JPH10120386A - 産業車輌 - Google Patents

産業車輌

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Publication number
JPH10120386A
JPH10120386A JP27263996A JP27263996A JPH10120386A JP H10120386 A JPH10120386 A JP H10120386A JP 27263996 A JP27263996 A JP 27263996A JP 27263996 A JP27263996 A JP 27263996A JP H10120386 A JPH10120386 A JP H10120386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
explosion
switch
steering post
industrial vehicle
proof case
Prior art date
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Pending
Application number
JP27263996A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Murase
幹生 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP27263996A priority Critical patent/JPH10120386A/ja
Publication of JPH10120386A publication Critical patent/JPH10120386A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐圧防爆仕様のフォークリフトを提供する。 【解決手段】 耐圧防爆ケース7内に、計器類4、ウイ
ンカースイッチ5、ディレクションスイッチ6、及びキ
ースイッチ8をひとまとめにして組み込んで成るコント
ロールユニットMを、ステアリングポスト2を含むダッ
シュボードに取り付ける。コントロールユニットMに
は、ステアリングポスト2の左右にウインカースイッチ
5とディレクションスイッチ6とが分かれ、前半分に計
器類が位置するよう組み込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業車輌、詳しく
は、運転席のダッシュボードまわりに装備され、電気的
な接続を必要とする操作系の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】産業車輌は、屋外屋内を問わず様々な環
境下にて利用されており、特に引火性物質を扱う化学工
場等での使用に対しては、防爆仕様車がオプション設定
されている。従来の防爆対策が施された産業車輌は、図
4に例示すように、計器類4とディレクションスイッチ
6、及びキースイッチ8とを耐圧防爆構造のコントロー
ラケース10内に収容し、そのコントローラケース10
を、前記計器類4の表示面が露出するようにダッシュボ
ード1に組み入れ、ディレクションスイッチ6は、ディ
レクションスイッチ6の入力軸6bをステアリングポス
ト2の右隣に平行配置するよう延長する共に、その入力
軸6bの上端部をステアリングポスト2に取り付けた支
持部材2aにより支持させ、入力軸6bの上端に、水平
回動するディレクションスイッチ操作レバー6aを右側
に突出させた状態にて取り付け、更にキースイッチ8
は、キーの差込口を手前側の下方に位置させる一方、ウ
インカースイッチ5を単独で耐圧防爆仕様のスイッチケ
ース11で覆い、そのスイッチケース11をステアリン
グポスト2の左側に固着し、ウインカースイッチ操作レ
バー5aを左側に突出させた構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ステアリングポスト2
と平行に配置されたディレクションスイッチの入力軸6
bは、露出して邪魔になるし、先端がステアリングポス
ト2に取り付けられた支持部材2aによって支持され、
基端はコントローラケース10内のディレクションスイ
ッチ6に結合されて動かすことができないから、ステア
リングポスト2を傾倒させられず、チルトステアリング
構造には対応できない。又、耐圧防爆構造のコントロー
ラケースは大きく、その大きなコントローラケースをダ
ッシュボード内に組み込むには、スペースの関係上、ス
テアリングハンドルから離れた位置に限定されてしま
い、スイッチと分離してまとまりがなく体裁が悪いし、
計器類の表示も確認しづらい。而も2種類のケースを製
造しなくてはならないし、取り付けも個々に行うことに
なるから、非合理的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、計器類や各種
スイッチとを理想の位置に集中配置可能な産業車輌であ
