち、最も
指定頻度の高いフォーマットを検索するように依頼す
る。
【0119】入出力履歴管理部20は、管理対象管理テ
ーブル21aを参照して、設定対象が「通信回線」用の
対象別履歴管理テーブル21bを得る。そして、「通信
回線」用の対象別履歴管理テーブル21bを参照して、
指定された通信回線に対応する履歴リスト21cを得
る。例えば、通信回線「1」が指定された場合は、通信
回線「1」を示すユニットID「1」に対応する履歴リ
スト21cを得る。この履歴リスト21cのデータを参
照し、フォーマット決定部13より依頼のあった上記読
み出しフォーマットを検索し(ステップS202)、検
索結果であるフォーマットIDをフォーマット決定部1
3に渡す。
【0120】フォーマット決定部13は、入出力履歴管
理部20から検索結果を受け取ると、このフォーマット
を保管用フォーマットとみなす(ステップS203)。
そして、情報処理装置2〜9のいずれかのフォーマット
変換部15に対して、受信データと、受信データのフォ
ーマットID、検索結果であるフォーマットIDを渡
す。
【0121】フォーマット変換部15は、受信データの
フォーマットを変換前のフォーマット、検索結果である
フォーマットを変換後のフォーマットとして、フォーマ
ット変換実行テーブル16を参照して、変換プログラム
を読み込み、受信したデータのフォーマット変換を行う
(ステップS204)。そして、変換処理が終了する
と、情報処理装置2〜9のいずれかのデータ保管部17
に対して、受信したデータとそのフォーマットID、変
換後のデータと、そのフォーマットIDを渡す。
【0122】データ保管部17は、データ管理テーブル
18を参照して新しいデータIDを発行し(ステップS
205)、受信データとそのフォーマット変換されたデ
ータを図6に示したようなデータ管理テーブル18に追
加して管理する(ステップS206)。
【0123】以上説明したように、上記第2の実施形態
(第17〜21の動作の説明)によれば、既にデータ管
理テーブル18にて保管、管理されているデータの読み
出し時に指定された読み出しフォーマットの履歴を入出
力履歴管理部20が記憶、管理して、入力データに対す
る変換フォーマットを決定する際に入出力履歴管理テー
ブル21に記憶されている履歴に基づき、動的に保管用
フォーマットが設定されるため、データの書き込み(入
力)要求あるいは読み出し要求を行う情報処理装置が、
特に保管用フォーマットの設定処理を行わなくても最適
なフォーマットが設定され、従って、システム全体の処
理を簡単化することができる。なお、上記第1、第2の
実施形態で説明した情報処理装置の構成、第1〜第21
の動作は、適宜組み合わせて用いられるものである。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データの入力時のフォーマットと出力時のフォーマット
が異なる場合に、所望のデータを要求してから提供する
までの応答時間の短縮が図れ、従って処理効率の向上が
図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る情報処理システムの全
体の構成例を概略的に示した図。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の
構成例を示した図。
【図3】フォーマット決定テーブルの一例を示した図。
【図4】フォーマット変換実行テーブルの一例を示した
図。
【図5】データ管理テーブルのデータ構造の一例を示し
た図。
【図6】データ管理テーブルの一例を示した図。
【図7】第1の動作を説明するためのフローチャート。
【図8】第2の動作を説明するためのフローチャート。
【図9】第3の動作を説明するためのフローチャート。
【図10】第4の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図11】第5の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図12】第6の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図13】第7の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図14】第8の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図15】第9の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図16】第10の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図17】第11の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図18】第12の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図19】第13の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図20】第14の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図21】第15の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図22】第16の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図23】本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置
の構成例を示した図。
【図24】入出力履歴管理テーブルの一例を示した図。
【図25】第17の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図26】第18の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図27】第19の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図28】第20の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図29】第21の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…ネットワーク、2、3、4…パーソナルコンピュー
タ、5…複写機、6…ファクシミリ、7…プリンタ、8
…スキャナ、9…電話、11…制御部、12…通信部、
13…フォーマット決定部、14…フォーマット決定テ
ーブル、15…フォーマット変換部、16…フォーマッ
ト変換実行テーブル、17…データ保管部、18…デー
タ管理テーブル、20…入出力履歴管理部、21…入出
力履歴管理テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 依田 信久 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに通信可能なように接続された複数
    の情報処理装置から構成される情報処理システムにおい
    て、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、入
    力データの属性に基づき、その変換フォーマットを少な
    くとも1つ決定するフォーマット決定手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データを前記フォーマット決定手段で決定された
    変換フォーマットに変換するデータ変換手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データと前記フォーマット変換手段でフォーマッ
    ト変換された変換データを記憶する記憶手段を具備した
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 互いに通信可能なように接続された複数
