JPH10122726A - 冷却庫 - Google Patents
冷却庫Info
- Publication number
- JPH10122726A JPH10122726A JP27449196A JP27449196A JPH10122726A JP H10122726 A JPH10122726 A JP H10122726A JP 27449196 A JP27449196 A JP 27449196A JP 27449196 A JP27449196 A JP 27449196A JP H10122726 A JPH10122726 A JP H10122726A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drainage
- gutter
- drain
- defrosting
- channel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/146—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the pipes or pipe connections
Landscapes
- Defrosting Systems (AREA)
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷却中の通常運転時には、排水樋から排水路
に熱が伝わりにくく、また、除霜時には反対に排水樋か
ら排水路に熱が伝わりやすい構造の冷却庫を提供する。 【解決手段】 蒸発器の下方に除霜ヒータ26を設け、
除霜ヒータ26の下方にアルミニウム製の排水樋27を
設け、排水樋27の下方に排水パイプ38を設け、排水
パイプ38の上部に形状記憶合金よりなるヒンジ部44
を介して接触片42を設け、この接触片42によって除
霜時は排水樋27と排水パイプ38とを接触状態にし、
冷却運転時は非接触状態とする。
に熱が伝わりにくく、また、除霜時には反対に排水樋か
ら排水路に熱が伝わりやすい構造の冷却庫を提供する。 【解決手段】 蒸発器の下方に除霜ヒータ26を設け、
除霜ヒータ26の下方にアルミニウム製の排水樋27を
設け、排水樋27の下方に排水パイプ38を設け、排水
パイプ38の上部に形状記憶合金よりなるヒンジ部44
を介して接触片42を設け、この接触片42によって除
霜時は排水樋27と排水パイプ38とを接触状態にし、
冷却運転時は非接触状態とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫や冷凍庫等
の冷却庫に関するものである。
の冷却庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷蔵庫や冷凍庫等の冷却庫に
は、庫内冷気循環用のダクト内に蒸発器と除霜ヒータと
が配され、この除霜ヒータにより蒸発器の除霜を適宜の
時期に行なっている。そして、この除霜によって蒸発器
から出てくる除霜水を、除霜ヒータの下方に設けた排水
口から庫外に配した蒸発皿に導いて、そこで蒸発させて
いる。
は、庫内冷気循環用のダクト内に蒸発器と除霜ヒータと
が配され、この除霜ヒータにより蒸発器の除霜を適宜の
時期に行なっている。そして、この除霜によって蒸発器
から出てくる除霜水を、除霜ヒータの下方に設けた排水
口から庫外に配した蒸発皿に導いて、そこで蒸発させて
いる。
【0003】上記の蒸発皿に導く方法としては、除霜ヒ
ータの下方に熱伝動素材であるアルミニウム製の排水樋
を設け、この排水樋に排水口を設けている。そして、こ
の排水口の下方に蒸発皿へ通じる排水路を設けている。
これによって、除霜ヒータによって発生した除霜水が排
水樋に落下し、排水口を通り、排水路から蒸発皿へ排水
される。
ータの下方に熱伝動素材であるアルミニウム製の排水樋
を設け、この排水樋に排水口を設けている。そして、こ
の排水口の下方に蒸発皿へ通じる排水路を設けている。
これによって、除霜ヒータによって発生した除霜水が排
水樋に落下し、排水口を通り、排水路から蒸発皿へ排水
される。
【0004】この排水樋と排水路の構造としては従来よ
り下記の2つの構造がある。
り下記の2つの構造がある。
【0005】第1の構造は、アルミニウム製の排水樋
と、アルミニウム製の排水路とを別体に設け、非接触の
状態としているものである。
と、アルミニウム製の排水路とを別体に設け、非接触の
状態としているものである。
【0006】第2の構造は、アルミニウム製の排水樋と
アルミニウム製の排水路とを別体に設け、それぞれをア
ルミニウム製のテープで連結しているものである。
アルミニウム製の排水路とを別体に設け、それぞれをア
ルミニウム製のテープで連結しているものである。
【0007】この2つのどちらの構造であっても、排水
樋に落ちた水は、排水路に流れて蒸発皿へ排出される。
樋に落ちた水は、排水路に流れて蒸発皿へ排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の構造におい
ては、排水樋と排水路が離れているため、冷却中の通常
運転時には、排水樋が低温になっても、排水路が低温に
なりにくく、排水路の付近が氷結することがないという
