JPH10118535A - 粉体噴霧装置 - Google Patents

粉体噴霧装置

Info

Publication number
JPH10118535A
JPH10118535A JP9200800A JP20080097A JPH10118535A JP H10118535 A JPH10118535 A JP H10118535A JP 9200800 A JP9200800 A JP 9200800A JP 20080097 A JP20080097 A JP 20080097A JP H10118535 A JPH10118535 A JP H10118535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
cylindrical member
pan
bristles
powder spraying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9200800A
Other languages
English (en)
Inventor
George R Alexander
ジョージ・アール・アレクサンダー
Eduardo C Escallon
エドゥアルド・シー・エスカロン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Material Sciences Corp
Original Assignee
Material Sciences Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US08/680,243 external-priority patent/US5769276A/en
Application filed by Material Sciences Corp filed Critical Material Sciences Corp
Publication of JPH10118535A publication Critical patent/JPH10118535A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/14Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas designed for spraying particulate materials
    • B05B7/1404Arrangements for supplying particulate material
    • B05B7/144Arrangements for supplying particulate material the means for supplying particulate material comprising moving mechanical means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B3/00Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements
    • B05B3/02Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/047Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns using tribo-charging
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/057Arrangements for discharging liquids or other fluent material without using a gun or nozzle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Glanulating (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一な粒子雲を作ることが可能な改良された
粉体供給装置、噴霧装置及び粉体の破塊装置を提供す
る。 【解決の手段】 円筒形パンと、円筒状の弾性変形可能
部材とを有し、これらの間に粉体が供給されるベンチュ
リ部を構成するように円筒形状とする。ベンチュリ部は
導入口と排出口を有する。遠心力で弾性変形可能部材か
ら粉体を投げ出すべく回転させる手段が設けられてい
る。ベンチュリ部の導入口に供給された粉体を噴霧し破
塊し、均一な粒子物質雲の流れを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホッパから空気流へ
計量した粉体を供給するため用いる装置に関し、特に、
移動する粒子雲の形をした空気流に計量した噴霧粉体を
供給する破塊供給装置と組み合わせることのできる粉体
噴霧装置に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、粉体はいくつかの方法で噴霧され
てきた。流動している空気流に粉体を供給するためホッ
パが使用されている。しかし、ホッパは粉体の架橋現象
や粉体の粒子間に存在する静電気力のために粉体を供給
する上で不満が残った。また、流速は、湿度、粒径、粒
子形状、密度、物質の凝集性、化学組成、ホッパの形
状、粉体粒子間の静電気力等の変数により影響を受け
る。正確に計量した粉体を、同時に均一な流速で投与す
る必要がある時、および投与した粉体が塊を作る傾向が
ある時に、新たな問題にぶつかる。
【0003】従って、改良された粉体噴霧装置、改良さ
れた粉体供給装置と噴霧装置の組合せ、および改良され
た粉体供給装置と噴霧装置と粉体の集塊破砕装置(破塊
装置)との組合せを提供することが望ましい。また、制
御可能な均一な流動空気流に対し正確に計量した粉体を
投与可能な、改良された粉体噴霧装置、改良された粉体
供給装置と噴霧装置の組合せ、および改良された粉体供
給装置と噴霧装置と粉体の破塊装置との組合せを提供す
ることが望ましい。
【0004】振動装置を補助的に設けたホッパは、塗布
作業において粉体を正確に計量する上で不均一となるの
で有名である。粉体を噴霧するため使われる空気が2次
元、つまり長手方向と幅方向、より多い、あるいは少な
いので、ホッパにより供給される粉体が流動空気流に噴
霧される時に、広い基板の塗布で別の問題に突き当た
る。幅広のウェブに塗布するには、この空気流は比較的
低速度で平面状にする。これは供給装置からの粉体を破
塊するため必要な、局部的に高速な剪断力を付与しない
ので、粒子雲はほとんどの工程で望ましくない異常に大
きな集塊粒子および不均一な粒子濃度の重い流れを含む
ことになる。従って、幅広いウェブの幅方向および長手
方向の両方に比較的均一に、粒子塊を破砕された比較的
均一なサイズの粒子物質の粒子雲を作ることができる、
改良された粉体噴霧装置、改良された粉体供給装置と噴
霧装置の組合せ、および改良された粉体供給装置と噴霧
装置と粉体の破塊装置との組合せを提供することが望ま
しい。
【0005】近年、正確に計量された粉体が、米国特許
(USP.No.5,314,090)に示されたような材料供給装置を
利用して空気流内に計量しながら噴霧供給でき、粒子雲
内の粒子のサイズは米国特許(USP.No.5,035,364)に示
されたような破塊装置を利用してさらに均一にすること
ができる。この材料供給装置と破塊装置の組合せが、粒
子サイズと粒子分布の両方および幅方向と長手方向の両
方向に均一な粒子雲を作ることができるが、この組合せ
はコイル状に巻いた金属シートの粉体塗装、また塗装対
象が近接した集団でコンベア上にあるような幅広いウェ
ブ塗布においては粒子の均一な粒子雲ができない。材料
供給装置と破塊装置の複数の組合せの集団化は、粒子雲
の流れの長手方向の粒子サイズを均一とする粒子雲を段
階的に作る。しかし、重なりや縞ができるので不均一な
部分が粒子雲の幅方向にできてしまう。それゆえ、粒子
雲の長手方向および幅方向の両方向に比較的均一で、幅
広のウェブ塗布でのように広い面積を覆う粒子雲全体に
比較的均一に分布した、比較的均一な粒径の粒状物質の
粒子雲を作ることが可能な、改良された粉体噴霧装置、
改良された粉体供給装置と噴霧装置の組合せ、および改
良された粉体供給装置と噴霧装置と粉体の破塊装置との
組合せを提供することが望ましい。
【0006】近年、米国特許(USP.No.5,314,090)に示
されたような、塗布対象のウェブ幅より長い軸を有する
細長いブラシを用いる材料供給装置を利用して、粉体の
分量を正確に計量することが可能になった。こうした装
置を利用することで、正確な量の粉体は供給できるが、
噴霧あるいは完全な破塊は行われない。ウェブは水平に
配置され、その上面あるいは底面、あるいはその両方が
塗布される必要があり、またはウェブは垂直に配置さ
れ、片面あるいは両面が塗布される必要がある。それゆ
え、粒子雲の長手方向および幅方向の両方向に高度に均
一で、粒径および粒度分布が均一な粒子雲を作る、水平
方向および垂直方向の粉体塗布用の、改良された粉体噴
霧装置、改良された粉体供給装置と噴霧装置の組合せ、
および改良された粉体供給装置と噴霧装置と粉体の破塊
装置との組合せを提供することが望ましい。また、長手
方向および幅方向の両方向に均一で、噴霧装置の下方に
位置した水平配列のウェブの上側および噴霧装置の上方
に位置した水平配列のウェブの下側の両面に、あるいは
垂直に配列したウェブの反対側の両面に対し、粒径およ
び粒度分布が均一な粒子雲を配するため利用可能な、改
良された粉体噴霧装置、改良された粉体供給装置と噴霧
装置の組合せ、および改良された粉体供給装置と噴霧装
置と粉体の破塊装置との組合せを提供することが望まし
い。
【0007】均質で多用途のものを提供するため、妥当
