JPH10121531A - 水 栓 - Google Patents

水 栓

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JPH10121531A
JPH10121531A JP29767796A JP29767796A JPH10121531A JP H10121531 A JPH10121531 A JP H10121531A JP 29767796 A JP29767796 A JP 29767796A JP 29767796 A JP29767796 A JP 29767796A JP H10121531 A JPH10121531 A JP H10121531A
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JP
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water
faucet
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JP29767796A
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English (en)
Inventor
Mitsugi Watanabe
貢 渡辺
Motoyoshi Ono
元義 小野
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Mizutani Valve Kogyo KK
Original Assignee
Mizutani Valve Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作部の操作を容易にすることができ、必要
に応じて操作部が洗面等の邪魔にならないようにするこ
とのできる水栓を提供する。 【解決手段】 支持体15は、ガイド孔7aが形成され
た取付ソケット7を備えており、上部キャビネット3の
垂直面状の取付面4に取り付け固定される。連結体27
は、前記ガイド孔7aに挿通されて、前後に移動可能と
なるスライド部材8を備えている。そして、操作体16
は、混合水の吐止水を操作するための操作ハンドル17
を備えており、スライド部材8に取り付け固定されてい
る。したがって、操作体16は、取付面4に対して前後
に引き出しおよび押し込みの移動が可能となり、操作体
16の位置を、操作ハンドル17の操作が容易にできる
位置や、操作ハンドル17が洗面等の邪魔にならない位
置に、移動させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水栓に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、例えば、洗面台に取り付けられる水栓としてシャワ
ー付き湯水混合水栓があった。これは、シャワーヘッド
を保持したシャワーホルダーと、湯水混合水の吐出量お
よびその混合水の温度を調節する操作部としての操作レ
バーを備える水栓本体とが別々に洗面台の天板に取り付
けられていた。そして、シャワーホルダーには、洗髪等
の便宜のために昇降可能に天板上に取り付けられるもの
もあった。
【0003】ところで、この従来のシャワー付き湯水混
合水栓は、シャワーホルダーが昇降可能に天板に取り付
けられるものもあるものの、操作レバーを備える水栓本
体は、天板に固定されていた。そのため洗面等のときに
邪魔にならない位置、つまり洗面台の壁面側の天板上に
取り付けられていた、しかし、近年洗面台が大型化する
につれて、相対的に操作レバーの位置が遠くなり、その
操作レバーの操作がし難くなってきた。このため、たと
えば小さな子供にとっては、操作レバーに手が届かず、
大人が、代わりにその操作レバーを操作してやらなけれ
ばならない場合も生じた。シャワーヘッドについても、
同様に小さな子供には遠すぎて使い勝手が悪いという問
題があった。
【0004】また、シャワーヘッド、吐水管等の吐水具
を一体的に備えた湯水混合水栓を利用して台所仕事等の
水洗いあるいは洗髪等を行う場合、その吐水具が充分に
高い位置にないため、その吐水具が邪魔となって、シン
ク内に大きな容器を入れて水洗いするのが困難であった
り、あるいは洗髪がしにくいという問題があった。
【0005】この発明は、上記した従来の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、操作レバーつまり操作部の操作を容易にすることが
でき、しかも、必要に応じて前記操作部が洗面等の邪魔
にならないようにすることのできる水栓を提供すること
にある。
【0006】また、この発明の他の目的は、シャワーヘ
ッド等の吐水具の使い勝手をよくすることができ、しか
も、必要に応じて前記吐水具が洗面等の邪魔にならない
ようにすることのできる水栓を提供することにある。
【0007】また、この発明の他の目的は、シャワーヘ
ッド等の吐水具を一体的に備えた水栓につき、その吐水
具が、水洗いとか洗髪の際に邪魔にならないようにする
ことができて、使い勝手のよい水栓を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る水栓は、
前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、壁面、天板等の取付面に
取り付け固定される支持体と、水栓の吐止水等を操作す
るための操作ハンドル等の操作部を備える操作体と、そ
の操作体が前記支持体に対して移動が可能となるよう、
前記支持体と前記操作体とを連結する連結体とからな
る。したがって、操作体の位置を、操作部の操作が容易
にできる位置や、操作部が洗面等の邪魔にならない位置
に、移動させることが可能となる。
【0009】また、請求項2に記載の発明のように、前
記連結体は、前記操作体がその操作部を操作する者に接