って、その構成は、一つの耐圧防爆ケース内に、少なく
とも計器類と、ディレクションスイッチ、ウインカース
イッチ及びキースイッチとを組み込み、それを運転席の
適宜部位に装備したことにある。そして前記耐圧防爆ケ
ースには、ステアリングポストとの干渉を避ける逃げ部
を形成することができ、その場合、前記耐圧防爆ケース
は、後部側面中央に前記逃げ部として逃げ凹部を形成
し、その逃げ凹部の左右にウインカースイッチとディレ
クションスイッチとをそれぞれ配置し、残りの内の前半
分を計器類の配置領域として、ステアリングポストを含
んだ前方に装備したり、前記逃げ凹部として上下方向の
貫通孔を形成し、その貫通孔の左右にウインカースイッ
チとディレクションスイッチとをそれぞれ配置し、残り
の内の前半分を計器類の配置領域として、ステアリング
ポストの周囲に装備することができる。又、前記耐圧防
爆ケースを、ステアリングポストへ一体に固着し、ステ
アリングハンドルを耐圧防爆ケースと一緒に傾倒するチ
ルト機構を採用することもできる。
【0005】
【作用】計器類と複数のスイッチとが一つのユニットと
して構成されるので、どこにでも自由に配置でき、製
造、取り付け作業も半減する。又、耐圧防爆ケースに、
ステアリングポストとの干渉を避ける逃げ部を設けれ
ば、スイッチや計器類をステアリングハンドルに接近し
て配置でき、前記逃げ部として、後部側面中央部に凹部
を形成したり、上下方向の貫通孔を設けることで、ステ
アリングポストを含む前方や周囲に配置すれば、計器類
と各スイッチとのまとまりが良く、視認性と操作性向上
との両立を図ることができる。更に、耐圧防爆ケースを
ステアリングポストへ一体に固着すれば、チルト操作に
よって、ステアリングハンドルのみならずスイッチや計
器類をもオペレータに最適な角度に調整できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る産業車輌の実施の態
様を、フォークリフトに実施した一例につき、図面に基
づいて説明する。図1は、フォークリフトにおいて、ス
テアリングハンドルの位置を基準として運転席周りの操
作系を示したもので、ダッシュボード1の手前側には、
ステアリングポスト2が、床面からやや傾後するように
立設されており、本実施の態様においては、ダッシュボ
ード1の手前面に、前記ステアリングポスト2と干渉し
ないように凹部1aが設けられている。尚、ダッシュボ
ード1とステアリングポスト2とを干渉しないようにす
る対策としては、前記凹部1aを形成する以外に、例え
ばダッシュボード1の上面に孔を設け、ステアリングポ
スト2をその孔に貫通させるようにしても良い。そして
前記ステアリングポスト2内には、図示しないステアリ
ングシャフトが回動自在に挿通支持されており、ステア
リングシャフトの上端にはステアリングハンドル3が固
着されている。前記ダッシュボード1には、計器類4
と、ウインカースイッチ5及びディレクションスイッチ
6とが一体に組み込まれたコントロールユニットMが、
ダッシュボード1の上面にしっかりと固定装備されてい
る。
【0007】前記コントロールユニットMは、図2の
(a),(b)に示すように、例えば後部側面にステア
リングポストと干渉しないための逃げ部としての逃げ凹
部4aを有した逆U字状の耐圧防爆ケース7内に、左側
手前にはウインカースイッチ5を、又前記逃げ凹部4a
を挟んだ右側にはディレクションスイッチ6をそれぞれ
収容し、残りの内の前半分には、上面に表示部を露出さ
せた状態にて計器類4が組み込まれている。そして前記
耐圧防爆ケース7の例えば上面に頭出しした各スイッチ
5,6の操作軸には、それぞれウインカースイッチ操作
レバー5a,ディレクションスイッチ操作レバー6aと
が連結され、それらの操作レバー5a,6aを水平回動
することで各スイッチ5,6を動作させることができる
ようになっており、又右側部にはキースイッチ8が内蔵
され、ケーブル9を介して所定の電気的配線と、密封処
理がされている。尚、前記ウインカースイッチ5は、ホ
ーンスイッチ機能を備えていて、ホーンスイッチ操作レ
バーと兼用のウインカースイッチ操作レバー5aを上方
へ回動することによって動作する。
【0008】このように、計器類4、ウインカースイッ
チ5、ディレクションスイッチ6といった防爆対策の必
要がある部材をひとまとめにして耐圧防爆ケース7内に
収容してあるので、防爆対策は完璧であるし、コントロ
ールユニットMをステアリングハンドル3の直前に装備
し、各スイッチの操作レバー5a、6aをステアリング
ポスト2の左右に振り分けると共に、前方に計器類4が
配置されるようにしたから、操作性と視認性との両立を
図ることができる。又キースイッチ8を側方に設けるこ
とで、差し込まれたキーの頭がオペレータの膝等に接触
することもなくなり快適である。更に、一つの耐圧防爆
ケース内に各部材を組み込んでユニット化してあるか
ら、製造及び装備する作業も簡単である上、コンパクト
であり、低コストを図ることができる。
【0009】前記実施の態様では、コントロールユニッ