なコストで様々な用途に使用できる、改良された粉体噴
霧装置、改良された粉体供給装置と噴霧装置の組合せ、
および改良された粉体供給装置と噴霧装置と粉体の破塊
装置との組合せを提供することも非常に望ましい。
【0008】最終的に、上記望ましい特性の全てを有す
る、改良された粉体噴霧装置、改良された粉体供給装置
と噴霧装置の組合せ、および改良された粉体供給装置と
噴霧装置と粉体の破塊装置との組合せを提供することが
非常に望ましい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記に鑑みて、本発明
の目的は改良された粉体噴霧装置、改良された粉体供給
装置と噴霧装置の組合せ、および改良された粉体供給装
置と噴霧装置と粉体の破塊装置との組合せを提供するこ
とである。
【0010】本発明の別の目的は、制御可能な均一な流
動空気流に正確に計量した粉体を投与可能な、改良され
た粉体噴霧装置、改良された粉体供給装置と噴霧装置の
組合せ、および改良された粉体供給装置と噴霧装置と粉
体の破塊装置との組合せを提供することである。
【0011】本発明のさらに別の目的は、幅広いウェブ
の幅方向および長手方向の両方に比較的均一に、断面が
比較的均一なサイズの破塊粒子物質の粒子雲を作ること
ができる、改良された粉体噴霧装置、改良された粉体供
給装置と噴霧装置の組合せ、および改良された粉体供給
装置と噴霧装置と粉体の破塊装置との組合せを提供する
ことである。
【0012】本発明の他の目的は、長手方向および幅方
向の両方向に高度に均一で、粒径および粒度分布が均一
な粒子雲を作ることが可能な、改良された粉体噴霧装
置、改良された粉体供給装置と噴霧装置の組合せ、およ
び改良された粉体供給装置と噴霧装置と粉体の破塊装置
との組合せを提供することである。
【0013】さらに、本発明の他の目的は、粒子雲の長
手方向および幅方向の両方向に高度に均一で、粒径およ
び粒度分布が均一な粒子雲を作る、水平方向および垂直
方向の粉体塗布用の、改良された粉体噴霧装置、改良さ
れた粉体供給装置と噴霧装置の組合せ、および改良され
た粉体供給装置と噴霧装置と粉体の破塊装置との組合せ
を提供することである。
【0014】さらに、また、本発明の他の目的は、長手
方向および幅方向の両方向に均一で、噴霧装置の下方に
位置した水平配列のウェブの上側および噴霧装置の上方
に位置した水平配列のウェブの下側の両面に、あるいは
垂直に配列したウェブの反対側の両面に対し、粒径およ
び粒度分布が均一な粒子雲を配するため利用可能な、改
良された粉体噴霧装置、改良された粉体供給装置と噴霧
装置の組合せ、および改良された粉体供給装置と噴霧装
置と粉体の破塊装置との組合せを提供することである。
【0015】また、本発明の他の目的は、妥当なコスト
で様々な用途に使用できる、改良された粉体噴霧装置、
改良された粉体供給装置と噴霧装置の組合せ、および改
良された粉体供給装置と噴霧装置と粉体の破塊装置との
組合せを提供することである。
【0016】結果として、上記望ましい特性の全てを有
する、改良された粉体噴霧装置、改良された粉体供給装
置と噴霧装置の組合せ、および改良された粉体供給装置
と噴霧装置と粉体の破塊装置との組合せを提供すること
である。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による改良された粉体噴霧装置は、受け皿部
材である円筒形パンと、そのパンの軸を中心に回転可能
に軸支された円筒状の弾性変形可能部材とを有し、その
パンは弾性変形可能部材と同軸に設けられている。その
弾性変形可能部材とパンは、その間に粉体が供給される
ベンチュリ部を構成するように円筒形状とする。ベンチ
ュリ部は導入口と排出口を半径方向に間隔を設けて有す
る。遠心力で弾性変形可能部材から粉体を投げ出すのに
必要な速度を越えて、変形可能部材をパン内で回転させ
るための手段が設けられている。変形可能部材はベンチ
ュリ部を通って外気を導入し、ベンチュリ部の導入口に
供給された粉体を噴霧し破塊し、上記パンの軸の長手方
向および横方向の両方に均一な粒子物質雲の均一な流れ
を形成する。ウェブの長手方向および幅方向の両方向に
均一で、均一に流れる粒子雲を全体を通じて粒径および
粒度分布が均一な粒子雲を作るため、幅広の塗布作業に
特に有益な、米国特許(USP.No.5,314,090)に示された
ような材料供給装置と共に用いる、噴霧供給装置、噴霧
供給装置と粉体の破塊装置との組合せも提供する。
【0018】本発明の上記目的、特徴および他の目的、
特徴は添付図面を参照にして、本発明の望ましい実施例
を詳細に説明することにより、明らかになるであろう。
【0019】
【発明の実施の形態】図1、図2には、本発明の改良さ
れた粉体噴霧装置10を示しており、これは幅広のウェ
ブ基材14の上面16を塗布するため基材14上に設け
た幅広ウェブ用粉体塗布装置12の一部である。この装
置12は粉体供給装置18と噴霧装置14を有する。粉
体供給装置18は従来の粉体ホッパ20として知られて
おり、必要により振動装置22を設けることができる。
ホッパ20は、その下にある噴霧装置10に粉体を落下
させる底部開口24を有する。他の実施例では、粉体供
給装置18は後に詳細に説明する図5と図6に示したよ
うな、米国特許番号5,314,090に記載の長細い供給装置
とすることも可能である。
【0020】粉体噴霧装置10は、パン26、翼部材5
0、および矢印31の方向のほぼ水平軸30を中心に回
転するため軸受けしたほぼ円筒状の噴霧部材28とを有
する。パン26および噴霧部材28もほぼ円筒形であ
る。パン26は部分的に噴霧部材28を取り囲んでい
る。噴霧部材28とパン26は、その間に円筒状のベン
チュリ部32を形成するように間隔を取り、そのベンチ
ュリ部へ供給装置18から粉体を供給する。ベンチュリ
部32は供給装置18の排出口24の直下に導入口34
を有する。またベンチュリ部32は噴霧装置の導入口3
4から半径方向に離れた排出口38も有する。
【0021】翼部材50はブラシ28に隣接して設けら
れ、ベンチュリ排出口38から集塊粒子雲を作り出す領
域に向けて伸びている。
【0022】基材14の全幅を覆って、あるいは横方向
の寸法があるなら、その横方向の寸法以上に延伸するよ
うに、ホッパ20、パン26、噴霧部材28、ベンチュ
リ部32、導入口34、排出口38、および翼部材5
0、全てが長細いものとすることも可能である。ある実
施例では、この横方向の寸法は6フィートを越えてい
る。なぜこの横方向の寸法が数十フィートとなり得ない
か、あるいは取り扱い可能な最大基材の横方向寸法と一
致させることができないか、理由は定かではない。
【0023】噴霧部材28はトランスミッション42を
介してモータ軸40に固着され、モータ44に作動可能
に接続されている。モータ44とトランスミッション4
2は、遠心力により噴霧部材28から粉体を放出するの
に必要な速度を越えた速度で、矢印31の方向に軸40
と噴霧部材28を回転する。噴霧部材28の速度は、か
なり高速でベンチュリ部32を介して空気を導入し、そ
の空気中へ粉体を供給し、空気と粉体を均一な混合物と
し、粒子の剛毛への衝突や粒子の壁への衝突により粉体
の塊を破砕して、比較的均一なサイズの粒子を製造す
る。
【0024】また、噴霧部材28の速度は得られた均一
な粉体雲の粒子に同じ極性の電荷を帯電させることも可
能である。噴霧部材28の剛毛材料を非導電性とし、粉
体粒子も非導電性のものを選択することにより、摩擦電
気の効果として広く知られているプロセスにより本発明
の噴霧装置から粉体雲が離れる際に、粉体雲の粒子の各
々に同極性の電荷を持たせることができる。この粒子電
荷は、本発明の噴霧装置から粉体雲が離れる際に、長手
方向および幅方向の両方に均一な粉体雲の分散が行える
ようにするので、有益である。この電荷も、粉体雲が粒
子サイズ、粒度分布、粒子密度等が完全に均一となる目
標領域に展開する。
【0025】この摩擦電気効果も、パン26や翼部材5
0が導電性材料で作られている時には欠点を有する。す
なわち、粒子の電荷がパン26や翼部材50に逆の電荷
を誘導し、粒子がパン26や翼部材50に引きつけら
れ、その上に粒子の塊を作る。粉体物質の導電性によ
り、その粒子はパン26や翼部材50の先端91に蓄積
して、塊を作り、集塊粒子はその先端91から下にある
塗布すべき基材上に落下する程になってしまう。一般的
に、ウェブの上面を塗布する際にこの集塊は黙認できな
くなる。つまり、早い、遅いを問わず集塊するこの粒子
材料は塗布表面上に落下して塗布面を不完全なものにす
る。
【0026】先端91の集塊は非導電性材料のパン26
や翼部材50を製造することにより最小にすることがで
きる。しかし、時として、パン26や翼部材50は後述
するように導電性材料で作る方が望ましいことがある。
【0027】図1、図2に示された実施例では、パン2
6や翼部材50は非導電性材料で作られている。ある実
施例では、この非導電性材料はポリカーボネート、アク
リル、あるいはアセタール等である。この実施例では、
粉体は集塊せず、またパン26や翼部材50は充分な誘
導により、粉体の集塊が発生する帯電が生じることもな
い。いくつかの実験が、約1010から約1016オームcm
の範囲の導電率を有する物質が本発明の範囲における非
導電性材料と考えられると示している。
【0028】図1、図2に示したような別の実施例で
は、パン26や翼部材50はその表面93、94に構造
強度が必要なので、金属のような導電性材料で作られて
いる。ある実施例では、表面93は不一致はなく、約1
25rms面に研磨される。同様に、翼部材の表面94は
約125rms面に研磨される。
【0029】図10に示した実施例では、パン26の大
部分は強度および耐久性のあるステンレス・スチールの
ような導電性金属で作られており、先端91は金属部分
95により構造的な強度を提供されるので、ポリカーボ
ネート、アクリル、アセタールあるいはポリエチレンの