近する位置と操作する者から遠ざかる位置との間をほぼ
水平方向に引き出しおよび押し込みの移動が可能となる
よう、前記支持体と前記操作体とを連結するものであっ
てもよい。これにより、操作体をほぼ水平方向に移動す
ることで、操作体を、操作する者に接近する位置にする
と、かりに洗面台が大型のものであっても、操作部に手
が届き易くなるため、操作部の操作が容易となる。ま
た、操作体を、操作する者から遠ざかる位置にすると、
操作部が洗面等の邪魔にならない。
【0010】また、請求項3に記載の発明のように、前
記操作体内には、前記操作部の操作により駆動されて水
栓の吐止水等を制御する弁体が設けられていてもよい。
これにより、弁体は、その弁体を駆動する操作部を備え
る操作体とともに移動することとなる。
【0011】また、請求項4に記載の発明のように、前
記支持体は、取付面と交差する方向に延びるガイド孔を
備え、前記連結体は、そのガイド孔に案内されて、前記
支持体に移動可能に取り付けられ、かつ、前記操作体
は、前記連結体に取り付け固定されていてもよい。これ
により、操作体は、支持体のガイド孔に案内される連結
体とともに、支持体に対して移動が可能となる。
【0012】また、請求項5に記載の発明のように、前
記操作体には、前記操作部の操作により吐水する吐水体
が取り付けられてもよい。これにより、吐水体は、操作
体と一体的に移動することとなり、また、吐水体を、操
作体とは別に取付面に取り付ける必要がなくなる。
【0013】また、請求項6に記載の発明は、壁面等の
垂直面状の取付面に取り付け固定される支持体と、シャ
ワーヘッド等の吐水具を備える吐水体とを備え、その吐
水体が、前記吐水具を使用する者に接近する位置と遠ざ
かる位置との間をほぼ水平方向に移動可能となるよう、
前記支持体と前記吐水体とを連結する連結体を、前記吐
水体に設けてなるものである。したがって、吐水体をほ
ぼ水平方向に移動することで、吐水体を、使用する者に
接近する位置にすると、かりに洗面台が大型のものであ
っても、吐水体に手が届き易くなるため、使い勝手がよ
くなる。また、吐水体を、使用する者から遠ざかる位置
にすると、吐水具が洗面等の邪魔にならない。
【0014】また、請求項7に記載の発明は、天板等の
水平面状の取付面に取り付け固定される支持体と、水栓
の吐止水等を操作するための操作ハンドル等の操作部を
備える操作体と、その操作体に取り付けられて前記操作
部の操作により吐水する吐水体と、前記操作体が前記支
持体に対して上下方向の移動が可能となるよう、前記支
持体と前記操作体とを連結する連結体とからなる。した
がって、操作体を上方に移動させて吐水体の位置を高く
すれば、その吐水体が、シンクに大きな容器を入れての
水洗いあるいは洗髪等の邪魔になることはない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る水栓の実施
の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】図1ないし図6は、本発明に係る水栓の第
一の実施の形態を示すものである。これは、本発明をシ
ングルレバー式の湯水混合水栓1に具現化したものであ
る。この湯水混合水栓1は、流し台、洗面台等の水洗台
2の上部キャビネット3に備わる垂直面状の取付面4に
取り付けられる。図5に示すように、この取付面4に
は、湯水混合水栓1の操作装置5および吐出装置6が左
右に突出状に並ぶように取り付けられる。
【0017】まず、操作装置5について説明する。この
上部キャビネット3の取付面4に明けた取付口4aに
は、取付ソケット7が挿入されている。この取付ソケッ
ト7は、筒状に形成されており、その内側は、後述のス
ライド部材8を案内するガイド孔7aとなっている。そ
の結果、ガイド孔7aは、取付面4と直角に交差する方
向に延びることとなる。さらに、取付ソケット7は、前
端部にフランジ部7bと、このフランジ部7bの後方に
連設されて軸方向の中間に位置する大径の大径部7cが
形成されており、その大径部7cの外周部には、雄ネジ
7dが形成されている。さらに、ガイド孔7aの、大径
部7cの内側に位置する所には、Uパッキン9を収納す
る環状の収納凹部7eと、その後方に連設されて保持部
材10を収納する環状の収納凹部7fが形成されてい
る。そして、取付ソケット7は、その大径部7cに円環
状のパッキン11が嵌められた状態で、取付口4aに前
方より挿入され、そのフランジ部7bが、パッキン11
を介して、取付面4上に載っている。その後、後方から
は、取付ソケット7の大径部7cに、円環状のパッキン
12およびバネ座金13が嵌められて、さらに、ナット
14が大径部7cの外周部に形成された雄ネジ7dにね
じ込まれて、この取付ソケット7は、上部キャビネット
3の取付面4上に固定されている。こうして、取付ソケ
ット7、Uパッキン9および保持部材10が、取付面4
に取り付け固定されて、後述のスライド部材8を前後の
水平方向に移動可能に案内する支持体15を構成してい
る。
【0018】ここで、保持部材10は、バネ性を備えて
耐摩耗性の良好なる樹脂材からなり、リング状の一ヶ所
が切り離された形状をしている。そして、この保持部材
10は、後述のスライド部材8の外周部に弾性的に圧接
するようになっている。したがって、保持部材10は、
スライド部材8の外周部に弾性的に圧接され、取付ソケ
ット7と協同して、スライド部材8を保持する一方、こ
の保持が外力により容易に解除される構造となってい
る。
【0019】そして、筒状のスライド部材8が、取付ソ
ケット7のガイド孔7aに案内されて、そのガイド孔7
a内を、水平方向となる前後方向にスライド移動可能に
挿通している。
【0020】さらに、このスライド部材8に取り付け固
定される操作体16は、水と湯との混合比を調節してそ
の混合水の温度を調節操作する温度調節操作部と、前記
混合水の吐水、つまり吐水量や吐止水を調節操作する吐
