JPH10120689A - ケイ素系化合物およびケイ素系ポリマーの製造方法 - Google Patents

ケイ素系化合物およびケイ素系ポリマーの製造方法

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JPH10120689A
JPH10120689A JP8274561A JP27456196A JPH10120689A JP H10120689 A JPH10120689 A JP H10120689A JP 8274561 A JP8274561 A JP 8274561A JP 27456196 A JP27456196 A JP 27456196A JP H10120689 A JPH10120689 A JP H10120689A
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Japan
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ether
carbon atoms
phenyl
aromatic
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Application number
JP8274561A
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English (en)
Inventor
Junichi Ishikawa
石川  淳一
Koji Inoue
浩二 井上
Kenji Iwata
健二 岩田
Shiro Fujikake
史朗 藤掛
Masayoshi Ito
正義 伊藤
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Publication date
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケイ素系化合物およびケイ素系ポリマーの製
造方法を提供する。 【解決手段】 シリル化合物とアセチレン化合物より金
属水素化物を触媒として一般式(1) で表されるシリルアセチレン化合物および一般式(4) で表される繰り返し単位を有するケイ素系ポリマーを製
造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリル化合物とア
セチレン化合物より金属水素化物を触媒として産業上有
用なケイ素系化合物およびケイ素系ポリマーを製造する
新規な方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリル化合物とアセチレン化合物
よりアセチレン結合を有するケイ素系化合物またはケイ
素系ポリマーを合成する方法としては、J. F. Harrodら
の論文に記載されている塩化第一銅を触媒、アミン化合
物を助触媒とする方法(Hua Qin Liu and John F. Harr
od, Canadian Journal of Chemistry, Vol. 68, 1100-1
105 (1990))、本発明者らが提案した塩基性金属酸化物
触媒を使用する方法(例えば特開平5−345825、
特願平4−240593)が知られている。しかし、J.
F. Harrodらの方法では助触媒であるアミン化合物の除
去が困難である。また塩基性金属酸化物触媒を使用する
方法では、金属水酸化物を高温で熱分解するなどの触媒
活性化の手間が必要であった。また、本発明者らはテト
ラヒドロフランを溶媒としてLiAlH4触媒によりS
iH4とエチニル化合物からシリルアセチレン類を合成
している(特開平3−181488)がその収率はあま
り高くなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、前記課
題を解決するために鋭意検討した結果、金属水素化物を
触媒とすることによりシリル化合物とエチニル化合物よ
りアセチレン結合を有するケイ素系化合物が、またヒド
ロシリル化合物とジエチニル化合物よりケイ素系ポリマ
ーが簡便に得られることを見いだした。また、SiH4
とエチニル化合物より金属水素化物を合成する反応にお
いてビス(2−メトキシエチル)エーテルまたは1,2
−ビス(2−メトキシエトキシ)エタンを溶媒とするこ
とによりシリルアセチレン類の収率が向上することを見
い出し、本発明に到達した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、R4-m−Si
m(式中、mは3以下の正の整数であり、Rは炭素数
1から30のアルキル基、アルケニル基、アルキニル
基、フェニル基やナフチル基などの芳香族基でありハロ
ゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボキシル基、エーテ
ル基などの置換基を含んでいてもよい。mが1または2
であるときRは各々が同じでも異なっていてもよい。)
で表されるシリル化合物とR1−C≡CH(式中、R1
水素原子または炭素数1から30のアルキル基、アルケ
ニル基、アルキニル基、フェニル基やナフチル基などの
芳香族基であり、ハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カ
ルボキシル基、エーテル基などの置換基を含んでいても
よい。)で表されるエチニル化合物を金属水素化物の存
在下に反応させることを特徴とする一般式(1)(化
5)
【0005】
【化5】 (式中、mは3以下の正の整数であり、Rは炭素数1か
ら30のアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、フ
ェニル基やナフチル基などの芳香族基でありハロゲン原
子、水酸基、アミノ基、カルボキシル基、エーテル基な
どの置換基を含んでいてもよい。mが1または2である
ときRは各々が同じでも異なっていてもよい。R1は水
素原子または炭素数1から30のアルキル基、アルケニ
ル基、アルキニル基、フェニル基やナフチル基などの芳
香族基でありハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボ
キシル基、エーテル基などの置換基を含んでいてもよ
い。iはm以下の正の整数である。)で表されるシリル
アセチレン化合物の製造方法である。
【0006】また、本発明は常圧で沸点が0℃以上であ
るR4-m−SiHm(式中、mは3以下の正の整数であ
り、Rは炭素数1から30のアルキル基、アルケニル
基、アルキニル基、フェニル基やナフチル基などの芳香