ような非導電性材料で作られている。従って、パン26
は導電性部分95と非導電性部分96とを有する。非導
電性部材96は図示したように先端91からパン26の
少なくとも最低位置98に延伸する。導電性部分95と
非導電性部分96は従来技術で知られた方法で互いに接
合させても良い。図10が示すように、非導電性部分9
6がパン94の端部に挿入可能で、内部に摺動できるよ
うに導電性部分95と非導電性部分96は舌部と溝99
で接合させられている。このようにして、パン26の表
面は連続的に作ることができる。ある実施例では、この
表面92は約125rms面に研磨される。
【0030】翼部材50は噴霧部材28からその外側に
延伸する空気力学的形状を持った面94、噴霧部材28
から離れた遠端面102、噴霧部材28に近接した近端
面104、および背面106を有する。図1および図1
0に示したように、空気力学面94は曲面でも平坦面で
も可能である。空気力学面94は噴霧部材28に隣接し
て設け、噴霧部材28から外方向に延伸してベンチュリ
排出口38より発散する粉体雲から外側に粉体雲を向け
るようにする。近端面104は図1および図10に示す
ように曲面でも平坦面でも可能である。図10では、端
面104は噴霧部材28より僅かに大きな半径の曲線と
され、円筒形状をしている。背面106および遠端面1
02の両方は希望により曲面でも平坦面でも可能であ
る。図10に示した実施例では、これらの面は平坦であ
り、粉体がその上に積み重なるのを防止するように、ま
た塗布対象の表面から粉体を集めリサイクルするように
設計された沈着角度を有している。粉体は、誘導電荷の
不在や空気力学面94を通過する空気の速度により、空
気力学面94に蓄積しない。一方、遠端面102はその
表面を通過する空気がほとんどない。つまり、遠端面1
02はほとんどの実施例では、水平に対して約80゜か
ら約100゜の角度を有している。多くの例では、粉体
の沈着角度は80゜である。遠端面102と同様に、背
面106はこの面に向かって流れる空気はほとんどな
い。従って、背面106は沈着の角度が最大でなけれ
ば、その上に粉体を集めることになる。しかし、粉体の
沈着角度より大きく、水平に対する角度が設けられてい
るなら、背面106に集まる粉体はその表面で集めた
後、端面104に向けて落下することにより、回転部材
28内へ常にリサイクルさせることとなる。ある実施例
では、背面106は水平に対して約45゜から約70゜
の角度を有する。
【0031】図1、図2には、空気力学面94は曲面と
して示されている。遠端面102はほぼ垂直に曲面から
延伸している。背面106はリサイクル開口部110を
有するスロープ状にホッパ18から翼部材50へ延伸し
ている。図3、4、5、6は同様に、空気力学面94、
背面106、ほぼ垂直な面78が示されている。リサイ
クル開口部110はその垂直面78に設けられている。
【0032】噴霧部材28は、パン26とで空気とその
中に浮遊する粉体をベンチュリ部32を介して送り出す
送風ロータとして、また米国特許USP 5,314,090に示さ
れたような粉体キャリヤとして機能する。
【0033】噴霧部材28の回転速度と、パン26から
の噴霧部材28の間隔は、ベンチュリ導入口34に供給
される粉体を噴霧するのに充分高速なベンチュリ部32
を介して必要な空気を移動させ、また、ベンチュリ排出
口38から出る粉体雲に粉体を均一に分散させるという
関係を有する。ある実施例では、噴霧部材28は米国特
許USP 5,314,090に示されたようなブラシである。
【0034】ブラシ28は、ハブと放射状に延伸する剛
毛を有する円筒状部材である。剛毛は密に配列したも
の、あるいは間隔を取ってあるパターンに配列したも
の、あるいは、ランダムに配列したもの、長毛、短毛、
細い毛、太い毛、固い毛、柔らかい毛、金属からプラス
チックの範囲の材料で作られ、また天然の糸状繊維で作
ることができる。ハブの直径および剛毛の長さは変える
ことができる。剛毛の選択はブラシの機能と噴霧する粉
体の種類による。
【0035】この噴霧装置を少量の空気に多量の粉体を
拡散するため使用するなら、ブラシは噴霧の前に剛毛間
にある程度の粉体を保持させる必要がある。この場合に
は、剛毛の長さは通常より長めにし、剛毛間の粉体保持
量を増大させる。
【0036】使用する粉体が塊を作る傾向があったり、
噴霧装置内で容易に流れない時には、剛毛の柔軟さが粉
体の動きや、塊を破砕する助けをするので柔軟な剛毛が
有利である。
【0037】粒子サイズの減少が望みなら、固い剛毛の
ブラシが必要である。剛毛の長さや材質は、用途による
がブラシの寿命を決定する。
【0038】本発明の噴霧装置10からの粒子雲の個々
の粒子の電荷は、噴霧部材28の回転速度が増加すると
増え、剛毛の導電性が減少すると増え、粒子の導電性が
減少すると増える。ほとんどの場合、ブラシ部材28の
能力も変えることができ、噴霧部材28の回転速度を変
化させることにより最終的に調節できる。
【0039】粉体の塊の粉砕と粒子サイズの低下を必要
とする実施例では、ブラシ28は特別な直径と特別な長
さを有する特殊な材質の剛毛を持つように選択する。剛
毛は円形断面あるいは矩形断面が可能である。矩形断面
の場合、回転方向および剛毛の横方向において剛毛の弾
力柔軟性は変えることができる。これは重要なことであ
る。つまり、粉体の塊の粉砕と粒子サイズの低下は、剛
毛が粒子に衝撃を与え、移動方向の横に側面移動させら
れ、その粒子が別の剛毛に衝突するという、粒子と剛毛
の衝突現象によって起きると考えられている。従って、
剛毛の植毛密度を上げるほど粒子と剛毛の衝突が多く発
生する。ブラシの回転方向における横方向の寸法や回転
速度は粒子と剛毛との衝突の大きさを決定する。ブラシ
の回転方向における横方向の寸法や剛毛の密度、および
ブラシの回転速度は発生する粒子と剛毛との衝突の回数
を決定する。
【0040】ある実施例では、剛毛は自然剛毛、合成の
ポリマ剛毛、金属剛毛等である。剛毛の長さは比較的短
いものから、かなり長いものまで広範囲である。剛毛の
横方向の寸法(つまり、剛毛の径や太さの寸法)は噴霧
対象の粒子サイズの約2、3倍から最大50倍である。
実際には、剛毛は最大横寸法は約4から15,000ミ
クロンであり、長さは数インチから数フィートである。
【0041】噴霧部材28の粒子サイズ低下や粒子塊粉
砕能力についての剛毛の横方向寸法に対する長手方向の
長さとの比率の効果が良く調べられているので、ブラシ
28の全体径は粒子サイズ低下や粒子塊粉砕能力につい
て効果が小さいように見える。大きな直径の部材28を
選ぶことにより、空気流方向のベンチュリ部の長手方向
の長さは増大し、従って、粒子と剛毛間の衝突回数は増
える。しかし、剛毛と粒子間の衝突の衝撃力は、剛毛の
硬度や、上記したように剛毛の横方向寸法と長手方向の
長さとの比率によって決定する。従って、ブラシ28の
直径を増大させ、剛毛の横方向寸法と長手方向の長さと
の比率を維持することは単に、発生する衝突の種類では
なく粒子衝突の数を増加させるだけである。このよう
に、ほとんどの場合の焦点は、ブラシ28の直径より
も、剛毛の横方向寸法と長手方向の長さとの比率と、剛
毛の材料の特性にある。
【0042】しかし、ある実施例では、剛毛の長手方向
長さと横方向寸法との比率は約200対1から約800
対1と変化し、剛毛長さは約1/2インチから約5イン
チと変化し、回転方向における剛毛の横方向寸法は約
0.001インチから0.062インチの幅があり、剛毛
の長さと横方向寸法との比率は約200対1から約80
0対1の幅がある。
【0043】ある実施例では、パン26と噴霧部材28
と翼部材50は幅の広いウェブの塗布プロセス用に細長
くすることができ、あるいは必要により噴霧部材28の
長さ対直径の比率は1未満としてもよい。また、ある実
施例では、ベンチュリ部の厚さ、あるいはパン26と噴
霧部材28間の距離は約0.001インチから0.100
インチ、また噴霧部材28はロータの直径および、本発
明の噴霧装置により噴霧される粉体の1分あたりの重さ
(ポンド)の率によるが、約700から約4000RPM
の速度で駆動される。これらの実施例に加えて、噴霧部
材28はパンの両端から離されている。図ではこの両端
は回転部材28とベンチュリ部32を見えるようにする
ため取り除かれている。また、噴霧部材28は約0.0
01インチから0.020インチの距離だけ翼部材50
から離されている。これらの実施例では、約2から約3
00ミクロンの粒子サイズを有する粉体が、流れの方向
および、それの横方向の両方向に均一に供給された、比
較的均一な粒子サイズを有する粒体雲内に噴霧されるこ
とになる。
【0044】ホッパ20は粉体材料に使用される従来の
ホッパが利用可能である。ホッパ20は図1、図2に示
したような形状、あるいは非対称形、例えば垂直壁と、
垂直および水平に対して角度をつけた傾斜壁とを有する
ものが考えられる。望ましいのは、ホッパ20の両壁
が、ホッパ壁の材料および供給される粉体材料の両方に
対する沈着角度より水平方向に対して大きな角度を有す
ることである。ホッパ20は粉体噴霧装置10とは別に
取り付けられ、バネの上に設け、上記したように振動装
置22を設けることが可能である。
【0045】ホッパ20の底部開口24がベンチュリ部
32の導入口34の上に位置するように示されている。
ある実施例におけるベンチュリ導入口34は、ホッパ2
0から噴霧装置10内へ落下する粉体全てを捕獲するよ
うに、収束させてある。ベンチュリ32の排出口38
は、その排出口を通って均質に分散させられた粒子雲の
流れを従来の静電塗布装置48の入口46に送り込める
ように方向づけをしてある。目標へその粉体雲を向ける
には、翼部材50とコアンダ効果に基づく従来の流体技
術とを利用して行われる。翼部材50は、できるだけ噴
霧装置の周りを埃がないように維持するために、噴霧装
置の上部を囲む役割をする。