    の情報処理装置から構成される情報処理システムにおい
    て、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、入
    力データの変換フォーマットをその指定された保存先の
    フォルダに基づき少なくとも1つ決定するフォーマット
    決定手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データを前記フォーマット決定手段で決定された
    変換フォーマットに変換するデータ変換手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データと前記フォーマット変換手段でフォーマッ
    ト変換された変換データを前記保存先フォルダ内に記憶
    する記憶手段を具備したことを特徴とする情報処理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 互いに通信可能なように接続された複数
    の情報処理装置から構成される情報処理システムにおい
    て、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、入
    力データの変換フォーマットをその入力データのフォー
    マットに基づき少なくとも1つ決定するフォーマット決
    定手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データを前記フォーマット決定手段で決定された
    変換フォーマットに変換するデータ変換手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データと前記フォーマット変換手段でフォーマッ
    ト変換された変換データを記憶する記憶手段を具備した
    ことを特徴とする情報処理システム。
  4. 【請求項4】 互いに通信可能なように接続された複数
    の情報処理装置から構成される情報処理システムにおい
    て、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、入
    力データの変換フォーマットをそのデータに対応するユ
    ーザ情報に基づき少なくとも1つ決定するフォーマット
    決定手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データを前記フォーマット決定手段で決定された
    変換フォーマットに変換するデータ変換手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データと前記フォーマット変換手段でフォーマッ
    ト変換された変換データを記憶する記憶手段を具備した
    ことを特徴とする情報処理システム。
  5. 【請求項5】 互いに通信可能なように接続された複数
    の情報処理装置から構成される情報処理システムにおい
    て、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、入
    力データの変換フォーマットをその入力データが送信さ
    れてきた通信回線に基づき少なくとも1つ決定するフォ
    ーマット決定手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データを前記フォーマット決定手段で決定された
    変換フォーマットに変換するデータ変換手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データと前記フォーマット変換手段でフォーマッ
    ト変換された変換データを記憶する記憶手段を具備した
    ことを特徴とする情報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記複数の情報処理装置のうちの1つ
    は、前記入力データの属性に特定される変換フォーマッ
    トを予め指定する手段を具備したことを特徴とする請求
    項1記載の情報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記複数の情報処理装置のうちの1つ
    は、前記フォルダに特定される変換フォーマットを予め
    指定する手段を具備したことを特徴とする請求項2記載
    の情報処理システム。
  8. 【請求項8】 前記複数の情報処理装置のうちの1つ
    は、前記入力データの保存用に指定されたフォーマット
    に特定される変換フォーマットを予め指定する手段を具
    備したことを特徴とする請求項3記載の情報処理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記複数の情報処理装置のうちの1つ
    は、前記ユーザ情報に特定される変換フォーマットを予
    め指定する手段を具備したことを特徴とする請求項4記
    載の情報処理システム。
  10. 【請求項10】 前記複数の情報処理装置のうちの1つ
    は、前記通信回線に特定される変換フォーマットを予め
    指定する手段を具備したことを特徴とする請求項5記載
    の情報処理システム。
  11. 【請求項11】 前記複数の情報処理装置のうちの1つ
    は、ユーザからの問い合わせに応じて、前記フォルダに
    特定される変換フォーマットを通知する手段を具備した
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
  12. 【請求項12】 前記複数の情報処理装置のうちの1つ
    は、ユーザからの問い合わせに応じて、前記入力データ
    の保存用に指定されたフォーマットに特定される変換フ
    ォーマットを通知する手段を具備したことを特徴とする
    請求項3記載の情報処理システム。
  13. 【請求項13】 前記複数の情報処理装置のうちの1つ
    は、ユーザからの問い合わせに応じて、前記ユーザ情報
    に特定される変換フォーマットを通知する手段を具備し
    たことを特徴とする請求項4記載の情報処理システム。
  14. 【請求項14】 前記複数の情報処理装置のうちの1つ
    は、ユーザからの問い合わせに応じて、前記通信回線に
    特定される変換フォーマットを通知する手段を具備した
    ことを特徴とする請求項5記載の情報処理システム。
  15. 【請求項15】 互いに通信可能なように接続された複
    数の情報処理装置から構成される情報処理システムにお
    いて、 複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前記複
    数の情報処理装置のいずれかに入力された入力データを
    記憶する記憶手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記記憶手段に記憶されたデータを読み出す際に指定され
    るフォーマットの履歴情報をそのデータの属性に対応し
    て記憶する履歴記憶手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データの属性と前記履歴記憶手段に記憶された履
    歴情報に基づき、前記入力データの変換フォーマットを
    少なくとも1つ決定するフォーマット決定手段を具備
    し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データを前記フォーマット決定手段で決定された
    変換フォーマットに変換するデータ変換手段を具備し、 前記記憶手段には、前記入力データと前記フォーマット
    変換手段でフォーマット変換された変換データが記憶さ
    れることを特徴とする情報処理システム。
  16. 【請求項16】 互いに通信可能なように接続された複
    数の情報処理装置から構成される情報処理システムにお