水操作部とが一体となった操作部としての操作ハンドル
17を備えている。この操作ハンドル17をP方向に回
転させると、水と湯との混合比がその操作ハンドル17
の位置に対応して変わり、混合水の温度を調節すること
ができる。また、操作ハンドル17をQ方向に動かす
と、混合水の吐水量や吐止水を調節することができる。
【0021】この操作体16は、スライド部材8に次の
ように取り付け固定される。すなわち、予め、操作体1
6には、その後部に、この操作体16の操作ハンドル1
7により駆動されて湯水混合水栓1の吐止水および湯水
の混合比を制御する弁体、すなわち混合弁を内部に収納
した弁ユニット18を取り付けておく。そして、後方よ
り、筒状の弁体受け19を、挿入して取り付け、これら
を一体として、スライド部材8の前端部に取り付け固定
する。
【0022】そして、弁ユニット18には、スライド部
材8の内部に形成された給水路(図示せず)および給湯
路(図示せず)を介して、水を供給する給水管20およ
び湯を供給する給湯管21が接続される。さらに、弁ユ
ニット18には、混合された混合水を後述のシャワーヘ
ッド22へ供給するために、長めの可撓管からなるシャ
ワーホース23が、スライド部材8の内部に形成された
混合水吐出路(図示せず)を介して接続される。
【0023】また、スライド部材8の前端外周には、化
粧リング24が取り付け固定されており、スライド部材
8が取付ソケット7のガイド孔7aより抜けないように
なっている。この化粧リング24には、下方前方に湾曲
するように延びてスライド部材8をスライド移動する際
の握りとなる、取手部24aが取り付けられている。ま
た、その化粧リング24の後面には、スライド部材8と
同心状に環状凹部24cが形成されており、その環状凹
部24cには、オーリング25が嵌め込まれている。そ
して、スライド部材8の前部外周には、断面台形状で環
状の第1の係合凹部8bが形成されており、取付ソケッ
ト7のフランジ部7b前面に化粧リング24の後面が当
接するとき、前記保持部材10がその第1の係合凹部8
bに係合して、操作体16の押し込み位置となる。この
位置では、化粧リング24の後面に形成された環状凹部
24cに嵌め込まれたオーリング25もまた、取付ソケ
ット7の前面に当接する(図1参照)。したがって、こ
のオーリング25により、操作体16を前方から後方に
移動させて化粧リング24を取付ソケット7に突き当て
るとき、その衝撃を和らげることができる。
【0024】さらに、スライド部材8の後端外周には、
つば部8aが形成されており、スライド部材8が取付ソ
ケット7のガイド孔7aから抜けないようになってい
る。このつば部8aの前面には、軟質材からなる偏平状
の緩衝リング26が接着等により取り付けられている。
そして、スライド部材8の後部外周には、第一の係合凹
部と同一形状の第2の係合凹部8cが形成されており、
取付ソケット7の後端にスライド部材8のつば部8aの
前面に取り付けられた緩衝リング26が当接するとき、
前記保持部材10がその第2の係合凹部8cに係合し
て、操作体16の引き出し位置となる(図2参照)。し
たがって、この緩衝リング26により、操作体16を後
方から前方に移動させたとき、緩衝リング26が取付ソ
ケット7に突き当たり、その衝撃を和らげることができ
る。
【0025】このように、操作体16は、押し込み位置
および引き出し位置において、その位置に節度を持って
保持される。そして、図示実施の形態においては、スラ
イド部材8が、操作体16が支持体15に対してスライ
ド移動可能となるよう、支持体15と操作体16とを連
結する連結体27として主体的に機能している。
【0026】なお、操作体16が押し込み位置と引き出
し位置との中間に位置する際、保持部材10は、第1、
第2の係合凹部8b、8cには係合していないが、その
備えるバネ性により、スライド部材8の外周に弾性的に
圧接される。したがって、スライド部材8と保持部材1
0との間に摩擦抵抗が作用し、スライド部材8は、容易
にはスライド移動しない。よって、この場合でも、操作
ハンドル17のQ方向の操作によっては、スライド部材
8は、前後方向に容易にはスライド移動しない。また、
スライド部材8と取付ソケット7との間に、例えば、軸
方向(前後方向)に延びる溝と突部との係合による回り
止め機構(図示せず)を設けることにより、スライド部
材8が、その軸回りに回転しないようにすることができ
る。
【0027】次に、シャワーホース23によって供給さ
れる混合水が吐出する吐出装置6について説明する。こ
の吐出装置6は、前述の操作装置5と並んで、上部キャ
ビネット3の垂直面状の取付面4に取り付けられるもの
である。そして、この吐出装置6の吐水体Jは、吐水具
としてのシャワーヘッド22およびそのシャワーヘッド
22を支持するシャワースタンド28とを備えている。
シャワーヘッド22は、その先端の切り換えボタン22
aにより、吐水をシャワー水あるいは直流水に切り換え
るこのとできる吐出部22bを先端にて下向きに備えて
いる。また、このシャワーヘッド22は、セレーション
等の手段を介して、シャワースタンド28に対して着脱
自在に備え付けられている。そして、シャワーヘッド2
2は、シャワースタンド28内を通過したシャワーホー
ス23が接続されて、シャワーホース23とともにシャ
ワースタンド28から取り出し可能となっている。ま
た、シャワーヘッド22は、化粧リング24を介してス
ライド部材8に取り付け固定されている。
【0028】そして、吐水体Jの取付面4への取り付け
は、前述の操作体16の取付面4への取付けと同様に、
スライド部材8からなる連結体27、およびガイド孔7
aを備えた取付ソケット7、Uパッキン9、保持部材1
0等からなる支持体15を介して取り付けられ、前後の
水平方向にスライド移動可能となっている。
【0029】この第一の実施の形態に示す湯水混合水栓
1によれば、操作体16を引き出し位置、つまり操作す
る者に接近する位置にすると、操作ハンドル17の操作