【0046】全体的に、ベンチュリ排出口38からの粒
子雲は誰もが予期するように高速回転する噴霧部材28
から押し出されるのではない。全く逆に、吸引された粒
子粉体の均一雲は、少なくとも90゜から360゜程
度、噴霧部材28の外周を囲む円弧表面に従うように見
える。従って、粒子雲を噴霧部材28に従う動きから離
すために翼部材を設ける必要がある。
【0047】この翼部材は粒子雲を噴霧部材28から離
すだけではなく、所望領域に粒子雲を供給するという機
能も果たす。従って、全ての実施例では、翼部材の先端
が噴霧部材28の外周に実際に隣接する必要がある。実
際の経験では、噴霧部材28は、できる限りブラシの距
離から離れるようにうまく機能するように見える。
【0048】この噴霧装置10の運転における意外な事
は、粉体噴霧装置10と塗布装置48間の領域が全体的
に閉じる必要がないことである。つまり、ベンチュリ部
から放出される粒子雲が初めに、噴霧部材28の回転の
円弧状通路を通り、次に翼部材94の表面に従い、他の
粉体噴霧装置の設計で経験したように制御できない条件
内で噴霧装置の周りの空間を通過して分散するものでは
ないからである。噴霧装置10は、コアンダ効果が実質
的に停滞した周囲の空気が粒子雲上にあるという効果を
圧倒するように、粒子雲にかなりの速度を分け与えるよ
うである。
【00049】粒子雲が静電塗布装置の入口46の領域
に一端供給されると、その粒子雲は塗布装置の電極52
の電界およびイオン化、および塗布装置48を通って粒
子雲のキャリヤ・ガスの流れの影響下におかれる。ある
実施例では、塗布装置48は米国特許USP 5,279,863に
示されたものが可能である。
【0050】ある実施例では、翼部材50はホッパ20
に固定され、粉体がその上に蓄積するのを最小にするよ
うにホッパと共に振動され、あるいはパン26に独立し
て支持されるか、固定される。
【0051】図3、図4には、基材14の裏面を塗布す
るため使用される粉体噴霧装置10と塗布装置12が示
されている。粉体供給装置18もホッパ20の形をして
いる。図3、図4では、ホッパ20は振動装置22なし
で示され、ホッパ20に粉体を満杯に維持するため、ホ
ッパ20との相対位置を操作できる搬送装置54を装備
している。他の実施例と同様に、図1、図2の実施例も
振動装置22の有無にかかわらず搬送装置54を設ける
こともできる。搬送装置54の速度は、粉体流が連続か
つ適切に搬送装置54からホッパ20へ、ホッパ20か
ら噴霧装置10へ、そして塗布装置48へと維持できる
ように、噴霧装置10が走行する速度と整合させねばな
らない。
【0052】この実施例では、ホッパ20と噴霧装置1
0は上記したものと同等である。しかし、翼部材50は
パン26と塗布装置48の入口領域との間にかかるよう
に、排出口38に隣接して設けられる。翼部材50は従
来の流体工学の技術により、形状および位置が決められ
る。それを通って均一にされた粒子雲は噴霧部材28か
ら離されて、塗布装置48の入口46に供給される。そ
こでは、粒子雲は塗布装置48の電界の影響下に入り、
塗布装置48を通じて粒子雲の動きは従来のように装置
の排出や重力により制御される。
【0053】意外にも、極めて小さな粉体は噴霧装置に
よって破塊されず、空気により完全に運ばれる粉体サイ
ズにならない。粉体供給装置18により噴霧装置10に
供給された粉体のほとんどは完全に破塊されて所望の粒
子サイズにされ、噴霧されて、ほとんど粉体は空気で運
ばれず、下端にある粉体ドレン56を介して排出される
こともない。従って、ほとんどの実施例では、噴霧装置
10から出た粉体雲の中の空気運搬できない大きな粒子
を除去するための粉体ドレン56が噴霧装置10の構造
に関しては不要で余分と考えられている。
【0054】全ての適用例では、基材14は噴霧装置1
0、粉体供給装置18、塗布装置48に対応した搬送技
術により移動させられる。この基材の移動方向、つま
り、処理前の基材が噴霧装置10から離れる方向か、近
づく方向かは、塗布プロセスによる。他の静電塗布プロ
セスでのように、その処理前の基材14を本発明の噴霧
装置10から直接放出される濃厚な粒子雲に衝突させる
ことがより望ましい。また、他の塗布プロセスでは、塗
布基材14が噴霧装置10に近づくにつれ粒子雲の粒子
濃度を増加させることが有利となる。
【0055】基材の裏面を塗布するように示した図3と
図4の実施例では、パン20と翼部材50の導電性につ
いては一般的に触れられていない。全ての装置は塗布対
象面より下に位置しているので、装置に落下する粉体の
塊は塗布面に影響を与えない。
【0056】図5、図6には、米国特許USP 5,314,090
に示された粉体供給装置60でホッパ20が置き換えら
れたものが示されている。図示の本発明による粉体供給
装置60は再生可能に供給でき、また本発明の噴霧装置
10へ粉体量を正確に計量できる。従って、粉体供給装
置60は、噴霧装置へ供給する粉体の制御をより厳密に
し、上記したようなホッパ20を利用するものより制御
を多く必要とする場合に使用できる。
【0057】粉体供給装置60は、粉体貯蔵タンクとし
て機能するホッパ62により粉体を供給される。ホッパ
62は、ある実施例では、ホッパ20と同一であり、振
動装置22も装備可能である。図示のように、ホッパ6
2はハウジング64内に空いた底部開口24を有する。
ハウジング64には、弾性変形可能部材あるいはブラシ
66が矢印67の方向に回転するように軸支されてい
る。弾性変形可能部材66は、ハウジング64の対向す
る壁(図示せず)に軸支した軸68に固着させる。軸6
8の一端は可変速度モータ70に接続させる。ハウジン
グ64は腹部72、底部74、上部76、一対の側部7
8を有する。ハウジング64は弾性変形可能部材66を
全面的に囲む。
【0058】弾性変形可能部材66はほぼ円筒形であ
る。ハウジング64はプラスチックか他の適切な非導電
性材料で作ることができる。他の実施例は透明なプラス
チック材料で作ったハウジング64、あるいはハウジン
グ64に開閉可能な扉を付けて作業中の観察や調節がで
きるようにしてある。弾性変形可能部材66はホッパの
開口部24を塞ぐようにハウジング64内で位置決めし
てある。
【0059】多くの実施例では、弾性変形可能部材66
はハブ81の周りに均一の密度で設けた放射状に伸びた
複数の剛毛80を有するブラシが望ましい。剛毛80は
自然に発生した糸状繊維、あるいは適切な材料の糸状繊
維が可能で、ブラシ66が底部開口24を通じてホッパ
20から流れる粉体を保持することができる。剛毛80
は適切な長さと寸法としなければならず、適切な回転速
度で、ブラシ66はホッパ20からの粉体を正確な方法
で剛毛80内に浸透させ、回転するにつれブラシ66に
より担持され、底部74の排出口82から定量が本発明
の噴霧装置10に供給される。米国特許USP. 5,314,090
に示したように、弾性変形可能部材66が駆動される速
度は、遠心力により弾性変形可能部材66から粉体を投
げ出すに必要な速度より常に低くされる。
【0060】排出口82を介してホッパ20から流れる
粉体の量は、特に、ブラシ66の矢印67の方向への回
転速度と、ブラシ66の径と、ブラシ66の粉体保持量
と、開口部24のサイズにより制御される。ブラシの粉
体保持量は剛毛80の長さと密度で制御される。粉体供
給装置60を介してホッパ20からの粉体の流量は、両
者とも噴霧装置10への全体的な粉体流量に寄与する。
【0061】図1から図4に示したように、ホッパ20
の底部開口24の位置決めについて説明したのと同じよ
うに、ベンチュリ部32の導入口34へ粉体の排出が行
われるように、粉体供給装置60の排出口82を位置決
めする。図5、図6に示したように、ハウジング64は
ブラシ66と噴霧部材28の両方に対する共通のハウジ
ングを形成するように、パン26と翼部材50と組み合
わせて設けてもよい。こうしたハウジングは粉体供給装
置60のホッパ62と翼部材50を係合するようにパン
26を上方に延伸して、ブラシ66を囲み、ブラシ66
および噴霧部材28を分離するようにパン26で排出口
34、82を形成し、ベンチュリ部32の導入口34と
排出口38を適切に形成する。
【0062】図5、図6では、基材44は噴霧装置10
へ近接、あるいは遠ざかるように移動させることが可能
である。さらに、噴霧装置10の排出口38と粒子雲は
図5、図6に示すように下方、あるいは必要に応じて上
方に偏向させることが可能である。この選択は通常、粒
子雲の粒子サイズおよび粒度分布、また基材上への大き
な粒子の塗布に重力が加担することが望ましいか、否か
によって決まる。
【0063】図5、図6に示した実施例では、垂直に搬
送した基材を塗布するための実施例で示したようにパン
26と翼部材50の導電性に関して一般的に問題にされ
ない。全ての装置は塗布対象面の片側に設けられている
ので、装置から落下する粉体の塊は塗布表面に影響を与
えない。
【0064】図1から図6に示した実施例では、構造
上、種々の変数が存在する。パン26と噴霧部材28の
直径はいかなる寸法も可能である。噴霧装置10により
噴霧可能な粉体量は、パン26と噴霧部材28が大きく
なる程、ベンチュリ部32が大きくなる程、噴霧可能な
粉体への空気量が多くなる程、増大する。
【0065】噴霧部材28がブラシの時は、剛毛の長さ
が変数となる。しかし、遠心力により粉体が離れる速度
よりブラシ28が高速で回転すると、剛毛の長さは重大
ではなくなる。
【0066】しかし、ブラシとパンとの距離は重大であ
り、ブラシ28の機能および運転速度もそうである。あ
る実施例では、この距離は約0.005から約0.100
インチの範囲である。また、遠心力によって噴霧部材2
8から噴霧される粒子を投げ出すに充分な運転速度は、
ベンチュリ部の空気に充分な乱流を起こすに充分で、粉
体を空気内に噴霧するための速度でなければならない。
従って、ブラシ28とパン26との距離は、ブラシ28