    いて、 複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前記複
    数の情報処理装置のいずれかに入力された入力データを
    記憶する記憶手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記記憶手段に記憶されたデータを読み出す際に指定され
    るフォーマットの履歴情報をそのデータの保存先のフォ
    ルダに対応して記憶する履歴記憶手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データの保存先のフォルダと前記履歴記憶手段に
    記憶された履歴情報に基づき、前記入力データの変換フ
    ォーマットを少なくとも1つ決定するフォーマット決定
    手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データを前記フォーマット決定手段で決定された
    変換フォーマットに変換するデータ変換手段を具備し、 前記記憶手段には、前記入力データと前記フォーマット
    変換手段でフォーマット変換された変換データが記憶さ
    れることを特徴とする情報処理システム。
  17. 【請求項17】 互いに通信可能なように接続された複
    数の情報処理装置から構成される情報処理システムにお
    いて、 複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前記複
    数の情報処理装置のいずれかに入力された入力データを
    記憶する記憶手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記記憶手段に記憶されたデータを読み出す際に指定され
    るフォーマットの履歴情報をそのデータが入力されたと
    きのフォーマットに対応して記憶する履歴記憶手段を具
    備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データの保存用に指定されたフォーマットと前記
    履歴記憶手段に記憶された履歴情報に基づき、前記入力
    データの変換フォーマットを少なくとも1つ決定するフ
    ォーマット決定手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データを前記フォーマット決定手段で決定された
    変換フォーマットに変換するデータ変換手段を具備し、 前記記憶手段には、前記入力データと前記フォーマット
    変換手段でフォーマット変換された変換データが記憶さ
    れることを特徴とする情報処理システム。
  18. 【請求項18】 互いに通信可能なように接続された複
    数の情報処理装置から構成される情報処理システムにお
    いて、 複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前記複
    数の情報処理装置のいずれかに入力された入力データを
    記憶する記憶手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記記憶手段に記憶されたデータを読み出す際に指定され
    るフォーマットの履歴情報をそのデータに対応するユー
    ザ情報に対応して記憶する履歴記憶手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データに対応するユーザ情報と前記履歴記憶手段
    に記憶された履歴情報に基づき、前記入力データの変換
    フォーマットを少なくとも1つ決定するフォーマット決
    定手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データを前記フォーマット決定手段で決定された
    変換フォーマットに変換するデータ変換手段を具備し、 前記記憶手段には、前記入力データと前記フォーマット
    変換手段でフォーマット変換された変換データが記憶さ
    れることを特徴とする情報処理システム。
  19. 【請求項19】 互いに通信可能なように接続された複
    数の情報処理装置から構成される情報処理システムにお
    いて、 複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前記複
    数の情報処理装置のいずれかに入力された入力データを
    記憶する記憶手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記記憶手段に記憶されたデータを読み出す際に指定され
    るフォーマットの履歴情報をそのデータが送信されてき
    た通信回線に対応して記憶する履歴記憶手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データの送信されてきた通信回線と前記履歴記憶
    手段に記憶された履歴情報に基づき、前記入力データの
    変換フォーマットを少なくとも1つ決定するフォーマッ
    ト決定手段を具備し、 前記複数の情報処理装置のうちの少なくとも1つは、前
    記入力データを前記フォーマット決定手段で決定された
    変換フォーマットに変換するデータ変換手段を具備し、 前記記憶手段には、前記入力データと前記フォーマット
    変換手段でフォーマット変換された変換データが記憶さ
    れることを特徴とする情報処理システム。
  20. 【請求項20】 前記複数の情報処理装置のうちの1つ
    は、ユーザからの問い合わせに応じて、前記記憶手段に
    記憶されている前記入力データの前記フォーマット決定
    手段で決定された変換フォーマットを通知する手段を具
    備したことを特徴とする請求項1〜5および請求項15
    〜19のいずれか1つに記載の情報処理システム。
  21. 【請求項21】 前記記憶手段に記憶された入力データ
    およびその変換データは、これらのうちの1つが修正さ
    れたとき同期修正されることを特徴とする請求項1〜5
    および請求項15〜19のいずれか1つに記載の情報処
    理システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007072758A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Konica Minolta Business Technologies Inc データ処理装置
JP2009163763A (ja) * 2009-03-16 2009-07-23 Fujifilm Corp 画像保管方法および画像サーバ並びにプログラム
US8115954B2 (en) 2007-08-28 2012-02-14 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Pull print supporting image forming system, image forming method and information processing apparatus directed thereto
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US8854653B2 (en) 2007-08-28 2014-10-07 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Pull print supporting image forming system, server, computer readable medium storing image forming program and image forming method

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