JPH1012009A - 進入角指示灯 - Google Patents

進入角指示灯

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Publication number
JPH1012009A
JPH1012009A JP16581896A JP16581896A JPH1012009A JP H1012009 A JPH1012009 A JP H1012009A JP 16581896 A JP16581896 A JP 16581896A JP 16581896 A JP16581896 A JP 16581896A JP H1012009 A JPH1012009 A JP H1012009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
approach angle
filter
support
indicating lamp
accelerometer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16581896A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuo Kunimoto
悦夫 國本
Kazumasa Fujita
一誠 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP16581896A priority Critical patent/JPH1012009A/ja
Publication of JPH1012009A publication Critical patent/JPH1012009A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本体が振動しても上空の光像の位置が変わらな
い進入角指示灯を提供する。 【解決手段】支持台1上に光源2が設置されている。光
源2の光軸上に、支持台上に設置された圧電素子からな
るアクチュエータ3を介して、赤色フィルタ4が設置さ
れている。この赤色フィルタ4は、支持用の透明ガラス
5に取り付けられている。また、フィルタ4を通過した
光を上空遠方に結像させるレンズ6が設置されている。
そして、フィルタ4の近傍の支持台1上に加速度計7が
設置されている。加速度計7の測定した加速度から変位
を算出し、アクチュエータ3を変位に対して逆方向に変
位させるコントローラ8が設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機の着陸時の
進入角度を知るための進入角指示灯に関する。
【0002】
【従来の技術】進入角指示灯は、航空機の着陸時に操縦
者に正しい進入角度を伝達するものである。図2に従来
の進入角指示灯を示す。1は支持台で、2は光源、4は
赤色フィルタ、5は透明ガラス、6はレンズである。
【0003】光源2が点灯されると、フィルタ4の像が
レンズ6によって、遠方上空に投影される。図3のこの
様子を模式的に示す。11は遠方上空に投影された赤色
フィルタ4の像で、12は透明ガラス5を透過した光源
2の像である。航空機の操縦士には、高度が高い場合に
は着色部11が見えずに白色部12が見え、逆に高度が
低い場合は着色部11が見える。従って着色部11と白
色部12との境界に沿って高度をさげていけば、適正な
角度で進入することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】進入角度指示灯を設置
する場所によっては、進入角度指示灯が振動したり動揺
したりすることがある。特に地盤の軟らかい埋め立て飛
行場や、将来の浮体飛行場ではその影響が大きい。進入
角指示灯が振動した場合、上空に投影された像は遠方に
あるので、僅かな進入角指示灯の動きでも大きく拡大さ
れる。このため、操縦士の見る像が異常にちらつき、正
しい進入角度を知ることができないという問題があっ
た。本発明の目的は、本体が振動していても操縦士が正
しい進入角度を知ることができる進入角指示灯を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の進入角指示灯は
以下のように構成されている。 (1) 本発明の進入角指示灯は、支持台上に光源とフ
ィルタとレンズとが配置され、航空機の着陸時に正しい
進入角度を指示する進入角指示灯において、前記支持台
上に設置され、上下方向の加速度を測定する加速度計
と、この加速度計が測定した加速度を積分して前記フィ
ルタの変位を計算し、該フィルタの位置を一定にするよ
う制御信号を出力するコントローラと、このコントロー
ラからの制御信号に応じて、前記フィルタの位置を変え
るアクチュエータとを具備してなることを特徴とする (2) 前記コントローラが、測定された加速度を2回
積分して変位を求める。 (3) 前記アクチュエータが圧電素子である。
【0006】本発明の進入角指示灯は上記構成によって
以下の作用・効果を有する。進入角指示灯が振動してい
る場合、コントローラは、加速度計によって測定された
加速度を積分し、変位したフィルタの位置を計算する。
そして求められた変位を相殺するようアクチュエータに
指令し、フィルタの位置が常に一定であるようにする。
そのため上空遠方で結像された光像は、振動の影響が無
くなる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係わ
る進入角指示灯を示す模式図である。支持台1上に光源