の速度が大きいなら大きくなり、逆に小さいなら小さく
なる。ある実施例では、ブラシ28は直径が2インチ以
上が望ましく、運転速度は約700から4000rpmで
ある。
【0067】ホッパの底部開口24やベンチュリ部の導
入口34からの垂直距離も変えることができる。この距
離は、粉体がベンチュリ部へ落下して、効果的に供給で
きる距離なら特に限定されない。ある実施例では、この
距離は1インチから6フィート以上の範囲である。
【0068】ベンチュリ導入口34とベンチュリ排出口
38間の半径方向位置も変えることができる。ある実施
例では、この距離は約180゜から約45゜であった。
図5、図6に示した実施例では、米国特許USP. 5,314,0
90の供給装置と本発明の噴霧装置10を組み合わせてあ
り、弾性変形可能部材66と噴霧部材28間の直径の比
は特に限定されないが、ほとんどの実施例では、その比
は1以上であり、同様にその速度比はできるだけ高速に
保つのが良い。部材66と部材28の軸間の距離は通
常、片方の直径を上回るが、数インチから6フィート以
上の数値が可能である。
【0069】本発明の全ての実施例では、ベンチュリ部
32から出てくる粉体は翼部材50の輪郭に追従し、そ
れにより目標に向けられる。ベンチュリ部32を出る時
に粉体がそれぞれ同じ電荷を持つように帯電するように
ブラシの剛毛が非導電性であるなら、ベンチュリ部を通
過する粉体は塊を破砕され、噴霧され、摩擦電気で帯電
される。このようにして、ベンチュリ部32から出てく
る粉体は、粒子が噴霧される空気の乱流と、同じに帯電
させた粒子の反発力によって、基材の長手方向にも横方
向にも均一に分散させられる。
【0070】粒子雲は、翼部材50に向かう粒子雲の速
度により翼部材50の曲面を追う。ある実施例では、粉
体噴霧装置が基材から約4から6インチ離れた位置にあ
り、粒子雲が基材の約2から6インチ幅のパターン上
に、基材の長手方向および横方向の両方に比較的均一に
直接向けることができることが観察された。そのパター
ンの周囲余白部の外側位置では、粒子雲の粒子濃度の均
一性が劇的に低下する。図1、図2に示した実施例の上
記パターンは、目標上で噴霧された粒子を分散するた
め、粒子雲の流れとともに重力が作用する噴霧装置の下
方の目標に粒子雲が向けられており、上記の2から6イ
ンチのパターンは約4から10インチのパターンに拡大
することができる。同様に、粒子雲にかかる重力が図
3、図4に示した実施例でのようにベンチュリ部32か
ら出る粒子雲の動きに反する時、上記2から6インチの
パターンは約1から3インチのパターンに減少すること
になる。
【0071】とにかく、この現象のため、本発明の噴霧
装置から4乃至6インチ以上の距離にある垂直に置かれ
た基材への均一な塗布に問題が生じる。例えば、水平に
移動している高さ12インチの垂直配置の基材を、その
下部境界に隣接して設けた本発明の噴霧装置を利用して
均一に塗布すると、基板の下部4から6インチだけを均
一に塗布することになり、基板の上部6インチの粉体塗
布は下部6インチへの塗布に比べてかなり少なくなる。
【0072】図7には、約2から4インチより大きい横
方向寸法の垂直に置かれて水平に搬送された基材を塗布
するために、粉体供給装置と粉体噴霧装置の組合せが示
されている。図7に示したように、上記の粉体供給装置
の構造を全て有する供給装置60が基材84より高く設
けられている。その供給装置60より下に位置している
のは本発明の噴霧装置10である。噴霧装置10は基材
84に対して離し、図示のように垂直および水平方向に
角度をつけて設けた噴霧部材28を有する。粉体シュー
ト86が底部開口82からベンチュリ導入口34に向け
て伸び、その導入口を介して粉体は粉体供給装置60か
ら、噴霧部材28を囲むパン26によって形成したベン
チュリ部32に落下する。翼部材50はベンチュリ排出
口38から基材84に向けて伸びる。翼部材50とパン
26と噴霧部材28は、ベンチュリ排出口38と基材8
4の間の距離を、ある実施例では、噴霧装置10の全軸
長を越えて約4から約6インチの間にして各々が基材8
4から同じように離されている。
【0073】粉体供給装置60と噴霧装置10の軸距離
は特に限定されないので、図7に示した実施例は垂直に
設置されて水平に搬送されたシート材、あるいは水平に
移動する垂直に伸びたコンベアから吊り下げられる、い
かなる横寸法あるいは高さ寸法の部品列を塗布するため
にも利用できる。
【0074】図7に示した実施例では、垂直に設けた基
材を塗布するための実施例で示したようにパン26と翼
部材50の導電性に関して一般的に問題にされない。全
ての装置は塗布対象面の片側に設けられているので、装
置から落下する粉体の塊は塗布表面に影響を与えない。
【0075】図8および図9には、上記した種類の垂直
に置かれて水平に搬送された基材を塗布するために、粉
体供給装置と粉体噴霧装置と粉体塊の破砕装置との組合
せの別の例が示されている。この例では、供給装置60
は噴霧装置10の上に位置させた状態を示しており、粉
体シュート86は供給装置60の排出口82とベンチュ
リ部32の導入口34間に伸び、噴霧装置10は螺旋形
状の翼部材50を装備している。翼部材は断面円筒形状
の噴霧部材28からの粒子雲を離すための螺旋形状の先
端部88を有し、また、噴霧部材の全長に渡る螺旋形状
の遠端90を有する。この遠端は塗布対象の基材から約
4インチから約6インチの位置にある。この実施例は、
螺旋形状の翼部材50の垂直高さのプラス、マイナス約
1インチから6インチより少ない横寸法あるいは垂直高
さを有する基材に対してのみ有用である。
【0076】ある実施例では、供給装置60は基材8
4、あるいは基材の片側を覆うことができるが、噴霧装
置10は常に基材84の下端92に隣接して設けられね
ばならず、また螺旋形状翼部材50は図示のように基材
84の全垂直寸法を覆うように延伸されねばならない。
【0077】図9は図8に示した噴霧装置10のパン2
6、ブラシ部材28、螺旋形状翼部材50の概略図であ
り、翼部材50の形状、ベンチュリ排出口38や導入口
34との関係が良く見えるようにしたものである。
【0078】粉体シュート86が、間隔をとり、ほぼ平
行で垂直の壁を有する区分けされたシュートとして図7
に示されている。図8では、シュート86は仕切りや両
端の間の壁を持たない区分けされてないシュートとして
示されている。これらのシートは基材の寸法や噴霧する
粉体の特性に応じて交換可能である。
【0079】図8、図9に示した実施例では、垂直に設
けた基材を塗布するための実施例で示したようにパン2
6と翼部材50の導電性に関して一般的に問題にされな
い。全ての装置は塗布対象面の片側に設けられているの
で、装置から落下する粉体の塊は塗布表面に影響を与え
ない。
【0080】運転に際しては、図1から図4に示した実
施例では、ホッパ20内の粉体は底部開口24を介して
ベンチュリ部32の導入口34に供給される。ベンチュ
リ部32への粉体の流れは、底部開口24の開口サイズ
を適宜選択したり、振動装置22の操作を調整すること
により制御できる。粉体がベンチュリ部32に入ると、
噴霧部材28は高速の乱流キャリヤ・ガスをベンチュリ
部を介して導入する。噴霧部材28は遠心力により粉体
を投げ出すに必要な速度を越えて回転させられており、
この噴霧部材28に接触してくる粉体全てを噴霧する。
粉体粒子物質および噴霧部材28の剛毛80の固さに応
じ、ブラシの速度を必要により変更することによって粒
子サイズは噴霧器10内で下げることもできる。キャリ
ヤ・ガス内に粉体雲の形で分散した粉体はベンチュリ排
出口38から出される。この粉体雲はキャリヤ・ガスの
単位容量に対する粉体量がほぼ均一であるが、粒子サイ
ズ分布や気体の流れの方向および、それの横方向におけ
る粒子分布でも均一である。さらに、粒子サイズ分布
は、ベンチュリ部内のキャリヤ・ガスの乱流が粉体の塊
を粉砕するのに充分なので、粉体雲全体を通じてほぼ均
一である。とにかく、噴霧部材の速度を適宜選択するこ
とにより、比較的均一のサイズの粉体が、粒子密度およ
び粒度分布でも比較的均一となる。
【0081】噴霧部材28あるいは重力により本発明の
噴霧装置10を採用して、粉体に対して極めて僅かの機
械的作用が行われる。粉体供給装置60が本発明の噴霧
装置10と共に利用されると、粉体の正確な量が測定さ
れて噴霧装置10に送ることができる。従来の手段によ
りホッパ62から供給装置への粉体の流れを制御するこ
と、および、弾性変形可能部材66の運転速度を制御す
ることにより、正確な計量をした粉体を噴霧装置10へ
供給することができる。振動および重力が粉体をホッパ
62から弾性変形可能部材66へ移動し、部材66は極
めてわずかの機械作用を粉体に加えて排出口82へ運
ぶ。弾性変形可能部材がブラシである実施例では、粉体
は剛毛80内に供給され、ブラシが回転して排出口82
から重力により粉体を放出する。それゆえ、振動率(振
動装置22が使われる場合)、あるサイズの排出口24
を有するハウジング、ブラシ66および回転速度を選択
することにより、正確な分量の粉体を本発明の噴霧装置
10に送ることが可能である。
【0082】ブラシ部材66が回転すると、ブラシ部材
はホッパ62内の粉体に曝され、剛毛の間に粉体が満た
され、排出口82の上に回転する。そして、排出口82
を介して、ブラシ部材66は保持していた粉体を放出す
る。粉体が供給装置18あるいは60から噴霧装置10
内に放出されると、粉体はベンチュリ導入口34により
ベンチュリ部32に入り、噴霧部材28によりベンチュ
リ部を通って吸い込まれた高速で移動するキャリヤ・ガ
スと結合する。噴霧部材28は粉体全てを遠心力により
キャリヤ・ガス内に投げ入れ、そのキャリヤ・ガスをベ
ンチュリ部32を介してベンチュリ排出口38に向けて
乱流で移動する。粉体がベンチュリ排出口38を離れる
と、均一な粒子雲が翼部材50によって噴霧部材28か