長所がある。しかし、除霜時においては、除霜ヒータの
熱が、排水樋を伝って排水路に伝わりにくく、そのた
め、排水路付近に氷結した氷が解けにくいという短所が
ある。
ては、排水樋と排水路が離れているため、冷却中の通常
運転時には、排水樋が低温になっても、排水路が低温に
なりにくく、排水路の付近が氷結することがないという
長所がある。しかし、除霜時においては、除霜ヒータの
熱が、排水樋を伝って排水路に伝わりにくく、そのた
め、排水路付近に氷結した氷が解けにくいという短所が
ある。
【0009】一方、第2の構造においては、排水樋と排
水路がアルミニウムテープで連結されているため、除霜
時においては、排水樋の熱が排水路にすぐに伝わるた
め、排水路付近で氷結した氷が解けやすいという長所が
ある。しかし、通常運転時においては、排水樋が低温に
なると排水路も低温になりやすく、これによって、排水
路付近に氷結が生じやすいという短所がある。
水路がアルミニウムテープで連結されているため、除霜
時においては、排水樋の熱が排水路にすぐに伝わるた
め、排水路付近で氷結した氷が解けやすいという長所が
ある。しかし、通常運転時においては、排水樋が低温に
なると排水路も低温になりやすく、これによって、排水
路付近に氷結が生じやすいという短所がある。
【0010】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、冷却
中の通常運転時には、排水樋から排水路に熱が伝わりに
くく、また、除霜時には反対に排水樋から排水路に熱が
伝わりやすい構造の冷却庫を提供する。
中の通常運転時には、排水樋から排水路に熱が伝わりに
くく、また、除霜時には反対に排水樋から排水路に熱が
伝わりやすい構造の冷却庫を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の冷却
庫は、蒸発器に付着した霜を、前記蒸発器付近に配した
除霜ヒータにより除霜を行なう冷却庫において、前記除
霜により生じる除霜水を受けるための熱伝動素材よりな
る排水樋を前記除霜ヒータの下方に設け、前記排水樋に
排水口を設け、前記排水樋の排水口の下方に除霜水を庫
外に排出する熱伝動素材よりなる排水路を前記排水樋と
は別体に設け、前記排水樋と前記排水路とを接触させる
ために、少なくともその一部が形状記憶合金よりなる接
触部を前記排水樋と前記排水路との間に配し、前記接触
部によって、前記除霜時は前記排水樋と前記排水路とを
接触状態にさせ、通常運転時は非接触状態とするもので
ある。
庫は、蒸発器に付着した霜を、前記蒸発器付近に配した
除霜ヒータにより除霜を行なう冷却庫において、前記除
霜により生じる除霜水を受けるための熱伝動素材よりな
る排水樋を前記除霜ヒータの下方に設け、前記排水樋に
排水口を設け、前記排水樋の排水口の下方に除霜水を庫
外に排出する熱伝動素材よりなる排水路を前記排水樋と
は別体に設け、前記排水樋と前記排水路とを接触させる
ために、少なくともその一部が形状記憶合金よりなる接
触部を前記排水樋と前記排水路との間に配し、前記接触
部によって、前記除霜時は前記排水樋と前記排水路とを
接触状態にさせ、通常運転時は非接触状態とするもので
ある。
【0012】請求項2の冷却庫は、請求項1のものにお
いて、前記接触部を前記排水路の上部に設けたものであ
る。
いて、前記接触部を前記排水路の上部に設けたものであ
る。
【0013】請求項3の冷却庫は、請求項1のものにお
いて、前記接触部は、熱伝動素材よりなる接触片を前記
排水路の上部に、形状記憶合金よりなるヒンジ部によっ
て連結したものである。
いて、前記接触部は、熱伝動素材よりなる接触片を前記
排水路の上部に、形状記憶合金よりなるヒンジ部によっ
て連結したものである。
【0014】請求項1の冷却庫であると、接触部によっ
て、除霜時は排水樋と排水路とを接触状態にするため、
排水樋の熱が排水路に伝わりやすい。一方、冷却運転な
どの通常運転時は接触部によって排水樋と排水路とが非
接触状態となるため、排水樋が低温になっても排水路が
低温になりにくい。
て、除霜時は排水樋と排水路とを接触状態にするため、
排水樋の熱が排水路に伝わりやすい。一方、冷却運転な
どの通常運転時は接触部によって排水樋と排水路とが非
接触状態となるため、排水樋が低温になっても排水路が
低温になりにくい。
【0015】請求項2の冷却庫であると、接触部を排水
路の上部に設け、排水路の上部において接触部を動作さ
せることにより、排水樋と排水路とを接触状態または非
接触状態とする。
路の上部に設け、排水路の上部において接触部を動作さ
せることにより、排水樋と排水路とを接触状態または非
接触状態とする。
【0016】請求項3の冷却庫であると、熱伝動素材よ
りなる接触片が、形状記憶合金よりなるヒンジ部によっ
て動作するため、除霜時には接触状態となり、通常運転
時には非接触状態となる。
りなる接触片が、形状記憶合金よりなるヒンジ部によっ
て動作するため、除霜時には接触状態となり、通常運転
時には非接触状態となる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1から図6
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0018】図1は、本実施例に係る冷蔵庫10の断面