族基でありハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボキ
シル基、エーテル基などの置換基を含んでいてもよい。
mが1または2であるときRは各々が同じでも異なって
いてもよい。)で表されるシリル化合物およびR1−C
≡CH(式中、R1は水素原子または炭素数1から30
のアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、フェニル
基やナフチル基などの芳香族基であり、ハロゲン原子、
水酸基、アミノ基、カルボキシル基、エーテル基などの
置換基を含んでいてもよい。)で表されるエチニル化合
物を用い、反応温度を反応圧力におけるシリル化合物と
エチニル化合物の沸点以下とすることを特徴とする一般
式(1)(式中、mは3以下の正の整数であり、Rは炭
素数1から30のアルキル基、アルケニル基、アルキニ
ル基、フェニル基やナフチル基などの芳香族基でありハ
ロゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボキシル基、エー
テル基などの置換基を含んでいてもよい。mが1または
2であるときRは各々が同じでも異なっていてもよい。
1は水素原子または炭素数1から30のアルキル基、
アルケニル基、アルキニル基、フェニル基やナフチル基
などの芳香族基でありハロゲン原子、水酸基、アミノ
基、カルボキシル基、エーテル基などの置換基を含んで
いてもよい。iはm以下の正の整数である。)で表され
るシリルアセチレン化合物の製造方法である。
【0007】また、本発明はSiH4とR1−C≡CH
(式中、R1は水素原子または炭素数1から30のアル
キル基、アルケニル基、アルキニル基、フェニル基やナ
フチル基などの芳香族基であり、ハロゲン原子、水酸
基、アミノ基、カルボキシル基、エーテル基などの置換
基を含んでいてもよい。)で表されるエチニル化合物を
ビス(2−メトキシエチル)エーテルおよび/または
1,2−ビス(2−メトキシエトキシ)エタンを溶媒と
して金属水素化物の存在下反応させることを特徴とする
一般式(2)(化6)
【0008】
【化6】 (式中、R1は水素原子または炭素数1から30のアル
キル基、アルケニル基、アルキニル基、フェニル基やナ
フチル基などの芳香族基であり、ハロゲン原子、水酸
基、アミノ基、カルボキシル基、エーテル基などの置換
基を含んでいてもよい。jは4以下の正の整数であ
る。)で表されるシリルアセチレン類の製造方法であ
る。
【0009】また、本発明はR2−SiH2−R3(式
中、R2及びR3は互いに独立に、水素原子または炭素数
1から30のアルキル基、アルケニル基、アルキニル
基、フェニル基やナフチル基などの芳香族基であり、こ
れらの基はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボキ
シル基、エーテル基などの置換基を含んでいてもよ
い。)で表されるヒドロシリル化合物と一般式(3)
(化7)
【0010】
【化7】 (式中、R4は炭素数1から30のアルキレン基、アル
ケニレン基、アルキニレン基、フェニレン基やナフチレ
ン基などの二価の芳香族基、芳香族基が直接または架橋
員により炭素数1から30のアルキレン基、アルケニレ
ン基、アルキニレン基、芳香族基と連結した基であり、
これらの基はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボ
キシル基、エーテル基などの置換基を含んでいてもよ
い。nは0または4以下の正の整数である。)で表され
るジエチニル化合物を金属水素化物の存在下に反応させ
ることを特徴とする一般式(4)(化8)
【0011】
【化8】 (式中、R2及びR3は互いに独立に、水素原子または炭
素数1から30のアルキル基、アルケニル基、アルキニ
ル基、フェニル基やナフチル基などの芳香族基であり、
4は炭素数1から30のアルキレン基、アルケニレン
基、アルキニレン基、フェニレン基やナフチレン基など
の二価の芳香族基、芳香族基が直接または架橋員により
炭素数1から30のアルキレン基、アルケニレン基、ア
ルキニレン基、芳香族基と連結した基であり、これらの
基はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボキシル
基、エーテル基などの置換基を含んでいてもよい。nは
0または4以下の正の整数である。)で表される繰り返
し単位を含むアセチレン結合を有するケイ素系ポリマー
の製造方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の製造方法の特徴は、要約
すると、反応式(5)(化9)
【0013】
【化9】 で表されるように、R4-m−SiHmで表されるシリル化
合物とR1−C≡CHで表されるエチニル化合物を金属
水素化物の存在下で脱水素反応させることにより、一般
式(1)で表されるシリルアセチレン化合物が製造でき
ることにある。
【0014】また、反応式(6)(化10)
【0015】
【化10】 で表されるように、SiH4とR1−C≡CHで表される
エチニル化合物を金属水素化物の存在下でビス(2−メ
トキシエチル)エーテルおよび/または1,2−ビス
(2−メトキシエトキシ)エタンを溶媒として脱水素反
応させることにより、一般式(2)で表されるシリルア
セチレン類が製造できることにある。
【0016】また、反応式(7)(化11)
【0017】
【化11】 で表されるように、R2−SiH2−R3で表されるヒド
ロシリル化合物と一般式(3)で表されるジエチニル化
合物を金属水素化物の存在下で反応させることにより一
般式(4)で表される繰り返し単位を含むアセチレン結
合を有するケイ素系ポリマーが製造できることにある。
【0018】反応式(5)、反応式(6)、反応式
(7)で使用し得る金属水素化物触媒としては金属水素
化合物、複合金属水素化合物およびこれらの水素の一部
がアルキル基、アリル基、アルコキシ基、シアノ基など
で置き換わった化合物などが挙げられる。金属水素化合
物としては、LiH、NaH、KHなどの1族典型元素
水素化物、CaH2などの2族典型元素水素化合物、B
3、AlH3などの13族典型元素水素化合物などが挙
げられる。また、複合金属水素化合物としてはLiBH
4、NaBH4、KBH4、Mg(BH42、Ca(B
42、Ba(BH4 2、Sr(BH42、Zn(BH
42、Al(BH43、LiAlH4、NaAlH4
(CH34NBH4、(n−C494NBH4などが挙
げられる。また、水素の一部が他の置換基で置き換わっ