らはがされるまで噴霧部材28の曲面に追従し、塗布装
置48の入口46へ向けて従来の気体流原理により翼部
材50によって案内される。図1、図2に示したよう
に、ベンチュリ排出口38からの粉体雲は、基材の上面
側を塗布するために本発明の噴霧装置10により下方に
向けることが可能である。図3、図4に示したように、
噴霧装置10は、基材の裏面を塗布するようにベンチュ
リ排出口38からの粒子雲を上方へ向けることができ
る。基材は、図1から図4、図5、図6および図7から
図8にそれぞれ示すように、水平あるいは垂直に向けて
いても、両側を塗布可能である。
【0083】全ての実施例における本発明による噴霧装
置10の粉体加工量は、粉体供給装置20または60に
よりベンチュリ部32に供給される粉体量により制御さ
れる。本発明の噴霧装置10により生成される粉体雲の
粒子密度は、噴霧装置10へ供給される粉体の量とベン
チュリ部を通じて引き込まれたキャリヤ・ガスの量との
関数である。ほとんどの実施例では、ベンチュリ部を通
じて引き込まれたキャリヤ・ガスの量は、パン26と噴
霧部材28との距離、および噴霧部材28の回転速度と
によって制御される。距離が小さくなる程キャリヤ・ガ
スの量も減り、大きくなる程ガスの量が増える。同様
に、粉体供給装置によりベンチュリ部32へ供給された
粉体量は主に、ホッパ20の場合には、底部開口24の
サイズとそれを通る粉体の流れとの関数であり、また、
供給装置60の場合には、弾性変形可能部材66の回転
速度と容量の関数である。
【0084】
【発明の効果】本発明の噴霧装置は粒状物質の比較的均
一な粒子雲を作りだし、その粒子雲を必要により上方あ
るいは下方にある静電塗布装置へ向ける。本発明によれ
ば、粉体噴霧装置と、粉体噴霧装置と粉体供給装置の組
合せ、粉体噴霧装置と粉体供給装置と粉体破塊装置との
組合せが全ての粉体塗布作業に対して提供される。
【0085】本発明の粉体噴霧装置は、幅の広いウェブ
の長手方向および横方向の断面において比較的均一のサ
イズの粒状物質雲を作ることができ、粒子サイズおよび
粒子サイズ分布の両方とも高度に均一とすることが可能
であり、特に、幅の広いウェブの塗布作業に有用であ
る。米国特許、USP.5,314,090に示されたような粒体供
給装置を利用することにより、本発明の粉体噴霧装置
と、粉体噴霧装置と粉体供給装置の組合せ、粉体噴霧装
置と粉体供給装置と粉体破塊装置との組合せにより、極
めて正確な計量をした粒状物質を噴霧することができ、
水平方向、垂直方向、あるいはその中間角度に配置され
た、いかなる横方向寸法の基材上へも供給することがで
きる。
【0086】本発明による粉体噴霧装置と、粉体噴霧装
置と粉体供給装置の組合せ、粉体噴霧装置と粉体供給装
置と粉体破塊装置との組合せは、水平に配置したウェブ
の上面および底面の両方、また垂直に配置した両側面に
塗布するため利用可能である。本発明の粉体噴霧装置
と、粉体噴霧装置と粉体供給装置の組合せ、粉体噴霧装
置と粉体供給装置と粉体破塊装置との組合せは、納得の
いく設置コストおよび維持コストで粉体を塗布装置に供
給するため使用可能である。最後に、本発明の粉体噴霧
装置と、粉体噴霧装置と粉体供給装置の組合せ、粉体噴
霧装置と粉体供給装置と粉体破塊装置との組合せは、上
記望ましい特徴を全て有する形態で提供することが可能
である。
【0087】上記した実施例は本発明を説明するために
示したもので、本発明はこの記述の実施例に限定するも
のではなく、添付図面および請求の範囲の精神から逸脱
することがないかぎり、多様に改良や変更ができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】幅広のウェブの上面の粉体塗布プロセスにおけ
る従来のホッパの下に取り付けた、本発明の粉体噴霧装
置の一端部を取り除いて示した概略斜視図。
【図2】図1の線2−2に沿って示した図1の粉体噴霧
装置の断面図。
【図3】幅広のウェブの底面の粉体塗布プロセスにおけ
る従来のホッパの下に取り付けた図1に示した粉体噴霧
装置を示す概略斜視図。
【図4】図3の線4−4に沿って示した図3の粉体噴霧
装置の断面図。
【図5】幅広のウェブあるいは基材が垂直に移動させら
れた幅広ウェブの左側の粉体塗布プロセスにおける米国
特許USP. 5,314,090に記載されたような粉体供給装置の
下に取り付けた、図1および図3と同様な本発明の粉体
噴霧装置の概略斜視図。
【図6】図5と同様なウェブの右側を塗布するための図
1、図3、図5と同様な装置を示す概略斜視図。
【図7】基材に対して角度をつけて粉体噴霧装置を設
け、粉体シュートは区分けされ、翼部材はほぼ円筒形で
あり、ほぼ垂直およびほぼ水平に搬送される基材を塗布
するための図5に示した装置と同様な本発明による粉体
供給噴霧装置の側面図。
【図8】図5から図7に示した粉体供給噴霧装置の別の
形態を示し、粉体噴霧装置はほぼ水平に、基材はほぼ垂
直に配置し、かつ水平に搬送され、翼部材は噴霧装置か
ら螺旋状に上方へ延伸する、図7と同様な装置の側面
図。
【図9】図8に示した装置から取り外した噴霧ブラシと
翼部材を示す概略斜視図。
【図10】見やすいように一端を取り除いた粉体塗布プ
ロセスの上面に設けた本発明の噴霧装置の別の実施例を
示す、図2と同様の概略断面図。
【符号の説明】
10 粉体噴霧装置 12 幅広ウェブ塗布装置 14 幅広ウェブ基材 18 粉体供給装置 20 ホッパ 22 振動装置 24 底部開口 26 パン 28 噴霧部材 32 ベンチュリ部 34 導入口 38 排出口 40 モータ軸 42 トランスミッション 44 モータ 48 塗布装置 50 翼部材 62 ホッパ 66 弾性変形可能部材 80 剛毛
フロントページの続き (72)発明者 エドゥアルド・シー・エスカロン アメリカ合衆国、46036・インディアナ州、 エルウッド、ウエスト・900・ノース、 7565

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンと、 円筒状部材であり、該円筒状部材は軸を中心に回転可能
    に軸支され、上記パンは円筒状で該円筒状部材と同軸に
    設けられ、該円筒状部材は該パンに部分的に囲まれてお
    り、該円筒状部材と該パンは粉体が供給される円筒状ベ
    ンチュリ部をその間に形成し、該ベンチュリ部は導入口
    と排出口を半径方向に間隔を設けて有する円筒状部材
    と、 遠心力で上記円筒状部材から粉体を投げ出すのに必要な
    速度を越えて、上記円筒状部材を上記パン内で回転させ
    るための手段と、 上記円筒状部材は上記ベンチュリ部を通って気体を導入
    し、上記ベンチュリ部の上記導入口に供給された粉体を
    噴霧し、均一な粒子雲を作り、 上記パンの電荷および上記ベンチュリ部の上記排出口の
    粉体の集塊の電荷を最小にする手段とを有することを特
    徴とする粉体噴霧装置。
  2. 【請求項2】 パンと、 円筒状部材であり、該円筒状部材は軸を中心に回転可能
    に軸支され、上記パンは円筒状で該円筒状部材と同軸に
    設けられ、該円筒状部材は該パンに部分的に囲まれてお
    り、該円筒状部材と該パンは粉体が供給される円筒状ベ
    ンチュリ部をその間に形成し、該ベンチュリ部は導入口
    と排出口を半径方向に間隔を設けて有する円筒状部材
    と、 遠心力で上記円筒状部材から粉体を投げ出すのに必要な
    速度を越えて、上記円筒状部材を上記パン内で回転させ
    るための手段と、 上記円筒状部材は上記ベンチュリ部を通って気体を導入
    し、上記ベンチュリ部の上記導入口に供給された粉体を
    噴霧し、均一な粒子雲を作り、 上記排出口に隣接した上記パンは非導電性材料で作られ
    ていることを特徴とする粉体噴霧装置。
  3. 【請求項3】 上記非導電性材料は、約1010から約1
    16オームcmの導電率を有することを特徴とする、請
    求項2に記載の粉体噴霧装置。
  4. 【請求項4】 上記非道電性材料は、構造重合体物質か
    ら成る材料のグループから選択することを特徴とする、
    請求項2に記載の粉体噴霧装置。
  5. 【請求項5】 上記非導電性材料は、ポリカーボネー
    ト、アクリル、アセタール、ポリエチレンから成る材料
    のグループから選択することを特徴とする、請求項2に
    記載の粉体噴霧装置。
  6. 【請求項6】 上記排出口に隣接した上記パンは向きを
    決められており、それにより上記円筒状部材に隣接した
    端部を形成し、該パンは該端部に従属する表面を有する
    ことを特徴とする、請求項2に記載の粉体噴霧装置。
  7. 【請求項7】 上記端部に従属する表面はほぼ直立して
    いることを特徴とする、請求項6に記載の粉体噴霧装
    置。
  8. 【請求項8】 上記パンは、上記排出口から少なくとも
    上記ベンチュリ部の最低位置まで非導電性材料で作られ
    ていることを特徴とする、請求項2に記載の粉体噴霧装
    置。
  9. 【請求項9】 上記円筒状部材から約0.001インチ
    から0.020インチ離れた翼部材を更に有し、該翼部
    材は上記円筒状部材から上方に延伸する表面を有し、該
    表面は空気力学的に平滑であり、水平に対して一定の角
    度を有し、該翼部材は上記円筒状部材から離れた端面を
    有し、該端面は沈着角度より大きな水平面に対して一定
    の角度を有し、該翼部材は沈着角度より大きな水平に対
    して一定の角度を有する背面を持っていることを特徴と
    する、請求項1あるいは2に記載の粉体噴霧装置。
  10. 【請求項10】 上記翼部材の非導電性材料は約1010
    から約1016オームcmの導電率を有することを特徴と
    する、請求項9に記載の粉体噴霧装置。
  11. 【請求項11】 上記空気力学的平滑面と上記背面の角