が容易となる。また、大きな物を洗う場合等に、操作ハ
ンドル17が邪魔になる場合は、操作体16を押し込み
位置、つまり操作する者から遠ざかる位置にすること
で、操作ハンドル17が邪魔にならない。また、弁体を
収納する弁ユニット18が操作体16内に取り付けられ
ているので、操作ハンドル17による弁体の駆動が容易
にできる。また、操作体16は、取付ソケット7のガイ
ド孔7aに案内されるスライド部材8とともに、取付ソ
ケット7に対してスライド移動可能となり、簡単な構造
で、操作体16を、取付ソケット7に対して引き出しお
よび押し込みの移動を可能とすることができる。また、
スライド部材8は、取手部24b取り付けられた化粧リ
ング24を備えているので、取手部24bを握って、操
作体16の前後のスライド移動を容易に行うことができ
る。
【0030】また、吐水体Jも、操作体16と同様に、
前後の水平方向にスライド移動可能であるので、その化
粧リング24に取り付けられた取手部24aを握って、
シャワースタンド28を引き出したりあるいは押し込ん
だりすることができる。よって、吐水体Jを引き出した
位置、つまり使用する者に接近する位置にすると、シャ
ワーヘッド22の使い勝手がよくなる。また、大きな物
洗う場合等に、シャワーヘッド22が邪魔になる場合
は、吐水体Jを押し込み位置、つまり使用する者から遠
ざかる位置にすることで、シャワーヘッド22が邪魔に
ならない。
【0031】図7および図8は、本発明に係る水栓の第
二の実施の形態を示す。これは、第一の実施の形態の操
作装置5に、吐水体としての吐水管29を設けて、吐出
装置6を省いたものであり、第一の実施の形態と異なる
部分を主に説明する。
【0032】この操作装置30においては、操作ハンド
ル17の操作により混合水を吐水する吐水管29が、操
作体16に取り付けられる。よって、操作体16内に設
けられた弁体(図示せず)によって制御された混合水
は、直接吐水管29に導かれる。したがって、弁体を収
納する弁ユニット(図示せず)に接続される管類は、ス
ライド部材33の内部に形成された給水路Mおよび給湯
路Nを介して接続される、給水管20と給湯管21のみ
である。
【0033】支持体31においては、取付ソケット32
の前面には、環状の収納凹部32aが形成され、この収
納凹部32a内にスライド部材33の第1および第2の
係合凹部33a、33bと係合する保持部材34が配備
される。取付ソケット32の前方には、取付台35が、
保持部材34および取付ソケット32を覆うように、前
方から取り付けられている。この取付台35は、その内
部に取付ソケット32のガイド孔32bと連通するガイ
ド孔35aを備えるとともに、保持部材34に当接する
Uパッキン9を収納する環状の収納凹部35bを備えて
いる。さらに、取付台35の前面には、環状凹部35c
が設けられ、その環状凹部35cには、オーリング25
が取り付けられている。取付ソケット32は、その前端
部外周の90度毎の位置に突部32c、32cを備えて
おり、また、取付台35の内底部には、90度毎の位置
に突部35d、35dが設けらている。よって、各突部
32c、32cと各突部35d、35dとが当たらない
ように、取付台35を取付ソケット32に被せるように
装着し、かつ、その取付台35を取付ソケット32に対
して所定角度回転させると、各突部35d、35dが各
突部32c、32cに掛止される。その結果、取付台3
5は、取付ソケット32に固定される。また、取付ソケ
ット32の後端部には、ガイド孔32bの内方に向かっ
て突起32dが形成されている。
【0034】連結体36においては、スライド部材33
の後端部に雄ネジ33cが形成されており、その雄ネジ
33cには、ナット37がねじ込まれている。つまり、
このナット37が、第1の実施の形態に示すスライド部
材8つば部8aに相当する。また、スライド部材33の
後部位置には、このスライド部材33の軸方向に延びる
溝33dが形成され、その溝33dには、前記突起32
dが嵌まり込んで、スライド部材33の回り止めの機能
を果たしている。
【0035】この第2の実施の形態に示す操作装置30
においては、吐水管29が、操作体16と一体的にスラ
イド移動することとなり、また、吐水管29を、操作体
16とは別に取り付け面に取り付ける必要がなくなる。
【0036】図9ないし図13は、本発明に係る水栓の
第三の実施の形態を示す。これは、第一の実施の形態の
操作装置5に、自動引き出し機構38を設けたものであ
り、支持体および連結体の構造は、第一の実施の形態に
示す支持体15および連結体27とほぼ同様である。第
一の実施の形態と異なる部分を主に説明する。
【0037】この操作装置39においては、取付ソケッ
ト40の前面に、化粧リング41がちょうど嵌まる逃が
し凹部40aが形成されている。したがって、操作体1
6は、保持部材10がスライド部材8の第1の係合凹部
8bと係合する押し込み位置よりも、さらに押し込みが
可能となっている。
【0038】そして、自動引き出し機構38は、リンク
機構により構成されている。すなわち、取付ソケット4
0の後部には、第1のリンク42が、スライド部材8の
後部には、第2のリンク43が、それぞれ下方に延びる
ように取り付け固定されている。また、第1のリンク4
2の下端には、第3のリンク44の一端がピン結合され
ており、第2のリンク43の下端には、第4のリンク4
5の一端がピン結合されている。そして、第3のリンク
44の他端と第4のリンク45の他端がピン結合されて
おり、これら第1、第2、第3および第4のリンク4
2、43、44、45は、4節連鎖機構を形成してい
る。また、コイルスプリング46が、第1のリンク42
と第2のリンク43をつなぐように取り付けられてお
り、それらリンク42、43の距離を縮めるように作用
している。さらに、第4のリンク45の中間部分には、
第5のリンク47の一端がピン結合されている。この第
