JPH1012340A - バルブソケット - Google Patents

バルブソケット

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JPH1012340A
JPH1012340A JP16199296A JP16199296A JPH1012340A JP H1012340 A JPH1012340 A JP H1012340A JP 16199296 A JP16199296 A JP 16199296A JP 16199296 A JP16199296 A JP 16199296A JP H1012340 A JPH1012340 A JP H1012340A
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JP
Japan
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contact
valve
base
peripheral surface
mounting hole
Prior art date
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Application number
JP16199296A
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English (en)
Inventor
Masaki Okamoto
昌樹 岡本
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブの負側接点と負側接触子との接触をよ
り確実に取る。 【解決手段】 負側接触子30に備えた第1接触片36
は、バルブ装着孔12内の内周壁から、バルブ挿入方向
に前方側に向かって斜めに突出するように設けられてい
る。第2接触片37は、この第1接触片36に枝分かれ
状に設けられ、バルブ挿入方向に後方側に向かって斜め
に突出している。この両接触片36,37は、バルブ1
の口金3をバルブ装着孔12内に装着すると、口金3の
外周面において突起6を境にバルブ挿入方向の前後にそ
れぞれ接触する。この構成により、例えバルブ1がバル
ブ装着孔内で突起6を軸に傾いても、第1、第2接触片
のどちらか一方が口金3と接触を維持した状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口金付きのバルブ
を装着するバルブソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、口金付きバルブを装着するバルブ
ソケットの一例として、図9に示すようなものが知られ
ている。このバルブソケットは、合成樹脂材で成形され
たソケット本体61を備えており、その一端側にバルブ
60を装着するバルブ装着孔62が形成されている。バ
ルブ装着孔62の内周面には一対の係止溝63が180
度間隔を開けて形成されている。この係止溝63は、バ
ルブ60の口金64の外周面に180度間隔を開けて突
設された突起65がそれぞれ挿入されるものであり、J
スロットと称されて、軸線方向に沿ったガイド部63a
の奥端に屈曲部63bが直角に形成されている。また、
バルブ装着孔62の底面には、S字形に屈曲形成された
正側接触子66が装着されているとともに、内周面には
軸線方向に沿って負側接触子67が装着され、その上端
部に斜め下方に突出した弾性接触部68が切り起こして
形成されている。
【0003】そして、組み付けに際しては、バルブ60
の口金64の突起65を係止溝63のガイド部63aに
押し込んだのち、バルブ60を小角度回動させて突起6
5を屈曲部63b側に回り込ませると、バルブ60が抜
け止め状態で装着されるとともに、正側接触子66が口
金64の先端の正側接点69に、また負側接触子67の
接触部68が口金64の外周面である負側接点にそれぞ
れ弾接されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来から指
摘されてきたことに、バルブと負側接触子との接触不良
の問題点がある。その原因としては、次の二点が考えら
れる。一つは、バルブが傾動することに基づくものであ
り、他の一つは負側接触子の塑性変形が原因となるもの
である。順に説明すると、上記のようなソケットに装着
される口金付きのバルブは規格化されてはいるものの、
実際には口金の直径寸法にかなりのばらつきが出る。そ
こで、直径の小さい口金64を持ったバルブ60が装着
されると、図10に示すように、バルブ装着孔62内に