た化合物としては、LiBH(C253、LiBH
(s−C493、KBH(C653、NaBH(OC
33、NaBH(OC653、NaBH(OCOC
33、NaBH3CN、(i−C37 2AlH、(i
−C492AlH、LiAlH2(OC252、Li
AlH(OC253、LiAlH(OC(C253
3、LiAlH(OC(CH333、NaAlH2(O
CH2CH2CH32、NaAlH2(C252、SnH
(n−C493、SnH(C653などが挙げられ
る。これらの金属水素化物は単独であるいは二種以上を
混合して使用することができる。
【0019】R4-m−SiHmで表されるシリル化合物と
1−C≡CHで表されるエチニル化合物を金属水素化
物の存在下で脱水素反応させることにより、一般式
(1)で表されるシリルアセチレン化合物を製造する方
法を説明する。原料のR4-m−SiHmで表されるシリル
化合物としては、具体的にはメチルシラン、ジメチルシ
ラン、トリメチルシラン、エチルシラン、ジエチルシラ
ン、トリエチルシラン、フェニルシラン、ジフェニルシ
ラン、トリフェニルシラン、ヘキシルシラン、ビニルシ
ラン、アリルシラン、エチニルシラン、2−プロピニル
シラン、ベンゾイルシラン、トリフルオロメチルシラ
ン、(3,3,3−トリフルオロプロピル)シラン、4−
シリルトルエン、4−シリルスチレン、4−シリル−
α,α,α−トリフルオロトルエン、メトキシシラン、
ジメトキシラン、トリメトキシシラン、エトキシシラ
ン、ジエトキシシラン、トリエトキシシランなどが挙げ
られる。
【0020】また、原料のR1−C≡CHで表されるエ
チニル化合物としては、具体的には、アセチレン、プロ
ピン、1−ブチン、1−ヘキシン、ビニルアセチレン、
ジアセチレン、フェニルアセチレン、エチニルシクロヘ
キサン、4−エチニルトルエン、4−エチニルアニリ
ン、3−エチニルアニリンなどが挙げられる。
【0021】本発明で得られる一般式(1)で表される
シリルアセチレン化合物としては、具体的にはメチルシ
リルアセチレン、ジメチルシリルアセチレン、トリメチ
ルシリルアセチレン、エチルシリルアセチレン、ジエチ
ルシリルアセチレン、トリエチルシリルアセチレン、フ
ェニルシリルアセチレン、ジフェニルシリルアセチレ
ン、トリフェニルシリルアセチレン、ヘキシルシリルア
セチレン、ビニル(エチニル)シラン、アリル(エチニ
ル)シラン、ジエチニルシラン、2−プロピニル(エチ
ニル)シラン、ベンゾイル(エチニル)シラン、トリフ
ルオロメチル(エチニル)シラン、(3,3,3−トリフ
ルオロプロピル)(エチニル)シラン、4−(エチニル
シリル)トルエン、4−(エチニルシリル)スチレン、
4−(エチニルシリル)−α,α,α−トリフルオロト
ルエン、メトキシシリルアセチレン、ジメトキシシリル
アセチレン、トリメトキシシリルアセチレン、エトキシ
シリルアセチレン、ジエトキシシリルアセチレン、トリ
エトキシシリルアセチレン、メチルシリル−1−プロピ
ン、ジメチルシリル−1−プロピン、トリメチルシリル
−1−プロピン、エチルシリル−1−プロピン、ジエチ
ルシリル−1−プロピン、トリエチルシリル−1−プロ
ピン、フェニルシリル−1−プロピン、ジフェニルシリ
ル−1−プロピン、トリフェニルシリル−1−プロピ
ン、ヘキシルシリル−1−プロピン、メチルシリル−1
−ブチン、ジメチルシリル−1−ブチン、トリメチルシ
リル−1−ブチン、エチルシリル−1−ブチン、ジエチ
ルシリル−1−ブチン、トリエチルシリル−1−ブチ
ン、フェニルシリル−1−ブチン、ジフェニルシリル−
1−ブチン、トリフェニルシリル−1−ブチン、ヘキシ
ルシリル−1−ブチン、メチルシリル−1−ヘキシン、
ジメチルシリル−1−ヘキシン、トリメチルシリル−1
−ヘキシン、エチルシリル−1−ヘキシン、ジエチルシ
リル−1−ヘキシン、トリエチルシリル−1−ヘキシ
ン、フェニルシリル−1−ヘキシン、ジフェニルシリル
−1−ヘキシン、トリフェニルシリル−1−ヘキシン、
ヘキシルシリル−1−ヘキシン、メチルシリル−2−ブ
テン−1−イン、ジメチルシリル−2−ブテン−1−イ
ン、トリメチルシリル−2−ブテン−1−イン、エチル
シリル−2−ブテン−1−イン、ジエチルシリル−2−
ブテン−1−イン、トリエチルシリル−2−ブテン−1
−イン、フェニルシリル−2−ブテン−1−イン、ジフ
ェニルシリル−2−ブテン−1−イン、トリフェニルシ
リル−2−ブテン−1−イン、ヘキシルシリル−2−ブ
テン−1−イン、メチルシリル−1,3−ブタジイン、
ジメチルシリル−1,3−ブタジイン、トリメチルシリ
ル−1,3−ブタジイン、エチルシリル−1,3−ブタジ
イン、ジエチルシリル−1,3−ブタジイン、トリエチ
ルシリル−1,3−ブタジイン、フェニルシリル−1,3
−ブタジイン、ジフェニルシリル−1,3−ブタジイ
ン、トリフェニルシリル−1,3−ブタジイン、ヘキシ
ルシリル−1,3−ブタジイン、メチルシリル(フェニ
ル)アセチレン、ビス(フェニルエチニル)メチルシラ
ン、トリ(フェニルエチニル)メチルシラン、ジメチル
シリル(フェニル)アセチレン、ビス(フェニルエチニ
ル)ジメチルシラン、トリメチルシリル(フェニル)ア
セチレン、エチルシリル(フェニル)アセチレン、ビス
(フェニルエチニル)エチルシラン、トリ(フェニルエ
チニル)エチルシラン、ジエチルシリル(フェニル)ア
セチレン、ビス(フェニルエチニル)ジエチルシラン、
トリエチルシリル(フェニル)アセチレン、フェニルシ
リル(フェニル)アセチレン、ビス(フェニルエチニ
ル)フェニルシラン、トリ(フェニルエチニル)フェニ
ルシラン、ジフェニルシリル(フェニル)アセチレン、
ビス(フェニルエチニル)ジフェニルシラン、トリフェ
ニルシリル(フェニル)アセチレン、ヘキシルシリル
(フェニル)アセチレン、ビス(フェニルエチニル)ヘ
キシルシラン、トリ(フェニルエチニル)ヘキシルシラ
ン、ビニル(フェニルエチニル)シラン、アリル(フェ
ニルエチニル)シラン、フェニルエチニル(エチニル)
シラン、2−プロピニル(フェニルエチニル)シラン、
ベンゾイル(フェニルエチニル)シラン、トリフルオロ
メチル(フェニルエチニル)シラン、(3,3,3−トリ
フルオロプロピル)(フェニルエチニル)シラン、4−
(フェニルエチニルシリル)トルエン、4−(フェニル
エチニルシリル)スチレン、4−(フェニルエチニルシ
リル)−α,α,α−トリフルオロトルエン、メトキシ
シリル(フェニル)アセチレン、ジメトキシシリル(フ
ェニル)アセチレン、トリメトキシシリル(フェニル)
アセチレン、エトキシシリル(フェニル)アセチレン、