トMをダッシュボード1に固定してあるので、重く大き
いコントロールユニットMを安定支持できる反面、ステ
アリングハンドル単独のみにしかチルト機構を採用する
ことができないが、図3に例示するように、コントロー
ルユニットMをステアリングポスト2へ一体に固着し
て、コントロールユニットMをステアリングポスト2と
一体にチルトさせる構造にもできる。
【0010】尚、耐圧防爆ケース内に収容する計器類と
スイッチのレイアウトは、例えばウインカースイッチや
ディレクションスイッチは耐圧防爆ケースの側面或いは
下面等に設けても良く、キースイッチも耐圧防爆ケース
の上面或いは下面等に設けることができる。又、コント
ロールユニットを装備する位置或いは要求仕様等に応じ
て自由に変更して差し支えなく、コントロールユニット
の形状も装備する位置や要求仕様等に合わせて適宜変更
される。例えばステアリングポストを耐圧防爆ケース内
に貫通できるように、貫通孔を設けたり、前部に逃げ凹
部を設けたU字状に形成しても良い。
【0011】そして前記コントロールユニットには、計
器類や前記実施の態様に示したスイッチ以外の部材を組
み込むこともでき、フォークリフトに限らず他の防爆対
策の必要な産業車輌に装備した場合にも同様な効果が約
束される。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、計器類と各種スイッチ
とをひとまとめにして一つの防爆仕様のケース内に収容
したので、個々に防爆仕様のケースを設定する必要はな
いし、計器類とスイッチとが一つのユニットとして構成
されるので、製造、組み付けの作業性も向上し、コスト
ダウンが図れる上、運転席まわりがすっきりとして快適
な操作が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る産業車輌であるフォークリフトに
おける運転席まわりの操作系を例示した説明図である。
【図2】(a),(b)はコントロールユニットの説明
図である。
【図3】 変更例の説明図である。
【図4】 従来例の説明図である。
【符号の説明】
1・・ダッシュボード、1a・・凹部、2・・ステアリ
ングポスト、3・・ステアリングハンドル、4・・計器
類、5・・ウインカースイッチ、5a・・ウインカース
イッチ操作レバー、6・・ディレクションスイッチ、6
a・・ディレクションスイッチ操作レバー、7・・耐圧
防爆ケース、8・・キースイッチ、9・・ケーブル、M
コントロールユニット。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの耐圧防爆ケース内に、少なくとも
    計器類と、ディレクションスイッチ、ウインカースイッ
    チ及びキースイッチとを組み込み、それを運転席の適宜
    部位に装備した産業車輌。
  2. 【請求項2】 前記耐圧防爆ケースには、ステアリング
    ポストとの干渉を避ける逃げ部を形成した請求項1に記
    載の産業車輌。
  3. 【請求項3】 前記耐圧防爆ケースは、後部側面中央に
    前記逃げ部として逃げ凹部を形成し、その逃げ凹部の左
    右にウインカースイッチとディレクションスイッチとを
    それぞれ配置し、残りの内の前半分を計器類の配置領域
    として、ステアリングポストを含んだ前方に装備される
    請求項2に記載の産業車輌。
  4. 【請求項4】 前記耐圧防爆ケースは、前記逃げ凹部と
    して上下方向の貫通孔を形成し、その貫通孔の左右にウ
    インカースイッチとディレクションスイッチとをそれぞ
    れ配置し、残りの内の前半分を計器類の配置領域とし
    て、ステアリングポストを含んだ前方に装備される請求
    項2に記載の産業車輌。
  5. 【請求項5】 前記耐圧防爆ケースをチルト式のステア
    リングポストへ一体に固着した請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の産業車輌。
JP27263996A 1996-10-15 1996-10-15 産業車輌 Pending JPH10120386A (ja)

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JP27263996A JPH10120386A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 産業車輌

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017039456A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 株式会社豊田自動織機 産業車両
CN106672084A (zh) * 2016-12-31 2017-05-17 北奔重型汽车集团有限公司 一种驾驶室底板转向轴孔防护装置

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