おいて突起65の部分を中心として傾動するようにがた
つきが出る。この場合、負側接触子67は突起65が設
けられている位置から約90゜周方向へずれて配置され
ているため、バルブ60は、負側接触子67の接触部6
8と対応する側の口金64の周面が、その接触部68と
同じような姿勢に傾く。したがって、傾動角度が極端に
大きくなった場合には、接触不良を招くおそれがあっ
た。また、バルブソケット単体時にバルブ装着孔内にド
ライバー等の工具が突っ込まれると、負側接触子が後退
方向へ塑性変形させられてしまうことがある。このた
め、変形の程度が大きければ当初より接触不良の事態を
生じてしまう。本発明のバルブソケットは上記のような
事情に基づいて完成されたものであって、その目的とす
るところは、バルブの接点と接触子をより確実に接触さ
せるところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
<請求項1の発明>上記目的を達成するため、請求項1
に係る発明は、ソケット本体の一端側にはバルブの口金
が装着されるバルブ装着孔が形成され、そのバルブ装着
孔の内周面に対向するように形成された一対の係止部
に、口金の外周面に突設された一対の突起を係止させて
抜け止め状態とし、口金の外周面における一対の突起の
間に負側接触子を接触させてなるバルブソケットであっ
て、負側接触子は、口金において突起を境として挿入方
向の前後に、撓み変形可能な接触部を備えているところ
に特徴を有する。 <請求項2の発明>また、請求項2に係る発明は、ソケ
ット本体の一端側にはバルブの口金が装着されるバルブ
装着孔が形成され、そのバルブ装着孔の内周面に対向す
るように形成された一対の係止部に対し、前記口金の外
周面に突設された一対の突起を係止させて抜け止め状態
とし、前記口金の外周面における両突起間に負側接触子
を接触させてなるバルブソケットであって、前記負側接
触子は、少なくともその一つはバルブの挿入時に前記口
金の外周面に弾性的に接触可能な複数の接触部を有し、
かつこれら接触部の何れかが口金側から後退する方向に
変形したときに、逆に他の接触部が口金側へ接近する方
向に変位するよう、これら接触部同士が連動可能になっ
ていることを特徴とするものである。
【0006】<請求項3の発明>さらに請求項3に係る
発明は、請求項1または請求項2の何れかに記載のもの
において、負側接触子の接触部は、前記バルブ装着孔の
開口側から奥側に向かって斜めに突出する第1接触部が
形成されるとともに、この第1接触部の途中からは第2
接触部が分枝して、前記バルブ装着孔の開口側に向けて
斜めに突出していることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の作用および効果】
<請求項1の発明>請求項1の発明では、負側接触子の
接触部をバルブの回動中心の前後に配したため、バルブ
が傾動しても少なくとも何れかの接触部は口金との接触
状態を維持することができる。したがって、常に安定し
た導通性を確保することができる。
【0008】<請求項2の発明>請求項2の発明によれ
ば、負側接触子に複数の接触部を設けており、例えばそ
のうちの何れかが工具等の突っ込みによって後退方向へ
塑性変形させられてしまったときにも、その後退動作に
連動して他の接触部が逆に接近方向に変位するため、一
部接触部の変形に拘らずバルブ側との接触状況が確保さ
れる。 <請求項3の発明>請求項3の発明によれば、第2接触
部は第1接触部の途中から分枝して形成されているた
め、これらを個別に形成する場合に比較して負側接触子
全体を小形化することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>図1ないし図5は本発明の第1実施形
態を示す。図1において、符号1はバルブであって、フ
ィラメントを収容したバルブ部2に円柱状の口金3が連
設され、その口金3の端面側に正側接点4が設けられる
とともに、口金3の外周面により負側接点が構成された
構造である。口金3の先端寄りの外周面には、バルブソ
ケットSへの係止用の一対の突起6が180度間隔を開
けて突設されている。バルブソケットSは合成樹脂材に
より一体成形されたソケット本体11を備えており、内
部は隔壁14によって図示上下に区画されている。図示
上側の空間は、バルブ1を装着するためのバルブ装着孔
12であり、図示下側の空間は図示しない雌コネクタが
嵌合される角筒形の雄コネクタ部13が形成されてい
る。
【0010】バルブ装着孔12の内周面には、一対の係
止溝15,15が180度の角度間隔を開けて対称に形