ジエトキシシリル(フェニル)アセチレン、トリエトキ
シシリル(フェニル)アセチレン、メチルシリルエチニ
ルシクロヘキサン、ジメチルシリルエチニルシクロヘキ
サン、トリメチルシリルエチニルシクロヘキサン、フェ
ニルシリルエチニルシクロヘキサン、ジフェニルシリル
エチニルシクロヘキサン、トリフェニルシリルエチニル
シクロヘキサン、ヘキシルシリルエチニルシクロヘキサ
ン、4−(メチルシリルエチニル)トルエン、4−(ジ
メチルシリルエチニル)トルエン、4−(トリメチルシ
リルエチニル)トルエン、4−(フェニルシリルエチニ
ル)トルエン、4−(ジフェニルシリルエチニル)トル
エン、4−(トリフェニルシリルエチニル)トルエン、
4−(メチルシリルエチニル)アニリン、4−(ジメチ
ルシリルエチニル)アニリン、4−(トリメチルシリル
エチニル)アニリン、4−(フェニルシリルエチニル)
アニリン、ビス(4−アミノフェニルエチニル)(フェ
ニル)シラン、ビス(4−アミノフェニルエチニル)ジ
フェニルシラン、4−(ジフェニルシリルエチニル)ア
ニリン、4−(トリフェニルシリルエチニル)アニリ
ン、3−(メチルシリルエチニル)アニリン、3−(ジ
メチルシリルエチニル)アニリン、3−(トリメチルシ
リルエチニル)アニリン、3−(フェニルシリルエチニ
ル)アニリン、ビス(3−アミノフェニルエチニル)
(フェニル)シラン、3−(ジフェニルシリルエチニ
ル)アニリン、ビス(3−アミノフェニルエチニル)ジ
フェニルシラン、3−(トリフェニルシリルエチニル)
アニリンなどが挙げられる。
【0022】反応装置は原料を供給する部分、反応容器
内部の攪拌装置、反応容器の温度を制御する部分などか
らなる。本反応は、無溶媒もしくは溶媒中で反応させる
ことができる。容器内に原料のR4-m−SiHmで表され
るシリル化合物とR1−C≡CHで表されるエチニル化
合物および触媒である金属水素化物、さらに必要に応じ
て溶媒を仕込む。これらの容器への仕込の順序は特に限
定するものではない。反応溶液を所定の温度に制御しつ
つ、攪拌しながら所定の時間反応させる。所定の反応時
間後、蒸留またはカラム分離などの方法により、反応液
より生成物を分離精製する。
【0023】原料のR4-m−SiHmで表されるシリル化
合物とR1−C≡CHで表されるエチニル化合物の仕込
みの比率は特に限定するものではないが、好ましくはエ
チニル化合物100mmoに対しlmmolからl00
00mmolである。触媒である金属水素化物は単独で
あるいは二種以上を混合して使用することができる。触
媒使用量はR1−C≡CHで表されるエチニル化合物1
00mmolに対し0.0001mmolから200m
molである。
【0024】原料のR4-m−SiHmで表されるシリル化
合物またはR1−C≡CHで表されるエチニル化合物が
気体の場合にはそのままあるいは高純度窒素、高純度ヘ
リウム、高純度アルゴンなどの不活性ガスと混合して使
用できる。原料のシリル化合物およびエチニル化合物が
ともに液体または固体の場合には反応容器内は高純度窒
素あるいは高純度ヘリウム、高純度アルゴンなどの不活
性ガスで置換することが望ましい。シリル化合物または
エチニル化合物の沸点が反応温度以下の場合は不活性ガ
スの圧入などにより反応圧力を1〜250kg/cm2
Gに加圧し、原料の沸点を反応温度以上にすることが好
ましい。溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、エチルベンゼン、メシチレンのような芳香族系炭化
水素溶媒や、ジエチルエーテル、n−ブチルエーテル、
アニソール、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ビス(2−メトキシエチル)エーテ
ル、1,2−ビス(2−メトキシエトキシ)エタンのよ
うなエーテル系溶媒や、ジクロロメタン、クロロホルム
のような含ハロゲン溶媒や、N−メチルピロリドン、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドのような有
機極性溶媒及びこれらの混合溶媒が使用できる。溶媒の
量は原料のR1−C≡CHで表されるエチニル化合物1
mmolに対して0.1〜40mlが好ましい。また、
溶媒に含まれる水分が触媒の活性を低下させる場合があ
るので、溶媒は予め脱水乾燥したものを用いるのが好ま
しい。
【0025】反応温度は0〜200℃、より好ましくは
20〜150℃である。反応圧力は常圧、加圧のいづれ
でもかまわないが、原料が常圧で気体または反応温度が
原料の常圧における沸点よりも高い場合には、耐圧の反
応容器を用いて加圧(0〜250kg/cm2・G)
し、反応温度における原料の状態を液体にすることが望
ましい。反応時間は反応温度などにより異なるが1〜2
00時間が適切である。
【0026】生成物の精製は、反応液に何も処理を施さ
ない状態で行ってもかまわないが、反応液を水中に分散
させることにより触媒を分解分離した後で行うことが好
ましい。触媒を分解分離する水は酸性、中性のいずれで
もかまわないがHF、HCl、HBr、HI、H2
4、HNO3、H2CO3、H3PO4、HClO2、H
2S、H2SO3、H223などの無機酸またはHCOO
H、CH3COOH、C65COOH、蓚酸などの有機
酸によりpH0〜pH5の酸性状態であることが好まし
い。水の量は触媒1mmolに対し0.4ml〜400
mlである。無溶媒または水に対する溶解度が5wt%
以上の反応溶媒を使用した場合は分散させる前に脱水乾
燥したベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族系炭
化水素溶媒を原料のR1−C≡CHで表されるエチニル
化合物1mmolに対し0.1ml〜40ml加えてお
くことが好ましい。
【0027】次に、SiH4とR1−C≡CHで表される
エチニル化合物を金属水素化物の存在下でビス(2−メ
トキシエチル)エーテルおよび/または1,2−ビス
(2−メトキシエトキシ)エタンを溶媒として脱水素反
応させることにより、一般式(2)で表されるシリルア
セチレン類を製造する方法について説明する。原料のR
1−C≡CHで表されるエチニル化合物としては、シリ
ルアセチレン化合物の原料であるエチニル化合物が使用
できる。
【0028】本発明で生成する一般式(2)で表される
シリルアセチレン類としては、具体的にはシリルアセチ
レン、ジエチニルシラン、1−シリル−1−プロピン、
ビス(1−プロピニル)シラン、1−シリル−1−ブチ
ン、ビス(1−ブチニル)シラン、トリ(1−ブチニ
ル)シラン、1−シリル−1−ヘキシン、ビス(1−ヘ