5のリンク47の下面は、一端側から他端側に向かって
直線状に延びる第1の辺47aと、他端付近で上方に曲
折して、さらに、他端まで第1の辺47aと平行に延び
る第2の辺47bからなっている。そして、この曲折部
は、操作体16が押し込み位置にあるとき、第3のリン
ク44の中間部分に突出したピン48と掛止係合する掛
止部47cを形成している。そして、第5のリンク47
には、掛止部47cの上方に、案内部材49がピン結合
されている。この案内部材49は、板材からなり、下端
に案内爪部49aが形成されており、図9において、そ
の右側の辺が前記ピン48と係合する係合辺49b、同
じく図9において、その左側の辺が前記ピン48を案内
する円弧状の案内辺49cとなっている。さらに、案内
部材49は、その上端に、第1のリンク42の上面に被
るように、直角に折れ曲がった規制片49dを備えてお
り、この案内部材49の一定以上の回動を規制してい
る。
【0039】自動引き出し機構38は、以上のように構
成されており、図9に示す操作体16の押し込み位置に
おいては、第5のリンク47の掛止部47cは、ピン4
8に掛止されており、コイルスプリング46の引張力に
もかかわらず、操作体16は押し込み位置に保持され
る。このとき、案内部材49は、その案内爪部49aの
係合辺49bが、ピン48に当接しており、これ以上反
時計回り方向に自重で回動しないようになっている。次
に、この操作体16を、手で、押し込み位置から、さら
に押し込むと、第1のリンク42と第2のリンク43と
の距離が広がり、図11に示すように、ピン48は、案
内部材49を時計回り方向に回動させながら自ら係合辺
49bとの係合を外し、相対的に第5のリンク47の第
2の辺47bに沿ってその他端に移動する。そして、案
内部材49は、ピン48との係合が外れると、その規制
片49dが第5のリンク47の上面に当接するまで自重
で反時計回り方向に回動し、その結果、案内部材49の
案内爪部49aは、第5のリンク47の掛止部47cを
覆うこととなる。次に、手を操作体16から離すと、コ
イルスプリング46の引張力により、操作体16は、図
10に示す引き出し位置まで移動する。このとき、ピン
48は、相対的に第5のリンク47の第2の辺47bに
沿って一端側に向かって移動し、案内部材49の案内辺
49cに案内されて(図12参照)、掛止部47cを通
過し、第1の辺47aに沿ってさらに一端側に向かって
移動する(図13参照)。
【0040】そして、操作体16を引き出し位置から押
し込み位置にするには、操作体16を、コイルスプリン
グ46の引張力に抗して、手で押し込めばよい。このと
き、ピン48は、前記と逆に、相対的に第5のリンク4
7の第1の辺47aに沿って他端側に向かって移動し、
案内部材49の係合辺49bに当接して、その係合辺4
9bを押すようにして案内部材49を時計回り方向に回
動させる。その結果、ピン48は、掛止部47cに掛止
して、図9に示す操作体16の押し込み位置となる。
【0041】この第三の実施の形態に示す操作装置39
においては、第一の実施の形態における作用効果に加え
て、操作体16を押し込み位置から引き出し位置にスラ
イド移動させる場合にも、操作体16を手で押せばよい
ので、そのスライド移動の操作が容易である。ただし、
スライド部材8は、コイルスプリング46で引っ張られ
ているので、操作体16を引き出し位置と、押し込み位
置の中間で止めることはできない。もっとも、掛止部4
7cを第5のリンク47の下面に沿って何ヶ所か設け、
その掛止部47cに対応して、案内部材49を設けれ
ば、その位置に対応した位置で、操作体16を止めるこ
とができる。
【0042】図14ないし図17は、本発明に係る水栓
の第四の実施の形態を示す。これは、第一の実施の形態
に示す湯水混合水栓1の取付面4が、さらに、前後の水
平方向に移動可能となったものである。ただし、支持体
および連結体の構造は、第2の実施の形態に示す支持体
31および連結体36と同様であり、また、操作体16
の押し込みまたは引き出し時に操作する取手部50は、
操作体16から上方に延びるように取り付けられてい
る。
【0043】つまり、水洗台2の上部キャビネット3に
埋め込まれるようにして取り付けられた取付体51の前
面が、この湯水混合水栓52の取付面4となっている。
ここで、取付体51は、後方に開放する箱形形状をして
おり、前後にスライド移動可能となるよう、上部キャビ
ネット3の開口孔3aに挿入されている。取付体51の
下面には、下部にローラを備えた保持部材53が、上下
に移動可能に取付られており、さらに、この保持部材5
3は、コイルスプリング54により下方に付勢されてい
る。そして、開口孔3aの下面側には、取付体51が押
し込み位置にて、前記保持部材53と係合する第3の係
合凹部3b、および取付体51が引き出し位置にて、前
記保持部材53と係合する第4の係合凹部3cが形成さ
れている。こうして、取付体51は、その押し込み位置
および引き出し位置において、節度を持って保持される
こととなる。また、取付体51の前面上部には、取手部
51aが形成されており、取付体51を押し込み位置や
引き出し位置にスライド移動させる際に、その取手部5
1aを握って行い得るようになっている。なお、操作体
16やシャワースタンド28の前後のスライド移動の
際、取付体51が一緒に移動しないように、保持部材5
3の保持力を、支持体31に備わる保持部材34の保持
力よりも大きくしてある。
【0044】この第四の実施の形態に示す湯水混合水栓
52においては、第1の実施の形態における作用効果に
加えて、操作装置55および吐出装置56の両者を一緒
に引き出したりあるいは押し込んだりすることもできる
ので、様々な状況に応じて、それらの引き出しおよび押
し込みを選択することができる。なお、図17において
符号Tは、吐出装置56のシャワースタンド28を前後
にスライド移動させるために、そのシャワースタンド2
8に取り付けた取手部である。