    度は90゜未満であり、該空気力学的平滑面は上記円筒
    状部材から上記粉体雲が離れるような形状と間隔を取
    り、さらに、上記翼部材から約1インチから約6インチ
    離れた目標を有し、上記空気力学的平滑面は上記粉体雲
    を該目標に向けることを特徴とする、請求項9に記載の
    粉体噴霧装置。
  12. 【請求項12】 上記空気力学的平滑面の上記角度は9
    0゜未満であることを特徴とする、請求項9に記載の粉
    体噴霧装置。
  13. 【請求項13】 上記円筒状部材から離れた上記表面の
    角度は約90゜であることを特徴とする、請求項9に記
    載の粉体噴霧装置。
  14. 【請求項14】 上記背面の上記角度は、その上のいか
    なる粉体の蓄積も上記翼部材から上記円筒状部材に向け
    て落とし、それによってリサイクルを行うことを特徴と
    する、請求項9に記載の粉体噴霧装置。
  15. 【請求項15】 上記背面の上記角度は約45゜から約
    70゜であることを特徴とする、請求項9に記載の粉体
    噴霧装置。
  16. 【請求項16】 上記空気力学的平滑面の上記角度は約
    45゜から約70゜であることを特徴とする、請求項9
    に記載の粉体噴霧装置。
  17. 【請求項17】 上記翼部材は上記円筒状部材に隣接し
    た円筒形状の表面を有し、該表面は最小にされているこ
    とを特徴とする、請求項9に記載の粉体噴霧装置。
  18. 【請求項18】 パンと、 円筒状部材であり、該円筒状部材は軸を中心に回転可能
    に軸支され、上記パンは円筒状で該円筒状部材と同軸に
    設けられ、該円筒状部材は該パンに部分的に囲まれてお
    り、該円筒状部材と該パンは粉体が供給される円筒状ベ
    ンチュリ部をその間に形成し、該ベンチュリ部は導入口
    と排出口を半径方向に間隔を設けて有する円筒状部材
    と、 遠心力で上記円筒状部材から粉体を投げ出すのに必要な
    速度を越えて、上記円筒状部材を上記パン内で回転させ
    るための手段と、 上記円筒状部材は上記ベンチュリ部を通って気体を導入
    し、上記ベンチュリ部の上記導入口に供給された粉体を
    噴霧し、均一な粒子雲を作り、 上記円筒状部材は、粒子対粒子および粒子対円筒状部材
    との衝突を最大にするように選択され、よって上記ベン
    チュリ部に供給される粉体の粒子サイズを破塊して低下
    させることを特徴とする粉体噴霧装置。
  19. 【請求項19】 上記円筒状部材は剛毛を有するブラシ
    であり、該剛毛は上記ベンチュリ部に供給される粉体の
    物理特性と共に、該粉体の粒子サイズを破塊しかつ低下
    させるように、横方向の寸法および長さおよび物理特性
    を選択したものであることを特徴とする、請求項18に
    記載の粉体噴霧装置。
  20. 【請求項20】 上記ブラシの剛毛は弾力性があり、該
    剛毛と上記粒子間の衝突の際には該剛毛は弾力的に曲が
    り、よって該粉体の粒子サイズを破塊しかつ低下させる
    ことを特徴とする、請求項19に記載の粉体噴霧装置。
  21. 【請求項21】 上記剛毛は、長さ対直径の比が約10
    対1から約5000対1を有する、実質的に円筒形であ
    ることを特徴とする、請求項19に記載の粉体噴霧装
    置。
  22. 【請求項22】 上記剛毛は、断面形状が平行四辺形を
    有し、該剛毛は長手方向長さ対横手方向長さの比が約2
    00対1から約800対1を有することを特徴とする、
    請求項19に記載の粉体噴霧装置。
  23. 【請求項23】 上記剛毛は、回転方向が横方向に比べ
    て厚い断面形状平行四辺形を有し、該剛毛は横方向より
    も回転方向においてより剛性が高く、柔軟性が低いこと
    を特徴とする、請求項19に記載の粉体噴霧装置。
  24. 【請求項24】 上記剛毛は約1/2インチから約5イ
    ンチの長さを有することを特徴とする、請求項19に記
    載の粉体噴霧装置。
  25. 【請求項25】 上記パンおよび円筒状部材の両方は、
    長さ対直径の比1を越えたものを有することを特徴とす
    る、請求項18に記載の粉体噴霧装置。
  26. 【請求項26】 さらに、上記円筒状部材から約0.0
    01から約0.20インチ離された翼部材を有し、該翼
    部材から約1から約6インチ離され、上記粉体雲が向け
    られる目標を有することを特徴とする、請求項18に記
    載の粉体噴霧装置。
  27. 【請求項27】 上記目標は細長く、上記円筒状部材お
    よびパンは上記目標に対して角度をつけて設けられるこ
    とを特徴とする、請求項11又は26に記載の粉体噴霧
    装置。
  28. 【請求項28】 上記目標は細長く、上記円筒状部材と
    パンは該細長い目標に平行で、上記翼部材は該目標の横
    方向の全幅に広がるように螺旋形状をした端部を有する
    ことを特徴とする、請求項11または26に記載の粉体
    噴霧装置。
  29. 【請求項29】 上記目標は細長く、上記円筒状部材と
    パンと翼部材は該目標の横方向に広がることを特徴とす
    る、請求項11又は26に記載の粉体噴霧装置。
  30. 【請求項30】 上記翼部材は断面形状が円筒形である
    ことを特徴とする、請求項9又は26に記載の粉体噴霧
    装置。
  31. 【請求項31】 上記翼部材はその上に空気力学的表面
    を有し、該表面は平坦面であることを特徴とする、請求
    項9又は26に記載の粉体噴霧装置。
  32. 【請求項32】 上記目標は細長くされており、上記円
    筒状部材およびパンは上記目標の細長い形状に対して平
    行であり、上記翼部材は該目標の全横方向の幅に広がる
    ように螺旋形状の端部を有することを特徴とする、請求
    項11又は26に記載の粉体噴霧装置。
  33. 【請求項33】 上記剛毛は、自然繊維剛毛、合成ポリ
    マ剛毛、金属剛毛から成る剛毛群から選択することを特
    徴とする、請求項19に記載の粉体噴霧装置。
  34. 【請求項34】 上記剛毛の横方向寸法は、上記粒子物
    質のサイズの2倍から約50倍の範囲にあることを特徴
    とする、請求項19に記載の粉体噴霧装置。
  35. 【請求項35】 上記剛毛は約0.001インチから約
    0.062インチの範囲の横方向寸法を有することを特
    徴とする、請求項19に記載の粉体噴霧装置。
  36. 【請求項36】 上記剛毛は約10対1から約5000
    対1の長さ対横方向寸法の比を有することを特徴とす
    る、請求項19に記載の粉体噴霧装置。
  37. 【請求項37】 上記剛毛は約0.001インチから約
    0.062インチの範囲の回転方向の寸法を有すること
    を特徴とする、請求項19に記載の粉体噴霧装置。
  38. 【請求項38】 上記剛毛は約0.001インチから約
    0.062インチの範囲の回転方向に対する横方向寸法
    を有することを特徴とする、請求項19に記載の粉体噴
    霧装置。
  39. 【請求項39】 上記剛毛は約200対1から約800
    対1の長さ対横方向寸法の比を有することを特徴とす
    る、請求項19に記載の粉体噴霧装置。
  40. 【請求項40】 上記導入口は分岐していることを特徴
    とする、請求項1、2又は18のいずれかに記載の粉体
    噴霧装置。
  41. 【請求項41】 上記排出口は分岐していることを特徴
    とする、請求項1、2又は18のいずれかに記載の粉体
    噴霧装置。
  42. 【請求項42】 上記円筒状部材は約700から約40
    00rpmの速度で回転させることを特徴とする、請求項
    1、2又は18のいずれかに記載の粉体噴霧装置。
  43. 【請求項43】 上記ベンチュリ部は上記導入口と排出
    口の間の厚さが均一で、約0.001から約0.020イ
    ンチであることを特徴とする、請求項1、2又は18の
    いずれかに記載の粉体噴霧装置。
  44. 【請求項44】 上記円筒状部材は約2インチより大き
    い直径を有することを特徴とする、請求項1、2又は1
    8のいずれかに記載の粉体噴霧装置。
  45. 【請求項45】 上記粉体粒子サイズは約2ミクロンか
    ら約300ミクロンの範囲をとることを特徴とする、請
    求項1、2又は18のいずれかに記載の粉体噴霧装置。
  46. 【請求項46】 上記円筒状部材はブラシであることを
    特徴とする、請求項1、2又は18のいずれかに記載の
    粉体噴霧装置。
  47. 【請求項47】 上記ベンチュリ部へ供給される粉体
    は、ベンチュリ部にある粉体より大きいサイズを有する
    ことを特徴とする、請求項1、2又は18のいずれかに
    記載の粉体噴霧装置。
  48. 【請求項48】 上記粉体は、熱硬化性および熱可塑性
    有機ポリマ、有機物質、およびその組合せから成る粉体
    群から選択することを特徴とする、請求項1、2又は1
    8のいずれかに記載の粉体噴霧装置。
  49. 【請求項49】 上記粉体雲は、ゆっくり移動するキャ
    リヤ・ガスの流れに均一に分散させた粉体粒子の比較的
    均一に摩擦電気を起こした粉体雲であることを特徴とす
    る、請求項1、2又は18のいずれかに記載の粉体噴霧
    装置。
  50. 【請求項50】 上記目標は約45゜から約240゜、
    上記導入口より半径方向に移動させたことを特徴とす
    る、請求項11又は26のいずれかに記載の粉体噴霧装
    置。