図であり、冷蔵室12と冷凍室14の後方には、庫内冷
気循環用のダクト18が、カバー20により形成されて
いる。このダクト18内には、冷凍室14の後方に冷気
を発生させる蒸発器22が配されており、その上方に冷
気を循環させるファン24が配されている。
図であり、冷蔵室12と冷凍室14の後方には、庫内冷
気循環用のダクト18が、カバー20により形成されて
いる。このダクト18内には、冷凍室14の後方に冷気
を発生させる蒸発器22が配されており、その上方に冷
気を循環させるファン24が配されている。
【0019】また、蒸発器22の下方には、除霜を行う
ためのガラス管ヒータよりなる除霜ヒータ26が配され
ている。さらに、その下方には、除霜水を受けるための
熱伝動素材であるアルミニウム製の排水樋27が配され
ている。この排水樋27の下方には排水路28が設けら
れている。なお、排水路28は、ダクト18の底部に上
下方向に貫通するように設けられている。そして、さら
に排水路28の下方には、排水路28から排出された水
を受けるための蒸発皿30が配されている。そして、こ
の蒸発皿30の除霜水を蒸発を促進させるために、その
下方にコンプレッサ32が配されている。
ためのガラス管ヒータよりなる除霜ヒータ26が配され
ている。さらに、その下方には、除霜水を受けるための
熱伝動素材であるアルミニウム製の排水樋27が配され
ている。この排水樋27の下方には排水路28が設けら
れている。なお、排水路28は、ダクト18の底部に上
下方向に貫通するように設けられている。そして、さら
に排水路28の下方には、排水路28から排出された水
を受けるための蒸発皿30が配されている。そして、こ
の蒸発皿30の除霜水を蒸発を促進させるために、その
下方にコンプレッサ32が配されている。
【0020】次に、排水樋27付近の構造について図2
〜図5に基づいて説明する。
〜図5に基づいて説明する。
【0021】符号34は、図2,3に示すように、排水
樋27の底部の略中央に設けられた排水口である。この
排水口34の位置は、この位置に除霜水が集まるよう
に、排水樋27の底部の最下部に設けられている。な
お、排出口34の位置は、排水路28の位置に相当して
いる。
樋27の底部の略中央に設けられた排水口である。この
排水口34の位置は、この位置に除霜水が集まるよう
に、排水樋27の底部の最下部に設けられている。な
お、排出口34の位置は、排水路28の位置に相当して
いる。
【0022】符号36は、図2,3に示すように、排水
樋27の底部と、ダクト18の底部との間に設けられた
空間である。
樋27の底部と、ダクト18の底部との間に設けられた
空間である。
【0023】符号38は、図2,3,4に示すように、
排水路28に挿入された排水パイプである。排水パイプ
30の本体を構成するパイプ部40はアルミニウム製で
あり、排水路28より若干長く形成されている。
排水路28に挿入された排水パイプである。排水パイプ
30の本体を構成するパイプ部40はアルミニウム製で
あり、排水路28より若干長く形成されている。
【0024】符号42は、図4に示すように、パイプ部
40の上端周縁部に相対向するように一対設けられた接
触片である。この一対の接触片42,42はアルミニウ
ム製の略三角状の板より形成されている。そして、その
外方の位置はやや折曲されている。
40の上端周縁部に相対向するように一対設けられた接
触片である。この一対の接触片42,42はアルミニウ
ム製の略三角状の板より形成されている。そして、その
外方の位置はやや折曲されている。
【0025】符号44は、図5に示すように、パイプ部
40と接触片42とを接続するための形状記憶合金より
なるヒンジ部である。このヒンジ部44は、温度によっ
て動作し、具体的には、図5に示すように、0℃を境
に、温度が0℃より高ければ接触片42を略水平方向に
位置させるように回動し、0℃以上であれば接触片42
を上方に移動させるように回動する。なお、接触片42
は排水樋27とダクト18との間に設けた空間36の間
を回動できるようになっている。そして、アルミニウム
製のパイプ部40及び接触片42と、形状記憶合金より
なるヒンジ部44とはTIG溶接をそれぞれ行う。
40と接触片42とを接続するための形状記憶合金より
なるヒンジ部である。このヒンジ部44は、温度によっ
て動作し、具体的には、図5に示すように、0℃を境
に、温度が0℃より高ければ接触片42を略水平方向に
位置させるように回動し、0℃以上であれば接触片42
を上方に移動させるように回動する。なお、接触片42
は排水樋27とダクト18との間に設けた空間36の間
を回動できるようになっている。そして、アルミニウム
製のパイプ部40及び接触片42と、形状記憶合金より
なるヒンジ部44とはTIG溶接をそれぞれ行う。
【0026】符号46は、排水パイプ38から排出され
た除霜水を蒸発皿30に案内するための案内パイプであ
る。この案内パイプ46の下端部は折曲し、その下端部
の開口部には蓋48が設けられている。
た除霜水を蒸発皿30に案内するための案内パイプであ
る。この案内パイプ46の下端部は折曲し、その下端部
の開口部には蓋48が設けられている。