【0045】図18ないし図20は、本発明に係る水栓
の第五の実施の形態を示す。この操作装置57は、概
略、第四の実施の形態に示す湯水混合水栓52の操作装
置55において、ロック機構58を追加したものであ
る。このロック機構58は、取付ソケット32に取り付
けられた被掛止部材59、ならびにスライド部材33に
取り付けられた掛止部材60、取手61およびコイルス
プリング62から構成されている。被掛止部材59は、
前後に延びる平板からなり、後部の上面側に掛止凹部5
9aと、前部の上面側に係合凹部59bが形成されてお
り、取付ソケット32の内部に取り付け固定されてい
る。ここで、掛止凹部59aは、矩形に形成されてお
り、また、係合凹部59bは、その後方側が円弧状に形
成されて、上方に向かってその開口部が広がっている。
掛止部材60は、前部部分60aと後部部分60bとが
階段状に折れ曲がって延びる平板からなり、その後端に
は下方に延びる掛止爪60cが形成されており、スライ
ド部材33の前方寄りに、前部部分60aと後部部分6
0bをつなぐ位置で、ピン63にて回動自在に軸支され
ている。ここで、掛止部材60は、自重その他の付勢手
段により、時計回り方向に回動するように付勢される。
取手61は、逆L字形状をして、その下端部は円弧状の
カム部61aが形成されており、スライド部材33のさ
らに前方寄りに、カム部61aの上方で、ピン64にて
回動自在に軸支されている。また、コイルスプリング6
2は、ピン63と取手61のピン64の上方とをつなぐ
ように取り付けられており、取手61が時計回り方向に
回動するように付勢している。ここで、取手61が、図
18または図19に示す位置よりも時計回り方向に回動
しないように、ストッパが設けられている(図示せ
ず)。
【0046】図18は、操作体16が押し込み位置にあ
り、掛止部材60の掛止爪60cは、被掛止部材59の
掛止凹部59aに掛止している。したがって、操作体1
6は、押し込み位置においてロック状態にある。このと
き、取手61のカム部61aは、掛止部材60の前方部
分60aの上面に当接している。次に、操作体16を押
し込み位置から引き出し位置にするには、図20に示す
ように、取手61を前方に引く。すると、取手61は、
ピン64の軸回りに反時計回り方向に回動して、カム部
61aにより、掛止部材60の前部部分60aが下方に
押され、その掛止部材60は、ピン63の軸回りに反時
計回り方向に回動する。この回動により、掛止部材60
の掛止爪60cは、被掛止部材59の掛止凹部59aか
ら外れる。ここで、取手61が、この位置において、こ
れ以上反時計回り方向に回動しないように、ストッパが
設けられている(図示せず)。さらに、取手61を前方
に引くと、この状態を保ったまま、操作体16は、引き
出し位置までスライド移動する。そこで、取手61を離
すと、図19に示すように、取手61は、コイルスプリ
ング62に付勢されて時計回り方向に回動し、掛止部材
60は、自重等により時計回り方向に回動し、その掛止
爪60cは、係合凹部59bに係合する。
【0047】その後、操作体16を押し込み位置にする
には、取手61を押す。すると、掛止部材60の掛止爪
60cは、被掛止部材59の係合凹部59bの円弧部分
に案内されて、その係合凹部59bから外れる。そし
て、さらに取手61を押すと、操作体16は、押し込み
位置に移動して、その掛止爪60cは、掛止凹部59a
に掛止する(図18参照)。
【0048】この第五の実施の形態に示す操作装置57
においては、第四の実施の形態における作用効果に加え
て、操作体16が押し込み位置において、確実にロック
され、また、その解除も取手61の操作により容易に行
える。
【0049】なお、以上説明したロック機構58は、第
四の実施の形態に示す湯水混合水栓52の吐出装置56
に設けることも可能である。
【0050】図21ないし図24は、本発明に係る水栓
の第六の実施の形態を示す。この操作装置65は、概
略、第二の実施の形態に示す操作装置30を、流し台、
洗面台等の水洗台の天板等の水平面状の取付面4に垂直
に取り付けるものである。したがって、操作体16は、
前後の水平方向ではなく、上下方向にスライド移動す
る。また、操作体16には、操作部17の操作により吐
水する吐水体Kが取り付けられており、図示実施の形態
においては、吐水具として、吐水管ではなく、シャワー
ヘッド66が、シャワースタンド67を介して、シャワ
ーホースHとともに引き出し自在に取り付けられてい
る。また、スライド部材68は、そのスライド部材68
の底部下面側と取付ソケット74の底部上面側との間に
介装されたコイルスプリング69により、常に上方に付
勢されているとともに、操作体16を押し込み位置にて
ロックするために、支持体70は、スライド部材68の
上部に形成された掛止凹部68aに掛止する掛止部材7
1および、その掛止部材71を保持するためにリング部
材72を備えている。さらに、操作体16を押し込み位
置から解除するために、支持体70は、解除操作部材7
3を備えている。
【0051】ここで、リング部材72は、上部が大径部
72aとなり、それに連なる下部が小径部72bとなる
筒状に形成されており、その筒の内側は、スライド部材
68を案内するガイド孔72cとなっている。さらに、
小径部72bの上部は、筒の外部と内部とを連通するよ
うに円弧状に孔72dが形成されている。そして、この
リング部材72は、小径部72bの先端部分が、スライ
ド部材68の上端部に差し込まれるようにして取り付け
られる。このとき、掛止部材71および解除操作部材7
3もまた、同時にスライド部材68に取り付けられる。
そして、掛止部材71は、帯状のバネ材からなり、リン
グ部材72の小径部72bを囲むようにリング状に形成
されており、その一部は、内方に曲折した掛止部71a
となって、操作体16が押し込み位置にあるとき、リン
グ部材72の孔72dを通ってスライド部材68の掛止
凹部68aに達している。こうして、操作体16は、コ