キセニル)シラン、トリ(1−ヘキセニル)シラン、ビ
ニルエチニルシラン、1−シリル−1,3−ブタジイ
ン、フェニルエチニルシラン、ビス(フェニルエチニ
ル)シラン、トリ(フェニルエチニル)シラン、テトラ
(フェニルエチニル)シラン、シリルエチニルシクロヘ
キサン、4−シリルエチニルトルエン、ビス(4−トル
イニルエチニル)シラン、4−シリルエチニルアニリ
ン、ビス(4−アミノフェニルエチニル)シラン、3−
シリルエチニルアニリン、ビス(3−アミノフェニルエ
チニル)シランなどが挙げられる。
【0029】反応装置は耐圧の反応容器、原料を供給す
る部分、反応容器内部の攪拌装置、反応容器の温度を制
御する部分などからなる。容器内に原料のSiH4とR1
−C≡CHで表されるエチニル化合物および触媒である
金属水素化物、さらに溶媒であるビス(2−メトキシエ
チル)エーテルおよび/または1,2−ビス(2−メト
キシエトキシ)エタンを仕込む。これらの容器への仕込
の順序は特に限定するものではない。反応溶液を所定の
温度に制御しつつ、攪拌しながら所定の時間反応させ
る。所定の反応時間後、未反応のSiH4および生成し
た水素ガスを除去し、蒸留またはカラム分離などの方法
により、反応液より生成物のシリルアセチレン類を精製
する。精製方法としては減圧蒸留またはカラム分離など
の方法が使用できる。
【0030】SiH4はそのままあるいは高純度窒素、
高純度ヘリウム、高純度アルゴンなどの不活性ガスと混
合して使用できる。触媒の金属水素化物は単独であるい
は二種以上を混合して使用することができる。触媒使用
量は原料のエチニル化合物100mmolに対し0.0
001mmolから200mmolである。溶媒のビス
(2−メトキシエチル)エーテルおよび/または1,2
−ビス(2−メトキシエトキシ)エタンの量は原料のエ
チニル化合物1mmolに対して0.1〜20mlが好
ましい。また、ビス(2−メトキシエチル)エーテルま
たは1,2−ビス(2−メトキシエトキシ)エタンに含
まれる水分が触媒の活性を低下させる場合があるので、
ビス(2−メトキシエチル)エーテルまたは1,2−ビ
ス(2−メトキシエトキシ)エタンは予め脱水乾燥した
ものを用いるのが好ましい。
【0031】反応温度は0〜200℃、より好ましくは
20〜150℃である。反応圧力は1〜250kg/c
2・Gである。反応時間は反応温度、触媒使用量など
により異なるが1〜200時間が適切である。
【0032】生成物の精製は、反応液に何も処理を施さ
ない状態で行ってもかまわないが、反応液を水中に分散
させることにより触媒を分解分離した後で行うことが好
ましい。触媒を分解分離する水は酸性、中性のいずれで
もかまわないがHF、HCl、HBr、HI、H2
4、HNO3、H2CO3、H3PO4、HClO2、H
2S、H2SO3、H223などの無機酸またはHCOO
H、CH3COOH、C65COOH、蓚酸などの有機
酸によりpH0〜pH5の酸性状態であることが好まし
い。水の量は触媒1mmolに対し0.4ml〜400
mlである。反応液は分散させる前に脱水乾燥したベン
ゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族系炭化水素溶媒
を原料のR1−C≡CHで表されるエチニル化合物1m
molに対し0.1ml〜40ml加えておくことが好
ましい。
【0033】次に、R2−SiH2−R3で表されるヒド
ロシリル化合物と一般式(3)で表されるジエチニル化
合物を金属水素化物の存在下で反応させることにより一
般式(4)で表される繰り返し単位を含むアセチレン結
合を有するケイ素系ポリマーを製造する方法について説
明する。本発明におけるR2−SiH2−R3で表される
ヒドロシリル化合物としてはメチルシラン、ジメチルシ
ラン、エチルシラン、ジエチルシラン、フェニルシラ
ン、ジフェニルシラン、ヘキシルシラン、ビニルシラ
ン、アリルシラン、エチニルシラン、1−シリル−2−
プロピン、ベンゾイルシラン、トリフルオロメチルシラ
ン、1−シリル−3,3,3−トリフルオロプロパン、4
−シリルトルエン、4−シリルスチレン、4−シリルエ
チニルトルエン、4−シリル−α,α,α−トリフルオ
ロトルエン、メトキシシラン、ジメトキシシランシラ
ン、エトキシシラン、ジエトキシシランなどが挙げられ
る。
【0034】本発明で使用する一般式(3)で表される
ジエチニル化合物としては、具体的にはジアセチレン、
m−ジエチニルベンゼン、p−ジエチニルベンゼン、o
−ジエチニルベンゼン、3,5−ジエチニルトルエン、
2,7−ジエチニルナフタレン、5,10−ジエチニルア
ントラセン、4,4'−ジエチニルビフェニル、ビス(4
−エチニルフェニル)メタン、2,2−ビス(p−エチ
ニルフェニル)プロパン、2,2−ビス(p−エチニル
フェニル)トリフルオロプロパン、ビス(4−エチニル
フェニル)エーテル、2,2−ビス(p−エチニルフェ
ニル)スルフォン、2,6−ジエチニルピリジン、2,5
−ジエチニルチオフェン、化学式(8)(化12)
【0035】
【化12】 、化学式(9)(化13)
【0036】
【化13】 、化学式(10)(化14)
【0037】
【化14】 、化学式(11)(化15)
【0038】
【化15】 、化学式(12)(化16)
【0039】
【化16】 である。
【0040】本発明で得られるアセチレン結合を有する
ケイ素系ポリマーは、具体的には繰り返し単位が化学式
(13)(化17)
【0041】
【化17】 、化学式(14)(化18)
【0042】
【化18】 、化学式(15)(化19)
【0043】
【化19】 、シリレンエチニレン−1,3−フェニレンエチニレン
(化学式(16))(化20)
【0044】
【化20】 、シリレンエチニレン−1,4−フェニレンエチニレン、
シリレンエチニレン−1,2−フェニレンエチニレン、フ
ェニルシリレンエチニレン−1,3−フェニレンエチニレ
ン(化学式(17))(化21)
【0045】
【化21】 、フェニルシリレンエチニレン−1,4−フェニレンエチ
ニレン、フェニルシリレンエチニレン−1,2−フェニレ
ンエチニレン、メチルシリレンエチニレン−1,3−フェ
ニレンエチニレン(化学式(18))(化22)
【0046】
【化22】 、ジフェニルシリレンエチニレン−1,3−フェニレンエ
チニレン、メチルシリレンエチニレン−1,4−フェニレ
ンエチニレン、メチルシリレンエチニレン−1,2−フェ
ニレンエチニレン、化学式(19)(化23)
【0047】
【化23】 、ジメチルシリレンエチニレン−1,3−フェニレンエチ
ニレン、化学式(20)(化24)