2が設置されている。光源2の光軸上に、支持台上に設
置された圧電素子からなるアクチュエータ3を介して、
赤色フィルタ4が設置されている。この赤色フィルタ4
は、支持用の透明ガラス5に取り付けられている。ま
た、フィルタ4を通過した光を上空遠方に結像させるレ
ンズ6が設置されている。
【0008】そして、フィルタ4の近傍の支持台1上に
加速度計7が設置されている。加速度計7の測定した加
速度から変位を算出し、フィルタ4を変位に対して逆方
向に変位させるようアクチュエータ3を制御するコント
ローラ8が設置されている。
【0009】動作について説明する。進入角指示灯が振
動すると、振動の加速度が加速度計7によって計測され
る。計測された加速度は、コントローラ8に出力され
る。コントローラ8は、加速度を時間に対して2回積分
して、フィルタ4の変位を求める。加速度(d2 x/d
2 )は距離の2回微分なので、例えば、単位時間(微
少時間が望ましい)毎の加速度を計測し、その値に単位
時間を2回乗ずれば良い。そして、フィルタ4の変位と
逆方向に変位するようアクチュエータ3を出力する。こ
のため、上空に投影された光像は常に同じ位置が保持さ
れているので、航空機の操縦士は継続して正しい進入角
度を知ることができる。
【0010】光源から放射された白色光は、上半分が赤
色フィルタ4を通り赤色光となり、下半分が透明ガラス
5を通過し白色光のままとなる。そして、レンズ6によ
り上空遠方に結像されるが、レンズ6を通過する際に上
下反転し、上半部が白色光、下半分が赤色光となって結
像される。もし高度が高い場合、航空機の操縦士が見る
光は白色となる。また、高度が低い場合、操縦士の見る
光は赤色となる。従って、赤色部と白色部との境界を見
るように高度を下げていくと、適正な角度で進入するこ
とが可能となる。
【0011】本実施形態の進入角指示灯は、本体が振動
しても、常に上空遠方に結像される光像の位置が変わら
ないので、航空機の操縦士は常に正しい進入角度を知る
ことができる。また、アクチュエータとして圧電素子を
用いることによって、素早くフィルタの位置を変えるこ
とができる。本発明は上記実施形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形し
て実施することが可能である。
【0012】
【発明の効果】本体が振動しても、フィルタの変位を測
定し、フィルタが常に一定位置にあるようアクチュエー
タが制御されるので、常に正しい進入角度を指示するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係わる進入角指示灯を示す模式
図。
【図2】従来の進入角指示灯を示す模式図。
【図3】従来の進入角指示灯の光学系を示す模式図。
【符号の説明】
1 支持台 2 光源 3 アクチュエータ 4 赤色フィルタ 5 透明ガラス 6 レンズ 7 加速度計 8 コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持台上に光源とフィルタとレンズとが配
    置され、航空機の着陸時に正しい進入角度を指示する進
    入角指示灯において、 前記支持台上に設置され、上下方向の加速度を測定する
    加速度計と、この加速度計が測定した加速度を積分して
    前記フィルタの変位を計算し、該フィルタの位置を一定
    にするよう制御信号を出力するコントローラと、このコ
    ントローラからの制御信号に応じて、前記フィルタの位
    置を変えるアクチュエータとを具備してなることを特徴
    とする進入角指示灯。
JP16581896A 1996-06-26 1996-06-26 進入角指示灯 Withdrawn JPH1012009A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16581896A JPH1012009A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 進入角指示灯

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JP16581896A JPH1012009A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 進入角指示灯

Publications (1)

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JPH1012009A true JPH1012009A (ja) 1998-01-16

Family

ID=15819586

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JP16581896A Withdrawn JPH1012009A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 進入角指示灯

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007042492A1 (en) * 2005-10-10 2007-04-19 Siemens Aktiengesellschaft Glide-angle light for approach guidance of aircraft
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Effective date: 20030902