イルスプリング69の付勢力にもかかわらず、押し込み
位置にロックされる。そして、解除操作部材73は、リ
ング状に形成されており、一部に外方向に延びる一対の
摘み部73a、73aを備えている。そして、この解除
操作部材73は、掛止部材71を囲むように位置してい
る。また、掛止部材71の一端は、折れ曲がって外方に
延びており、取付ソケット74に掛止している。さら
に、掛止部材71の他端Xも折れ曲がって外方に延びて
おり、解除操作部材73の内側に形成された掛止凹部7
3bに掛止している。こうして、解除操作部材73は、
掛止部材71のバネ性により、図23において反時計回
り方向に付勢されている。
【0052】ここで、解除操作部材73の摘み部73
a、73aを摘んで図の位置から時計回り方向に回動す
ると、掛止部材71の掛止部71aは、リング部材72
の小径部72bに乗り上げるので、その掛止部71a
は、スライド部材68の掛止凹部68aから離れる(図
24参照)。したがって、掛止が解除されて、操作体1
6は、コイルスプリング69の付勢力により、上方すな
わち引き出し位置にスライド移動する。そこで、解除操
作部材73摘み部73a、73aから手を離すと、掛止
部材71の付勢力によって、解除操作部材73は、反時
計回り方向に回転復帰する。そして、操作体16を引き
出し位置から押し込み位置にするには、操作体16に取
り付けられている取手部75を握って、その操作体16
を下方に押し込む。すると、掛止部材71の掛止部71
aがスライド部材68の掛止凹部68aに掛止して、操
作体16は、押し込み位置にロックされる。なお、図2
1において符号Yは、スライド部材68の基端外周に設
けられたつば部であって、取付ソケット74の内側上部
に形成された内段部Zに当接することにより、スライド
部材68が取付ソケット74のガイド孔74aから抜け
出ないようになっている。また、この図示実施の形態に
おいては、スライド部材68が連結体75として主体的
に機能している。
【0053】この第六の実施の形態に示す操作装置65
においては、洗髪等において必要があるときは、操作体
16を引き出し位置にセットすれば、シャワーヘッド6
7も一緒に引き上げられることとなるので、シンクに対
してシャワーヘッド67を高い位置に固定保持できて邪
魔とならず洗髪等が容易となる。また、このようにシャ
ワーヘッド67の位置を高くすれば、シンクに大きな容
器を入れての水洗いの際、そのシャワーヘッド67が邪
魔となることはない。そして、操作体16が押し込み位
置においては、確実にロックされ、また、その解除も解
除操作部材73の操作により容易に行える。
【0054】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るわけではなく、その他種々の変更が可能である。例え
ば、この操作装置5、30、39、55、57、65
は、湯水混合水栓に適用するものでなくとも、水のみの
単水栓に適用してもよい。また、支持体15、31、7
0を取り付ける取付面4は、水洗台の上部キャビネット
や天板でなくとも、家屋の壁面であってもよい。また、
連結体27、36、75は、スライド部材等により構成
されるものでなくとも、レールから構成されても、ま
た、リンク機構により構成されるものであってもよい。
また、操作体16の移動方向は、前後の水平方向または
上下方向に限定されるものではなく、その他の方向であ
ってもよい。また、弁体は、操作体16内に設けなくと
も、別の位置に取り付けて、例えば、電気的に駆動する
ものであってもよい。さらに、操作体16の操作部につ
いても、電気的なスイッチ部から構成されるようなもの
であってもよい。
【0055】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明に係る水栓によれば、次の効果がある。
【0056】請求項1に記載された水栓によれば、操作
部が備える操作体を必要に応じて引き出したり押し込ん
だりして移動させることにより、操作部の操作を容易に
したり、あるいは操作部が、洗面等の邪魔にならないよ
うにすることができる。
【0057】また、請求項2に記載された水栓によれ
ば、操作体を、操作する者に接近する位置や、操作する
者から遠ざかる位置に水平移動させることで、大型の水
洗台であっても、操作部に手が届き易くしたり、また逆
に、操作部が洗面等の邪魔にならないように遠ざけたり
することができる。
【0058】また、請求項3に記載された水栓によれ
ば、水栓の吐止水を制御する弁体とともに操作部を引き
出したり押し込んだりすることができる。
【0059】また、請求項4に記載された水栓によれ
ば、簡単な構造で、操作体は、支持体に対して引き出し
および押し込みの移動が可能となる。
【0060】また、請求項5に記載された水栓によれ
ば、吐水体を操作体とともに必要に応じて移動すること
ができ、また、吐水体を別に取付面に取り付ける必要が
なく、したがって、吐水体を含めて、この水栓の取付面
への取り付けが容易となる。
【0061】また、請求項6に記載された水栓によれ
ば、吐水具を備える吐水体を、使用する者に接近する位
置や、使用する者から遠ざかる位置に水平移動させるこ
とで、大型の水洗台であっても、吐水体に手が届き易く
したり、また逆に、吐水体が洗面等の邪魔にならないよ
うに遠ざけたりすることができる。
【0062】また、請求項7に記載された水栓によれ
ば、操作体を上方に移動させることにより吐水体の位置
を高くして、その吐水体が、シンクに大きな容器を入れ
ての水洗いあるいは洗髪等の邪魔にならないようにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一の実施の形態における、操作体
の押し込み位置を示す、一部を破断した側面図である。
【図2】同じく、操作体の引き出し位置を示す、一部を
破断した側面図である。
【図3】同じく、シャワースタンドの押し込み位置を示