【0048】
【化24】 、化学式(21)(化25)
【0049】
【化25】 、化学式(22)(化26)
【0050】
【化26】 、化学式(23)(化27)
【0051】
【化27】 、化学式(24)(化28)
【0052】
【化28】 、化学式(25)(化29)
【0053】
【化29】 、化学式(26)(化30)
【0054】
【化30】 、化学式(27)(化31)
【0055】
【化31】 、化学式(28)(化32)
【0056】
【化32】 、化学式(29)(化33)
【0057】
【化33】 、化学式(30)(化34)
【0058】
【化34】 、化学式(31)(化35)
【0059】
【化35】 、化学式(32)(化36)
【0060】
【化36】 、化学式(33)(化37)
【0061】
【化37】 、化学式(34)(化38)
【0062】
【化38】 、化学式(35)(化39)
【0063】
【化39】 、化学式(36)(化40)
【0064】
【化40】 、化学式(37)(化41)
【0065】
【化41】 、化学式(38)(化42)
【0066】
【化42】 、化学式(39)(化43)
【0067】
【化43】 、化学式(40)(化44)
【0068】
【化44】 、化学式(41)(化45)
【0069】
【化45】 、化学式(42)(化46)
【0070】
【化46】 、化学式(43)(化47)
【0071】
【化47】 、化学式(44)(化48)
【0072】
【化48】 、化学式(45)(化49)
【0073】
【化49】 、化学式(46)(化50)
【0074】
【化50】 、化学式(47)(化51)
【0075】
【化51】 、化学式(48)(化52)
【0076】
【化52】 などである。
【0077】反応装置は原料を供給する部分、反応容器
内部の攪拌装置、反応容器の温度を制御する部分などか
らなる。本反応は、無溶媒もしくは溶媒中で反応させる
ことができる。容器内に原料のR2−SiH2−R3で表
されるヒドロシリル化合物と一般式(3)で表されるジ
エチニル化合物および触媒である金属水素化物、さらに
必要に応じて溶媒を仕込む。これらの容器への仕込の順
序は特に限定するものではない。反応溶液を所定の温度
に制御しつつ、攪拌しながら所定の時間反応させる。所
定の反応時間後、蒸留による原料および溶媒の除去、カ
ラム分離もしくはポリマーの貧溶媒中に反応液を分散さ
せるなどの方法により、反応液よりポリマーを分離精製
する。
【0078】原料のR2−SiH2−R3で表されるヒド
ロシリル化合物と一般式(3)で表されるジエチニル化
合物の比率は特に限定するものではないが好ましくはジ
エチニル化合物100mmolに対しl0mmolから
l000mmolである。触媒である金属水素化物は単
独であるいは二種以上を混合して使用することができ
る。触媒使用量はジエチニル化合物100mmolに対
し0.0001mmolから200mmolである。
【0079】原料のR2−SiH2−R3で表されるヒド
ロシリル化合物または一般式(3)で表されるジエチニ
ル化合物が気体の場合にはそのままあるいは高純度窒
素、高純度ヘリウム、高純度アルゴンなどのなどの不活
性ガスと混合して使用できる。原料のヒドロシリル化合
物およびジエチニル化合物がともに液体または固体の場
合には反応容器内は高純度窒素あるいは高純度ヘリウ
ム、高純度アルゴンなどの不活性ガスで置換することが
望ましい。溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、エチルベンゼン、メシチレンのような芳香族炭化水
素系溶媒や、ジエチルエーテル、n−ブチルエーテル、
アニソール、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ビス(2−メトキシエチル)エーテ
ル、1,2−ビス(2−メトキシエトキシ)エタンのよ
うなエーテル系溶媒や、ジクロロメタン、クロロホルム
のような含ハロゲン溶媒や、N−メチルピロリドン、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドのような有
機極性溶媒及びこれらの混合溶媒が使用できる。溶媒の
量は原料のジエチニル化合物1mmolに対して0.1
〜40mlが好ましい。また、溶媒に含まれる水分が触
媒の活性を低下させる場合があるので、溶媒は予め脱水
乾燥したものを用いるのが好ましい。
【0080】反応温度は0〜200℃、より好ましくは
20〜150℃である。反応圧力は常圧、加圧のいづれ
でもかまわないが、原料が気体または反応温度が原料や
溶媒の沸点よりも高い場合には耐圧の反応容器を用いて
加圧(0〜250kg/cm 2・G)反応を行うことが
望ましい。反応時間は反応温度などにより異なるが1〜
200時間が適切である。
【0081】生成物の精製は、反応液に何も処理を施さ
ない状態で行ってもかまわないが、反応液を水中に分散
させることにより触媒を分解分離した後で行うことが好
ましい。触媒を分解分離する水は酸性、中性のいずれで
もかまわないがHF、HCl、HBr、HI、H2
4、HNO3、H2CO3、H3PO4、HClO2、H
2S、H2SO3、H223などの無機酸またはHCOO
H、CH3COOH、C65COOH、蓚酸などの有機
酸によりpH0〜pH5の酸性状態であることが好まし
い。水の量は触媒1mmolに対し0.4ml〜400
mlである。無溶媒または水に対する溶解度が5wt%
以上の反応溶媒を使用した場合は分散させる前に脱水乾
燥したベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族系炭
化水素溶媒を原料の一般式(3)で表されるジエチニル
化合物1mmolに対し0.1ml〜40ml加えてお
くことが好ましい。
【0082】ポリマーを析出分離する場合に使用できる
貧溶媒にはペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタンな
どの脂肪族炭化水素やメタノール、エタノール、プロパ
ノールなどの脂肪族アルコールが挙げられる。貧溶媒の
使用量は原料のジエチニル化合物1mmolに対して
0.1〜200ml、より好ましくは1〜50mlであ
る。
【0083】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例によって説
明する。 実施例1 100mlのガラス製容器の内部に磁気攪拌子を設置
し、容器内を高純度窒素ガスで置換した。続いて容器内
に原料のフェニルシラン5.7g(53mmol)、フ