成されている。この係止溝15は、上記したバルブ1の
口金3に設けられた一対の突起6,6をそれぞれ挿入す
るためのものであってJスロットと称され、バルブ装着
孔12の開口縁側を入り口として軸線方向に沿って略中
央深さまで達するガイド部16を、その下端において直
角に屈曲させ、更に、その屈曲部の奥側が、図1におい
て上方側に頂点を有する放物線状に形成された係止部1
7となっている。そして、この係止部17の頂点位置に
突起6が係止してバルブ1の抜け止めが図られる。
【0011】バルブ装着孔12と雄コネクタ部13との
間の隔壁14には、正側接触子20の主体部21と、負
側接触子30の主体部31とがそれぞれ装着されてい
る。この正側接触子20は、金属板をプレス成形するこ
とにより一体成形されたものであって、主体部21の上
部にバルブ1の口金3の正側接点4と弾力的に接触可能
な接触部22が設けられるとともに、下方に突出するよ
うにしてタブ部23が形成されている。主体部21には
切り起こしにより係止片24が形成され、隔壁14に突
設された係止受け部(図示しない)内に図示上方からタ
ブ部23を挿入すると、係止片24が係止受け部内の壁
面に係止して正側接触子20の抜け止めがなされる。こ
れにより、正側接触子20はタブ部23が雄コネクタ部
13に貫通し、接触部22がバルブ装着孔12の底面中
央に突出するようになっている。尚、このタブ部23と
後述の負側接触子30のタブ部33とは雄コネクタ部1
3内で図示しない雌コネクタのターミナルと接続され、
バルブ1に電力が供給される。
【0012】一方の負側接触子30を図1,2を参照し
つつ説明すると、この負側接触子30も金属板をプレス
成形することにより一体成形されている。負側接触子3
0は主体部31をL字状に折曲げた形状となっており、
一方の片32には、下方に延出するようにしてタブ部3
3が形成されている。また、この一方の片32には係止
片34が切り起こしによって形成され、前記した係止受
け部内に係止することで負側接触子30全体の抜け止め
がなされるようになっている。また、主体部31の他方
の片35がバルブ装着孔12の内周壁に設けた周壁溝1
2aに収まる。この周壁溝12aは、係止部17,17
に係止したバルブ1の一対の突起6,6とほぼ直交する
対称の位置に設けられ、バルブ装着孔12の開口縁から
高さ方向に沿って形成されている。
【0013】主体部31の他方の片35は、一方の片3
2より図2において上方に長く延び、その先端部には切
り起こしにより第1接触片36が形成されている。この
第1接触片36は、その自由端が上方から下方に向かっ
て斜めに突出するように切り起こされ、図3に示すよう
に、口金3をバルブ装着孔12内に挿入した際には、接
触圧力を伴って口金3の外周面と接触する。かかる第1
接触片36における固定端寄りの位置から負側接触子3
0の先端寄りにかけて切り込みが入れられ、撓み変形可
能な第2接触子37が斜め上向きに形成されている。す
なわち、この第2接触片37は第1接触片36に対して
枝分かれ状に形成されたものである。
【0014】かかる第2接触片37の先端部は山形状に
屈曲しており、その先端側は周壁溝12a内に位置する
ようにしてある。そして、口金3をバルブ装着孔12内
に挿入した際には、その山形の折り返し縁に口金3の周
面が当接して第2接触片37が押し付けられ、接触圧力
を伴って口金3の外周面に接触する。さて、上述した第
1接触片36と第2接触片37との枝分かれ部の深さ位
置は、装着されたバルブ1の突起6とほぼ同じ深さに位
置し、第1接触片36と第2接触片37は、突起6を境
にバルブ挿入方向の前後に接触するようになっている。
このことにより、バルブ装着孔12内でバルブ1が突起
6を回転中心として傾いたとしても、以下のようにして
第1接触片36と第2接触片37の少なくともどちらか
一方が口金3の外周面に接触して安定した導通状態を維
持できる。
【0015】即ち、バルブ1が傾いていない状態から、
例えば、図3において反時計回りに傾動すると、図4に
示すように、口金3の突起6より下方側が内周壁側に近
づいて第1接触片36との接触圧力を高め、仮に同図に
示すように第2接触片37が口金3と接触しなくなった
としても導通状態を維持する。また、逆方向に傾動した
場合には、図5に示すように、口金3の突起より上方側
が第2接触片37と接触圧力を高め、仮に同図に示すよ
うに第1接触片36が口金3と接触しなくなったとして
も導通状態を維持する。これにより、たとえバルブ1が
バルブ装着孔12内でぐらついたとしても安定して導通
状態を維持できる。