JP9200800A 1996-07-10 1997-07-10 粉体噴霧装置 Pending JPH10118535A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/680243 1996-07-10
US08/680,243 US5769276A (en) 1996-07-10 1996-07-10 Powder atomizer
US08/873,929 US6109481A (en) 1996-07-10 1997-06-12 Powder atomizer
US08/873929 1997-06-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10118535A true JPH10118535A (ja) 1998-05-12

Family

ID=27102417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9200800A Pending JPH10118535A (ja) 1996-07-10 1997-07-10 粉体噴霧装置

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP0818246B1 (ja)
JP (1) JPH10118535A (ja)
CN (1) CN1078824C (ja)
AT (1) ATE216921T1 (ja)
AU (1) AU738351B2 (ja)
CA (1) CA2210647A1 (ja)
DE (1) DE69712270T2 (ja)
DK (1) DK0818246T3 (ja)
RU (1) RU2183510C2 (ja)
SG (2) SG60083A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017027958A (ja) * 2016-10-25 2017-02-02 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 薄膜静電塗装装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5996855A (en) * 1998-02-27 1999-12-07 Material Sciences Corporation Cross-feed auger and method
US6569494B1 (en) * 2000-05-09 2003-05-27 3M Innovative Properties Company Method and apparatus for making particle-embedded webs
DE10317919B4 (de) * 2003-04-17 2005-12-01 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Vorrichtung und Verfahren zur Beschichtung eines Substrates mit einem flüssigen oder partikulären Beschichtungsmaterial
DE202019105107U1 (de) 2019-09-16 2020-12-22 Andreas Ritterbach Vorrichtung zum Beschichten von Bauteilen, wie beispielsweise Rahmenteile, Blechteile oder Profilteile
CN110624775A (zh) * 2019-10-20 2019-12-31 内蒙古君诚兴业管道有限责任公司 一种淋涂量可变的淋涂粉末均匀撒料轴
CN114180224B (zh) * 2021-12-15 2024-03-22 株洲时代电气绝缘有限责任公司 一种云母带生产线中防止云母带收卷后粘连的抹粉装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH180010A (fr) * 1935-02-02 1935-10-15 Seigne Georges Dispositif de pulvérisation d'une substance.
US3028256A (en) * 1958-12-31 1962-04-03 Massoud T Simnad Method for forming a coating of molybdenum carbide on a carbon body
US3133833A (en) * 1961-06-01 1964-05-19 Rca Corp Powder cloud generating apparatus
US3299853A (en) * 1964-01-16 1967-01-24 Amsted Ind Inc Apparatus for coating elongated objects
US3592394A (en) * 1969-06-24 1971-07-13 Alfred D Sinden Centrifugal belt thrower
US5314090A (en) * 1992-03-23 1994-05-24 Terronics Development Corporation Material feeder

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017027958A (ja) * 2016-10-25 2017-02-02 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 薄膜静電塗装装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0818246B1 (en) 2002-05-02
DE69712270D1 (de) 2002-06-06
DE69712270T2 (de) 2002-12-12
EP0818246A2 (en) 1998-01-14
DK0818246T3 (da) 2002-08-19
AU738351B2 (en) 2001-09-13
EP0818246A3 (en) 1998-04-29
ATE216921T1 (de) 2002-05-15
SG60083A1 (en) 1999-03-30
RU2183510C2 (ru) 2002-06-20
CA2210647A1 (en) 1998-01-10
SG90768A1 (en) 2002-08-20
CN1176852A (zh) 1998-03-25
CN1078824C (zh) 2002-02-06
MX9705060A (es) 1998-05-31
AU2848497A (en) 1998-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6109481A (en) Powder atomizer
EP0210194B1 (en) Electrostatic deposition of coating materials
JP3219229B2 (ja) 粉粒体の散布方法及び装置
US10843199B2 (en) Granules conditioner
US3327948A (en) Method of electrostatic coating including velocity reduction
EP2605861B1 (en) Fine particle applicator and related methods
US20030192813A1 (en) High-tension electrostatic classifier and separator, and associated method
EP0085149A1 (en) Process and apparatus for electrostatic application of liquids or powders on substances or objects
JPH10137605A (ja) 物質衝突を同期的に行なう方法及び装置
US5435945A (en) Method and apparatus for generating sulphur seed particles for sulphur granule production
JPH10118535A (ja) 粉体噴霧装置
US4112517A (en) Mixing apparatus
AU680404B2 (en) Improved method and apparatus for sowing seed
JPH11322081A (ja) 横送りオ―ガ―及び方法
CN102939166A (zh) 不同合成材料颗粒中分离特定合成材料颗粒的方法和设备
EP1480531B1 (en) Product coating method and apparatus
US3584334A (en) Apparatus for making spherical granules
US5551642A (en) Electrostatic dispersing apparatus
RU97111554A (ru) Порошковый распылитель
US6786436B1 (en) Method and installation for guiding material in a single essentially predetermined stream
GB2459088A (en) Coating dispersal apparatus
MXPA97005060A (en) Po atomizer
JP3487610B2 (ja) 微粒子の散布装置
JPS62269739A (ja) 粒子加工方法および装置
JP2010528283A (ja) 粒径測定装置の乾式粒子供給器