ェニルアセチレン5.4g(53mmol)、溶媒のビ
ス(2−メトキシエチル)エーテル10ml、触媒のL
iAlH4 0.103g(2.7mmol)を仕込み、
120℃で20時間攪拌を行った。反応後、反応液をG
C(ガスクロマトグラフィー)で分析した。生成物とし
てフェニルエチニル(フェニル)シラン(収率42%)
およびビス(フェニルエチニル)(フェニル)シラン
(収率9%)が得られた。また、反応率はフェニルシラ
ン53%、フェニルアセチレン56%であった。この結
果より、金属水素化物触媒により簡便にシリルアセチレ
ン化合物が製造できることが示された。
【0084】実施例2 反応容器に70mlの耐圧性密封容器を用い、その他の
条件は実施例1と同一にして反応を行った。結果を表1
に示す。
【0085】実施例3 溶媒にテトラヒドロフラン10mlを用い、その他の条
件は実施例2と同一にして反応を行った。結果を表1に
示す。
【0086】実施例4 反応温度を80℃とし、その他の条件は実施例3と同一
にして反応を行った。結果を表1に示す。
【0087】実施例5 触媒としてNaAlH4 0.136g(2.5mmo
l)を用い、その他の条件は実施例1と同一にして反応
を行った。結果を表1に示す。
【0088】実施例6 触媒としてLiBH40.066g(3.0mmo
l)、その他の条件は実施例1と同一にして反応を行っ
た。結果を表1に示す。
【0089】比較例1 70mlの耐圧ステンレス容器に1−ヘキシン1.64
g(20mmol)、溶媒のテトラヒドロフラン5m
l、触媒のLiAlH4 0.038g(1mmol)お
よび原料のSiH4ガス30kg/cm2 G(80mm
ol)を圧入し、120℃で20時間攪拌を行った。
反応後、未反応SiH4を除去し、反応液をGCで分析
した。生成物として1−シリル−1−ヘキシン4.8m
mol(収率24%)、ビス(1−ヘキシニル)シラン
1.4mmol(収率7%)が得られた。
【0090】実施例7 溶媒としてビス(2−メトキシエチル)エーテル5ml
を用い、その他の条件は比較例1と同一にして反応を行
った。GCで分析した結果、生成物として1−シリル−
1−ヘキシン6.2mmol(収率31%)、ビス(1
−ヘキシニル)シラン2.2mmol(収率11%)が
得られた。実施例7と比較例1の結果の比較より本発明
の優位性は明かである。
【0091】実施例8 70mlの耐圧ステンレス容器内にフェニルシラン5.
8g(53mmol)、m−ジエチニルベンゼン6.7
g(53mmol)、溶媒としてテトラヒドロフラン1
0ml、触媒としてLiAlH4 0.100g(2.6
mmol)を密封し、120℃で20時間攪拌を行っ
た。反応液をGCで分析したところフェニルシランの反
応率は76%、m−ジエチニルベンゼンの反応率は92
%であった。 反応液に脱水トルエン20mlを加え、
1規定塩酸水溶液20ml中に分散させた。 有機相を
1規定塩酸水溶液5mlで洗浄後、純水5mlづつで水
相のpHが6になるまで洗浄した。CaSO4 により脱
水を行った後、5mmHgで52時間真空乾燥をおこな
い8.4gのポリマーを得た(収率67%)。GPC
(ゲルパーミゼーションクロマトグラフィー)によるポ
リスチレン換算重量平均分子量は約2600であった。
さらに分取用GPCカラムを用いて分子量で3600か
ら1600の成分を分取しNMR、IR測定を行った。
図1、図2、図3にポリマーの1H、13C、29Si−N
MRスペクトル、図4にIRスペクトルを示す。
【0092】1H-NMR(ppm,CDCl3) 3.1(C≡C-H)、4.7(S
iH2 )、5.1(SiH)、7.3〜7.9(Ph-H)。13 C-NMR(ppm,CDCl3) 78.1(-C≡CH)、82.4(-C≡CH)、8
6.5(Si-C≡C-)、107.2(Si-C≡C-)、122.7(Ph)、128.3〜
135.9(Ph)。29 Si-NMR(ppm,CDCl3) -59.8(-SiH2-Ph)、-63.5(>SiH-P
h)、-69.4(>Si<)。 IR(cm-1) 433、476、492、602、696、736、
796、844、948、1114、1166、1264、1429、1474、159
1、2155、3067、3290。
【0093】NMR、IRスペクトルからこのポリマー
は特開平5−345825の実施例1で合成したポリマ
ーと同じポリ(フェニルシリレンエチニレン−1,3−フ
ェニレンエチニレン)であることは明かである。この結
果より、金属水素化物触媒により簡便にアセチレン結合
を有するケイ素系ポリマーが合成できることが示され
た。
【0094】実施例9 溶媒にビス(2−メトキシエチル)エーテル10mlを
用い、その他の条件は実施例8と同一にして反応を行っ
た。結果を表2に示す。
【0095】実施例10 反応容器として100mlのガラス製容器を用い、その
他の条件は実施例9と同一にして常圧で反応をおこなっ
た。結果を表2に示す。
【0096】
【表1】
【0097】
【表2】
【0098】
【発明の効果】金属水素化物を触媒とすることにより、
シリル化合物とエチニル化合物からシリルアセチレン化
合物を、ヒドロシリル化合物とジエチニル化合物よりケ
イ素系ポリマーを簡便に製造することができた。また、
溶媒にビス(2−メトキシエチル)エーテルまたは1,
2−ビス(2−メトキシエトキシ)エタンを選択するこ
とにより、SiH4とエチニル化合物から金属水素化物
触媒によりシリルアセチレン類を高収率で製造すること
ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例8で合成されたポリマーの1H−NMR
スペクトルである。
【図2】実施例8で合成されたポリマーの13C−NMR
スペクトルである。
【図3】実施例8で合成されたポリマーの29Si−NM
Rスペクトルである。
【図4】実施例8で合成されたポリマーのIRスペクト
ルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤掛 史朗 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 伊藤 正義 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 R4-m−SiHm(式中、mは3以下の正
    の整数であり、Rは炭素数1から30のアルキル基、ア
    ルケニル基、アルキニル基、フェニル基やナフチル基な
    どの芳香族基でありハロゲン原子、水酸基、アミノ基、
    カルボキシル基、エーテル基などの置換基を含んでいて