【0016】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてバルブの装着手順を説明する。バルブ1の両突起
6を係止溝15の入り口に合わせて、口金3をバルブ装
着孔12内に挿入する。両突起6をガイド部16に沿わ
せつつバルブ1を押し込み、口金3の底面にて正側接触
子20の接触部22を圧縮させる。そして、両突起6が
ガイド部16の下端に突き当たったところでバルブ1を
回動させ、ガイド部16の屈曲部の方向に突起6を変位
させる。そして、その最奥部に至ったところで、バルブ
1の押し込みを解除すると、正側接触子20の接触部2
2の復元弾力でバルブ1が持ち上げられるため、突起6
は係止部17の頂点部に係止してバルブ1の抜け止めが
なされる。
【0017】このバルブ1の装着により、正側接触子2
0の接触部22はバルブ1の正側接点4に接触するとと
もに、負側接触子30の第1接触片36と第2接触片3
7とがバルブ1の負側接点となる口金3の外周面に接触
する。この第1接触片36と第2接触片37はバルブ挿
入方向において突起6を境に前後して口金3の外周面と
接触する。その結果、バルブ1がバルブ装着孔12内に
正規に装着された状態では、図3に示すように、第1接
触片36及び第2接触片37が共に、口金3の外周面と
接触している。この状態から、図4及び図5に示すよう
に、バルブ1が突起6を回動中心としてどちらかに傾い
た場合であっても、既に述べたように、第1接触片36
または第2接触片37の少なくとも一方の接触片へ押し
付けながら接触する。従って、バルブ1の傾きに影響を
受けず、口金3と負側接触子30とは常に接触状態とな
る。
【0018】このように、本実施形態のバルブソケット
Sは第1、第2の接触片とバルブの回動中心を挟んで上
下の部位でバルブと接触させるようにしたため、たとえ
バルブ1が傾いたとしても非接触となることはなく、導
通状態を安定して維持することができる。また、第2接
触片37は、第1接触片36の幅内で枝分かれ状に形成
するようにしたため、負側接触子30を従来のものに比
べて横方向に広げる必要はなく、バルブソケットS自体
をコンパクトなものにすることができる。さらに、本実
施形態の構成とすることにより、例えば第1接触子36
が後退方向に塑性変形を生じていたときにも、バルブ側
との接触状態を確保することができるようになる。すな
わち、バルブを未装着の状態でバルブ装着孔内に、例え
ば、ドライバ等の工具が入って負側接触子の接触片を寝
かせる方向(バルブから後退させる方向)に過度に撓ま
せて塑性変形させてしまうことがある。
【0019】このような場合にあっても、本実施形態で
は、第2接触片37が第1接触片36に枝分かれ状に設
けられていて、互いに相手側の傾きの影響を受ける関係
(両接触片36、37間のなす角度がほぼ一定に保持さ
れる関係)となっているため、上記のように一方の接触
片が過度に撓みを受けて寝たままの状態となっても、他
方の接触片がその分、口金3側に起きた状態となって口
金3との接触が確実になされる。従って、従来のよう
に、作業者が塑性変形した接触片を元に戻さなくても、
接触状態は良好に保つことができる。 <実施形態2>次に、本発明を具体化した実施形態2を
図6乃至図8を参照して説明する。本実施形態は、第2
接触片の構成を上記実施形態1とは異なる構成としたも
のである。その他の構成については上記実施形態1と同
じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、
構造、作用及び効果の説明は省略する。
【0020】第2接触片38は、図6に示すように、第
1接触片36の固定端寄りの位置から負側接触子30の
先端寄りにかけて切り込みが入れられ、その自由端がバ
ルブ挿入方向に沿って下方から上方に向かって真っ直ぐ
延び、図7に示す側面形状において、第1接触片36に
対して枝分かれ状となっている。同図に示すように、負
側接触子30は、バルブソケットSに装着されると、第
1接触片36が周壁溝12aから突出し、第2接触片3
8は、その周壁溝12aの縁部に沿うようにして同周壁
溝12a内に収容されるようになっている。
【0021】上記のように構成された第2実施形態によ
れば、バルブ1の口金3をバルブ装着孔12内に挿入す
る際、第2接触片38の先端は周壁溝12a内に収容さ
れるようになっているため、バルブ1との干渉がなく、
挿入作業を円滑に行うことができる。
【0022】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1) 上記第1実施形態及び第2実施形態では、第1