す、一部を破断した側面図である。
【図4】同じく、シャワースタンドの引き出し位置を示
す、一部を破断した側面図である。
【図5】同じく、操作装置および吐出装置を、水洗台の
上部キャビネットに取り付けた状態の正面図を示す。
【図6】同じく、操作装置および吐出装置を、水洗台の
上部キャビネットに取り付けた状態の側面図を示す。
【図7】この発明の第二の実施の形態における、操作体
の押し込み位置を示す、一部を破断した側面図である。
【図8】同じく、操作体の引き出し位置を示す、一部を
破断した側面図である。
【図9】この発明の第三の実施の形態における、操作体
の押し込み位置を示す、一部を破断した側面図である。
【図10】同じく、操作体の引き出し位置を示す、一部
を破断した側面図である。
【図11】同じく、操作体の押し込み位置と引き出し位
置との中間における、リンク機構の部分側面図である。
【図12】同じく、操作体の押し込み位置と引き出し位
置との中間における、リンク機構の部分側面図である。
【図13】同じく、操作体の押し込み位置と引き出し位
置との中間における、リンク機構の部分側面図である。
【図14】この発明の第四の実施の形態における、操作
体および取付体の押し込み位置を示す、一部を破断した
側面図である。
【図15】同じく、操作体および取付体の引き出し位置
を示す、一部を破断した側面図である。
【図16】同じく、操作装置および吐出装置を、水洗台
の上部キャビネットに取り付けた状態の正面図を示す。
【図17】同じく、操作装置および吐出装置を、水洗台
の上部キャビネットに取り付けた状態の側面図を示す。
【図18】この発明の第五の実施の形態における、操作
体の押し込み位置を示す、一部を破断した側面図であ
る。
【図19】同じく、操作体の引き出し位置を示す、一部
を破断した側面図である。
【図20】同じく、操作体の押し込み位置と引き出し位
置との中間位置を示す、一部を破断した側面図である。
【図21】この発明の第六の実施の形態における、操作
体の押し込み位置を示す、一部を破断した側面図であ
る。
【図22】同じく、操作体の引き出し位置を示す、一部
を破断した側面図である。
【図23】図21におけるA−A線による断面図であ
る。
【図24】操作体を引き出し位置にセットするために、
解除操作部材を図23の状態から時計回り方向に回転さ
せた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
4 取付面 5 操作装置 7a ガイド孔 15 支持体 16 操作体 18 弁ユニット 27 連結体 29 吐水管(吐水
体) 30 操作装置 31 支持体 32b ガイド孔 35a ガイド孔 36 連結体 39 操作装置 55 操作装置 57 操作装置 65 操作装置 70 支持体 72c ガイド孔 74a ガイド孔 75 連結体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面、天板等の取付面に取り付け固定さ
    れる支持体と、水栓の吐止水等を操作するための操作ハ
    ンドル等の操作部を備える操作体と、その操作体が前記
    支持体に対して移動が可能となるよう、前記支持体と前
    記操作体とを連結する連結体とからなる水栓。
  2. 【請求項2】 前記連結体は、前記操作体が、その操作
    部を操作する者に接近する位置と操作する者から遠ざか
    る位置との間をほぼ水平方向に引き出しおよび押し込み
    の移動が可能となるよう、前記支持体と前記操作体とを
    連結することを特徴とする請求項1に記載の水栓。
  3. 【請求項3】 前記操作体内には、前記操作部の操作に
    より駆動されて水栓の吐止水等を制御する弁体が設けら
    れていることを特徴とする請求項1または2に記載の水
    栓。
  4. 【請求項4】 前記支持体は、取付面と交差する方向に
    延びるガイド孔を備え、前記連結体は、そのガイド孔に
    案内されて、前記支持体に移動可能に取り付けられ、か
    つ、前記操作体は、前記連結体に取り付け固定されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に
    記載の水栓。
  5. 【請求項5】 前記操作体には、前記操作部の操作によ
    り吐水する吐水体が取り付けられていることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか1項に記載の水栓。
  6. 【請求項6】 壁面等の垂直面状の取付面に取り付け固
    定される支持体と、シャワーヘッド等の吐水具を備える
    吐水体とを備え、その吐水体が、前記吐水具を使用する
    者に接近する位置と遠ざかる位置との間をほぼ水平方向
    に移動可能となるよう、前記支持体と前記吐水体とを連
    結する連結体を、前記吐水体に設けてなる水栓。
  7. 【請求項7】 天板等の水平面状の取付面に取り付け固
    定される支持体と、水栓の吐止水等を操作するための操
    作ハンドル等の操作部を備える操作体と、その操作体に
    取り付けられて前記操作部の操作により吐水する吐水体
    と、前記操作体が前記支持体に対して上下方向の移動が
    可能となるよう、前記支持体と前記操作体とを連結する
    連結体とからなる水栓。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001193112A (ja) * 2000-01-08 2001-07-17 Bridgestone Flowtech Corp 混合水栓の取付構造
JP2002129612A (ja) * 2000-10-19 2002-05-09 Inax Corp ホース収納カバー水栓

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