    もよい。mが1または2であるときRは各々が同じでも
    異なっていてもよい。)で表されるシリル化合物とR1
    −C≡CH(式中、R1は水素原子または炭素数1から
    30のアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、フェ
    ニル基やナフチル基などの芳香族基であり、ハロゲン原
    子、水酸基、アミノ基、カルボキシル基、エーテル基な
    どの置換基を含んでいてもよい。)で表されるエチニル
    化合物を金属水素化物の存在下に反応させることを特徴
    とする一般式(1)(化1) 【化1】 (式中、mは3以下の正の整数であり、Rは炭素数1か
    ら30のアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、フ
    ェニル基やナフチル基などの芳香族基でありハロゲン原
    子、水酸基、アミノ基、カルボキシル基、エーテル基な
    どの置換基を含んでいてもよい。mが1または2である
    ときRは各々が同じでも異なっていてもよい。R1は水
    素原子または炭素数1から30のアルキル基、アルケニ
    ル基、アルキニル基、フェニル基やナフチル基などの芳
    香族基でありハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボ
    キシル基、エーテル基などの置換基を含んでいてもよ
    い。iはm以下の正の整数である。)で表されるシリル
    アセチレン化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 常圧で沸点が0℃以上である請求項1記
    載のシリル化合物およびエチニル化合物を用い、反応温
    度を反応圧力におけるシリル化合物とエチニル化合物の
    沸点以下とすることを特徴とする請求項1記載のシリル
    アセチレン化合物の製造方法。
  3. 【請求項3】 SiH4とR1−C≡CH(式中、R1
    水素原子または炭素数1から30のアルキル基、アルケ
    ニル基、アルキニル基、フェニル基やナフチル基などの
    芳香族基であり、ハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カ
    ルボキシル基、エーテル基などの置換基を含んでいても
    よい。)で表されるエチニル化合物をビス(2−メトキ
    シエチル)エーテルおよび/または1,2−ビス(2−
    メトキシエトキシ)エタンを溶媒として金属水素化物の
    存在下反応させることを特徴とする一般式(2)(化
    2) 【化2】 (式中、R1 は水素原子または炭素数1から30のアル
    キル基、アルケニル基、アルキニル基、フェニル基やナ
    フチル基などの芳香族基であり、ハロゲン原子、水酸
    基、アミノ基、カルボキシル基、エーテル基などの置換
    基を含んでいてもよい。jは4以下の正の整数であ
    る。)で表されるシリルアセチレン類の製造方法。
  4. 【請求項4】 R2−SiH2−R3(式中、R2及びR3
    は互いに独立に、水素原子または炭素数1から30のア
    ルキル基、アルケニル基、アルキニル基、フェニル基や
    ナフチル基などの芳香族基であり、これらの基はハロゲ
    ン原子、水酸基、アミノ基、カルボキシル基、エーテル
    基などの置換基を含んでいてもよい。)で表されるヒド
    ロシリル化合物と一般式(3)(化3) 【化3】 (式中、R4は炭素数1から30のアルキレン基、アル
    ケニレン基、アルキニレン基、フェニレン基やナフチレ
    ン基などの二価の芳香族基、芳香族基が直接または架橋
    員により炭素数1から30のアルキレン基、アルケニレ
    ン基、アルキニレン基、芳香族基と連結した基であり、
    これらの基はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボ
    キシル基、エーテル基などの置換基を含んでいてもよ
    い。nは0または4以下の正の整数である。)で表され
    るジエチニル化合物を金属水素化物の存在下に反応させ
    ることを特徴とする一般式(4)(化4) 【化4】 (式中、R2及びR3は互いに独立に、水素原子または炭
    素数1から30のアルキル基、アルケニル基、アルキニ
    ル基、フェニル基やナフチル基などの芳香族基であり、
    4は炭素数1から30のアルキレン基、アルケニレン
    基、アルキニレン基、フェニレン基やナフチレン基など
    の二価の芳香族基、芳香族基が直接または架橋員により
    炭素数1から30のアルキレン基、アルケニレン基、ア
    ルキニレン基、芳香族基と連結した基であり、これらの
    基はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボキシル
    基、エーテル基などの置換基を含んでいてもよい。nは
    0または4以下の正の整数である。)で表される繰り返
    し単位を含むアセチレン結合を有するケイ素系ポリマー
    の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6271280B1 (en) * 2000-04-19 2001-08-07 General Electric Company Diacetylenic polyorganosiloxanes, intermediates therefor, and cured compositions prepared therefrom
US7189651B2 (en) 2002-12-06 2007-03-13 Jsr Corporation Stopper for chemical mechanical planarization, method for manufacturing same, and chemical mechanical planarization method
US7297360B2 (en) 2002-12-06 2007-11-20 Jsr Corporation Insulation film
CN102604104A (zh) * 2012-02-29 2012-07-25 山东大学 一种含有苯乙炔基的耐高温硅树脂的制备方法

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