接触片と第2接触片との境の部分の高さがバルブの回動
中心とほぼ等しくしていたが、第1接触片が塑性変形し
たときに(第2接触片が塑性変形する場合でもよい)第
2接触片がこれに代わって突出してバルブ側との接触を
確保する、という関係は両実施形態のものに限らず、他
の高さ位置であってもよい。 (2) 上記第1実施形態及び第2実施形態の一対の係
止溝15,15は、バルブ1の突起6,6に対応させて
180度の角度間隔を開けて設けられているが、バルブ
の突起と同じ角度間隔に設けられて挿入可能なものであ
れば180度以外の角度間隔に設けられたものでもよ
い。例えば、バルブの突起の角度間隔が151度に設け
られている場合、係止溝を151度の角度間隔で設けて
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るバルブソケットの
側断面図である。
【図2】負側接触子の斜視図である。
【図3】第1接触片と第2接触片とを示す一部拡大側断
面図である。
【図4】バルブが一方に傾いた状態を示す一部拡大側断
面図である。
【図5】バルブが他方に傾いた状態を示す一部拡大側断
面図である。
【図6】第2実施形態の負側接触子を示す斜視図であ
る。
【図7】第2接触片が口金側から離れている状態を示す
一部拡大側断面図である。
【図8】第2接触片が口金側に接近した状態を示す一部
拡大側断面図である。
【図9】従来のバルブソケットを示す側断面図である。
【図10】同バルブソケットに対してバルブが傾いた状
態を示す側断面図である。
【符号の説明】
S…バルブソケット 1…バルブ 3…口金 6…突起 12…バルブ装着孔 30…負側接触子 36…第1接触片(接触部) 37…第2接触片(接触部) 38…第2接触片(接触部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット本体の一端側にはバルブの口金
    が装着されるバルブ装着孔が形成され、そのバルブ装着
    孔の内周面に対向するように形成された一対の係止部に
    対し、前記口金の外周面に突設された一対の突起を係止
    させて抜け止め状態とし、前記口金の外周面における両
    突起間に負側接触子を接触させてなるバルブソケットで
    あって、 前記負側接触子は、前記突起を境として挿入方向の前後
    で口金の外周面に接触する撓み変形可能な接触部を備え
    ていることを特徴とするバルブソケット。
  2. 【請求項2】 ソケット本体の一端側にはバルブの口金
    が装着されるバルブ装着孔が形成され、そのバルブ装着
    孔の内周面に対向するように形成された一対の係止部に
    対し、前記口金の外周面に突設された一対の突起を係止
    させて抜け止め状態とし、前記口金の外周面における両
    突起間に負側接触子を接触させてなるバルブソケットで
    あって、 前記負側接触子は、少なくともその一つはバルブの挿入
    時に前記口金の外周面に弾性的に接触可能な複数の接触
    部を有し、かつこれら接触部の何れかが口金側から後退
    する方向に変形したときに、逆に他の接触部が口金側へ
    接近する方向に変位するよう、これら接触部同士が連動
    可能になっていることを特徴とするバルブソケット。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2の何れかに記載
    のものにおいて、負側接触子の接触部は、前記バルブ装
    着孔の開口側から奥側に向かって斜めに突出する第1接
    触部が形成されるとともに、この第1接触部の途中から
    は第2接触部が分枝して、前記バルブ装着孔の開口側に
    向けて斜めに突出していることを特徴とするバルブソケ
    ット。
JP16199296A 1996-06-21 1996-06-21 バルブソケット Pending JPH1012340A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0936072A2 (en) 1998-01-26 1999-08-18 NEC Corporation Wiper structure

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EP0936072A2 (en) 1998-01-26 1999-08-18 NEC Corporation Wiper structure

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