【0027】以下、上記構成の排水パイプ38の動作状
態について説明する。
態について説明する。
【0028】まず、冷却運転中の動作状態について図2
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0029】冷却運転中においては除霜ヒータ26が停
止し、蒸発器22によって冷却運転されている。そのた
め、アルミニウム製の排水樋27は低温となっている。
止し、蒸発器22によって冷却運転されている。そのた
め、アルミニウム製の排水樋27は低温となっている。
【0030】一方、排水パイプ38の接触片42は、ヒ
ンジ部44により排水樋27の底部から離れた状態とな
っている。そのため、低温状態の排水樋27の温度がア
ルミニウム製の排水パイプ38に伝わることがないの
で、排水パイプ30付近で除霜水が氷結したりすること
がない。
ンジ部44により排水樋27の底部から離れた状態とな
っている。そのため、低温状態の排水樋27の温度がア
ルミニウム製の排水パイプ38に伝わることがないの
で、排水パイプ30付近で除霜水が氷結したりすること
がない。
【0031】次に、除霜運転中の排水パイプ38の動作
状態について図3に基づいて説明する。
状態について図3に基づいて説明する。
【0032】除霜運転中においては除霜ヒータ26が作
動し、蒸発器22が停止している。そのため、アルミニ
ウム製の排水樋27は温度上昇している。
動し、蒸発器22が停止している。そのため、アルミニ
ウム製の排水樋27は温度上昇している。
【0033】そして、排水パイプ38の接触片42はヒ
ンジ部44によって上方に移動し、接触片42の両端が
排水樋27と接触している。そのため、排水樋27の温
度がアルミニウム製の排水パイプ38に伝わり、排水パ
イプ38付近に氷結した除霜水を溶かすことができる。
ンジ部44によって上方に移動し、接触片42の両端が
排水樋27と接触している。そのため、排水樋27の温
度がアルミニウム製の排水パイプ38に伝わり、排水パ
イプ38付近に氷結した除霜水を溶かすことができる。
【0034】このようにして、排水樋27及び排水パイ
プ38から排出された除霜水は、案内パイプ46を通
り、蒸発皿30に至る。そして、コンプレッサ32の熱
によって蒸発皿30の水が蒸発する。
プ38から排出された除霜水は、案内パイプ46を通
り、蒸発皿30に至る。そして、コンプレッサ32の熱
によって蒸発皿30の水が蒸発する。
【0035】以上のような動作状態を一連の表として示
したものが図6である。
したものが図6である。
【0036】この表において、経過時間が0分の状態で
除霜運転の指示があると、その指示の後25分間はプリ
クール運転(すなわち、急速冷却運転)を行い、冷蔵庫
の中を一旦急速に冷やし、除霜運転が行われても冷蔵庫
内部の温度の上昇を抑える。この状態において、接触片
42付近の温度は0℃以下であるため、ヒンジ部44を
構成している形状記憶合金によって排水樋27と接触片
42とは非接触状態となっている。
除霜運転の指示があると、その指示の後25分間はプリ
クール運転(すなわち、急速冷却運転)を行い、冷蔵庫
の中を一旦急速に冷やし、除霜運転が行われても冷蔵庫
内部の温度の上昇を抑える。この状態において、接触片
42付近の温度は0℃以下であるため、ヒンジ部44を
構成している形状記憶合金によって排水樋27と接触片
42とは非接触状態となっている。
【0037】プリクール運転が終了し(この時点を経過
時間の起点とする)、除霜運転が始まると、接触片42
付近の温度が上昇し、0℃を越える。すると、ヒンジ部
44の作用によって接触片42が排水樋27に接触す
る。
時間の起点とする)、除霜運転が始まると、接触片42
付近の温度が上昇し、0℃を越える。すると、ヒンジ部
44の作用によって接触片42が排水樋27に接触す
る。
【0038】除霜運転が終了し通常運転に入ると再び温
度が下がり始め、0℃の位置で接触片42が再び非接触
状態となる。
度が下がり始め、0℃の位置で接触片42が再び非接触
状態となる。
【0039】上記のように本実施例の冷蔵庫であると、
接触片42のヒンジ部44を形状記憶合金で形成するこ
とにより、除霜運転中においては排水樋27と排水パイ
プ38を接触状態にし、冷却運転中においては排水樋2
7と排水パイプ38を非接触状態とすることができる。
接触片42のヒンジ部44を形状記憶合金で形成するこ
とにより、除霜運転中においては排水樋27と排水パイ
プ38を接触状態にし、冷却運転中においては排水樋2
7と排水パイプ38を非接触状態とすることができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1の冷蔵庫であると、接触部によ
って除霜時は排水樋と排水路とを接触状態にできるた
め、排水樋の熱が排水路に伝わり排水路付近の除霜水が
解けやすい。一方、冷却運転中においては非接触状態と
なるため、排水路付近で除霜水が氷結しにくい。
って除霜時は排水樋と排水路とを接触状態にできるた
め、排水樋の熱が排水路に伝わり排水路付近の除霜水が
解けやすい。一方、冷却運転中においては非接触状態と
なるため、排水路付近で除霜水が氷結しにくい。
【0041】請求項2の冷却庫においては、接触部を排
水路の上部に設けるため、接触部を形状記憶合金によっ
て移動させやすい。
水路の上部に設けるため、接触部を形状記憶合金によっ
て移動させやすい。
【0042】請求項3の冷却庫であると、アルミニウム
製の接触片を形状記憶合金よりなるヒンジ部によって連
結しているため、容易に排水樋と排水路とを非接触状態
または接触状態にすることができる。
製の接触片を形状記憶合金よりなるヒンジ部によって連
結しているため、容易に排水樋と排水路とを非接触状態
または接触状態にすることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す冷蔵庫の縦断面図であ
る。
る。
【図2】冷却運転中の排水樋付近の縦断面図である。
【図3】除霜運転中の排水樋付近の縦断面図である。
【図4】排水パイプの斜視図である。
【図5】排水パイプの縦断面図である。
【図6】接触片の動作状態を示す図である。
22 蒸発器 26 除霜ヒータ 27 排水樋 28 排水路 34 排水口 38 排水パイプ 40 パイプ部 42 接触片 44 ヒンジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 及川 誠 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社大阪事業所内
Claims (3)
- 【請求項1】蒸発器に付着した霜を、前記蒸発器付近に
配した除霜ヒータにより除霜を行なう冷却庫において、 前記除霜により生じる除霜水を受けるための熱伝動素材
よりなる排水桶を前記除霜ヒータの下方に設け、 前記排水樋に排水口を設け、 前記排水樋の排水口の下方に除霜水を庫外に排出する熱
伝動素材よりなる排水路を前記排水樋とは別体に設け、 前記排水樋と前記排水路とを接触させるために、少なく
ともその一部が形状記憶合金よりなる接触部を前記排水
樋と前記排水路との間に配し、 前記接触部によって、前記除霜時は前記排水樋と前記排
水路とを接触状態にさせ、通常運転時は非接触状態とす
ることを特徴とする冷却庫。 - 【請求項2】前記接触部を前記排水路の上部に設けたこ
とを特徴とする請求項1記載の冷却庫。 - 【請求項3】前記接触部は、熱伝動素材よりなる接触片
を前記排水路の上部に、形状記憶合金よりなるヒンジ部
によって連結したものであることを特徴とする請求項1
記載の冷却庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27449196A JPH10122726A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 冷却庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27449196A JPH10122726A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 冷却庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10122726A true JPH10122726A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17542429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27449196A Pending JPH10122726A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 冷却庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10122726A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011107884A3 (en) * | 2010-03-05 | 2012-05-10 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | Refrigerator or freezer including a defrost apparatus |
WO2019177304A1 (ko) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고 |
US10663213B2 (en) | 2017-03-27 | 2020-05-26 | Lg Electronics Inc. | Defrost heat discharge system and refrigerator having the same |
CN113606847A (zh) * | 2021-08-10 | 2021-11-05 | 合肥美菱物联科技有限公司 | 一种冰箱蒸发器化霜装置 |
-
1996
- 1996-10-17 JP JP27449196A patent/JPH10122726A/ja active Pending
Cited By (10)
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